JPS5822010Y2 - フアンケ−シングの断熱構造 - Google Patents

フアンケ−シングの断熱構造

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Publication number
JPS5822010Y2
JPS5822010Y2 JP1979063423U JP6342379U JPS5822010Y2 JP S5822010 Y2 JPS5822010 Y2 JP S5822010Y2 JP 1979063423 U JP1979063423 U JP 1979063423U JP 6342379 U JP6342379 U JP 6342379U JP S5822010 Y2 JPS5822010 Y2 JP S5822010Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan casing
rigid plate
soft tube
outer skin
inner rigid
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Expired
Application number
JP1979063423U
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English (en)
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JPS55163613U (ja
Inventor
津久井利光
Original Assignee
三洋電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は空気調和機に組込まれるファンケーシングの断熱
構造に関するものである。
一般に第1図に示すように送風路を形成する板金もしく
は硬質合成樹脂製内側剛板1と、発泡ポリエチレンシー
ト等の柔軟性のある外側表皮膜2とを下型治具3と上型
治具4とで締め付は国定し、上型治具4と外側表皮膜2
に設けた注入口5からウレタン等の発泡原液を内側剛板
1と外側表皮膜2との間に充填発泡させた後、下型治具
3と上型治具4とを取外すことにより断熱性を有するフ
ァンケーシングを製造していた。
斯かる発泡製造時、内側剛板1と外側表皮膜2との間に
存する空気を外方へ押し出さないと充填された発泡断熱
材6中に空気溜まり7ができて断熱効果が低減する為、
従来第2図に示すように内側剛板1と外側表皮膜2との
端部接合箇所8に外孔質の軟質ウレタンフオーム9を挟
着させ、このウレタンフオームから空気を抜き出すよう
にしていた。
しかしながら特にウレタンフオーム9と外側表皮膜2と
は互いに柔軟材質同志である為、下型治具3と上型治具
4とで強く締め付けないとこのウレタンフオーム9と外
側表皮膜2との間から空気と共に発泡原液が多量に漏出
してしまい、且つ締め付けし過ぎるとウレタンフオーム
9中の多孔10が潰れて本来の空気抜き機能を逸してし
まう欠点があった。
従って止む無く適当な締め付は状態で断熱発泡している
のが現状であり、ウレタンフオーム9の周囲から不均一
に散在状態で漏出し発泡した断熱材片は後処理工程とし
てナイフ等の工具で丁寧に切削しなければならず、単に
手で断熱材片を折っただけでは外側表皮膜2、ウレタン
フオーム9、内側剛板1の外方に漏洩付着した断熱材片
まで全て剥離することができず、且つ剥離時、ウレタン
フオーム9が同時に千切れてしまう等、完成品としての
見栄えが悪いものとなっていた。
本案は斯かる点に鑑み、第3図、第4図に示すように一
実施例として内径1〜10朋、長さ10mm〜50mπ
程度の塩化ビニール、ポリエチレン製の軟質チューブ1
1を内側剛板1と外側表皮膜2との端部接合箇所に介在
密着させ、断熱発泡時の空気抜きを発泡原液の流出と共
に破線矢印の如く軟質チューブ11の孔12から行なう
ことにより後処理工程を簡略化し、且つ見栄えの良い断
熱完成品を得るようにしたものである。
即ち、軟質ウレタンフオーム9よりも腰の強い軟質チュ
ーブ11の成型品を内側剛板1のフランジ13端部に予
め嵌着してフランジ13の内壁及び内側剛板1の外壁と
密着状態に変形させ然る後、下型治具3と上型治具4に
て外側表皮膜2を軟質チューブ11に圧着密接させて上
述の従来構造と同様内側剛板1と外側表皮膜2との間に
ウレタン等の発泡原液を充填発泡させるようにしたもの
で、軟質チューブ11の密着シールによりこの孔12の
みから空気抜きを行なうと共に孔12のみから発泡原液
が流出し棒形状で硬化突出した断熱棒状体14は手で折
るのみで簡単に根元から取り除くことができるよう図っ
たものである。
尚、15は外側表皮膜2の延長膜で、断熱棒状体14の
除去層軟質チューブ11の端面及び断熱体6の切断面を
被覆する為に折り曲げてフランジ13の端面に塗布した
熱再活性タイプの接着剤で接着するものであり、16は
内側剛体1内に収納されるクロスフローファンで実線矢
印は風の流れ方向を示したものである。
以上の如く本案は空気抜き用として腰のある軟質チュー
ブを用いるようにしたので柔軟性のある外側表皮膜とも
確実に密着シールされ発泡原液の漏洩を完全に防止でき
ると共に軟質チューブの孔のみからまとまって発泡原液
が流出し棒状体として硬化突出するので単に手で折るに
は極めて好都合で根元から容易に取り除くことができ、
しかも手で折る際軟質チューブが一体品である為に千切
れるといった不具合もなく簡単な構造にして且つ断熱良
好なるファンケーシングを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はファンケーシングの製作状態を示す概略断面図
、第2図は従来構造を示すこの要部拡大断面図、第3図
は第2図に代わる本案構造の要部拡大断面図、第4図は
本案実施例における内側剛板の要部斜祝図である。 1・・・・・・内側剛板、2・・・・・・外側表皮膜、
6・・・・・・断熱材、8・・・・・・端部接合箇所、
11・・・・・・軟質チューブ、13・・・・・・フラ
ンジ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)送風路を形成する内側剛板と、柔軟性のある外側
    表皮膜と、この両者間に発泡充填される断熱材とから構
    威し、前記剛板と表皮膜との端部接合箇所に断熱発泡時
    の空気抜き用軟質チューブを介在密着させたことを特徴
    とするファンケーシングの断熱構造。
  2. (2)内側剛板のフランジ端部に軟質チューブを嵌着固
    定した実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のファン
    ケーシングの断熱構造。
JP1979063423U 1979-05-11 1979-05-11 フアンケ−シングの断熱構造 Expired JPS5822010Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55163613U JPS55163613U (ja) 1980-11-25
JPS5822010Y2 true JPS5822010Y2 (ja) 1983-05-11

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