JPS639233Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS639233Y2 JPS639233Y2 JP1980151418U JP15141880U JPS639233Y2 JP S639233 Y2 JPS639233 Y2 JP S639233Y2 JP 1980151418 U JP1980151418 U JP 1980151418U JP 15141880 U JP15141880 U JP 15141880U JP S639233 Y2 JPS639233 Y2 JP S639233Y2
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- Japan
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- distribution
- transformer
- disconnector
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- main
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- Expired
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はループ配電設備に関するものであ
る。この種ループ配電において、主変圧器の2次
側と配電幹線用しや断器との間で短絡事故が発生
した場合、従来ではループ結合しや断器を開放
し、ついで主変圧器の2次側に挿入されてある過
電流継電器で、故障側の主変圧器2次しや断器を
しや断するようにしていた。これによれば故障区
間は除去されるものの、故障側の主変圧器の2次
側とループ結合しや断器との間が停電することに
なり、供給信頼性に劣る欠点があり、又事故区間
の除去に要する時間も、ループ結合しや断器をし
や断してからのち、主変圧器2次しや断器をしや
断するといつた2段階を要するので、それだけ長
時間となる欠点がある。
る。この種ループ配電において、主変圧器の2次
側と配電幹線用しや断器との間で短絡事故が発生
した場合、従来ではループ結合しや断器を開放
し、ついで主変圧器の2次側に挿入されてある過
電流継電器で、故障側の主変圧器2次しや断器を
しや断するようにしていた。これによれば故障区
間は除去されるものの、故障側の主変圧器の2次
側とループ結合しや断器との間が停電することに
なり、供給信頼性に劣る欠点があり、又事故区間
の除去に要する時間も、ループ結合しや断器をし
や断してからのち、主変圧器2次しや断器をしや
断するといつた2段階を要するので、それだけ長
時間となる欠点がある。
この考案は主変圧器2次側と配電幹線しや断器
との間で短絡事故が発生した場合、その事故区間
の除去を、停電することなくかつ短時間で行なう
ことを目的とする。
との間で短絡事故が発生した場合、その事故区間
の除去を、停電することなくかつ短時間で行なう
ことを目的とする。
この考案の実施例を図によつて説明する。図は
ビル、工場などのように配電容量の大きい施設に
おいて、電気事業者から高圧又は特別高圧を受電
し、構内に分散した配電用変圧装置を介して負荷
に電力を供給する場合のループ配電設備の例であ
り、1は受電線、2は受電用しや断器、3は変流
器、4は過電流継電器、5a,5bは主変圧器、
6a,6bは変流器、7a,7bは過電流継電
器、8a,8b変圧器2次しや断器、9〜12は
配電幹線、13a〜13dは各幹線に接続されて
ある配電幹線用しや断器、14a〜14dは同じ
く変流器、15,16はループ結合しや断器、1
7a〜17n,18a〜18n,19a〜19
n,20a〜20nは各配電幹線に接続されてあ
つて各所に分散されてある配電用変圧装置で、い
ずれも過電流しや断装置21、変圧器22により
構成され、その2次電流が負荷に供給される。
ビル、工場などのように配電容量の大きい施設に
おいて、電気事業者から高圧又は特別高圧を受電
し、構内に分散した配電用変圧装置を介して負荷
に電力を供給する場合のループ配電設備の例であ
り、1は受電線、2は受電用しや断器、3は変流
器、4は過電流継電器、5a,5bは主変圧器、
6a,6bは変流器、7a,7bは過電流継電
器、8a,8b変圧器2次しや断器、9〜12は
配電幹線、13a〜13dは各幹線に接続されて
ある配電幹線用しや断器、14a〜14dは同じ
く変流器、15,16はループ結合しや断器、1
7a〜17n,18a〜18n,19a〜19
n,20a〜20nは各配電幹線に接続されてあ
つて各所に分散されてある配電用変圧装置で、い
ずれも過電流しや断装置21、変圧器22により
構成され、その2次電流が負荷に供給される。
23,24は合成変流器で、それぞれ同じ主変
圧器2次側に接続されてある配電幹線の変流器1
4a,14bの出力電流、変流器14c,14d
の出力電流のそれぞれが流れる1次コイル25
a,25b及び2次コイル26を備えている。2
7,28は補償変流器、29,30は電流差動継
電器でそれぞれ動作コイル31、抑制コイル3
2,33によつて構成される。
圧器2次側に接続されてある配電幹線の変流器1
4a,14bの出力電流、変流器14c,14d
の出力電流のそれぞれが流れる1次コイル25
a,25b及び2次コイル26を備えている。2
7,28は補償変流器、29,30は電流差動継
電器でそれぞれ動作コイル31、抑制コイル3
2,33によつて構成される。
各電流差動継電器29,30は各配電幹線に流
れる電流の合成値に対応する電流と、主変圧器5
a,5bの1次側の電流に対応する電流との差に
よつて動作する。
れる電流の合成値に対応する電流と、主変圧器5
a,5bの1次側の電流に対応する電流との差に
よつて動作する。
以上の構成において、今配電幹線11の、しや
断器13cと、しや断器8bとの間の点Fで短絡
事故が発生したとする。これによつて各配電幹線
には故障点Fに向かつて故障電流が流れるが、こ
のときは各変流器14a〜14d、合成変流器2
3,24、補償変流器27,28並びに電流差動
継電器29,30に流れる電流は矢印方向に向か
つて流れる。故障点Fが主変圧器5bの2次側で
あることにより電流差動継電器30の動作コイル
31には主変圧器の1次電流に基づく電流と、合
成変流器24に基づく電流とが同方向に流れるこ
とにより、電流差動継電器30が動作する。この
動作によつて事故区間が検知できるようになる。
断器13cと、しや断器8bとの間の点Fで短絡
事故が発生したとする。これによつて各配電幹線
には故障点Fに向かつて故障電流が流れるが、こ
のときは各変流器14a〜14d、合成変流器2
3,24、補償変流器27,28並びに電流差動
継電器29,30に流れる電流は矢印方向に向か
つて流れる。故障点Fが主変圧器5bの2次側で
あることにより電流差動継電器30の動作コイル
31には主変圧器の1次電流に基づく電流と、合
成変流器24に基づく電流とが同方向に流れるこ
とにより、電流差動継電器30が動作する。この
動作によつて事故区間が検知できるようになる。
前記した故障の発生によつて過電流継電器7b
も動作するので、これと電流差動継電器30とに
よつて主変圧器5bの2次側で故障が発生したこ
とが確認できる。この確認をもつてしや断器8
b,13c,13dを同時にしや断する。このし
や断によつて故障点Fが除去されることになる。
この場合ループ結合しや断器15,16はいずれ
もしや断されないので、配電幹線11,12はい
ずれも停電されることはない。又しや断器のしや
断は1段階で完了するので、故障点除去に要する
時間も短かくてすむ。
も動作するので、これと電流差動継電器30とに
よつて主変圧器5bの2次側で故障が発生したこ
とが確認できる。この確認をもつてしや断器8
b,13c,13dを同時にしや断する。このし
や断によつて故障点Fが除去されることになる。
この場合ループ結合しや断器15,16はいずれ
もしや断されないので、配電幹線11,12はい
ずれも停電されることはない。又しや断器のしや
断は1段階で完了するので、故障点除去に要する
時間も短かくてすむ。
以上のようにこの考案によれば主変圧器の2次
側と配電幹線との間で短絡事故が発生した場合に
ループ結合しや断器をしや断せず、事故区間の検
知と主変圧器2次側事故の確認とをもつて事故側
の主変圧器の2次側にある配電幹線における配電
用しや断器と、故障側の主変圧器の2次しや断器
とをしや断することによつて故障点を除去するよ
うにしたので、従来のようにループ結合しや断器
をしや断せずに故障点を除去することができ、し
たがつて故障配電幹線に停電をもたらすことがな
く、それだけ供給信頼性は向上するし、しかもし
や断器のしや断は1段階ですむので事故区間の除
去を短時間で行なうことができるといつた効果を
奏する。
側と配電幹線との間で短絡事故が発生した場合に
ループ結合しや断器をしや断せず、事故区間の検
知と主変圧器2次側事故の確認とをもつて事故側
の主変圧器の2次側にある配電幹線における配電
用しや断器と、故障側の主変圧器の2次しや断器
とをしや断することによつて故障点を除去するよ
うにしたので、従来のようにループ結合しや断器
をしや断せずに故障点を除去することができ、し
たがつて故障配電幹線に停電をもたらすことがな
く、それだけ供給信頼性は向上するし、しかもし
や断器のしや断は1段階ですむので事故区間の除
去を短時間で行なうことができるといつた効果を
奏する。
図はこの考案の実施例を示す回路図である。
5a,5b……主変圧器、7a,7b……過電
流継電器、8a,8b……変圧器2次しや断器、
9〜12……配電幹線、13a〜13d……配電
幹線用しや断器、29,30……電流差動継電
器。
流継電器、8a,8b……変圧器2次しや断器、
9〜12……配電幹線、13a〜13d……配電
幹線用しや断器、29,30……電流差動継電
器。
Claims (1)
- 2次電流が負荷に供給される複数の配電用変圧
装置が分散して接続されてあつて、かつそれぞれ
に配電幹線用しや断器が接続されてある複数の配
電幹線を、ループ結合しや断器を介してループ接
続するとともに、いずれも1次側が受電線に接続
されてある複数の主変圧器の各2次側に変圧器2
次しや断器を接続し、前記各配電幹線のうち互い
に異なるループ結合しや断器に接続されてある配
電幹線同志を、この配電幹線に接続されてある配
電幹線用しや断器及び前記変圧器2次しや断器を
介して同じ主変圧器の2次側に接続し、更に前記
主変圧器の2次側と配電幹線用しや断器との間で
短絡事故が発生したときに、その事故点がいずれ
の主変圧器の2次側であるかを検知するように、
同じ主変圧器に接続されてある各配電幹線に前記
故障点に向かつて流れる電流の合成電流と、前記
主変圧器の1次電流との差によつて動作する電流
差動継電器と、前記各主変圧器の2次側の過電流
を検出する過電流継電器とを備え、前記電流差動
継電器及び過電流継電器の動作によつて、故障区
間が2次側にある主変圧器の変圧器2次しや断器
と、この主変圧器の2次側に接続されてある配電
幹線の配電幹線用しや断器とをしや断せしめてな
るループ配電設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980151418U JPS639233Y2 (ja) | 1980-10-22 | 1980-10-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980151418U JPS639233Y2 (ja) | 1980-10-22 | 1980-10-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5774648U JPS5774648U (ja) | 1982-05-08 |
JPS639233Y2 true JPS639233Y2 (ja) | 1988-03-18 |
Family
ID=29510752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980151418U Expired JPS639233Y2 (ja) | 1980-10-22 | 1980-10-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS639233Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5537570B2 (ja) * | 1974-04-19 | 1980-09-29 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5840749Y2 (ja) * | 1978-09-01 | 1983-09-13 | 三菱電機株式会社 | 母線保護継電装置 |
-
1980
- 1980-10-22 JP JP1980151418U patent/JPS639233Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5537570B2 (ja) * | 1974-04-19 | 1980-09-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5774648U (ja) | 1982-05-08 |
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