JPS5824457Y2 - 高誘電率基板 - Google Patents

高誘電率基板

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JPS5824457Y2
JPS5824457Y2 JP1195580U JP1195580U JPS5824457Y2 JP S5824457 Y2 JPS5824457 Y2 JP S5824457Y2 JP 1195580 U JP1195580 U JP 1195580U JP 1195580 U JP1195580 U JP 1195580U JP S5824457 Y2 JPS5824457 Y2 JP S5824457Y2
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JP
Japan
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dielectric constant
substrate
high dielectric
circuit
board
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JP1195580U
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JPS56114582U (ja
Inventor
寿夫 中村
Original Assignee
日立電子株式会社
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【考案の詳細な説明】 この考案は高周波回路の小形化に関するものである。
高周波回路の小形化を実現する方法として、高誘電率の
基板を使用して波長を短縮するマイクロス) IJツブ
回路方式が一般的であり、かつ板厚の薄い基板が使用さ
れる。
一方セラミック基板に代表される高誘電率基板において
は、物理的強度および回路の装置への取付方法に難点が
有った。
本考案はマイクロストリップ回路を構成した高誘電率基
板に対し、上下両面のアースパターンをスルーホールで
連結した補強基板をリフロー等の方式ではんだ付し、多
層化基板にすることを特徴とし、その目的は、回路の装
置への取付を容易にするとともに、回路の特性を変える
ことなく、回路の小形化を図るために使用した板厚の薄
い高誘電率基板の物理的強度に対する難点を解決するこ
とにある。
高周波回路の小形化を実現するのに高誘電率でかつ板厚
の薄い基板を使用したマイクロストリップ回路方式が通
例である一方、板厚の薄い高誘電率基板は物理的強度が
弱く、回路の装置への組込方法に特別の配慮を必要とす
る。
物理的強度を増す方法としては、基板板厚を増すことが
最重要であり、回路の装置への組込方法も考慮して、リ
フロ一時、熱膨張係数が問題とならない程度の補強基板
を半田付することにより高誘電率基板特有の難点を解決
する・ 第2図は本考案の実施例であって、1は高誘電率基板、
2は高誘電率基板の導電パターン、3は高誘電率基板の
アースパターン、4ははんだペースト、5は強度補強基
板、6は強度補強基板のアースパターン7は強度補強基
板のスルーホールである。
つぎにこの構造は、高誘電率基板1と、導電パターン2
およびアースパターン3で構成されるマイクロストリッ
プ回路と、強度補強基板5の両面のアースパターン6を
スルーホール7で連結した強度補強基板5をはんだペー
スト4で半田付した多層化基板である。
高周波回路の小形化を実現させるために、高誘電率でか
つ板厚の薄い基板を使用したマイクロストリップ回路方
式が使用されるが、板厚の薄い高誘電率基板は、物理的
強度に難点があり、回路を装置に組込む場合においても
、特別の配慮を必要とする。
一方マイクロストリップ回路は、基板の誘電率と、基板
の板厚、詳しくは、基板の上面の導電パターンと基板の
アースパターンの間隔で、回路特性および回路の物理的
大きさが決まる。
そこで前述した如く、マイクロストリップ回路形式をと
っている高誘電率基板と、上下両面のアースパターンを
スルーホールで連結した補強基板を、リフロー等の方式
ではんだ付することにより、回路特性を変えることなく
、等価的に高誘電率基板の板厚が増し、高誘電率基板1
枚時の物理的強度の難点を解消することが出来るととも
に、強度補強基板の材質がガラスエポキシ系の物理的強
度が強い場合には、回路の装置組込時にも、高誘電率基
板特有の取扱いが不要になる。
ここで用いられる補強基板は、高誘電率基板に対し、熱
膨張係数の全く等しい基板又は、取扱上問題にならない
範囲における熱膨張係数の比較的近い基板を用いる。
以上説明したごとく本考案によれば、高誘電率基板を使
用しての高周波回路の小形化を、高誘電率基板1枚で構
成した場合の物理的強度の難点が、リフロー等の方式で
補強基板をはんだ付し、電気的性能に影響させず、間接
的に高誘電率基板の板厚が増すことにより解決されると
ともに、回路の装置への取付方法においても、高誘電率
基板特有の取扱が不要となり、現実的に、高周波回路の
小形化が実現出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマイクロストリップ回路の断面図、第2
図は本発明の多層化マイクロストリップ回路の断面図。 1:高誘電率基板(セラミック基板)、2:導電パター
ン、3:アースパターン、4:はんだペースト、5:基
板、6:アースパターン、7:スルーホール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高周波回路を構成した高誘電率基板に対し、上下両面の
    アースパターンをスルーホールで連結した補強基板をは
    んだ付し多層化したことを特徴とする高誘電率基板。
JP1195580U 1980-02-04 1980-02-04 高誘電率基板 Expired JPS5824457Y2 (ja)

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JPS56114582U JPS56114582U (ja) 1981-09-03
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