JPS5824007Y2 - 液圧回路 - Google Patents

液圧回路

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JPS5824007Y2
JPS5824007Y2 JP1978033812U JP3381278U JPS5824007Y2 JP S5824007 Y2 JPS5824007 Y2 JP S5824007Y2 JP 1978033812 U JP1978033812 U JP 1978033812U JP 3381278 U JP3381278 U JP 3381278U JP S5824007 Y2 JPS5824007 Y2 JP S5824007Y2
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JP
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control valve
line
pressure
pump
valve
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JP1978033812U
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JPS54136493U (ja
Inventor
健二 増田
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ダイキン工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は2台の固定ポンプを回路上、並列に装備する2
容量溶液圧回路に関する。
従来2台以上のポンプを使用した液圧回路として実公昭
51−5672号公報があり、この回路を具体的に例示
すると第3図になる。
即ち第3図は従来のこの種液圧回路を図示したもので1
回路上、並列に配置した2台のポンプ1,2の吐出ライ
ンを1本の主流ライン3に連結する一方、前記両吐出ラ
インにそれぞれリリーフ弁4,5を接続すると共に、−
側のリリーフ弁4のベント路6に開閉弁7を設け、該開
閉弁7の操作でベント路6とタンク8との間を閉鎖した
場合は、2台のポンプ1,2から吐出される流体全量を
主流ライン3に供給でき、前記開閉弁1でリリーフ弁4
をアンロード弁として作用させた場合は、1台のポンプ
2の吐出量のみを主流ライン3に供給することができる
要するに、2容量としての機能を発揮させ得るものであ
る。
ところで、斯る従来回路では。流量をフローコントロー
ル弁9によって制御する如くしているため、該コントロ
ール弁9の前位圧力はリリーフ弁5の設定値で制御され
ることになり、このため動力損失が大きく、また前記フ
ローコントロール弁9は流量弁と圧力補償弁とによって
構成されるから構造的にも複雑であった。
本考案は上記の点に鑑み考案したもので、目的とすると
ころは、2台のポンプに接続したリリーフ弁を1本来の
IJ IJ−フ弁としての機能を損なうことなく圧力補
償弁の機能をも兼ねるようにすることにより既存の圧力
補償弁の排除を可能にし。
構造を簡単に、また動力損失を小さくしたものである。
本考案の構成は、チェック弁を介設した第1ポンプの吐
出ラインと、前記第1ポンプと連動される第2ポンプの
吐出ラインとを一本の主流ラインに連結すると共に、前
記チェック弁の前位における第1ポンプの吐出ラインか
らタンクにかけて分岐した分流ラインと、前記第2ポン
プの吐出ラインからタンクにかけて分岐した分流ライン
とにそれぞれノーマルクローズ形の圧力制御弁を介設し
、−側の圧力制御弁のベント路と、前記主流ラインにお
ける流量制御弁の流量調整部後位に接続するフィードバ
ックラインとの間に2位置3ポート形方向制御弁を介設
し、該制御弁によって前記ベント路を、前記フィードバ
ックラインとタンクとに切換連通すると共に、前記の他
側の圧力制御弁のベント路を前記フィードバックライン
に接続した液圧回路であって、前記方向制御弁の操作に
よって、一対の圧力制御弁を、リリーフ弁の外にアクチ
ュエータへの供給流量を一定にし、かつアクチュエータ
の負荷に対応したポンプ圧力に制御する圧力補償弁とし
て、また−側の圧力制御弁を、ポンプの吐出量を極く低
圧でタンクにバイパスするアンロード弁として兼用でき
る如く成したものである。
以下本考案のの実姉例を第1図に基づき説明する。
図示した第1ポンプ11はチェック弁13を介して主流
ライン14に、また第2ポンプ12は絞り15を介して
前記主流ライン14にそれぞれ接続すると共に、該主流
ライン14を4ポート形流量方向制御弁16におけるP
ポートP′に連結し・該流量方向制御弁16のTポート
Tにタンク17aを、またAポートA、BポートBを樹
脂射出成形機18に接続している。
前記射出成形機18は成形型19、射出シリンダ20、
流体モータ21を同軸上に配置すると共に、ピストン2
2のロッド23の一端にスクリュー24を、また同他端
を前記モータ21におけるロータと摺動自在に係合し、
さらにシリンダ20に樹脂補給用ホッパー25を連結し
て構成している。
また1両ポンプ11.12の吐出ラインにおいて、チェ
ック弁13及び絞り15の前位からタンク17b、17
cに分岐した分流ライン28゜29にそれぞれノーマル
クローズ形圧力制御弁30.31を介設している。
これら圧力制御弁30.31はいわゆるバランスヒスト
ン形であり。
背圧室にそれぞれパイロット弁32.33を具備すると
共に、−側の圧力制御弁30のベント路34を絞り35
を介して2位置3ポート形方向制御弁36のP′ポート
P′に、また他側の圧力制御弁31のベント路37を絞
り38を介して前記方向制御弁36のA′ポートA′に
接続したフィードバックライン39にそれぞれ連結し、
さらに前記方向制御弁36のT′ポートT′にタンク3
7dを連結している。
前記の流量方向制御弁16は中立位置のみに通路40を
有し、中立位置以外の位置に負荷圧フィードバック通路
41.42を有しており、該流量方向制御弁16の前位
において主流ライン14から分岐した背圧ライン43を
前記中立位置の通路40を介してフィードバックライン
39に連通ずる如くしている。
上記の如く構成した実施例の作用について、以下説明す
る。
第1図の状態では、−側の圧力制御弁30のベント路3
4は方向制御弁36を介してタンク3rdに開放され、
他側の圧力制御弁31のベント路3Tはライン39,4
0,43を介して主流ライン14に連通し、該主流ライ
ン14は流量方向制御弁16によって封鎖されている。
このため、斯る状態で2台のポンプ11.12を同軸駆
動すると、第2ポンプ12から吐出される流体は主流ラ
イン14から分岐回路45に分流される。
該分岐回路45は例えば成形型19を型締めするために
使用されるもので、該分岐回路45の圧力はライン43
,40,39,37を介して圧力制御弁31の背圧室に
作用するが、成形型19の型締めの完了によってライン
45の圧力がパイロット弁の設定圧力以上に上昇すると
、前記圧力制御弁31は分流ライン29を連通ずるので
、第2ポンプ12の吐出圧力は前記パイロット弁33の
設定値でもって制御される。
しかも、前記第2ポンプ12の吐出圧力によってチェッ
ク弁13は閉鎖されるので、第1ポンプ11から吐出さ
れる流体はアンロード弁として作用する圧力制御弁30
を押し開いて全量をタンク17bにアンロードする。
その後1以上の制御状態において、方向制御弁36を右
方向に変位させる一方、流量方向制御弁16を左方向に
変位させると、第1ポンプ11及び第2ポンプ12から
吐出される流体は主流ライン14において合流し、さら
に流量調整部46を介して射出シリンダ20に供給され
、ピストン22を作動させるので、成形型19内に合成
樹脂が射出され始める。
前記射出シリンダ20への供給流量は流量方向制御弁1
6の流量調整部46でもって調整されるものであり、該
流量調整部46の後位圧力は通路41.フィードバック
ライン391両ベント路34.37を介して両圧力制御
弁30.31の背圧室に作用して、前記流量調整部46
の前位に所定流量以上の流体が流れないように1両ポン
プ11.12から吐出される流体の一部をそれぞれ圧力
制御弁30.31を介してタンク17b、17Cに分流
させる。
つまり、前記両圧力制御弁30.31は圧力補償弁とし
ての機能を発揮するものであり、この結果流量調整部4
6の前後の差圧は負荷の変化に関係なく一定(こ保たれ
、ピストン22の作動速度を流量調整部46の開度に対
応させることができる。
なお1以上の場合、第1ポンプ11から吐出される流体
はチェック弁13の抵抗を受けるが、それと並列に設け
た紋り15は第2ポンプ12の吐出流体に対しても抵抗
を加えるため、主流ライン14に対する両ポンプ11.
12からの出力流量の比を、どちらか優先することなく
平均化させることができる。
その後、成形型19に対する合成樹脂の射出完了間近に
なるに伴なって、射出シリンダ20を作動させる速度を
低下させる必要に迫られるので。
それに対応して流量調整部46の開度を小さくする一方
、方向制御弁36を図示の位置に切換えて。
第1ポンプ11からの吐出流体を一側の圧力制御弁30
を介してタンク17bにアンロードさせ。
必要以上の動力の使用を節減することができる。
この結果、流量調整部46の流量は他側の圧力制御弁3
1によって圧力補償される。
つまり、成形型19に対する初期射出時は、2台のポン
プ11゜12を使用した大容量、終期射出時は1台のポ
ンプ12による小容量システムである。
そして、成形型19に合成樹脂が充填されて回路圧力が
大きくなり、パイロット弁33が押し開かれると、圧力
制御弁31はリリーフ弁として切換わるので、所定の設
定圧力でもって成形型19内の合成樹脂を加圧保持する
ことができる。
その後、計量行程に入る場合は、流量方向制御弁16を
左方向の最端位置まで切換えて、主流ライン14をモー
タ21に、射出シリンダ20をタンク17alこそれぞ
れ連通させる。
この結果、モータ21はロッド23を介してスクリュー
24を回転させるので、該スクリュー24はホッパー2
5内の合成樹脂を吸入しながら後退する。
この場合、モータ21の回転速度は射出時と同様にブリ
ードする圧力補償特性を有する。
なお、第1図はアクチュエータとして射出成形機18を
実施例としているため、流量調整のために流量方向制御
弁16を図示したが、アクチュエータが一方向形の場合
は、該流量方向制御弁16にかえて、第2図に示す如き
方向切換機能を有さない単純な流量制御弁16Aを設け
、該流量制御弁16Aの後位と圧力制御弁30.31の
背圧室トラ直接、フィードバックライン39で接続する
如き構造をも包含するものである。
叙上の如く本考案は、第1ポンプ11の吐出ライン及び
第2ポンプ12の吐出ラインに接続した分流ライン28
.29中のノーマルクローズ形圧力制御弁30.31の
ベント路34.37を、主流ライン14における流量制
御弁16の後位にそれぞれ接続したから、アクチュエー
タを大容量で作動させるとき、前記圧力制御弁30.3
1は自動的に圧力補償弁としての機能を発揮して、アク
チュエータへの供給流量を一定に補償する。
このため、第3図に示す従来品の如くポンプ吐出圧が常
にリリーフ弁4,5によって最大圧で制御されるものに
比べて動力損失が小さい。
その上、これら圧力制御弁30.31は負荷が大きくな
ったとき、リリーフ弁としても作用するし、また−側の
圧力制御弁30は方向制御弁36の操作でもってポンプ
11に対するアンロード弁としても作用するので、従来
回路のもつ機能を失わずして第3図のフローコントロー
ル弁9に組込んだ圧力補償弁に相当するもの\設置を省
くことができ、このためそれだけ構造を簡単にできるな
どの効果がある。
しかも、流量制御弁16前後の差圧を一定に保持し、か
つ負荷に対応したポンプ圧力に制御する圧力補償機能を
有する2個の圧力制御弁30゜31を、流量制御弁16
によって設定される流量に応じて同時に、また単独に制
御するので、使用条件に適した省動力回路が選択できる
すなわち、流量制御弁16による設定流量が大流量のと
きは両ポンプ11.12から吐出される流体の一部を2
つの圧力制御弁30.31を介してタンク17b、17
cに分流して流量制御弁16前後の差圧を一定とし、か
つ負荷に対応したポンプ圧力に制御する圧力補償を行な
い、小流量のときは一側のポンプ12から吐出される流
体の一部を一方の圧力制御弁31を介してタンク17C
に分流して流量制御弁16前後の差圧を一定とし、かつ
負荷に対応したポンプ圧力に制御する圧力補償を行ない
、他方の圧力制御弁30をアンロードして、他側のポン
プ11の全吐出量を極く低圧でタンク17bにバイパス
することにより。
設定流量に対応した省動力制御が行なえる効果がある。
さらに圧力補償する2個の圧力制御弁30゜31のうち
、一方の圧力制御弁31を常時圧力補償弁となし、他方
の圧力制御弁30を、単一の方向制御弁36によって圧
力補償弁とアンロード弁とに選択するごとく成したので
、1つの方向制御弁36を操作するのみで、設定流量の
増減に即応した省動力制御を行なうことができ、しかも
構造も操作も簡単である効果をもっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す回路図、第2図は他の実
施例の説明図、第3図は従来例の説明図である。 11・・・第1ポンプ、12・・・第2ポンプ、14・
・・主流ライン 16・・・流量方向制御弁、18・・
・樹脂射出成形機、30・・・圧力制御弁、31・・・
圧力制御弁、36・・・方向制御弁、39・・・フィー
ドバックライン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 チェック弁13を介設した第1ポンプ11の吐出ライン
    と、前記第1ポンプ11と連動される第2ポンプ12の
    吐出ラインとを一本の主流ライン14に連結すると共に
    、前記チェック弁13の前位における第1ポンプ11の
    吐出ラインからタンク17bにかけて分岐した分流ライ
    ン28と、前記第2ポンプ12の吐出ラインからタンク
    17cにかけて分岐した分流ライン29とにそれぞれノ
    ーマルクローズ形の圧力制御弁30.31を介設し、−
    側の圧力制御弁30のベント路34と、前記主流ライン
    14における流量制御弁16の流量調整部後位に接続す
    るフィードバックライン39との間lζ2位置3ポート
    形方向制御弁36を介設し、該制御弁36によって前記
    ベント路34を。 前記フィードバックライン39とタンク37dとに切換
    連通すると共に、前記の他側の圧力制御弁31のベント
    路37を前記フィードバックライン39に接続した液圧
    回路。
JP1978033812U 1978-03-15 1978-03-15 液圧回路 Expired JPS5824007Y2 (ja)

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JP1978033812U JPS5824007Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15 液圧回路

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Publication Number Publication Date
JPS54136493U JPS54136493U (ja) 1979-09-21
JPS5824007Y2 true JPS5824007Y2 (ja) 1983-05-23

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ID=28890018

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5813278A (ja) * 1981-07-13 1983-01-25 Daikin Ind Ltd 自動合流形流量制御回路
JPS5891903A (ja) * 1981-11-24 1983-06-01 Komatsu Ltd 圧力補償付比例制御弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5114581A (ja) * 1974-07-25 1976-02-05 Kayaba Industry Co Ltd Choatsukairo

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JPS51161625U (ja) * 1975-06-17 1976-12-23

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JPS5114581A (ja) * 1974-07-25 1976-02-05 Kayaba Industry Co Ltd Choatsukairo

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