JPS61139394A - 新規な抗生物質ss43405d及びその製造法 - Google Patents
新規な抗生物質ss43405d及びその製造法Info
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- JPS61139394A JPS61139394A JP59259241A JP25924184A JPS61139394A JP S61139394 A JPS61139394 A JP S61139394A JP 59259241 A JP59259241 A JP 59259241A JP 25924184 A JP25924184 A JP 25924184A JP S61139394 A JPS61139394 A JP S61139394A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibiotic
- culture
- ss43405d
- streptomyces
- extracted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/30—Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規な抗生物質SS43405D及びその製造
法に関する。
法に関する。
従来、微生物が生産する撞々の抗生物質が知られている
。
。
本発明は医薬品として有用な新規抗生物質を得ることを
目的とする。
目的とする。
本発明者らは天然の土壌より数多くの微生物を単離し、
その生産物について檜々研究を行なった結果、長野県諏
訪郡の土壌から分離した菌株が、新規な抗生物質SS4
3405Dを生産することを見い比し、本発明を完成し
た。
その生産物について檜々研究を行なった結果、長野県諏
訪郡の土壌から分離した菌株が、新規な抗生物質SS4
3405Dを生産することを見い比し、本発明を完成し
た。
すなわち、本発明は新規な抗生物質SS43405D及
びその製造法を提供するものである。
びその製造法を提供するものである。
本発明の抗生物質SS43405Dを生産する8434
05株は次のような菌学的性質を有する。
05株は次のような菌学的性質を有する。
(1)形態
各種寒天老雄で28℃、lO〜14日培誓し、3434
05株の形態を光学顕**あ、るいは電子顕4I1.幌
で破談した結果、以下の特徴を示したう 気菌糸より胞子形成菌糸が単純分枝し、その先端部は直
耐状又は波状をなしている。これは、イースト・麦芽寒
天培地、オートミール寒天培地、スターチ寒天培地等で
良く武略できるう車軸分枝は観察されない。オートミー
ル寒天培地で成熟した分生胞子を観察すると10個以上
の胞子連鎖を認め、個々の胞子の形は楕円形〜円筒形で
、その大きさは0.5〜0、7 X 0.8〜1.3μ
mである。胞子の表面構造ば平滑である。各種寒天培地
で生育した本菌株について観察を行なったが、胞子のり
、鞭毛胞子、菌核などの特殊な構造物を認めなかった。
05株の形態を光学顕**あ、るいは電子顕4I1.幌
で破談した結果、以下の特徴を示したう 気菌糸より胞子形成菌糸が単純分枝し、その先端部は直
耐状又は波状をなしている。これは、イースト・麦芽寒
天培地、オートミール寒天培地、スターチ寒天培地等で
良く武略できるう車軸分枝は観察されない。オートミー
ル寒天培地で成熟した分生胞子を観察すると10個以上
の胞子連鎖を認め、個々の胞子の形は楕円形〜円筒形で
、その大きさは0.5〜0、7 X 0.8〜1.3μ
mである。胞子の表面構造ば平滑である。各種寒天培地
で生育した本菌株について観察を行なったが、胞子のり
、鞭毛胞子、菌核などの特殊な構造物を認めなかった。
また、基中陶糸の分断も認めなかった。
■)各種培地における生育状〜
843405株の各種培地での生育状態は次表のとお9
である。°覗祭は28℃、14日培養後に行なった。な
お、色の記載は、日本色研早業■発行(昭和56年)「
色名小事典」の系統色名で行なった。また、表中括弧内
は色標番号を示す。
である。°覗祭は28℃、14日培養後に行なった。な
お、色の記載は、日本色研早業■発行(昭和56年)「
色名小事典」の系統色名で行なった。また、表中括弧内
は色標番号を示す。
・し下金に
(3)生珪的性質
■ 生育温度範四(イースト・麦芽寒天培地、14日培
養) 生育至適温度 25〜35℃ 生育可能温度 12〜35℃ ■ ゼラチンの液化 陰性 ■ スターチの加水分解 陽性 ■ 脱脂牛乳の凝固 陰性 脱脂牛乳のペゾトン化 陽性 ■ メラニン様色素の生成 陰性 ■ 硝酸塩の還元 陰性 ■ セルロースの分解 陰性 (4)炭素源の同化性(デリドハム・ゴドリープ寒天培
地、28℃、14 日培養) L−アラビノース、D−キシロース、D−グルコース、
D−フラクトース、イノシトール、L−ラムノース、ラ
フィノース、D−マンニットを利用し、シュクロースは
利用しない。
養) 生育至適温度 25〜35℃ 生育可能温度 12〜35℃ ■ ゼラチンの液化 陰性 ■ スターチの加水分解 陽性 ■ 脱脂牛乳の凝固 陰性 脱脂牛乳のペゾトン化 陽性 ■ メラニン様色素の生成 陰性 ■ 硝酸塩の還元 陰性 ■ セルロースの分解 陰性 (4)炭素源の同化性(デリドハム・ゴドリープ寒天培
地、28℃、14 日培養) L−アラビノース、D−キシロース、D−グルコース、
D−フラクトース、イノシトール、L−ラムノース、ラ
フィノース、D−マンニットを利用し、シュクロースは
利用しない。
6) 全菌体中のシアミノピメリン酸
全菌体中のシアミノピメリンf11を分析した結果、L
L−ジアミノピメリン#!、を検出した。
L−ジアミノピメリン#!、を検出した。
以上の形態的特徴及びLL−シアミノピメリンtIl′
t−含むことにより、843405株は、ストレプトミ
セス属に属する一菌株である。
t−含むことにより、843405株は、ストレプトミ
セス属に属する一菌株である。
843405株の歯学的性質を要約すると、次のように
なる。気菌糸の先端は直線状又は波状で、その分生胞子
は10115以上の胞子が連鎖し、その個々の胞子表面
は平滑である。
なる。気菌糸の先端は直線状又は波状で、その分生胞子
は10115以上の胞子が連鎖し、その個々の胞子表面
は平滑である。
気菌糸の色はレッドカラーシリーズ、裏面の色はイエロ
ーからブラウンまたはオレンジであり、グリセリン・硝
酸塩寒天培地にてわずかにインディケータ一様の裏面の
色を認める。
ーからブラウンまたはオレンジであり、グリセリン・硝
酸塩寒天培地にてわずかにインディケータ一様の裏面の
色を認める。
可溶性色素は概ねかすかなブラウンからレッドであるが
、グリセリン・硝酸塩寒天培地にてpHによねかすかに
変化する可溶性色素を認める。メラニン様色素は生成し
ないつ以上の諸性質をもとに、シャーリングとゴツトリ
ープのI SPS報告「インターナショナル・ジャーナ
ル・オプ・システィマチック・バクテリオロゾ−(In
ternational Journalof Sys
tematic Bacteriology ) J第
18巻、69頁、279頁(1968年)、同19巻、
391s(1969年)、同22巻、265頁(197
z年)及びrノ之−シーズ・マニュアル・オプ・デイタ
ーミネイティブ・ノ2クテリオロシ−(Bergy’s
Manual of DeterminativeB
acteriology ) J第8版よね検索した結
果、次の4種が843405株の近縁種として挙げられ
る。
、グリセリン・硝酸塩寒天培地にてpHによねかすかに
変化する可溶性色素を認める。メラニン様色素は生成し
ないつ以上の諸性質をもとに、シャーリングとゴツトリ
ープのI SPS報告「インターナショナル・ジャーナ
ル・オプ・システィマチック・バクテリオロゾ−(In
ternational Journalof Sys
tematic Bacteriology ) J第
18巻、69頁、279頁(1968年)、同19巻、
391s(1969年)、同22巻、265頁(197
z年)及びrノ之−シーズ・マニュアル・オプ・デイタ
ーミネイティブ・ノ2クテリオロシ−(Bergy’s
Manual of DeterminativeB
acteriology ) J第8版よね検索した結
果、次の4種が843405株の近縁種として挙げられ
る。
ストレプトミセス・ピナセウス
(Streptomyces vinaceus )
ストレプトミセス・ローザ (Streptgmyce@ rosa )ストレプト
ミセス・モデラタス (Streptomyces moderataa
)ストレプトミセス・カリポルニカス (Streptomyc@s calf forni
cus )上記4mと843405株を比較すると、ス
トレプトミセス・ピナセウスは4肖醒埴を還元しゼラチ
ンを液化する点、また、L−アラビノース、イノシトー
ル、L−ラムノース、ラフィノースを利用せず裏面が特
徴的な紫色を釡する点で異なる。ストレプトミセス・ロ
ーザは螺旋形成が認められる点及びD−7ラクトース、
イノシトール、ラフィノースを利用しない点で異なる。
ストレプトミセス・ローザ (Streptgmyce@ rosa )ストレプト
ミセス・モデラタス (Streptomyces moderataa
)ストレプトミセス・カリポルニカス (Streptomyc@s calf forni
cus )上記4mと843405株を比較すると、ス
トレプトミセス・ピナセウスは4肖醒埴を還元しゼラチ
ンを液化する点、また、L−アラビノース、イノシトー
ル、L−ラムノース、ラフィノースを利用せず裏面が特
徴的な紫色を釡する点で異なる。ストレプトミセス・ロ
ーザは螺旋形成が認められる点及びD−7ラクトース、
イノシトール、ラフィノースを利用しない点で異なる。
ストレプトミセス・モデラタスは、栄養寒天培地で白い
気菌糸がみられ、リンゴ酸・石灰寒天培地でブラウン、
栄養寒天培地でピンクの可溶性色素が認められる点、ま
た、硝酸塩を還元し、シュクロースをわずかに利用する
点、及び裏面が 843405株のような特徴的な赤みのオレンジ色を示
さない点で異なる。
気菌糸がみられ、リンゴ酸・石灰寒天培地でブラウン、
栄養寒天培地でピンクの可溶性色素が認められる点、ま
た、硝酸塩を還元し、シュクロースをわずかに利用する
点、及び裏面が 843405株のような特徴的な赤みのオレンジ色を示
さない点で異なる。
ストレプトミセス・カリホルニカスは硝は塩を還元する
点、及びL−アラビノース、イノシトール、L−ラムノ
ース、ラフィノースを利用せず、裏面が特徴的な紫色を
呈する点で異なる。
点、及びL−アラビノース、イノシトール、L−ラムノ
ース、ラフィノースを利用せず、裏面が特徴的な紫色を
呈する点で異なる。
以上のように843405株はいずれの種とも一致しな
いので、本発明者らは843405株を公知の菌株と区
別するために、ストレプトミセス エスピー S 43
405 (Streptomyeessp、54340
5)と命名し、工業技術院微生物工業技術研究所に微工
研l111″#M7956号(FEBM P−7956
)として寄託した。
いので、本発明者らは843405株を公知の菌株と区
別するために、ストレプトミセス エスピー S 43
405 (Streptomyeessp、54340
5)と命名し、工業技術院微生物工業技術研究所に微工
研l111″#M7956号(FEBM P−7956
)として寄託した。
本発明の抗生物質SS43405Dは上記菌株を栄養源
含有培地に接種し、好気的に培養することにより製造さ
れる。抗生物質SS43405D生差株としては、上記
843405株はもとより、その人工変異株あるいは自
然変異株であっても抗生物質SS43405Dを生産す
る能力を有するものであればすべて本兜明に使用するこ
とができる。上記 843405株の人工変異株は、他の放線菌の場合同様
、例えば紫外線照射、コバルト60照射、化学変異誘起
剤添加等により容易に得ることができる。
含有培地に接種し、好気的に培養することにより製造さ
れる。抗生物質SS43405D生差株としては、上記
843405株はもとより、その人工変異株あるいは自
然変異株であっても抗生物質SS43405Dを生産す
る能力を有するものであればすべて本兜明に使用するこ
とができる。上記 843405株の人工変異株は、他の放線菌の場合同様
、例えば紫外線照射、コバルト60照射、化学変異誘起
剤添加等により容易に得ることができる。
つぎに、抗生物質SS43405Dの製造における菌株
の培養について説明する。すなわち、ストレプトミセス
属に属する抗生物質SS43405D、生産株の培養に
は:Il!i常の放線菌の培養法が用いられる。
の培養について説明する。すなわち、ストレプトミセス
属に属する抗生物質SS43405D、生産株の培養に
は:Il!i常の放線菌の培養法が用いられる。
栄養培地としては、資化しうる炭素源、窒素源、無機物
などを適当に含有する眠抄、合成培地、半合成培地、あ
るいは天然培地のいずれでも使用可能である。
などを適当に含有する眠抄、合成培地、半合成培地、あ
るいは天然培地のいずれでも使用可能である。
炭素源としては、例えばグルコース、フラクトース、マ
ンニット、澱粉、IIM蜜吟が単独または組合せて用い
られる。きらに菌の資化性によっては、炭化水素、アル
コール類、有機酸等も用い得る。窒素源としては、S機
もしくは有機窒業化合物、例えば塩化アンモニウム、硫
酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素、硝酸ナトリ
ウム、グルタミン酸ナトリウムなど、または天然物、例
えば大豆粉、酵母エキス、ペプトン、肉エキス、乾燥酵
母、綿実粕、デロテオースペデトン、カザミノ酸、コー
ン・スチーブ・リカーなどが単独または組合せて用いら
れる。無機物としては、例えば炭酸カルシウム、塩化す
) IJウム、硫酸鋼、塩化マンガン、塩化亜鉛等が単
独または組合せて用いられる。その他843405株の
発育を助けSS43405Dの生産を促進する物質ある
いはシリコン油又はアデカノール(商品名)等の一般的
消泡剤を適宜培地に添加することもできる。
ンニット、澱粉、IIM蜜吟が単独または組合せて用い
られる。きらに菌の資化性によっては、炭化水素、アル
コール類、有機酸等も用い得る。窒素源としては、S機
もしくは有機窒業化合物、例えば塩化アンモニウム、硫
酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素、硝酸ナトリ
ウム、グルタミン酸ナトリウムなど、または天然物、例
えば大豆粉、酵母エキス、ペプトン、肉エキス、乾燥酵
母、綿実粕、デロテオースペデトン、カザミノ酸、コー
ン・スチーブ・リカーなどが単独または組合せて用いら
れる。無機物としては、例えば炭酸カルシウム、塩化す
) IJウム、硫酸鋼、塩化マンガン、塩化亜鉛等が単
独または組合せて用いられる。その他843405株の
発育を助けSS43405Dの生産を促進する物質ある
いはシリコン油又はアデカノール(商品名)等の一般的
消泡剤を適宜培地に添加することもできる。
培養法としては一般の抗生物質の生産に用いられる方法
が採用されるが、液体培養法、特に深部攪拌培養法が最
も適している。培養は好気的な条件で行なわれ、培養に
適当な温度は25〜35℃であるが、一般に27℃付近
で培養するのが好ましい。抗生物aSS43405Dは
振盪培養、深部攪拌培養の倒れの場合もその生産量は3
〜5日間の培養で最高に達する。培養液中の抗生物質S
S43405Dの蓄積量が最高に達した時に培養を停止
し、培養液中から目的物5fLを単離して精製する。培
9!液中からSS43405Dの単離は、後記実施例に
示す如く、本抗生物質の理化学的性状を考慮して種々の
方法を単独で、あるいは適宜組合せることによって行な
われる。
が採用されるが、液体培養法、特に深部攪拌培養法が最
も適している。培養は好気的な条件で行なわれ、培養に
適当な温度は25〜35℃であるが、一般に27℃付近
で培養するのが好ましい。抗生物aSS43405Dは
振盪培養、深部攪拌培養の倒れの場合もその生産量は3
〜5日間の培養で最高に達する。培養液中の抗生物質S
S43405Dの蓄積量が最高に達した時に培養を停止
し、培養液中から目的物5fLを単離して精製する。培
9!液中からSS43405Dの単離は、後記実施例に
示す如く、本抗生物質の理化学的性状を考慮して種々の
方法を単独で、あるいは適宜組合せることによって行な
われる。
すなわち、抗生物質SS43405D#−i通常培養液
及び菌体中に存在するので培養物を遠心分離又は濾過等
によって菌体を分離し、その菌体及び培養F液から逼常
の分離手段、例えば溶媒抽出法、イオン交換樹脂法、グ
ル濾過法、吸着又は分配カラムクロマト法、透析法、沈
澱法などを単独で、又は適宜組合せて抗生物質SS43
405D!−分岨・精製する。
及び菌体中に存在するので培養物を遠心分離又は濾過等
によって菌体を分離し、その菌体及び培養F液から逼常
の分離手段、例えば溶媒抽出法、イオン交換樹脂法、グ
ル濾過法、吸着又は分配カラムクロマト法、透析法、沈
澱法などを単独で、又は適宜組合せて抗生物質SS43
405D!−分岨・精製する。
好ましい分離・精製の例としては、次の方法が畠げられ
る。発酵を終了した培養物を遠心分離し、F叡と菌体く
分ける。
る。発酵を終了した培養物を遠心分離し、F叡と菌体く
分ける。
菌体はアセトン・メタノール等適当な溶媒で抽出し、こ
れを減圧下に濃縮して溶媒を除き、水溶液とする。前述
の菌体を除去した掖−と菌体を処理して得られた液とを
、適当な鉱酸例えば塩酸でpH2〜4とし、適当な溶媒
、例えば酢酸エチル等で抽出する。次に抽出液を減圧1
114後、はぼ1/2容の水を加えさらに濃アンモニア
水でpH9〜10とし転溶させる。水層を適当な鉱酸、
例えば塩酸でpH2〜4とし適当な溶媒、例えば酢酸エ
チル等で抽出する。抽出液の溶媒を留去し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに付す。
れを減圧下に濃縮して溶媒を除き、水溶液とする。前述
の菌体を除去した掖−と菌体を処理して得られた液とを
、適当な鉱酸例えば塩酸でpH2〜4とし、適当な溶媒
、例えば酢酸エチル等で抽出する。次に抽出液を減圧1
114後、はぼ1/2容の水を加えさらに濃アンモニア
水でpH9〜10とし転溶させる。水層を適当な鉱酸、
例えば塩酸でpH2〜4とし適当な溶媒、例えば酢酸エ
チル等で抽出する。抽出液の溶媒を留去し、残渣をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーに付す。
次に適当攻溶離液、例えばクロロホルム・メタノール混
液等で浴出したのち活性画分を集め、減圧濃m後、残渣
を適当な溶媒、例えば酢酸エチル、n−ヘキサン混液等
て再砧晶すると抗生物質8843405Dの黄色結晶が
得られるう以上の如くして得られた抗生物質SS434
05Dは次のような理化学的性質を有する。
液等で浴出したのち活性画分を集め、減圧濃m後、残渣
を適当な溶媒、例えば酢酸エチル、n−ヘキサン混液等
て再砧晶すると抗生物質8843405Dの黄色結晶が
得られるう以上の如くして得られた抗生物質SS434
05Dは次のような理化学的性質を有する。
■ 元素分析
CH
実験値%> 67.82 4.52理論値(%’
l 67.98 4.46■ 分子式 %式% ■融点 170℃(分解) ■ 紫外−吸収スペクトル 第1図 eOH λ (ε) 238(56,500)、264ax (25,900)、410(8,600)■ 赤外線吸
収スペクトル(KBr法)第2図 (りIH−NMRスペクトル(90MHz )重クロロ
ホルム溶液中、7MSi基準物質として測定した。
l 67.98 4.46■ 分子式 %式% ■融点 170℃(分解) ■ 紫外−吸収スペクトル 第1図 eOH λ (ε) 238(56,500)、264ax (25,900)、410(8,600)■ 赤外線吸
収スペクトル(KBr法)第2図 (りIH−NMRスペクトル(90MHz )重クロロ
ホルム溶液中、7MSi基準物質として測定した。
第3図
第3図に示す以外にも、δl 2.80(IH,s)の
シグナルを示す。
シグナルを示す。
■ #!解性
クロロホルム、ジメチルスルホキシド、アルカリ水に9
溶。
溶。
n−ヘキサン、水に繕浴。
■ 塩基性・酸性・中性の区別
酸 性
■ 物質の色及び性状
黄色結晶
[相] 蝋色反応
塩化第2鉄反応において陽性つ
瞑り 薄層クロマトグラフィー
担体ニジリカグルプレートF!ms (メルク社#り
以下余白
q枠 構造式
上記の理化学的測定値より、本発明の抗生物質SS43
405m)は下記構造式を有すると推定されるう 以上の理化学的性質及び推定構造式より、本発明の抗生
物質SS43405Dは新規な化合物である。
405m)は下記構造式を有すると推定されるう 以上の理化学的性質及び推定構造式より、本発明の抗生
物質SS43405Dは新規な化合物である。
本発明の抗生物質SS43405Dは次のような生物学
的性質を何する。
的性質を何する。
■ 抗菌作用
抗菌作用の測定法は、細菌は栄養寒天培地、真菌はサブ
ロー寒天培地におけるカップ法により抗菌阻止径を測定
した。
ロー寒天培地におけるカップ法により抗菌阻止径を測定
した。
・ ζ ・j−し−1
〔発明の効果〕
これらの抗菌作用からみて、抗生物質5s43405D
は医薬品として有用である。
は医薬品として有用である。
次に実施例を挙げて説明する。
実施例
溶性デンプンL O% 、綿実粕2.0%、コーン・ス
チーデφリカーi、os、炭酸カルシクム0.3 %の
組成を有する液体培地をpH6,2とし、50〇−容坂
ロフラスコKI OOd分注して滅菌する。これにスト
レゾトミセスエスビ 843405株(微工研醒寄第7
956M)を接種し、27℃で2日間振盪培養して種培
養液を作成する。
チーデφリカーi、os、炭酸カルシクム0.3 %の
組成を有する液体培地をpH6,2とし、50〇−容坂
ロフラスコKI OOd分注して滅菌する。これにスト
レゾトミセスエスビ 843405株(微工研醒寄第7
956M)を接種し、27℃で2日間振盪培養して種培
養液を作成する。
グルコース1.0%、溶性デンプン6.0慢、綿実粕2
00.コーン・スチーゾ・リカー〇、SS、酵母エキス
O,SS、炭酸カルシウム0.3%、硫酸鋼0.000
5%、塩化マノガンo−oooss、硫ei1亜鉛0.
0051Dfd成ヲWする液体培地をpH7,0とし3
01容のゾヤーファメンターに18j仕込み滅−する。
00.コーン・スチーゾ・リカー〇、SS、酵母エキス
O,SS、炭酸カルシウム0.3%、硫酸鋼0.000
5%、塩化マノガンo−oooss、硫ei1亜鉛0.
0051Dfd成ヲWする液体培地をpH7,0とし3
01容のゾヤーファメンターに18j仕込み滅−する。
これに前記の株培養液100−をi[L培養温度27℃
、攪拌数40Orpm、通気量181/分の条件下で1
20時間培養を行なう。
、攪拌数40Orpm、通気量181/分の条件下で1
20時間培養を行なう。
培養終了後、培養液を遠心分離し、得られたF液を5規
定塩酸でpH2に調整し等量の酢酸エチルで2回抽出し
たう 一方菌体にはメタノール5jを加えて攪拌後濾過し、得
られたF液を40℃で約1/10まで減圧##lL、九
。次いでこの濃縮液を5規定塩酸でpH2K:調整し等
量の酢酸エチルで21gI抽出した。
定塩酸でpH2に調整し等量の酢酸エチルで2回抽出し
たう 一方菌体にはメタノール5jを加えて攪拌後濾過し、得
られたF液を40℃で約1/10まで減圧##lL、九
。次いでこの濃縮液を5規定塩酸でpH2K:調整し等
量の酢酸エチルで21gI抽出した。
先の抽出液と合わせて40℃で約21まで 4゜減圧浸
種し念。次いでこの棲絹液に約11の水を加え侵アンモ
ニア水でpH10とじ転溶させたつ水層を再び5硯定塩
酸にてpH2に調整し約2!の酢酸エチルで21!II
!l抽出した。
種し念。次いでこの棲絹液に約11の水を加え侵アンモ
ニア水でpH10とじ転溶させたつ水層を再び5硯定塩
酸にてpH2に調整し約2!の酢酸エチルで21!II
!l抽出した。
抽出液の溶媒を40℃で減圧留去し粗抽出物10Fを得
友。この粗抽出物をシリカゲル(メルク社11Kies
el Gol 60.230−400メツシユ)カラム
クロマトグラフィー(5,5(1) X 44 cps
)に付し、クロロホルム/メタノール(49:lv/
v)で溶出し、活性画分を集めtoかくして得られた活
性画分を′a稲後、昨鍍エチルーn−ヘキサン混液によ
り再結晶することKより、SS43405Dの黄色結晶
150mgを得友。
友。この粗抽出物をシリカゲル(メルク社11Kies
el Gol 60.230−400メツシユ)カラム
クロマトグラフィー(5,5(1) X 44 cps
)に付し、クロロホルム/メタノール(49:lv/
v)で溶出し、活性画分を集めtoかくして得られた活
性画分を′a稲後、昨鍍エチルーn−ヘキサン混液によ
り再結晶することKより、SS43405Dの黄色結晶
150mgを得友。
第1図は本発明の抗生物質3843405Dの紫外線吸
収スペクトル、第2図は同赤外線吸収スペクトル、第3
図は同’El−NMRスペクトルであるう 以上
収スペクトル、第2図は同赤外線吸収スペクトル、第3
図は同’El−NMRスペクトルであるう 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記の理化学的性質を有する抗生物質SS4340
5D。 (1)元素分析 C H 実験値(%) 67.82 4.52 理論値(%) 67.98 4.46 (2)分子式 C_2_3H_1_3O_7 (3)融点 170℃(分解) (4)紫外線吸収スペクトル 第1図 λ^M^e^O^H_m_a_x(ε)238(56,
500)、264(25,900)、410(8,60
0) (5)赤外線吸収スペクトル(KBr法) 第2図 (6)^1H−NMRスペクトル(90MH_z)重ク
ロロホルム溶液中、TMSを基準物質 として測定した。 第3図 第3図に示す以外にも、δ12.80 (1H、s)のシグナルを示す。 (7)溶解性 クロロホルム、ジメチルスルホキシド、 アルカリ水に可溶。 n−ヘキサン、水に難溶。 (8)塩基性、酸性、中性の区別 酸性 (9)物質の色及び性状 黄色結晶 (10)呈色反応 塩化第2鉄反応において陽性。 (11)薄層クロマトグラフィー 担体:シリカゲルプレートF_2_5_4(メルク社製
) ▲数式、化学式、表等があります▼ 2、構造が次の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるものである特許請求の範囲第1項記載の抗
生物質SS43405D。 3、ストレプトミセス属に属する新規抗生物質SS43
405D生産菌を培養し、その培養物から抗生物質SS
43405Dを採取することを特徴とする抗生物質SS
43405Dの製造法。 4、SS43405D物質生産菌がストレプトミセスエ
スピーS43405(Streptomyces sp
.S43405)(微工研菌寄第7956号)である特
許請求の範囲第3項記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59259241A JPS61139394A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | 新規な抗生物質ss43405d及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59259241A JPS61139394A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | 新規な抗生物質ss43405d及びその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61139394A true JPS61139394A (ja) | 1986-06-26 |
Family
ID=17331366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59259241A Pending JPS61139394A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | 新規な抗生物質ss43405d及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61139394A (ja) |
-
1984
- 1984-12-10 JP JP59259241A patent/JPS61139394A/ja active Pending
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