JP2003018742A - スポットネットワーク配電系統の保護制御方式 - Google Patents

スポットネットワーク配電系統の保護制御方式

Info

Publication number
JP2003018742A
JP2003018742A JP2001200310A JP2001200310A JP2003018742A JP 2003018742 A JP2003018742 A JP 2003018742A JP 2001200310 A JP2001200310 A JP 2001200310A JP 2001200310 A JP2001200310 A JP 2001200310A JP 2003018742 A JP2003018742 A JP 2003018742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit breaker
protection
information
power distribution
distribution system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001200310A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Fujiwara
信行 藤原
Naoaki Fukatsu
尚明 深津
Hiroshi Yamaguchi
浩史 山口
Yuichi Manabe
裕一 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
Meidensha Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Tokyo Electric Power Co Inc, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP2001200310A priority Critical patent/JP2003018742A/ja
Publication of JP2003018742A publication Critical patent/JP2003018742A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保護リレー67Lでプロテクト遮断器Pro
−CBを開放するのでは、誤動作を起こしたり、プロテ
クトヒューズP.Fの劣化を起こす。 【解決手段】 中央装置1は、各フィーダL1〜L3の
電源側送り出し遮断器CB1〜CB3の「入り/切り」
情報をそれぞれ取得して端末装置2A,2Bに転送す
る。端末装置は、送り出し遮断器の「切り」情報で当該
フィーダに接続されるプロテクト遮断器Pro−CBを
開放する。端末装置は、需要家母線からフィーダへの逆
電力リレーの動作で各プロテクト遮断器Pro−CBを
開放する構成、送り出し遮断器の「入り」情報とネット
ワーク変圧器NW−Trの二次電圧の確立でプロテクト
遮断器Pro−CBを投入する構成、送り出し遮断器の
「切り」または「入り」情報をそれぞれ確認する構成を
含む。複数系統での伝送路上の端末装置の並びと需要家
の並びを関連付けた保護制御も含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スポットネットワ
ーク配電系統の保護制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】スポットネットワーク(SNW)配電系
統は、異なるフィーダから複数バンクの変圧器にそれぞ
れ供給し、変圧器の二次回路にはネットワークプロテク
タを介して並列接続してネットワーク母線(需要家母
線)に供給し、一部の回線事故発生には健全回線から配
電することで高信頼度を確保する。
【0003】図7は、3回線構成のSNW配電系統を示
し、3回線フィーダL1〜L3からそれぞれ受電断路器
LSとネットワーク変圧器NW−Trとプロテクトヒュ
ーズP.Fおよびプロテクト遮断器Pro−CBを介挿
して並列接続し、ネットワーク母線BUS1,BUS2
を通して負荷(需要家)への配電を行う。このようなS
NW配電系統の保護制御方式には以下のようなものがあ
る。
【0004】(1)図7の系統構成において、例えば、
図中に示すように、フィーダL3に短絡事故が発生する
と、フィーダL3の送り出し遮断器CB3を開放する。
さらに、健全回線L1,L2からネットワーク母線を通
した回線間横流としてフィーダL3に事故電流が回り込
むのを防止するため、プロテクト遮断器Pro−CBを
開放する。このための保護リレー67Hは、回り込みの
逆電力を高整定レベルで検出し、プロテクトヒューズ
P.Fの劣化・溶断動作前にプロテクト遮断器Pro−
CBを開放する。
【0005】(2)図8に例示するように、フィーダL
3の送り出し遮断器CB3を開放(地絡事故で当該事故
回線の送り出し遮断器の開放を含む)した場合、ネット
ワーク母線BUS1,BUS2側からフィーダL3に逆
充電電流が流れるのを、低整定レベルの保護リレー67
Lで検出し、需要家設備の当該プロテクト遮断器Pro
−CBを開放する。
【0006】なお、保護リレー67Lは、系統の充電電
流を検出する目的から、非常に高感度に設定され、一般
にネットワーク変圧器NW−Trの定格電流の0.1%
程度に整定される。
【0007】(3)保守作業などで回線停止が必要とな
る場合、前述の場合と同様に、健全回線からネットワー
ク母線を通じて逆充電が起きないよう、需要家受電設備
のプロテクト遮断器Pro−CBを開放した後、送り出
し遮断器を開放する。
【0008】(4)プロテクト遮断器Pro−CBは、
事故除去後等に自動投入される。その投入のための保護
制御方式は、図9の(a)に示すように、ネットワーク
母線BUS1の電圧Vnが無電圧(Vn=0)で、ネッ
トワーク変圧器NW−Trの二次電圧Vtが確立してい
るときにプロテクト遮断器Pro−CBを投入する無電
圧投入方式、または図9の(b)に示すように、ネット
ワーク母線BUS1より電源側電圧が高く、かつその位
相が進んでいるときにプロテクト遮断器Pro−CBを
投入する差電圧投入方式が採られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】(1)近年、配電系統
設備の効率化および設備費の削減から、SNW配電系統
に本予備受電形態の需要家を混在させる系統構成とする
場合がある。この例を図10に示し、需要家母線BUS
3はフィーダL3を本受電回線としてその間の遮断器を
閉じておき、フィーダL2を予備受電回線としてその間
の遮断器を開放しておき、フィーダL3の事故発生等に
際してフィーダL2を通した受電を可能にする。
【0010】このように、SNW配電系統に本予備受電
形態の需要家を混在させた系統構成では、回線間の負荷
のアンバランスにより逆潮流状態になって、逆電力リレ
ーになる保護リレー67Lが誤動作する問題があった。
【0011】また、図10中に示すように、ネットワー
ク母線にコージェネレーション設備が設けられた配電系
統の場合、コージェネレーション設備から逆潮流連系を
行おうとすると、その逆潮流によって保護リレー67L
が誤動作してしまう。
【0012】(2)図11に示すように、負荷としてエ
レベータ駆動用モータなど、回生電力が発生して電源側
に逆電力を送り出す負荷をもつ場合、逆電力発生で全回
線の保護リレー67Lが動作し、全回線の停電となって
しまう。この対策として、全回線に同時に逆電力が発生
したことを条件にしてプロテクト遮断器Pro−CBの
開放をロックする保護方式とするものがあるが、これで
は逆潮流によるプロテクトヒューズP.Fの劣化、溶断
動作になってしまう。
【0013】(3)図12の(a)に示すように、異バ
ンクまたは異系統でSNW配電系統に供給する構成にお
いて、ネットワーク母線BUSの電圧(Vn)に対し
て、ネットワーク変圧器NW−Trの無負荷電圧(V
t)が大きく、かつ位相が遅れている場合、プロテクト
遮断器Pro−CBを前記の差電圧投入方式で投入する
と、図12の(b)にリレーの動作特性ト差電圧投入動
作特性で示すように、電圧VnとVtとの電圧差ΔVに
起因する系統循環電流Idと負荷電流のベクトル和が遮
断器Pro−CBを投入した瞬間に流れるため、あたか
も逆電流が発生したかのように保護リレー67Lが検出
し、遮断器Pro−CBを開放してしまう。これによ
り、遮断器Pro−CBが再度差電圧投入されるという
繰り返しが起きる。
【0014】このポンピング現象を防止するため、保護
リレー67Lにフェージング特性を持たせたり、シーケ
ンス的に投入回路をロックする仕組みを必要とし、保護
制御を複雑にしていた。
【0015】(4)保守作業などで回線停止を行う場
合、停止回線に接続される全ての需要家設備のプロテク
ト遮断器Pro−CBを開放する必要があり、作業計画
と実施が複雑になる。また、SNW配電系統は、基本的
に遠方監視制御装置(テレコントローラ)を設置してい
ないため、開閉操作は運転員による手動操作になり、作
業準備が複雑になる。
【0016】本発明の目的は、上記の各課題を解決した
SNW配電系統の保護制御方式を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、送り出し遮断
器の開放をきっかけに、系統条件により回線間横流や逆
電力が発生することに着目し、送り出し遮断器の入り/
切りの情報を基にして当該ネットワーク母線のプロテク
ト遮断器Pro−CBを開放・投入制御することで前記
の課題を解決するもので、以下の構成を特徴とする。
【0018】(1)複数のフィーダにそれぞれ複数バン
クのネットワーク変圧器とプロテクトヒューズ及びプロ
テクト遮断器を介して需要家母線に接続されるスポット
ネットワーク配電系統の保護制御方式であって、前記各
フィーダの電源側送り出し遮断器の「入り/切り」情報
をそれぞれ取得して通信伝送路で転送する中央装置と、
前記中央装置から伝送される前記送り出し遮断器の「切
り」情報で当該フィーダに接続される前記プロテクト遮
断器を開放する端末装置を備えたことを特徴とする。
【0019】(2)前記端末装置は、前記需要家母線か
らフィーダへの逆電力リレーの動作で前記各プロテクト
遮断器を開放する手段を備えたことを特徴とする。
【0020】(3)前記端末装置は、前記中央装置から
前記送り出し遮断器の「入り」情報が伝送され、かつ前
記ネットワーク変圧器の二次電圧の確立で当該フィーダ
に接続される前記プロテクト遮断器を投入する手段を備
えたことを特徴とする。
【0021】(4)前記端末装置は、前記中央装置から
伝送される前記送り出し遮断器の「切り」または「入
り」情報をそれぞれ確認する手段を備えたことを特徴と
する。
【0022】(5)前記中央装置および端末装置が複数
のスポットネットワーク配電系統にそれぞれ設けられ、
該中央装置から該端末装置への伝送ルートが異なる配電
系統に渡って設けられるスポットネットワーク配電系統
において、前記各中央装置は伝送路上の端末装置の並び
と配電系統の需要家の並びを関連付ける関連付けデータ
を設定しておき、前記中央装置間に前記送り出し遮断器
の「入り」、「切り」情報を前記関連付けデータに従っ
て転送する変電所間リンクを設けたことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、SNW配電系統の保護制
御システムの構成図である。電源側変電所には中央装置
1が設けられ、需要家側にはそれぞれ端末装置2A,2
Bが設けられ、これら装置間は通信伝送手段で保護制御
に必要な情報の伝送を可能にする。これら装置および通
信伝送手段は、SNW配電系統に既設の保護制御システ
ムに具備されるものであり、装置1、2A,2B等は例
えばコンピュータで中枢部を構成し、配電系統の地絡や
短絡事故の検出と遮断器のトリップ、再投入制御等の保
護機能をソフトウェア構成で搭載している。
【0024】本実施形態は、既設の保護制御システムが
もつ処理機能と通信機能を利用し、中央装置1には送り
出し遮断器CB1〜CB3の開閉情報を収集し、各端末
装置2A,2Bに転送処理を行う機能を付加する。端末
装置2A,2Bには、中央装置1から転送される送り出
し遮断器CB1〜CB3の入り/切り情報と、ネットワ
ーク変圧器NW−Trから検出する二次側電圧情報とを
基にした処理により、プロテクト遮断器Pro−CBの
開放・投入を決定し、その制御を行う機能を付加する。
【0025】図2は端末装置2A,2Bに付加するプロ
テクト遮断器Pro−CBの開放・投入シーケンスであ
る。プロテクト遮断器Pro−CBの開放制御は、その
フィーダL1〜L3の電源側に設けられる送り出し遮断
器CB1〜CB3の「切り」情報と、その情報の確認
(タイマによる情報継続や中央装置との間の情報確認)
の論理積(AND)により、当該系統のプロテクト遮断
器Pro−CB1〜CB3の開放を行う。なお、情報の
確認は必要に応じて設けられるもので、保護リレー67
Lの仕上がり時間1.0秒程度を確保する上で制約され
る場合など、情報の確認を省略することもある。
【0026】また、短絡事故には、プロテクトヒューズ
P.Fの劣化防止責務の兼ね合いから、仕上がり時間0.
1秒を確保するため、逆電力リレーになる保護リレー6
7Hによる開放制御できるようその出力との論理和(O
R)を取る。
【0027】このような開放制御により、従来の保護リ
レー67Lを不要にして、ネットワーク母線を介したフ
ィーダの逆充電を防止できる。しかも、保護リレー67
Lを不要にすることから、本予備受電形態の需要家を混
在させた系統構成での誤動作を防止でき、需要家内コー
ジェネレーション設備による逆潮流連系時の誤動作を防
止でき、需要家設備からの回生電力に対するロックシー
ケンスが不要となる。さらに、保護リレー67Lの動作
を確実にするための特殊な変圧器や変流器も不要にな
り、コストダウンを図ることができる。
【0028】次に、プロテクト遮断器Pro−CBの投
入制御は、送り出し遮断器CB1〜CB3の「入り」情
報と、この情報の確認と、ネットワーク変圧器NW−T
rの二次電圧を検出する電圧リレー(84S)の論理積
により、当該系統のプロテクト遮断器Pro−CB1〜
CB3の投入を行う。この電圧リレーによる条件の追加
は、送り出し遮断器CB1〜CB3の投入後のネットワ
ーク需要家設備が健全であることを検出するためのもの
である。
【0029】このような投入制御により、従来の差電圧
投入を不要にし、ポンピング現象を防止するための位相
比較リレー(78)が不要になり、コストダウンとコン
パクト化を図ることができる。
【0030】また、本実施形態によるプロテクト遮断器
Pro−CBの投入/開放制御によれば、保守作業にお
ける運転員による開閉操作と比較して、需要家設備側で
の運転員による開閉操作が不要になるし、プロテクト遮
断器Pro−CBの開閉状態を中央装置を通じて監視可
能にしてその確認が容易になる。さらに、スポットネッ
トワーク配電系統に接続される複数需要家のプロテクト
遮断器Pro−CBを一斉に開閉操作できるなど、保守
作業のための系統状態操作を容易にする。
【0031】図3は、本発明の他の実施形態を示すシス
テム構成図であり、端末装置が2系統に渡って配置され
る場合である。
【0032】同図では、A変電所からのA系統とB変電
所からのB系統でSNW配電系統が構成され、保護継電
システムとしてA変電所とB変電所にそれぞれ中央装置
1A,1Bが設けられ、ループ方式とされる伝送ルート
AにはA系統の端末装置2A 1とB系統の端末装置2A2
が接続され、伝送ルートBにはB系統の端末装置2Bが
接続される場合である。
【0033】このように、伝送ルートと配電ルートが必
ずしも一致しない場合、中央装置1Aと1B間にはルー
タ3A,3BとDSU(Digtal Service Unit)4A,
4Bを介してWAN(Wide Area Network)等による変
電所間リンクを設け、異系統の端末装置への情報転送処
理機能(3系統以上の場合は一斉同報による情報転送処
理)を内蔵しておく。
【0034】また、中央装置1A,1Bは伝送路上の端
末装置2A1、2A2、2Bの並びと配電系統のネットワ
ーク需要家の並びを関連付けるデータテーブル処理を内
蔵しておく。
【0035】図4は、ルート設定・リンク設定の手順例
を示す。SNW配電系統の現在の電力ルートを設定し
(S1)、次いで伝送ルートを設定する(S2)。この
伝送ルートの設定は図3の構成では、図5に例示するよ
うな画面上で、図6に例示するような手順で設定する。
【0036】図4に戻って、電力ルートと伝送ルートの
関連付けを行い(S3)、変電所間にリンクがあるか否
かをチェックし(S4)、リンクがあれば変電所間リン
クの設定を行う(S5)。
【0037】このような中央装置間の情報転送リンクの
確立と関連付けデータを用意しておくことにより、図1
のシステム構成の場合と同様に、送り出し遮断器の入り
/切りの情報転送をリンク間で行い、端末装置における
プロテクト遮断器Pro−CBの開放/投入制御ができ
る。しかも中央装置に伝送路上の端末装置の並びと電力
系統上の需要家の並びを一致させる必要がなく、既設の
異系統に渡る配電系統に適用できる。さらに、変電所間
リンクにより、変電所間に跨がる伝送路でもシステムと
して組み込むことができ、柔軟な保護制御システムを構
築できる。
【0038】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、送り出
し遮断器の入り/切りの情報を基にして当該ネットワー
ク母線のプロテクト遮断器Pro−CBを開放・投入制
御するようにしたため、従来の逆電力保護リレー67L
の機能を確保しながらそれを省略でき、以下の効果があ
る。
【0039】(1)本予備受電形態の需要家を混在させ
た系統構成での誤動作を防止できる。
【0040】(2)需要家内コージェネレーション設備
による逆潮流連系時の誤動作を防止できる。
【0041】(3)需要家設備からの回生電力に対する
ロックシーケンスが不要となる。
【0042】(4)保護リレー67Lの動作を確実にす
るための特殊な変圧器や変流器も不要になり、コストダ
ウンを図ることができる。
【0043】(5)プロテクト遮断器Pro−CBの投
入には、従来の差電圧投入を不要にし、ポンピング現象
を防止するための位相比較リレー(78)が不要にな
り、コストダウンとコンパクト化を図ることができる。
【0044】(6)保守作業における運転員によるプロ
テクト遮断器Pro−CBの開閉操作が不要になるし、
その確認が容易になる。
【0045】(7)中央装置間の情報転送リンクの確立
と関連付けデータを用意しておくことにより、既設の異
系統に渡る配電系統に適用できるし、柔軟な保護制御シ
ステムを構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すSNW配電系統の保護
制御システム構成。
【図2】実施形態におけるプロテクト遮断器の開放・投
入シーケンス。
【図3】本発明の他の実施形態を示す2系統の保護制御
システム構成。
【図4】他の実施形態におけるルート・リンクの設定手
順。
【図5】他の実施形態における伝送ルート設定画面例。
【図6】他の実施形態における伝送ルート設定手順例。
【図7】従来方式における保護リレー67Hの応動例。
【図8】従来方式における保護リレー67Lの応動例。
【図9】従来のプロテクト遮断器の投入方式。
【図10】従来方式における保護リレー67Lの誤動作
例。
【図11】従来方式における保護リレー67Lの誤動作
例。
【図12】従来方式におけるポンピング現象の例。
【符号の説明】
1、1A,1B…中央装置 2A,2B,2A1,2A2…端末装置 3A,3B…ルータ 4A,4B…DSU L1〜L3…フィーダ CB1〜CB3…送り出し遮断器 NW−Tr…ネットワーク変圧器 Pro−CB…プロテクト遮断器 P.F…プロテクトヒューズ BUS1〜BUS3…ネットワーク母線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深津 尚明 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 山口 浩史 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 (72)発明者 真鍋 裕一 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 Fターム(参考) 5G066 HA06 HA13 HB13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフィーダにそれぞれ複数バンクの
    ネットワーク変圧器とプロテクトヒューズ及びプロテク
    ト遮断器を介して需要家母線に接続されるスポットネッ
    トワーク配電系統の保護制御方式であって、 前記各フィーダの電源側送り出し遮断器の「入り/切
    り」情報をそれぞれ取得して通信伝送路で転送する中央
    装置と、 前記中央装置から伝送される前記送り出し遮断器の「切
    り」情報で当該フィーダに接続される前記プロテクト遮
    断器を開放する端末装置を備えたことを特徴とするスポ
    ットネットワーク配電系統の保護制御方式。
  2. 【請求項2】 前記端末装置は、前記需要家母線からフ
    ィーダへの逆電力リレーの動作で前記各プロテクト遮断
    器を開放する手段を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載のスポットネットワーク配電系統の保護制御方式。
  3. 【請求項3】 前記端末装置は、前記中央装置から前記
    送り出し遮断器の「入り」情報が伝送され、かつ前記ネ
    ットワーク変圧器の二次電圧の確立で当該フィーダに接
    続される前記プロテクト遮断器を投入する手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のスポットネ
    ットワーク配電系統の保護制御方式。
  4. 【請求項4】 前記端末装置は、前記中央装置から伝送
    される前記送り出し遮断器の「切り」または「入り」情
    報をそれぞれ確認する手段を備えたことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項に記載のスポットネットワー
    ク配電系統の保護制御方式。
  5. 【請求項5】 前記中央装置および端末装置が複数のス
    ポットネットワーク配電系統にそれぞれ設けられ、該中
    央装置から該端末装置への伝送ルートが異なる配電系統
    に渡って設けられるスポットネットワーク配電系統にお
    いて、 前記各中央装置は伝送路上の端末装置の並びと配電系統
    の需要家の並びを関連付ける関連付けデータを設定して
    おき、前記中央装置間に前記送り出し遮断器の「入
    り」、「切り」情報を前記関連付けデータに従って転送
    する変電所間リンクを設けたことを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか1項に記載のスポットネットワーク配電
    系統の保護制御方式。
JP2001200310A 2001-07-02 2001-07-02 スポットネットワーク配電系統の保護制御方式 Pending JP2003018742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001200310A JP2003018742A (ja) 2001-07-02 2001-07-02 スポットネットワーク配電系統の保護制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001200310A JP2003018742A (ja) 2001-07-02 2001-07-02 スポットネットワーク配電系統の保護制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003018742A true JP2003018742A (ja) 2003-01-17

Family

ID=19037452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001200310A Pending JP2003018742A (ja) 2001-07-02 2001-07-02 スポットネットワーク配電系統の保護制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003018742A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102510058A (zh) * 2011-11-02 2012-06-20 常州电子研究所有限公司 智能电网控制器及其工作方法
JP2014176185A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Meidensha Corp 環線系統保護継電器システム
CN106684835A (zh) * 2015-11-10 2017-05-17 中国电力科学研究院 一种用于配电网继电保护的在线控制系统及方法
CN112180197A (zh) * 2020-10-12 2021-01-05 国网江苏省电力有限公司 一种辩识中压配网线路非正常运行方式的波形分析方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62173933A (ja) * 1986-01-28 1987-07-30 株式会社竹中工務店 スポツトネツトワ−ク配電方式
JPH0564355A (ja) * 1991-08-30 1993-03-12 Toyoda Gosei Co Ltd ネツトワーク配電用逆電力保護方法
JPH08317550A (ja) * 1995-05-19 1996-11-29 Mitsubishi Electric Corp スポットネットワーク受電装置
JPH09252535A (ja) * 1996-03-14 1997-09-22 Tokyo Gas Co Ltd 電力系統監視制御システム
JP2002135972A (ja) * 2000-10-23 2002-05-10 Meidensha Corp 保護継電システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62173933A (ja) * 1986-01-28 1987-07-30 株式会社竹中工務店 スポツトネツトワ−ク配電方式
JPH0564355A (ja) * 1991-08-30 1993-03-12 Toyoda Gosei Co Ltd ネツトワーク配電用逆電力保護方法
JPH08317550A (ja) * 1995-05-19 1996-11-29 Mitsubishi Electric Corp スポットネットワーク受電装置
JPH09252535A (ja) * 1996-03-14 1997-09-22 Tokyo Gas Co Ltd 電力系統監視制御システム
JP2002135972A (ja) * 2000-10-23 2002-05-10 Meidensha Corp 保護継電システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102510058A (zh) * 2011-11-02 2012-06-20 常州电子研究所有限公司 智能电网控制器及其工作方法
JP2014176185A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Meidensha Corp 環線系統保護継電器システム
CN106684835A (zh) * 2015-11-10 2017-05-17 中国电力科学研究院 一种用于配电网继电保护的在线控制系统及方法
CN112180197A (zh) * 2020-10-12 2021-01-05 国网江苏省电力有限公司 一种辩识中压配网线路非正常运行方式的波形分析方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7117105B2 (en) Method and apparatus for ground fault protection
CN101641849B (zh) 节省保险丝的配电系统故障保护
US10193382B2 (en) Segment protected parallel bus
US5892645A (en) Protection system for power receiving station
US20080265679A1 (en) Transfer switch system with neutral current management
JP2000188825A (ja) 受配電設備の接地方式及び保護方式
US20160308350A1 (en) Power system including a circuit providing smart zone selective interlocking communication
JPH08126210A (ja) 商用電源連系自家用発電機の解列制御装置
JP2003018742A (ja) スポットネットワーク配電系統の保護制御方式
JP2002135972A (ja) 保護継電システム
EP2150895B1 (en) Redundant computers and computer communication networks in a high-voltage power transmission system
JP2009189084A (ja) 配電システム
JP3328365B2 (ja) 単独運転検出装置
JP3817921B2 (ja) 系統連系装置
KR102209695B1 (ko) 변압기 통합 운전 시스템 및 이의 운전 방법
CN113922362B (zh) 断路器控制系统及方法
JPH07107656A (ja) 電力系統の保護装置
CN115912280A (zh) 一种简易母线保护系统
KR20220150777A (ko) 배전 계통 토폴로지를 반영한 분산형전원 단독운전 방지 방법 및 장치
JPS639233Y2 (ja)
JPH0819180A (ja) 常用予備切替式受電設備
JPH035134B2 (ja)
JP2002044855A (ja) 等価接地抵抗の抵抗値変化防止装置
JPS6347052B2 (ja)
JPS5822528A (ja) ネツトワ−ク受電設備

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110705