JPS5823021Y2 - モ−ルド型内燃機関点火装置ユニツト - Google Patents

モ−ルド型内燃機関点火装置ユニツト

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JPS5823021Y2
JPS5823021Y2 JP1978043608U JP4360878U JPS5823021Y2 JP S5823021 Y2 JPS5823021 Y2 JP S5823021Y2 JP 1978043608 U JP1978043608 U JP 1978043608U JP 4360878 U JP4360878 U JP 4360878U JP S5823021 Y2 JPS5823021 Y2 JP S5823021Y2
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JP
Japan
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printed circuit
circuit board
ignition coil
combustion engine
internal combustion
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Expired
Application number
JP1978043608U
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English (en)
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JPS54145729U (ja
Inventor
健児 福田
Original Assignee
国産電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は点火コイルの少なくとも巻線部分を点火回路を
構成する電子部品とともに樹脂でモールドしてなるモー
ルド型内燃機関点火装置ユニットに関するものである。
従来のこの種の点火装置ユニットでは、注型用のケース
を用いて熱硬化性樹脂によりモールド部を形成していた
が、熱硬化性樹脂をケース内に注型した場合には細部に
樹脂が流れ込み難いためモールド部内に空隙や気泡が生
じて絶縁性能が低下することがあった。
またケースを必要とするため部品点数が多くなるだけで
なく、樹脂を硬化させるために長時間(加熱硬化させた
場合でも30分以上)を要するため製造能率が悪く高価
になる欠点があった。
そこで本出願人は先に熱可塑性樹脂で射出成型すること
Gこよりモールド部を形成することを提案した。
このようにすると上記従来の欠点はすべて解消できるが
、反面、高い射出圧に対して電子部品を固定する必要が
生じる。
電子部品は通常プリント基板に実装され、プリント基板
と点火コイルとがリード線で接続されるため、このリー
ド線を或程度太くすることによりプリント基板を固定す
ることが考えられたが、この方法ではプリント基板の固
定が十分でなく、高い射出圧により基板が移動してリー
ド線が断線したり半田付部が外れたりする欠点が見出さ
れた。
本考案の目的は、点火コイルの鉄心に鍔部を有する部材
を取付けて、この鍔部にプリント基板を固定することに
より上記の欠点を解消したモールド型内燃機関点火装置
ユニットを提供することにある。
以下図示の実施例により本考案の点火装置ユニットを詳
細に説明する。
第1図において1は帯状の鋼板を積層して形成された■
字形の点火コイル鉄心、3及び4はそれぞれ巻枠3a及
び4aに巻回されて同心的に配置された点火コイルの1
次コイル及び2次コイルで、巻枠3aが鉄心1に装着さ
れ巻枠4aが1次コイル3の外周に装着されてこれら1
次コイル3と2次コイル4とにより点火コイルの巻線部
分が構成されている。
2は絶縁性材料よりなる基材保持部材で、この保持部材
は対向配置された1対の鍔板部201を板状の連結部2
01aにより一体に連結して断面が略H形を呈するよう
(こ形成されている。
各鍔板部201は連結部201aによって第1の部分2
01bと第2の部分201Cとに区画されている。
両鍔板部201の相対向する第1の部分201bにはそ
れぞれ鉄心嵌合孔2aが形成され、両鍔板部201の第
2の部分201c!こはそれぞれプリント基板固定部2
01dが形成されている。
鍔板部201,201の固定部201b。201bの対
向面の端部付近にはプリント基板5を嵌合させるための
溝部201e、201eが平行に形成されている。
鍔板部201のプリント基板固定部201dの端部には
リード線を嵌合固定するためのC字状の係止溝201
f 、201 f 。
・・・が形成され、また各鍔板部201の第1の部分2
01bには、モールド樹脂の流れを良好にするための切
欠き部201g、201g、・・・が形成されている。
一方の鍔板部201を貫通して高圧コード6が設けられ
、この高圧コード6の心線の一端は2次コイル4の巻終
り端部lこ接続されている。
尚図示してないが1次コイルの巻始め端部及び2次コイ
ルの巻始め端部は鉄心1に接地されている。
プリント基板5には、トランジスタ、サイリスク、ダイ
オード、コンデンサ、抵抗等の電子部品7が装着され、
これらの電子部品がプリント基板上の所定のパターンの
導電層により配線されて、点火コイルの1次コイル3に
流れる電流を点火位置で急変させるように制御する1次
電流制御回路が構成されている。
プリント基板4に形成された制御回路は例えば、切欠き
部201gを通して導出された1次コイル3の巻終り端
部にリード線8を介して接続されるとともにリード線9
を介して鉄心1(こ接地され、更(こリード線10を介
して電源(図示せず。
)(こ接続される。プリント基板5は電子部品7を連結
部201a側に向けた状態で溝部201e、201eに
弾撥的に嵌合されてプリント基板固定部201d、20
1d間に挾持された状態で保持され、リード線8〜10
は固定部201dの端部の係止溝201fに圧入されて
固定される。
この状態で全体が金型内Oこ位置決めされて熱可塑性樹
脂によるモールド部11が射出JtE形され、このモー
ルド部内に基体保持部材2と1次及び2次コイル3及び
4とプリント基板5とが埋設される。
上記実施例に示したように、電子部品7を2次コイル4
側に向けて配置すると、モールド時に各電子部品に高い
射出圧が加わるのを防止できるので有利である。
上記実施例ではプリント基板固定部201d。
201dの対向面に設けた溝部201 e 、201e
にプリント基板5を嵌合させて固定するようにしたが、
プリント基板の固定構造は任意である。
例えば第3図に示すようにプリント基板固定部201d
の対向面に突設した突起201h。
201b間にプリント基板5を嵌合させるようにしても
よい。
更に第4図に示すように、鍔部201の上端に溝201
1を設けるとともにこの溝の中央部に突起201jを設
け、またプリント基板5の端部に突出部501を設けて
この突出部に形成した孔502と突起201jとを嵌合
させて固定するようにしてもよい。
この場合、突起201jを孔502にスナップイン式に
弾撥的に嵌合させるか、或いは突起201jを孔502
に嵌合させた後突起201jの端部を加熱しつつプリン
ト基板に対して押しつぶすことによりかしめまたは溶着
するようにするとプリント基板をより強固に固定できる
またプリント基板5を基板保持部材2のプリント基板固
定部201d、201dにビスやリベットを用いて結合
してもよいO 1次電流制御回路としては、電流遮断式、或いはコンデ
ンサ充放電式等の公知の無接点点火回路を用いることが
でき、その回路構成に応じて点火コイル或いは電源との
接続の仕方が異なるのは勿論である。
以上のように、本考案によれば、対向配置された1対の
鍔板部を板状の連結部で一体に連結して両鍔板部を連結
部で第1の部分と第2の部分とに区画した基板保持部材
を設けて、両鍔板部の第1の部分に設けた鉄心嵌合孔に
点火コイルの鉄心を嵌合させるとともに点火コイルの巻
線部分を両鍔板部間に挾持させ、両鍔板部の第2の部分
番こプリント基板を固定するようにしたので、プリント
基板を基板保持部材とともに鉄心に強固に取付けること
ができ、射出成型によりモールド部を形成する際に射出
圧によりプリント基板が点火コイルに対して移動するの
を防ぐことができる。
したがって半田付部の破損やリード線の断線等の事故を
なくすことができる。
また電子部品は基板保持部材の連結部側に向けられてい
てプリント基板及び両鍔板部の陰にあるので、モールド
部を射出成型する際に樹脂が直接電子部品に当ることが
なく、樹脂は先ずプリント基板または両鍔板部等に当っ
てから電子部品に触れることになる。
そのため電子部品に直接高い射出圧が作用するのを防ぐ
ことができ電子部品が射出圧により破壊されるのを防ぐ
ことができる。
更に射出成型の際に型内に射出される樹脂の湯は200
a程度の高温状態にあるが、この湯は電子部品に至るま
での間にプリント基板や両鍔板部に接触してその温度が
140℃〜150℃程度まで引下げられるので、電子部
品が熱により破壊されるのを防ぐことができる。
更に本考案においては点火コイルの鉄心に装着された巻
線部分を基板保持部材の両鍔板部で挾持するようにした
ので、点火コイルの巻枠に巻線部え用の鍔部等を設ける
必要がない。
したがって軸線を一致させて並べた多数の巻枠にコイル
を同時に巻回する所謂コイルの多連巻が可能となり作業
効率を上げることができる利点がある。
また点火コイルの巻線部分とプリント基板に取付けられ
た電子部品との間に基板保持部材の連結部が介在するこ
とになるので、たとえモールド部に巣が生じたとしても
点火コイルと電子部品との間の絶縁を十分に保つことが
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2図は第1
図の右側面図、第3図及び第4図はそれぞれプリント基
板の係止構造の異なる変形例を示す断面図及び斜視図で
ある。 1・・・−・・鉄心、2・・・・・・基板保持部材、2
a・・・−・・鉄心嵌合孔、201・・・・・・鍔板部
、201a・・・・・・連結部、201b・・・・・・
第1の部分、201c・・・・・・第2の部分、201
d・・・−・・プリント基板固定部、3・・・・・・1
次コイル、4・・・・・・2次コイル、5・・・・・・
プリント基板、7・・・・・・電子部品、11・・・・
・・モールド部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 点火コイルの少なくとも巻線部分と、前記点火コイルの
    1次電流を制御する回路を構成する電子部品を装着した
    プリント基板とを射出成型された樹脂モールド部内に埋
    設してなる内燃機関点火装置ユニットにおいて、対向装
    置された1対の鍔板部を板状の連結部により一体に連結
    して断面が略H形を呈するように形成され前記連結部に
    より各鍔板部が第1の部分と第2の部分とに区画されて
    いる絶縁性の基板保持部材と、前記両鍔板部の相対向す
    る第1の部分にそれぞれ形成された鉄心嵌合孔と、前記
    両鍔板部の前記第2の部分にそれぞれ形成されたプリン
    ト基板固定部とを具備し、前記点火コイルの前記巻線部
    分が前記両鍔板部間に挾持されるように配置されて前記
    点火コイルの鉄心が前記鉄心嵌合孔(こ嵌合され、前記
    プリント基板は前記電子部品を前記連結部側に向けた状
    態で該連結部と略平行に配置されて該プリント基板の両
    端が前記基板固定部に固定されていることを特徴とする
    モールド型内燃機関点火装置ユニット。
JP1978043608U 1978-04-03 1978-04-03 モ−ルド型内燃機関点火装置ユニツト Expired JPS5823021Y2 (ja)

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JPS54145729U JPS54145729U (ja) 1979-10-09
JPS5823021Y2 true JPS5823021Y2 (ja) 1983-05-17

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039770A (ja) * 1973-07-16 1975-04-12
JPS5114971U (ja) * 1974-07-19 1976-02-03

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50107829U (ja) * 1974-02-14 1975-09-04
JPS5819340Y2 (ja) * 1976-04-13 1983-04-20 国産電機株式会社 点火装置ユニット

Patent Citations (2)

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