JPS6024393B2 - 断熱箱の製造方法 - Google Patents
断熱箱の製造方法Info
- Publication number
- JPS6024393B2 JPS6024393B2 JP52052244A JP5224477A JPS6024393B2 JP S6024393 B2 JPS6024393 B2 JP S6024393B2 JP 52052244 A JP52052244 A JP 52052244A JP 5224477 A JP5224477 A JP 5224477A JP S6024393 B2 JPS6024393 B2 JP S6024393B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foaming
- outer box
- heat insulating
- box
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Refrigerator Housings (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は冷蔵庫等の断熱箱の製造方法に関するものであ
る。
る。
特に本発明は発泡断熱材を現場発泡させて得られる断熱
箱の製造法に関し、発泡工程の改善を目的とする。従釆
の発泡工程においては、第１図、第２図に示すように、
発泡時に生ずる空気の排出を行っていた。すなわち、１
は断熱箱で、内箱２と外箱３およびこれら内箱２、外箱
３間に発泡形成されたポリウレタンフオーム等の断熱層
４から成っている。５，５は外箱３の背面に設けられた
空気抜口である。
箱の製造法に関し、発泡工程の改善を目的とする。従釆
の発泡工程においては、第１図、第２図に示すように、
発泡時に生ずる空気の排出を行っていた。すなわち、１
は断熱箱で、内箱２と外箱３およびこれら内箱２、外箱
３間に発泡形成されたポリウレタンフオーム等の断熱層
４から成っている。５，５は外箱３の背面に設けられた
空気抜口である。
また６は外箱３に当てられた発泡治具、７，７は発泡治
具６の空気抜口である。そして上記両空気抜口５，５，
７，７が一致するように発泡俗臭６が押当てられている
。８，８は上記空気抜口５，５に挿し込まれたシールピ
ースで、ポリエチレンフオームで形成されたものである
。従釆はこのようにシールピース８，８によって空気抜
口５，５を塞ぎ発泡断熱材の洩れを防止しつつ断熱層４
中で発生した空気は第２図の矢印で示すようにシールピ
ース８，８を通して発泡治具６の空気抜口７，７に排出
させる方法がとられていた。しかしながら、このような
方法では、シールピース８，８が必要である上に、これ
を空気抜口５，５に挿し込む作業工程が必要となる等改
善の余地が残されていた。本発明はこのような従釆の工
程を改善するものである。以下本発明をその実施例を示
す第３図〜第５図を参考に説明する。なお、図中で第１
図および第２図におけると同一の符号は同一部分を表わ
すものである。第３図において、９は離型板で発泡治具
６の押当面６′に取付けられている。この雛型板９の押
当面９′には縦横に溝１０，１１が形成されている。そ
して離型板９はこれらの溝１０，１１が外箱３の空気被
口５，５に対向するように発泡治具６とともに外箱３に
押当てられている。この結果、外箱３と滋型板９の間に
は空気抜口５，５から溝１０，１１を通って空気抜口７
，７に抜ける蓮通溝１２が形成される。この状態で発泡
を行うと空気は第３図の矢印のように上記連遍満１２を
適って排出されるが、同時に発泡断熱材も若干洩れ出す
。このように洩れ出した発泡断熱材は発泡治具６を取外
した後、削り落せば良い。従って本実施例の方法によれ
ば発泡工程が非常に簡単になるものである。尚第５図は
形の異なる離型板２９を示している。この離型板２９に
は複雑な形状の溝３０，３１が形成されている。特に各
溝３０，３１には絞り部３０′，３１′が形成してある
。この絞り部３０′，３１′は発泡時に空気と共に洩れ
出る断熱材を最少に抑える作用をするものである。また
上述の実施例では雛型板９，２９に溝１０，１１，３０
，３１を形成したが、外箱３に溝を形成したものでも同
様の効果が得られるのは勿論である。上述の如く本発明
による断熱箱の製造方法は、ポリウレタンフオーム等の
発泡断熱材を現場発泡する工程において、外箱と発泡拾
具との間に藤型板を介在せしめるとともに、上記外箱と
離型板との間に、上記外箱および発泡治具に設けられた
空気抜口に運通する溝を形成し、この溝を通して発泡断
熱材の注入時の空気抜きを行うことを特徴とするもので
、従来の方法に比べて、シールピースやシ−ルピースを
取付ける作業が不要になる等、部品数や工数の合理化が
はかれるものである。
具６の空気抜口である。そして上記両空気抜口５，５，
７，７が一致するように発泡俗臭６が押当てられている
。８，８は上記空気抜口５，５に挿し込まれたシールピ
ースで、ポリエチレンフオームで形成されたものである
。従釆はこのようにシールピース８，８によって空気抜
口５，５を塞ぎ発泡断熱材の洩れを防止しつつ断熱層４
中で発生した空気は第２図の矢印で示すようにシールピ
ース８，８を通して発泡治具６の空気抜口７，７に排出
させる方法がとられていた。しかしながら、このような
方法では、シールピース８，８が必要である上に、これ
を空気抜口５，５に挿し込む作業工程が必要となる等改
善の余地が残されていた。本発明はこのような従釆の工
程を改善するものである。以下本発明をその実施例を示
す第３図〜第５図を参考に説明する。なお、図中で第１
図および第２図におけると同一の符号は同一部分を表わ
すものである。第３図において、９は離型板で発泡治具
６の押当面６′に取付けられている。この雛型板９の押
当面９′には縦横に溝１０，１１が形成されている。そ
して離型板９はこれらの溝１０，１１が外箱３の空気被
口５，５に対向するように発泡治具６とともに外箱３に
押当てられている。この結果、外箱３と滋型板９の間に
は空気抜口５，５から溝１０，１１を通って空気抜口７
，７に抜ける蓮通溝１２が形成される。この状態で発泡
を行うと空気は第３図の矢印のように上記連遍満１２を
適って排出されるが、同時に発泡断熱材も若干洩れ出す
。このように洩れ出した発泡断熱材は発泡治具６を取外
した後、削り落せば良い。従って本実施例の方法によれ
ば発泡工程が非常に簡単になるものである。尚第５図は
形の異なる離型板２９を示している。この離型板２９に
は複雑な形状の溝３０，３１が形成されている。特に各
溝３０，３１には絞り部３０′，３１′が形成してある
。この絞り部３０′，３１′は発泡時に空気と共に洩れ
出る断熱材を最少に抑える作用をするものである。また
上述の実施例では雛型板９，２９に溝１０，１１，３０
，３１を形成したが、外箱３に溝を形成したものでも同
様の効果が得られるのは勿論である。上述の如く本発明
による断熱箱の製造方法は、ポリウレタンフオーム等の
発泡断熱材を現場発泡する工程において、外箱と発泡拾
具との間に藤型板を介在せしめるとともに、上記外箱と
離型板との間に、上記外箱および発泡治具に設けられた
空気抜口に運通する溝を形成し、この溝を通して発泡断
熱材の注入時の空気抜きを行うことを特徴とするもので
、従来の方法に比べて、シールピースやシ−ルピースを
取付ける作業が不要になる等、部品数や工数の合理化が
はかれるものである。
第１図は従来の断熱箱の製造方法を示す断面図、第２図
は第１図のＡ部の拡大図、第３図は本発明の一実施例に
よる断熱箱製造方法を示す要部断面図、第４図は第３図
における機型板の斜視図、第５図は離型板の他の例を示
す平面図である。 ３・・・・・・外箱、４・・・・・・断熱層、５・・・
・・・空気抜口、６・・・・・・発泡拾具、６′・・・
・・・押当面、７・・・・・・空気抜口、９・・・・・
・離型板、９′・・・・・・押当面、１０，１１．．・
．．・溝。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図
は第１図のＡ部の拡大図、第３図は本発明の一実施例に
よる断熱箱製造方法を示す要部断面図、第４図は第３図
における機型板の斜視図、第５図は離型板の他の例を示
す平面図である。 ３・・・・・・外箱、４・・・・・・断熱層、５・・・
・・・空気抜口、６・・・・・・発泡拾具、６′・・・
・・・押当面、７・・・・・・空気抜口、９・・・・・
・離型板、９′・・・・・・押当面、１０，１１．．・
．．・溝。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図
Claims (1)
- １ ポリウレタンフオーム等の発泡断熱材を現場発泡す
る工程において、外箱と発泡治具との間に離型板を介在
せしめるとともに、上記外箱と離型板との間に、上記外
箱および発泡治具に設けられた空気抜口に連通する溝を
形成し、この溝を通して発泡断熱材の注入時の空気抜き
を行うことを特徴とする断熱箱の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52052244A JPS6024393B2 (ja) | 1977-05-07 | 1977-05-07 | 断熱箱の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52052244A JPS6024393B2 (ja) | 1977-05-07 | 1977-05-07 | 断熱箱の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53137462A JPS53137462A (en) | 1978-11-30 |
| JPS6024393B2 true JPS6024393B2 (ja) | 1985-06-12 |
Family
ID=12909304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52052244A Expired JPS6024393B2 (ja) | 1977-05-07 | 1977-05-07 | 断熱箱の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024393B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57212038A (en) * | 1981-06-23 | 1982-12-27 | Toyo Rubber Chem Ind Co Ltd | Molding method |
| JPS59229165A (ja) * | 1983-06-08 | 1984-12-22 | 松下冷機株式会社 | 断熱箱体 |
| WO2017211411A1 (en) * | 2016-06-08 | 2017-12-14 | Arcelik Anonim Sirketi | Refrigerator with improved manufacturability of the insulating foam material |
-
1977
- 1977-05-07 JP JP52052244A patent/JPS6024393B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53137462A (en) | 1978-11-30 |
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