JPS5824118B2 - シンコウセイブツシツsf −1540 ブツシツノセイゾウホウ - Google Patents
シンコウセイブツシツsf −1540 ブツシツノセイゾウホウInfo
- Publication number
- JPS5824118B2 JPS5824118B2 JP50157469A JP15746975A JPS5824118B2 JP S5824118 B2 JPS5824118 B2 JP S5824118B2 JP 50157469 A JP50157469 A JP 50157469A JP 15746975 A JP15746975 A JP 15746975A JP S5824118 B2 JPS5824118 B2 JP S5824118B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substance
- shinko
- culture
- streptomyces
- substances
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はストレプトミセス属に属t’68F−1540
物質生産菌を培地に培養し、得られた培■、各種培地上
の生育状態 養物から新抗生物質5F−1540物質を分離、採取す
ることからなる新抗生物質5F−1540物質の製造法
に関するものである。
物質生産菌を培地に培養し、得られた培■、各種培地上
の生育状態 養物から新抗生物質5F−1540物質を分離、採取す
ることからなる新抗生物質5F−1540物質の製造法
に関するものである。
本発明の方法は、ストレプトミセス属に属する5F−1
540物質生産菌を好気的条件下で培養し、培養物中に
生産されたカビ類に強い発育阻止作用を示す有効物質5
F−1540物質を培養物中から採取することを特徴と
するものである。
540物質生産菌を好気的条件下で培養し、培養物中に
生産されたカビ類に強い発育阻止作用を示す有効物質5
F−1540物質を培養物中から採取することを特徴と
するものである。
更に本発明者らは、この有効物質を純粋単離し、その性
状を調べた結果、既知の物質とは異なる新抗生物質であ
ることを確かめ、この有効物質を5F−1540物質と
命名して本発明を完成した。
状を調べた結果、既知の物質とは異なる新抗生物質であ
ることを確かめ、この有効物質を5F−1540物質と
命名して本発明を完成した。
このようなストレプトミセス属に属する5F−1540
物質生産菌の1例としては、本発明者らによってストレ
プトミセス・ハイグロスコピクス5F−1540と命名
される菌株があり、その菌学的性状は次の通りである。
物質生産菌の1例としては、本発明者らによってストレ
プトミセス・ハイグロスコピクス5F−1540と命名
される菌株があり、その菌学的性状は次の通りである。
又、この菌株は工業技術院微生物工業技術研究所に微生
物受託番号・微工研菌寄第2607号として寄託されて
いる。
物受託番号・微工研菌寄第2607号として寄託されて
いる。
■、形態
気菌糸はスターチ寒天、オートミル寒天、イースト・麦
芽寒天及びチロシン寒天等で良好に着、生し、胞子形成
も豊富である。
芽寒天及びチロシン寒天等で良好に着、生し、胞子形成
も豊富である。
分枝は単純分枝で車軸分枝はみられない。
気菌糸の先端はコンパクトな閉鎖型のらせん糸か又は短
い開放型らせん糸となる。
い開放型らせん糸となる。
菌核形成は認められない。
電子顕微鏡による胞子の表面構造はワーテイ(イボ状)
である。
である。
胞子は楕円と短円筒型で、胞子の連鎖数は10胞子以上
である。
である。
胞子の大きさは0.8〜1.1 X 1.1−1.4ミ
クロンである。
クロンである。
(注) 培養温度はすべて28°Cである。
■、生理的性質
(1)生育温度範囲:スターチ・イースト寒天培地にお
いて15〜40’Cの温度範囲で良好な生育をする。
いて15〜40’Cの温度範囲で良好な生育をする。
(2)ゼラチンの液化=20℃にて30日間培養、 で
液化する。
液化する。
(3)スターチの加水分解:陽性
(4)脱脂乳の凝固:陰性(28°C937°C)〃
のペプトン化:陽性(28℃、37°C)6)メラ=ン
色素の生成:陰性 ■、炭素源の利用法(ブリードハム・ゴツトリーブ寒天
培地) (1)利用する:D−グルコース、D−フラクトース、
D−マンニトール、■− イノシトール、L−アラビノ− ス、ラムノース (2) 利用力u);、しい:D−キシロース、ラフ
ィノース (3)利用しない:シュクロース 上記から5F−1540株の菌学的特徴を要約すると、
気菌糸はらせん糸を形成し、胞子表面槽・造はワーテイ
(イボ状)である。
のペプトン化:陽性(28℃、37°C)6)メラ=ン
色素の生成:陰性 ■、炭素源の利用法(ブリードハム・ゴツトリーブ寒天
培地) (1)利用する:D−グルコース、D−フラクトース、
D−マンニトール、■− イノシトール、L−アラビノ− ス、ラムノース (2) 利用力u);、しい:D−キシロース、ラフ
ィノース (3)利用しない:シュクロース 上記から5F−1540株の菌学的特徴を要約すると、
気菌糸はらせん糸を形成し、胞子表面槽・造はワーテイ
(イボ状)である。
発育色調は淡黄色〜黄褐色〜灰黄巳となる。
気菌糸は灰褐色で、次第にハイグロスコピックとなる。
5F−1540株のこのような性状はストレプトミセス
属のストレプトミセス・ノ督グロスコピクス(S tr
eptomyces hygroscopicus )
の性状とよく一致している。
属のストレプトミセス・ノ督グロスコピクス(S tr
eptomyces hygroscopicus )
の性状とよく一致している。
即ち、ストレプトミセス・ハイグロスコピクスの特徴と
されている次の3点が5F−1540株に認められる。
されている次の3点が5F−1540株に認められる。
■)らせん糸を形成する。
2)灰褐色の気菌糸を着生する。
3)気菌糸がノ・イグロスコピツクとなる。ワックスマ
ンの記載(ワックスマン:ザ・アクチノミセテス、2巻
、230〜231頁、1961年)によるストレプトミ
セス・ハイグロスコピクスと5F−1540株を比較す
ると、シュクロース・硝酸塩寒天及びグルコース・アス
パラキン寒天での可溶性色素の生成等に相違が認められ
るが、その性状はほぼよく一致している。
ンの記載(ワックスマン:ザ・アクチノミセテス、2巻
、230〜231頁、1961年)によるストレプトミ
セス・ハイグロスコピクスと5F−1540株を比較す
ると、シュクロース・硝酸塩寒天及びグルコース・アス
パラキン寒天での可溶性色素の生成等に相違が認められ
るが、その性状はほぼよく一致している。
以上より、5F−1540株はワックスマンの記載とは
相違する点も認められるが、上記3点の特徴を備えてい
ることから、ストレプトミセス・ハイグロスコピクスの
種に属させるのが妥当であり、本発明者らは5F−15
40株をストレプトミセス・ハイグロスコピクスSF−
1540(Streptomyces hygrosc
opicus S F −1540)と命名し、公知の
菌株と区別することにした。
相違する点も認められるが、上記3点の特徴を備えてい
ることから、ストレプトミセス・ハイグロスコピクスの
種に属させるのが妥当であり、本発明者らは5F−15
40株をストレプトミセス・ハイグロスコピクスSF−
1540(Streptomyces hygrosc
opicus S F −1540)と命名し、公知の
菌株と区別することにした。
5F−1540株は他のストレプトミセスの場合にみら
れるように、その性状が変化しゃすく、例えば紫外線、
エンクス線、高周波、放射線、薬品等を用いる人工的手
段で変異しうるものであり、このような変異株であって
も5F−1540物質の生産能を有するものは全て本発
明の方法に使用することが出来る。
れるように、その性状が変化しゃすく、例えば紫外線、
エンクス線、高周波、放射線、薬品等を用いる人工的手
段で変異しうるものであり、このような変異株であって
も5F−1540物質の生産能を有するものは全て本発
明の方法に使用することが出来る。
本発明の方法では、前記菌株を通常微生物が利用しうる
栄養物を含有する培地で培養する。
栄養物を含有する培地で培養する。
栄養源としては、従来ストレプトミセス属の菌の培養に
利用されている公知のものが使用できる。
利用されている公知のものが使用できる。
例えば炭素源としてグルコース、スターチ、グリセリン
、デキストリン、シュクロース、水あめ、糖みつ、大豆
油等を使用しうる。
、デキストリン、シュクロース、水あめ、糖みつ、大豆
油等を使用しうる。
また窒素源として大豆粉、コーンステイープリカー、小
麦胚芽、コツトンシードミール、硫酸アンモン、硝酸ソ
ーダ等を使用し得る。
麦胚芽、コツトンシードミール、硫酸アンモン、硝酸ソ
ーダ等を使用し得る。
その他必要に応じて炭酸カルシウム、塩化ナトリツム、
塩化カリ、燐酸塩等の無機塩を添加するほか、菌の発育
を助けS F−1540物質の生産を促進するごとき有
機及び無機物を適当に添加することが出来る。
塩化カリ、燐酸塩等の無機塩を添加するほか、菌の発育
を助けS F−1540物質の生産を促進するごとき有
機及び無機物を適当に添加することが出来る。
培養法としては、一般抗生物質生産の方法と同じく液体
培養法、特に深部培養法が最も適している。
培養法、特に深部培養法が最も適している。
培養は好気的条件下で行われ、培養に適当な温度は25
〜35℃であるが、多くの場合、28℃付近で培養する
。
〜35℃であるが、多くの場合、28℃付近で培養する
。
かくして5F−1540物質の生産は振とう培養、タン
ク培養共に2〜5日で最高に達する。
ク培養共に2〜5日で最高に達する。
以上述べた培養条件は、使用される生産菌糸の特性に応
じてそれぞれの最適条件を選択して適用することができ
る。
じてそれぞれの最適条件を選択して適用することができ
る。
5F−1540物質は菌体及び培養ろ液の両方に含まれ
るので、両者から別々に抽出できる外、醗酵液をろ過す
ることなく弱酸性にすれば溶液中の5F−1540物質
は菌体に吸着及全沈殿するので苗木部分のみを抽出す′
ることか可能である。
るので、両者から別々に抽出できる外、醗酵液をろ過す
ることなく弱酸性にすれば溶液中の5F−1540物質
は菌体に吸着及全沈殿するので苗木部分のみを抽出す′
ることか可能である。
実際の抽出に当っては、5F−1540物質は後記の理
化学的性状によって明らかな様に、脂宕性物質であり、
培養物中から脂溶性天然物の採取に用いられる公知方法
がすべて適用される。
化学的性状によって明らかな様に、脂宕性物質であり、
培養物中から脂溶性天然物の採取に用いられる公知方法
がすべて適用される。
一例を示すと、ストレプトミセス・ハイグロスコピクス
5F−1540株の培養ろ液及び培養菌体の含水メタノ
ール抽出液からメタノールを除去した水溶液を水と混ら
扮有機溶剤、例えば酢酸エチルで抽出すれば5F−15
40物質は有機溶剤層に抽出−Jg抽出液を減圧濃縮す
るとシラツブ状になる。
5F−1540株の培養ろ液及び培養菌体の含水メタノ
ール抽出液からメタノールを除去した水溶液を水と混ら
扮有機溶剤、例えば酢酸エチルで抽出すれば5F−15
40物質は有機溶剤層に抽出−Jg抽出液を減圧濃縮す
るとシラツブ状になる。
これにシクロヘキサンを加えると、5F−1540物質
の粗物質が沈殿する。
の粗物質が沈殿する。
この5F−1540物質を含む沈殿物をカラム・クロマ
トグラフィー、例tばベンゼン・アセトン(20:1)
を、展開剤としたシリカゲル、−′カラムクロマトグラ
フィー及びメタノール、酢酸エチル等の有機啓剤を展開
剤としたセファデックスLJ(−20(ファルマシア製
)で精製することができる。
トグラフィー、例tばベンゼン・アセトン(20:1)
を、展開剤としたシリカゲル、−′カラムクロマトグラ
フィー及びメタノール、酢酸エチル等の有機啓剤を展開
剤としたセファデックスLJ(−20(ファルマシア製
)で精製することができる。
本発明の方法で得られた5F−1540物質の淡黄色粉
末の理化学的性状は次の通りである。
末の理化学的性状は次の通りである。
l) 元素分析
炭素 65.16係、 水素 8.24%。
窒素 2.17係 酸素 23.79係。
2) 分子量
600 (蒸気圧法で測定)
元素分析値及び分子量より分子式は
csa H2S NOI Oが妥当と考えられる。
3)融点
131〜133°C
4) 比旋光度
5) 紫外部吸収スペクトル
メタノール容液の紫外部吸収スペクトル
を第1図に示す。
6) 赤外部吸収スペクトル
臭化カリ錠剤法による赤外部吸収スペク
トルを第2図に示す。
7) 核磁気共鳴スペクトル
重クロロホルム中の100MHzプロト
ンNMRスペクトルを第3図に示す。
8) 溶剤に対する溶解性
メタノール、エタノール、n−ブタノー
ル、酢酸エチル、ベンゼン、アセトン、
クロロホルム、四塩化炭素、 −1−fルエ−−r ル
K 可啓水、シクロヘキサンに不溶9) 安定性 0.02規定塩酸及び0.02規定カセイソーダ中で約
70%の抗菌力が減少する。
K 可啓水、シクロヘキサンに不溶9) 安定性 0.02規定塩酸及び0.02規定カセイソーダ中で約
70%の抗菌力が減少する。
酸、アルカリ性にやや不安定である。
IO) 各種りaマドグラフィーにおけるRf値5F−
1540物質のシリカゲル薄層 (メルク社製)クロマトグラフィーでは クロロホルム・メタノール(5:1)の 展開でRf値0.68.ベンゼン・アセトン(2:1)
でRf値3.5.酢酸エチルでRf値0.31の単一ス
ポットを示した。
1540物質のシリカゲル薄層 (メルク社製)クロマトグラフィーでは クロロホルム・メタノール(5:1)の 展開でRf値0.68.ベンゼン・アセトン(2:1)
でRf値3.5.酢酸エチルでRf値0.31の単一ス
ポットを示した。
5F−1540物質の検定に当っては、次の方法が用い
られる8検宇培地としてポテト・グルコンース・寒天を
用いる。
られる8検宇培地としてポテト・グルコンース・寒天を
用いる。
検定菌としてはピリクラリア・オリゼを用いる。
5F−1540物質はこれを用いた検定に於て32mc
g/mA〜2mcg/mtにおいて濃度の対数と阻止
円との関係は直線関係を示し、それぞれ52.6〜31
.2Mの阻止円を与える(ペーパーディスク平板法)。
g/mA〜2mcg/mtにおいて濃度の対数と阻止
円との関係は直線関係を示し、それぞれ52.6〜31
.2Mの阻止円を与える(ペーパーディスク平板法)。
5F−1540物質の各種微生物に対する抗菌スペクト
ルは次表に示す通りである。
ルは次表に示す通りである。
上表から明らかなように5F−1540物質はダラム陰
性細菌にはほとんど抗菌力を示さないが、ダラム陽性菌
、酵母及び糸状菌に対して抗菌力を示す特性を有してい
る。
性細菌にはほとんど抗菌力を示さないが、ダラム陽性菌
、酵母及び糸状菌に対して抗菌力を示す特性を有してい
る。
以上のような理化学的性質及び生物学的性質を有するも
のは、他の既知物質に該当するものがないので、新抗性
物質と認められる。
のは、他の既知物質に該当するものがないので、新抗性
物質と認められる。
次に実施例を示すが、本発明においてここに例示しない
多くの変形成いは修飾手段を用いることは勿論である。
多くの変形成いは修飾手段を用いることは勿論である。
実施例 l
ストレフトミセス・ハイグロスコピクス5F−1540
株(受託番号2607号)の胞子をスターチ1%、大豆
粉3%(pH7)の液体培地1t(坂ロフラスコ10本
使用)に接種し、28°Cで40時間振とう培養したも
のを種母とする。
株(受託番号2607号)の胞子をスターチ1%、大豆
粉3%(pH7)の液体培地1t(坂ロフラスコ10本
使用)に接種し、28°Cで40時間振とう培養したも
のを種母とする。
グルコース2.5%、小麦胚芽2.0%、ンリューブル
、ベジタブルプロテイン0.5%2食塩0.25%(p
H7,0)の組成から成る液体培地35tに前記の種母
を接種し、28°Cで76時間通気攪拌培養した(50
tジャーファーメンタ−2基使用)。
、ベジタブルプロテイン0.5%2食塩0.25%(p
H7,0)の組成から成る液体培地35tに前記の種母
を接種し、28°Cで76時間通気攪拌培養した(50
tジャーファーメンタ−2基使用)。
この培養物を6規定塩酸でpH3〜4に調整すると、培
養液中の5F−1540物質は菌体区分に移行する。
養液中の5F−1540物質は菌体区分に移行する。
そこに、沖過助剤・・イフロスーパーセルを加えて濾過
し菌体を集めメタノール9して抽出する。
し菌体を集めメタノール9して抽出する。
菌体をp過して含水メタノール酢液11Lを得る。
そのメタノール水溶液を減圧濃縮すると、2.5Lの水
溶液を得た。
溶液を得た。
これに酢酸エチル(2,5L)で3回抽出すると、5F
−1540物質は大部分酢酸エチル層に移った。
−1540物質は大部分酢酸エチル層に移った。
この酢酸エチル層を無水硫酸ナトリウムで脱水した後減
圧濃縮すると、30、?の茶褐色粉末を得た。
圧濃縮すると、30、?の茶褐色粉末を得た。
この5F−1540物質を含む茶褐色粉末をシクロヘキ
サンで抽出すると、シクロヘキサン不溶部に粗5F−1
540物質を含む褐色粉末9.3gを得た。
サンで抽出すると、シクロヘキサン不溶部に粗5F−1
540物質を含む褐色粉末9.3gを得た。
この粉末9.3gを少量のアセトンに醇かし、ベンゼン
にて充填したシリカゲルカラム(300rrLt)の上
にのせ、ベンゼン、アセトン(20:1)を展開液とし
てりaマドグラフィーを行う。
にて充填したシリカゲルカラム(300rrLt)の上
にのせ、ベンゼン、アセトン(20:1)を展開液とし
てりaマドグラフィーを行う。
15I分画でピリクラリア・オリゼに対して活性を示す
分画A385〜470を集め減圧濃縮すると純度80係
の5F−1540物質の淡黄色粉末728mgを得た。
分画A385〜470を集め減圧濃縮すると純度80係
の5F−1540物質の淡黄色粉末728mgを得た。
この淡黄色粉末35−Omgを少量のアセトンに溶解し
ベンゼンにて充填したシリカゲルカラム(100ml)
Kのせ、再度ベンゼン・アセトン(2o:I)Kて展開
しクロマトグラフィーを行う。
ベンゼンにて充填したシリカゲルカラム(100ml)
Kのせ、再度ベンゼン・アセトン(2o:I)Kて展開
しクロマトグラフィーを行う。
lOg分画で活性を示す分画A421〜443を集め減
圧下で濃縮すると、5F−1540物質の淡黄色粉末6
5m9を得た。
圧下で濃縮すると、5F−1540物質の淡黄色粉末6
5m9を得た。
実施例 2
実施例1で得た純度80%の5F−1540物質の淡黄
色粉末728rrLgのうち、350TLIを少量の酢
酸エチルに啓かし、酢酸エチルで充填したセファテック
スLH−20カラム(300ml)の上にのせ、酢酸エ
チルで展開しクロマトグラフィーを行う。
色粉末728rrLgのうち、350TLIを少量の酢
酸エチルに啓かし、酢酸エチルで充填したセファテック
スLH−20カラム(300ml)の上にのせ、酢酸エ
チルで展開しクロマトグラフィーを行う。
5g分画で分画すると、分画羨17〜20でシリカゲル
薄層クロマトグラフィー(ベンゼン・アセトン=2:1
)において5F−1540物質の単一スポットを示した
。
薄層クロマトグラフィー(ベンゼン・アセトン=2:1
)において5F−1540物質の単一スポットを示した
。
この分画を減圧濃縮すると淡黄色粉末168mgを得た
。
。
第1図は5F−1540物質のメタノール中での紫外部
吸収曲線、第2図は5F−1540物質の臭化カリツム
錠剤法での光外部吸収曲線、さらに第3図は5F−15
40物質の重クロロホルム溶液中での核磁気共鳴スペク
トル(100MHz)である。
吸収曲線、第2図は5F−1540物質の臭化カリツム
錠剤法での光外部吸収曲線、さらに第3図は5F−15
40物質の重クロロホルム溶液中での核磁気共鳴スペク
トル(100MHz)である。
Claims (1)
- 1 ストレプトミセス属に属する5F−1540物質生
産菌を培地に培養し、得られた培養物から5F−154
0物質を分離・採取することを特徴とする新抗性物質5
F−1540物質の製造法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50157469A JPS5824118B2 (ja) | 1975-12-29 | 1975-12-29 | シンコウセイブツシツsf −1540 ブツシツノセイゾウホウ |
CA268,234A CA1077421A (en) | 1975-12-29 | 1976-12-20 | Antibiotic sf-1540 from streptomyces |
GB5304776A GB1517629A (en) | 1975-12-29 | 1976-12-20 | Antibiotic substance sf-1540 and its derivative and process for the production thereof |
DE19762659180 DE2659180C2 (de) | 1975-12-29 | 1976-12-28 | Antibiotisches Derivat der Substanz SF-1540 und Verfahren zu dessen Herstellung |
FR7639488A FR2336940A1 (fr) | 1975-12-29 | 1976-12-29 | Nouvelle substance antibiotique sf-1540 et son derive et procede pour leur production |
US05/908,983 US4181715A (en) | 1975-12-29 | 1978-05-24 | Novel antibiotic substance SF-1540 and its derivative, and process for the production thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50157469A JPS5824118B2 (ja) | 1975-12-29 | 1975-12-29 | シンコウセイブツシツsf −1540 ブツシツノセイゾウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5282795A JPS5282795A (en) | 1977-07-11 |
JPS5824118B2 true JPS5824118B2 (ja) | 1983-05-19 |
Family
ID=15650343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50157469A Expired JPS5824118B2 (ja) | 1975-12-29 | 1975-12-29 | シンコウセイブツシツsf −1540 ブツシツノセイゾウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824118B2 (ja) |
-
1975
- 1975-12-29 JP JP50157469A patent/JPS5824118B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5282795A (en) | 1977-07-11 |
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