JPH0214284Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0214284Y2
JPH0214284Y2 JP1983139989U JP13998983U JPH0214284Y2 JP H0214284 Y2 JPH0214284 Y2 JP H0214284Y2 JP 1983139989 U JP1983139989 U JP 1983139989U JP 13998983 U JP13998983 U JP 13998983U JP H0214284 Y2 JPH0214284 Y2 JP H0214284Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disconnector
protector
network
closing
power receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983139989U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6048331U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13998983U priority Critical patent/JPS6048331U/ja
Publication of JPS6048331U publication Critical patent/JPS6048331U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0214284Y2 publication Critical patent/JPH0214284Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はネツトワーク受電設備に関し、受電
用断路器を開放したときプロテクタしや断器の自
動投入および手動投入を阻止するようにしたネツ
トワーク受電設備を提供することを目的とするも
のである。
以下本考案を説明するまえに第1図に示すスポ
ツトネツトワーク受電設備について説明する。
L1はしや断器CB1を介して変電所SSの母線B
に接続された第1回線の配電線であり、受電用断
路器DS1を介してネツトワーク変圧器NT1の1次
側に接続されてある。
ネツトワーク変圧器の2次側はプロテクタヒユ
ーズPE1、プロテクタしや断器PCB1を介して共
通のネツトワーク母線NWBに接続されてある。
ネツトワーク母線NWBには複数のテイクオフし
や断器TCBを介して負荷(図示せず)が接続さ
れる。RY1はネツトワークリレーであり、計器用
変圧器PT1,PT11を介して得られるネツトワー
ク変圧器NT1の2次側とネツトワーク母線NWB
との電圧の位相差を検出する位相リレーと、変流
器CT1を介して得られる電流を検出する電力方向
リレーとからなる。なお、第2回線の配電線L2
についても第1回線と同様の構成になつているの
で説明を省略する。
而して受電設備はプロテクタしや断器PCB1
(PCB2)の両極間電圧、位相等を検出して逆電流
しや断、無電圧投入、加電圧投入等の動作を自動
的に行うように構成されている。また必要に応じ
て手動操作も行なわれる。
このようにいくつかの機能を有し複雑な構成と
なつているので点検は特に注意をはらつて行う必
要がある。受電設備ではその使命上1台のネツト
ワーク変圧器が運転を停止しても他の変圧器から
全部の負荷へ給電が継続できるようになつている
ので、1台の変圧器を点検等で停止している場合
でもネツトワーク母線は他の変圧器により充電さ
れる。変圧器、プロテクタヒユーズ、プロテクタ
しや断器、ネツトワークリレー等を点検するため
手動操作によりプロテクタしや断器を引き外すと
共に受電用断路器を開放した場合あるいはプロテ
クタしや断器が逆電流しや断した場合のいずれの
場合でもネツトワーク変圧器は無電圧となる。こ
の無電圧状態で点検中、プロテクタしや断器を手
動により「入」操作すると、プロテクタしや断器
は再投入されるのでネツトワーク変圧器の2次側
はネツトワーク母線から逆充電される。このため
プロテクタしや断器はネツトワークリレーにより
直ちにしや断されるが、しや断されるまでの極短
時間全電圧が印加されるため、点検作業員にとつ
て非常に危険である。
このため従来は計器用変圧器PT1を介してネツ
トワーク変圧器NT1の電圧を検出するための電
圧リレーを特に設けこの検出電圧が予定値よりも
低下したときプロテクタしや断器の投入を阻止す
るようにしている。しかしこれによると、電圧リ
レーが各バンク毎に必要となり不経済である。
この考案は変圧器、プロテクタヒユーズ、プロ
テクタしや断器、ネツトワークリレー等を点検す
る場合、手動操作によりプロテクタしや断器を引
き外すと共に必ず受電用断路器を開放することに
着眼し、受電用断路器を開放したときプロテクタ
しや断器の自動投入および手動投入を阻止するよ
うにしたことを特徴とする。
この考案によれば受電用断路器とプロテクタし
や断器の間の保守点検作業が安全に行えるほか、
従来必要とした電圧リレーが不要になる効果を奏
する。
以下この考案の一実施例を第2図について説明
する。同図は第1図におけるプロテクタしや断器
PCB1の投入回路であるが、同PCB2についても全
く同様の回路となることを付け加える。
P,Nは制御電源である。このP,N間にネツ
トワークリレーRY1の加電圧投入および無電圧投
入の指令により閉じる接点RY1a、「自動−手動」
の切替スイツチSWの自動側接点A、受電用断路
器DS1の補助接点DS1aおよびプロテクタしや断
器PCB1の投入コイルCC1の直列回路を接続する。
前記接点RY1aおよび自動側接点Aの直列部分に
対して並列に「入」接点および切替スイツチSW
の手動側接点Mを直列にして接続する。なお、前
記補助接点DS1aは受電用断路器DS1が投入中閉
じる接点である。
次にこの考案の作動について説明する。まず通
常の運転状態から説明すると、受電設備が2回線
とも運転中、ネツトワーク変圧器NT1あるいは
配電線L1側に故障が発生すると、ネツトワーク
母線NWBから故障点に向けて逆電流が流れるの
でリレーRY1がこれを検出して直ちにプロテクタ
しや断器PCB1は引き外される。しかし第2回線
を通して負荷には給電が継続される。先の故障が
除去され第1回線つまり配電線L1が再充電され
ると、ネツトワークリレーRY1はプロテクタしや
断器PCB1の両電極間の電位差等を見たうえ、こ
れが所定の条件を満足しているとき動作する。こ
れによつてリレーRY1の接点RY1aが閉じるので、
自動側接点A、補助接点DS1aの直列回路により
投入コイルCC1が励磁される。従つてプロテクタ
しや断器PCB1は再投入される。
次に保守点検のためプロテクタしや断器PCB1
を手動しや断し、更に受電用断路器DS1を開放す
ると、受電用断路器DS1とプロテクタしや断器
PCB1の間は無電圧となる。なお、手動操作によ
り接点Mは閉じ、接点Aは開く。また補助接点
DS1aも開く。このため点検中に若し誤まつて
「入」接点を操作しても投入コイルCC1が励磁さ
れることがないので安心して点検作業を行うこと
ができるようになる。なお、以上はスポツトネツ
トワーク受電設備について説明したが、レギユラ
ーネツトワーク方式についても本考案を適用でき
ること勿論である。
以上詳述したようにこの考案によれば受電用断
路器の補助接点を投入回路に挿入し受電用断路器
が開放されているときプロテクタしや断器の自動
投入および手動投入を阻止するようにしたので保
守点検作業を安全に行なえる。更に従来のように
保守点検作業を安全に行なう目的のため設けてい
た電圧リレーを省略できるといつた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1適用例を示すスポツトネツ
トワーク受電設備の回路接続図、第2図はこの考
案の投入回路の接続図である。 L1,L2……配電線、RY1,RY2……ネツトワ
ークリレー、NT1,NT2……ネツトワーク変圧
器、RY1a……ネツトワークリレーの接点、
PCB1,PCB2……プロテクタしや断器、DS1
DS2……受電用断路器、DS1a……受電用断路器
の補助接点、CC1……プロテクタしや断器の投入
コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の配電線にそれぞれ受電用断路器を介して
    接続されたネツトワーク変圧器とこれらネツトワ
    ーク変圧器の2次側にプロテクタしや断器を介し
    て接続されたネツトワーク母線と前記プロテクタ
    しや断器の両極間に接続され、プロテクタしや断
    器に対して逆電流しや断、無電圧投入、加電圧投
    入等の自動操作指令を与えるネツトワークリレー
    等を備えたものにおいて、前記ネツトワークリレ
    ーの投入指令により閉じる接点と「自動−手動」
    の切替スイツチの自動側接点の直列回路に「入」
    接点と前記切替スイツチの手動側接点の直列回路
    を並列に接続しこの並列回路に前記受電用断路器
    が投入中閉じる接点と前記プロテクタしや断器の
    投入コイルを直列に接続して前記受電用断路器を
    開放したとき前記プロテクタしや断器の自動投入
    および手動投入を阻止するようにしたプロテクタ
    しや断器の投入回路を備えたネツトワーク受電設
    備。
JP13998983U 1983-09-08 1983-09-08 ネットワ−ク受電設備 Granted JPS6048331U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13998983U JPS6048331U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 ネットワ−ク受電設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13998983U JPS6048331U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 ネットワ−ク受電設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6048331U JPS6048331U (ja) 1985-04-05
JPH0214284Y2 true JPH0214284Y2 (ja) 1990-04-18

Family

ID=30313582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13998983U Granted JPS6048331U (ja) 1983-09-08 1983-09-08 ネットワ−ク受電設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6048331U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4972641A (ja) * 1972-11-17 1974-07-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4972641A (ja) * 1972-11-17 1974-07-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6048331U (ja) 1985-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7242110B2 (en) Control system for canceling load unbalance of three-phase circuit
EP0496997A2 (en) Power receiving system
JPH0214284Y2 (ja)
JP3480671B2 (ja) スポットネットワーク受電設備の母線保護システム
KR0185242B1 (ko) 스폿-네트워크 배전시스템 및 그작동방법
JP2845279B2 (ja) 異なるバンクの配電変圧器の低圧側負荷切替方法
JP3041449U (ja) 電源切替器
JP2561133Y2 (ja) 開閉器
JPH0245419B2 (ja)
JPS639232Y2 (ja)
JPS639233Y2 (ja)
JPH08182220A (ja) 過電流保護継電装置
SU1683128A1 (ru) Устройство дл автоматического ввода резерва в системе электроснабжени с вентильными преобразовател ми
SU1644285A1 (ru) Устройство дл токовой защиты шин и присоединений распределительного пункта
JPH07107656A (ja) 電力系統の保護装置
JP2705198B2 (ja) 地絡検出装置
JPH0214283Y2 (ja)
JPS58209828A (ja) 高電圧遮断装置における遮断器の遮断電流の制限方法および装置
JPH09261874A (ja) 高圧受電三相負荷用の無停電保守式電源
JPH1066260A (ja) 電力系統常用予備切換装置
JPH08182222A (ja) スポットネットワーク受変電設備用電源装置
JPH0819180A (ja) 常用予備切替式受電設備
JPH05199662A (ja) 無停電電源配電方式
JPH0150175B2 (ja)
JPH0221203B2 (ja)