JPS5824618B2 - 内燃機関用気化器 - Google Patents

内燃機関用気化器

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JPS5824618B2
JPS5824618B2 JP12704177A JP12704177A JPS5824618B2 JP S5824618 B2 JPS5824618 B2 JP S5824618B2 JP 12704177 A JP12704177 A JP 12704177A JP 12704177 A JP12704177 A JP 12704177A JP S5824618 B2 JPS5824618 B2 JP S5824618B2
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JP
Japan
Prior art keywords
fuel
supply port
oil level
carburetor
passage
Prior art date
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Expired
Application number
JP12704177A
Other languages
English (en)
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JPS5460625A (en
Inventor
松永盛城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP12704177A priority Critical patent/JPS5824618B2/ja
Publication of JPS5460625A publication Critical patent/JPS5460625A/ja
Publication of JPS5824618B2 publication Critical patent/JPS5824618B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃機関用気化器に関し、さらに詳しくは自
動車の旋回時に生ずる燃料切れを防止する装置を備えた
気化器に関するものである。
自動車用内燃機関の気化器において、フロート室が気化
器の混合気通路に対し、車輌の左右方向に配置されたも
のでは、車輌の旋回時、遠心力によりフロート内の油面
が傾斜した時に、油面とメインノズル先端のヘッド差が
変わり、ベンチュリ負圧による燃料の吸出しが悪くなっ
て、旋回半径の小さい急旋回や高速旋回走行を継続する
ときなど、燃料切れが起り、極端な場合にはエンジンが
停止することもある。
このような車輌旋回時における燃料切れの防止を目的と
した先行技術としては、特公昭33−10504号公報
に記載のものが知られているが、この先行技術のものは
、補助燃料室を、新たに設けてフロート室に連通させ、
かつ、混合気通路を挾んでフロート室に対向するよう配
置することが必須の構成要件となっており、このため部
品点数の増加、構造の複雑化による実用性の乏しさに加
え、装置が大型化されることにより適用範囲が制限され
るなどの不都合を有する。
そこで本発明は、通常の気化器に一部の改良を施すのみ
の簡単な手段で装置が大型化することなく、車輌の旋回
時における燃料切れを確実に防止すると共に、上記非常
用燃料供給口を、口径の異るものに簡単に交換できるよ
うにして、排気量の異なる機関に共用でき、かつ、いろ
いろの状態の旋回走行をする車輌に対応できる気化器の
提供を目的とするものである。
この目的を達成するため、本発明は、フロート室の側壁
に上記遠心力の作用により油面が傾斜した時、その油面
下に没する位置に非常用燃料供給口を設け、その供給口
を、非常用燃料通路を介して混合気通路のメインノズル
より下流側に連通させると共に、非常用燃料供給口を着
脱して口径の異るものに交換できるようにしたことを特
徴とするものである。
なお、フロート室の側壁に燃料の流出口を設けた関連す
る先行技術として実公昭38−21808号公報に記載
のものがあるが、この流出口は、エンジンの振動により
油面が上昇する際のオーバーフローを防止するためのも
のであり、本発明における非常用燃料供給口とは、その
目的を異にしている。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体的に説明
する。
第1図において、1は気化器を示し、2はその混合気通
路で、上流側にはベンチュリ3を有し、そこにメインノ
ズル4が開口されている。
また混合気通路2の下流側は、スロットルバルブ5を介
して図示しない機関の吸入管に連通されている。
そして気化器1は、そのフロートチャンバ6が、混合気
通路2に対し、車輌の左右力向すなわち横方向に位置す
るよう配置されておりフロートチャンバ6内には、フロ
ート8が設けられ、これにより作動する弁装置により、
図示しない燃料タンクから通路15を介して該チャンバ
6内への燃料の流入が制御され、チャンバ6内の浴面は
、正常時りのレベルを保持するように調節されている。
そして本発明では、70−トチヤンバ6の側壁でメイン
ノズル4と反対側の側壁6′に、非常用燃料供給口9が
設けられる。
該供給口9は、正常時の油面しよりは高(、車輌が図面
において左方向に旋回して油面がL′のように傾斜した
時には、その油面の下になる位置に開口されているもの
で、この供給口9はフロートチャンバ6の側壁6′がら
底壁にかけて設けられている非常用燃料通路10を介し
て混合気通路2のメインノズル4の下流側に連通してい
る。
この燃料通路10の混合気通路2への連通の部分は、図
示のように、ノズル状にして該通路2の中に突出させ燃
料が混合気通路壁面に液滴状に付着して流れることなく
霧化されるように形成するのが好ましいが、混合気通路
2の壁面の開口に単に連通ずるようにしてもよい。
また、非常用燃料供給口9は、口径の異なるものに簡単
に交換できるように側壁6′にねじ込まれ、その外側に
位置して側壁6′に設けられた孔12を通して着脱され
るようになっており、孔12は、プラグ14により塞が
れている。
また、非常用燃料通路10には、その上部に補助空気導
入口13が設げられることがある。
前記非常用燃料供給口9は、第2図に示すように、これ
をプラグ14と一体的に構成してもよく、この場合、供
給口9は、その連結部14aに開通した通路9aを介し
て非常用燃料通路10と連通させるようにする。
また第3図に示すように、プラグ14に内方に向けて突
出片14aを延出し、その先端を、例えばマイナスドラ
イバー状に形成してこれを供給口90対向端面に形成し
た凹溝9bに係合するようにすれば、プラグ14と非常
用燃料供給口9とを同時に着脱することができる。
ところで車輌が直進走行する場合、油面ば正常のレベル
Lにあって、燃料は、油面りとメインノズル4の先端と
のヘッド差Hにより所定流量をもってメインノズル4か
ら混合気通路2内に供給される。
また、図において車輌が左方向に旋回し、油面がL′の
ように傾いた場合、油面とメインノズル4の先端とのヘ
ッド差は、汗と大きくなり、メインノズル4からの燃料
が切れることがある。
しかし本発明によれば旋回時に油面がL′に傾くと、非
常用燃料供給口9が、油面の下になり、フロートチャン
バ6内の燃料は、該供給口9から非常用燃料通路10を
通って混合気通路2のメインノズル4の下流側に供給さ
れるので、旋回時において、燃料切れが起ることがなく
、従って安定して旋回走行を持続することができる。
また、非常用燃料供給口9は、着脱可能に構成されてい
るので、例えば、排気量の異なる機関に気化器本体を共
用するような場合、上記供給口9を、プラグ14を外し
てそれぞれの機関に相応する量の非常用の燃料が供給さ
れる口径を有するものに交換すればよく、また車輌が、
急旋回を非常に多く多用するような使用状態の場合には
口径の太きいもの、旋回を余り多用しない使用状態の場
合には口径の小さいもの、に交換すれば、車輌の使用状
態に順応した最適な量の非常用燃料を供給することがで
きる。
以上述べるところから明らかなように、本発明によれば
、70−トチヤンバの側壁に、車輌の旋回時油面が傾斜
した時、その油面下になる位置に非常用燃料供給口を設
け、該供給口を、非常用燃料供給通路を介してメインノ
ズル下流側に連通ずると共に、上記非常用燃料供給口は
、着脱して口径の異るものに交換できるようにしたので
、・旋回時においても非常用燃料が混合気通路に供給さ
れるため燃料切れを起すようなことがな(、また、非常
用燃料供給口を適当の口径を有するものに交換して、気
化器を排気量の異る機関に共用することができ、また車
輌の使われ方に応じた最適な非常用燃料を供給できるこ
とから、燃料の浪費も少な(できる等の効果が得られる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による気化器の一実施例を示す断面図、
第2図および第3図は要部の他の実施例を示す断面図で
ある。 1・・・・・・気化器本体、2・・・・・・混合気通路
、4・・・・・・メインノズル、6・・・・・フロート
チャンバ、6′・・・・・・壁面、9・・・・・・非常
用燃料供給口、10・・・・・・非常用燃料通路、12
・・・・・・孔、14・・・・・・プラグ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フロートチャンバのメインノズルと反対側の壁面に
    、正常の燃料油面より高い位置で、車輌旋回時に油面が
    傾斜したときにはその油面の下になる位置に非常用燃料
    供給口を設け、該供給口を、非常用燃料供給通路を介し
    て、混合気通路のメインノズル下流側に連通ずると共に
    、上記非常用燃料供給口を着脱して口径の異るものに交
    換できるようにしたことを特徴とする内燃機関用気化器
JP12704177A 1977-10-21 1977-10-21 内燃機関用気化器 Expired JPS5824618B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12704177A JPS5824618B2 (ja) 1977-10-21 1977-10-21 内燃機関用気化器

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JP12704177A JPS5824618B2 (ja) 1977-10-21 1977-10-21 内燃機関用気化器

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Publication Number Publication Date
JPS5460625A JPS5460625A (en) 1979-05-16
JPS5824618B2 true JPS5824618B2 (ja) 1983-05-23

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ID=14950158

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JP12704177A Expired JPS5824618B2 (ja) 1977-10-21 1977-10-21 内燃機関用気化器

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