JPS5834112B2 - 新抗生物質sf−1540−b物質及びそれの製造法並びに農業用抗カビ剤 - Google Patents
新抗生物質sf−1540−b物質及びそれの製造法並びに農業用抗カビ剤Info
- Publication number
- JPS5834112B2 JPS5834112B2 JP51034400A JP3440076A JPS5834112B2 JP S5834112 B2 JPS5834112 B2 JP S5834112B2 JP 51034400 A JP51034400 A JP 51034400A JP 3440076 A JP3440076 A JP 3440076A JP S5834112 B2 JPS5834112 B2 JP S5834112B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substance
- new antibiotic
- culture
- methanol
- antifungal agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は抗生物質、その製造方法及びそれを含有する組
成物に関する。
成物に関する。
更に詳しく述べると、ストレプトミセス属に属する菌を
培地に培養し培養物から得られた新抗生物質5F−15
40−B物質及びその含有物に関するものである。
培地に培養し培養物から得られた新抗生物質5F−15
40−B物質及びその含有物に関するものである。
本発明者らは、先にストレプトミセス・ハイグロスコピ
クス5F−1540株と命名した菌株の培養物質中にカ
ビ類及びダラム陽性菌に有効な抗生物質5F−1540
物質が蓄積され、これを採取し得ることを見出した(特
願昭50 157469)。
クス5F−1540株と命名した菌株の培養物質中にカ
ビ類及びダラム陽性菌に有効な抗生物質5F−1540
物質が蓄積され、これを採取し得ることを見出した(特
願昭50 157469)。
更に研究を進めた結果、5F1540物質とは生物学的
性状及び物理学的性状を異にする新抗生物質5F−15
40−B物質が同一菌株によって生産されることを見出
し、その有効物質を培養物中から純粋に単離しその性状
を調べた結果、既知の物質とは異なる新抗生物質である
ことを確かめ、この有効物質を5F−1540B物質と
命名して本発明を完成した。
性状及び物理学的性状を異にする新抗生物質5F−15
40−B物質が同一菌株によって生産されることを見出
し、その有効物質を培養物中から純粋に単離しその性状
を調べた結果、既知の物質とは異なる新抗生物質である
ことを確かめ、この有効物質を5F−1540B物質と
命名して本発明を完成した。
本発明の方法で使用される5F−1540−B物質生産
菌の例としては、ストレプトミセス・ハイグロスコピク
ス5F−1540(工業技術院微生物工業技術研究所に
微生物受託番号、微工研寄第2607号として寄託)が
あり、その菌学的性状は次の通りである。
菌の例としては、ストレプトミセス・ハイグロスコピク
ス5F−1540(工業技術院微生物工業技術研究所に
微生物受託番号、微工研寄第2607号として寄託)が
あり、その菌学的性状は次の通りである。
■、形態
気菌糸はスターチ寒天、オートミール寒天、イースト・
麦芽寒天及びチロシン寒天等で良好に着生し胞子形成も
豊富である。
麦芽寒天及びチロシン寒天等で良好に着生し胞子形成も
豊富である。
分枝は単純分枝で車軸分枝はみもれない。
気菌糸の先端はコ※※
ノパクトな閉鎖型のらせん糸か又は短かい開放型らせん
糸となる。
糸となる。
菌核形成は認められない。電子顕微鏡による胞子の表面
構造はワーテイ(イボ状)である。
構造はワーテイ(イボ状)である。
胞子は隋円と短円筒型で、胞子の連鎖数は10胞子以上
である。
である。
胞子の大きさは0.8〜]、、IXl、1〜1.4ミク
ロンである。
ロンである。
■、各種培地上の生育状態
■、生理的性質
(1)生育温度範囲:スターチ・イースト寒天培地にお
いて15〜40℃の温度範囲で良好な生育をする。
いて15〜40℃の温度範囲で良好な生育をする。
(2)ゼラチンの液化:20℃にて30日間培養で液化
する。
する。
(3)スターチの加水分解:陽性
(4)脱脂乳の凝固:陰性(28℃、37℃)脱脂乳め
ペプトン化:陽性(28℃、37℃)(5)メラニン色
素の生成:陰性 ■、炭素源の利用性(プリートノ・ム・ゴツトリープ寒
天培地) (1)利用する:D−グルコース、D−フラクトース、
D−マンニトール、■−イノシ トール、L−アラビノース、ラムノー ス (2)利用が疑わしい:D−キシロース、ラフィノース (3)利用しない:シュクロース 上記から5F−1540株の菌学的特徴を要約すると、
気菌糸はらせん糸を形成し、胞子表面構造はワーテイ(
イボ状)である。
ペプトン化:陽性(28℃、37℃)(5)メラニン色
素の生成:陰性 ■、炭素源の利用性(プリートノ・ム・ゴツトリープ寒
天培地) (1)利用する:D−グルコース、D−フラクトース、
D−マンニトール、■−イノシ トール、L−アラビノース、ラムノー ス (2)利用が疑わしい:D−キシロース、ラフィノース (3)利用しない:シュクロース 上記から5F−1540株の菌学的特徴を要約すると、
気菌糸はらせん糸を形成し、胞子表面構造はワーテイ(
イボ状)である。
発育色調は淡黄色〜黄褐色〜灰黄色となる。
気菌糸は灰褐色で、次第にハイグロスコピックとなる。
5F−1540株のこのような性状はストレフトミセス
層のストレプトミセス・ハイグロスコピクス(S tr
eptomyces hygroscopicus )
の性状とよ(一致している。
層のストレプトミセス・ハイグロスコピクス(S tr
eptomyces hygroscopicus )
の性状とよ(一致している。
即ち、ストレプトミセス・ハイグロスコピクスの特徴と
されている次の3点が5F−1540株に認められる。
されている次の3点が5F−1540株に認められる。
(1)らせん糸を形成する。
(2)灰褐色の気菌糸を着生する。
(3)気菌糸がハイグロスコピックとなる。ワックスマ
ンの記載(ワックスマン:ザ・アクチノミセテス、2巻
、230〜231頁、1961年)によるストレプトミ
セス・ハイグロスコピクスと5F−1540株を比較す
るとシュクロース・硝酸塩寒天及びグルコース・アスパ
ラギン寒天での可溶性色素の生成等に相違が認められる
が、その性状はほぼよく一致している。
ンの記載(ワックスマン:ザ・アクチノミセテス、2巻
、230〜231頁、1961年)によるストレプトミ
セス・ハイグロスコピクスと5F−1540株を比較す
るとシュクロース・硝酸塩寒天及びグルコース・アスパ
ラギン寒天での可溶性色素の生成等に相違が認められる
が、その性状はほぼよく一致している。
以上より、5F−1,540株はワックスマンの記載と
は相違する点が認められるが、上記3点の特徴をそなえ
ていることからストレプトミセス・ハイグロスコピクス
の種に属させるのが妥当であり、本発明者らは5F−1
540株をストレプトミセス・ハイグロスコピクス5F
−1540(S treptomyces hygro
scopicus 5F−1540)と命名し、公知の
菌株と区別することにした。
は相違する点が認められるが、上記3点の特徴をそなえ
ていることからストレプトミセス・ハイグロスコピクス
の種に属させるのが妥当であり、本発明者らは5F−1
540株をストレプトミセス・ハイグロスコピクス5F
−1540(S treptomyces hygro
scopicus 5F−1540)と命名し、公知の
菌株と区別することにした。
5F−1540株は他のストレプトミセスの場合にみも
れるように、その性状が変化しやすく、例えば紫外線、
エックス線、高周波、放射線、薬品等を用いる人工的手
段で変異し得るものである。
れるように、その性状が変化しやすく、例えば紫外線、
エックス線、高周波、放射線、薬品等を用いる人工的手
段で変異し得るものである。
このような変異株であっても、5F−1540B物質の
生産能を有するものは全て本発明の方法に使用すること
が出来る。
生産能を有するものは全て本発明の方法に使用すること
が出来る。
本発明の方法では、前記菌株を通常微生物が利用しうる
栄養物を含有する培地で培養する。
栄養物を含有する培地で培養する。
栄養源としては、従来ストレプトミセス属の菌の培養に
利用されている公知のものが使用できる。
利用されている公知のものが使用できる。
例えば、炭素源としてグルコース、スターチ、クリセリ
ン、デキストリン、シュクロース、水アめ、糖みつ、大
豆油等を使用しつる。
ン、デキストリン、シュクロース、水アめ、糖みつ、大
豆油等を使用しつる。
また窒素源として、大豆粉、コーンステイープリカー、
小麦胚芽、コツトンシードミール、硫酸アンモン、硝酸
ソーダ等を使用しうる。
小麦胚芽、コツトンシードミール、硫酸アンモン、硝酸
ソーダ等を使用しうる。
その他必要に応じて炭素カルシウム、塩化ナトリウム、
塩化カリ、燐酸塩等の無機塩を添加するほか、菌の発育
を助け、5F1540−B物質の生産を促進するごとき
有機及び無機物を適当に添加することが出来る。
塩化カリ、燐酸塩等の無機塩を添加するほか、菌の発育
を助け、5F1540−B物質の生産を促進するごとき
有機及び無機物を適当に添加することが出来る。
培養法としては、一般の抗生物質生産の方法と同じ(液
体培養法、特に深部培養法が最も適している。
体培養法、特に深部培養法が最も適している。
培養は好気的条件下で行われ、培養に適当な温度は25
〜35℃であるが、多(の場合28℃付近で培養する。
〜35℃であるが、多(の場合28℃付近で培養する。
かくして5F−1540−B物質の生産は振盪培養、タ
ンク培養共に2〜5日で最高に達する。
ンク培養共に2〜5日で最高に達する。
以上述べた培養条件は使用される生産菌株の特性に応じ
てそれぞれの最適条件を選択して適用することができる
。
てそれぞれの最適条件を選択して適用することができる
。
5F−1540−B物質は菌体及び培養ろ液の両方に含
まれるので、両者から別別に抽出できる外、醗酵液をろ
過することなく弱酸性にすれば溶液中の5F−1540
−B物質は菌体に吸着乃至沈殿するので菌体部分のみを
抽出することが可能である。
まれるので、両者から別別に抽出できる外、醗酵液をろ
過することなく弱酸性にすれば溶液中の5F−1540
−B物質は菌体に吸着乃至沈殿するので菌体部分のみを
抽出することが可能である。
実際の抽出に当っては、5F−1540−B物質は後記
の理化学的性状によって明らかな様に、・脂溶性物質で
あり、培養中から脂溶性天然物の採取に用いられる公知
方法がすべて適用される。
の理化学的性状によって明らかな様に、・脂溶性物質で
あり、培養中から脂溶性天然物の採取に用いられる公知
方法がすべて適用される。
一例を示すと、ストレプトミセス・ハイグロスコピクス
5F−1540株の培養ろ液及び培養菌体の含水メタノ
ール抽出液がらメタノールを除去した水溶液を水と混ら
ない有機溶剤、例えば、酢酸エチルで抽出すれば、5F
−1540−B物質は有機溶剤層に抽出される。
5F−1540株の培養ろ液及び培養菌体の含水メタノ
ール抽出液がらメタノールを除去した水溶液を水と混ら
ない有機溶剤、例えば、酢酸エチルで抽出すれば、5F
−1540−B物質は有機溶剤層に抽出される。
抽出液を減圧濃縮するとシラツブ状になる。
これにシクロヘキサンを加えると、5F−1540−B
物質の粗物質が沈殿する。
物質の粗物質が沈殿する。
この5F−1540−B物質を含む沈殿物をカラム・ク
ロマトグラフィー、例えばベンゼン・アセトン(20:
1)を展開剤としたシリカゲル・カラムクロマトグラフ
ィー及びメタノール、酢酸エチル等の有機溶剤を展開剤
としたセファデックスLH−20(ファルマシア社製)
で精製することができる。
ロマトグラフィー、例えばベンゼン・アセトン(20:
1)を展開剤としたシリカゲル・カラムクロマトグラフ
ィー及びメタノール、酢酸エチル等の有機溶剤を展開剤
としたセファデックスLH−20(ファルマシア社製)
で精製することができる。
本発明の方法で得られた5F−1540−B物質の淡黄
白色無定形粉末の理化学的性状は次の通りである。
白色無定形粉末の理化学的性状は次の通りである。
(1)元素分析
炭素 66.31%、水素 8.76%、酸素24.9
3%(差により) (2)分子量 約600(蒸気圧法で測定) (3)融点 85〜90℃ (4)比旋光度 (ロ)ド+39°(C11クロロホルム)(5)紫外部
吸収スペクトル メタノール溶液の紫外部吸収スペクトルを第1図に示す
。
3%(差により) (2)分子量 約600(蒸気圧法で測定) (3)融点 85〜90℃ (4)比旋光度 (ロ)ド+39°(C11クロロホルム)(5)紫外部
吸収スペクトル メタノール溶液の紫外部吸収スペクトルを第1図に示す
。
(6)赤外部
臭化カリ錠剤法による赤外部吸収スペクトルを第2図に
示す。
示す。
主要な吸収バンド位置は3380.1720゜1260
.1100.980Crn−1である。
.1100.980Crn−1である。
(7)核磁気共鳴スペクトル
重クロロホルム中の100MHz フロトンNMRス
ペクトルを第3図に示す。
ペクトルを第3図に示す。
主要な吸収シグナル位置は0.89.1.94.1.9
9.2.06.3.26.6.86 ppmである。
9.2.06.3.26.6.86 ppmである。
(8)溶剤に対する溶解性
メタノール、エタノール、n−ブタノール、酢酸エチル
、ベンゼン、アセトン、クロロホルム、四塩化炭素、エ
チルエーテルに可溶。
、ベンゼン、アセトン、クロロホルム、四塩化炭素、エ
チルエーテルに可溶。
水、シクロヘキサンに不溶。
(9)安定性
酸、アルカリに不安定である。
(10)各種クロマトグラフィーにおけるRf値5F−
1540−B物質のシリカゲル薄層(メルク社製)クロ
マトグラフィーでは、クロ** ロホルム・メタノール
(5:1)の展1a−C−Rf値0.17、ベンゼン・
アセトン(2:1)でRf値0.05、酢酸エチルでR
f値o、osの単一スポットを示した。
1540−B物質のシリカゲル薄層(メルク社製)クロ
マトグラフィーでは、クロ** ロホルム・メタノール
(5:1)の展1a−C−Rf値0.17、ベンゼン・
アセトン(2:1)でRf値0.05、酢酸エチルでR
f値o、osの単一スポットを示した。
住υ 呈色反応
陽性:過マンガン酸カリ、硫酸、レミュー陰性:ニンヒ
ドリン 5F−1540−B物質の検定に当っては、次の方法が
用いられる。
ドリン 5F−1540−B物質の検定に当っては、次の方法が
用いられる。
検定培地としてポテト・グルコース寒天を用いる。
検定菌としてはピリクラリア・オリゼを用いる。
5F−1540−B物質はこれを用いた検定に於て12
5■/1rLl〜8■/就において濃度の対数と阻止円
との関係は直線関係を示し、それぞれ53.6〜39.
6mmの阻止円を与える。
5■/1rLl〜8■/就において濃度の対数と阻止円
との関係は直線関係を示し、それぞれ53.6〜39.
6mmの阻止円を与える。
(ペーパーディスク平板法)SF−1540−B物質の
各種微生物に対する抗菌スペクトルは次表に示す通りで
ある。
各種微生物に対する抗菌スペクトルは次表に示す通りで
ある。
上表から明らかなように5F−1540−B物質はダラ
ム陰性菌には抗菌力を示さないが、ダラム陽性菌、酵母
及びカビに対して抗菌力を示す特性を有している。
ム陰性菌には抗菌力を示さないが、ダラム陽性菌、酵母
及びカビに対して抗菌力を示す特性を有している。
5F−1540−B物質を5■/kqマウスに腹腔投与
すると5匹中全例生存した。
すると5匹中全例生存した。
以上のような理化学的、生物学的性状を有するものは他
の既知抗生物質に該当するものがないので、新抗生物質
と認められる。
の既知抗生物質に該当するものがないので、新抗生物質
と認められる。
以上のように5F−1540−B物質は新抗生物質と判
定されたが、5F−1540−B物質は抗カビ活性、と
りわけ植物病原性のカビに有効なので、農薬として有用
である。
定されたが、5F−1540−B物質は抗カビ活性、と
りわけ植物病原性のカビに有効なので、農薬として有用
である。
次に実施例を示すが、本発明においてここに例示しない
多くの変形成いは、修飾手段を用いることは勿論である
。
多くの変形成いは、修飾手段を用いることは勿論である
。
実施例 1
ストレプトミセス・ハイグロスコピクス5F1540株
(寄託受理番号2607号)の胞子をスターチ1%、大
豆粉3%(pH7)の液体培地14(坂ロフラスコ10
本使用)に接種し、28℃で40時間振盪培養したもの
を種母とする。
(寄託受理番号2607号)の胞子をスターチ1%、大
豆粉3%(pH7)の液体培地14(坂ロフラスコ10
本使用)に接種し、28℃で40時間振盪培養したもの
を種母とする。
グルコース2.5%、小麦胚芽2,0%、ソリューフル
・ベジタブルプロテイン0.5%、食塩0.25%(p
H7)の組成から成る液体培地35.ffに前記の種母
を接種し、28℃で76時間通気攪拌培養した。
・ベジタブルプロテイン0.5%、食塩0.25%(p
H7)の組成から成る液体培地35.ffに前記の種母
を接種し、28℃で76時間通気攪拌培養した。
(50,!ジャーファーメンター2基使用)この培養物
を6規定塩酸でpH3〜4に調整すると、培養液中の5
F−1540−B物質は菌体区分に移項する。
を6規定塩酸でpH3〜4に調整すると、培養液中の5
F−1540−B物質は菌体区分に移項する。
そこにハイフロス−パーセルラ加えてろ過し菌体を集め
メタノール9Lで抽出する。
メタノール9Lで抽出する。
菌体をろ過して含水メタノール溶液11Lを得る。
そのメタノール水溶液を減圧濃縮すると、30グの茶褐
色粉末を得た。
色粉末を得た。
この5F−1540B物質を含む茶褐色粉末をシクロヘ
キサンで抽出すると、シクロヘキサン不溶部に粗5F1
540−B物質を含む褐色粉末9.31を得た。
キサンで抽出すると、シクロヘキサン不溶部に粗5F1
540−B物質を含む褐色粉末9.31を得た。
この粉末9.35’を少量のアセトンに溶かしベンゼン
にて充填したシリカゲルカラム(800TLl)の上に
のせ、ベンゼン・アセトン(20:1)を展開液として
クロマトグラフィーを行う。
にて充填したシリカゲルカラム(800TLl)の上に
のせ、ベンゼン・アセトン(20:1)を展開液として
クロマトグラフィーを行う。
15P分画でピリクラリア・オリゼに対して活性を示す
分画A330〜370を集め減圧濃縮すると純度60%
の5F−1540−B物質の淡黄色粉末227■を得た
。
分画A330〜370を集め減圧濃縮すると純度60%
の5F−1540−B物質の淡黄色粉末227■を得た
。
この淡黄色粉末100■を少量のアセトンに溶解し、ベ
ンゼンにて充填したシリカゲルカラム(loomoにの
せ、再度ベンゼン・アセトン(20:1)にて展開しク
ロマトグラフィーを行う。
ンゼンにて充填したシリカゲルカラム(loomoにの
せ、再度ベンゼン・アセトン(20:1)にて展開しク
ロマトグラフィーを行う。
101分画で活性を示す分画煮362〜388を集め減
圧下で濃縮すると、5F=1540−B均質の淡黄白色
粉末23■を得た。
圧下で濃縮すると、5F=1540−B均質の淡黄白色
粉末23■を得た。
実施例 2
実施例1で得た純度60%の5F−1540B物質の淡
黄色粉末227m9のうち、1001n9を少量の酢酸
エチルに溶かし、酢酸エチルで充填したセファデックス
LH−20カラム(300mOの上にのせ、酢酸エチル
で展開しクロマトグラフィーを行う。
黄色粉末227m9のうち、1001n9を少量の酢酸
エチルに溶かし、酢酸エチルで充填したセファデックス
LH−20カラム(300mOの上にのせ、酢酸エチル
で展開しクロマトグラフィーを行う。
5グ分画で分画すると分画A27〜30でシリカゲル薄
層クロマトグラフィー(ベンゼン・アセトン−2:1)
において5F−1540B物質の単一スポットを示した
。
層クロマトグラフィー(ベンゼン・アセトン−2:1)
において5F−1540B物質の単一スポットを示した
。
分画な減圧濃縮すると淡黄白色粉末17■を得た。
本発明の5F−1540−B物質は農業用殺菌剤として
、特に稲いもち病防除剤として有用であり、次にその実
験例を示す。
、特に稲いもち病防除剤として有用であり、次にその実
験例を示す。
実験例 1
稲いもち病に対する防除効果試験
直径9crrLの素焼鉢に栽培した水稲(品種十石)の
4葉期の苗に所定濃度に調製した薬液を、ターンテーブ
ル上圧力2kg/caのスプレーガンで2鉢当り35m
1宛散布し、風乾後25℃の温室に入れ稲いもち病菌(
Pyricularior oryzae )の胞子懸
濁液を噴霧接種した。
4葉期の苗に所定濃度に調製した薬液を、ターンテーブ
ル上圧力2kg/caのスプレーガンで2鉢当り35m
1宛散布し、風乾後25℃の温室に入れ稲いもち病菌(
Pyricularior oryzae )の胞子懸
濁液を噴霧接種した。
一夜湿室内に保った後人工気象室内に移し、5日後に葉
面に形成された病斑数を計数し、次式に従って防除価で
算出した。
面に形成された病斑数を計数し、次式に従って防除価で
算出した。
その結果は次表に示す通りである。
実験例1に示した通り、本発明の5F−1540B物質
は広い濃度範囲にわたって稲いもち病の防除に極めて優
れた効果を有し、しかも薬害がなく、有用な農業用殺菌
剤を提供するものである。
は広い濃度範囲にわたって稲いもち病の防除に極めて優
れた効果を有し、しかも薬害がなく、有用な農業用殺菌
剤を提供するものである。
本発明になる5F−1540−B物質を農業用殺菌剤と
して用いるには、5F−1540−B物質をそのまま、
あるいは適当な担体と混合し、水利剤、粉剤、粒剤、微
粒剤、乳剤等の形態にして使用することができ、また他
の農業用殺菌剤、殺虫剤、殺線虫剤、除草剤、植物成長
調整剤、肥料等と混用して使用することもでき、特定の
組み合せによる使用法に限定されない。
して用いるには、5F−1540−B物質をそのまま、
あるいは適当な担体と混合し、水利剤、粉剤、粒剤、微
粒剤、乳剤等の形態にして使用することができ、また他
の農業用殺菌剤、殺虫剤、殺線虫剤、除草剤、植物成長
調整剤、肥料等と混用して使用することもでき、特定の
組み合せによる使用法に限定されない。
本発明の5F−1540−B物質を液剤として使用する
場合には散布液中の濃度が5〜500ppmの範囲にな
るようにして用いることが望ましく、粉剤の場合には0
.1〜3%の範囲で含有することが望ましい。
場合には散布液中の濃度が5〜500ppmの範囲にな
るようにして用いることが望ましく、粉剤の場合には0
.1〜3%の範囲で含有することが望ましい。
また土壌あるいは田面に施用する場合には5F−154
0−B物質が10アール当り30〜50M’の割合とな
るよう適用することが望ましい。
0−B物質が10アール当り30〜50M’の割合とな
るよう適用することが望ましい。
次に5F−1540−B物質を農業用殺菌剤として使用
する場合の実施例を示す。
する場合の実施例を示す。
実施例中「部」は重量部を示す。
実施例 3
水利剤
5F−1540−B物質5部、カオリン57部、珪藻土
30部、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル
5部、リグニンスルホン酸ソータ3部を均一に混合し、
使用に際しては適当な濃度になるように水に懸濁し散布
液として、あるいは田面施用液として使用する。
30部、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル
5部、リグニンスルホン酸ソータ3部を均一に混合し、
使用に際しては適当な濃度になるように水に懸濁し散布
液として、あるいは田面施用液として使用する。
実施例 4
粉剤
5F−1540−B物質0.5部、メルク99.5部を
均一に粉砕混合して粉剤とする。
均一に粉砕混合して粉剤とする。
本則はそのまま使用する。
実施例 5
粒剤
5F−1540−B物質3部、リグニンスルホン酸ソー
ダ3.5部、クレー93.5部に水22部を加えて練合
、造粒、成型し、乾燥して粒剤とする。
ダ3.5部、クレー93.5部に水22部を加えて練合
、造粒、成型し、乾燥して粒剤とする。
本則はこのまま円面に散布して使用する。
第1図は5F−1540−B物質のメタノール0、 I
N苛性ソーダ、メタノール、0. I N塩酸メタノ
ール中での紫外部吸収曲線、第2図は5F1540−B
物質の臭化カリウム錠剤法での赤外部吸収曲線、さらに
第3図は5F−1540−B物質の重クロロホルム溶液
中でのプロトン核磁気共鳴スペクトル(100MHz)
である。
N苛性ソーダ、メタノール、0. I N塩酸メタノ
ール中での紫外部吸収曲線、第2図は5F1540−B
物質の臭化カリウム錠剤法での赤外部吸収曲線、さらに
第3図は5F−1540−B物質の重クロロホルム溶液
中でのプロトン核磁気共鳴スペクトル(100MHz)
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の特性を有する新抗生物質である5F1540
−B物質: クロロホルム中での比旋光度(ロ)p−+39°;元素
分析値炭素66.31%、水素8.76%、酸素24.
93%(差による);メタノール中の紫外部吸収極太2
47nm(E’%420 ): 277nmCrrL (E1%250);赤外部吸収スペクトル(臭化cII
L カリ錠剤法):3380.1720.1670.126
0.1100.980crIL ’、重クロロホルム中
の主要なプロトン核磁気共鳴吸収シグナル:0.89、
■、94.1.99.2.06.3.26.6゜86p
pm。 2 ストレプトミセス・ハイグロスコピクス5F154
0又はその生産性変異株を好気的に培養し、その培養中
に生じた5F−1540−B物質を分離、採取すること
からなる新抗生物質5F1540−B物質の製造法。 3 8F−1540−B物質を活性成分として含有する
農業用抗カビ剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51034400A JPS5834112B2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 新抗生物質sf−1540−b物質及びそれの製造法並びに農業用抗カビ剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51034400A JPS5834112B2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 新抗生物質sf−1540−b物質及びそれの製造法並びに農業用抗カビ剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52118401A JPS52118401A (en) | 1977-10-04 |
| JPS5834112B2 true JPS5834112B2 (ja) | 1983-07-25 |
Family
ID=12413124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51034400A Expired JPS5834112B2 (ja) | 1976-03-31 | 1976-03-31 | 新抗生物質sf−1540−b物質及びそれの製造法並びに農業用抗カビ剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5834112B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6326825U (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-22 |
-
1976
- 1976-03-31 JP JP51034400A patent/JPS5834112B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6326825U (ja) * | 1986-08-07 | 1988-02-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52118401A (en) | 1977-10-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS61148189A (ja) | Cl−1577dおよびcl−1577e抗生/抗腫瘍化合物およびそれらの製法 | |
| JPS5834112B2 (ja) | 新抗生物質sf−1540−b物質及びそれの製造法並びに農業用抗カビ剤 | |
| JPH01231892A (ja) | F−0368物質 | |
| JPH02275898A (ja) | 新規抗生物質kt―6291a及びkt―6291b、それらを生産する微生物及び製法並びに植物病害防除剤 | |
| US4588822A (en) | Physiologically active substances SS 12538, their preparation and a novel microorganism producing same | |
| JPH01320992A (ja) | イソオキサゾール−4−カルボン酸の製造法及びそれを含有する除草剤 | |
| JP3273965B2 (ja) | 生理活性物質mj286−a物質、その製造法及び除草剤の薬害軽減剤 | |
| JPS6348284A (ja) | 新抗生物質yp−02908l−aおよびその製造法 | |
| JPS6015318B2 (ja) | 新抗生物質sf−1942物質,その製造法およびそれを含有する抗ガン剤 | |
| JPH08208644A (ja) | 新規抗生物質クレミマイシンとその製造法及び用途 | |
| JPS62186787A (ja) | 新規な微生物 | |
| JPS5824118B2 (ja) | シンコウセイブツシツsf −1540 ブツシツノセイゾウホウ | |
| JPH0418079A (ja) | 新規物質bt―38物質及びその製造法並びにそれを有効成分とする抗黴剤 | |
| JPS6256487A (ja) | 新規抗生物質5−デオキシエンテロシン | |
| GB2040281A (en) | Preparation of xanthothricin | |
| JPS6228959B2 (ja) | ||
| JPS58319B2 (ja) | 新抗生物質sf−1917物質とその製造法 | |
| JPS63297398A (ja) | 新規生理活性物質ksa−9342又はその塩、及びその製造法 | |
| JPS6269992A (ja) | 抗生物質ss42227a | |
| JPS6046958B2 (ja) | 新抗生物質sf−2049物質およびその製造法 | |
| JPH0585998A (ja) | 新規化合物ca39‐aおよびca39‐b、ならびにその使用および製造 | |
| JPH02101006A (ja) | 植物用殺菌剤 | |
| JPS60260570A (ja) | 新規な抗生物質ss19508b及びその製造法 | |
| JPH04120005A (ja) | 除草剤組成物 | |
| JPH0272183A (ja) | 抗生物質wk−2057およびその製造方法 |