JPS5825257Y2 - 超音波加湿器用霧吹出しパイプ - Google Patents

超音波加湿器用霧吹出しパイプ

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Publication number
JPS5825257Y2
JPS5825257Y2 JP1979094081U JP9408179U JPS5825257Y2 JP S5825257 Y2 JPS5825257 Y2 JP S5825257Y2 JP 1979094081 U JP1979094081 U JP 1979094081U JP 9408179 U JP9408179 U JP 9408179U JP S5825257 Y2 JPS5825257 Y2 JP S5825257Y2
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JP
Japan
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mist
pipe
ultrasonic humidifier
outlet
blowing pipe
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979094081U
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English (en)
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JPS5612720U (ja
Inventor
輝明 柳井
Original Assignee
サンデン株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Air Humidification (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は超音波加湿器とともに用いられて該加湿器から
の霧を比較的広い範囲に均一に拡散させるための霧吹出
しパイプに関する。
一般に、野菜、果物等の青果物を保冷状態にて陳列する
ためのいわゆる青果物用冷蔵ショーケースにおいては、
ケース内を低温にする他、高湿度状態に維持することが
要求される。
すなわち、青果物は約95%程度の含水量を有しており
、販売の際これをそのままの状態で陳列しておくと、周
囲の相対湿度が低いので表面から水分が蒸発して鮮度が
徐々に落ちてしまい、特に冷蔵ショーケースは内部の相
対湿度が低く水分蒸発の度合が大きいので、これを防止
するためケース内を高湿度状態に維持しなければならな
い。
従来、青果物用冷蔵ショーケースにおいては、ケース内
の高湿度を維持するのに手動あるいは自動のスプレーガ
ンで水を噴霧する方法がとられていた。
しかし、このような方法では、水分の粒子が比較的大き
いため陳列されている青果物が濡れてしまい、客に不快
感を与えるという欠点がある。
これに対し、超音波加湿器により発生される霧化粒子は
非常に小さくて浮遊拡散し易く周囲を濡らすことが無い
ため、これを導入することも提案されているが、超音波
加湿器をそのまま使用することはショーケース内におけ
る設置個所や霧吹出し量調整等の面で制約を受けるので
好ましくない。
本考案は超音波加湿器に連結されて霧を比較的離れた位
置で均一に拡散させることができ、また霧の吹出し量も
簡単に調整できるような霧吹出しパイプを簡単な構造で
提供しようとするものである。
本考案による霧吹出しパイプは、一端が閉塞され他端が
超音波加湿器の霧化室に連結されるべき密着した二重管
であって、該二重管を貫通して設けられている複数の霧
吹出し口と、下側となるべき位置の少なくとも一個所に
該二重管を貫通して設けられているドレン口とを有し、
しかも該二重管の一方を他方に対してずらすことができ
るようにしたものである。
以下に本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例を超音波加湿器に連結した状
態を示し、霧吹出しパイプ1がフレキシブルパイプ2を
介して超音波加湿器3の霧化室に連結されている。
霧吹出しパイプ1は、図中破断部から理解できるように
、互いに回転可能な状態で密着し合う内パイプ11と外
パイプ12とによる二重管であり、内パイプ11の一端
側はフレキシブルパイプ2に連結固定され、他端側を塞
ぐためのキャップ13が外バイツブ12に固定されて、
キャップ13を回すと外パイプ12が回転するようにさ
れている。
更に、これら二重管の上下には、それぞれ長さ方向に間
隔をおいて複数個所にこの二重管を貫通している孔によ
る霧吹出し口14とドレン口15とが設けられている。
パイプの材質としては、塩ビ等の安価なもので良い。
このような構造により、超音波加湿器3で発生した霧は
非常に軽いので、フレキシブルパイプ2を通って霧吹出
しパイプ1に至り、その吹出し口14から吹出して広範
囲に均一に拡散する。
また、吹出し口14からの霧の吹出し量は、キャップ1
3によって外パイプ12を回転させることにより調整す
ることができ、以下にこのことを説明する。
第2図a、l)はそれぞれ、霧吹出しパイプ1を断面図
で示す。
第2図aは内パイプ11の吹出し孔14′と外パイプ1
2の吹出し孔14″とが一致して吹出し口14が全開の
状態にある。
第2図すは外パイプ12をわずかに回転させて内パイプ
11の吹出し孔14′から外パイプ12の吹出し孔14
″をずらすことにより、吹出し口14を狭くして霧吹出
し量を少なくした状態を示す。
加湿の必要が無い場合には、吹出し口14を全閉するよ
りむしろ超音波加湿器3を停止すれは゛良い。
なお、ドレン口15は霧の吹出口としても作用するが、
内パイプ11内で凝集した水分を排出する役目を果たす
したがって、ドレン口15を凝集水分排出のためだけに
利用するのであれば一個で十分であり、常に全開状態に
おくために、一方のパイプのドレン孔を他方のパイプの
ドレン孔より周方向に長くして形威するようにしても良
い。
以上のようにして、霧吹出し量を調整して湿度を調整す
ることができ、超音波加湿器本体において電圧調整等に
より霧化量を調整する方法に比してはるかに簡単で安価
である。
第3図は青果物用冷蔵ショーケースへの設置構造を断面
図で示す。
このショーケース20は、断熱体による外箱21内の前
面、底面、後面との間にスペースができるように内箱2
2を形成し、このスペースをケース内循環冷却用の通風
路として利用できるようにモータファン23及び冷却用
蒸発器24を配設している。
すなわち、商品陳列空間内の空気はモータファン23で
底部通風路内に吸込まれ、蒸発器24を通過して冷却さ
れた冷気が商品陳列空間に戻って、図中矢印で示すよう
な冷気循環によりケース内が十度前後の温度で冷却され
る。
また、商品陳列空間は、透明な板で被われて遠くからで
゛もケース内の商品が見えるようになっており、特に前
面側、後面側は引戸25.26の開閉により自由に商品
の出し入れかで゛きるようにされている。
さて、本考案による霧吹出しパイプ1は、外箱21の内
壁に取付けられる数個の支持金具により通風出口直下の
冷気通風路内にショーケースの長さ方向に延在するよう
設置されるが、フレキシブルパイプ2を外箱21を通し
てケース外に導出できるので、超音波加湿器3本体はあ
まり人目につかないショーケース背面側に設置すること
ができる。
これによって、超音波加湿器3からの霧をケース内に均
一に拡散させて高湿度にすることができ、超音波加湿器
をそのまま設置する場合に問題となる商品陳列空間にお
ける設置スペースや美観上の心配をせずに済む。
また、霧吹出しパイプ1のキャップ13側がショーケー
スの側板かられずかに突出するようにされ(図示省略)
、これによってショーケースの外部がらでもこのキャッ
プ13により霧吹出し口14の開度を調整して霧吹出し
量を調整することによりケース内の湿度調整ができるよ
うにされている。
なお、通常外箱21と内箱22とによる通風路の出口及
び入口部分は、ゴミ等が入らないように網板等で勿バー
されるので、霧吹出し口14の開度がどの程度か見えな
い場合もある。
第4図はキャップ13において霧吹出し口14の開度を
知ることができるようにするための一例を示す。
図において、内パイプ11の端面に対応するキャップ1
3の円弧状の孔13 aを形威し、内パイプ11の端面
には孔13aを嵌入するように突起11 aを設けてお
いて、霧吹出し口が全開状態の時突起11aが孔13a
の中央部にあり、全閉状態の時突起11 aに孔13
aの端部が当接するようにしている。
これによって、突起11 aの位置で霧吹出し口の大体
の開度を知ることができる。
以上のことから明らかなように、本考案による霧吹出し
パイプは構造が簡単で゛フレキシブルパイプにより超音
波加湿器本体から比較的離れた場所にも設置することが
でき、したがって、青果物用冷蔵ショーケースについて
言えば、現状のどのようなショーケースにもケース構造
を変更することなく任意の位置に容易に設置可能であり
、超音波加湿器による非常に小さな霧化粒子をケース内
に均一に拡散させることができる。
これによってショーケース内を高湿度状態に維持するこ
とができ、青果物の水分蒸発による目減りや、変質とい
った問題を解消できるうえに、陳列商品を濡らすことも
無くサービス上好ましい。
また、霧吹出し量の調節構造も、超音波加湿器本体にお
いて電気回路で調整する場合に比して簡単且つ安価であ
り、故障のおそれも無い。
更に、超音波加湿器本体は、あまり人目につかないショ
ーケース外部に設置できるので、美観を損なうこともな
く、水タンクのレベルチェックや水補給を容易に行なう
ことができる。
勿論、本考案は青果物用ショーケースに限定されるもの
ではなく、加温と加湿、あるいは加湿だけを要求される
ようなケースに適用しても同様な効果が期待できること
は言うまでもない。
また、霧吹出し口及びドレン口の位置や数、あるいは内
、外いずれのパイプを回転可能にするかは任意であるし
、場合によっては一方のパイプを軸方向にずらして霧吹
出し口の開度調整を行なうこともでき、材質等も特に限
定する必要はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を超音波加湿器と連結した状
態を一部破断斜視図で示し、第2図a、bはそれぞれ、
本考案の一実施例における霧吹出し口の開度の変化を示
した断面図、第3図は本考案を青果物用冷蔵ショーケー
スに適用した場合の構造断面図、第4図はキャップにお
いて霧吹出し口の開度を表示する構造の一例を示した図
。 図中、1は霧吹出しパイプ、2はフレキシブルパイプ、
3は超音波加湿器、11は内パイプ、11 aは突起、
12は外パイプ、13はキャップ、13aは孔、14は
霧吹出し口、15はドレン口、20は青果物用冷蔵ショ
ーケース、21は外箱、22は内箱、23はモータファ
ン、24は冷却用蒸発器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端が閉塞され他端が超音波加湿器の霧化室と連結され
    るべき密着した二重管であって、長さ方向に間隔をおい
    た複数個所に該二重管を貫通して設けられている霧吹出
    し口と、下側となるべき位置の少なくとも一個所に該二
    重管を貫通して設けられているドレン口とを有し、該二
    重管の一方を他方に対してずらすことができるようにし
    て前記霧吹出し口の開度を調整可能にしたことを特徴と
    する超音波加湿器用霧吹出しパイプ。
JP1979094081U 1979-07-10 1979-07-10 超音波加湿器用霧吹出しパイプ Expired JPS5825257Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979094081U JPS5825257Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 超音波加湿器用霧吹出しパイプ

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JP1979094081U JPS5825257Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 超音波加湿器用霧吹出しパイプ

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Publication Number Publication Date
JPS5612720U JPS5612720U (ja) 1981-02-03
JPS5825257Y2 true JPS5825257Y2 (ja) 1983-05-30

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JP1979094081U Expired JPS5825257Y2 (ja) 1979-07-10 1979-07-10 超音波加湿器用霧吹出しパイプ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5431269B2 (ja) * 1977-06-07 1979-10-05

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5179764U (ja) * 1974-12-19 1976-06-24
JPS5431269U (ja) * 1977-08-03 1979-03-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5431269B2 (ja) * 1977-06-07 1979-10-05

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JPS5612720U (ja) 1981-02-03

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