JPS5823537B2 - 室内異常負圧防止装置 - Google Patents

室内異常負圧防止装置

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Publication number
JPS5823537B2
JPS5823537B2 JP9803578A JP9803578A JPS5823537B2 JP S5823537 B2 JPS5823537 B2 JP S5823537B2 JP 9803578 A JP9803578 A JP 9803578A JP 9803578 A JP9803578 A JP 9803578A JP S5823537 B2 JPS5823537 B2 JP S5823537B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative pressure
pressure
prevention device
air supply
supply duct
Prior art date
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Expired
Application number
JP9803578A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5525719A (en
Inventor
桑田政信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP9803578A priority Critical patent/JPS5823537B2/ja
Publication of JPS5525719A publication Critical patent/JPS5525719A/ja
Publication of JPS5823537B2 publication Critical patent/JPS5823537B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、所定の負圧状態を維持する必要がある換気室
空調系に配設されて好適な室内異常負圧防止装置に関す
る。
一般に、ラジオアイソトープ研究施設、放射性廃棄物処
理施設もしくは核燃料工場等の放射性物質取扱施設等に
おいては、室内の圧力状態が一定範囲内の負圧に維持さ
れるように空気調和する必要がある。
そこで、このような換気室を有する空調系においては、
室内の負圧状態を正常な範囲に維持するために、室内の
異常負圧を防止する室内異常負圧防止装置が設けられて
いる。
第1図は、従来の室内異常負圧防止装置が配置されてな
る空調系を示す説明図である。
所定の負圧状態で換気される必要がある換気室1には、
排気口2を介して排気ダクト3が連結され、排気ダクト
3には図示されない位置に排気ファンが備えられている
また、換気室1には給気口4を介して給気ダクト5が連
結され、給気ダクト5には送風機6、空気調和器7が備
えられている。
すなわち、換気室1は、排気系と給気系との相互作用に
よって常に一定範囲内の負圧状態を維持されるように換
気されている。
この換気室1には、圧力状態を検出する圧力検出器8が
設けられ、圧力検出器8の出力はダンパ駆動部9に伝達
され、ダンパ駆動部9は給気ダクト5の中間部に備えら
れているダンパ10を開閉作動させるようになっている
すなわち、換気室1内の負圧状態が所定範囲を逸脱した
場合には、圧力検出器8の検出結果に基づいてダンパ駆
動部9を介してダンパ10が開放され換気室1の圧力状
態を正常な範囲に調整するようになっている。
しかしながら、このような室内異常負圧防止装置におい
ては、空調系を形成する個々の換気室1に、それぞれ圧
力検出器8を設け、また、ダンパ10を作動させるため
に、電動式もしくは圧縮空気作動式等のダンパ駆動部9
を設ける必要があることから、空調設備が複雑になり、
多くの潜在的故障要因を有するという欠点がある。
本発明は、上記従来の欠点を解消するためになされたも
のであって、空調設備の簡素化を図り、他の動力源に頼
ることなく自刃的に作動することができる室内異常負圧
防止装置を提供することを目的とする。
本発明に係る室内異常負圧防止装置は、所定負圧状態で
換気されている換気室に連通されている給気ダクト系に
配設され、給気ダクト内の動圧と外気圧との圧力バラン
スによって開閉され、換気室内圧の負圧低下時に換気室
内に外気を導入する可動羽根を有するようにしたいもの
である。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図は本発明に係る室内異常負圧防止装置の一実施例
が適用されてなる空調系を示す説明図であり、前記従来
例におけると異なる部分は、前記圧力検出器8、ダンパ
駆動部9およびダンパ10を撤去し、給気ダクト5の中
間部に異常負圧防止装置20を配設した点にあり、他の
部分は前記第1図におけると同様とされている。
第3図ないし第6図は、本発明に係る室内異常負圧防止
装置の一実施例を示す説明図である。
給気ダクト5の中間部側面には外気導入ダクト21が相
互に連通可能に接続されている。
外気導入ダクト21の外気側開口部には可動羽根22が
回転可能に配設されている。
この実施例における可動羽根22は、上下方向3段に構
成され、外気導入ダクト21内外から作用する圧力バラ
ンスの変化によって開閉されるようになっている。
また、給気ダクト5の内部には、給気流通方向に開口さ
れている動圧導入ダクト23が備えられ、動圧導入ダク
ト23の出口側は、可動羽根22の内方側上方に設けら
れている動圧吹出口24に接続されている。
すなわち、給気ダクト5内の動圧変化は、。動圧導入ダ
クト23を介して外気導入ダクト21の可動羽根22に
作用されるようになっている。
次に、上記実施例の作用について説明する。
排気ダクト3に連結されている図示されない排気ファン
および給気ダクト5に連結されている送風機。
6が、正常に作動している場合には、換気室1の圧力状
態は所定範囲の負圧を維持し、また、給気ダクト5内の
流通空気も一定の動圧状態にある。
このような正常運転時においては、給気ダクト5の動作
が、動圧導入ダクト23を介して動圧吹出口24から可
動羽根22に作用して外気導入ダクト21を第6図に示
されるように閉状態とさせている。
この状態から例えば送風機6が停止する等により、換気
室1内の圧力状態が、所定の負圧状態からさらに低下し
た場合には、給気ダクト5内の動圧が低下し、その動圧
低下が動圧導入ダクト23を介して動圧吹出口24から
可動羽根22に作圧し、可動羽根22は相対的に大きな
圧力の外気圧によって開放される。
可動羽根22の開放によシ外気導入ダクト21を介して
外気が給気ダクト5に導かれ、換気室1内の圧力状態を
所定の負圧に回復させる。
このようにして、換気室1内の圧力状態が所定の負圧に
達すると、可動羽根22は自重によって閉となる。
上記実施例によれば、簡単な構造で他の動力源によるこ
となく、換気室内の負圧状態をす定範囲内に維持するこ
とができる。
また、動圧導入ダクト23の動圧吹出口24の開口面積
を小さくすることにより、給気ダクト5内の動圧変動を
迅速に感知し、かつ動圧を効果的に可動羽根22に作用
させることができる。
第7図は、本発明に係る室内異常負圧防止装置の他の実
施例を示す説明図であり、可動羽根31を給気ダクト5
のエルボ部分の外壁部に設けるようにしたものである。
この実施例によれば、可動羽根31に直接的に動圧が作
用し、したがって、送風機6の停止時等において給気ダ
クト5の動圧変化を迅速適確に感知して換気室内の異常
負圧を防止することができる。
以上のように、本発明に係る室内異常負圧防止装置は、
所定負圧状態で換気されている換気室に連通されている
給気ダクト系に配設され、給気ダクト内の動圧と外気圧
との圧力バランスによって開閉され、換気室内圧の負圧
低下時に換気室内に外気を導入する可動羽根を有するよ
うにしたので、空調設備の簡素化を図り、他の動力源に
頼ることなく自刃的に作動して換気室内の負圧状態を一
定範囲内に維持することができるという効果を有する。
□図面の簡単な説明 第1図は従来例に係る室内異常負圧装置装゛置が適用さ
れてなる空調系を示す配管系統図、第2図は本発明に係
る室内異常負圧防止装置が適用されてなる空調系を示す
配管系統図、第3図は本発明;に係る室内異常負圧装置
の一実施例を示す斜視図、第4図は同平面図、第5図は
第4図のV−V線に沿う断面図、第6図は同地の作動状
態を示す要部断面図、第7図は同地の実施例を示す一部
を断面とした側面図である。
9 20・・・異常負圧防止装置、22.31・・・可
動羽根。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定負圧状態で換気されている換気室に連通されて
    いる給気ダクト系に配設され、給気ダクト内の動圧と外
    気圧との圧力バランスによって開閉され、換気室内圧の
    負圧低下時に換気室内に外気を導入する可動羽根を有す
    ることを特徴とする室内異常負圧防止装置。
JP9803578A 1978-08-10 1978-08-10 室内異常負圧防止装置 Expired JPS5823537B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9803578A JPS5823537B2 (ja) 1978-08-10 1978-08-10 室内異常負圧防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9803578A JPS5823537B2 (ja) 1978-08-10 1978-08-10 室内異常負圧防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5525719A JPS5525719A (en) 1980-02-23
JPS5823537B2 true JPS5823537B2 (ja) 1983-05-16

Family

ID=14208781

Family Applications (1)

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JP9803578A Expired JPS5823537B2 (ja) 1978-08-10 1978-08-10 室内異常負圧防止装置

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5235482A (en) * 1975-09-13 1977-03-18 Ikeda Denki Kk Discharge lamp lighting circuit
JPS5235483A (en) * 1975-09-13 1977-03-18 Ikeda Denki Kk Discharge lamp lighting circuit
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JP5583921B2 (ja) * 2009-04-09 2014-09-03 第一実業ビスウィル株式会社 外観検査装置
JP7491773B2 (ja) * 2020-08-19 2024-05-28 株式会社日立プラントサービス 給排気システム及びクリーンルームシステム

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JPS5525719A (en) 1980-02-23

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