JP3403752B2 - 単独運転検出装置 - Google Patents

単独運転検出装置

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JP3403752B2 JP09108493A JP9108493A JP3403752B2 JP 3403752 B2 JP3403752 B2 JP 3403752B2 JP 09108493 A JP09108493 A JP 09108493A JP 9108493 A JP9108493 A JP 9108493A JP 3403752 B2 JP3403752 B2 JP 3403752B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、環線系統への逆潮流有
りコージェネレーション(CGS)連系におけるCGS
需要家が電力系統と切離され単独系となったことを検出
する単独運転検出装置に関する。 【0002】 【従来の技術】環線系統は、例えば、図9に示すよう
に、それぞれ線路Z 1 ,Z 2 ,Z 3 ,Z 4 が、系統電源PO
側遮断器M 01 −需要家A側遮断器A 01 間、需要家A側遮
断器A 02 −需要家B側遮断器B 01 間、需要家B側遮断器
02 −需要家C側遮断器C 01 間、及び需要家C側遮断器
02 −系統電源PO側遮断器M 02 間を接続した構成とな
っている。環線系統への逆潮流有りコージェネレーショ
ン連系は、このような環線系統の、例えば、需要家B側
の母線にCGSの交流発電機AGが環線系統への逆潮流
有りの条件で連係されている。図8は環線系統への逆潮
流有りコージェネレーション連系におけるガイドライン
に規定されている保護リレーを示す。 【0003】図8において、BUSBは環線系統(図9)
の線路Z2,Z3が夫々遮断器B 01 ,B 02 介して接続さ
れているCGS需要家Bの母線、 R は需要家母線BUSB
遮断器B 03 介して接続されている需要家受電変圧
器、SLは変圧器TRの2次側に遮断器CB1を介して連
系される需要家配電線、AGは配電線SLに遮断器CB
2を介して接続されたCGSにおける交流発電機、L1
2は配電線SLに遮断器CB3,CB4を介して接続さ
れた構内負荷。 【0004】1は、遮断器01,B02及びB03の電流を
検出する各変流器CT及び図示省略の電圧変成器からの
電流,電圧信号が入力するディジタルループ保護リレー
で、線路Z2,Z3の保護リレーPWR1,PWR2及び母
線BUSBの保護リレーBPRから構成されている。 【0005】2は、母線B USB に接続された電圧変成器
PTからの電圧信号が入力する逆潮流有りCGS逆流時
に必要となる保護リレーで、不足電圧リレーUVR、過
電圧リレーOVR、不足周波数検出リレーUFR、過周
波数検出リレーOFR及び地絡過電圧リレーOVGRか
ら構成されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかして、保護リレー
2はCGSの交流発電機AG単独運転時に動作し遮断器
03 をトリップさせ連系を遮断させる。CGSの交流発
電機AGが単独運転となる事例としては、図9〜図12
に示すケースが考えられる。 【0007】図9(a)は、ループ系統内線路Z 2 に事
故が発生した場合に、主保護リレートリップにより遮断
器A 02 とB 01 に指令を出し、遮断器A 02 の遮断器を正常
にトリップさせ、遮断器B 01 は遮断器不応動(CBF)
により、遮断器B 02 をトリップさせて、交流発電機AG
単独運転となるケースを示す。図9(b)は、ループ系
統内線路Z 2 に事故が発生した場合に、端末装置が不良
の場合(遮断器B 01 とB 02 をトリップできない不良)
は、遮断器A 02 とC 01 をトリップさせて交流発電機AG
単独運転となるケースを示す。図10(a)は、の遮断
器B 02 開によるループ開放中に線路Z 1 に事故が発生す
ると、主保護リレー動作によりの遮断器M 01 、A 01 をト
リップさせて、交流発電機AG単独運転となるケースを
示す。図10(b)は同様なケースで、後備保護リレー
の動作によりの遮断器M 01 、A 01 をトリップさせて、交
流発電機AG単独運転となるケースを示す。 【0008】図11(a)は、系統電源PO側の事故発
生により、バンク停電となり交流発電機AG単独運転と
なるケースを示す。図11(b)は、他送電線路Z 5
事故時にの遮断器M0 3 のトリップ失敗により、バンク
停電となり交流発電機AG単独運転となるケースを示
す。 【0009】従来、単独運転の検出には、上記保護リレ
ー2のように、CGSガイドラインで規定されている周
波数検出方式及び事故継続検出方式の保護リレーを使用
している。CGSガイドラインには保護リレーの検出性
能について、図13に示すように、事故継続検出方式は
系統内事故残り状態の検出可であることが、周波数検出
方式は系統内事故無し状態での電力不平衡検出可である
ことが規定されている。しかし、周波数検出方式及び事
故継続検出方式の保護リレーを使用した場合、図13に
示すように、系統内事故無し状態で系統電力が平衡して
いる場合、事故無しで周波数の変動もないので周波数検
出方式及び事故継続検出方式では、単独運転の検出は不
可となる。即ち、CGSガイドラインに規定されている
周波数検出方式及び事故継続検出方式の保護リレーを使
用すると、単独運転状態となる多くの場合、例えば図9
(a),(b)、図10(b)、図11(a),(b)
の場合の単独運転を検出することが可能である。しかし
単独運転となったCGS側と系統側との間に電力の授受
がなく電力平衡しているとき、例えば図10(a)、図
12の場合、単独運転検出性能が低く検出不可となる欠
点があった。 【0010】本発明は、従来のこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、ルー
プ開放中の主保護リレー動作、人為的な誤開放によって
単独になるケースにおいて、電力平衡の場合でもコージ
ェネレーション需要家の単独運転を高感度に確実に検出
することができる単独運転検出装置を提供することにあ
る。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における単独運転検出装置は、環線系統への
逆潮流有りコージェネレーション連系システムにおい
て、コージェネレーション需要家端末に、光ファイバー
を介して電源変電所の第1,第2母線電圧信号を入力す
る回線制御部・多重分離部と、需要家の第3母線電圧信
号を入力する1系又は2系の単独運転処理部を設け、単
独運転処理部は、第1及び第2の母線電圧信号が入力す
る第1及び第2の不足電圧リレーが3相動作したとき夫
々需要家の母線電圧信号が入力する第3の不足電圧リレ
ーが不動作であることを条件に夫々動作確認用タイマー
を介して第1及び第2の母線停止を検出する第1及び第
2の母線停止検出回路と、第1及び需要家の母線電圧信
号が入力する検出ゾーンを異にする第1及び第2の位相
差検出リレーが動作したとき第1,第3の不足電圧リレ
ー及び第1,第3の地絡過電圧リレーが不動作であるこ
とを条件に夫々動作確認用タイマーを介して出力する第
1及び第2の位相差検出回路と、第2及び需要家の母線
電圧信号が入力する検出ゾーンを異にする第3及び第4
の位相差検出リレーが動作したとき第2,第3の不足電
圧リレー及び第2,第3の地絡過電圧リレーが不動作で
あることを条件に夫々動作確認用タイマーを介して出力
する第3及び第4の位相差検出回路と、第1の母線停止
回路信号と第1及び第2の位相差検出回路信号の論理和
信号と第2の母線停止回路信号と第3及び第4の位相差
検出信号の論理和信号との論理積で単独運転検出信号を
出力する回路からなるものである。 【0012】 【作用】回線制御部・多重分離部は光ファイバーを介し
て送られてくる電源変電所の第1及び第2の母線電圧信
号を1系又は2系の単独運転処理部に入力する。 【0013】単独運転処理部には、第1及び第2の母線
電圧信号と自端末で検出した需要家の母線電圧を入力す
る。 【0014】単独運転処理部の検出ゾーンを異にする第
1,第3及び第2,第4の位相差検出リレーは夫々徐々
に変化する位相差と急激に変化する位相差を検出する。
また夫々動作確認用タイマーは誤検出出力が出るのを防
げる。 【0015】第1,第2の不足電圧リレーが3相動作す
れば第1,第2の母線停止がわかる。 【0016】コージェネレーション需要家が単独系とな
るのは電力側の両系統が共に母線停止ないし周波数変化
したときであるので、第1の母線停止検出回路ないし第
1,第2の位相差検出回路の出力と第1の母線停止検出
回路ないし第3,第4の位相差検出回路の出力の論理積
によって単独運転が検出できる。 【0017】 【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図1,図2に全体システム構成を、図3に単独運転検出
装置の方式概要を示す。なお、図2は、図1中のMS、
SS,RS 1 、RS 2 ,RSXを詳細に記載したものであ
る(ただし、図1中のRS 3 は省略)。また、図1,図
2において、従来図8に示したものと同一構成部分は、
同一符号を付してその重複する説明を省略する。 【0018】図1〜図3において、RSXは単独運転検
出装置、101,102は中央継電装置1系,2系、M
S,SSは中央通信装置1系,2系、RS1〜RS3は需
要家端末装置で、各装置ないし端末間は光ファイバーケ
ーブル(光伝送路)OFで接続されている。なお、図2
は需要家端末RS3が省略されている。 【0019】中央通信装置MS及びSSは、多重分離部
・回線制御部15を有し、中央継電装置101及び1
2、需要家端末装置RS1〜RS3のデータの多重分離
機能とループ状光伝送路上の回線制御を行う。 【0020】需要家端末装置RS1〜RS3は、データ変
換処理部16と多重分離部・回線制御部17とを有す
る。データ変換処理部16は需要家の電流情報、機器情
報(遮断器CB,断路器LS等)を収集して送信する機
能と、転送トリップ信号を受信し需要家の遮断器をトリ
ップさせる機能を持つ。また、回線制御部・多重分離部
17はループ状光伝送路上の回線の制御・多重分離を行
う機能を有する。 【0021】中央継電装置101及び102は電源POの
変電所に設置されており、変成器PTa及びPTbで検出
した電源変電所#1及び#2母線BUS1及びBUS2電圧a
及びbが入力する電源端末部11と中央演算部12とか
らなる。 【0022】電源端末部11は、電源変電所の電圧情
報,電流情報,機器情報(CB,LS等)を収集して送
信する機能と転送トリップ信号を受信して、電源変電所
の遮断器をトリップさせる機能を有する。中央演算部1
2は主検出リレー演算部13と事故検出リレー部14と
の演算を行う。 【0023】主検出リレー演算部13は端末装置、電源
端末部から送信される情報を受信する機能と変電所の電
圧情報を収集し、両情報から各線路Z1〜Z4線路保護リ
レー処理及びBUSA,BUSB,BUSCの母線保護リレー処
理を行う機能と転送トリップ信号を送出する機能を有す
る。事故検出リレー部14は、変電所の電圧情報を収集
し、不足電圧リレー及び地絡過電圧リレー処理を行う機
能と動作信号を送出する機能を有する。 【0024】単独運転検出装置RSXは、多重分離部・
回線制御部18と単独運転処理部19,20並びに自局
の変成器PTCで検出した需要家母線BUSBの電圧VC
アナログインターフェイス(A/I)機能及び単独運転
処理部19,20を多重分離部・回線制御部18と単独
運転処理部19,20間の直列→並列コード変換(S/
P)機能を有する。 【0025】多重分離部・回線制御部18は、中央継電
装置101,102,中央通信装置MS,SSないし他の
需要家端末装置RS1〜RS3を介して送信される電圧a
及びbを光伝送路上から分離受信する機能と、常時は常
用系ファイバー芯線OF1を使用し常用系ファイバー芯
線OF1から受信できない場合にループバック系ファイ
バー芯線OF2を使用する制御機能を持つ。 【0026】単独運転処理部19,20は、電圧a,
b,cを使用して単独運転検出を行いその論理積で遮断
器B03CBをトリップする機能を有する。なお、単独運
転処理部19,20は1系、例えば19のみとしてもよ
い。 【0027】以下に単独運転処理部19,20の詳細に
ついて説明する。単独運転検出方法はCGS需要家が電
力系統と切り離され、単独系となった事を、需要家母線
電圧と電源変電所の母線電圧との位相差を位相差検出リ
レーにより検出することによって判定することにある。
この方法によれば、単独系統の周波数が、系統周波数と
完全に同期し、かつ所定の位相差に有る場合のみ検出不
可能で、これ以外であれば検出可能である。 【0028】1.位相差検出ゾーンの決定 単独運転状態の決定感度を高めるためには、位相差検出
ゾーンは広い方が良いが、一方余り広くすると、事故除
去時等の電力動揺時に誤検出してしまう恐れがある。し
たがって、図4に示すように検出ゾーン1及び2の2種
類もち以下のように使い分ける。 【0029】(1)ゾーン1:周波数が徐々に変化して行
く場合の検出 電源母線電圧と単独系電圧の位相差が徐々に広がって来
る場合を検出対象とする。比較的広範囲の検出ゾーンと
するが、事故除去時等の電力動揺時に誤検出しないよう
長時限タイマーを用いる。 【0030】(2)ゾーン2:周波数が急激に変化した場
合の検出 単独系電圧ベクトルは、電源母線電圧を基準とすると、
両電圧の差分周波数で回転する。周波数差が大きい場
合、ゾーン1に単独系電圧ベクトルの存在する時間が短
くなり、長時限タイマーでは検出できないので、短時限
タイマーが必要になる。したがって、検出範囲を、事故
除去時等の電力動揺は誤検出しないような狭い位相範囲
とし、これに動作確認用短時限タイマーを付加する。 【0031】(1)ゾーン1の決定 <誤差要因> PT誤差…2° リレー誤差…6° SP同期ずれ:2° 入変トランス〜アナログ部誤差:3° 演算誤差:1° 以上より、約8°の誤差を見込む必要がある。 【0032】電源と需要家の電圧位相ずれは、最悪30
°を考えると、位相ずれ検出角は38°となる。これに
裕度を持たせ、60°とする。 【0033】タイマーは0.1〜10.0秒(step
0.1)の可変タイマーとする。 【0034】(2)ゾーン2の決定 電力動揺時でも電源と、需要家母線の電圧位相ずれは9
0°以上になることは考えられないので、ゾーン2の検
出角は90°とする。 【0035】ゾーン2は、急激に周波数がずれた場合の
検出を主目的としている。検出ゾーンの広がり幅φ、周
波数差Δfと検出タイマーT2の関係は次式となる。 【0036】 【数1】(1/Δf)×(φ/360)=T2 大きな周波数ずれを検出しようとすると、タイマーを短
縮する必要がある。検出限界となる周波数ずれとタイマ
ーの関係は下表のとおりとなる。 【0037】 【表1】 【0038】一方、需要家の不足周波数検出リレーUF
R,過周波数検出リレーOFRの整定は「定格±1〜3
Hz」程度と思われるので本方式による検出は、これに
若干裕度を見た「定格±3〜5Hz」の範囲を検出する
事を考え、タイマー整定必要がある。したがって、タイ
マー整定の範囲を0.01〜1.00秒(step0.
01)とする。 【0039】なお、リレーUFR,OFRと本方式によ
る位相差検出範囲の関係は図5に示すようになる。 【0040】図6に単独運転処理部19(又は20)の
処理内容を示す。 【0041】#1母線Bus1の電圧a及び需要家母線B
usBの電圧cが入力する回路について、電圧aが入力し
ている不足電圧リレーUVR1が動作すると、アンド回
路A3により電圧cが入力している不足電圧リレーUV
R3が動作しないことを条件に動作確認用タイマーT3
を介して#1母線停止信号が出力される。 【0042】オア回路OR7からは不足電圧リレーUV
1,UVR3,地絡過電圧リレーOVGR1,OVGR3
のいずれかが動作すると出力する。 【0043】位相差検出リレーSYR1及びSYR2が動
作するとアンド回路A5及びA7によりオア回路OR7
出力のないことを条件に動作確認用タイマーT1及びT2
を介して周波数の緩変及び急変信号を出力する。 【0044】オア回路OR9はタイマーT1,T2,T3
いずれかに出力があるとき#1母線BUS1側との連系な
しの信号を出力する。 【0045】電圧b及びcが入力する回路は上記電圧a
及びcが入力する回路と同様に構成されており、オア回
路OR10はタイマーT1,T2,T3のいずれかに出力が
あると#2母線BUS2側との連系なしの信号を出力す
る。そしてオア回路OR9及びOR10に共に出力がある
ときアンド回路A9から角度列信号が出力されCGS需
要家B03CBをトリップさせる。 【0046】2.単独運転処理部シーケンス補足 (1)ユニット変電所の片母線停止、2重主母線変電所の
遮断器停止の対応 ループ系統が電源変電所からの片端送り状態となり、か
つ片母線停止(検出電圧の出力無し状態でも同様)の場
合に当該母線との連系無しを判断するため、不足電圧リ
レーUVR1〜UVR3は3相動作(AND)を用いる。
確認タイマーT3は5秒固定とする。 【0047】(2)系統事故時の対策 系統事故時の不安定電圧による誤動作を避けるため、事
故検出リレーの動作で位相差判定の出力をロックする。
また、事故除去後の電力動揺に対する対策として、リレ
ーUVR,OVGR等の事故検出リレーの復帰にタイマ
ーT01,T02に50ms程度の時限を持たせロックを引
き延ばす。図7に整定値一覧を示す。 【0048】 【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、ループ系統における主保護リレー動作、又は後備
保護リレー動作によりループ系統内遮断器が開放され単
独系になる場合または人為的に遮断器が開放され単独系
になる場合において、電力平衡しているときでも系統周
波数の変動をリレーの整定で逃げる必要がなく、また微
少な周波数ずれも位相差で高感度に検出でき、CGS需
要家の単独運転検出が確実にできる。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)及び(b)は実施例にかかる全体システ
ムを示す構成説明図。 【図2】実施例にかる全体システムを示すブロック回路
図。 【図3】実施例にかかる単独運転検出装置の方式概要を
示す説明図。 【図4】位相差検出ゾーン説明図。 【図5】本発明と従来例の検出範囲の比較説明図。 【図6】実施例にかかる単独運転処理部のシーケンスを
示すブロック回路図。 【図7】実施例における整定値の説明図。 【図8】従来CGS保護リレーの構成説明図。 【図9】CGS単独運転事例説明図。 【図10】CGS単独運転事例説明図。 【図11】CGS単独運転事例説明図。 【図12】CGS単独運転事例説明図。 【図13】保護リレーの性能説明図。 【符号の説明】 AG…需要家交流発電機 MS…中央通信装置1系 OVGR1〜OVGR2…地絡過電圧リレー RS1〜RS3…需要家端末装置 RSX…単独運転検出装置 SS…中央通信装置2系 SYR1〜SYR4…位相差検出リレー UVR1〜UVR3…不足電圧リレー 101,102…中央継電装置 15,17,18…多重分離部・回線制御部 16…データ変換処理部 19,20…単独運転処理部
フロントページの続き (72)発明者 藤本 敏朗 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式 会社明電舎内 (56)参考文献 特開 平5−15067(JP,A) 特開 平1−185141(JP,A) 特開 昭57−71215(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 3/30 - 5/00 H02H 7/22

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 環線系統への逆潮流有りコージェネレー
    ション連系システムにおいて、 コージェネレーション需要家端末に、光ファイバーを介
    して電源変電所の第1,第2母線電圧信号を入力する回
    線制御部・多重分離部と、需要家の第3母線電圧信号を
    入力する1系又は2系の単独運転処理部を設け、 単独運転処理部は、 第1及び第2の母線電圧信号が入力する第1及び第2の
    不足電圧リレーが3相動作したとき夫々需要家の母線電
    圧信号が入力する第3の不足電圧リレーが不動作である
    ことを条件に夫々動作確認用タイマーを介して第1及び
    第2の母線停止を検出する第1及び第2の母線停止検出
    回路と、 第1及び需要家の母線電圧信号が入力する検出ゾーンを
    異にする第1及び第2の位相差検出リレーが動作したと
    き第1,第3の不足電圧リレー及び第1,第3の地絡過
    電圧リレーが不動作であることを条件に夫々動作確認用
    タイマーを介して出力する第1及び第2の位相差検出回
    路と、 第2及び需要家の母線電圧信号が入力する検出ゾーンを
    異にする第3及び第4の位相差検出リレーが動作したと
    き第2,第3の不足電圧リレー及び第2,第3の地絡過
    電圧リレーが不動作であることを条件に夫々動作確認用
    タイマーを介して出力する第3及び第4の位相差検出回
    路と、 第1の母線停止回路信号と第1及び第2の位相差検出回
    路信号の論理和信号と第2の母線停止回路信号と第3及
    び第4の位相差検出信号の論理和信号との論理積で単独
    運転検出信号を出力する回路からなることを特徴とした
    単独運転検出装置。
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