JPS58223155A - 静電荷像現像用トナ− - Google Patents
静電荷像現像用トナ−Info
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- JPS58223155A JPS58223155A JP57105289A JP10528982A JPS58223155A JP S58223155 A JPS58223155 A JP S58223155A JP 57105289 A JP57105289 A JP 57105289A JP 10528982 A JP10528982 A JP 10528982A JP S58223155 A JPS58223155 A JP S58223155A
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- Japan
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- toner
- molecular weight
- range
- styrene
- heating roll
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- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G9/00—Developers
- G03G9/08—Developers with toner particles
- G03G9/087—Binders for toner particles
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- G03G9/08706—Polymers of alkenyl-aromatic compounds
- G03G9/08708—Copolymers of styrene
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03G9/08704—Polyalkenes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(2)
本発明は、電子写真法、静電記録法、静電印刷法等にお
いて形成される静電荷像をi!4像する′#:、拾のト
ナーに関するものである。
いて形成される静電荷像をi!4像する′#:、拾のト
ナーに関するものである。
例えば電子写真法においては、一般に光導電性物質より
成る感光体に種々の手段により静電荷像を形成し、この
静電荷像をトナーにより現像し、ここに得られるトナー
像を必要に応じて転写した上で、当該トナー像を熱、圧
力或いは溶剤蒸気等により支持体に定着せしめることに
より、可視画像が形成される。そして、静電荷像を現嫌
するための方法としては、磁気ブラシ法、カスケード法
、パウダークラウド法、毛ブラシ法、その他が知られて
いるが、何れの現像方法を利用した場合においても、最
終的にトナー像が支持体に定着されることが重要である
。
成る感光体に種々の手段により静電荷像を形成し、この
静電荷像をトナーにより現像し、ここに得られるトナー
像を必要に応じて転写した上で、当該トナー像を熱、圧
力或いは溶剤蒸気等により支持体に定着せしめることに
より、可視画像が形成される。そして、静電荷像を現嫌
するための方法としては、磁気ブラシ法、カスケード法
、パウダークラウド法、毛ブラシ法、その他が知られて
いるが、何れの現像方法を利用した場合においても、最
終的にトナー像が支持体に定着されることが重要である
。
従来、トナー像の定着のためには、熱板定着方式、加熱
ロール定着方式等が一般に用いられているが、このうち
加熱ロール定着方式は熱効率が高く、最近において特に
要請されている高速の定着を達成し得る点で好ましいも
のである。
ロール定着方式等が一般に用いられているが、このうち
加熱ロール定着方式は熱効率が高く、最近において特に
要請されている高速の定着を達成し得る点で好ましいも
のである。
(3)
しかしながら、この加熱ロール定着方式においては、定
着時にトナー像が溶融状態で加熱ロールに圧接触するた
め、トナー像を形成しているトナーの一部が加熱ロール
の表面に移転して次の被定着シートに汚れとして転写さ
れるいわゆるオフセット現象、被定着シートが加熱ロー
ルに巻き付いてしまう巻付き現象、更には加熱ロールに
圧接されている圧接ロールに汚れが生じてこれが被定着
シートの裏面に転写されるいわゆる裏面汚れ現象等が発
生することがあり、複写機等におけるその信頼性の向上
、メンテナンスフリー化、消費エネルギーの低減化、更
には用紙節約のために両面に可視画像を形成すること等
を考慮するとき、上記の如き現象が発生しないようにす
ることが、この加熱ロール定着方式を利用する上で、重
要な課題となっている。
着時にトナー像が溶融状態で加熱ロールに圧接触するた
め、トナー像を形成しているトナーの一部が加熱ロール
の表面に移転して次の被定着シートに汚れとして転写さ
れるいわゆるオフセット現象、被定着シートが加熱ロー
ルに巻き付いてしまう巻付き現象、更には加熱ロールに
圧接されている圧接ロールに汚れが生じてこれが被定着
シートの裏面に転写されるいわゆる裏面汚れ現象等が発
生することがあり、複写機等におけるその信頼性の向上
、メンテナンスフリー化、消費エネルギーの低減化、更
には用紙節約のために両面に可視画像を形成すること等
を考慮するとき、上記の如き現象が発生しないようにす
ることが、この加熱ロール定着方式を利用する上で、重
要な課題となっている。
従来においては、上記の好ましくない現象を防止するた
めに、加熱ロールの表面層をフッ素系樹脂などのトナー
に対して離型性の高い材料により形成した上更に加熱ロ
ールの表面にシリコンオイル1柵昭58−223155
(2) を供給することが行なわれている。しかじな方式ら、こ
の技術においては、シリコンオイルがカロ熱されて気化
することにより臭気が発生して使用者に不快感を与え、
仮定着シートにシリコンオイルによる汚れが発生するお
それがあり、またシリコンオイル供給装置が必要であっ
て定着器の機構が複雑とガってトラブルが発生し易くな
ると共にコストが高くなる等の欠点がある。従って、シ
リコンオイルの供給が不要である加熱ロール定着器の実
現が強く望まれているが、従来におけるその分子量分布
曲線が単一の極大値のみを有する樹脂をノ(イングー樹
脂の主成分として含有して成るトナーによるトナー像の
定着においては、定着が十分に1成される条件下にあっ
ては、シリコンオイルの供給をしなければオフセット現
象、巻付き現象、裏面汚れ現象の発生を防止することが
できないの力(現状である。
めに、加熱ロールの表面層をフッ素系樹脂などのトナー
に対して離型性の高い材料により形成した上更に加熱ロ
ールの表面にシリコンオイル1柵昭58−223155
(2) を供給することが行なわれている。しかじな方式ら、こ
の技術においては、シリコンオイルがカロ熱されて気化
することにより臭気が発生して使用者に不快感を与え、
仮定着シートにシリコンオイルによる汚れが発生するお
それがあり、またシリコンオイル供給装置が必要であっ
て定着器の機構が複雑とガってトラブルが発生し易くな
ると共にコストが高くなる等の欠点がある。従って、シ
リコンオイルの供給が不要である加熱ロール定着器の実
現が強く望まれているが、従来におけるその分子量分布
曲線が単一の極大値のみを有する樹脂をノ(イングー樹
脂の主成分として含有して成るトナーによるトナー像の
定着においては、定着が十分に1成される条件下にあっ
ては、シリコンオイルの供給をしなければオフセット現
象、巻付き現象、裏面汚れ現象の発生を防止することが
できないの力(現状である。
以上の如き事情から1、加熱ロール定着方式においてシ
リコンオイルの供給を不要とするために、トナーの定着
特性を改善するための研究方式なされ(5) ている■その1つとして、低分子量ポリプロピレンをト
ナーの樹脂成分とする技術があるが、従来のトナーにお
いてこの技術のみによって十分な効果を得るためには当
該低分子量ポリプロピレンの含有割合を相当に大きくし
なければならず、そうするとトナーの流動性が低下し、
現像特性、保存性に好ましくない影響が現われる。また
、平均分子量の異なる重合体の混合物を主成分樹脂とす
るトナー、成いは架橋された重合体を主成分樹脂とする
トナーが提案されている。斯かるトナーによれば、非オ
フセット性、非巻付き性等を改善することは可能でおる
が、この場合においても、圧接ロールの汚れによって生
ずる被定着シートの裏面汚れ現象は解決することができ
ない。
リコンオイルの供給を不要とするために、トナーの定着
特性を改善するための研究方式なされ(5) ている■その1つとして、低分子量ポリプロピレンをト
ナーの樹脂成分とする技術があるが、従来のトナーにお
いてこの技術のみによって十分な効果を得るためには当
該低分子量ポリプロピレンの含有割合を相当に大きくし
なければならず、そうするとトナーの流動性が低下し、
現像特性、保存性に好ましくない影響が現われる。また
、平均分子量の異なる重合体の混合物を主成分樹脂とす
るトナー、成いは架橋された重合体を主成分樹脂とする
トナーが提案されている。斯かるトナーによれば、非オ
フセット性、非巻付き性等を改善することは可能でおる
が、この場合においても、圧接ロールの汚れによって生
ずる被定着シートの裏面汚れ現象は解決することができ
ない。
この裏面汚れ現象は、オフセット現象が生ずるときに加
熱ロールに付着したトナーが圧接ロールに付着すること
によって発生するものであり、従ってトナーの非オフセ
ット性の向上が同時にこの裏面汚れ現象も改善されるも
のと従来考えられてきたが、必ずしもそうとは言えない
ことが判明12(6) た0 本発明者等は、裏面汚れ現象の機構の究明を含め、優れ
た特性の静電荷像現像用トナーについて研究を重ねた結
果、本発明を完成したものである。
熱ロールに付着したトナーが圧接ロールに付着すること
によって発生するものであり、従ってトナーの非オフセ
ット性の向上が同時にこの裏面汚れ現象も改善されるも
のと従来考えられてきたが、必ずしもそうとは言えない
ことが判明12(6) た0 本発明者等は、裏面汚れ現象の機構の究明を含め、優れ
た特性の静電荷像現像用トナーについて研究を重ねた結
果、本発明を完成したものである。
本発明の目的は、加熱ロール定着方式においてその加熱
ロールVこ離型性オイルを供給塗布しない場合において
も、オフセット現象、巻付き現象及び裏面汚れ現象を生
ずることなく、十分な定着が達成されて良好な可視画像
を得ることのできる静電荷像現像用トナーを提供するに
ぬる。
ロールVこ離型性オイルを供給塗布しない場合において
も、オフセット現象、巻付き現象及び裏面汚れ現象を生
ずることなく、十分な定着が達成されて良好な可視画像
を得ることのできる静電荷像現像用トナーを提供するに
ぬる。
この目的は、α、β−不飽和エチレン系単量体を構成単
位とする重合体の1種若しくは2種以上より成シ、1.
000〜10,000の分子量領域及び200.000
〜1,000,000の分子量領域のそれぞれに少なく
とも1つの分子量極大値を有し、かつ数平均分子量に対
する重量平均分子量の比の値が10〜40の範囲にある
主成分樹脂と、軟化点が80〜180Cの範囲にあるポ
リオレフィンとを含有することを特徴とする静電荷i#
現像用トナーによ多達成される。
位とする重合体の1種若しくは2種以上より成シ、1.
000〜10,000の分子量領域及び200.000
〜1,000,000の分子量領域のそれぞれに少なく
とも1つの分子量極大値を有し、かつ数平均分子量に対
する重量平均分子量の比の値が10〜40の範囲にある
主成分樹脂と、軟化点が80〜180Cの範囲にあるポ
リオレフィンとを含有することを特徴とする静電荷i#
現像用トナーによ多達成される。
(7)
以下本発明について具体的に説明する。
静電荷*i偉用トナーは、樹脂成分と、この樹脂成分中
に分散された着色剤と、その他必要に応じて添加される
添加剤とより成るものであり、本発明においては、その
樹脂成分を構成する主成分樹脂として、後述する特性を
有する特定のα、β−不飽和エチレン系単量体を構成成
分とする重合体の1種若しくは2種以上の混合物を用い
ると共に、当該樹脂成分のうちに特定のポリオレフィン
を含有せしめる。
に分散された着色剤と、その他必要に応じて添加される
添加剤とより成るものであり、本発明においては、その
樹脂成分を構成する主成分樹脂として、後述する特性を
有する特定のα、β−不飽和エチレン系単量体を構成成
分とする重合体の1種若しくは2種以上の混合物を用い
ると共に、当該樹脂成分のうちに特定のポリオレフィン
を含有せしめる。
前記主成分樹脂は、次の特性を具えるものである。
l)分子量分布曲線において複数の極大値を有する。
2)分子量極大値の少なくとも1つが分子量1.000
〜10,000の範囲内にあると共に、他の分子量極大
値の少なくとも1つが分子量200,000〜1,00
0,000の範囲内にある。
〜10,000の範囲内にあると共に、他の分子量極大
値の少なくとも1つが分子量200,000〜1,00
0,000の範囲内にある。
3)数平均分子量Mnに対する重量平均分子量ルの比−
の値が10〜40の範囲内にある。
の値が10〜40の範囲内にある。
以上において、重合体の分子量は、ゲルパーミェーショ
ンガスクロマトグラフィー法によって得うレルケルパー
ミエーションガスクロマトグラムより求められる分子量
である。
ンガスクロマトグラフィー法によって得うレルケルパー
ミエーションガスクロマトグラムより求められる分子量
である。
また、前記ポリオレフィンは、軟化点が80〜180C
の範囲内にあるものである。ここに軟化点は、JISK
2531−1960に規定される環球法により求め
られる軟化点である0 本発明静電荷像現像用トナーは、その樹脂成分が上述の
主成分樹脂より成り、しかも上述のポリオレフィンを含
有するものであることにより、次のような効果が得られ
る。
の範囲内にあるものである。ここに軟化点は、JISK
2531−1960に規定される環球法により求め
られる軟化点である0 本発明静電荷像現像用トナーは、その樹脂成分が上述の
主成分樹脂より成り、しかも上述のポリオレフィンを含
有するものであることにより、次のような効果が得られ
る。
即ち、前記主成分樹脂社、複数の分子量極大値を有しし
かもそのうちの2つの一方が1,000〜10.000
の範囲内にあシ他方が200,000〜1.000,0
00 の範囲内にあることから理解されるように、低分
子量成分と高分子量成分とを含有しており、その高分子
量成分がトナーに非オフセット性を与え、低分子量成分
が、低い定着温度で十分な定着を行ない得る良好な定着
性を与え、従つ(9) て十分な定着を達成しつつオフセット現象の発生を抑止
することができる。この効果は、従来のトナーの主成分
樹脂が単一の分子量極大値を有するものである場合には
、得ることのできないものである。
かもそのうちの2つの一方が1,000〜10.000
の範囲内にあシ他方が200,000〜1.000,0
00 の範囲内にあることから理解されるように、低分
子量成分と高分子量成分とを含有しており、その高分子
量成分がトナーに非オフセット性を与え、低分子量成分
が、低い定着温度で十分な定着を行ない得る良好な定着
性を与え、従つ(9) て十分な定着を達成しつつオフセット現象の発生を抑止
することができる。この効果は、従来のトナーの主成分
樹脂が単一の分子量極大値を有するものである場合には
、得ることのできないものである。
また、分子量極大値が1,000〜10.000の範囲
内にある低分子量成分と、分子量極大値が200,00
0〜1,000,000の範囲内にある高分子量成分と
を主成分樹脂が含有すること、並びに当核主成分樹脂の
M−の値が10〜40の範囲内にあることにより、本発
明トナーによれば、裏面汚れ現象が有効に防止される。
内にある低分子量成分と、分子量極大値が200,00
0〜1,000,000の範囲内にある高分子量成分と
を主成分樹脂が含有すること、並びに当核主成分樹脂の
M−の値が10〜40の範囲内にあることにより、本発
明トナーによれば、裏面汚れ現象が有効に防止される。
即ち、この裏面汚れ現象の主たる原因は、加熱ロールの
表面上に、トナーを構成する樹脂成分のうちの分子量の
小さいものが選択的に微量づつ付着堆積し、これが圧接
ロールに転移されることであると考えられ、従って、こ
の現象を防止するためには、例えば樹脂成分のうちの分
子量の大きい成分として分子鎖長の太きいものを用い、
これにより分子量の小さい成分の脱離をいわゆる絡み合
い効果によって抑制することが有効である(10) と考えられるが、単に分子量の大きい成分として分子鎖
長の大きいものを用いると、トナーとしては定着に必要
な温度が高いものとなってしまい、結局定着に要する熱
量が多くなってしまう。然るに本発明においては、単に
分子量の大きい成分として分子鎖長の大きいものを用い
るのみでなく、分子量の小さい成分としていわゆる絡み
合い効果が失われない程度に分子鎖長の小さいものを用
いるため、トナーとして定着に必要な温度の上昇を伴わ
ずに、或いはそれを抑制しながら、裏面汚れ現象を防止
することができるのであり、これが満足される条件が、
前記低分子量成分と高分子量成分におけるそれぞれの分
子量極大値の範囲条件、並びに〜の範囲条件である。
表面上に、トナーを構成する樹脂成分のうちの分子量の
小さいものが選択的に微量づつ付着堆積し、これが圧接
ロールに転移されることであると考えられ、従って、こ
の現象を防止するためには、例えば樹脂成分のうちの分
子量の大きい成分として分子鎖長の太きいものを用い、
これにより分子量の小さい成分の脱離をいわゆる絡み合
い効果によって抑制することが有効である(10) と考えられるが、単に分子量の大きい成分として分子鎖
長の大きいものを用いると、トナーとしては定着に必要
な温度が高いものとなってしまい、結局定着に要する熱
量が多くなってしまう。然るに本発明においては、単に
分子量の大きい成分として分子鎖長の大きいものを用い
るのみでなく、分子量の小さい成分としていわゆる絡み
合い効果が失われない程度に分子鎖長の小さいものを用
いるため、トナーとして定着に必要な温度の上昇を伴わ
ずに、或いはそれを抑制しながら、裏面汚れ現象を防止
することができるのであり、これが満足される条件が、
前記低分子量成分と高分子量成分におけるそれぞれの分
子量極大値の範囲条件、並びに〜の範囲条件である。
更に、以上の条件を満足することKよって成る程度の巻
付き現象の防止も期待し得るが、その程度は不十分であ
るところ、本発明トナーにおいては、その軟化点が80
〜180Cのポリオレフィンを含有せしめるようにして
おり、これによって、十分に巻付き現象が防止される。
付き現象の防止も期待し得るが、その程度は不十分であ
るところ、本発明トナーにおいては、その軟化点が80
〜180Cのポリオレフィンを含有せしめるようにして
おり、これによって、十分に巻付き現象が防止される。
(11)
前記主成分樹脂の重合体の構成単位を形成するα、β−
不飽和エチレ/系単量体としては、例えばスチレン、0
−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、α−メチルスチレ/、p−エチルスチレy、2
.4−’)メチルスチレン、p −n−ブチルスチレン
、p−tart−ブチルスチレン、p−n−へキシルス
チレン、p n−オクチルスチレン、p−n−ノニル
スチレン、p−n−テシルスチレy、p−n−ドデシル
スチレン、p−メ)キシスチレン、p−フェニルスチレ
ン、p−クロルスチレン、 3.4−’)クロルスチ
レンなどのスチレン類;塩化ビニル、塩化ビニリゾ/、
臭化ビニル、弗化ビニルなどのノ・ログン化ビニル類;
酢酸ビニル、グロピオン酸ビニル、ベンジェ酸ビニル、
酪酸ビニルなどのビールエステル類;アクリル酸メチル
、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル
酸イソブチル、アクリル酸プpビル、アクリル酸n−オ
クチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸ラウリル、ア
クリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、
アク特m昭58−223155.4) リル酸2−10ルエチル、アクリル酸フェニル、α−ク
ロルアクリル酸メチル、メタアクリル酸メチル、メタア
クリル酸エチル、メタアクリル酸プロピル、メタアクリ
ル酸イソブチル、メタアクリル酸イソブチル、メタアク
リル酸n−オクチル、メタアクリル酸ドデシル、メタア
クリル酸ラウリル、メタアクリル#2−エチルヘキシル
、メタアクリル酸ステアリル、メタアクリル峨フェニル
、メタアクリル酸ジメチルアミノエチル、メタアクリル
酸ジエチルアミノエチルなどのα−メチレン脂肪族モノ
カルボン酸エステル類−アク1Jロニトリル、メタアク
リロニトリル、アクリルアミドなどのアクリル酸若しく
はメタアクリル酸誘導体;ビニルメチルエーテル、ビニ
ルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテルなどのビ
ニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルへキシル
ケトン、メチルイソプロベニルケトンなどのビニルケト
ン類;N−ビニルピロール、N−ビニルカル/(ソール
N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドンなどの
N−ビニル化合物類;ビニルナフタリン(13) 類、その他を挙げることができる。また、ポリビニルブ
チラール等のポリビニルアセタール類のように、重合体
をアセタール化することによって得られる重合体を、主
成分樹脂として用いることもできる。
不飽和エチレ/系単量体としては、例えばスチレン、0
−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルス
チレン、α−メチルスチレ/、p−エチルスチレy、2
.4−’)メチルスチレン、p −n−ブチルスチレン
、p−tart−ブチルスチレン、p−n−へキシルス
チレン、p n−オクチルスチレン、p−n−ノニル
スチレン、p−n−テシルスチレy、p−n−ドデシル
スチレン、p−メ)キシスチレン、p−フェニルスチレ
ン、p−クロルスチレン、 3.4−’)クロルスチ
レンなどのスチレン類;塩化ビニル、塩化ビニリゾ/、
臭化ビニル、弗化ビニルなどのノ・ログン化ビニル類;
酢酸ビニル、グロピオン酸ビニル、ベンジェ酸ビニル、
酪酸ビニルなどのビールエステル類;アクリル酸メチル
、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル
酸イソブチル、アクリル酸プpビル、アクリル酸n−オ
クチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸ラウリル、ア
クリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸ステアリル、
アク特m昭58−223155.4) リル酸2−10ルエチル、アクリル酸フェニル、α−ク
ロルアクリル酸メチル、メタアクリル酸メチル、メタア
クリル酸エチル、メタアクリル酸プロピル、メタアクリ
ル酸イソブチル、メタアクリル酸イソブチル、メタアク
リル酸n−オクチル、メタアクリル酸ドデシル、メタア
クリル酸ラウリル、メタアクリル#2−エチルヘキシル
、メタアクリル酸ステアリル、メタアクリル峨フェニル
、メタアクリル酸ジメチルアミノエチル、メタアクリル
酸ジエチルアミノエチルなどのα−メチレン脂肪族モノ
カルボン酸エステル類−アク1Jロニトリル、メタアク
リロニトリル、アクリルアミドなどのアクリル酸若しく
はメタアクリル酸誘導体;ビニルメチルエーテル、ビニ
ルエチルエーテル、ビニルイソブチルエーテルなどのビ
ニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルへキシル
ケトン、メチルイソプロベニルケトンなどのビニルケト
ン類;N−ビニルピロール、N−ビニルカル/(ソール
N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドンなどの
N−ビニル化合物類;ビニルナフタリン(13) 類、その他を挙げることができる。また、ポリビニルブ
チラール等のポリビニルアセタール類のように、重合体
をアセタール化することによって得られる重合体を、主
成分樹脂として用いることもできる。
以上の単量体のうち、芳香族ビニル化合物または芳香族
ビニル化合物とα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エス
テル類を主要構成単位とする重合体、即ちスチレン系重
合体、スチレン系共重合体、またはスチレン−アクリル
系共重合体は、特に前記主成分樹脂として好適に用いら
れる。梃に、スチレン系単量体による構成単位を少なく
とも約30重蓋チ以上含有するスチレン−アクリル系共
重合体は、トナーとして要求される摩擦帯電性及び粉砕
性、添加剤の均一分散性などの製造工程上の特性も優れ
ており、本発明トナーの主成分樹脂として極めて有利で
ある。
ビニル化合物とα−メチレン脂肪族モノカルボン酸エス
テル類を主要構成単位とする重合体、即ちスチレン系重
合体、スチレン系共重合体、またはスチレン−アクリル
系共重合体は、特に前記主成分樹脂として好適に用いら
れる。梃に、スチレン系単量体による構成単位を少なく
とも約30重蓋チ以上含有するスチレン−アクリル系共
重合体は、トナーとして要求される摩擦帯電性及び粉砕
性、添加剤の均一分散性などの製造工程上の特性も優れ
ており、本発明トナーの主成分樹脂として極めて有利で
ある。
前記主成分樹脂は、分子量1,000〜10□000の
範囲内にある分子量極大値と、分子量200,000〜
1,000,000の範囲内にある分子量極大値とを(
14) 有するものであるが、特に前者の分子量極大値が4.0
00〜9,000の範囲内にあること、及び後者の分子
量極大値が250.000〜500,000の範囲内に
おることが好ましい。また、当該主成分樹脂−入。
範囲内にある分子量極大値と、分子量200,000〜
1,000,000の範囲内にある分子量極大値とを(
14) 有するものであるが、特に前者の分子量極大値が4.0
00〜9,000の範囲内にあること、及び後者の分子
量極大値が250.000〜500,000の範囲内に
おることが好ましい。また、当該主成分樹脂−入。
の値はlO〜40の範囲内に数、ればよいが、特に15
〜80の範囲内にあることが好ましい。
〜80の範囲内にあることが好ましい。
更に前記主成分樹脂は、ms構成単位形成する単量体の
種類等によっても若干具なるが、概してJISK 2
581−1960に規定される環球法によって求められ
る軟化点が約100〜170°Cの範囲内のものである
ことが望ましい。
種類等によっても若干具なるが、概してJISK 2
581−1960に規定される環球法によって求められ
る軟化点が約100〜170°Cの範囲内のものである
ことが望ましい。
以上の生成分樹脂と共に本発明トナーの樹脂成分とされ
るポリオレフィンの種類には特に制限はなく1例えば、
ポリエチレン、ポリプロピレン。
るポリオレフィンの種類には特に制限はなく1例えば、
ポリエチレン、ポリプロピレン。
エチレン−ノロピレン共重合体、エチレン−酢11ビニ
ル共重合体、エチレンーアクリル酸エチル共重合体、ポ
リエチレン骨格を有するアイオノマーなとのエチレン系
オレフィン重合体、その他のものを用いることができろ
う 本発明トナーのトナー粒子は、既述の成分よ(15) り成る樹脂の粒子中に着色剤を含有し、更に必要に応じ
て加えられる特性改良剤を含有して成り、磁性トナーと
なす場合には、着色剤と共に、或いは着色剤の代りに磁
性体が含有せしめられる。
ル共重合体、エチレンーアクリル酸エチル共重合体、ポ
リエチレン骨格を有するアイオノマーなとのエチレン系
オレフィン重合体、その他のものを用いることができろ
う 本発明トナーのトナー粒子は、既述の成分よ(15) り成る樹脂の粒子中に着色剤を含有し、更に必要に応じ
て加えられる特性改良剤を含有して成り、磁性トナーと
なす場合には、着色剤と共に、或いは着色剤の代りに磁
性体が含有せしめられる。
着色剤としては、カーボンブラック、ニグロシン染料(
C,1,450415B)、アニリンブルー(C,1,
A30405)、カルコオイルブ、ルー(C,I。
C,1,450415B)、アニリンブルー(C,1,
A30405)、カルコオイルブ、ルー(C,I。
A aso@e B111@ 3)、クロムイエo −
(C,1,A14090) 、ウルトラマリンブルー(
C,1,A77103) 、デュポンオイルレッド(C
,1,扁26105) 、キノリンイエo−(C1,4
47005)、メチレンブルークロライド(C,1,4
52015)、フタロシアニンブルー(C,1,A74
160)、マラカイトグリーンオフサレート(C,1,
442000)、ランプブラック(c、 1.ム772
66)、ローズベンガル(c、1.A45435)、こ
れらの混合物、その他を挙げることができる。これらの
着色剤は、十分な浸度の可視像が形成される一十分な割
合で含有されることが必要であり、通常、樹脂成分10
0重量部に対して1〜20重量部重量部側合とされる。
(C,1,A14090) 、ウルトラマリンブルー(
C,1,A77103) 、デュポンオイルレッド(C
,1,扁26105) 、キノリンイエo−(C1,4
47005)、メチレンブルークロライド(C,1,4
52015)、フタロシアニンブルー(C,1,A74
160)、マラカイトグリーンオフサレート(C,1,
442000)、ランプブラック(c、 1.ム772
66)、ローズベンガル(c、1.A45435)、こ
れらの混合物、その他を挙げることができる。これらの
着色剤は、十分な浸度の可視像が形成される一十分な割
合で含有されることが必要であり、通常、樹脂成分10
0重量部に対して1〜20重量部重量部側合とされる。
特開昭58−223155 (5)
本発明トナーを磁性トナーとする場合における磁性体と
しては、コバルト、鉄、ニッケルなどの金属、アルミニ
ウム、コバルト、銅、鉄、鉛、ニッケル、マグネシウム
、スズ、亜鉛、金、鎖、セレン、チタン、タングステン
、ジルコニウムナトの金属の合金及びこれらの混合物、
酸化アルミニウム、酸化鉄、酸化ニッケルなどの金属酸
化物を含む金属化合物、強磁性フェライト並びにそれら
の混合物の微粉末が用いられる。そしてこの磁性体のト
ナーにおける含有割合は、通常20〜70重量%、好ま
しくは40〜70重量−とされる。
しては、コバルト、鉄、ニッケルなどの金属、アルミニ
ウム、コバルト、銅、鉄、鉛、ニッケル、マグネシウム
、スズ、亜鉛、金、鎖、セレン、チタン、タングステン
、ジルコニウムナトの金属の合金及びこれらの混合物、
酸化アルミニウム、酸化鉄、酸化ニッケルなどの金属酸
化物を含む金属化合物、強磁性フェライト並びにそれら
の混合物の微粉末が用いられる。そしてこの磁性体のト
ナーにおける含有割合は、通常20〜70重量%、好ま
しくは40〜70重量−とされる。
本発明トナーには、その粉体としての流動性を向上せし
めるために、必要に応じて流動性向上剤を添加すること
ができる。そのような流動性向上剤としては、二酸化ケ
イ素、二酸化チタン、酸化アルミニウム、その他の微粉
末、及びそれらを疎水化処理したものが有効である。
めるために、必要に応じて流動性向上剤を添加すること
ができる。そのような流動性向上剤としては、二酸化ケ
イ素、二酸化チタン、酸化アルミニウム、その他の微粉
末、及びそれらを疎水化処理したものが有効である。
本発明トナーは、鉄粉、ガラスピーズ、ニッケル粉、フ
ェライト粉、その他よシ成るキアリアと混合されていわ
ゆる二成分系現像剤として静電荷(17) 像の現像に供される。本発明トナーが磁性体を含有する
ときは、そのit−成分系現像剤として用いることがで
きる。
ェライト粉、その他よシ成るキアリアと混合されていわ
ゆる二成分系現像剤として静電荷(17) 像の現像に供される。本発明トナーが磁性体を含有する
ときは、そのit−成分系現像剤として用いることがで
きる。
以下本発明の実施例について説明するが、これらKよっ
て本発明の実施態様が限定されるものではない。なお「
部」は重量部を表わす。
て本発明の実施態様が限定されるものではない。なお「
部」は重量部を表わす。
実施例1
スチレン50部と、メタアクリル酸メチル20部と、メ
タアクリル酸n−ブチル30部とを共重合して共重合体
A1を得た。この共重合体A1は次の特性値を有するも
のである。
タアクリル酸n−ブチル30部とを共重合して共重合体
A1を得た。この共重合体A1は次の特性値を有するも
のである。
分子量極大値 : 6,800及び315,000〜
” 19.0 軟化点(tll’) : 138±2この共重合
体A1の100部と、カーボンブラック「モーガルLJ
(キャボット社製)10部と、軟化点130cのポリプ
ロピレン[ビスコ−yy660PJ(三洋化成社製)3
部とを混合してボールミルにより約24時間に亘って分
散せしめた後加熱ロールにより混練し、冷却後粉砕して
平均粒径約10(18) ミクロンの本発明トナーを製造した。
” 19.0 軟化点(tll’) : 138±2この共重合
体A1の100部と、カーボンブラック「モーガルLJ
(キャボット社製)10部と、軟化点130cのポリプ
ロピレン[ビスコ−yy660PJ(三洋化成社製)3
部とを混合してボールミルにより約24時間に亘って分
散せしめた後加熱ロールにより混練し、冷却後粉砕して
平均粒径約10(18) ミクロンの本発明トナーを製造した。
このトナー5部と4粒#に80〜120 ミクロンの鉄
粉キャリア95部とを混合して現像剤を作9、この現像
剤を用いて電子写真複写機[U−BixVJ(小西六写
真工業社製)Kよシ、通常の電子写真法によって形成し
た静電荷像を現像した後トナー像を転写紙上に転写した
上加熱ロール定着器によシ定着せしめるプロセスによシ
複写画像を形成するテストを、前記加熱ロール定着器の
温度を種々に設定して行なった。その結果、十分な定着
が達成される加熱ロールの最低温度は150C,オフセ
ット現象が発生する加熱ロールの最低温度は220Cで
あった。
粉キャリア95部とを混合して現像剤を作9、この現像
剤を用いて電子写真複写機[U−BixVJ(小西六写
真工業社製)Kよシ、通常の電子写真法によって形成し
た静電荷像を現像した後トナー像を転写紙上に転写した
上加熱ロール定着器によシ定着せしめるプロセスによシ
複写画像を形成するテストを、前記加熱ロール定着器の
温度を種々に設定して行なった。その結果、十分な定着
が達成される加熱ロールの最低温度は150C,オフセ
ット現象が発生する加熱ロールの最低温度は220Cで
あった。
また、前記加熱ロール定着器の加熱ロールの温度を18
0Cに設定して20,000回に亘る連続複写テストを
行なったが、裏面汚れ現象及び巻付き現象は全く発生せ
ず、定着器の圧接ローαにも汚れは認められなかった。
0Cに設定して20,000回に亘る連続複写テストを
行なったが、裏面汚れ現象及び巻付き現象は全く発生せ
ず、定着器の圧接ローαにも汚れは認められなかった。
(19)
メタアクリル酸n−ブチル80部とを共重合して共重合
体A2を得た。この共重合体A2は次の特性値を有する
ものである3゜ 分子量極太値 二 51,000 1″/Mn=2.8 軟化点(’c): 140±2 この共重合体Asを共重合体A10代りに用いたほかは
実施例1と全く同様にして比較用トナーを製造し、これ
を用いて実施例1と同様のテスト を行なった。その
結果、十分な定着が達成される加熱ロールの最低温度は
160°C,オフセット現象が発生する加熱ロールの最
低温度は170°Cであり、定着可能温度域は狭いもの
であった。また加熱ロールの温度を165°Cに設定し
て行なった連続複写テストにおいては、巻付き現象は発
生しなかったが、4000回目において鉄面汚れ現象が
発生し、その時の圧接ロールには甚だしい汚れが認めら
れた。
体A2を得た。この共重合体A2は次の特性値を有する
ものである3゜ 分子量極太値 二 51,000 1″/Mn=2.8 軟化点(’c): 140±2 この共重合体Asを共重合体A10代りに用いたほかは
実施例1と全く同様にして比較用トナーを製造し、これ
を用いて実施例1と同様のテスト を行なった。その
結果、十分な定着が達成される加熱ロールの最低温度は
160°C,オフセット現象が発生する加熱ロールの最
低温度は170°Cであり、定着可能温度域は狭いもの
であった。また加熱ロールの温度を165°Cに設定し
て行なった連続複写テストにおいては、巻付き現象は発
生しなかったが、4000回目において鉄面汚れ現象が
発生し、その時の圧接ロールには甚だしい汚れが認めら
れた。
比較例2
スチレン50部と、メタアクリル酸メチル20部と、メ
タアクリル酸n−ブチル30部とを共重合して共重合体
A3を得た。この共重合体A3は次の特性値を有するも
のである。
タアクリル酸n−ブチル30部とを共重合して共重合体
A3を得た。この共重合体A3は次の特性値を有するも
のである。
分子量極大値 : io、ooo及び190,000
部Mn ” ” 5 軟化点(C): 138±2 この共重合体A3を共重合体A1の代りに用いたほかは
実施例1と全く同様にして比較用トナーを製造し、これ
を用いて実施例1と同様のテストを行なった。その結果
、十分な定着が達成される加熱ロールの最低温度は15
0C,オフセット現象が発生する加熱ロールの最低温度
は220Cとこれらの点では良好でらったが、加熱ロー
ルの温度を180CK設定して行なった連続複写テスト
においては、巻付き現象は発生しなかったが、8000
回目において裏面汚れ現象が発生し、その時の圧接ロー
ルには甚だし必汚れが認められた。
部Mn ” ” 5 軟化点(C): 138±2 この共重合体A3を共重合体A1の代りに用いたほかは
実施例1と全く同様にして比較用トナーを製造し、これ
を用いて実施例1と同様のテストを行なった。その結果
、十分な定着が達成される加熱ロールの最低温度は15
0C,オフセット現象が発生する加熱ロールの最低温度
は220Cとこれらの点では良好でらったが、加熱ロー
ルの温度を180CK設定して行なった連続複写テスト
においては、巻付き現象は発生しなかったが、8000
回目において裏面汚れ現象が発生し、その時の圧接ロー
ルには甚だし必汚れが認められた。
比較例3
スチレン50部と、メタアクリル酸メチル20(21)
部と、メタアクリル酸n−ブチル30部とを共重合して
共重合体A4を得た。この共重合体A4は次味性値を有
するものである。
共重合体A4を得た。この共重合体A4は次味性値を有
するものである。
分子量極大値 : 13,000及び350,000
MW/yIn: 14.1 軟化点(tl’): 146±2 この共重合体A3を共重合体A1の代りに用いたほかは
実施例1と全く同様に12で比較用トナーを製造し、こ
れを用いて実施例1と同様のテストを行なった。その結
果、十分な定着が達成される加熱ロールの最低温度は1
95C,オフセット現象が発生する加熱ロールの最低温
度は220Cであり、定着可能温度域は狭いものであっ
た。また加熱ロールの温度を2100に設定して行なっ
た連続複写テストにおいては、20000回の複写終了
まで裏面汚れ現象及び巻付き現象は発生しなかったが、
圧接ロールには汚れが認められた。
MW/yIn: 14.1 軟化点(tl’): 146±2 この共重合体A3を共重合体A1の代りに用いたほかは
実施例1と全く同様に12で比較用トナーを製造し、こ
れを用いて実施例1と同様のテストを行なった。その結
果、十分な定着が達成される加熱ロールの最低温度は1
95C,オフセット現象が発生する加熱ロールの最低温
度は220Cであり、定着可能温度域は狭いものであっ
た。また加熱ロールの温度を2100に設定して行なっ
た連続複写テストにおいては、20000回の複写終了
まで裏面汚れ現象及び巻付き現象は発生しなかったが、
圧接ロールには汚れが認められた。
実施例2
スチレン80部とアクリル酸n−ブチル20部とを共重
合して得られる分子量極大値が280,000(22) の共重合体40部と、分子量極太値が4700のポリス
チレン100部とを混合して、次の特性値を有する混合
重合体B1を得た0 分子量極大値 : 4,700及び280,000〜
: 28.0 軟化点(C) : 143±2 この混合重合体B1を共重合体A10代シに用いたほか
社実施例1と全く同様にして本発明トナーを製造し、こ
れを用いて実施例1と同様のテストを行なった。その結
果、十分な定着が達成される加熱ロールの最低温度は1
50C,オフセット現象が発生する加熱ロールの最低温
度は220Cであった。また加熱ロールの温度を180
0に設定して行なった連続複写テストにおいては、20
000.I回の複写終了まで裏面汚れ現象及び巻付き現
象は発生せず、圧接ロールにも汚れは認められなかった
。
合して得られる分子量極大値が280,000(22) の共重合体40部と、分子量極太値が4700のポリス
チレン100部とを混合して、次の特性値を有する混合
重合体B1を得た0 分子量極大値 : 4,700及び280,000〜
: 28.0 軟化点(C) : 143±2 この混合重合体B1を共重合体A10代シに用いたほか
社実施例1と全く同様にして本発明トナーを製造し、こ
れを用いて実施例1と同様のテストを行なった。その結
果、十分な定着が達成される加熱ロールの最低温度は1
50C,オフセット現象が発生する加熱ロールの最低温
度は220Cであった。また加熱ロールの温度を180
0に設定して行なった連続複写テストにおいては、20
000.I回の複写終了まで裏面汚れ現象及び巻付き現
象は発生せず、圧接ロールにも汚れは認められなかった
。
実施例3
スチレン70部と、メタアクリル酸n−ブチル30部と
を共重合して共重合体A5を得た。この共重合体A5は
次の特性値を有するものでおる。
を共重合して共重合体A5を得た。この共重合体A5は
次の特性値を有するものでおる。
(23)
分子量極大値 : 9,000及び260,000M
yIn ” 17.5 軟化点(C) : 135±2 この共重合体A5を共重合体A10代りに用いたほかは
実施例1と全く同様にして本発明トナーを製造し、これ
を用いて実施例1と同様のテストを行につだ。その結果
、十分な定着が達成される加熱ロールの最低温度は15
0tZ’、オフセット現象が発生する加熱ロールの最低
温度は220Cであった。また加熱ロールの温度を18
0CK設定して行なった連続複写テストにおいては、2
0000回の複写終了まで裏面汚れ現象及び巻付き現象
は発生せず、圧接ロールにも汚れは認められなかった。
yIn ” 17.5 軟化点(C) : 135±2 この共重合体A5を共重合体A10代りに用いたほかは
実施例1と全く同様にして本発明トナーを製造し、これ
を用いて実施例1と同様のテストを行につだ。その結果
、十分な定着が達成される加熱ロールの最低温度は15
0tZ’、オフセット現象が発生する加熱ロールの最低
温度は220Cであった。また加熱ロールの温度を18
0CK設定して行なった連続複写テストにおいては、2
0000回の複写終了まで裏面汚れ現象及び巻付き現象
は発生せず、圧接ロールにも汚れは認められなかった。
比較例4
実施例1におけるトナーの製造においてポリプロピレン
[ビスコール660PJを除外したほかは全く同様にし
て比較用トナーを製造し、これを用いて実施例1と同様
のテストを行なった。その結果、十分な定着が達成され
る加熱ロールの最低温度は150C、オフセット現象が
発生する加熱ロールの最低温度は200Cであった。ま
た加熱ロールの温度を180(?に設定して行なった連
続複写テストにおいては、20000回の複写終了まで
裏面汚れ現象は発生せず、定着器の圧接ロールにも汚れ
は認められなかったが、加熱ロールへの巻付き現象が合
計34回発生した。
[ビスコール660PJを除外したほかは全く同様にし
て比較用トナーを製造し、これを用いて実施例1と同様
のテストを行なった。その結果、十分な定着が達成され
る加熱ロールの最低温度は150C、オフセット現象が
発生する加熱ロールの最低温度は200Cであった。ま
た加熱ロールの温度を180(?に設定して行なった連
続複写テストにおいては、20000回の複写終了まで
裏面汚れ現象は発生せず、定着器の圧接ロールにも汚れ
は認められなかったが、加熱ロールへの巻付き現象が合
計34回発生した。
手続補正書m発)
昭和57年7月26日
特許庁長官 若杉和夫 殿
1 事件の表示
昭和57年 特許願第105289号2、発明の
名称 静電荷像現像用トナー3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 14g”’l’2 東京都新宿区西新宿1丁目26
番2号氏 名銘称) (127)小西六写真工業株式会
社4、代理人 1)明細書第8頁第1行〜餉2行中1ゲルパーミェーシ
ョンガスクロマトグラフィー法」を「ゲルパーミェーシ
ョンクロマトグラフィーmJ ト訂正する。
名称 静電荷像現像用トナー3、 補正をする者 事件との関係 特許出願人 14g”’l’2 東京都新宿区西新宿1丁目26
番2号氏 名銘称) (127)小西六写真工業株式会
社4、代理人 1)明細書第8頁第1行〜餉2行中1ゲルパーミェーシ
ョンガスクロマトグラフィー法」を「ゲルパーミェーシ
ョンクロマトグラフィーmJ ト訂正する。
2)同第8夏第3行中「ゲルパーミェーションガスクロ
マトグラム」を「ゲルパーミェーションクロマトグラム
」と訂正する。
マトグラム」を「ゲルパーミェーションクロマトグラム
」と訂正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l)α、β−不飽和エチレン系単量体を構成単位とする
重合体の1種若しくは2種以上より成り、i、ooo〜
10,000の分子量領域及び200,000〜1.0
00,000の分子量領域のそれぞれに少なくとも1つ
の分子量極大値を有し、かつ数平均分子量に対する重量
平均分子量の比の値が10〜40の範囲Khる主成分樹
脂と、軟化点が80〜180t:’の範囲にあるポリオ
レフイ/とを含有することを特徴とする静電荷像現像用
トナー。 2)前記α、β−不飽和エチレン系単量体を構成単位と
する重合体が、スチレン系重合体若しくはスチレン系共
重合体である特許請求の範囲第1項記載の静電荷像現像
用トナー。 3)前記スチレン系共重合体が、スチレン−アクリル系
共重合体である特許請求の範囲第2項記載の静電荷儂現
像用トナー0
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57105289A JPS58223155A (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 静電荷像現像用トナ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57105289A JPS58223155A (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 静電荷像現像用トナ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58223155A true JPS58223155A (ja) | 1983-12-24 |
Family
ID=14403517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57105289A Pending JPS58223155A (ja) | 1982-06-21 | 1982-06-21 | 静電荷像現像用トナ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58223155A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61184553A (ja) * | 1985-02-13 | 1986-08-18 | Mita Ind Co Ltd | 二成分系現像剤用トナー |
JPS62191858A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-22 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 電子写真用トナ−組成物 |
JPS63223662A (ja) * | 1987-03-12 | 1988-09-19 | Canon Inc | 静電荷像現像用トナ− |
JPS6415752A (en) * | 1987-07-10 | 1989-01-19 | Mitsui Toatsu Chemicals | Electrophotographic toner |
JPH01221757A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-05 | Canon Inc | 静電潜像現像用摩擦帯電性磁性トナー及び画像形成方法 |
WO1991010171A1 (en) * | 1989-12-26 | 1991-07-11 | Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated | Electrophotographic toner |
JPH04153659A (ja) * | 1990-10-18 | 1992-05-27 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電荷像現像用トナー |
US6270937B2 (en) | 1998-06-25 | 2001-08-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Toner and method for producing the same |
US6432599B1 (en) | 1998-06-25 | 2002-08-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Toner and method for producing the same |
-
1982
- 1982-06-21 JP JP57105289A patent/JPS58223155A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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