JPH06328466A - 浴室用防水パンの製造方法 - Google Patents

浴室用防水パンの製造方法

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Publication number
JPH06328466A
JPH06328466A JP5115839A JP11583993A JPH06328466A JP H06328466 A JPH06328466 A JP H06328466A JP 5115839 A JP5115839 A JP 5115839A JP 11583993 A JP11583993 A JP 11583993A JP H06328466 A JPH06328466 A JP H06328466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof pan
bathroom
mold
molding
pan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5115839A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Arakawa
正彦 荒川
Keizo Kawamura
圭三 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5115839A priority Critical patent/JPH06328466A/ja
Publication of JPH06328466A publication Critical patent/JPH06328466A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Bathtub Accessories (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大してコストがかからず保温効果が大きく且
つ補強された浴室用防水パンを一挙に製造する方法を提
供するにある。 【構成】 FRPにより防水パン2を成形用雄型1上で
成形し、防水パン2が成形用雄型1上で支持された状態
で防水パン2の底面に成形用雌型3を被せて防水パン2
の底面と成形用雌型3との間にキャビティを形成し、キ
ャビティ内に発泡性樹脂4を注入発泡硬化させて防水パ
ン2の底面上に樹脂発泡体41を一体に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室用防水パンの製造
方法に関し、特に断熱性に優れ、且つ、底部において補
強された防水パンの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、浴室用防水パンは通常FRP製で
あり、プレス成形等により製造されている。
【0003】浴室用防水パンは補強のために底面には縦
横にリブが突設されており、このようなリブを設けるた
めには、プレスの金型にリブ成形用の深い溝が縦横に刻
設されている。
【0004】又、一方、浴室用防水パンは、冬季等にお
いても快適に入浴するために、断熱されていることが望
ましい。ところで、例えば、特開平2−140118号
公報等に記載されているように合成樹脂発泡体に浴槽収
納穴が設けられ、この浴槽収納穴に浴槽を収容して浴槽
の保温を行うことが知られている。
【0005】又、他方、例えば、実開平1−84280
号公報に記載されているように、浴室ユニットの浴槽及
び洗い場の下方に補強木が取付けられ、補強木の下面に
保護材を取付けて浴室ユニットを補強することが知られ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、浴室用
防水パンの底面に補強リブを突設するためには、プレス
の金型にリブ成形用の溝を刻設する費用が馬鹿になら
ず、金型の製作コストが高いものになる上、リブ成形用
の深い溝内にFRPが充填されるようにプレス圧も高圧
が必要であり、成形コストも高くつく。
【0007】又、特開平2−140118号公報等に記
載されているような浴槽の保温手段においては、防水パ
ンの保温には何ら役立たない。
【0008】又、実開平1−84280号公報に記載さ
れているように、浴室ユニットの浴槽及び洗い場の下方
に補強木が取付けられ、補強木の下面に保護材を取付け
て浴室ユニットを補強する手段については、補強のみ有
効であり、浴室ユニットの保温については何ら寄与しな
い。
【0009】本発明は、従来の浴室用防水パンにおけ
る、このような問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、上記の問題を解決し、大してコ
ストがかからず保温効果が大きく且つ補強された浴室用
防水パンを一挙に製造する方法を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明浴室用防水パンの製造方法においては、FR
Pにより防水パンを成形用雄型上で成形し、防水パンが
成形用雄型上で支持された状態で防水パンの底面に成形
用雌型を被せて防水パンの底面と成形用雌型との間にキ
ャビティを形成し、キャビティ内に発泡性樹脂を注入発
泡硬化させて防水パンの底面上に樹脂発泡体を一体に成
形することを特徴とするものである。
【0011】本発明においては、FRPにより防水パン
を成形用雄型上で成形する手段としては、従来、通常の
FRPの成形手段を使用すればよくて特に限定されるも
のではないが、例えば、ハンドレアップ法、スプレーア
ップ法、プレス成形法等の成形手段を使用するばよい。
【0012】
【作用】本発明浴室用防水パンの製造方法においては、
FRPにより防水パンを成形用雄型上で成形し、防水パ
ンが成形用雄型上で支持された状態で防水パンの底面に
成形用雌型を被せて防水パンの底面と成形用雌型との間
にキャビティを形成し、キャビティ内に発泡性樹脂を注
入発泡硬化させて防水パンの底面上に樹脂発泡体を一体
に成形するものであるから、樹脂発泡体により保温さ
れ、且つ補強された浴室用防水パンを一挙に製造するこ
とができ、従来のように、リブ成形用の深い溝が刻設さ
れた高価な金型を使用する必要はない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図1〜3は本発明浴室用防水パンの製造方法
の一実施態様を工程順に示す断面図である。
【0014】これらの図において、1はFRPのハンド
レアップ成形用の雄型であり、この雄型1の上にハンド
レアップ成形法によりFRP製の浴室用防水パン2を成
形する。
【0015】次いで、図2に示すように、防水パン2の
上に雌型3を被せ、浴室用防水パン2の底面と雌型3と
の間にキャビティを形成する。雌型3の型面には浅い凹
部の凹凸31が設けられている。
【0016】図2の矢印aで示すように、雌型3の注入
口32から発泡性ポリウレタン4を注入し、発泡性ポリ
ウレタン4をキャビティ内を充満させる。発泡性ポリウ
レタン4は発泡硬化し、キャビティの形状とおりの発泡
体となり、図3に示すように、防水パン2の裏面に一体
に成形され、防水パン2を雄型1から取り外すと裏面に
発泡ポリウレタンの成形体41が一体に設けられた防水
パンが得られる。
【0017】尚、発泡ポリウレタンの成形体41の底面
の凹凸42は発泡ポリウレタンの成形体41の補強に役
立ち、浴室内での滑り止めにも役立つ。21は防水パン
2の浴槽設置部22と洗い場23との境界部に設けられ
た凸部である。
【0018】
【発明の効果】本発明浴室用防水パンの製造方法におい
ては、FRPにより防水パンを成形用雄型上で成形し、
防水パンが成形用雄型上で支持された状態で防水パンの
底面に成形用雌型を被せて防水パンの底面と成形用雌型
との間にキャビティを形成し、キャビティ内に発泡性樹
脂を注入発泡硬化させて防水パンの底面上に樹脂発泡体
を一体に成形するものであるから、樹脂発泡体により保
温され、且つ補強された浴室用防水パンを一挙に製造す
ることができ、従来のように、リブ成形用の深い溝が刻
設された高価な金型を使用する必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明浴室用防水パンの製造方法の一態様を示
す断面図。
【図2】図1に示す本発明浴室用防水パンの製造方法の
一態様の次工程を示す断面図。
【図3】図2に示す本発明浴室用防水パンの製造方法の
一態様の次工程を示す断面図。
【符号の説明】
1 雄型 2 FRP製防水パン 3 雌型 31 凹凸 32 注入口 4 発泡性樹脂 41 樹脂発泡体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:00 4F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FRPにより防水パンを成形用雄型上で
    成形し、防水パンが成形用雄型上で支持された状態で防
    水パンの底面に成形用雌型を被せて防水パンの底面と成
    形用雌型との間にキャビティを形成し、キャビティ内に
    発泡性樹脂を注入発泡硬化させて防水パンの底面上に樹
    脂発泡体を一体に成形することを特徴とする浴室用防水
    パンの製造方法。
JP5115839A 1993-05-18 1993-05-18 浴室用防水パンの製造方法 Pending JPH06328466A (ja)

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JP5115839A JPH06328466A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 浴室用防水パンの製造方法

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JPH06328466A true JPH06328466A (ja) 1994-11-29

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101293396B1 (ko) * 2008-03-11 2013-08-05 (주)엘지하우시스 멀티-사이즈 방수판 및 이의 제조방법
JP2015516525A (ja) * 2012-05-16 2015-06-11 グレード グループ エーエスGrade Group AS 表面被覆システム及び該システムの製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101293396B1 (ko) * 2008-03-11 2013-08-05 (주)엘지하우시스 멀티-사이즈 방수판 및 이의 제조방법
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