JP3244651B2 - 発泡成形装置 - Google Patents
発泡成形装置Info
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- JP3244651B2 JP3244651B2 JP22132097A JP22132097A JP3244651B2 JP 3244651 B2 JP3244651 B2 JP 3244651B2 JP 22132097 A JP22132097 A JP 22132097A JP 22132097 A JP22132097 A JP 22132097A JP 3244651 B2 JP3244651 B2 JP 3244651B2
- Authority
- JP
- Japan
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- concrete
- foam molding
- embedding material
- steam hole
- foam
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/58—Moulds
- B29C44/588—Moulds with means for venting, e.g. releasing foaming gas
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Of Tubular Articles Or Embedded Moulded Articles (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発泡成形装置、特に
合成樹脂発泡成形品からなるコンクリートスラブ用埋込
材を成形するのに好適な発泡成形装置に関する。
合成樹脂発泡成形品からなるコンクリートスラブ用埋込
材を成形するのに好適な発泡成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートスラブの施工法として、軽
量化、遮音効果を向上させる目的で、図12に示すよう
に、主に工場において、発泡ポリスチレンのような合成
樹脂発泡成形品からなる埋込材1をトラス筋2等を備え
たコンクリート基板3上に係止具により固定して中空コ
ンクリートスラブ用基板Aを製造し、それを建築施工現
場に搬入して、図13に示すように必要個数、躯体の梁
B、B間に載置し、トラス筋2の上弦材をスペーサーと
してスラブ上端筋4等を取り付けた後、現場打ちコンク
リートCを打設していわゆる中空コンクリートスラブC
Sを構築する施工法が広く行われている。埋込材1は、
コンクリート基板用型枠に打設された基板用コンクリー
トが未硬化のうちにコンクリート面上に所定数配置さ
れ、係止具をコンクリート内部にまで打ち込み、コンク
リートの固化により、コンクリートに一体化される。
量化、遮音効果を向上させる目的で、図12に示すよう
に、主に工場において、発泡ポリスチレンのような合成
樹脂発泡成形品からなる埋込材1をトラス筋2等を備え
たコンクリート基板3上に係止具により固定して中空コ
ンクリートスラブ用基板Aを製造し、それを建築施工現
場に搬入して、図13に示すように必要個数、躯体の梁
B、B間に載置し、トラス筋2の上弦材をスペーサーと
してスラブ上端筋4等を取り付けた後、現場打ちコンク
リートCを打設していわゆる中空コンクリートスラブC
Sを構築する施工法が広く行われている。埋込材1は、
コンクリート基板用型枠に打設された基板用コンクリー
トが未硬化のうちにコンクリート面上に所定数配置さ
れ、係止具をコンクリート内部にまで打ち込み、コンク
リートの固化により、コンクリートに一体化される。
【0003】係止具の打ち込みを省略可能とした基板用
コンクリートへの埋込材の定着方法として、特公昭57
−47007号公報に記載のように、埋込材の裏面側で
あるコンクリートへの付着面部に凹部及び凸部等のコン
クリート接合部を形成し、基板用コンクリートが未硬化
の状態で前記接合部をコンクリート基板内に埋まるよう
に配置し、コンクリートの固化によって埋込材をコンク
リートに固定するようにしたものも知られている。
コンクリートへの埋込材の定着方法として、特公昭57
−47007号公報に記載のように、埋込材の裏面側で
あるコンクリートへの付着面部に凹部及び凸部等のコン
クリート接合部を形成し、基板用コンクリートが未硬化
の状態で前記接合部をコンクリート基板内に埋まるよう
に配置し、コンクリートの固化によって埋込材をコンク
リートに固定するようにしたものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した、埋込材のコ
ンクリート付着面に凹部あるいは凸部のような接合部を
形成し、それをコンクリートに埋め込むことにより定着
固定する方法は、埋込材を未硬化のコンクリート面上に
単に配置し、必要に応じて上からある程度押し付けた
後、コンクリートの固化を待てばよく、作業の簡素化、
迅速化には寄与することができる。
ンクリート付着面に凹部あるいは凸部のような接合部を
形成し、それをコンクリートに埋め込むことにより定着
固定する方法は、埋込材を未硬化のコンクリート面上に
単に配置し、必要に応じて上からある程度押し付けた
後、コンクリートの固化を待てばよく、作業の簡素化、
迅速化には寄与することができる。
【0005】しかし、合成樹脂発泡成形品である埋込材
にそのような凹部あるいは凸部を形成するには、発泡成
形用型に該凹部あるいは凸部に相応する凹凸加工を施す
ことが必要であり、その加工は容易ではない。また、1
つの形状の埋込材に対して1つの発泡成形用型が用いら
れるのが通常であり、凹部あるいは凸部の位置や個数を
変更した埋込材を必要とする場合には、その都度それに
対応した新たな発泡成形用型を作成する必要がある。
にそのような凹部あるいは凸部を形成するには、発泡成
形用型に該凹部あるいは凸部に相応する凹凸加工を施す
ことが必要であり、その加工は容易ではない。また、1
つの形状の埋込材に対して1つの発泡成形用型が用いら
れるのが通常であり、凹部あるいは凸部の位置や個数を
変更した埋込材を必要とする場合には、その都度それに
対応した新たな発泡成形用型を作成する必要がある。
【0006】発泡成形用型の製造コスト及びその加工コ
ストは高価であり、容易に再構築できないことから、埋
込材の凹部あるいは凸部の位置や個数を変更することが
設計上望ましい場合でも、従来の形状のものをそのまま
用いるか、あるいは成形後に埋込材に切削などの二次加
工を行って所望の形状のものを得ることがしばしば行わ
れている。
ストは高価であり、容易に再構築できないことから、埋
込材の凹部あるいは凸部の位置や個数を変更することが
設計上望ましい場合でも、従来の形状のものをそのまま
用いるか、あるいは成形後に埋込材に切削などの二次加
工を行って所望の形状のものを得ることがしばしば行わ
れている。
【0007】本発明の目的は、表面に多数の凹部あるい
は凸部を持つ発泡成形品のための発泡成形用型を持つ発
泡成形装置を低コストで得ることにある。本発明の他の
目的は、同一の発泡成形用型にわずかな調整を加えるの
みで凹部あるいは凸部の成形位置や個数が異なった複数
種の発泡成形品を成形することのできる発泡成形用型を
持つ発泡成形装置を得ることにある。本発明による発泡
成形装置は、上記したようなコンクリートスラブ用埋込
材を発泡成形するのに特に有効に用いることができる。
は凸部を持つ発泡成形品のための発泡成形用型を持つ発
泡成形装置を低コストで得ることにある。本発明の他の
目的は、同一の発泡成形用型にわずかな調整を加えるの
みで凹部あるいは凸部の成形位置や個数が異なった複数
種の発泡成形品を成形することのできる発泡成形用型を
持つ発泡成形装置を得ることにある。本発明による発泡
成形装置は、上記したようなコンクリートスラブ用埋込
材を発泡成形するのに特に有効に用いることができる。
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による発泡成形装置は、成形面に多数の蒸気
孔用柱状体を装着した発泡成形用型を持つ発泡成形装置
であって、該発泡成形用型に装着される多数の蒸気孔用
柱状体は、一部は成形型内面より凹陥した状態とされる
か、突出した状態とされるか、又は、一部は成形型内面
より凹陥し、一部は成形型内面より突出し、一部は成形
型内面と同じ面となる状態とされていることを特徴とす
る。
めの本発明による発泡成形装置は、成形面に多数の蒸気
孔用柱状体を装着した発泡成形用型を持つ発泡成形装置
であって、該発泡成形用型に装着される多数の蒸気孔用
柱状体は、一部は成形型内面より凹陥した状態とされる
か、突出した状態とされるか、又は、一部は成形型内面
より凹陥し、一部は成形型内面より突出し、一部は成形
型内面と同じ面となる状態とされていることを特徴とす
る。
【0010】一般に、発泡性熱可塑性樹脂粒子を発泡成
形用型間のキャビティ(型窩)に充填し、蒸気を加熱媒
体として上記粒子を加熱膨張させて互いに熱融着して成
形できるようにした発泡成形装置にあっては、蒸気をキ
ャビティ内に供給する部材として、図1aに示すよう
に、蒸気用スリット11aを先端に形成し、かつ、周囲
をローレット加工12した蒸気孔用柱状体10(コアベ
ント)が用いられ、この蒸気孔用柱状体10は、図2に
示すように、発泡成形用型20、21に形成した取り付
け孔へ打ち込み嵌入することにより装着される。蒸気孔
用柱状体10として、図1bに示すような0.8mm以
下程度の小孔11bを多数貫通形成したものが用いられ
る場合もある。また、図示しないが、ローレット加工1
2に代えて周囲にネジを切り、ネジ込みにより装着する
場合もある。
形用型間のキャビティ(型窩)に充填し、蒸気を加熱媒
体として上記粒子を加熱膨張させて互いに熱融着して成
形できるようにした発泡成形装置にあっては、蒸気をキ
ャビティ内に供給する部材として、図1aに示すよう
に、蒸気用スリット11aを先端に形成し、かつ、周囲
をローレット加工12した蒸気孔用柱状体10(コアベ
ント)が用いられ、この蒸気孔用柱状体10は、図2に
示すように、発泡成形用型20、21に形成した取り付
け孔へ打ち込み嵌入することにより装着される。蒸気孔
用柱状体10として、図1bに示すような0.8mm以
下程度の小孔11bを多数貫通形成したものが用いられ
る場合もある。また、図示しないが、ローレット加工1
2に代えて周囲にネジを切り、ネジ込みにより装着する
場合もある。
【0011】なお、図2において、20、21は金型に
よる発泡成形用型、30はキャビティ、22、23は蒸
気室、24は発泡成形用型20、21に形成した取り付
け孔であり、該取り付け孔24に前記した蒸気孔用柱状
体10が、例えば打ち込み嵌入により装着される。蒸気
孔用柱状体10は、通常の発泡成形に際しては、発泡成
形用型20、21の厚みと同等ないしはこれより大なる
長さを有するように形成され、キャビティ30に面する
先端面を型内面と一致しするようにして装着している
(例えば、実公昭60−36426号公報、特公昭62
−54665号公報等参照)。
よる発泡成形用型、30はキャビティ、22、23は蒸
気室、24は発泡成形用型20、21に形成した取り付
け孔であり、該取り付け孔24に前記した蒸気孔用柱状
体10が、例えば打ち込み嵌入により装着される。蒸気
孔用柱状体10は、通常の発泡成形に際しては、発泡成
形用型20、21の厚みと同等ないしはこれより大なる
長さを有するように形成され、キャビティ30に面する
先端面を型内面と一致しするようにして装着している
(例えば、実公昭60−36426号公報、特公昭62
−54665号公報等参照)。
【0012】本発明の発泡成形装置は、キャビティ内へ
蒸気を供給するための蒸気孔用柱状体を型に形成した取
り付け孔に装着するに際して、そのすべてを先端面が型
内面と一致しするようにして装着するのではなく、一部
の蒸気孔用柱状体はその先端面を成形面より凹陥した位
置として装着し、又は、一部を成形面より突出した位置
として装着する。あるいは、一部は成形型内面より凹陥
させ、一部は成形型内面より突出させ、一部は成形型内
面と同じ面となる状態として、発泡成形用型に装着す
る。
蒸気を供給するための蒸気孔用柱状体を型に形成した取
り付け孔に装着するに際して、そのすべてを先端面が型
内面と一致しするようにして装着するのではなく、一部
の蒸気孔用柱状体はその先端面を成形面より凹陥した位
置として装着し、又は、一部を成形面より突出した位置
として装着する。あるいは、一部は成形型内面より凹陥
させ、一部は成形型内面より突出させ、一部は成形型内
面と同じ面となる状態として、発泡成形用型に装着す
る。
【0013】このようにされた発泡成形用型を用いて通
常の方法により発泡成形することにより、発泡成形品に
は、前記成形面より凹陥した位置として装着された蒸気
孔用柱状体の部分では、蒸気孔用柱状体の断面寸法を持
ち、かつ、凹陥した距離を高さとする突出部が一体に成
形される。また、成形面より突出した位置として装着さ
れた蒸気孔用柱状体の部分では、蒸気孔用柱状体の断面
寸法を持ち、かつ、突出した距離の深さとする凹陥部が
一体に成形される。もちろん、成形型内面と同じ面とな
る状態で装着された蒸気孔用柱状体の部分では、成形面
どおりの平坦面となる。
常の方法により発泡成形することにより、発泡成形品に
は、前記成形面より凹陥した位置として装着された蒸気
孔用柱状体の部分では、蒸気孔用柱状体の断面寸法を持
ち、かつ、凹陥した距離を高さとする突出部が一体に成
形される。また、成形面より突出した位置として装着さ
れた蒸気孔用柱状体の部分では、蒸気孔用柱状体の断面
寸法を持ち、かつ、突出した距離の深さとする凹陥部が
一体に成形される。もちろん、成形型内面と同じ面とな
る状態で装着された蒸気孔用柱状体の部分では、成形面
どおりの平坦面となる。
【0014】本発明の発泡成形装置によれば、発泡成形
用型の本体部分は通常のものと同様であってよく、成形
品に求められる突出部又は凹陥部に対応した凹所又は凸
部を成形型本体そのものに形成することを要しない。さ
らに、成形品に求められる突出部又は凹陥部の位置や個
数を変更したい場合には、変更したい場所に相当する蒸
気孔用柱状体の装着状態を調節して、その突出量、凹陥
量を変更すればよく、この場合にも、発泡成形用型の本
体部分を変更することは不要である。そのために発泡成
形用型の製造に要するコストを大きく低減することが可
能となり、低コストでの異種発泡成形品の成形が可能と
なる。
用型の本体部分は通常のものと同様であってよく、成形
品に求められる突出部又は凹陥部に対応した凹所又は凸
部を成形型本体そのものに形成することを要しない。さ
らに、成形品に求められる突出部又は凹陥部の位置や個
数を変更したい場合には、変更したい場所に相当する蒸
気孔用柱状体の装着状態を調節して、その突出量、凹陥
量を変更すればよく、この場合にも、発泡成形用型の本
体部分を変更することは不要である。そのために発泡成
形用型の製造に要するコストを大きく低減することが可
能となり、低コストでの異種発泡成形品の成形が可能と
なる。
【0015】本発明は、また、上記の発泡成形用型を持
つ発泡成形装置を用いて成形される成形品として、裏面
側を開放した複数の中空部を形成してなる合成樹脂の発
泡成形品からなるコンクリートスラブ用埋込材であっ
て、少なくとも前記裏面側には、発泡成形型に装着した
蒸気孔用柱状体の成形型への装着位置に起因する突出部
及び/又は凹陥部が多数一体成形されていることを特徴
とするコンクリートスラブ用埋込材をも開示する。
つ発泡成形装置を用いて成形される成形品として、裏面
側を開放した複数の中空部を形成してなる合成樹脂の発
泡成形品からなるコンクリートスラブ用埋込材であっ
て、少なくとも前記裏面側には、発泡成形型に装着した
蒸気孔用柱状体の成形型への装着位置に起因する突出部
及び/又は凹陥部が多数一体成形されていることを特徴
とするコンクリートスラブ用埋込材をも開示する。
【0016】このコンクリートスラブ用埋込材は、基板
用コンクリートが未硬化の状態でその上に載置し、上か
ら押圧して埋込材の裏面側に形成した突出部及び/又は
凹陥部がコンクリート基板内に埋まるようにして、コン
クリートの固化を待つ。それにより、埋込材は、係止具
を打ち込むことなく基板用コンクリート面に固定するこ
とができ、コンクリートスラブ用基板の製造工程を簡素
化することができる。もちろん、係止具を併用して固定
することも可能である。
用コンクリートが未硬化の状態でその上に載置し、上か
ら押圧して埋込材の裏面側に形成した突出部及び/又は
凹陥部がコンクリート基板内に埋まるようにして、コン
クリートの固化を待つ。それにより、埋込材は、係止具
を打ち込むことなく基板用コンクリート面に固定するこ
とができ、コンクリートスラブ用基板の製造工程を簡素
化することができる。もちろん、係止具を併用して固定
することも可能である。
【0017】好ましい態様において、成形されるコンク
リートスラブ用埋込材の裏面には、コンクリート基板上
に配置したときに、前記中空部を側面側に連通させるた
めの凹溝が複数個形成される。この凹溝は、未硬化の基
板用コンクリート上に埋込材を載置してコンクリートの
養生、固化を行う場合、養生時に発生する蒸気熱あるい
は水和熱を外部に排出するための通路として機能するも
であり、それにより、コンクリート基板の均一の養生乾
燥が可能となり、かつ、熱による埋込材の変形は回避さ
れる。また、建築施工現場で何らかの理由により埋込材
に生じた亀裂等が生じ、そこから前記中空部に水が入り
込んだような場合に、入り込んだ水は前記通路から容易
に流出するので、中空部に水が貯留されることはない。
リートスラブ用埋込材の裏面には、コンクリート基板上
に配置したときに、前記中空部を側面側に連通させるた
めの凹溝が複数個形成される。この凹溝は、未硬化の基
板用コンクリート上に埋込材を載置してコンクリートの
養生、固化を行う場合、養生時に発生する蒸気熱あるい
は水和熱を外部に排出するための通路として機能するも
であり、それにより、コンクリート基板の均一の養生乾
燥が可能となり、かつ、熱による埋込材の変形は回避さ
れる。また、建築施工現場で何らかの理由により埋込材
に生じた亀裂等が生じ、そこから前記中空部に水が入り
込んだような場合に、入り込んだ水は前記通路から容易
に流出するので、中空部に水が貯留されることはない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好ましい実施の形
態により詳細に説明する。図3〜図5は、本発明による
発泡成形装置での発泡成形時の状態を説明するものであ
り、図3では、発泡成形用型20に形成した取り付け孔
24・・のうち、発泡成形品40の底面側となる成形面
(型を開く方向と直交する成形面)に形成した取り付け
孔24aに装着した蒸気孔用柱状体10Aは、その先端
11が成形面よりも距離dだけ凹陥した位置とされてお
り、発泡成形品40の側面側となる成形面(型を開く方
向と平行する成形面)に形成した取り付け孔24bに装
着した蒸気孔用柱状体10Cは、その先端11が成形面
と同じ高さとされている。この場合には、成形品40の
側面は平坦面として成形されるが、底面には、蒸気孔用
柱状体10の断面寸法を持ち、かつ、凹陥した距離dを
高さとする突出部41が一体に成形される。
態により詳細に説明する。図3〜図5は、本発明による
発泡成形装置での発泡成形時の状態を説明するものであ
り、図3では、発泡成形用型20に形成した取り付け孔
24・・のうち、発泡成形品40の底面側となる成形面
(型を開く方向と直交する成形面)に形成した取り付け
孔24aに装着した蒸気孔用柱状体10Aは、その先端
11が成形面よりも距離dだけ凹陥した位置とされてお
り、発泡成形品40の側面側となる成形面(型を開く方
向と平行する成形面)に形成した取り付け孔24bに装
着した蒸気孔用柱状体10Cは、その先端11が成形面
と同じ高さとされている。この場合には、成形品40の
側面は平坦面として成形されるが、底面には、蒸気孔用
柱状体10の断面寸法を持ち、かつ、凹陥した距離dを
高さとする突出部41が一体に成形される。
【0019】図4では、発泡成形品40の底面側となる
成形面に形成した取り付け孔24aに装着した蒸気孔用
柱状体10Bは、その先端11が成形面よりも距離dだ
け突出した位置とされており、発泡成形品40の側面側
となる成形面に形成した取り付け孔24bに装着した蒸
気孔用柱状体10Cは、その先端11が成形面と同じ高
さとされている。この場合には、成形品40の底面に
は、蒸気孔用柱状体10の断面寸法を持ち、かつ、突出
した距離dを深さとする凹陥部42が一体に成形され
る。
成形面に形成した取り付け孔24aに装着した蒸気孔用
柱状体10Bは、その先端11が成形面よりも距離dだ
け突出した位置とされており、発泡成形品40の側面側
となる成形面に形成した取り付け孔24bに装着した蒸
気孔用柱状体10Cは、その先端11が成形面と同じ高
さとされている。この場合には、成形品40の底面に
は、蒸気孔用柱状体10の断面寸法を持ち、かつ、突出
した距離dを深さとする凹陥部42が一体に成形され
る。
【0020】図5では、発泡成形品40の底面側となる
成形面に形成した取り付け孔24a・・に、一つには先
端11を成形面よりも距離dだけ突出した状態で蒸気孔
用柱状体10Bが、他の一つには先端11を成形面と同
じ高さとした状態で蒸気孔用柱状体10Cが、さらに他
の一つには先端11を成形面よりも距離dだけ凹陥した
状態で蒸気孔用柱状体10Aがそれぞれ装着されてい
る。この場合には、成形品40の底面には、突出部41
と凹陥部42とが同時に一体成形される。
成形面に形成した取り付け孔24a・・に、一つには先
端11を成形面よりも距離dだけ突出した状態で蒸気孔
用柱状体10Bが、他の一つには先端11を成形面と同
じ高さとした状態で蒸気孔用柱状体10Cが、さらに他
の一つには先端11を成形面よりも距離dだけ凹陥した
状態で蒸気孔用柱状体10Aがそれぞれ装着されてい
る。この場合には、成形品40の底面には、突出部41
と凹陥部42とが同時に一体成形される。
【0021】もし、突出部41と凹陥部42の成形位置
及び個数を変更したい場合には、成形型本体に手を加え
ることなく、装着した各蒸気孔用柱状体10の成形面に
対する先端位置を適宜変更すればよい。打ち込み嵌入に
より固定される場合には、再度打ち込み量を調整すれば
よく、ネジ嵌合により固定される場合には、ねじ込み量
を調整すればよい。この作業はきわめて容易である。例
えば、図5において、突出位置にある蒸気孔用柱状体1
0Bを距離dだけ凹陥した位置とすることにより、成形
品には、凹陥部42に代えて、2つの突出部41が一体
成形される。
及び個数を変更したい場合には、成形型本体に手を加え
ることなく、装着した各蒸気孔用柱状体10の成形面に
対する先端位置を適宜変更すればよい。打ち込み嵌入に
より固定される場合には、再度打ち込み量を調整すれば
よく、ネジ嵌合により固定される場合には、ねじ込み量
を調整すればよい。この作業はきわめて容易である。例
えば、図5において、突出位置にある蒸気孔用柱状体1
0Bを距離dだけ凹陥した位置とすることにより、成形
品には、凹陥部42に代えて、2つの突出部41が一体
成形される。
【0022】図6は、上記のような発泡成形用型を持つ
発泡成形装置によって発泡成形したコンクリートスラブ
用埋込材1の一例を示す背面図であり、図7はその上面
図である。また、図8は用いた発泡成形用型の概略を示
す断面図である。埋込材1は、この例では、外形120
0×430×130mm程度であり、裏面側に開放した
多数の中空部S(開口部寸法80×80mm程度)を有
し、周囲には必要な場合に用いられる係止用切欠き1a
が形成されている。裏面側には、前記埋込材1を側面側
に連通させるための凹溝1bが複数個形成されており、
該凹溝1bは幅10mm、深さ10mm程度である。さ
らに、底面には、前記した方法により一体成形された複
数個の突出部41を有している。突出部41の寸法は直
径10mm程度、高さ3mm程度である。
発泡成形装置によって発泡成形したコンクリートスラブ
用埋込材1の一例を示す背面図であり、図7はその上面
図である。また、図8は用いた発泡成形用型の概略を示
す断面図である。埋込材1は、この例では、外形120
0×430×130mm程度であり、裏面側に開放した
多数の中空部S(開口部寸法80×80mm程度)を有
し、周囲には必要な場合に用いられる係止用切欠き1a
が形成されている。裏面側には、前記埋込材1を側面側
に連通させるための凹溝1bが複数個形成されており、
該凹溝1bは幅10mm、深さ10mm程度である。さ
らに、底面には、前記した方法により一体成形された複
数個の突出部41を有している。突出部41の寸法は直
径10mm程度、高さ3mm程度である。
【0023】図8に示すように、発泡成形用型は基本的
に図2に基づき説明したものと同様であり、雄型20と
雌型21とからなり、雌型21の成形面は側面、底面と
もに平坦面であり、雄型20の成形面は、底面側に前記
中空部Pに相当する膨出部20aを有し、他の底面部分
は平坦面である。図2に示したと同様に、雌型21の成
形面には全面にほぼ等しい間隔をおいて多数の蒸気孔用
柱状体が打ち込み嵌入されており、すべての蒸気孔用柱
状体のキャビティ30側の端面位置は雌型の成形面の等
しいレベルとされている(図示省略)。
に図2に基づき説明したものと同様であり、雄型20と
雌型21とからなり、雌型21の成形面は側面、底面と
もに平坦面であり、雄型20の成形面は、底面側に前記
中空部Pに相当する膨出部20aを有し、他の底面部分
は平坦面である。図2に示したと同様に、雌型21の成
形面には全面にほぼ等しい間隔をおいて多数の蒸気孔用
柱状体が打ち込み嵌入されており、すべての蒸気孔用柱
状体のキャビティ30側の端面位置は雌型の成形面の等
しいレベルとされている(図示省略)。
【0024】雄型21の底面部分の平坦面には、やはり
図2に示したと同様に、多数の取り付け孔24aが形成
されており、そこには同様に蒸気孔用柱状体10が打ち
込み嵌入されている。一部の蒸気孔用柱状体10Cは成
形面と同じ高さであり、一部の蒸気孔用柱状体10Bは
成形面より突出しており、さらに一部の蒸気孔用柱状体
10Aは成形面より距離dだけ陥没している(図8b参
照)。
図2に示したと同様に、多数の取り付け孔24aが形成
されており、そこには同様に蒸気孔用柱状体10が打ち
込み嵌入されている。一部の蒸気孔用柱状体10Cは成
形面と同じ高さであり、一部の蒸気孔用柱状体10Bは
成形面より突出しており、さらに一部の蒸気孔用柱状体
10Aは成形面より距離dだけ陥没している(図8b参
照)。
【0025】図9は、図8に示したような発泡成形用型
を用いて成形したコンクリートスラブ用埋込材1の一部
を拡大して示す斜視図であり、図9aでは所定の間隔を
おいて、突出部41が多数一体成形されている。図9b
では突出部41と凹陥部42との双方が所定の間隔をお
いて多数一体成形されている。また、図9cでは凹陥部
42のみが所定の間隔をおいて多数一体成形されてい
る。
を用いて成形したコンクリートスラブ用埋込材1の一部
を拡大して示す斜視図であり、図9aでは所定の間隔を
おいて、突出部41が多数一体成形されている。図9b
では突出部41と凹陥部42との双方が所定の間隔をお
いて多数一体成形されている。また、図9cでは凹陥部
42のみが所定の間隔をおいて多数一体成形されてい
る。
【0026】上記の説明からわかるように、本発明によ
れば、発泡成形用型に装着する蒸気孔用柱状体10の成
形面に対する高さを変えるのみで、任意の位置にかつ任
意の個数の突出部41あるいは凹陥部42を一体成形し
たコンクリートスラブ用埋込材1を通常の発泡成形の手
段により容易に得ることができる。それにより、製造コ
ストは大幅に低減する。
れば、発泡成形用型に装着する蒸気孔用柱状体10の成
形面に対する高さを変えるのみで、任意の位置にかつ任
意の個数の突出部41あるいは凹陥部42を一体成形し
たコンクリートスラブ用埋込材1を通常の発泡成形の手
段により容易に得ることができる。それにより、製造コ
ストは大幅に低減する。
【0027】図10は、図9aに示した突出部41を裏
面に多数一体成形したコンクリートスラブ用埋込材1を
用いてコンクリートスラブ用基板を製造する場合の例を
説明している。型枠5に基板用コンクリート3が打設さ
れ、該コンクリート3が未硬化の状態で、その上に埋込
材1が載置される。合成樹脂の発泡成形品からなる埋込
材1は比較的軽量であり、埋込材1は、図10aに示す
ように、打設した未硬化のコンクリート3の表面に該突
出部41の先端を密着させた浮いた状態となる。その状
態で、図10で矢印Fに示すように埋込材1を上から押
し付ける。それにより、図10bに示すように、突出部
41がコンクリート内に埋設した状態で基板用コンクリ
ート3の表面に定着される。その際に、凹溝1bはコン
クリート3によって塞がれることはなく、側方に開放し
た状態となって中空部S(図10には示されない)を外
気に連通させる。
面に多数一体成形したコンクリートスラブ用埋込材1を
用いてコンクリートスラブ用基板を製造する場合の例を
説明している。型枠5に基板用コンクリート3が打設さ
れ、該コンクリート3が未硬化の状態で、その上に埋込
材1が載置される。合成樹脂の発泡成形品からなる埋込
材1は比較的軽量であり、埋込材1は、図10aに示す
ように、打設した未硬化のコンクリート3の表面に該突
出部41の先端を密着させた浮いた状態となる。その状
態で、図10で矢印Fに示すように埋込材1を上から押
し付ける。それにより、図10bに示すように、突出部
41がコンクリート内に埋設した状態で基板用コンクリ
ート3の表面に定着される。その際に、凹溝1bはコン
クリート3によって塞がれることはなく、側方に開放し
た状態となって中空部S(図10には示されない)を外
気に連通させる。
【0028】この状態でコンクリートの養生、固化を行
い、打設コンクリート3に埋込材1を定着させる。養生
時に生じる蒸気熱あるいは水和熱は該凹溝1bにより確
保される開口部を通して容易に外部に放熱され、それに
より、コンクリート基板は均一て養生乾燥され、また、
熱による埋込材1の変形は回避される。何らかの都合に
より埋込材1に生じた亀裂等から中空部Sに水が入り込
んだ場合でも、入り込んだ水は前記開口部から容易に流
出するので、中空部Sに多量の水が貯留されることもな
い。
い、打設コンクリート3に埋込材1を定着させる。養生
時に生じる蒸気熱あるいは水和熱は該凹溝1bにより確
保される開口部を通して容易に外部に放熱され、それに
より、コンクリート基板は均一て養生乾燥され、また、
熱による埋込材1の変形は回避される。何らかの都合に
より埋込材1に生じた亀裂等から中空部Sに水が入り込
んだ場合でも、入り込んだ水は前記開口部から容易に流
出するので、中空部Sに多量の水が貯留されることもな
い。
【0029】図11は、図9cに示した凹陥部42を裏
面に多数一体成形したコンクリートスラブ用埋込材1を
用いてコンクリートスラブ用基板を製造する場合の例を
説明している。この場合も、型枠5に基板用コンクリー
ト3が打設され、該コンクリート3が未硬化の状態で、
その上に埋込材1が載置される。埋込材1は、図11a
に示すように、打設した未硬化のコンクリート3の表面
にその裏面側を密着させた浮いた状態となる。その状態
で、図11で矢印Fに示すように埋込材1を上から押し
付ける。それにより、図11bに示すように、凹陥部4
2がコンクリート内に埋入した状態で基板用コンクリー
ト3の表面に定着される。凹溝1bは凹陥部42よりも
深く形成されており、その上端側はコンクリート3によ
って塞がれることはなく、側方に開放した状態となって
中空部S(図11には示されない)を外気に連通させ
る。この場合でも、図10に示したものと同様に、前記
凹溝1bの開放部はコンクリートの養生、固化時に放熱
あるいは放水の機能を果たすことができる。
面に多数一体成形したコンクリートスラブ用埋込材1を
用いてコンクリートスラブ用基板を製造する場合の例を
説明している。この場合も、型枠5に基板用コンクリー
ト3が打設され、該コンクリート3が未硬化の状態で、
その上に埋込材1が載置される。埋込材1は、図11a
に示すように、打設した未硬化のコンクリート3の表面
にその裏面側を密着させた浮いた状態となる。その状態
で、図11で矢印Fに示すように埋込材1を上から押し
付ける。それにより、図11bに示すように、凹陥部4
2がコンクリート内に埋入した状態で基板用コンクリー
ト3の表面に定着される。凹溝1bは凹陥部42よりも
深く形成されており、その上端側はコンクリート3によ
って塞がれることはなく、側方に開放した状態となって
中空部S(図11には示されない)を外気に連通させ
る。この場合でも、図10に示したものと同様に、前記
凹溝1bの開放部はコンクリートの養生、固化時に放熱
あるいは放水の機能を果たすことができる。
【0030】
【発明の効果】上記の記載から明らかなように、本発明
の発泡成形装置によれば、発泡成形用型の本体部分は通
常のものと同様のものを用いながら、発泡成形品に求め
られる突出部や凹陥部の位置や個数を種々変更した型を
容易にすることができ、発泡成形用型の製造に要するコ
ストを大きく低減することが可能となり、低コストでの
異種発泡成形品の成形が可能となる。
の発泡成形装置によれば、発泡成形用型の本体部分は通
常のものと同様のものを用いながら、発泡成形品に求め
られる突出部や凹陥部の位置や個数を種々変更した型を
容易にすることができ、発泡成形用型の製造に要するコ
ストを大きく低減することが可能となり、低コストでの
異種発泡成形品の成形が可能となる。
【0031】また、成形されるコンクリートスラブ用埋
込材は、裏面に突出部あるいは凹陥部を有することから
コンクリートとの馴染みがよくなり、係止具を打ち込む
ことなく基板用コンクリート面に固定することができ、
コンクリートスラブ用基板の製造工程を簡素化すること
ができる。もちろん、係止具を併用して固定することも
可能であるが、この場合には、使用する係止具の数を減
らすことができる。
込材は、裏面に突出部あるいは凹陥部を有することから
コンクリートとの馴染みがよくなり、係止具を打ち込む
ことなく基板用コンクリート面に固定することができ、
コンクリートスラブ用基板の製造工程を簡素化すること
ができる。もちろん、係止具を併用して固定することも
可能であるが、この場合には、使用する係止具の数を減
らすことができる。
【0032】コンクリートスラブ用埋込材の裏面にコン
クリート基板上に配置したときに、前記中空部を側面側
に連通させるための凹溝が形成される場合には、未硬化
の基板用コンクリート上に埋込材を載置してコンクリー
トの養生、固化を行う場合、養生時に発生する蒸気熱あ
るいは水和熱を外部に排出するための通路として機能
し、それにより、コンクリート基板の均一の養生乾燥が
可能となり、かつ、熱による埋込材の変形は回避され
る。さらに、本発明によるコンクリートスラブ用基板を
用いることにより、設計値どおりのコンクリートスラブ
を構築することができる。
クリート基板上に配置したときに、前記中空部を側面側
に連通させるための凹溝が形成される場合には、未硬化
の基板用コンクリート上に埋込材を載置してコンクリー
トの養生、固化を行う場合、養生時に発生する蒸気熱あ
るいは水和熱を外部に排出するための通路として機能
し、それにより、コンクリート基板の均一の養生乾燥が
可能となり、かつ、熱による埋込材の変形は回避され
る。さらに、本発明によるコンクリートスラブ用基板を
用いることにより、設計値どおりのコンクリートスラブ
を構築することができる。
【図1】本発明に用いる蒸気孔用柱状体を説明する図。
【図2】蒸気孔用柱状体を装着した発泡成形用型を説明
する図。
する図。
【図3】本発明による発泡成形用型の一態様を説明する
図。
図。
【図4】本発明による発泡成形用型の他の一態様を説明
する図。
する図。
【図5】本発明による発泡成形用型のさらに他の一態様
を説明する図。
を説明する図。
【図6】本発明による発泡成形装置を用いて発泡成形し
たコンクリートスラブ用埋込材の一例を示す背面側斜視
図。
たコンクリートスラブ用埋込材の一例を示す背面側斜視
図。
【図7】図6に示したコンクリートスラブ用埋込材の上
面側斜視図。
面側斜視図。
【図8】本発明による発泡成形装置の一例を示す断面図
であり、(a)は全体図、(b)は部分拡大図。
であり、(a)は全体図、(b)は部分拡大図。
【図9】本発明によるコンクリートスラブ用埋込材の幾
つかの態様を示す部分拡大図。
つかの態様を示す部分拡大図。
【図10】本発明によるコンクリートスラブ用埋込材の
一例を用いてコンクリートスラブ用基板を製造する工程
を説明する図。
一例を用いてコンクリートスラブ用基板を製造する工程
を説明する図。
【図11】本発明によるコンクリートスラブ用埋込材の
他の例を用いてコンクリートスラブ用基板を製造する工
程を説明する図。
他の例を用いてコンクリートスラブ用基板を製造する工
程を説明する図。
【図12】コンクリートスラブ用基板の一例を説明する
図。
図。
【図13】コンクリートスラブ用基板を用いてのコンク
リートスラブの一例を示す図。
リートスラブの一例を示す図。
A…コンクリートスラブ用基板、S…中空部、1…コン
クリートスラブ用埋込材、1b…凹溝、2…トラス筋、
3…コンクリート基板、5…型枠、10、10A、10
B、10C…蒸気孔用柱状体、11…蒸気孔用柱状体の
先端、11a…スリット、11b…小孔、12…ローレ
ツト加工部、20、21…発泡成形用型、22、23…
蒸気室、24、24a、24b…蒸気孔用柱状体取り付
け用孔、30…キャビティ、埋込材の周側壁、41…突
出部、42…凹陥部
クリートスラブ用埋込材、1b…凹溝、2…トラス筋、
3…コンクリート基板、5…型枠、10、10A、10
B、10C…蒸気孔用柱状体、11…蒸気孔用柱状体の
先端、11a…スリット、11b…小孔、12…ローレ
ツト加工部、20、21…発泡成形用型、22、23…
蒸気室、24、24a、24b…蒸気孔用柱状体取り付
け用孔、30…キャビティ、埋込材の周側壁、41…突
出部、42…凹陥部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 44/00 - 44/60 B29C 67/20,33/04 B28B 23/00 E04B 5/32
Claims (3)
- 【請求項1】 成形面に多数の蒸気孔用柱状体を装着し
た発泡成形用型を持つ発泡成形装置であって、該多数の
蒸気孔用柱状体のうち、一部は成形型内面より凹陥した
状態で発泡成形用型に装着してあることを特徴とする発
泡成形装置。 - 【請求項2】 成形面に多数の蒸気孔用柱状体を装着し
た発泡成形用型を持つ発泡成形装置であって、該多数の
蒸気孔用柱状体のうち、一部は成形型内面より突出した
状態で発泡成形用型に装着してあることを特徴とする発
泡成形装置。 - 【請求項3】 成形面に多数の蒸気孔用柱状体を装着し
た発泡成形用型を持つ発泡成形装置であって、該多数の
蒸気孔用柱状体のうち、一部は成形型内面より凹陥し、
一部は成形型内面より突出し、一部は成形型内面と同じ
面となる状態でそれぞれ発泡成形用型に装着してあるこ
とを特徴とする発泡成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22132097A JP3244651B2 (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 発泡成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22132097A JP3244651B2 (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 発泡成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1158531A JPH1158531A (ja) | 1999-03-02 |
JP3244651B2 true JP3244651B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=16764962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22132097A Expired - Fee Related JP3244651B2 (ja) | 1997-08-18 | 1997-08-18 | 発泡成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3244651B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000062119A (ko) * | 1999-03-29 | 2000-10-25 | 강석환 | 폴리스티렌 수지 발포 성형체와 그 제조방법 |
JP4168565B2 (ja) * | 2000-02-03 | 2008-10-22 | 株式会社カネカ | 型内発泡成形品及びその成形方法 |
FR3019082B1 (fr) * | 2014-03-27 | 2016-12-23 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de moulage d'une piece en polystyrene expanse. |
-
1997
- 1997-08-18 JP JP22132097A patent/JP3244651B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1158531A (ja) | 1999-03-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |