JPS60100575A - リンゴ腐乱病病原菌に対して抗菌作用を有する1166e抗生物質およびその製造方法 - Google Patents

リンゴ腐乱病病原菌に対して抗菌作用を有する1166e抗生物質およびその製造方法

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JPS60100575A
JPS60100575A JP20749583A JP20749583A JPS60100575A JP S60100575 A JPS60100575 A JP S60100575A JP 20749583 A JP20749583 A JP 20749583A JP 20749583 A JP20749583 A JP 20749583A JP S60100575 A JPS60100575 A JP S60100575A
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TOUBISHI YAKUHIN KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な抗生物質たる1166F!物質およびそ
の製法に関する。
本発明者らは放1線菌の産生ずる抗生物質の検索を行う
過程で、放線菌D−1166株が好気的液体培養により
その培養液中にリンゴ腐乱病病原菌に対して抗菌活性を
有する抗生物質を産生ずることを見出した。本発明者ら
はこの抗生物質を単1”II、fIy製することに成功
しそしてそれを詳細に検討した結果、リンゴ腐乱病病原
菌Va18aceratospθrmaに対して優れた
抗菌作用を有する新規な物質であることを発見したので
これを1166に物質と命名した。
本発明の第1の要旨である1166E!物質は次のよう
な物理化学的性質を有している。
(2)分子式 〇54H5608 (3)分子1k 592.788 5 (4)〔α) + 49.5°(c=0.055.メタ
/−ル中)(5)融点 95〜96.5℃ (6)元署六分析 旧算値 実i’lll盾 c : 68.89% 6875係 H:9.52郊 950φ 0 : 21.59条 21.4 f3係(7)紫外吸
収ズはクトル(メタノール中)(第1図り創(d)λm
ax 246nm(ε=18000 )λII]ax 
278nm (ε=750n )(8)赤外吸収スはク
トル(臭化カリウム板)(第2図参照)3400.16
70,1655,1645,1615,1250゜11
05(z−’) (9)プロトンNMR(重クロロホlレム中で測定)(
第51図参照)−OH3(33) 0.81 −cH3(ろ1)o、83 一0H2−OH3(25) 0.89 >−I!、 (29) 0.94 >0H5(32) 1.03 ′″)−cH5(28) 1.08 とcHs(30) 1.94 ン(Yd5 (27) 1.98 >cHs (26) 2.04 −oaH3(ろ4) ろ、26 〉皿−OH(21) 3.85 CH30−2匹< (14) 3.92〉亜−〇−(2
3) 4.00 )O)I−OH(17) 4.10 〉聾−0−(15) 4.97 =O1f−(13) 5.2 U !乱〉−皿一(5,11) 5.85 =OH−坦=OH(12) &51 (10) + 50−NMR(市クロロホルム中)(第
4図−”==+1<1 >63 (q) 4.8 62 (q) 6.9 51 (q) 9.6 25 ((1) 10.7 27 (q) 15.1 28 (q> 17.4 1 (q) 2o、。
29 (q) 21.5 24 (t)21.!5 ろ4 (q) 55.5 21 @)) 6B、2 17 (a) 70.5 23 (d、) 71.3 19 (s) qcyz。
2 (g) 122.1 11 (d) 125.3 13 (d) 12Z4 12 (a) 132.5 4 (θ) 134.3 10 (s) 142.7 5 (a、) 144.6 3 (d) 146.、lS 1 (s) 172.0 (注) q ニーOHs、t : −0H2−、a ニ
ーOH<、s : −0−(11)溶解性 メタノール、エタノール、了セトン、n−ブタノール、
ピリジン、酢酸エチルおよびクロロホルムに可溶、n−
ヘギサンおよび水に不溶。
(12)外観 無色結晶状 (1ろ) afイ直 0.74 〔シリカゲルプレートとしでのメルク1Jl15721
を用いた薄層クロマトグラフィーによる測定、n−ヘキ
サン/酢酸エチル(1:2)使用〕 また、第2の本発明の要旨とするところは、ストレプト
ミセス属に4する1166E物質生産菌を培養し、その
培養物から1166に物質を採取することを特徴とする
、抗腫瘍性物質1166E物質の製造法にある。
第2の本発明の方法で用いられる1166Fli物質生
産閉の一例としては、埼玉県大宮市の土壌から分離され
た放nPAであってストレプトミセス・バイグロスコピ
カスD−1166株があり、これは昭和54年1月12
日に工業技術院微生物工業技術研究所に寄託された(微
工研菌寄第4771号)。
この放線菌株であるストレプトミセス・バイグロスコピ
カスD−1166株の菌学的性質について以下に記載す
る。
(A)形態 ストレフトミセス−バイグロスコピカスD−1166株
の栄養菌糸は分枝しながら長く伸長し、桿菌状・球偵状
に分断せず、隔壁も形成しない。
空中菌糸は栄養菌糸より培地表面に伸長し、巾0.4〜
0.5μmで単軸分校し、分枝上に短い胞子柄を密生し
、その先端に密で小さならせん状(1〜8回転、直径2
〜2.5μm)の胞子鎖を着生する。胞子鎖は10〜4
0個の胞子からなり、表面は著しい「しわ状J (ru
gose )で、巾0.6〜0.8μmの鞘に包まれ(
輪郭は「こぶ状」)、個々の胞子形が不明瞭である。ま
た、粘質物に包まれたらせん状胞子鎖、仁井田の球状体
(ストレプトミセス絹、ストレプトベルチシリウム属で
時々みられる)などが観察されるが、その他の特殊形態
は観察されなかった。
(B) 各種培地における生育状況 観察法はISFの方法便覧にしたがい、集落表面の菌叢
色はH,D、 )レスナーとに、J、バッカス(196
ろ)の色系列で示し、集落の奥面色と培地への拡散性色
素は分類色名(色の4票準:日本色彩研究所)に翻訳し
て示す。なお詳細な色は0内ニカラー・ハーモニイ・マ
ニュアル(4版)の色コードで示した。結果は要約して
表1に示す。
本菌株の菌叢色は最初白色系列であるが、胞子の成熟度
に伴ない赤色系列(ピンク灰〜明るい茶入)を経て灰色
系列(明るい茶入〜茶灰、赤味灰〜明るい紫味灰、紫味
灰〜暗い紫味灰)になる。培地によって、最終的には黒
色湿潤斑を形成する。集落の裏面色はうす黄から明るい
黄またはうす黄茶から明るい茶で、いわゆる不鮮明色を
示し、 pHを変えても変色しない。培地への拡散性色
素として、メラニン様色素は生成せず、その他の色素は
チロシン寒天培地で6日目にうすピンク、後にうす茶に
なり、pH指示薬性(酸性で蒼白、@基柱でうす赤)の
色素を生成する。また、有機培地で裏面色と同様なうす
黄茶の色素をわずかに生成するが、合成培地では生成し
ない。
(C) 生理的性状 本菌株の生理的諸性状を表2に示す。生育最適温度は2
0〜60℃にあり、いわゆる中温性放線菌である。メラ
ニン様色素は表1と表2に示した諸培地およびゼラチン
、脱脂牛乳などの有機培地でもほとんど生成されない。
しかしチロシン寒天培地で紅色系の色素(多分、ドー・
ξ−クロム)を生成することから、チロシナーゼ活性は
あると考えられる。
炭ズ(源の利用能を表6に示す。本菌株はD−プラクド
ースを利用しないが、他の8種の糖全部を生育のために
利用し得る。
表 1 各 陪地における生育状況 を色(2ca ) な し 表2 生理的性質 1. 生=# 温度1tb1 10〜4ON:生育最適
温度 20〜′50℃ 2、ゼラチンの液化 1う性 3、脱脂牛乳の凝固 陰 性 脱脂牛乳のペプトン化 強く陽性 4、スターチの加水分解 強く陽性 5、メラニン様色素の生成 チロシン寒天培地 I’m 性 ペプトン・イースト・μオこ天j母也 陰 性トリプト
ン・イースト液体培地 +4.’、性&硝酸塩の還元 
強く陽性 表6 炭素源の利用能 L−アラビノース(4→ b−イノシトール0DD−キ
シロース (+) L−ラムノース (]]OD−グル
コース(1]) ラフィノース0うD−フラクトース←
) D−マンニット (ハ)シュクロース (→ θ4)よく利帛する 0→利用する (ハ)利用せず (D) 記載の要約 ストレプトミセスバイグロスコピカスD−1166は次
のような形態的性状をもつ。 1)栄養菌糸には分断お
よび隔壁形成がみられない。 2)胞子鎖はらせん状で
、10個以上の胞子により形成されている。 3)胞子
のうを形成しない。以上の性状から、本菌株はストレプ
トミセス(streptomyceθ)属に包含される
。本菌株の胞子鎖が密な小らせん状であり、成熟菌叢色
が灰色系列で湿潤黒色斑を形成し、メラニン様色素を生
成しないことから、本菌株はハイグロスコピーカス群(
nygroscopicus−group )に属する
A。ダイ二ツの最近の研究(A、 Dietzin T
、Araied、、 Actinomycetes、 
the boundary microorganis
ms。
Toppan co、 Lta、 Tokyo、 I)
pl 83〜191 、1976)によれば、湿潤黒色
斑を形成するノ・イグロスコピカス群は胞子の形態によ
り二群に分けられる。
彼は胞子表面が[しわ状J(rugoθθ)の群と胞子
の形が楕円形(帽子形または三日月形)の群とに分け、
前者をストレプトミセス・バイグロスコピカス(str
eptomyces hygroscopicue )
、後者を8.ネオバイグロスコピカス(S、 ne7)
hyI7roocopicus )(新種名)とした。
そして、バイグロスコピカス群の既知の種と変種をこの
2種にFr has成した。
この研究にしたがえば1本菌株は胞子4.′iが「しわ
状」の鞘に包まれ、 n、sx々の11;シ子形が明(
瞭に区別できない点で、前者に包含される。
次に本菌挿D−1166の・特性を基1′入へにして[
パージ−氏細菌同定便覧8版(1974)Jとに、B。
シャーリング氏とり、ゴツトリーブ氏のISP記載〔工
nt、 J、 5yst、 Bacteriol 1B
、69(196B):す、279(1969);■、3
91(1969):ム。
265(1972))およびその他の文献に記載された
ストレプトミセス属の種を検索し、本菌株はストレプト
ミセス(以後日と略記)バイグロスコピカス(S、 h
ygroscopicus )種に近緑であることがわ
かった。
そこで本菌D−1166株とストレプトミセスバイグロ
スコピカスNRRL 2387の炭素源の利用能を比較
すると次に示すような結果となる。
本菌株D−1166と近縁(重 の炭素源利用能の比較 L−アラビノース + ± + D−キシロース ÷ ± + D−グルコース 什 + + D−7ラクトース − + + シュクロース 十 − L−イノシトール 廿 士 − L−ラムノース 廿 + + ラフィノース + −− D−マンニット 妊 + この結果から該F、4+ 4ffiはストレプトミセス
・バイグロスコピカスNRRL2687と(は糖づ7L
1の一゛L化性に若干の差異があることは明らかであ(
〕、また前者には11(56E物貢生産能が見ら′f′
L罷老に11見られないことであり、以、上の11°1
1↑Sから本薗、(すはストレプトミセス・バイグロス
コピカスに、i′:する新菌種と同定しストレプトミセ
ス・バイグロスコピカスD−1166の名亦を与えた。
第2の本発明の方法を実tji+jするに当って、11
66y、物質の生tifz凶の培携は20〜67℃好γ
しくけ25〜30℃のuN度範IJ1」で:Rj 、信
の11プ!゛謎1:4の培養に適切な水f、17性栄首
源を含む培J’J’i中にて好気条件下で実11pqさ
れる。
本培養の目的に供さね2る」、l地として1・ま放’F
?j! t“1が利用テきる栄’N ”Itf:’a 
メげ、1.<、培地<、41 我とシテクルコース、フ
ラクトース、シュークロースなどの机l=i 、jl没
オ分、およびグリセリンなどの炭素源およびカゼイン、
ポリペプトン、大豆ミール、綿実ミール、肉エキス、乾
燥酵母、コーンステイーシリカ−などの有機態窒素もし
くはイ’Affi ’19アンモニウム、塩化アンモニ
ウムなどの無様態窒素などの窒素ン原が単独でないしく
d併合して用いる・にができる。
さらに、塩化ナトリウム、炭酸カルシウム、41Ji[
ビ2鉄、硫r浚マグネシウム、硫酸亜鉛、各種ビタミン
などを生育促進および調節の目的で利用することも可能
である。
必〆に応じて、シリコーン1、(直物油あるいは合成消
泡剤を培地に添加し発泡を防ぐことも可能である。
D−1166株の保存は凍結乾燥、培養液の凍結保存、
寒天斜面培地などに継代するなど種々の方法が可能であ
る。
1166w物質を生産する場合、寒天斜面培地より一白
金耳胞子を掻き取り振轍フラスコに移殖し2〜5日、2
7〜30℃で培;ネしトコ[′11とする。
本培養のスケールに応じて1重培養全IXりり返し種菌
を大−陸に得ることもできる。
本培?1・にg9してはこのようにして1′:Iらhた
A(11:M ’!iニ一定JXi醗酵(j1に接イ;
iし2o〜65℃好ましくは27〜30℃で2〜5日間
・1rJ、気Il′ζ拌ノーる。得られた培芥′e、を
遠心分1前址たは〃コノハなどの手段により菌体を菓め
水とアセ)・ン、メタノールなどとの混合溶〃ILに−
C菌体より目的物f′fを(1(j出する。
通常、溶媒と水の混合比が50φ〜70ヴの混液を用い
るが混合比eよこれに限らない。抽出操作1d必要に1
忘じ繰り返し行える。このようにして1166に物質を
含む抽出液を得た後、残圧下混合溶媒を除去する。
得られた1166g1′/J質を含む水溶i’l’t 
f:硫1.ツまたは塩l循にてpHを調節して当該I吻
’tl 4:抽出しやすい状態にする。必要があれば、
工業用食塩などを加え抽出効率を高めたりエマルジョン
防止などの手段を講じることもできる。
続いて水と混合しない酢酸エチル、クロロホルム、ブタ
ノールなどの溶剤を用いて1166E物質を有1・幾溶
媒層に転溶させる。抽出液を飽和食塩水などの溶液にて
洗浄すれば水溶性の不純吻などの除去に効果がある。か
くして得られた路!;堵層に芒硝を加え脱水した後溶媒
を減圧下に留去すれば1166に物質を含む粗抽出物を
得ることができる。
υyに、1166g物′nを、1青製するためには通常
の脂溶性低分子物質の4重1製手段f:適用できる。
すなわち種々の吸着クロマトグラフィーが有効であり、
吸着剤としては一般に使用される担体たとえばシリカゲ
ル、アルミナ、マクロポーラス非イオン系吸着樹脂等が
1吏用できるが、シリカゲルが最も有効に利用される。
溶出溶成としてはへキサン/酢酸エチル(1:1)の混
合M 媒系が為している。Rj、層クロマトグラフィー
でしらべて1166E’吻質を含有する溶出症フラクシ
ョンを集め、次いで減圧鎖線して溶〃!、1を留去する
と1166に’物質を含む負11犬゛、勿がイ;Iらh
る。1けられた油状物はシリカケ゛ルを用いろ調゛:゛
±γ!、: Jiうクロマトグラフィーにおいてn−ヘ
キサン/ ECij’4エチル(1:2)の混合溶媒系
で11いj1q後、 Rf=0.74附近の1166E
物・直に7)11当する区分をかき1反怜そして酢i浚
エチルで?+’;出する。溶出c夜はイ戊1五下に濃縮
してイリら−h−る粗製の1166F、’物質はLI(
−20のカラムクロマトグラフィーに付される。
溶出はメタノールで行ない、1166に物+(′【を含
む区分を集−めて減圧下に痙縮すると1166g物質の
粗粉末が得られる。?i1られた粗粉末を少量′の酢酸
エチルに溶解し次いでn−ヘキサンを加えると1’16
6に物質が無色不定形結晶として単離される。このよう
にして得られた1 166 v 物質は前記したような
物理化学的性状を有する。
本発明による1166に物質の生物活性について述べる
と、1166E物質はリンゴ腐乱病病原菌Valea 
ceratospermaに対して抗菌活性を示す。
かかる抗菌活性は、ペニシリンGおよびストレプトマイ
シンを各0.5%含むPSA培地(培地1℃に馬鈴g2
Oor分の熱水抽出物、サッカロース202、寒天10
2を含有、pH5,8に調整)を用いてペーパーディス
ク法で調べた。結果は次のとおりである。
1166m物質濃度 生育阻止円径 25μ? /me 45 tran 12.5 4゜ 6.2 37 3.1 31.5 1、56 37.5 0.78 22 次に本発明を更に説明するために実施例を掲げる。
実施例 可溶性殿粉1.0裂、ポリはプトン1,0チ、廃糖密1
.0%、肉エキス1.0%よりなる培地100m1を5
00mの坂ロフラスコに分注しtkM iWj後ストレ
ゾトミセス・バイグロスコピカスI) −1166株(
微工研菌寄第4771号)を−白金耳叶接口し60℃で
48時間振諦培養した。仄に同じ培JtkK500−の
エーレンマイヤーフラスコK 100−ずつ分注し滅菌
後上記の種菌を6%の割合で加えろ0℃で72時間回転
式振111培養機で培養しジャー醗酵槽による本培養の
棟1v4とした。乾燥酵母0.2%、0aO03o、 
4 %、Na0F、 0.5 %よりなる培地を151
ずつ609ステンレス製醗酵槽4基に仕込み滅菌後拙菌
を3.0係の割合で加え!IO℃で通気攪拌培養を行な
った(通気量15f!、7分、回転数300 r、p、
m )。
次いで、72時間培養した後に培養液を採取し培養液よ
り菌体を戸別した。
得うれた菌体に65%アセトン−水混液を8L加え攪拌
後−夜装置し濾過して抽出液を得た。
減圧下にアセトンを留去し得られた水溶液をpT(ZO
に調節した後酢酸エチル102を加えて攪拌し抽出した
。抽出液を飽和食塩水で洗浄した後、酢酸エチルを減圧
下に留去し橙黄色の油状物質を得た。得られた油状物質
は、シリカケ゛ルクロマトグラフイーに付し、ヘキサン
で溶出を行なって不純物を除去した後、ヘキサン/酢酸
エチル(1:1)の混合溶媒系で溶出を行ない1166
F!物質を含む両分を得た。得られた両分を減圧下に溶
媒を留去して116tSR物質を含む油状物質105η
を得た。得られた油状物質をメタノールに溶解してシリ
カゲル(西独メルク社HF254 )の薄層クロマドグ
シフイー〔n−ヘキサン/酢酸エチル(1:2)溶媒系
1吏用〕に付し。
Rfo、 74〜0.72の1166g物質に相当する
区分をかき取り、そして酢酸エチルで溶出した。溶出液
を減圧下に(トユ縮しそして得られた組物質をメタノー
ルに溶解した後、セファデックスLH−200カラムク
ロマトグラフィーに付してメタノールで溶出した。欠い
で1166w物はを含む区分を集め、減圧下に濃縮して
11661u物質の粗粉末23■を得た。イ:Iられた
粗粉末を二1°IY酸エチルに溶解した後、n−ヘキサ
ンをゐ加して1166]!!物質の無色不定形結晶11
 myをイ1tた。
得られたものの融点は95〜96.5℃であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による1166に物質の紫外吸収スペク
トルを示す図でちり、第2図は同じく赤外吸収スはクト
ルを示す図であり、第6図は同じくプロトンNMRを示
す図でありそして第4図は同じ< 15a−NMuを示
す図である。 特許出願人 日清製粉株式会社 同 束菱薬品工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)構造式 で表わされる1166Fli物質。 2)ストレプトミセス属に属する1166g物質生産菌
    を培養し、その培養物から11661物質を採取するこ
    とを特徴とする。1166z物質の製造法。 3)1166に物質生産菌がストレプトミセス・バイグ
    ロスコピカスD−1166株(微工研菌寄第4771号
    )である特許請求の範囲第2項に記載の方法。
JP20749583A 1983-11-07 1983-11-07 リンゴ腐乱病病原菌に対して抗菌作用を有する1166e抗生物質およびその製造方法 Granted JPS60100575A (ja)

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