JPS5822284B2 - 開先加工装置 - Google Patents
開先加工装置Info
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- JPS5822284B2 JPS5822284B2 JP5605279A JP5605279A JPS5822284B2 JP S5822284 B2 JPS5822284 B2 JP S5822284B2 JP 5605279 A JP5605279 A JP 5605279A JP 5605279 A JP5605279 A JP 5605279A JP S5822284 B2 JPS5822284 B2 JP S5822284B2
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- Japan
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- support
- base
- clamping
- cylinder
- cutter
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、双頭形の開先加工装置に係り、主にH形鋼材
端面におけるウェブ面と両側のフランジ面との両接合隅
部および両側の7ランジ端面の開先加工を同時に処理で
きるようにしたものに関する。
端面におけるウェブ面と両側のフランジ面との両接合隅
部および両側の7ランジ端面の開先加工を同時に処理で
きるようにしたものに関する。
鋼材における開先加工は、溶接部の機械的強度をはかる
上で重要な加工の1つである。
上で重要な加工の1つである。
例えば、H形鋼材の場合では、第1図に示す如く、ウェ
ブ面1と両側のフランジ面2,3との両接合隅部に円弧
状の切欠き4,5を、両側のフランジ面2゜3の端面に
斜面状の面取り6,7を開先加工する必要がある。
ブ面1と両側のフランジ面2,3との両接合隅部に円弧
状の切欠き4,5を、両側のフランジ面2゜3の端面に
斜面状の面取り6,7を開先加工する必要がある。
従来の開先加工装置は、テーブル上に端面よりみてH形
にセットされたH形鋼材に対し、円弧状の切欠き4,5
を加工する半球状のカッタと斜面状の面取り6,7を加
工する截頭円錐状のカッタとを同時に垂直方向に昇降す
るように構成したもので、それらのカッタの昇降動作に
よってH形鋼材の一方側、例えば切欠き5と面取り7と
を切削加工した後、H形鋼材を反転して他方側の切欠き
4と面取り6とを切削加工する方法が採られている。
にセットされたH形鋼材に対し、円弧状の切欠き4,5
を加工する半球状のカッタと斜面状の面取り6,7を加
工する截頭円錐状のカッタとを同時に垂直方向に昇降す
るように構成したもので、それらのカッタの昇降動作に
よってH形鋼材の一方側、例えば切欠き5と面取り7と
を切削加工した後、H形鋼材を反転して他方側の切欠き
4と面取り6とを切削加工する方法が採られている。
しかし、重量の重いH形鋼材を反転することは、作業す
る土での労力を必要とするばかりでなく、作業能率的に
も問題がある。
る土での労力を必要とするばかりでなく、作業能率的に
も問題がある。
これらの問題を解決する方法としては、半球状のカッタ
と截頭円錐状のカッタとをH形鋼材の両側に設けたいわ
ゆる双頭形に構成すればよいわけであるが、単に双頭形
に構成しただけではH形鋼材の開先加工は正確に行なう
ことはできない。
と截頭円錐状のカッタとをH形鋼材の両側に設けたいわ
ゆる双頭形に構成すればよいわけであるが、単に双頭形
に構成しただけではH形鋼材の開先加工は正確に行なう
ことはできない。
何故なら、一般的に云って成形されたH形鋼材は、第2
図a、bに例示するように、両側のフランジ面2,3が
互いに不平行なものがほとんどであるから、例えば一方
のフランジ面2を垂直状にセットすると他方のフランジ
面3は垂直方向へ昇降するカッタに対して平行とはなら
ず傾斜した状態となるため、特に他方のフランジ面3に
おける面取り幅が上下端において異なるような結果とな
る。
図a、bに例示するように、両側のフランジ面2,3が
互いに不平行なものがほとんどであるから、例えば一方
のフランジ面2を垂直状にセットすると他方のフランジ
面3は垂直方向へ昇降するカッタに対して平行とはなら
ず傾斜した状態となるため、特に他方のフランジ面3に
おける面取り幅が上下端において異なるような結果とな
る。
そこで、本発明の目的は、双頭形の開先加工装置におい
て、上述した問題を解決することによシ、開先加工を能
率よくかつ正確に行なえるようにすることにある。
て、上述した問題を解決することによシ、開先加工を能
率よくかつ正確に行なえるようにすることにある。
以下、本発明の一実施例を図面について説明する。
第3図は本実施例の全体を示す斜視図、第4図は第3図
のIV−IV線方向からみた断面図、第5図は■−■線
方向からみた断面図である。
のIV−IV線方向からみた断面図、第5図は■−■線
方向からみた断面図である。
同図中11は基台で、その前部上面に摺動テーブル12
が幅方向に沿って形成され、その摺動テーブル12に対
して送りつじ杆13が平行に軸架されている。
が幅方向に沿って形成され、その摺動テーブル12に対
して送りつじ杆13が平行に軸架されている。
摺動テーブル12の一端側には一方の支持台14aが固
定され、他端側には他方の支持台14bが摺動自在に設
けられている。
定され、他端側には他方の支持台14bが摺動自在に設
けられている。
他方の支持台14bの外端部下面には一側に長孔15を
有する函体16が取付けられ、この函体16の内部には
前記送りねじ杆13と螺合しかつ外面に突設したピン1
7が前記長孔15に係合した駒体18が嵌挿され、この
駒体18の両端面に対してスプリング19.20が挿入
されている。
有する函体16が取付けられ、この函体16の内部には
前記送りねじ杆13と螺合しかつ外面に突設したピン1
7が前記長孔15に係合した駒体18が嵌挿され、この
駒体18の両端面に対してスプリング19.20が挿入
されている。
また、この他方の支持台14bの中央部には前後側が支
軸21によって回動自在に支持された回動台22が設け
られている。
軸21によって回動自在に支持された回動台22が設け
られている。
なお、この回動台22は、その外端部において調節ねじ
23に螺合したストッパー片24が前記函体16の上面
にて形成される支持台14bと一体の支持面16aに当
接し常時は水平に保持され、開先加工に際しては予シじ
め調節ねじ23を回動しストッパー片24を上昇させ、
回動台22を第4図反時計方向に回動した状態に設定す
るようになっている。
23に螺合したストッパー片24が前記函体16の上面
にて形成される支持台14bと一体の支持面16aに当
接し常時は水平に保持され、開先加工に際しては予シじ
め調節ねじ23を回動しストッパー片24を上昇させ、
回動台22を第4図反時計方向に回動した状態に設定す
るようになっている。
一方の支持台14aと他方の支持台14bの回動台22
とにはそれぞれ支柱2’5a、25bが直こ角に設けら
れ、その両立柱25a 、25bの対向面側には蟻溝状
の案内溝26が形成され、この各案内溝26には上下一
対の挟持具27.28がそれぞれ昇降自在に挿入されて
いる。
とにはそれぞれ支柱2’5a、25bが直こ角に設けら
れ、その両立柱25a 、25bの対向面側には蟻溝状
の案内溝26が形成され、この各案内溝26には上下一
対の挟持具27.28がそれぞれ昇降自在に挿入されて
いる。
この上下一対の挾持具27,28は、対向する面の内端
縁が斜j面29に形成され、クランプ用シリンダ30の
作動によって互いに逆方向へ昇降する。
縁が斜j面29に形成され、クランプ用シリンダ30の
作動によって互いに逆方向へ昇降する。
クランプ用シリンダ30は、第6図に示す如く、一方の
給排油路31に連通する流路32を下面側に開口した上
蓋33、上部枠34、他方の給排油3路35に連通する
流路36を内面側に開口した中間枠37、下部枠38お
よび前記一方の給排油路31に連通する流路39を上面
側に開口した底蓋40を順次積み重ね、その上蓋33と
底蓋40の底部に接合した基筒14との間を連結杆42
で連4結してシリンダ筒43を形成しである。
給排油路31に連通する流路32を下面側に開口した上
蓋33、上部枠34、他方の給排油3路35に連通する
流路36を内面側に開口した中間枠37、下部枠38お
よび前記一方の給排油路31に連通する流路39を上面
側に開口した底蓋40を順次積み重ね、その上蓋33と
底蓋40の底部に接合した基筒14との間を連結杆42
で連4結してシリンダ筒43を形成しである。
シリンダ筒43の上部枠34には前記上蓋33の中心部
を貫通したピストン田ノド44を有する第1のピストン
45が、下部枠38には前記ピストンロッド44と底蓋
40との中心部をそれぞれ貫通したピストンロッド46
を有する第2のピストン47が嵌挿されている。
を貫通したピストン田ノド44を有する第1のピストン
45が、下部枠38には前記ピストンロッド44と底蓋
40との中心部をそれぞれ貫通したピストンロッド46
を有する第2のピストン47が嵌挿されている。
第1のピストン45のピストンロッド44の上端には前
記下方の挾持具28が嵌合されている。
記下方の挾持具28が嵌合されている。
また、第2のピストン47のピストンロッド46の内部
には前記下方の挾持具28を貫通し上部外周面に第4図
に示すねじ部48を形成した昇降軸49が嵌挿され、そ
の昇降軸49のねじ部48に前記上方の挾持具27;が
螺合されているとともに、下部に前記ピストンロッド4
6の下端に当接するリング78が取付けられている。
には前記下方の挾持具28を貫通し上部外周面に第4図
に示すねじ部48を形成した昇降軸49が嵌挿され、そ
の昇降軸49のねじ部48に前記上方の挾持具27;が
螺合されているとともに、下部に前記ピストンロッド4
6の下端に当接するリング78が取付けられている。
また、前記基筒41の内部にはベアリング50を介して
回転筒51が回動自在に支持され、この回転筒51内に
前記昇降軸49の下端がキー52を介して上下方向へ摺
動自在に嵌挿されている。
回転筒51が回動自在に支持され、この回転筒51内に
前記昇降軸49の下端がキー52を介して上下方向へ摺
動自在に嵌挿されている。
なお、回転筒51の外周には図示しない電動機からの動
力をウオーム53を介して伝達する歯車54が設けられ
ている。
力をウオーム53を介して伝達する歯車54が設けられ
ている。
前記両立柱25a、25bにはそれぞれカッタ装置55
a 、55bが昇降自在に設けられている。
a 、55bが昇降自在に設けられている。
このカッタ装置55a、55bは、前記両立柱25a、
25bにそれぞれ昇降自在に設けられた減速機ユニット
56と、その上面に設けられた電動機57と、電動機5
7からの動力を減速機ユニット56を介して伝達される
カッタユニット58とから構成され、昇降用シリンダ5
9の作動によって支柱25a、25bを昇降動作する。
25bにそれぞれ昇降自在に設けられた減速機ユニット
56と、その上面に設けられた電動機57と、電動機5
7からの動力を減速機ユニット56を介して伝達される
カッタユニット58とから構成され、昇降用シリンダ5
9の作動によって支柱25a、25bを昇降動作する。
カッタユニット58には上下2本のスピンドル60.6
1が水平にかつ平行に軸架され、その上方のスピンドル
60の内端に略牛球状のカッタ62が、下方のスピンド
ル61の内端に截頭円錐状のカッタ63がそれぞれ取付
けられている。
1が水平にかつ平行に軸架され、その上方のスピンドル
60の内端に略牛球状のカッタ62が、下方のスピンド
ル61の内端に截頭円錐状のカッタ63がそれぞれ取付
けられている。
両スピンドル60.61の軸受部は、第7図に示す如く
、ユニット本体64の内外端部に軸受筒65.66が嵌
合され、この両軸受筒65,66間の中心にベアリング
67を介して回転筒68が回動自在に支持されている。
、ユニット本体64の内外端部に軸受筒65.66が嵌
合され、この両軸受筒65,66間の中心にベアリング
67を介して回転筒68が回動自在に支持されている。
回転筒68の外周には前記減速機ユニット56からの動
力を伝達する歯車69が設けられ、内周面には外端部に
めねじ70が形成されているとともに、前記スピンドル
60または61が進退自在に嵌挿されている。
力を伝達する歯車69が設けられ、内周面には外端部に
めねじ70が形成されているとともに、前記スピンドル
60または61が進退自在に嵌挿されている。
スピンドル60または61の内端部にはカッタ62また
は63が取付けられ、外端部には挾持筒71と螺合する
おねじT2が形成されている。
は63が取付けられ、外端部には挾持筒71と螺合する
おねじT2が形成されている。
挾持筒71は、第8図に示す如く、円筒状の一端が軸方
向に沿って形成されたスリット73によって4つに分割
され、内面に前記スピンドル60または61のおねじ7
2の螺合するめねじ74が、外面にテーパー状段部75
がそれぞれ形成されている。
向に沿って形成されたスリット73によって4つに分割
され、内面に前記スピンドル60または61のおねじ7
2の螺合するめねじ74が、外面にテーパー状段部75
がそれぞれ形成されている。
そして、挾持筒71の外周には前記回転筒68のめねじ
70と螺合した締付体76が嵌合されている。
70と螺合した締付体76が嵌合されている。
締付体76の一端内周には前記挾持筒71のテーパー状
段部75を附勢するテーパー面77が形成されている。
段部75を附勢するテーパー面77が形成されている。
なお、81は基台1の後部に設けられたローラコンベヤ
である。
である。
次に、本実症例の作用を説明する。
開先加工に際して予じめ調節ねじ23を回動してストッ
パー片24を上昇させ、回動台23を第4図鎖線で示す
ように反時計方向に回動させてストッパー片24を函体
16の支持面16aに当接し、他方の支柱25bの上部
が一方の支柱25aに対して開拡するよう傾斜させる。
パー片24を上昇させ、回動台23を第4図鎖線で示す
ように反時計方向に回動させてストッパー片24を函体
16の支持面16aに当接し、他方の支柱25bの上部
が一方の支柱25aに対して開拡するよう傾斜させる。
この他方の支柱25bの傾斜はH形鋼材の通常予測され
るフランジ面の上端側が外方に向って傾斜されている場
合の最大傾斜角より少し大きく設定する。
るフランジ面の上端側が外方に向って傾斜されている場
合の最大傾斜角より少し大きく設定する。
そして、ローラコンベヤ81によってH形鋼材を正面よ
りみてH形にした状態で搬入し、その先端を両支柱25
a 、25b間に位置させた後、一方の支柱25a側の
クランプ用シリンダ30を動作させる。
りみてH形にした状態で搬入し、その先端を両支柱25
a 、25b間に位置させた後、一方の支柱25a側の
クランプ用シリンダ30を動作させる。
つまり、他方の給排油路35より流路36を通じてシリ
ンダ筒43内へ油を供給すると、第1、第2のピストン
45.47はそれぞれ上昇、下降動作する。
ンダ筒43内へ油を供給すると、第1、第2のピストン
45.47はそれぞれ上昇、下降動作する。
第1のピストン45が上昇すると、そのピストンロッド
44を介して下方の挾持具28が案内溝26に沿って上
昇し、H形鋼材の一方のフランジ面2の下縁に当接した
時点でH形鋼材の荷重との吻合により上昇動作が停止す
る。
44を介して下方の挾持具28が案内溝26に沿って上
昇し、H形鋼材の一方のフランジ面2の下縁に当接した
時点でH形鋼材の荷重との吻合により上昇動作が停止す
る。
また、第2のピストン47が下降すると、そのピストン
ロッド46の下端がリング7Bに当接して昇降軸49を
同時に引き上げるため、上方の挾持具27が案内溝26
に沿って下降し、H形鋼材の一方のフランジ面2の上縁
を挾持する。
ロッド46の下端がリング7Bに当接して昇降軸49を
同時に引き上げるため、上方の挾持具27が案内溝26
に沿って下降し、H形鋼材の一方のフランジ面2の上縁
を挾持する。
そして、この上下の挾持具27,28がフランジ面2の
上下縁を挾持した時点では、第1、第2のピストン45
.47の作用により上下の挾持具27.28に等しい押
圧力が作用し、その斜面29によって一方のフランジ面
2を一方の支柱25aに附勢した状態で水平および垂直
方向から押圧して保持する。
上下縁を挾持した時点では、第1、第2のピストン45
.47の作用により上下の挾持具27.28に等しい押
圧力が作用し、その斜面29によって一方のフランジ面
2を一方の支柱25aに附勢した状態で水平および垂直
方向から押圧して保持する。
なお、加工するH形鋼材の大きさが通常のものより小さ
い場合には、上方の挾持具2Tのみを予め下降させてお
くことができる。
い場合には、上方の挾持具2Tのみを予め下降させてお
くことができる。
この場合は、電動機を駆動させることにより、ウオーム
53および歯車54を介して回転筒51を回動させると
、昇降軸49が回動するため、そのねじ部48に螺合さ
れた上方の挾持具27が案内□溝26に沿って下降する
。
53および歯車54を介して回転筒51を回動させると
、昇降軸49が回動するため、そのねじ部48に螺合さ
れた上方の挾持具27が案内□溝26に沿って下降する
。
次に、送りねじ杆13を回動し、他方の支持台14bを
摺動テーブル12に沿って移動させ、両支柱25a 、
25bの間隔をH形鋼材の幅に合せる。
摺動テーブル12に沿って移動させ、両支柱25a 、
25bの間隔をH形鋼材の幅に合せる。
つまり送りねじ杆13を回動すると、それに螺合された
駒体18が軸方向に移動する。
駒体18が軸方向に移動する。
このとき、他方の支柱25bには負荷がかかつていない
から、スプリング19.20に圧縮されない状態で函体
16を軸方向へ附勢しながら移動し、その函体16の移
動に伴って他方の支持台14bが移動する。
から、スプリング19.20に圧縮されない状態で函体
16を軸方向へ附勢しながら移動し、その函体16の移
動に伴って他方の支持台14bが移動する。
次いで他方の支柱25bを設けた回動台22を支軸21
を中心として第4図時計方向に回動させ、H形鋼材の他
方のフランジ面3と略平行状にして他方の支柱25bが
他方のクランプ面3に当接されるまで移動させる。
を中心として第4図時計方向に回動させ、H形鋼材の他
方のフランジ面3と略平行状にして他方の支柱25bが
他方のクランプ面3に当接されるまで移動させる。
次に、他方のクランプ用シリンダ30を作動させる。
この場合の動作は前述した一方のクランプ用シリンダ3
0の動作と同じである。
0の動作と同じである。
そして、第9図aに示す如く、他方のクランプ用シリン
ダ30によって上下の挾持具27.2BがH形鋼材の他
方のフランジ面3の上下縁を挾持する過程で、両側のフ
ランジ面2,3が互いに平行でないと、既に一方のフラ
ンジ面2が一方の支柱25a側に垂直に保持されている
ため他方のフランジ面3は傾斜した状態となっているか
ら、他方の支柱25bはそのフランジ面3に沿って傾斜
した状態となる。
ダ30によって上下の挾持具27.2BがH形鋼材の他
方のフランジ面3の上下縁を挾持する過程で、両側のフ
ランジ面2,3が互いに平行でないと、既に一方のフラ
ンジ面2が一方の支柱25a側に垂直に保持されている
ため他方のフランジ面3は傾斜した状態となっているか
ら、他方の支柱25bはそのフランジ面3に沿って傾斜
した状態となる。
即ち、第9図すに示す如く、他方の支柱25bの傾斜は
支軸21を支点とした回動台22の回動によって行なわ
れ、同時にその支点位置の変位、即ち他方の支持台14
bの移動は函体16内のスプリング19.20のいずれ
か、この場合はスプリング20を圧縮して移動する。
支軸21を支点とした回動台22の回動によって行なわ
れ、同時にその支点位置の変位、即ち他方の支持台14
bの移動は函体16内のスプリング19.20のいずれ
か、この場合はスプリング20を圧縮して移動する。
このようにして、H形鋼材の両フランジ面2,3が上下
の挾持具27.28によってそれぞれ保持されると、両
支柱25a 、25bはそれぞれフランジ面2,3と平
行な状態となる。
の挾持具27.28によってそれぞれ保持されると、両
支柱25a 、25bはそれぞれフランジ面2,3と平
行な状態となる。
次に、H形鋼材がセットされた後、カッタ装置55a
、ssbの昇降用シリンダ59を作動させる。
、ssbの昇降用シリンダ59を作動させる。
昇降用シリンダ59が作動すると、カッタ装置55a、
55bはそれぞれ両支柱25a、25bに沿って上昇し
、第1図のような半球状のカッタ62が両フランジ面2
.3と接するウェブ面1の両隅に円弧状の切欠き4,5
を、截頭円錐状のカッタ63が両フランジ面2,3の端
面に面取り6゜7をそれぞれ切削加工する。
55bはそれぞれ両支柱25a、25bに沿って上昇し
、第1図のような半球状のカッタ62が両フランジ面2
.3と接するウェブ面1の両隅に円弧状の切欠き4,5
を、截頭円錐状のカッタ63が両フランジ面2,3の端
面に面取り6゜7をそれぞれ切削加工する。
なお、H形鋼材の大きさによって肉厚が異なるため、そ
の変化に応じて両力ツタ62.63の相互位置を調節す
る必要がある。
の変化に応じて両力ツタ62.63の相互位置を調節す
る必要がある。
この場合は、まず回転筒68のめねじ70に螺合してい
る締付体76をゆるめると、締付体76のテーパー面7
7が挾持筒71のテーパー状段部75よりずれて挾持筒
71の先端がやや外側へ拡がるため、挾持筒71のめね
じ74に螺合しているスピンドル60または61のおね
じ72を回転させることができる状態となる。
る締付体76をゆるめると、締付体76のテーパー面7
7が挾持筒71のテーパー状段部75よりずれて挾持筒
71の先端がやや外側へ拡がるため、挾持筒71のめね
じ74に螺合しているスピンドル60または61のおね
じ72を回転させることができる状態となる。
この状態で、挾持筒71を保持し、スピンドル60また
は61を回転させると、両者間の螺合によってスピンド
ル60または61は進退する。
は61を回転させると、両者間の螺合によってスピンド
ル60または61は進退する。
そして、このスピンドル60または61の進退によって
両力ツタ62.63の相互位置を。
両力ツタ62.63の相互位置を。
調節した後、締付体76を締付けると、締付体76のテ
ーパー面77が挾持筒71のテーパー状段部75を押圧
してその先端を縮径するため、挾持筒71のめねじ74
のスピンドル60または61のおねじ72とがかみ合い
、回転筒68、締。
ーパー面77が挾持筒71のテーパー状段部75を押圧
してその先端を縮径するため、挾持筒71のめねじ74
のスピンドル60または61のおねじ72とがかみ合い
、回転筒68、締。
何体76、挾持筒71およびスピンドル60または61
が一体となって回転する。
が一体となって回転する。
本発明によれば、両支柱にそれぞれ昇降自在に設けられ
た上下一対の挾持具によってH形鋼材の両フランジ面を
挾持すると、その両フランジ面が互いに平行でない場合
でも両支柱はそれぞれ挾持したフランジ面と平行な状態
になるため、両支柱にそれぞれ昇降自在に設けたカッタ
装置を作動させることにより、H形鋼材の端面における
開先加工を1回の操作で処理することができるとともに
、両フランジ面が互いに不平行な場合であっても常に正
確な切削加工を行なうことができる。
た上下一対の挾持具によってH形鋼材の両フランジ面を
挾持すると、その両フランジ面が互いに平行でない場合
でも両支柱はそれぞれ挾持したフランジ面と平行な状態
になるため、両支柱にそれぞれ昇降自在に設けたカッタ
装置を作動させることにより、H形鋼材の端面における
開先加工を1回の操作で処理することができるとともに
、両フランジ面が互いに不平行な場合であっても常に正
確な切削加工を行なうことができる。
第1図は開先加工を施したH形鋼材の斜視図、第2図a
、bはH形鋼材の両フランジ面が互いに平行でない場合
の端面図、第3図は本発明の一実施例の外観を示す斜視
図、第4図は第3図IV−IV線方向からみた断面図、
第5図は第3図■−■線方向からみた断面図、第6図は
クランプ用シリンダを示す断面図、第7図はカッタユニ
ットを示す断面図、第8図はその挾持筒の斜視図、第9
図a。 bはH形鋼材を挾持する際の支柱の作用を説明する説明
図である。 11・・・・・・基台、13・・・・・・移動機構とし
ての送りねじ杆、14b・・・・・・支持台、16a・
・・・・・支持面、19.20・・・・・・スプリング
、22・・・・・・回動台、23・・・・・・調節ねじ
、24・・・・・・ストッパー片、25a。 25b・・・・・・支柱、27.28・・・・・・挾持
具、55a。 55b・・・・・・カッタ装置。
、bはH形鋼材の両フランジ面が互いに平行でない場合
の端面図、第3図は本発明の一実施例の外観を示す斜視
図、第4図は第3図IV−IV線方向からみた断面図、
第5図は第3図■−■線方向からみた断面図、第6図は
クランプ用シリンダを示す断面図、第7図はカッタユニ
ットを示す断面図、第8図はその挾持筒の斜視図、第9
図a。 bはH形鋼材を挾持する際の支柱の作用を説明する説明
図である。 11・・・・・・基台、13・・・・・・移動機構とし
ての送りねじ杆、14b・・・・・・支持台、16a・
・・・・・支持面、19.20・・・・・・スプリング
、22・・・・・・回動台、23・・・・・・調節ねじ
、24・・・・・・ストッパー片、25a。 25b・・・・・・支柱、27.28・・・・・・挾持
具、55a。 55b・・・・・・カッタ装置。
Claims (1)
- 1 基台と、この基台に設けられた一方の支柱と、前記
基台に前記一方の支柱に対して接離方向へ摺動自在に設
けられた支持台と、この支持台をスプリングを介して摺
動移動させる移動機構と、前記支持台上に回動自在に軸
着された回動台上に取付けられ前記一方の支柱に対して
傾倒自在に設けられた他方の支柱と、前記回動台に調節
自在に螺合された調節ねじの下端に取付けられ前記支持
台の支持面に当接されるストッパー片と、この両支柱の
それぞれに昇降自在に設けられ被加工物を支柱側に附勢
した状態で挾持する上下一対の挾持具と、前記両支柱の
それぞれに昇降自在に設けられたカッタ装置とを具備し
たことを特徴とする開先加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5605279A JPS5822284B2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | 開先加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5605279A JPS5822284B2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | 開先加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55150907A JPS55150907A (en) | 1980-11-25 |
JPS5822284B2 true JPS5822284B2 (ja) | 1983-05-07 |
Family
ID=13016302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5605279A Expired JPS5822284B2 (ja) | 1979-05-07 | 1979-05-07 | 開先加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822284B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0435107Y2 (ja) * | 1985-08-23 | 1992-08-20 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02160408A (ja) * | 1988-12-07 | 1990-06-20 | Ueda Eng Kk | 側面加工機 |
FR2654374B1 (fr) * | 1989-11-15 | 1992-03-06 | Helis | Machine a fraiser les extremites de lingots ou de brames. |
-
1979
- 1979-05-07 JP JP5605279A patent/JPS5822284B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0435107Y2 (ja) * | 1985-08-23 | 1992-08-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55150907A (en) | 1980-11-25 |
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