JPS5822636Y2 - ヨクソウ - Google Patents

ヨクソウ

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Publication number
JPS5822636Y2
JPS5822636Y2 JP14563175U JP14563175U JPS5822636Y2 JP S5822636 Y2 JPS5822636 Y2 JP S5822636Y2 JP 14563175 U JP14563175 U JP 14563175U JP 14563175 U JP14563175 U JP 14563175U JP S5822636 Y2 JPS5822636 Y2 JP S5822636Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
apron
foamed polyurethane
foamed
polyurethane
Prior art date
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Expired
Application number
JP14563175U
Other languages
English (en)
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JPS5259042U (ja
Inventor
良一 吉岡
英明 山内
長次郎 品田
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は浴槽に関するものである。
周知の通り、バスタブにおいては成形上、外面が粗面の
よ・とされることがあり、この粗面を外観から遮蔽する
ために、エプロンが取付けられることが多い。
また、このエプロンとバスタブ側壁との間の空間に断熱
材を充填して、浴槽の保温性を高めることがあり、この
場合、保温材として発泡ポリウレタンが使用されること
がある。
この発泡ポリウレタンによる保温層の成形には、エプロ
ンとバスタブ側壁との間の空間に、ポリウレタンフォー
ムの原液、すなわち、ジイソシアネート、ポリオール並
びに水との混合物を投入し、この混合物中のイソシアネ
ート基と水の反応で生じる炭酸ガスにより、ポリマー硬
化時に発泡させる方法が用いられる。
この場合、ポリウレタンフォームの一部が、エプロンの
端部からはみ出すので、通常は、原液の発泡硬化後、こ
のはみ出し部分の切削除去が余儀なくされる。
このめんどうさを解消するために、原液をエプロンとバ
スタブとの間の空間に投入した後、エプロン端部とバス
タブとの間を蓋板で閉鎖してポリウレタンフォームの上
記のはみ出しを防止する方法が考えられるが、この場合
は、原液発泡時に生じる応力が大となって、エプロン、
バスタブの変歪が避けられないといった問題がある。
また、蓋板は、除去することなく、付着したま・とする
ことが、生産の能率上有利であるが、この蓋板とポリウ
レタンフォームとの接着界面は浴水の被冠による湿潤、
乾燥、或いは、加熱冷却を繰り返えして受けるので、長
期使用中には、蓋板が剥離によりたれ下って、不恰好と
なるといった不具合もある。
本考案に係る浴槽は、上述の点に鑑みて案出されたもの
であり、浴槽エプロンと浴槽側壁との間に発泡ポリウレ
タンが充填され、上記エプロン下端と浴槽側壁下部との
間には、上記発泡ポリウレタン充填体の下面に一体に固
着された発泡ポリウレタン製のカバーが設けられている
ことを特徴とするものである。
以下、図面により本考案を説明する。
図において、1はバスタブであり、上端全周にはフラン
ジ2が設けられている。
3はエプロンであり、上記の浴槽フランジ2に連結され
ている。
4はエプロン3とバスタブとの間の空間に充填された発
泡ポリウレタンであり、硬質ポリウレタンフォームが用
いられている。
5はエプロン3の下端30とバスタブ下部10との間に
設けられた発泡ポリウレタン製の蓋カバーであり、上記
の発泡ポリウレタン充填体4に一体に固着されている。
この蓋カバー5には、軟質ポリウレタンフォムが用いら
れている。
上記発泡ポリウレタン4の充填にあたっては、バスタブ
1が上下に逆転され、エプロン3とバスタブ1との間に
発泡ポリウレタンの原液が投入され、この原液の発泡前
に蓋カバー5が当てかわれこの蓋カバー5が治具で押え
られた状態で、投入原液が発泡硬化される。
この場合、原液の膨張によりエプロン3とバスタブ1と
の空間が発泡体4で占められるとその後の膨張圧力は蓋
カバー5の低応力圧縮変形により吸収され、エプロン3
並びにバスタブ1に作用する応力は充分に軽減される。
従って、エプロン3、バスタブ1の変歪は防止され得る
本考案に係る浴槽は、上述した通りの構成であり、エプ
ロン端部とバスタブとの間の蓋カバーのために、エプロ
ンとバスタブとの間の空間に発泡ポリウレタンがエプロ
ン端部からのはみ出しなく充填されるからこのはみ出し
部分のめんどうな切削処理が不要である。
また、蓋カバーが発泡ポリウレタンと同材質の発泡ポリ
ウレタン製とされているために、発泡ポリウレタン充填
体の硬化時に、自ずから蓋カバーが発泡ポリウレタン充
填体に強固に結合される他、これらの結合界面に作用す
る収縮、膨張応力は、蓋カバーと充填体とが同材質であ
るために優生にとどめられ得る。
従って、浴槽使用中での蓋カバーの脱離はない。
その他、蓋カバーを軟質発泡ポリウレタン製とすること
により充填体発泡時の発泡圧力を充分に低減し得、エプ
ロン、バスタブの変歪も防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る浴槽を示す説明図である。 図において、1はバスタブ、2は浴槽フランジ、3はエ
プロン、4は発泡ポリウレタン充填体、5は発泡ポリウ
レタン製のカバーである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽エプロンと浴槽側壁との間に発泡ポリウレタンが充
    填され、上記のエプロン下端と浴槽側壁下部との間には
    、上記発泡ポリウレタン充填体の下面に一体に固着され
    た発泡ポリウレタン製のカバーが設けられていることを
    特徴とする浴槽。
JP14563175U 1975-10-24 1975-10-24 ヨクソウ Expired JPS5822636Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14563175U JPS5822636Y2 (ja) 1975-10-24 1975-10-24 ヨクソウ

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JP14563175U JPS5822636Y2 (ja) 1975-10-24 1975-10-24 ヨクソウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5259042U JPS5259042U (ja) 1977-04-28
JPS5822636Y2 true JPS5822636Y2 (ja) 1983-05-14

Family

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JPS5259042U (ja) 1977-04-28

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