JPS58224401A - 磁気テ−プ走査装置搭載用機構部品 - Google Patents

磁気テ−プ走査装置搭載用機構部品

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JPS58224401A
JPS58224401A JP10687382A JP10687382A JPS58224401A JP S58224401 A JPS58224401 A JP S58224401A JP 10687382 A JP10687382 A JP 10687382A JP 10687382 A JP10687382 A JP 10687382A JP S58224401 A JPS58224401 A JP S58224401A
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JP
Japan
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magnetic tape
scanning device
epoxy resin
parts
molding material
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Application number
JP10687382A
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English (en)
Inventor
Masaji Ogata
正次 尾形
Hideki Asano
秀樹 浅野
Masanori Nemoto
根本 政典
Takeo Ishii
石井 健夫
Motoyo Wajima
和嶋 元世
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気テープ走査装置搭載用機構部品に関し、特
に速硬化性、耐衝撃性並びに寸法安定性が良好な熱硬化
性成形材料成形品を用いた磁気テープ走査装置搭載用機
構部品に関する。
従来、寸法精度が厳しく要求される各種機構部品には各
樵金属材料が使用されてきた。しかし、最近は、製品の
軽量化及び生産の合理化を図るために、各他機構部品が
プラスチック成形品にfき換りつつある。例えば、近年
普及がめざましい家庭用ビデオテープレコーダ(以下V
TRと略称するンにおいても、小型軽量化のために、ロ
ーラ。
ギヤ及びアーム等の各種小部品を始めとして、フレーム
及びシャーシ等に、ポリカーボネート、ABS樹脂ある
いはポリアセタール樹脂等の成形品が用いられている。
しかしながら、家庭用VTRに代表されるように、各槓
機器の小型軽量化の要求はますます強くなっておυ、従
来プラスチックが困難と考えられていた精密部品に対し
てもプラスチックが望まれている。又、VTRの場合に
は、録画時間の増力口(記録密度の向上)VC伴い、各
種部品に対する初期寸法精度及び寸法安定性の要求が一
段と厳しくなっており、金属材料のような優れた寸法精
度を有するプラスチック成形材料の開発が重要な課題に
なっている。従来、このような目的に対しては強化材入
りのポリスルホン樹脂のような耐熱性の熱可塑性成形材
料又はフェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂めるい
はエポキシ樹脂等を用いた熱硬化性成形材料が検討され
ているが、熱可塑性成形材料は、成形性及び耐衝撃性が
良好な反面、成形品の剛性が低く、他方、熱硬化性成形
材料は、剛性が高い反面、樹脂の硬化時間が長いために
成形性が劣り、耐衝撃性も低い等の問題がある。
本発明は上記現状に鑑みてなされたものでおり、その目
的は、VTRのような磁気テープ走査装置を有する機器
の磁気テープ走査装置搭載用機構部品として使用可能な
速硬化性で耐衝撃性及び寸法安定性に優れた熱硬化性樹
脂成形品からなる磁気テープ走査装置搭載用機構部品を
提供することである。
本発明につき概説すれば、本発明の磁気テープ走査装置
搭載用機構部品は、磁気テープ走査装置を支持固定する
機構部品において、該部品が、(a)エポキシ樹脂、(
b)アルケニルフェノール系重合体。
(C)硬化促進剤、及び(d)無機質充填剤を必須成分
として含む熱硬化性成形材料より得た成形品からなるこ
とを特徴とするものである。
本発明における熱硬化性成形材′4+は、上記(a)。
(b)、 (CJ及び(d)の4成分を必須成分として
含み、樹脂成分(b)のアルケニルフェノール系重合体
は、微粉末状にしたものをそのまま硬化促進剤(C)及
び無機質充填剤(d)と共にエポキシ樹脂(a)中に分
散混合することが望ましく、この手法により各成分は比
較的低温で混合することができ、混合中にエポキシ樹脂
の硬化を進行することがなく、貯蔵安定性全向上させる
ことかできる。
本発明に使用するエポキシ樹脂(旬は、−分子中に少な
くとも2個以上のエポキシ基を有する公知のエポキシ樹
脂全般を指すものである。具体的には、ビスフェノール
Aとエピクロルヒドリンとから得ら扛るビスフェノール
型エポキシ樹脂、ノボ□□ ラック樹脂にエピクロールヒドリンを反応させて得られ
るノボラック型エポキシ樹脂、キシレンとホルマリンあ
るいバドルエンとバラホルムアルデヒドとを反応させて
得られるキシレン樹脂、若しくはトルエン樹脂とフェノ
ール類との縮合物にエピクロルヒドリンを反応させて得
られるポリフェノール系エポキシ樹脂、レゾール套るい
はハイドロキノンのような多価フェノール系樹脂にエピ
クロルヒドリンを反応させて得られるポリヒドロキシベ
ンゼン系エポキシ樹脂、芳香族おるいは脂肪族カルボ/
酸にエピクロルヒドリンを反応させて得られるエポキシ
樹脂、とニルポリマーから得られるエポキシ樹脂、グリ
セリンのような多価アルコールから得られるエポキシ樹
脂、シクロヘキセン、シクロペンタジェン及びジシクロ
ベ/タジエ/のような脂環式化合物から得られるエポキ
シ樹脂、でんぷんあるいは不飽和高級脂肪酸のような天
然物から得られるエポキシ樹脂、アニリンあるいは脂肪
族アミン等から得られる含窒素エポキシ樹脂、イソシア
ヌル酸から得られる含窒素へテロ環を有するエポキシ樹
月旨、エポキシ樹月旨にシラノールを反応させて得られ
る含ケイ素エポキシ樹脂、炭素−炭素2重結合を有する
ケイ素化合物ヲ酸化して得られる含ケイ素エポキシ樹脂
、オレフィン件の不飽和基を有する能りん酸エステルを
過酢酸でエポキシ化したエポキシ亜りん酸、ケイ素、り
ん以外の重金属をキレートの形で含むエポキシ樹脂等が
あり、これらは単独又は2種以上混合して用いることが
できる。
又、アルケニルフェノール系重合体(りは、ビニルフェ
ノール、n−7’ロベニルフエノール、インプロペニル
フェノール、n−ブテニルフェノールあるいはこ扛らの
誘導体等を熱重合、イオン重合又にラジカル重合させて
得られるポリマーである。
その重合度は数量体から敷石量体まで広範囲のものがあ
るが、樹脂組成物の取扱い性、成形組成物作製時の作業
性、成形組成物の成形性及び成形品の緒特性等との関連
で、重合度は約20〜80(平均分子量で3,000〜
8,000程度)のものが望ましい。
アルケニルフェノール系重合体は好ましくは粉末のまま
充填剤成分と共にエポキシ樹脂と混合するため、その粒
径はなるべく細かい方が良く200メツシユ(74μm
)以下の微粉末のものを用いることが望ましい。
又、硬化促進剤(C)としては、公知の各柚アミン類、
イミダゾール化合物及びそ扛らの三フッ化ホウ索錯体又
は有機酸塩等を適用することができるが、特に成形材料
の混線り及び貯蔵時の安定性並びに加熱硬化時の速硬化
性を両立させるためには、一般式 (式中、R0〜R3は水素又は塩素、R,及びR7は水
素、アルキル基、アルコキシ基、シクロアルキル基又は
置換シクロアルキル基を示し、かつそれぞれ同じであっ
ても異なってもよい)で光される化合物が望ましい。こ
のような化合物の具体例としては、3−(4−り品ロフ
ェニル)−1゜l−ジメチル尿素、3−(3,4、−ジ
クロロフェ: ”1 ニル)−1,1−ジメチル尿素、3−(3,4−ジクロ
ロフェニル)−1−メトキシ−1−)fル尿素、3−(
3,4−ジクロロフェニル)−1゜1−ジエチル尿素及
び1−(2−メチルシクロヘギシル)−3−フェニル尿
素等の化合物が有効である。
本発明における前記エポキシ樹脂(a)とアルケニルフ
ェノール系重合体(b)との配合割合は特に限定芒れる
ものではないが、(a)のアルキル基/(b)のフェノ
ール水酸基モル比を08〜1.5の範囲内とすることが
適当である。このモル比が上記の範囲を越えると、すな
わちアルケニルフェノール系重合体の童が少な過ぎると
、硬化物の高温物性が低下し、逆に該モル比が上記の範
囲未満であると、すなわちアルケニルフェノール系重合
体の財が太き過ぎると、樹脂組成物は著しく高粘性とな
り、混練り及び成形時の作業性が悪化する一方、又硬化
物の高温物性もさほど向上が認められない。
又、前記硬化促進剤(C)は、エポキシ樹脂(8400
重量部に対し、2〜.5重量部の範囲内で配合すること
が適当である。この範囲未満では硬化促進効果が十分で
なく、この範囲を越えると樹脂の硬化速度が過大となっ
て、混練り及び貯蔵時の材料の安定性が悪化し、又、成
形作業性あるいは硬化物の機械特性の低下をもたらす。
次に、前記無機質充填剤(d)は、成形材料及び成形品
の成形収縮率及び熱膨張係数の低減、並びに機械強度、
剛性及び熱伝導率の向上等を王な目的として配合するも
のであり、具体的には、炭酸カルシウム、炭酸マグネシ
ウム、ジルコン、マイカ。
クレー、メルク、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、セツコウ、ドーソナイト、ホウ砂。
シリカ、溶融石英ガラス、アルミナ、硫酸バリウム、カ
オリン、ケイ礫土、ガラスピーズ、チタン白、グラファ
イト、カーボンブラック、フッ化黒鉛及び二硫化モリブ
デン等の粉末又は粒体、ガラス、チタン酸カルシウム、
ウオラストナイト、アルミナ、ジルコニア、炭素、アル
ミニウム、銅及びステンレス等の繊維状物質等を適用す
ることができる。
これらの無機質充填剤(d)は、前記樹脂成分100重
量部に対し、150〜400重量部の範囲で配合し、こ
れら無機質充填剤(d)のうち5〜60重量(9) %は繊維状成分であることが望ましい。これらの配合量
が少な過ぎると成形組成物に必要とされる上記の諸物件
が充分得られず、逆に配合量が多過ぎると組成物の混線
がし難くなるほか、組成物の流動性が著しく低下し、諸
物件が優れた成形品の成形が困難になる。なお、無機質
充填剤fd)成分として繊維状物質を使用する場合、こ
れと組合せる粉末又は粒状充填剤としてタルタ、マイカ
及び炭酸カルシウムのように比較的硬度の小豆い充填剤
を使用すると、混合時の繊維の折れが少なく、成形品の
耐衝撃性を大幅に向上させることができる。
上記各成分よりなる成形材料の作S<当っては、一般に
ニーダ又は二軸押出混練機等を使用することができる。
この際、本発明におけるアルケニルフェノール系重合体
は、少なくとも200メツシユバス(74μm以下]の
微粉末状のものを用い、こ扛を無機質充填剤成分と共に
エポキシ樹脂に分散混合することが適当である。その理
由は、エポキシ樹脂中にアルケニルフェノール系重合体
を微粉末状のまま分散させておくことにより、各成分(
10) の混合時並びに混合した材料の貯蔵時における安定性を
確保し、かつ加熱硬化時における材料の速硬化性を両立
させるためである。なお、エポキシ樹脂中に分散式せた
アルケニルフェノール系重合体は、成形作業を160〜
200Cの筒温で行うことにより、エポキシ樹脂と簡単
に相溶かつ反応し、緒特性の良好な成型品を与える。
更に、本発明においては、各成分の混合に当って、本来
の目的を損わない範囲において、アルケニルフェノール
系重合体以外のフェノール化合物。
メラミン樹脂、シリコーン樹脂、イミド化合物。
ポリブタジェン系樹脂、ポリエチレン、ナイロン及びテ
フロン等の改質材料を配合し、又、繊維状充填剤として
少量のビニロン、ナイロン、セルロース及びケブラー等
の有機繊維を併用し、更には、顔料、染料、離型剤、カ
ップリング剤、増粘剤。
揺変剤及び帯電防止剤等を配合することができる。
次に、上記成形材料及び成形品を用いた本発明の磁気テ
ープ走査装置搭載用機構部品の具体例を図面を参照して
説明する。
(11) すなわち、第1図は、VTR画像用の磁気デープ走査装
置搭載用機構部品(ベース)の−具体例を示した平面概
略図、第2図はそのA−A’断面概略図、第3図はその
B−B’断面概略図であり、符号1は磁気テープ走査装
置、2は磁気テープガイドローラの案内レール、3はガ
イドローラ(樹脂で一体成形したもの)停止部、4は磁
気テープ走査装置の支持固定部を示す。
第1〜3図に示したVTR画像用の磁気テープ走査装置
搭載用機構部品において、竹に高い寸法精度が要求され
るのは、磁気テープ走査装置の支持固定部4で、その面
父角(α)並びにガイドローラを所定の位置に停止させ
るためのガイドローラ停止部の倒れ及び平面部のそりや
ねじれ等の初期寸法相変及び寸法安定性である。
本発明に従って特定の成形材料を用いることにより、後
記実施例u4に第4〜5図)に示すように、短時間の成
形により寸法精度及び寸法安定性の優れた成形品からな
る磁気テープ走査装置搭載用機構部品を作製することが
できる。
(12) 次に、本発明を実施例によ如説明するが、本発明はこれ
らによpなんら限定されるものではない。
最初に、本発明による成形材料の製造を製造例として示
し、製造した成形材料の特性を調べた結果を表により説
明しく対比例も併記)、次いでこれらの成形材料を用い
て成形して磁気テープ走査装置用機構部品を作製し、そ
の特性を調べた結果を実施例として駅、明する。
製造例1〜3 アルケニルフェノール系重合体としてポリ−p−ビニル
フェノール(丸善石油社製しジンM1重量半均分子量約
6000、水酸基当量約120、粒径200メツシユバ
ス)70重量部、無機質充填剤としてメルク(平均粒径
4.5μm)(実施例1)、炭酸カルシウム(平均粒径
3.5μml(実施例2〕又は溶融石英ガラス粉(平均
粒径4.5μm)(実施例3)のいずれかの成分400
重量部及びガラスチョツプドストランド(長さ6 m 
)100 fi部、カップリング剤としてアミノシラン
系化合物2型童部、離型剤としてステアリン酸(13) 亜鉛3重量部及び硬化促進剤として3−(4−タロロフ
ェニル)−1,1−ジメチル尿素3 重1tffl(を
あらかじめ約60Cに予熱したニーダの混練槽に入れて
lO分間混合した。このものに、エポキシ樹脂としてノ
ボラック型エポキシ樹脂(ダウケミカル社製、DEN−
431,エポキシ当量1901100重1部を加えて、
更に20分間混合を続け、目的とする3種類の成形材料
を製造した。
製造例4及び5 アルケニルフェノール系重合体として上記のボIJ −
p−ビニルフェノール(実施例4)又はポリ−p−イン
プロペニルフェノール(自社合成品、重量平均分子量約
3000、水酸基当量135、粒径200メツシユバス
)(実施例5)70重量部、無機質充填剤として溶融石
英ガラス粉(平均粒径45μm)400重量部、ガラス
チョツプドストランド(長さ6m390重量部及びビニ
ロン繊維(長さ3mm)10重量部、カップリング剤と
してアミノシラン系化合物2重量部、離型剤としく14
) てステアリン酸亜鉛2重量部及び硬化促進剤として3−
(3,4−ジクロロフェニルJ−1.1−ジエチル尿累
3重量部をあらかじめ60Cに予熱したニーダの混練槽
に入れてIO分間混合した。
このものに、エポキシ樹脂としてビスフェノールAのジ
クリシジルエーテル型エポキシ樹脂(シェルケミカル社
製エピコート828、エポキシ当量197 )20重1
部及びノボラック型エポキシ樹脂(ダウケミカル社製I
)EN−438、エポキシ当量180)80重1部を加
えて、更に20分間混合を続け、目的とする2柚類の成
形材料を製造した。
製造例6(対比例1) エポキシ樹脂として上記製造例1と同じDEN酸基当’
1106160重皺部を用いて、上記製造例4及び5と
同様にして成形材料を製造した。
製造例7(対比例2) 樹脂成分としてエポキシアタリレート樹脂(15) 重量%)100重量部、硬化触媒として1.1−ビス(
第3級ブチルパーオキシ)3,3.5−トリメチルシク
ロヘキサ22重量部、無機質充填剤として炭酸カルシウ
ム400重量部及びガラスチョップトストランド(長さ
6m+n)100重量部、カップリング剤としてビニル
シラン系化合vlJ2重量部及び離型剤としてステアリ
ン酸亜鉛3重量部金用い、上記と同様にして成形材料を
製造した。
次に、上記製造例で製造した各成形材料の硬化性及び成
形収縮率並びに成形品のガラス転移温度、曲げ特性及び
衝撃強度を調べて比較した。この場合の成形(金型)温
度は、製造例1〜6は180C1製造例7は160Cと
した。なお、硬化性は成形品の離型面後のバコール硬[
(4935)で示した。又、成形収縮率、曲げ特性及び
衝撃強度は、トランスファ成形品についてJIS−に−
6911に準じて測定した。又、ガラス転移温厩は、ト
ランスファ成形した直径lO■、長さ100■の試験片
の熱膨張率をASTM−C−696−(16) 44に準じて成形した際、最初に表れる熱膨張率の変曲
点で表した。得らrtた結果を表1に示す。
(17) 衣1から得らかなように、本発明で用いる成形材料は硬
化性が優れ、かつその成形品はガラス転移温度が高いの
で成形品の尚温物性も良好である。
又、成形品の衝撃強度は、粉末状無機質充填剤としてメ
ルク又は炭酸カルシウムを用いた製造例1及び2が良好
でおり、溶融石英ガラス粉を用いた製造例3はかなり劣
る。しかし、製造例4及び5の結果から明らかなように
、粉末状無機質充填剤として溶融石英ガラス粉を用いた
場合でも、繊維状無機質充填剤としてガラス繊維及びビ
ニロン繊維全併用することにより、衝撃強度を大幅に改
善することができる。又、衣1から、従来の成形材料に
よるもの(対比例)は、各特性が本発明のものに比して
かなり劣っていることがわかる。
実施例 上記各成形材料のうちから、製造例4及び5並びに製造
例6及び7(対比例1及び2)の成形材料を用い、前記
第1〜3図に示したV ’l’ R画像用の磁気テープ
走査装置搭載用機構部品を、それぞれ硬化時間1分及び
3分で成形し、初期の磁気テ(19) (18) 一プ走査装置の支持固定部の面交角及びガイドローラ停
止部の倒れ〔(該停止部の上端部が倒れによって移動し
た距離/停止部の高さ)×100]並びに成型品を9(
lに加熱した際の面交角及び停止部の倒れの経時変化を
測定して比較した。
すなわち、第4図は、各成形品を9Orに加熱した際の
面交角の経時変化を示したグラフであり、第5図は、各
成型品190tl?に加熱した際の停止部の倒れ(傾斜
率)の経時変化を示したグラフである。
第4及び5図から明らかなように、本発明による成型品
(磁気テープ走査装置搭載用機構部品)は、硬化時間1
分の成形を行った場合でも対比例のものに比して寸法安
定性が優れている。
以上説明したように、本発明における成形材料は速硬化
性であり、その成形品は耐衝撃性及び寸法安定性が優れ
ている。したがって、本発明によれば、良好な物性を有
するVTRのような磁気テープ走査装置搭載用機構部品
を提供することができる。
(20)
【図面の簡単な説明】
第1図μV’lJL画像用の磁気テープ走査装置1搭載
用機構部品の一具体例を示した平面概略図、第2図はそ
のA−A’断面概略図、第3図はそのBB/断面概略図
、第4図は各成形品を90DVC加熱した除の面父角の
経時変化を示したグラフ、第5図は各成形品を90Cに
加熱した際の停止部の倒れ(傾斜率ンの経時変化を示し
たグラフである。 1・・・磁気テープ走査装置、2・・・磁気テープガイ
ドローラの案内レール、計・・ガイドーーラ停止部、第
7m

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気テープ走査装置を支持固定する機構部品におい
    て、該部品が、(a)エポキシ樹脂、(b)アルケニル
    フェノール系重合体9(C)硬化促進剤。 及び(d)無機質充填剤を必須成分として含む熱硬化性
    成形材料より得た成形品からなることを特徴とする磁気
    テープ走査装置搭載用機構部品。 2、核酸形材料中のアルケニルフェノール系重合体は、
    それを粉末状のままエポキシ樹脂中に分散混合させたも
    のでおる特許請求の範囲第(1)項記載の磁気テープ走
    査装置搭載用機構部品。
JP10687382A 1982-06-23 1982-06-23 磁気テ−プ走査装置搭載用機構部品 Pending JPS58224401A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6295790A (ja) * 1985-10-22 1987-05-02 Sanyo Electric Co Ltd シヤ−シ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6295790A (ja) * 1985-10-22 1987-05-02 Sanyo Electric Co Ltd シヤ−シ

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