JPS5822528A - ネツトワ−ク受電設備 - Google Patents

ネツトワ−ク受電設備

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JPS5822528A
JPS5822528A JP56118204A JP11820481A JPS5822528A JP S5822528 A JPS5822528 A JP S5822528A JP 56118204 A JP56118204 A JP 56118204A JP 11820481 A JP11820481 A JP 11820481A JP S5822528 A JPS5822528 A JP S5822528A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は・ネットワZり受電設備に関し、特に回生電力
を発生する負荷(以下回生電力発生負荷という。)から
回生電力が発生した時のプロテクタしゃ断器の誤しゃ断
を防止するネットワーク受電設備に関するものである。
最近はビル等の高負荷密度の集中負荷に対して信頼性の
高いスポットネットワーク受電設備が採用されている。
第1図はこのようなネットワーク受電設備の回路例を示
したもので、同図において1は変電所、2A〜2cは配
電線しゃ断器、3A〜3cは配電線、4A〜4cは変圧
器1次側断路器、5A〜5cはフィーダ、6A〜6cは
ネットワーク変圧器、7A〜7oはプロテクタしゃ断器
、8A〜8゜はプロテクタヒーーズ、9A〜9cはネッ
トワーク継電器、10はネットワーク母線、11は負荷
である。尚第1図に示した回路例は、フィーダが5A〜
5oからなる3回線のものであるが、2回線以上であれ
ばネットワーク回路を形成できるものであり、種々の回
線数のものがあることはいう壕でも々い。
第1図のネットワーク回路において系統が正常に運転さ
れているときは、変電所1がらの電力は配電線3A〜3
cからフィーダ5A〜5c及びネットワーク変圧器6A
〜6cを経て負荷11に供給される。しかるに、例えば
配電線3BのA点またはフィーダ5BのB点に事故が発
生した場合には、変電所1で配電線しゃ断器2Bが自動
的にしゃ断動作をして配電線3B及びフィーダ5Bは他
の配電線3・□及び3oからフィーダ5Al 5o及び
ネットワーク変圧器6A及び6゜並びにネットワーク変
圧器6Bを通じてネットワーク母線10側から逆送電さ
れる。ネットワーク継電器9A〜9cはいずれも電力の
方向を検出する機能を有し、逆電力を検出したときには
出力を発してプロテクタしゃ断器7A〜7oをしゃ断動
作させるようになっている。従って、前述の如く配電線
3Bまたはフィーダ5Bに事故が発生してネットワーク
変圧器6Bにネットワーク母線10側から逆送電された
場合には、プロテクタしゃ断器7Bがしゃ断して事故点
への事故電流の流れ込みを阻止する。A点またはB点の
事故が短絡事故のときにプロテクタしゃ断器を通過する
逆電力は充分大きな電力であるが、この事故が地絡事故
である場合、プロテクタしゃ断器を通過する電力は当該
回線の変圧器逆励磁電流およびフィーダ逆充電電流並び
にネットワーク母線側から逆供給される地絡電流を加え
た比較的小さな電力となる。ネットワーク継電器は短絡
事故時等に生じる大きな逆電力だけでなく地絡事故等に
生じる小さな逆電力をも検出する機能を有している。
ところで、このようなネットワーク受電設備をビル用受
電設備に適用した場合には、エレベータの発停時に回生
電力を発生するエレベータのモータ等の負荷がネットワ
ーク母線に接続されることになり、この受電設備が軽負
荷時にエレベータが運転されるとネットワーク継電器に
対して比較的小さな入力となるエレベータモータの回生
電力が(5) ネットワーク母線からフィーダ5A〜5cに向って流出
し、このためそれぞれのネットワーク継電器9A〜9c
が一斉に動作してプロテクタしゃ断器7A〜7oをしゃ
断させ、ネットワーク母線10を全面的に停電させる虞
れがある。このような回生電力に起因するプロテクタし
ゃ断器の誤ったしゃ断動作を防止するべく、従来は回生
電力を吸収する擬似負荷を一時的又は永久的にネットワ
ーク母線等に接続し、フィーダへの流出を防止する方法
が考えられているが、この方法では無駄な電力損失を増
す欠点がある。また回生電力の如き比較的小電力の逆電
力が発生した場合にはネットワーク継電器の出力を遅延
させて、回生電力が継続している間はプロテクタしゃ断
器をしゃ断させない方法もある。この方法では、地絡事
故の如く比較的小電力の逆流しか流れないが明らかに事
故であって、保安上はすみやかに処理すべき場合であっ
ても、ネットワーク継電器への入力が小さいためプロテ
クタしゃ断器は即時にしゃ断せず、事故処理完了までに
時間を要する欠点がある。更に、夫々(6) のネットワーク継電器の出力を論理回路で照合して、回
生電力発生時のように全てのネットワーク継電器が回生
電力を検出したときには、プロテクタしゃ断器のしゃ断
動作を阻止させる方法もあるが、この方法では回生電力
が略均−に夫々のプロテクタしゃ断器を通過することが
前提であり、各回線のインピーダンスに不揃いがあった
場合には回生電力の逆電力量が不均一になり、ネットワ
ーク継電器の動作感度に満たない回線もあって、プロテ
クタしゃ断器の誤動作を確実に防止し得ない問題がある
本発明は回生電力による逆電力が発生している時にプロ
テクタしゃ断器のしゃ断動作を阻止して負荷の全面停電
を防止するとともに、事故に起因した逆電力が発生した
時は小電流であってもプロテクタしゃ断器を即時にしゃ
断させる信頼性の高いネットワーク受電設備を提案した
ものである。
以下本発明のネットワーク受電設備を実施例を示す図面
によって詳述する。
第2図は本発明に係るネットワーク受電設備の単線結線
図であり、第3図は本発明に係るネットワーク受電設備
に使用するネットワーク継電器の構成を示したブロック
図である。
第2図において、5A〜5cはフィーダ、6A〜6cは
フィーダ5A〜5cに夫々接続されているネットワーク
変圧器、7A〜7cはネットワーク変圧器6A〜6cの
夫々の低圧側とネットワーク母線10との間に接続され
たプロテクタしゃ断器、11はネットワーク母線10に
接続された一般負荷、90A〜90c1−jニア’ロテ
クタしゃ断器7A〜7cとネットワーク変圧器6A〜6
cとの間の線路と、ネットワーク母線及びプロテクタし
ゃ断器7A〜7oの両端間の電圧とを変流器CTA−C
Toと変成器PTn及びPTA−PTcで検出して電力
方向を判断して出力を発し、プロテクタしゃ断器7A〜
7.を開閉制御するネットワーク継電器、Mはネットワ
ーク母線IOに接続されたエレベータモータ又は誘導電
動機等の回生電力を発生する回生電力発生負荷、検出し
て負荷からの逆電力の有無を判断して逆電力が検出され
たときに第1の逆電力検出信号を発生する逆電力継電器
であり、これらによシネットワーク受電設備が構成され
ている。前記逆電力継電器13の出力はネットワーク継
電器90A〜90cに加えられ、ネットワーク継電器9
0A〜90cのそれぞれの出力によりプロテクタしゃ断
器7A〜7cの投入又はしゃ断動作を行なわせるように
なっている。
上記ネットワーク継電器90A〜90cはいずれも第3
図に示す如く構成されておシ、第3図において第2図に
おける構成部分と同一の部分には同一符号を付しである
。尚第3図はフィーダ5Aに設けられているネットワー
ク継電器90Aを例にとってその構成を示している。第
3図において、ネットワーク継電器90Aは継電器基本
部901と継電器抑制部902とからなっている。そし
て継電器基本部901は、差電圧・位相差検出回路20
と、無電圧検出回路21と、逆電力検出回路22および
オア回路23とからなっている。差電圧・位相(9) 差検出回路20の入力端子20a、20bは変成器PT
AおよびPTnの出力側を接続した電圧入力端子24 
、24’に接続されている。また電圧入力端子24′は
無電圧検出回路21の入力端子21aに接続され、この
無電圧検出回路21の出力端子21b及び差電圧・位相
差検出回路20の出力端子20cはそれぞれオア回路2
30入力端子23b及び23aに接続され、オア回路2
3の出力端子23eはプロテクタしゃ断器の投入指令端
子25に接続されている。更に電圧入力端子24′はま
たネットワーク母線側からの逆電力が検出されたときに
第2の逆電力検出信号を出力する逆電力検出回路22の
一方の入力端子22aに接続され、他方の入力端子22
bは第1の接続用端子26に接続されている。そして逆
電力検出回路22の出力継電器抑制部902は過電流を
検出したときに過電流検出信号を出力する過電流検出回
路29と、アンド回路30,31、ノット回路32及び
オア(10) 回路33とからなっている。過電流検出回路29の入力
端子29aは、変流器CTAの出力側を接続した電流入
力端子34に接続され、また前記第1の接続用端子26
に接続された第1の中継用端子34′に接続されている
過電流検出回路29の出力端子29bはアンド回路30
の一方の入力端子30aに接続され、アンド回路30の
他方の入力端子30bは前記第2の接続用端子27に接
続された第2の中継用端子35に接続されている。アン
ド回路30の出力端子30cはしゃ断指令信号出力端子
36に接続さ端子28に接続された第3の中継用端子3
7はアンド回路31の一方の入力端子31aに接続され
アンド回路31の他方の入力端子31bはノット回路3
2を経てしゃ断阻止入力端子38に接続されている。そ
してこのしゃ断阻止入力端子38には逆電力継電器13
からの第1の逆電力検出信号が加えられる。またアンド
回路31の出力端子31cはオア回路33の他方の入力
端子33bに接続されており、オア回路33の出力端子
33cはプロテクタしゃ断器のしゃ断指令出力端子39
に接続されている。・そしてこの出力端子39からの出
力によシプロテクタしゃ断器7Aをしゃ断動作端子28
と、第1乃至第3の中継用端子34゜35及び37とは
、接続及び切離しが自在のコネクタあるいは適宜の接続
線による渡り接続等適宜の手段で接続されるものであり
、これらによりネットワーク継電器が構成されている。
そして第2図に示しだ他のフィーダ5B + 5cに設
けられたネットワーク継電器90B、 90cも上記ネ
ットワーク継電器90Aと同一構造である。
本実施例においては、アンド回路31及びノット回路3
2により第1の逆電力検出信号(逆電力Φ 継電器13から信号)と第2の逆電力検出信号(逆電力
検出器22からの信号)とを入力として第1の逆電力検
出信号が発生していない状態で第2の逆電力検出信号が
発生したときにプロテクタしゃ断器を即時にしゃ断させ
ることを指令し第1及び第2の逆電力検出信号が同時に
発生しているときにはプロテクタしゃ断器のしゃ断を阻
止することを指令する第1の指令回路が構成されている
またアンド回路30とオア回路33とにより第2の逆電
力検出信号及び過電流検出信号を入力として両信号が同
時に発生したときに上記第1の指令#考禽ヰ回路による
指令とは無関係にプロチクJ:しゃ断器を即時にしゃ断
することを指令する第2の指令回路が構成されている。
上記の如く構成されたネットワーク継電器90A〜90
C及び逆電力継電器13を使用して第2図のように構成
したネットワーク受電設備において、回生電力発生負荷
Mから回生電力が発生せず正常な運転状態にある場合に
は、逆電力継電器13は逆′rJf、力を検出せず不動
作の状態にある。またネットワーク継電器90A〜90
cの差電圧・位相差検出回路20及び無電圧検出回路2
1はいずれも所定の入力がないだめ出力がなくプロテク
タしゃ断(13) 器7A〜7cの投入指令出力はなく、プロテクタしゃ断
器7A〜7cはいずれも投入されたままである。
一方、逆電力検出回路22及び過電流回路29にも所定
の入力がなく出力は出ない。まだ逆電力継電器13から
の出力も加らないためしゃ断指令出力端子39からも出
力がなく、プロテクタしゃ断器7A〜7.は投入された
状態を保っている。
しかして、いまネットワーク変圧器6Aの高圧側につな
がるフィーダ5Aに事故が発生した場合には、このフィ
ーダ5Aに接続された図示しない配電線の変電所側に設
けられている配電線しゃ断器がしゃ断動作をして、変電
所側から事故点への事故電流がしゃ断される。しかし乍
ら、ネットワーク母線10及びネットワーク変圧器6A
を通して、健全なフィーダ5B、5o側から事故点に対
して事故電流が供給されることになる。そのためネット
ワーク継電器90Aは、変成器PTnと変流器CTAと
の出力信号によって逆電力検出回路22が逆電力の発生
を検出して第2の逆電力検出信号を発し、アンド回路3
0と31に加えるが、事故による逆(14) 電力であるだめ逆電力継電器13は動作していないだめ
しゃ断阻止入力端子38には入力がなく、従ってノット
回路32を経たアンド回路31の他方の入力端子31b
には入力が存在する。またアンド回路31の一方の入力
端子31aには逆電力検出回路22からの第2の逆電力
検出信号が加ってアンド回路31は出力を発しオア回路
33を経て、しゃ断指令出力端子39にしゃ断指令出力
を発する。これによりプロテクタしゃ断器7Aを即時に
しゃ断動作させる。つまり、本発明においては、事故電
流の値がノドさい場合であっても事故時には事故点に繋
っているプロテクタしゃ断器7Aが即時にしゃ断する。
事故電流が大きい場合には、アンド回路30の入力端子
30b、30aには第2の逆電力検出信号と過電流検出
回路29からの過電流検出信号とが加るためその出力端
子30cから指令信号が発生しオア回路33を経てしゃ
断指令出力端子39にしゃ断指令出力を発し、アンド回
路31からの出力とは別のしゃ断指令出力でプロテクタ
しゃ断器7Aを即時にしゃ断させる。
ところで、ネットワーク受電設備が正常に運転されてい
る状態で回生電力発生負荷Mから回生電力が発生した場
合には、その逆電力は逆電力継電器13により直ちに検
出され、その出力は同時に夫々のネットワーク継電器9
0A〜90oのしゃ断阻止入力端子38に加わる。これ
によりネットワーク継電器90A〜90oのそれぞれの
アンド回路31の入力端子31bに入力がなくなり、ア
ンド回路31は出力を出さ々い状態にロックされる。
一方、回生電力による逆電力は変流器cTA〜CTcに
よシ夫々検出されてネットワーク継電器90A〜90.
の逆電力検出回路22及び過電流検出回路29に加わる
が、回生電力による逆電力、即ち逆向きの電流は僅かで
あるため過電流検出回路29は動作せず出力を発しない
。従ってアンド回路30の一方の入力端子30aには入
力がなく、逆電力検出回路22からの出力が他方の入力
端子30bに加ってもアンド回路30は出力を発しない
。従って、オア回路33には全く入力がなくそれ故プロ
テクタしゃ断指令出力は発せられない。
したがって回生電力の発生と同時にネットワーク継電器
90A〜90cのそれぞれのしゃ断指令出力がロックさ
れ、回生電力発生によるプロテクタしゃ断器の誤ったし
ゃ断動作が防止される。
なお第2図においては、逆電力継電器13を回生電力負
荷Mのみを接続している回路の途中に設けたが、本発明
は一般負荷11と回生電力負荷Mとを第4図及び第5図
に示すように接続した場合にも適用できる。第4図及び
第5図において第2図に示した構成部分と対応する部分
には同一符号を付している。
第4図においては、複数の一般負荷11と回生電力負荷
Mとが負荷側母線tに共通に接続されており、この負荷
側母線tはネットワーク母線10られてこれらの出力が
逆電力継電器13に与えられている。この場合には、一
般負荷11が太きいときには回生電力発生負荷Mから発
生した回生電力は一般負荷11に供給されることになシ
、負荷(17) 接続線t′を通る逆電力は少なくなって、逆電力継電、
器13の動作頻度を減少させることができる。
第5図においては、ネットワーク母線16に複数の一般
負荷11と複数の回生電力発生負荷Mとが夫々負荷接続
線t1〜t4によって直接接続されている。そして各負
荷接続線t1〜t4には夫々変流器CTLを設けて、各
変流器CTLの2次巻線を電流合成変流器TCTの環状
鉄心CK巻回された′6!数の入力巻線W1〜W4に接
続し、環状鉄心Cに巻回また変成器PTnはネットワー
ク母線10に設けられ、その出力は逆電力継電器13に
加わるように接続されている。この場合には各負荷接続
線t1〜t4を通過する電流のベクトル合成された総和
の出力によシ逆電力継電器13が制御されるため、一般
負荷に対する電力と回生電力発生負荷による逆電力とを
加味した合理的な制御をすることができる。
なお本実施例においてはフィーダ5A、 5B、 5c
(18) の3回線としたが、2回線以上であればよく回線数に限
定されずに本発明を実施できることは勿論である。また
アンド回路31とノット回路32とを別々に設けたが、
1つのナンド回路としてもよい。更にまた逆電力継電器
としては、電力方向継電器、無効電力方向継電器等の継
電器を使用することができる。
以上詳述したように、本発明のネットワーク受電設備は
、負荷の逆電力を検出して第1の逆電力検出信号を出力
する逆電力継電器とネットワーク継電器とを用いて、ネ
ットワーク継電器の逆電力検出回路から第2の逆電力検
出信号が発生した場合には直ちにプロテクタしゃ断器を
しゃ断する指令を発し、また第1及び第2の逆電力検出
信号が同時に存在した場合にはプロテクタしゃ断器のし
ゃ断を阻止する指令をし、更に前記第2の逆電力検出信
号と過電流検出回路の出力とが存在した場合には、無条
件にプロテクタしゃ断器をしゃ断する指令を発するよう
に構成したため、回生電力による逆電力が検出されなけ
れば小電流域の事故であっでも即時にプロテクタしゃ断
器をしゃ断することができる。また回生電力発生負荷の
逆電力を検出している場合にはプロテクタしゃ断器のし
ゃ断動作をロックして、プロテクタし中断器の不要のし
ゃ断を防止することができる。更に事故による大電流の
逆電力の発生に対しては回生電力負荷からの逆電力の検
出に関係なく即時にプロテクタしゃ断器をしゃ断させる
ことができる。それ故回生電力の発生と同時に大電流が
流れる重大事故が発生しても、プロテクタしゃ断器はし
ゃ断して事故点を直ちに切離すことができる。また回生
電力による逆電力の大きさが各回線で不均等である場合
に起るインターロック条件不揃いに起因するプロテクタ
しゃ断器の誤しゃ新現象を確実に防止することができる
ほか、回生電力が発生していなければ比較的小電流の事
故が発生した場合には直ちにプロテクタしゃ断器をしゃ
断動作させて、事故処理の遅れ等を解消することができ
る等従来の問題点を一掃した優れた利点を有するもので
あシ、ネットワーク受電の機能を損うことなく信頼性を
よシ向上させたネットワーク受電設備を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のネットワーク受電設備の回路図、第2図
は本発明に係るネットワーク受電設備の単線結線図、第
3図はネットワーク継電器の構成を示すブロック図、第
4図及び第5図はそれぞれ負荷の接続状態を異にしたネ
ットワーク受電設備の他の実施例を示すブロック図であ
る。 5A〜5c・・・フィーダ、11・・・一般負荷、13
・・・逆電力継電器、7A〜7o・・・プロテクタしゃ
断器、90〜90c・・・ネットワーク継電器、M・・
・回生室力発生負荷、TCT・・・電流合成変流器、′
6A〜6゜・・・ネットワーク変圧器。 (21) 手続補正書(自発) 1.事件の表示 特願昭56−118204号 2、発明の名称  ネットワーク受電設備(026)大
阪変圧器株式会社 4、代 理 人 〒105東京都港区新橋4−1泪31
番6号 文山ビル6階図面第4図 6 補正の内容 図面第4図の符号「cTo」を別紙朱書の通り[第4図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ネットワーク受電回路における負荷の逆電力
    を検出して第1の逆電力検出信号を出す逆電力継電器と
    、ネットワーク母線側からの逆電力をネットワーク継電
    器により検出してプロテクタしゃ断器を制御し負荷への
    給電を行なうネットワーク受電設備において、前記ネッ
    トワーク継電器は、ネットワーク母線側から電力が逆送
    されたときに第2の逆電力検出信号を発する逆電力検出
    回路と、過電流時に過電流検出信号を発生する過電流検
    出回路と、前記第1及び第2の逆電力検出信号を入力と
    して第1の逆電力検出信号が発生していない状態で前記
    第2の逆電力検出信号が発生したときに前記プロテクタ
    しゃ断器をしゃ断させることを指令し前記第1及び第2
    の逆電力検出信号が同時に発生しているときには前記プ
    ロテクタしゃ断器のしゃ断を阻止することを指令する第
    1の指令回路と、前記第2の逆電力検出信号及び前記過
    電流検出信号を入力として両信号が同時に発生したとき
    に前記第1の指令尋4→+回路による指令には無関係に
    前記プロテクタしゃ断器をしゃ断させる指令を発する第
    2の指令回路とを具備していることを特徴とするネット
    ワーク受電設備。
  2. (2)  前記負荷は一般負荷と回生電力負荷とを有し
    ていてネットワーク母線に夫々接続され、回生電力負荷
    を接続する負荷接続線に前記逆電力継電器を設けてなる
    特許請求の範囲第1項に記載のネットワーク受電設備。
  3. (3)  前記負荷は一般負荷と回生電力負荷とを有し
    ていて該一般負荷と回生電力負荷とが負荷側母線に共通
    に接続され該負荷側母線とネットワーク母線とを負荷接
    続線で接続してこの負荷接続線に前記逆電力継電器が設
    けられている特許請求の範囲第1項に記載のネットワー
    ク受電設備。
  4. (4)  前記負荷は一般負荷と回生電力負荷とを有し
    ていて該一般負荷と回生電力負荷が夫々所定数ずつネッ
    トワーク母線に接続して設けられ、夫々の負荷を接続す
    る負荷接続線の夫々の電流を合成する合成電流変流器を
    介して前記逆電力継電器が設けられていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載のネットワーク受電設
    備。
JP56118204A 1981-07-28 1981-07-28 ネツトワ−ク受電設備 Granted JPS5822528A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007312583A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Toshiba Corp ループ系統保護装置と方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007312583A (ja) * 2006-05-22 2007-11-29 Toshiba Corp ループ系統保護装置と方法

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