JPH0541340Y2 - - Google Patents

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JPH0541340Y2
JPH0541340Y2 JP1988119457U JP11945788U JPH0541340Y2 JP H0541340 Y2 JPH0541340 Y2 JP H0541340Y2 JP 1988119457 U JP1988119457 U JP 1988119457U JP 11945788 U JP11945788 U JP 11945788U JP H0541340 Y2 JPH0541340 Y2 JP H0541340Y2
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compartment
refrigerator
refrigerator compartment
duct
temperature
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、冷蔵室の温度を部分的に変化させ
ることを可能にした冷蔵庫に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図は従来の冷蔵庫を示す例えば三菱電機製
のMR−C36E形冷蔵庫の正面図であり、図にお
いて、1は冷蔵庫本体で中仕切壁2により冷凍室
3、冷蔵室4、魚肉等の生物の保存に適したチル
ド室5及び野菜室6に区画されている。
7は冷凍室背面に配置された冷却室で、冷却器
8とこの冷却器で冷却された冷気を循環させるフ
アン9を収納している。
10はこのフアンにより循環する冷気を送る冷
気ダクト。11はこの冷気ダクトを通して冷蔵庫
4に送る冷気を制御する冷蔵室用ダンパーサー
モ、12は冷気ダクト10を通してチルド室5及
び野菜室6に送る冷気を制御するチルド室用ダン
パーサーモ、13は冷蔵室用ダンパーサーモ11
とチルド室用ダンパーサーモ12を覆う化粧カバ
ーで、冷蔵室4背面に全高に渡つて配設され、内
部には冷蔵室用ダクト14とチルド用ダクト15
が併設されている。
16は冷蔵室4上部に設けられた低温ケース、
17a,17bは左右及び後部が内箱壁面に当接
した略板状の棚で冷蔵室4を上段冷蔵室4a、中
段冷蔵室4b及び下段冷蔵室4cに区画してお
り、各段毎に対応して冷蔵室ダクト14にそれぞ
れ吹出口14a,14b,14cが開口してい
る。
18は中段冷蔵室4bに配置されたサーミスタ
等の冷蔵室温度感知部、15aは前記チルド用ダ
クト15の下端部に形成された吹出口で、チルド
室5に開口している。19はチルド室5と野菜室
6とを区画する中仕切りで、この背面部には冷気
通気孔19aが形成されている。
20は冷蔵室4、チルド室5野菜室6を経て再
び冷却室7に冷気を戻す冷気吸込風路で、前記仕
切壁2内に設けられている。
次に動作について説明する。冷凍室3は冷却器
8で冷却された冷気フアン9にて直接冷凍室3に
吹き出し冷却する。
冷蔵室4はフアン9により冷気が強制的に冷気
ダクト10に送り込まれ冷蔵室温度感知部18に
より検知した冷蔵室温度の値により開閉する冷蔵
室ダンパーサーモ11で制御され、冷蔵室用ダク
ト14に流れ込み吹出口14a,14b,14c
から上段冷蔵室4a中段冷蔵室4b及び下段冷蔵
室4cにそれぞれ吹出される。
前述したように冷蔵室は略板状の棚17a,1
7bによつて上下に仕切られ、区画されているの
で、吹出された冷気は各段毎に棚17a,17b
上及び冷蔵室床面21上の食品を冷却し棚17
a,17bの前方で上昇し吸込風路20に吸込ま
れ冷却室7に戻る。
一方冷気ダクト10に送り込まれた冷気の一部
はチルド室温度感知により検知したチルド室温度
により開閉されるチルド室用ダンパーサーモ12
で制御されチルド用ダクト15に流し込み、吹出
口15aからチルド室5に吹出される。
また冷気の一部は中仕切り19背面部の通気孔
19aから野菜室6に吹出されて野菜室を冷却す
る。このようにして庫内の各室に冷気を強制循環
させて各室を適温に保つている。
〔考案が解決しようとする課題〕
近年冷蔵庫は、大形化多ドア化が進んでいる
が、特に食品の保存温度、食べ頃温度といつた温
度管理に対するニーズが家庭用冷蔵庫にも高まつ
てきている。しかし食品の最適保存温度、食べ頃
温度は食品ごとにまちまちであり、従来の冷蔵庫
では各温度の貯蔵室が限られた大きさしかないた
め、収納する食品の量によつては例えばチルド室
は食品でいつぱいで入りきらないが冷蔵庫は空い
ているといつた場合であり限られた庫内スペース
にいかに効率良く食品を収納するか特に比較的内
容積の大きい冷蔵室の各区画毎の温度をいかに設
定温度を変えるかという問題があつた。
この考案は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、冷蔵室内の設定温度を棚によ
り仕切られた各区画毎に食品に合つた保存温度に
切り換え可能にすることにより、食品の鮮度を長
持ちさせることができるとともに、限られた大き
さの冷蔵室内に効率良く食品を収納できる冷蔵庫
を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る冷蔵庫は冷蔵室を上下に棚で仕
切つて形成し複数の区画室毎に吹出口を設け、こ
の吹出口の少なくとも一つの吹出口のダクト内の
風路面積を調整するフラツプを設けるとともにこ
の区画室を従来の冷蔵室庫内温度を制御する温度
感知部を取り付けてある区画室より上部に設けた
ものである。
〔作用〕
この考案における冷蔵室は通常は冷蔵室温度感
知部で各区画室を同じ設定温度になるように温度
制御するが、吹出口部のダクト内の風路面積をフ
ラツプにより狭くして下に流れる冷気の一部を吹
出口から吹出させることにより、特定の区画室の
みを設定温度より低めに制御させ、その他の各区
画室は通常時と同じ温度で制御できる。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を第1図ないし第3図
により説明する。なお、符号1〜21までは従来
の実施例と同一、もしくは相当部分を示すので説
明を省略する。
14aは冷蔵室4を略板状棚17で区画形成し
た上段冷蔵室4aの背面壁に開口した吹出口、2
2はこの吹出口に近接する冷蔵室用ダクト14内
の風路面積を調整させるようにしたフラツプ、2
2aはこのフラツプを可動させるノブで、化粧カ
バー13の表面に回動自在に装着され、クランク
22bでフラツプ22に直結されている。
そしてフラツプ22は第3図に示すように通常
は冷蔵室用ダクト14壁面に平行に位置して風路
内の抵抗にならないようになつている。そしてノ
ブ22aを略90度回動させることにより前記吹出
口14aの下辺に沿つて平行状態となり冷蔵室用
ダクト14の開口面積を狭くして冷蔵室ダクトの
下方へ流れる冷気量を制限して前記上段冷蔵室4
aへの冷気吹出量を多くする。
次に動作について説明する。冷蔵室4はフアン
9の作用で、冷気が強制的に冷気ダクト10に送
り込まれ、区画室である中段冷蔵室4bの背面に
設置された冷蔵室温度感知部18により検知した
中段冷蔵室4bの温度の値により開閉する冷蔵室
用ダンパーサーモ11で冷気量を制御されて冷蔵
室用ダクト14に流し込み、吹出口14a,14
b,14cからそれぞれ区画室14a,14b,
14cに吹出される。
この時第2図に示すように、上段冷蔵室14a
のダクト吹出口14a部の吹出口下端の風路14
をフラツプ22により狭くすることにより、吹出
口14aに吹出す風量を多くし、上段冷蔵室4a
温度を下げる。
また、この時他の区画室14b,14cに吹出
される冷気は少なくなるが、中段冷蔵室14bの
背面に設置された温度感知部18により温度制御
されているため、冷蔵室用ダンパーサーモの開率
が長くなり温度は通常時と同じ温度となる。さら
に上段冷蔵室4aを他の区画室と同じ温度にて制
御する場合はフラツプ22を冷蔵室用ダクト14
内にてフラツプにより風量低下が起こらないよう
な位置にノブ22aにより回転移動させる。」 なお、上記実施例では冷蔵室用ダクト14の上
段の吹出口14aの風路をフラツプ22により風
路面積を可変させたものを示したが、冷蔵室温度
制御の温度感知部18を取り付けた区画室より上
部にある区画室であれば、吹出口にそれぞれ設け
ても上記と同様の効果を有する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば冷蔵室を上下
に棚で仕切つて形成された区画室、この区画室に
冷気を吹出すダクトに設けられた複数の吹出口、
この吹出口の少なくとも一つの風路面積をフラツ
プにより調整できるようにするとともに冷蔵室の
温度感知部の取り付けた区画室より上部に設ける
ようにしたから、通常は冷蔵室温度感知部で各区
画室を同じ設定温度になるように温度制御される
がフラツプを設けた区画室のみの温度を低くする
ことができ、他の区画室は従来通りの温度にて制
御され、簡単な構成で同じ室内で冷却効果の異な
る区画をつくることができ、食品により保存温度
を変えられるという実用的な効果を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による冷蔵庫の側
断面図、第2図は第1図の要部拡大図、第3図は
第2図の要部正面図、第4図は従来の冷蔵庫を示
す正面図、第5図は第4図の−線の断面図で
ある。 4は冷蔵室、4aは上段冷蔵室、4bは中段冷
蔵室、9はフアン、14は冷蔵室用ダクト、14
a,14b,14cは吹出口、17は棚、18は
庫内温度感知部、22はフラツプである。なお、
図中同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷却器により冷却された冷気をフアンによりダ
    クトを介して庫内へ供給、循環させるようにした
    冷蔵庫において、冷蔵室用ダンパーサーモにて制
    御される冷気を通す冷蔵室用ダクトを上下方向に
    設け、冷蔵室を上下に略板状の棚で複数個に仕切
    るとともに各区画室毎に前記冷蔵室用ダクトにそ
    れぞれ吹出口を開口させ、かつ前記冷蔵室用ダン
    パーサーモの開閉を制御する庫内温度感知部を装
    着した区画室より上部の区画室の吹出口下部に近
    接して前記冷蔵室用ダクト内の風路面積を庫内に
    て手動で調整可能なフラツプを設け、前記上部の
    区画室の吹出口の冷気吹出量を変化させるように
    したことを特徴とする冷蔵庫。
JP1988119457U 1988-09-12 1988-09-12 Expired - Lifetime JPH0541340Y2 (ja)

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JPH0241077U JPH0241077U (ja) 1990-03-20
JPH0541340Y2 true JPH0541340Y2 (ja) 1993-10-19

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ID=31364703

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6340543B2 (ja) * 2013-11-15 2018-06-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫
JP2021036189A (ja) * 2020-11-02 2021-03-04 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 冷蔵庫

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63131973A (ja) * 1986-11-20 1988-06-03 株式会社富士通ゼネラル 冷蔵庫の庫内温度制御装置

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JPH0718944Y2 (ja) * 1987-02-09 1995-05-01 三菱電機株式会社 冷蔵庫の通風装置

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