JPS5823217A - ト−チ点火式ガソリン内燃機関 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は混合気の供給される主、副燃焼室を備え、副燃
焼室に生成される燃焼火炎を１・−チノズルを介して前
記主燃焼室内に噴入し、これにより主燃焼室内の混合気
を着火燃焼させるようにした、ｌ・−チ点火式ガソリン
内燃機関の改良に関するものである。

さきに本出願人は排ガス中のＣＯ、Ｉｆ　Ｃ、ＮＯｘ等
の有害成分を可及的に低減するとともに燃料消費率を大
幅に改善した、特殊な構造を有するトーチ点火式ガソリ
ン内燃機関を提案し、実用に供してきたが特に最近では
、有害成分の発生低減に加えて燃料消費率の改善と機関
本来の出力性能を向上させた高性能ガソリン内燃機関の
開発が要請されている。

ところで一般にガソリン内燃機関では、熱効率を高めて
燃料消費率および出力向上を図る技術手段の一つとして
機関の圧縮比を高めることが有効であることが知られて
いるが、圧縮比を高めるとノッキング（異常燃焼）の発
生が顕著となってむしろ出力低下を招くことになり、圧
縮比を高めるにも自ら限界がある。

而してノッキングの発生原因として混合気の火炎伝播に
よる最終燃焼部、すなわち末端ガスの非、常に急激な燃
焼によるものと一般に云われており、このノッキングを
抑制する手段としては例えば■　燃焼ガスの温度、圧力
を低（すること、■　燃焼室壁、特に末端ガス部分の冷
却を促進すること、 ■　火炎速度を増大して燃焼速度をはやめること、 ■　火炎伝播の距離を短縮すること、 等が知られているが、前記トーチ点火式ガソリン内燃機
関が比較的アンチノック性に優れている特１３− 性を有していることも知られている。

そこで本発明はトーチ点火式ガソリン内燃機関の前記特
性を活かし、それにさらに構造上の改良を加えることに
よってノッキングを抑制しつつ圧縮比を高めＨＣ、ＣＯ
、ＮＯｘ等の有害成分の発生低減とともに燃料消費率の
向上と出力性能の大幅な向上を図るようにした高性能ト
ーチ点火式ガソリン内燃機関を提供することを主な目的
とするものである。

さらに本発明は燃焼音の低減を図り、部用で軽快１円滑
な運転を可能にした高性能トーチ点火式ガソリン内燃機
関を提供することを他の目的とするものである。

ところで本出願人の発明者らは研究、実験の結果、トー
チ点火式ガソリン内燃機関が、その本来の特性である有
害成分の生成低減を何ら損わずにノッキングの発生を抑
制して圧縮比を高め、燃料１４− 消費率と出力の向上を図るには ■　主燃焼室のコンパクトな形状、 ■　トーチノズルの構造、 ０）副燃焼室内の点火プラグの電極の位置とが相互に関
係し、それらの関係が重要な要因であることを究明した
。

そして本出願人の発明者らは、以下の実施例に示すよう
に前記目的を達成したトーチ点火式ガソリン内燃機関を
提案ずろ。

以下、第１〜５図により本発明の第一実施例について説
明すると、４サイクルで多気筒のガソリン内燃機関の機
関本体Ｅはシリンダブロック１と、その」二にガスケツ
ｌ−３を介して重合結着されるシリンダヘッド２とを備
え、シリンダブロック１に形成されるシリンダ４内には
ピストン５が摺合される。ピストン５の上面には、その
中央部に横断面長円形でかつ縦断面円弧状のピストン側
凹部２７１と、その周囲に平坦部２７□が形成され、一
方シリンダヘッド２の下面には、前記ピストン側凹部２
７１と対面して同じく横断面長円形でかつ縦断面円弧状
のヘッド側凹部６１と、前記平坦部２７２とに対面する
平坦部６２とが形成され、前記ピストン５の、凹部２７
．と平坦部２７２およびシリンダヘッド２の、凹部６１
と平坦部６□とで主燃焼室１１ｆが形成され、第１図に
示すようにピストン５が上死点もしくはその近傍にある
とき、それら２つの凹部６＋、２７＋とによって横断面
略長円形、かつ縦断面紡錘形の、主燃焼室１ｆの主体部
が形成され、さらに相対面する平坦部６□　、２７□と
でスキッシュエリヤ２９が形成される。

またシリンダヘッド２には隔壁を隔ててその一側上方に
副燃焼室Ａが形成されろ。

主燃焼室Ｍを形成する前記凹部６．の＝側には主吸気弁
ロアが開口され、その主吸気弁ロアには、シリンダヘッ
ド２に形成される主吸気ポート８が連通され、この主吸
気ポート８は主気化器９等の主吸気系に連通される。主
気化器９は比較的希薄な空燃比の混合気を生成するよう
に調整される。

前記主吸気弁ロアは、シリンダヘッド２に弁ガイド１１
を介して摺動可能に設けられる主吸気弁１０によって開
閉されるようになっており、この主吸気弁１０は図示し
ない従来公知の動弁機構によって開閉作動され、その開
弁時に主気化器９によって生成された比較的希薄な混合
気が主吸気系を通って主燃焼室Ｍ内に吸入される。

第２図に示すように主燃焼室Ｍには、主吸気弁ロアと並
列して排気弁口１２が開口され、この排気弁口１２は、
シリンダヘッド２に形成した排気ポート１３に連通され
ている。排気弁口・１２は、排気弁１４によって開閉さ
れ、この排気弁１４は前記主吸気弁１０と同じくシリン
ダヘッド２に上１７− 下欄動自在に支持されており、従来公知の動弁機構によ
って開閉作動される。

前記副燃焼室Ａは、その上面に副吸気弁口１５が開１］
され、その副吸気弁口１５にシリンダヘッド２に形成さ
れる副吸気ポート１６が連通され、この副吸気ポート１
６は副気化器１７等の副吸気系に連通される。副気化器
１７は比較的濃厚゛な空燃比の混合気に調整される。副
燃焼室Ａの上方において、シリンダヘッド２には、非保
持体１８が螺着され、この非保持体１８には、副燃焼室
Ａと副吸気ボート１６とを連通ずる連通路１９が形成さ
れるとともに前記副吸気弁口１５を開閉する副吸気弁２
０が上下に摺動可能に支持されており、この副吸気弁２
０は従来公知の動弁機構によって開閉作動され、その開
弁時に副気化器１７によって生成゛され比較的濃厚な混
合気が副吸気ポート１６を通って副燃焼室Ａ内に吸入さ
れる。

１８− 前記副燃焼室Ａはその下面が球面状をなした円筒状に形
成され、その縦軸線Ａ、−ｌ、は、上方がら下方に向っ
てシリンダ４の縦軸線Ｌ　−Ｌと交叉する方向に傾斜し
ている。

副燃焼室Ａの下方には、その−側に偏してプラグ装着用
の螺子孔２２と、この孔２２に連通ずるプラグ室２３と
が形成され、前記螺子孔２２に螺着した点火プラグＰの
電極２４が前記プラグ室２３内に臨んでおりそのプラグ
室２３は副燃焼室Ａの底部に連通している。

シリンダヘッド２の、主燃焼室Ｍと副燃焼室Ａとを離隔
する隔壁には、上端が前記プラグ室２３を通して副燃焼
室Ａ内底部に連通し、下端が主燃焼室Ｈに連通ずる２本
の主トーチノズル２５が穿設され、それら２本の主１・
−チノズル２５の主燃焼室Ｍ側端部は主吸気弁１０と排
気弁１４の直下に開口され、また２本の主トーチノズル
２５は上方にい（につれて次第に接近してその副燃焼室
Ａ側端部が、その副燃焼室Ａとプラグ室２３とに跨って
開口される。主トーチノズル２５の縦軸線１２−１．２
は、点火プラグＰの縦軸線り、−Ｌ３の上方に指向され
る。そして点火プラグＰの電極２４は、主トーチノズル
２５の副燃焼室Ａ側聞目端の投影面積から外れた位置に
ある。主トーチノズル２５は、プラグ室２３側の直状部
２５ａと、主燃焼室Ｍ側に向って末広状に拡がるテーパ
部２５４とよりなっており、それら直状部２５ａとテー
パ部２５／ｌとの境界部２５ｃは副燃焼室Ａ側に片寄っ
ている。

前記２本の主トーチノズル２５からはそれぞれ１本の副
ノズル２６が分岐されており、それらの副ノズル２６の
下端は、前記スキッシュエリヤ２９に開口される。

副ノズル２６は主ｌ・−チノズル２５よりも小径に形成
され、それらの副ノズル２６の分岐部は、前記直状部２
５σとテーパ部２５ｈ　　の境界部２５ｃ附近にある。

次に本発明の第１〜５図に示す第１実施例の作用につい
て説明すると、いま機関が運転されると、その吸入行程
において、主燃焼室Ｍ内には主気化器９によって比較的
希薄の混合気が吸入され、また副燃焼室Ａ内には、副気
化器１７によって比較的濃厚の混合気が吸入される。そ
して機関の圧縮行程の終了近くで点火プラグＰの点火匠
より先ず副燃焼室Ａ内の濃厚混合気に着火し、これによ
り生成される燃焼火炎が主トーチノズル２５を通って、
主燃焼室Ｈの中央部に噴出し、主燃焼室Ｍの希薄混合気
を着火燃焼する。主トーチノズル２５を通って主燃焼室
Ｍ内に噴出し、主トーチノズル２５の燃焼火炎は、エゼ
クタ効果により副ノズル２６内の圧力を降下させ、さら
に主燃焼室Ｍ内の混合気の燃焼による該室Ｍ内の圧力上
昇によって、２１− 副ノズル２６の主燃焼室Ｍ側聞口端近傍の未燃混合気を
主トーチノズル２５内に吸引還流させる。

この吸引還流作用は前述のノッキングの抑制要因である
主燃焼室Ｍ内の圧力および温度上昇を抑制することにな
り、その結果圧縮比を高めても燃焼圧力および温度上昇
が抑制されるので、ノッキングが抑制される。

また前記吸引還流作用は主燃焼室Ｍ内の未燃混合気を再
燃焼させるので、ＣＯ，ＥＣ等の可燃有害成分の発生を
低減することができる。

さらに主１・−チノズル２５の主燃焼室Ａｆ側開開口端
該室Ｍの中央部に指向させることによって他のノッキン
グ抑制要因である火炎伝播距離の短縮も可能となり前記
吸引還流作用と相乗してノッキングが抑制される。

また副燃焼室Ａ内には吸入行程時に濃厚混合気が流入さ
れ、また圧縮行程時に主燃焼室Ｍ内の希２２− 薄混合気が流入圧縮されて混合気の大きな乱れが生じる
。この場合副燃焼室Ａ側の主トーチノズル２５の連通部
にプラグ室２３が設けられ、そこに点火プラグＰの電極
２４が配置されているので、点火プラグＰが点火すると
、プラグ室２３内の混合気に着火し、その燃焼火炎は、
乱れの大きい副燃焼室Ａに伝播し、さらに主燃焼室Ｍに
も伝播する。副燃焼室Ａ内に伝播した火炎によって濃厚
混合気は燃焼し、該室Ａ内で圧力の上昇したトーチ火炎
は主燃焼室Ｍ内に噴出して該室Ｍ内の混合気を燃焼する
。この時主トーチノズル２５を通る火炎は、未燃の濃厚
混合気を殆んど含んでおらず、しかも先にプラグ室２３
より主燃焼室Ｍ内に伝播した火炎を後追いするように主
燃焼室Ｍ内に噴出するので、主燃焼室Ｈの混合気の燃焼
は乱れを生じない滑らかな燃焼となって、主燃焼室Ｍ内
の燃焼の乱れに起因する燃焼音の発生が大幅に低減され
、故にまたノッキングの発生も抑制される。

またピストン５の上面中央部とシリンダヘッド２の上面
中央部とで形成される主燃焼室Ｍの主たる燃焼部分の容
積が著しくコンパクト化されるとともに２本の主トーチ
ノズル２５からの火炎は、それぞれ主燃焼室Ｍの、主吸
気弁ロアと排気弁口１２の下方に向って噴出して素速く
該室Ｍ内の希薄混合気を燃焼させることができる。そし
て前記主燃焼室１ｆと主トーチノズル２５の方位と数に
より火炎伝播距離を短縮してノッキングの抑制要因であ
る、燃焼時間を短縮し、さらに副ノズル２６の存在によ
り他のノッキングの抑制要因である、混合気の温度、圧
力が低下されて相乗的にノッキングが抑制される。

そしてこの第１実施例では主トーチノズル２５の副燃焼
室Ａ側聞目端の投影面が、点火プラグＰの電極２４から
外れた位置にあるので、機関の圧縮行程で主燃焼室Ｍか
ら主トーチノズル２５へ流入する加圧希薄混合気によっ
て火炎核が吹き消される心配がない。

第６，７図には、本発明の第２実施例が示される。この
第２実施例は、前記第１実施例において２本の主トーチ
ノズル２５の方位が若干相違している。すなわち主トー
チノズル２５の副燃焼室Ａ側聞目端が点火プラグＰの電
極２４側に向いており、その電極２４が、主トーチノズ
ル２５の副燃焼’％Ａ側開口開口端影面内に位置してい
る。

この第２実施例ではピストン５の上昇する圧縮行程で主
燃焼室Ｍ内の加圧希薄混合気の一部は主トーチノズル２
５を通って副燃焼室Ａ内に噴入するが、その際その混合
気は点火プラグＰの電極２４を多少とも冷却し、また清
掃することができる。

第８図には本発明の第４実施例が示される。この第４実
施例は、シリンダヘッド２と、ピストン２５ ５とで形成されるコンパクト１．ｃ主燃焼室Ｍの主体部
を中央にくびれ部２８．２８’を有する、横断面繭形に
形成したもので、その長手方向の一方の半部に主吸気弁
１０が、またその他方の半部に排気弁１４が配置される
。主トーチノズル２５は１本よりなりその主燃焼室Ｍ側
聞目端は横断面繭形主燃焼室Ｍの長平方向中央で、かつ
前記主吸気弁１０、排気弁１４の中間部前方に開口され
ろ。また主トーチノズル２５からは３本の副ノズル２６
が分岐され、それらは主燃焼室Ｍの周辺部近傍に開口さ
れる。

第９図には本発明の第４実施例が示される。この第４実
施例は、前記第３実施例において主トーチノズル２５お
よび副ノズル２６の数および方位を若干変更したもので
、２本の主１・−チノズル２５が横断面繭形の主燃焼室
Ｍの長手方向両側に主吸気弁１０および排気弁１４の直
下に向けて開口し、２６− またこの主トーチノズル２５がらはそれぞれ１本の副ノ
ズル２６が分岐され、それらは主燃焼室Ｈの周辺部に開
口される。

以」二の実施例では主燃焼室Ｈに希薄混合気を供給する
場合を説明したが、主燃焼室Ｈには通常のガソリン機関
に供給される混合気の空燃比と同じ程度の空燃比の混合
気を供給するようにしてもよＸ、’ｔ。

以上の実施例により明らかなように本発明によれば、主
燃焼室と副燃焼室とを主トーチノズルを以て連通し、横
断面が略長円形のピストン側中央部に形成した四部と、
その凹部に対応する同じく横断面が略長円形のシリンダ
ヘッド側の中央部に形成した凹部とにより、主燃焼室の
主体部を構成して、主燃焼室の主たる燃焼部分をきわめ
て戸ンパクトに形成し、しかもその横断面略長円形の主
燃焼室の長軸方向に沿って主吸気弁と排気弁とを配置し
たので、燃焼時間の短縮、火炎伝播距離の帰線というノ
ッキング抑制要因を満足させるととができ、圧縮比をさ
らに高めることができ、一層の出力および燃料消費率の
向−にを図ることがて゛きる。

また本発明によれば、副燃焼室Ａの底部に、該室に連通
してプラグ室を設け、主トーチノズルの副燃焼室側開口
端に近接して前記プラグ室内に点火プラグの電極を配置
したので、未燃の濃厚混合気を殆んど含まない燃焼火炎
を、既に主燃焼室内に伝播した火炎を後追いするように
噴出させることができ主爛蜆室内では乱れのない滑らか
な希薄混合気の燃焼を可能にして燃焼音の発生を大幅に
低減することができる。

さらに本発明によれば、主燃焼室と副燃焼室とを連通ず
る主トーチノズルから副ノズルを分岐し、この副ノズル
を主燃焼室に連通したので、副燃焼室内の濃厚混合気の
着火により得られる燃焼火炎は、エゼクタ効果により副
ノズル内の圧力を降下させ、また主燃焼室内の混合気の
燃焼による主燃焼室内の圧力上昇によって、副ノズルの
主燃焼室側開口端近傍の未燃混合気を主トーチノズル内
に吸入還流させることができ、したがって燃焼時間の短
縮、火炎伝播距離の短縮のほかに主燃焼室内の圧力、温
度の低下を達成することができノッキングを一層効果的
に抑制して圧縮比を高めることが可能となって出力性能
の大幅な向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１〜５図は本発明の第１実施例を示し、第１図は本発
明装置を備えた機関頭部の縦断面図、第２図はシリンダ
ヘッドの燃焼室部の底面同第３図は第１図■−■線部分
断面図、第４図はピストンの側断面図、第５図はピスト
ンの平面図、第６゜７図は、本発明の第２実施例を示し
、第６図は第２９− １図と同じ縦断面図、第７図は第６図■−■１線断面図
、第８図は本発明の第３実施例を示し、シリンダー・ラ
ドの燃焼室部底面図、第９図は本発明の第４実施例を示
し、シリンダヘッドの燃焼室部底面図である。 Ａ・・・副燃焼室、Ｍ・・・主燃焼室、２・・・シリン
ダヘッド、４・・・シリンダ、５・・・ピストン、６１
　ｔ６２・・・凹部、平坦部、７・・・主吸気弁口、８
・・・主吸気ポート、９・・・主気化器、１０・・・主
吸気弁、１２・・・排気弁口、１４・・・排気弁、１５
・・・副吸気弁口、１７・・・副気化器、２０・・・副
吸気弁、２３・・・プラグ室、２４・・・電極、２５・
・・主トーチノズル、２５ａ・・・直状部、２５／ｌ・
・・テーバ部、２５ｃ・・・境界部、２６・・・副ノズ
ル、２７１，２７２・・・凹部、平坦部、２８．２８’
・・・くびれ部、２９・・・スキッシュエリヤ、Ｐ・・
・点火プラグ。 ３０− 第２図 −９７一 第６図 第７図 第９図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　中央部に横断面長円形状の凹部（２７＋）と、その
   周囲に平坦部（２７２）とを有するピストン（５）の上
   面と、前記凹部（２７１）に対面して同じ（横断面長円
   形状の凹部（６，）と前記平坦部（２７□）と平行な平
   坦部（６２）とを有するシリンダヘッド（２）の下面と
   よりなる主燃焼諷Ｍ）と；前記シリンダヘッド（２）内
   に前記主燃焼室（Ｍ）と隔壁を隔て一口杉成される副燃
   焼寛Ａ）と；前記主燃焼室（ト））および副燃焼室（ハ
   に混合気を供給する手段と前記ヘッド側凹部（６、）の
   −側にその長軸方向に沿って開口される主吸気弁口（７
   ）および排気弁口（１２）と；前記主吸気弁口（７）お
   よび排気弁口（１２）をそれぞれ開閉する主吸気弁（１
   ０）および排気弁（１４）と；前記隔壁に穿設され一端
   を前記副燃焼室（、（）に、他端を前記主燃焼室（Ｍ　
   ）に連通される主トーチノズル（２５）と；前記シリン
   ダヘッド（２）に装着され、その電極（２４）を前記副
   燃焼室（Ａ）に臨ませた点火プラグ（Ｐ）とよりなる、
   トーチ点火式ガソリン内燃機関。 ■　前記特許請求の範囲第０項記載のトーチ点火式ガソ
   リン内燃機関において、前記ヘッド側凹部（６，）およ
   びピストン側凹部（２７，）は、それらの横断面の長袖
   方向中央部にくびれ部（２８，２８’）を有し、該くび
   れ部（２８，２８’）を挾んでその両側のヘッド側凹部
   （６，）に前記主吸気弁口（７）と排気弁口（１２）を
   配設してなる、トーチ点火式ガソリン内燃機関。 ■　前記特許請求の範囲第のまたは０項記載のトーチ点
   火式ガソリン内燃機関において、前記主ト−ヂノズル（
   ２５）を前記副燃焼室（Ａ）の底部に連通し、その連通
   部にプラグ室（２３）を膨出形成し、このプラグ室（２
   ３）に前記点火プラグ（Ｐ）の電極（２４）を臨ませて
   なる、トーチ点火式ガソリン内燃機関。 ■　前記特許請求の範囲第■、■または第０項記載のト
   ーチ点火式ガソリン内燃機関において、前記主トーチノ
   ズル（２５）の副燃焼室ＣＡ）側の開口端を前記プラグ
   室（２３）に連通してなる、トーチ点火式ガソリン内燃
   機関。 ■　前記特許請求の範囲第■、■、■、または第０項記
   載のトーチ点火式ガソリン内燃機関において、前記主ト
   ーチノズル（２５）の副燃焼室（、（）側端部を、該室
   （Ａ）の球面状底面の接線方向に開口し、また主トーチ
   ノズル（２５）の主燃焼室（、ｌ／　）側端部を、前記
   吸気弁口（７）と排気弁口（１２）とに対向する側の、
   前記ヘッド側凹部（６，）に開口し、さらに前記主トー
   チノズル２５は副燃焼室（Δ）に連通ずる直状部（２５
   ａ）と、その直状部（２５ａ）より前記主燃焼室（Ａｔ
   　）に向って末広状に広がって該主燃焼室（Ｍ　）　Ｋ
   連通するテーパ部（２５ｈ）とよりなるトーチ点火式ガ
   ソリン内燃機関。 ■　前記特許請求の範囲第■、■、■、■または０項記
   載のトーチ点火式ガソリン内燃機関において、前記主燃
   焼室（ｌと副燃焼室（、ｆ）とを連通する主トーチノズ
   ル（２５）は１本よりなり、該主トーチノズル（２５）
   の主燃焼室（Ａ（）側聞目端を、該室ＣＭ）の中央部に
   指向させてなるトーチ点火式ガソリン内燃機関。 ■　前記特許請求の範囲第■、■、■、■または０項記
   載のトーチ点火式ガソリン内燃機関において、前記主燃
   焼室（Ｍ）と副燃焼室ＣＡ）とを連通ずる主トーチノズ
   ル（２５）は複数本よりなり、それらの主トーチノズル
   （２５）の一端はそれぞれ独立して副燃焼室（Ａ）に連
   通させ、またそれらの他端の何れか一方は前記主吸気弁
   （１０）の下方に、その他方は前記排気弁（１４）の下
   方にそれぞれ指向させて主燃焼室ＣＭ）に連通させてな
   る、トーチ点火式ガソリン内燃機関。 ■　中央部に横断面長円形状の凹部（２７，）と、その
   周囲に平坦部（２７□）とを有する、ピストン（５）の
   」二面と、前記凹部（２７＋）に対面して同じく横断面
   長円形状の四部（６，）と、前記平坦部（２７１）と平
   行な平坦部（６□）とを有するシリンダヘッド（２）の
   下面とよりなる主燃焼室（Ｍ　）と；前記シリンダヘッ
   ド（２）内に前記主燃焼室（Ａｆ　）と隔壁を隔てて形
   成される副燃焼室　５　− よび排気弁＋１　（１２）とをそれぞ１１開閉する主吸
   気弁（１０）および排気弁（１４）と；前記隔壁に穿設
   され一端を前記副燃焼室（、ｆ）の底部に連通され、他
   端を前記主燃焼室（Ｍ　）に連通される主ｌ・−チノズ
   ル（２５）と；前記副燃焼室（、ｆ）の底部に、該室（
   、ｆ）に連通して設けられるプラグ室（２３）と；前記
   シリンダヘッド（２）に装着され、その電極（２４）を
   主トーチノズル（２５）の副燃焼室（Ａ）側聞目端に近
   接して前記プラグ室（２３）内に設けてなる点火プラグ
   （、Ｐ　）とよりなる、トーチ点火式ガソリン内燃機関
   。 ■　前記特許請求の範囲第０項記載のトーチ点火式ガソ
   リン内燃機関において、前記点火プラグｃｐ＞の電極（
   ２４）を、主トーチノズル（２５）の、副燃焼室（、ｆ
   ）側聞目端の投影面外に位置させてなる、トーチ点火式
   ガソリン内燃機関。 ［相］　前記特許請求の範囲第０項記載のトーチ点火　
   ６　− 式ガソリン内燃機関において、前記点火プラグ（Ｐ）の
   電極（２４）を、主トーチノズル（２５）の、副燃焼室
   （，４）側聞目端の投影面内に位置させてフ、【る、１
   ・−チ点火式ガソリン内燃機関。 ■　中央部に横断面長円形状の凹部（２７１）とその周
   囲に平坦部（２７２）とを有する、ピストン（５）の上
   面と、前記凹部（２７１）に対面して同じく横断面長円
   形状の凹部（６，）と前記平坦部（２７，、）と平行な
   平坦部（６２）とを有するシリンダヘッド（２）の下面
   とよりなる主燃焼室（Ｍ）と；前記シリンダヘッド（２
   ）内に前記主燃焼室（Ａ／　）と隔壁を隔てて形成され
   る副燃焼室（４）と；前記ヘッド側凹部（６１）の−側
   にその長軸方向に沿って開口されろ主吸気弁口（７）お
   よび排気弁および排気弁（１４）と；前記隔壁に穿設さ
   れ一端を前記副燃焼室（Ａ）の底部に連通され、他端を
   前記主燃焼室（Ａｔ　）に連通される主１・−チノズ／
   Ｌ＝　（２５）と；この主トーチノズル（２５）より分
   岐され、前記主燃焼室（Ｍ）に開口する副ノズル（２６
   ）と；前記シリンダヘッド（２）に装Ｎされ、電極（２
   ４）を前記副燃焼室（Ａ）に臨ませた点火プラグ（Ｐ）
   とよりなる、トーチ点火式ガソリン内燃機関。 ０　前記特許請求の範囲第０項記載の１・−チ点火式ガ
   ソリン内燃機関において、前記上ｌ・−チノズル（２５
   ）は、前記主燃焼室（ｘｒ　）に向って末広状に拡がる
   テーパ部（２５１５）を有し、また前記副ノズル（２６
   ）は主トーチノズル（２５）よりも小径に形成され、主
   トーチノズル（２５）の軸ＩＮ方向の中間点より副燃″
   □焼室（Ａ）寄りにおいて、その軸線方向より略直角に
   分岐され、その他端をシリンダヘッド（２）下面とピス
   トン（５）の上面との対向平坦部（２７２，６２）とで
   形成される、シリンダ（４）壁近傍のスキッシュエリヤ
   （２９）に開口してなる、トーチ点火式ガソリン内燃機
   関。 ０　前記特許請求の範囲第０または０頂記載のトーチ点
   火式ガソリン内燃機関において、前記主燃焼室（Ｍ）と
   副燃焼室（、ｆ）とを１本の主トーチノズル（２５）に
   より連通し、該主トーチノズル（２５）の主燃焼室（ｌ
   側開口端を、該室（９）の中央部に指向さ→カ、また前
   記主トーチノズル（２５）より複数本の前記副ノズル（
   ２６）を放射状に分岐され、それらの副ノズル（２６）
   の他端を主燃焼室（ｌに連通してなる、トーチ点火式ガ
   ソリン内燃機関。 ■　前記特許請求の範囲第０またば０項記載のトーチ点
   火式ガソリン内燃機関において、前記主燃焼室（Ｍ）と
   副燃焼室（、（）とを連通ずる主ト一　９− チノズル（２５）は複数本よりなり、それらの主トーチ
   ノズル（２５）の一端はそれぞれ独立して副燃焼室（Ａ
   ）ＶＣ連通させ、またそれらの他端の何れか一方は前記
   主吸気弁（１０）の下方に、その他方は前記排気弁（１
   ４）の下方にそれぞれ指向させ、各】本の主トーチノズ
   ル（２５）よりそれぞれ１本の副ノズル（２６）を分岐
   してなる、トーチ点火式ガソリン内燃機関。 ［相］　中央部に横断面長円形状の四部（２７１）とそ
   の周囲に平坦部（２７□）とを有するピストン（５）の
   上面と、前記四部（２７，）Ｋ対向して同じく横断面長
   円形の凹部（６，）と前記平坦部（２７□）と平行な平
   坦部（６□　）とを有するシリンダヘッド（２）の下面
   とよりなる、主燃焼室（ｌと；前記シリンダヘッド（２
   ）内に前記主燃焼室（Ｍ）と隔壁を隔てて形成される副
   燃焼室（，４）と；主燃焼室（Ｊ／）に理論空燃比より
   希薄−１０＝ な混合気を供給する主気化器（９）と；副燃焼室（、（
   ）に理論空燃比より濃厚な混合気を供給する副気化器（
   １７）と；前記ヘッド側凹部（６，）の−側にその長軸
   方向に沿って開口される主吸気弁口（７）および排気弁
   口（１２）と；前記主吸気弁口（７）および排気弁口（
   １２）をそれぞれ開閉する主吸気弁（１０）および排気
   弁（１４）と；前記副燃焼室（Ａ）に開口される副吸気
   弁口（１５）と；この副吸気弁口（１５）を開閉する副
   吸気弁（２０）と；前記隔壁に穿設され一端を前記副燃
   焼室（、（）に、他端を前記主燃焼室（１に連通される
   主トーチノズル（２５）と；前記シリンダヘッド（２）
   に装着され、その電極（２４）を前記副燃焼室（、ｆ）
   に臨ませた点火プラグ（Ｐ）とよりなる、トーチ点火式
   ガソリン内燃機関。