JPS5824749Y2 - 液面レベル測定装置 - Google Patents

液面レベル測定装置

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Publication number
JPS5824749Y2
JPS5824749Y2 JP9048878U JP9048878U JPS5824749Y2 JP S5824749 Y2 JPS5824749 Y2 JP S5824749Y2 JP 9048878 U JP9048878 U JP 9048878U JP 9048878 U JP9048878 U JP 9048878U JP S5824749 Y2 JPS5824749 Y2 JP S5824749Y2
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JP
Japan
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float
liquid level
measuring device
block
board
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Expired
Application number
JP9048878U
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English (en)
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JPS559404U (ja
Inventor
芳章 加藤
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP9048878U priority Critical patent/JPS5824749Y2/ja
Publication of JPS559404U publication Critical patent/JPS559404U/ja
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Publication of JPS5824749Y2 publication Critical patent/JPS5824749Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両の燃料タンク等の液面レベルを測定する装
置に関し、特に液面レベルに応じて上下に移動するフロ
ートを有するタイプの測定装置において、液面レベルの
変化に対するフロートの追従性を大巾に改善したもので
ある。
従来、この種の液面レベル測定装置においては、筒形壁
を有するハウジング内に抵抗体プリント板及びフロート
を固定し、フロートの外周面とハウジングの内周面とで
フロートの上下動を規正するようにしたもの(実開昭5
2−93548)や、フロート切抜部に抵抗体をプリン
トした基板を貫挿させ、フロートの他の部位に支持棒を
貫通させてフロートの上下動を規正するようにしたもの
(実開昭5l−99559)が提案されているが、前者
においてはフロートが傾斜した場合、筒形壁とフロート
との間には大きな摩擦抵抗が生じ、後者においてはプリ
ント基板がフロートの中心に対して片寄った位置にある
ため、該プリント基板と接触片との接触により生ずる摩
擦抵抗が他の接触部分の摩擦抵抗より大きくなり、フロ
ートが傾斜した状態では支柱部にこじれ等が生じ、何れ
の場合にも円滑なフロートの動きが保証され得ない欠点
があった。
上記の点に鑑み、本考案においては抵抗体をプリントし
た基板をフロート中央部を挿通して配置し、該基板の外
周面に案内されて上下するブロックを摩擦抵抗の小さい
材料で形成上でフロート中央部に一体的に固設し、この
ブロックに上記プリント基板に摺接する接触片を固定す
ることにより、構造簡単で追従性良好な液面レベル測定
装置を提供するものである。
以下、添付図面の実施例によって本考案を説明する。
第1図を参照して、1は燃料タンクT内部に設置された
測定ユニット、2,3は測定ユニット1の上部に設けら
れたプラス端子及びアース端子、4は測定ユニット1の
外筒であり、燃料タンク内に設置した際液面の波立ちを
防止するためのものであり、側面に複数個の小孔が開い
ている。
5は測定ユニット1の中央に設置された基板で、その横
断面形状は一対の平行した幅の広い直線部と一対の幅の
狭い半内部とからなる長円形をなし、夫々の直線部には
プリント抵抗体5aとアース用導体5bとが被着される
6は第2図乃至第4図に示すように中央部に、テフロン
等の摩擦抵抗の小さい絶縁材料からなり、その中心に基
板5を摺動自在で回転不能に緩嵌する案内孔7 a 、
7 a’を有するブロック7.7′をねじ8で一体的に
固定したフロートであり、ブロック7.7′と基板5と
の摺動部の各隅部は夫々丸く面取りされると同時に案内
孔7a、7a’はブロック7の上端付近及びブロック7
′の下端付近に設けて基板5に対してフロート6及びブ
ロック7.7′が傾いた場合にも摺動面にこじれが生じ
難い形状とすることが望ましい。
再び第1図を参照して、9はスポット溶接等で測定ユニ
ット1の上部に固定されたプレート、10は中央に基板
5の上端部に嵌合する透孔10 aを有する絶縁性のア
ッパサポートであり、ねじ11で基板5の上端部に固定
されると共にねし12.13でプレート8に固定される
16は中央に基板5の下端部に嵌合する透孔16 aを
有する絶縁性のアッパサポートであり、ねじ17で基板
5の下端部に固定されると共にねし18.19で測定ユ
ニット1のアンダカバー20に固定される。
次に主として第4図及び第5図を参照して、21は先端
部に2個のコンタクトポイント21a、21bを付設し
た舌片21 C,21dを一体的に形成したコの字状の
接触片であり、導電性の板ばね材で形成され、上部に基
板5が非接触状態で貫通する透孔21 eを有し、ブロ
ック7のスリブ)7b、7Cに挿入固定され、上記コン
タクトポイント21a、21bはフロート6の上下動に
際して基板5の抵抗体5a及び導体5b上を摺動する。
本考案は上記のような構成からなるもので、測定ユニッ
ト1を燃料タンクTの内部に設置すると、フロート6は
燃料りの液面レベルの変化に応じて上下動し、接触片2
1のコンタクトポインI・21 a 、21 bは基板
5の抵抗体5a、導体5b上を摺動するので、プラス端
子2とアース端子3の間には液面レベルに応じた抵抗変
化が出力され、これを電流又は電圧に変換してメータ等
により液面レベルが表示される。
ここで、車両が傾斜して基板5と液面との垂直度が失な
われた場合には、フロート6が基板5に対して傾斜しよ
うとするが、該フロート6は基板5の外周面及びブロッ
ク7.7′の上下案内孔7a、7a′の内壁面により移
動が規制されており、さらにブロック7.7′の案内孔
7a、7a’の内壁端面ばすべて丸く面取りされている
ので、基板5の外周面とブロック7.7′の内壁面との
摩擦は極めて小さく、両者の間にこじれを生ずるおそれ
はない。
また、車両の振動等で液面に波立ちが生じた場合にはフ
ロート6に回転しようとする力が作用して基板外周面の
半内部とブロック案内孔7a、7a′の半内部とが摺接
するが、接触面積が小さいので、この場合も大きな摩擦
抵抗は生じない。
第6図は上記実施例におけるフロートの構造をさらに簡
略化した本考案の他の実施例を示し、フロート26の中
央部にただ1個のブロック27をねじ28で固設し、基
板5との摺動面を案内孔27 aの内壁面だけとし、接
触片21の舌片21 C,21dを案内部材としても兼
用するようにしたもので、燃料タンクの傾斜、液面の波
立ちがあまり大きくない場合には前実施例と同様の効果
を得ることができる。
以上述べたように、本考案によれば、プリント抵抗体を
被着した基板をフロートの中央部を挿通して配置すると
共に、フロート中央部に摩擦抵抗の小さいブロックを内
蔵してその案内孔内壁面と基板外周面とでフロートの上
下方向ならびに回転方向の規制を行うようにしたので、
フロートがバランスよく上下動し、フロートと基板との
間にこじれを生ずることなく、フロートのスティックが
完全に防止される。
従って、フロートと基板との遊びは最小限でよく、コン
タクトポイントの接触圧を小さくしても基板上の抵抗体
及び導電部からコンタクトポイントが外れることがない
ので、フロート部と基板との摩擦抵抗を極めて小さくな
し得て液面レベルの変化に対する追随性を著しく向上さ
せることができる。
また、本考案はその構造が簡単で構成部品点数が少なく
、生産性良好で安価に供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案による液面レベル測定装置の縦断面図
、bは基板の背面図、Cは基板の上面図、第2図は第1
図aのII −II線に沿う横断面図、第3図及び第4
図は夫々第2図のIII−III線及びIVIV線に沿
う断面図、第5図は接触片の形状を示す斜視図、第6図
は本考案の他の実施例におけるフロート部の第4図と同
様な断面図である。 1・・・・・・測定ユニット、4・・・・・・外筒、5
・・・・・・基板、6゜26・・・・・・フロート、7
.7’、27・・・・・・ブロック、21・・・・・・
接触片、T・・・・・・燃料タンク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 表面に抵抗体が被着された基板と、該基板に沿って
    移動自在に装着されたフロートとを有し、フロートの上
    下運動により液体タンクの液面レベルを測定する装置に
    おいて、フロート中央部に上記基板の外周面に摺動自在
    で回転不能となるように摩擦抵抗の小さい材料で形成さ
    れたブロックを一体的に固設し、該ブロックに基部を固
    定した接触片の自由端部を上記抵抗体に摺接させたこと
    を特徴とする液面レベル測定装置。 2 基板の横断面形状が一対の平行した直線部と一対の
    半内部とからなる長円形をなし、ブロックには該基板の
    横断面形状より若干大きい相似形の案内孔が設けられた
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の液面レベル測定装
    置。 3 ブロックの案内孔がフロートの上下方向に間隔を置
    いて2ケ所に設けられた実用新案登録請求の範囲第2項
    記載の液面レベル測定装置。
JP9048878U 1978-07-03 1978-07-03 液面レベル測定装置 Expired JPS5824749Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9048878U JPS5824749Y2 (ja) 1978-07-03 1978-07-03 液面レベル測定装置

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JP9048878U JPS5824749Y2 (ja) 1978-07-03 1978-07-03 液面レベル測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS559404U JPS559404U (ja) 1980-01-22
JPS5824749Y2 true JPS5824749Y2 (ja) 1983-05-27

Family

ID=29018866

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JP9048878U Expired JPS5824749Y2 (ja) 1978-07-03 1978-07-03 液面レベル測定装置

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JPS559404U (ja) 1980-01-22

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