JPH0270225A - 環線系統の保護継電装置 - Google Patents
環線系統の保護継電装置Info
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- JPH0270225A JPH0270225A JP21890488A JP21890488A JPH0270225A JP H0270225 A JPH0270225 A JP H0270225A JP 21890488 A JP21890488 A JP 21890488A JP 21890488 A JP21890488 A JP 21890488A JP H0270225 A JPH0270225 A JP H0270225A
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は、変電所に設置された親局と各需要家に設置さ
れた子局を結ぶ環線系統の保護継電装置に関し、特に、
盲点故障が発生した際に停電範囲を最小限に抑える保護
継電装置に関する。
れた子局を結ぶ環線系統の保護継電装置に関し、特に、
盲点故障が発生した際に停電範囲を最小限に抑える保護
継電装置に関する。
B1発明の概要
本発明は、変電所に設置された親局と各需要家に設置さ
れた子局を結ぶ環線系統の保護継電装置において、 変電所に配設された母線保護継電器か動作したとき送り
出し遮断器をトリップさせる手段と、環線系統内の分岐
端子に配設された母線保護継電器が動作したときその分
岐端子の両側の遮断器を転送トリップさせる手段と、需
要家端に配設された母線保護U@器が動作したときその
需要家の両端の遮断器を転送トリップさせる手段と、変
電所に配設された母線分離継電器が動作したとき送り出
し遮断器をトリップさせる手段とのいずれか1手段又は
複数手段を具備することにより、盲点故障の発生時に停
電範囲を最小限に抑える技術を提供するものである。
れた子局を結ぶ環線系統の保護継電装置において、 変電所に配設された母線保護継電器か動作したとき送り
出し遮断器をトリップさせる手段と、環線系統内の分岐
端子に配設された母線保護継電器が動作したときその分
岐端子の両側の遮断器を転送トリップさせる手段と、需
要家端に配設された母線保護U@器が動作したときその
需要家の両端の遮断器を転送トリップさせる手段と、変
電所に配設された母線分離継電器が動作したとき送り出
し遮断器をトリップさせる手段とのいずれか1手段又は
複数手段を具備することにより、盲点故障の発生時に停
電範囲を最小限に抑える技術を提供するものである。
C9従来の技術
変電所に設置された親局と各需要家に設置された子局と
を結ぶ環線系統においては、子局装置を介して需要家の
電流情報を親局内の中央処理装置へ人力させ、各区間の
線路と需要家の母線を集中保護している。その際、変電
所側の遮断器は直接トリップさせ、需要家側の遮断器は
子局を介してトリップさせる。
を結ぶ環線系統においては、子局装置を介して需要家の
電流情報を親局内の中央処理装置へ人力させ、各区間の
線路と需要家の母線を集中保護している。その際、変電
所側の遮断器は直接トリップさせ、需要家側の遮断器は
子局を介してトリップさせる。
第4図は従来の環線系統保護装置の概略構成を示す回路
図である。同図において、POは電源、RY、−RY、
。は短絡差動U電器、地絡差動継電器、RY、、は不足
電圧継電器、地絡過電圧U電器、BUS、−BUS、は
母線、L1〜L4は需要家、CTは変流器、Trは変圧
器、PW1〜PW5はバイロフト・ワイヤ・ケーブルで
ある。第4図に示す保護装置では、U?lt器RY、〜
RY eが需要家側に配設されているので保守作業が面
倒なうえ、変流器を線路と母線を含めて交差接続してい
るので、線路長、需要家変圧器容量、電源の短絡容1な
どの諸点より、線路事故又は需要家母線事故と需要家変
圧器二次側故障とを識別するのが困難であった。
図である。同図において、POは電源、RY、−RY、
。は短絡差動U電器、地絡差動継電器、RY、、は不足
電圧継電器、地絡過電圧U電器、BUS、−BUS、は
母線、L1〜L4は需要家、CTは変流器、Trは変圧
器、PW1〜PW5はバイロフト・ワイヤ・ケーブルで
ある。第4図に示す保護装置では、U?lt器RY、〜
RY eが需要家側に配設されているので保守作業が面
倒なうえ、変流器を線路と母線を含めて交差接続してい
るので、線路長、需要家変圧器容量、電源の短絡容1な
どの諸点より、線路事故又は需要家母線事故と需要家変
圧器二次側故障とを識別するのが困難であった。
第5図は、第4図に示した保護装置のトリップシーケン
スの回路図である。同図において、P。
スの回路図である。同図において、P。
Nは正負電源ライン、27は不足電圧U電器の常開接点
、+78は短絡差動継電器の常開接点で、両接点はトリ
ップコイルTCと直列接続され、前記正負電源ラインP
、N間に接続される。また、64は地絡過電圧U電器の
常開接点、17Gは地絡差動継電器の常開接点で、両接
点の直列回路は前記接点27.接点17Sの直列回路に
並列接続されている。このトリップシーケンスは、変電
所遮断器及び需要家遮断器の双方に対して同様に行われ
る。
、+78は短絡差動継電器の常開接点で、両接点はトリ
ップコイルTCと直列接続され、前記正負電源ラインP
、N間に接続される。また、64は地絡過電圧U電器の
常開接点、17Gは地絡差動継電器の常開接点で、両接
点の直列回路は前記接点27.接点17Sの直列回路に
並列接続されている。このトリップシーケンスは、変電
所遮断器及び需要家遮断器の双方に対して同様に行われ
る。
上記装置の難点を改善するため、需要家変流器情報を変
電所へ伝送し、変電所で線路保護と母線保護とを分類す
る継電器処理を変電所で一括して行う方式が案出された
。第6図はそのような環線系統保護装置の概略構成を示
す回路図で、第4図と同一の部分は同一の符号により示
され、第6図においては更に、電流i、とiz、fJ流
i3とi4電流i5と18.Ti流17と16+電流i
、とi、。を使用する各区間z1.Z1.Z3.Z4.
Z5の各保護継電器RY、、、RY、、、RY、3.R
Y、、、RY4、及び電流12と131電流i4と16
+電流i6とi9.電流18と19を使用する母線Bu
s、、BUS、、BUS3.Bus、の各保護継電器R
Y 、、。
電所へ伝送し、変電所で線路保護と母線保護とを分類す
る継電器処理を変電所で一括して行う方式が案出された
。第6図はそのような環線系統保護装置の概略構成を示
す回路図で、第4図と同一の部分は同一の符号により示
され、第6図においては更に、電流i、とiz、fJ流
i3とi4電流i5と18.Ti流17と16+電流i
、とi、。を使用する各区間z1.Z1.Z3.Z4.
Z5の各保護継電器RY、、、RY、、、RY、3.R
Y、、、RY4、及び電流12と131電流i4と16
+電流i6とi9.電流18と19を使用する母線Bu
s、、BUS、、BUS3.Bus、の各保護継電器R
Y 、、。
RY t=、 RY 23. RY t−が配設されて
いる。また継電器RY3は、電圧Vを使用する接点27
64と、電流’l+電流+10及び電圧Vを使用して需
要家母線短絡事故時に動作し、需要家二次側短絡事故時
に不動作となる電流補償付不足電圧継電器27Sである
。この継電器27Sの数は、需要家数と同一である。
いる。また継電器RY3は、電圧Vを使用する接点27
64と、電流’l+電流+10及び電圧Vを使用して需
要家母線短絡事故時に動作し、需要家二次側短絡事故時
に不動作となる電流補償付不足電圧継電器27Sである
。この継電器27Sの数は、需要家数と同一である。
この保護装置には、通常第7図に示す集中保護手段が用
いられる。即ち、各需要家の変流器CT情報は、当然、
該需要家が設置している子局装置SUB、〜5UB4を
介して、光フアイバケーブルoPF、−0PF、により
中央処理装置M A S ニ入力され、第6図に示した
u?Ii器を処理する。この処理信号によって、変電所
遮断器CBは中央処理装置MASによりトリップされ、
需要家遮断器CBは中央処理装置MASから各需要家S
UBへの光伝送を介して、転送トリップされる。
いられる。即ち、各需要家の変流器CT情報は、当然、
該需要家が設置している子局装置SUB、〜5UB4を
介して、光フアイバケーブルoPF、−0PF、により
中央処理装置M A S ニ入力され、第6図に示した
u?Ii器を処理する。この処理信号によって、変電所
遮断器CBは中央処理装置MASによりトリップされ、
需要家遮断器CBは中央処理装置MASから各需要家S
UBへの光伝送を介して、転送トリップされる。
尚、上記の中央処理装置MAS及び子局装置SUB、−
5UB、は、アナログデジタル変換回路。
5UB、は、アナログデジタル変換回路。
サンプリング回路、伝送インターフェイス、光電気変換
回路、電気−光変換回路、電源回路、プロセッサなどか
ら構成されている。
回路、電気−光変換回路、電源回路、プロセッサなどか
ら構成されている。
上記第6図に示した構成の保護装置では、図中F1点に
故障が発生すると、継電器13が動作し、中央処理装置
MASが子局SUB、及びS U B 3ヘトリツプ指
令を転送し、遮断器CB、及びCB、がトリップされる
。また、図中F7点に故障が発生した場合、継電器RY
t 3が動作し、中央処理装置MASが子局S U
B !+ S U B 3及びSUB、へ遮断器CB
s 、 CB a 、 CB ? 、 CB sのトリ
ップ指令を転送し、図中F7点に故障が発生した場合、
継電器RY、5が動作し、中央処理装置MASから遮断
器CB、のトリップ指令が転送されると共に遮断器CB
1oが直接トリップされる。
故障が発生すると、継電器13が動作し、中央処理装置
MASが子局SUB、及びS U B 3ヘトリツプ指
令を転送し、遮断器CB、及びCB、がトリップされる
。また、図中F7点に故障が発生した場合、継電器RY
t 3が動作し、中央処理装置MASが子局S U
B !+ S U B 3及びSUB、へ遮断器CB
s 、 CB a 、 CB ? 、 CB sのトリ
ップ指令を転送し、図中F7点に故障が発生した場合、
継電器RY、5が動作し、中央処理装置MASから遮断
器CB、のトリップ指令が転送されると共に遮断器CB
1oが直接トリップされる。
D1発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記の各回路は環線系統である本質的な
性格上、盲点故障の発生時に後備リレーにより全体が停
電する危険を含んでいる。
性格上、盲点故障の発生時に後備リレーにより全体が停
電する危険を含んでいる。
例えば、変電所に配設された母線保護継電器が動作した
ときや、環線系統内の分岐端子に配設された母線保護@
!電器が動作したとき、また需要家端に配設された母線
保護継電器が動作したときや、変電所に配設された母線
分離継電器が動作したときは、該当遮断器を遮断するだ
けでは事故が継続し、後備リレー等により環線系統は全
停となってしまう。
ときや、環線系統内の分岐端子に配設された母線保護@
!電器が動作したとき、また需要家端に配設された母線
保護継電器が動作したときや、変電所に配設された母線
分離継電器が動作したときは、該当遮断器を遮断するだ
けでは事故が継続し、後備リレー等により環線系統は全
停となってしまう。
本発明は、このような課題に鑑みて創案されたもので、
盲点故障の発生時に停電範囲を最小限に抑える環線系統
の保護継電装置を提供することを目的としている。
盲点故障の発生時に停電範囲を最小限に抑える環線系統
の保護継電装置を提供することを目的としている。
E、課題を解決するための手段
本発明における上記課題を解決するための手段は、需要
家の電流情報を収集して送信する手段及び転送トリップ
信号の受信により需要家の遮断器をトリップさせる手段
を備えた複数の子局装置と、それらの子局装置から送信
される情報を受信する手段、変電所から収集した電流情
報と電圧情報により保護処理を行う手段、変電所の遮断
器をトリップさせる手段及び転送トリップ信号を送信す
る手段を備えた中央処理装置とを設けた環線系統の保護
継電装置において、変電所に配設された母線保護uN器
が動作したとき送り出し遮断器をトリップさせる手段と
、環線系統内の分岐端子に配設された母線保護継電器が
動作したときその分岐端子の両側の遮断器を転送トリッ
プさせろ手段と、需要家端に配設された母線保護継電器
が動作したときその需要家の両端の遮断器を転送トリッ
プさせる手段と、変電所に配設された母線分離継電器が
動作したとき送り出し遮断器をトリップさせる手段との
いずれか1手段又は複数手段を具備し、盲点故障発生時
に停電範囲を最小限に抑えろ環線系統の保護US装置と
するものである。
家の電流情報を収集して送信する手段及び転送トリップ
信号の受信により需要家の遮断器をトリップさせる手段
を備えた複数の子局装置と、それらの子局装置から送信
される情報を受信する手段、変電所から収集した電流情
報と電圧情報により保護処理を行う手段、変電所の遮断
器をトリップさせる手段及び転送トリップ信号を送信す
る手段を備えた中央処理装置とを設けた環線系統の保護
継電装置において、変電所に配設された母線保護uN器
が動作したとき送り出し遮断器をトリップさせる手段と
、環線系統内の分岐端子に配設された母線保護継電器が
動作したときその分岐端子の両側の遮断器を転送トリッ
プさせろ手段と、需要家端に配設された母線保護継電器
が動作したときその需要家の両端の遮断器を転送トリッ
プさせる手段と、変電所に配設された母線分離継電器が
動作したとき送り出し遮断器をトリップさせる手段との
いずれか1手段又は複数手段を具備し、盲点故障発生時
に停電範囲を最小限に抑えろ環線系統の保護US装置と
するものである。
F、作用
本発明は、環線系統の保護装置において、電源端の母線
保護U電器(Bus−PI(O)、分岐端の母線保護継
電器、需要家端の母線保護継電器及び他バスループ時の
母線分離U、電器が動作した際に転送遮断により全停範
囲を最小限に抑えるものである。
保護U電器(Bus−PI(O)、分岐端の母線保護継
電器、需要家端の母線保護継電器及び他バスループ時の
母線分離U、電器が動作した際に転送遮断により全停範
囲を最小限に抑えるものである。
例えば、従来例における遮断器CB、後に事故が発生し
た場合、電源端に配設された母線保護継N器が動作し、
遮断器CB、、CB、、、CB、2が遮断されるが、事
故は継続し、後備リレーにより遮断器CB、、が遮断さ
れて全停となる。しかし、本発明は、該母線保護継電器
の動作により遮断器CB、を転送トリップさせる手段を
配設することにより、前記事故を除去し、停電範囲を最
小限に抑える。
た場合、電源端に配設された母線保護継N器が動作し、
遮断器CB、、CB、、、CB、2が遮断されるが、事
故は継続し、後備リレーにより遮断器CB、、が遮断さ
れて全停となる。しかし、本発明は、該母線保護継電器
の動作により遮断器CB、を転送トリップさせる手段を
配設することにより、前記事故を除去し、停電範囲を最
小限に抑える。
また、例えば、従来例における遮断器CBSとCB e
との間にT分岐端子があり、分岐後に事故か発生した場
合、分岐端子に配設された母線保護uri器が動作し、
遮断器CB1及びCB、、か遮断されてループは全体が
停電になるが、本発明は、前記継電器によりその分岐端
子の両側の遮断器を転送トリップさせる手段を配設する
ことにより、停電範囲を最小限に抑える。
との間にT分岐端子があり、分岐後に事故か発生した場
合、分岐端子に配設された母線保護uri器が動作し、
遮断器CB1及びCB、、か遮断されてループは全体が
停電になるが、本発明は、前記継電器によりその分岐端
子の両側の遮断器を転送トリップさせる手段を配設する
ことにより、停電範囲を最小限に抑える。
更に、例えば、従来例における需要家端に配設された遮
断器CB4の直前又はCB 5の直後に事故が発生した
場合、需要家端に配設された母線保護U電器が動作して
遮断器CB4.CB5を遮断するが、事故は継続し、後
備リレーにより遮断器CBI0がトリップされて停電範
囲が拡大する。しかし、本発明は、該母線保護継電器の
動作により遮断器CB、、CB、を転送トリップさせる
手段を配設することにより、それらの点の事故を除去し
、停電範囲を最小限に抑える。
断器CB4の直前又はCB 5の直後に事故が発生した
場合、需要家端に配設された母線保護U電器が動作して
遮断器CB4.CB5を遮断するが、事故は継続し、後
備リレーにより遮断器CBI0がトリップされて停電範
囲が拡大する。しかし、本発明は、該母線保護継電器の
動作により遮断器CB、、CB、を転送トリップさせる
手段を配設することにより、それらの点の事故を除去し
、停電範囲を最小限に抑える。
更に、母線保護継電器がない場合に、例えば、従来例に
おける遮断器CB、より変電所側に事故か発生した場合
、変電所内に配設された母線分離n電器の動作で変電所
内の遮断器を遮断するが、後備リレーにより遮断器CB
+ oをトリップさせて全停となる。しかし、本発明
は、該母線分離継電器の動作により送り出し遮断器CB
、をトリップさける手段を配設することにより、それら
の事故を除去し、停電範囲を最小限に抑える。
おける遮断器CB、より変電所側に事故か発生した場合
、変電所内に配設された母線分離n電器の動作で変電所
内の遮断器を遮断するが、後備リレーにより遮断器CB
+ oをトリップさせて全停となる。しかし、本発明
は、該母線分離継電器の動作により送り出し遮断器CB
、をトリップさける手段を配設することにより、それら
の事故を除去し、停電範囲を最小限に抑える。
G、実施例
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。尚、従来例と同一の部分は同一符号により示されて
いる。
る。尚、従来例と同一の部分は同一符号により示されて
いる。
第1図は、本発明の一実施例の構成図である。
第1図において、本発明の環線系統保護U型装置は、電
源端に母線保護継電器RY 41が配設され、また遮断
器CB sとCB、との間にT分岐端子があり、該分岐
端子に母線保護継電器RY、、が配設されている。
源端に母線保護継電器RY 41が配設され、また遮断
器CB sとCB、との間にT分岐端子があり、該分岐
端子に母線保護継電器RY、、が配設されている。
このような環線系統保護継電装置で、FA点に事故が発
生すると、前記母線保護継電器RY、、が動作し、遮断
器CB、、CB、、、CB、、が遮断されるが、それだ
けでは事故は継続し、後備リレーにより遮断器CB、O
をトリップさせて全停となる恐れがある。しかし、本実
施例では、前記継電器RY 4+の動作信号を前記中央
処理装置MAS(図示せず)が取り込み、中央処理装置
MASから子局SUB、へ遮断器CB、の転送遮断指令
を送信し、該子局SUB、は転送遮断指令を受信すると
遮断器CB tを遮断し、これによりFA点の事故は除
去される。
生すると、前記母線保護継電器RY、、が動作し、遮断
器CB、、CB、、、CB、、が遮断されるが、それだ
けでは事故は継続し、後備リレーにより遮断器CB、O
をトリップさせて全停となる恐れがある。しかし、本実
施例では、前記継電器RY 4+の動作信号を前記中央
処理装置MAS(図示せず)が取り込み、中央処理装置
MASから子局SUB、へ遮断器CB、の転送遮断指令
を送信し、該子局SUB、は転送遮断指令を受信すると
遮断器CB tを遮断し、これによりFA点の事故は除
去される。
第1図に示す環線系統保護継電装置でFc点に事故が発
生すると、前記母線保護継電器RY*tが動作し、遮断
器CB rs、 CB 、4が遮断されるが、それだけ
では事故は継続し、後備リレーにより遮断器CB+、C
Btoをトリップさせて全停となる恐れがある。しかし
、本実施例では、前記継電器RY、、の動作信号を子局
S UB5が取り込み、中央処理装置MASへ送信する
。中央処理装置MASはその動作信号を受信すると、子
局S U B tへ遮断器CB5の転送遮断指令を送信
し、子局SUB、lへ遮断器CB、の転送遮断指令を送
信する。子局5UBt及び5UB3はそれらの転送遮断
指令を受信すると、夫々遮断器CBS又はCB、を遮断
し、これによりFB点の事故は除去される。
生すると、前記母線保護継電器RY*tが動作し、遮断
器CB rs、 CB 、4が遮断されるが、それだけ
では事故は継続し、後備リレーにより遮断器CB+、C
Btoをトリップさせて全停となる恐れがある。しかし
、本実施例では、前記継電器RY、、の動作信号を子局
S UB5が取り込み、中央処理装置MASへ送信する
。中央処理装置MASはその動作信号を受信すると、子
局S U B tへ遮断器CB5の転送遮断指令を送信
し、子局SUB、lへ遮断器CB、の転送遮断指令を送
信する。子局5UBt及び5UB3はそれらの転送遮断
指令を受信すると、夫々遮断器CBS又はCB、を遮断
し、これによりFB点の事故は除去される。
このように、従来は後II保護により、F^点に事故が
発生した場合に遮断器CB1oが遮断され、FB点に事
故が発生した場合に遮断器CB、及びCB +oが遮断
されて、いずれもループは全面停電になっていたが、本
発明では継電器の情報を中央処理装置MASに入力し、
BUS−PROの動作に継電器を連動させることによっ
て、遮断された遮断器に隣設され、かつ遮断されても系
統に影響を及ぼさない遮断器に転送遮断を行って、従来
は排除できなかった盲点故障を除去するようになってい
る。
発生した場合に遮断器CB1oが遮断され、FB点に事
故が発生した場合に遮断器CB、及びCB +oが遮断
されて、いずれもループは全面停電になっていたが、本
発明では継電器の情報を中央処理装置MASに入力し、
BUS−PROの動作に継電器を連動させることによっ
て、遮断された遮断器に隣設され、かつ遮断されても系
統に影響を及ぼさない遮断器に転送遮断を行って、従来
は排除できなかった盲点故障を除去するようになってい
る。
第2図は、本発明の別な一実施例の構成図である。第2
図において、本発明の環線系統保護継電装置は、需要家
端に母線保護継電器RY 4 *か配設されていて、需
要家端に配設された遮断器CB。
図において、本発明の環線系統保護継電装置は、需要家
端に母線保護継電器RY 4 *か配設されていて、需
要家端に配設された遮断器CB。
の直前のFc1点又はCB sの直後のFcz点に事故
が発生すると、母線保護継電器RY 、3が動作して遮
断器CB4及びCB、を遮断するが、それだけでは事故
は継続し、後備リレー等によりF。1点の事故の場合は
遮断器CBIが遮断され、F ct点の事故の場合は遮
断器CB +。が遮断されて停電範囲が拡大する恐れが
ある。しかし、本実施例では、前記a電器RY、3の動
作信号を子局SUB!が取り込み、中央処理装置MAS
へ送信する。中央処理装置MASはその動作信号を受信
すると、子局SUB、へ遮断器CB、の転送遮断指令を
送信し、子局S U B 3へ遮断器CB、の転送遮断
指令を送信する。子局suB、及びS U B 3はそ
れらの転送遮断指令を受信すると、夫々遮断器cB3又
はCB、を遮断し、これによりFc+点、Fc2点の事
故は除去される。
が発生すると、母線保護継電器RY 、3が動作して遮
断器CB4及びCB、を遮断するが、それだけでは事故
は継続し、後備リレー等によりF。1点の事故の場合は
遮断器CBIが遮断され、F ct点の事故の場合は遮
断器CB +。が遮断されて停電範囲が拡大する恐れが
ある。しかし、本実施例では、前記a電器RY、3の動
作信号を子局SUB!が取り込み、中央処理装置MAS
へ送信する。中央処理装置MASはその動作信号を受信
すると、子局SUB、へ遮断器CB、の転送遮断指令を
送信し、子局S U B 3へ遮断器CB、の転送遮断
指令を送信する。子局suB、及びS U B 3はそ
れらの転送遮断指令を受信すると、夫々遮断器cB3又
はCB、を遮断し、これによりFc+点、Fc2点の事
故は除去される。
このように、従来は後備保護により、Fcr点の事故の
場合には遮断器CB、が遮断され、Fc2点の事故の場
合には遮断器CB loか遮断されて、いずれら広い区
間で停電になっていたが、本発明では、中央処理装置M
ASが、子局を介して需要家の継電器情報を取り込み、
需要家の母線保護継電器が動作したとき、遮断された遮
断器CB4. CB、に隣設する遮断器CB3.CB、
を転送遮断し、Fc+点及びF。2点の事故を除去する
ようになっている。
場合には遮断器CB、が遮断され、Fc2点の事故の場
合には遮断器CB loか遮断されて、いずれら広い区
間で停電になっていたが、本発明では、中央処理装置M
ASが、子局を介して需要家の継電器情報を取り込み、
需要家の母線保護継電器が動作したとき、遮断された遮
断器CB4. CB、に隣設する遮断器CB3.CB、
を転送遮断し、Fc+点及びF。2点の事故を除去する
ようになっている。
第3図は、本発明の更に別な一実施例の構成図である。
第3図において、本発明の環線系統保護′a、電装置に
は、母線保護継電器がなく、母線分離継電器RY5.及
びRY、2が配設されていて、図中のFo点に事故か発
生した場合、母線分離継電器RY5.の動作で遮断器C
BtIを遮断するが、それだけでは後備リレーにより遮
断器CB、、をトリップさせて全停となる恐れがある。
は、母線保護継電器がなく、母線分離継電器RY5.及
びRY、2が配設されていて、図中のFo点に事故か発
生した場合、母線分離継電器RY5.の動作で遮断器C
BtIを遮断するが、それだけでは後備リレーにより遮
断器CB、、をトリップさせて全停となる恐れがある。
しかし、本実施例では、面記継電器RY51の動作信号
を中央処理装置MASか取り込み、第5図に示した接点
27゜64で事故継続を確認すると、遮断器CB、をト
リップすることによりFt1点の事故を除去する。
を中央処理装置MASか取り込み、第5図に示した接点
27゜64で事故継続を確認すると、遮断器CB、をト
リップすることによりFt1点の事故を除去する。
このように、従来は継電器RY5.か動作しても遮断器
CBIか遮断されないため、母線保護継電器がない場合
、FD点の事故は継続し、このままでは後備保護により
遮断器CB、、が遮断されてループは全体が停電になる
が、本発明では、前記継電器RY5.の情報を中央処理
装置MASに入力し継電器RY s lの動作に連動さ
せて電源端の遮断器C13,を遮断することにより母線
事故を除去するようになっている。
CBIか遮断されないため、母線保護継電器がない場合
、FD点の事故は継続し、このままでは後備保護により
遮断器CB、、が遮断されてループは全体が停電になる
が、本発明では、前記継電器RY5.の情報を中央処理
装置MASに入力し継電器RY s lの動作に連動さ
せて電源端の遮断器C13,を遮断することにより母線
事故を除去するようになっている。
I−(、発明の効果
以上、説明したとおり、本発明によれば、盲点故障の発
生時に停電範囲を最小限に抑える環線系統の保護継電装
置を提供することができる。
生時に停電範囲を最小限に抑える環線系統の保護継電装
置を提供することができる。
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図と第3図は
本発明の別な一実施例の構成図、第4図は環線系統保護
装置の回路図、第5図はトリップシーケンスの回路図、
第6図は別な環線系統保護装置の回路図、第7図は集中
保護手段の構成図である。 M A S =−中央処理装置(親局)、SUB、−5
UB、・・・子局、RY、〜RY、、・・・短絡、地絡
差動継?Ii器、RY 、、−RY 、3・[[護al
tW、RY51、、、 fsJ線分線分型継電器B、
〜CB、、、CB、、、CBt2・・・遮断器、F A
、 F a、 F c+、 F ct、 F D”’事
故発生点。 外2名 第2図 本発明の別な一実施例の構成図 第3図 本発明の別な一実施例の構成図 手続補正 1大 口(自発) 6、補正の内容 +!Elo63年11121 日 (1)明細書第7頁1 5行目のrOPF、Jを rot″FsJに補正する。 (2)同第8頁12行目の「13」を「RY3」 昭和63年特許願第218904号 に補正する。 発明の名称 (3)同第12頁5行目の「他バスループ」を環線系統
の保護継電装置 「異ブスループ」に補正する。 3゜ hli正をする者 事件との関係
本発明の別な一実施例の構成図、第4図は環線系統保護
装置の回路図、第5図はトリップシーケンスの回路図、
第6図は別な環線系統保護装置の回路図、第7図は集中
保護手段の構成図である。 M A S =−中央処理装置(親局)、SUB、−5
UB、・・・子局、RY、〜RY、、・・・短絡、地絡
差動継?Ii器、RY 、、−RY 、3・[[護al
tW、RY51、、、 fsJ線分線分型継電器B、
〜CB、、、CB、、、CBt2・・・遮断器、F A
、 F a、 F c+、 F ct、 F D”’事
故発生点。 外2名 第2図 本発明の別な一実施例の構成図 第3図 本発明の別な一実施例の構成図 手続補正 1大 口(自発) 6、補正の内容 +!Elo63年11121 日 (1)明細書第7頁1 5行目のrOPF、Jを rot″FsJに補正する。 (2)同第8頁12行目の「13」を「RY3」 昭和63年特許願第218904号 に補正する。 発明の名称 (3)同第12頁5行目の「他バスループ」を環線系統
の保護継電装置 「異ブスループ」に補正する。 3゜ hli正をする者 事件との関係
Claims (1)
- (1)需要家の電流情報を収集して送信する手段及び転
送トリップ信号の受信により需要家の遮断器をトリップ
させる手段を備えた複数の子局装置と、それらの子局装
置から送信される情報を受信する手段、変電所から収集
した電流情報と電圧情報により保護処理を行う手段、変
電所の遮断器をトリップさせる手段及び転送トリップ信
号を送信する手段を備えた中央処理装置とを設けた環線
系統の保護継電装置において、変電所に配設された母線
保護継電器が動作したとき送り出し遮断器をトリップさ
せる手段と、環線系統内の分岐端子に配設された母線保
護継電器が動作したときその分岐端子の両側の遮断器を
転送トリップさせる手段と、需要家端に配設された母線
保護継電器が動作したときその需要家の両端の遮断器を
転送トリップさせる手段と、変電所に配設された母線分
離継電器が動作したとき送り出し遮断器をトリップさせ
る手段とのいずれか1手段又は複数手段を具備し、盲点
故障発生時に停電範囲を最小限に抑えることを特徴とす
る環線系統の保護継電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21890488A JPH0270225A (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | 環線系統の保護継電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21890488A JPH0270225A (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | 環線系統の保護継電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0270225A true JPH0270225A (ja) | 1990-03-09 |
Family
ID=16727136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21890488A Pending JPH0270225A (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | 環線系統の保護継電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0270225A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102726212A (zh) * | 2012-06-12 | 2012-10-17 | 浙江青风制冷设备制造有限公司 | 菇房环境机 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62185515A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-13 | 株式会社明電舎 | ル−プ系統保護継電システム |
-
1988
- 1988-09-01 JP JP21890488A patent/JPH0270225A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62185515A (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-13 | 株式会社明電舎 | ル−プ系統保護継電システム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102726212A (zh) * | 2012-06-12 | 2012-10-17 | 浙江青风制冷设备制造有限公司 | 菇房环境机 |
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