JPS58219120A - 細胞および組織再生作用物質の製造方法 - Google Patents
細胞および組織再生作用物質の製造方法Info
- Publication number
- JPS58219120A JPS58219120A JP58094753A JP9475383A JPS58219120A JP S58219120 A JPS58219120 A JP S58219120A JP 58094753 A JP58094753 A JP 58094753A JP 9475383 A JP9475383 A JP 9475383A JP S58219120 A JPS58219120 A JP S58219120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substance
- liquid
- mixture
- solvent
- solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K35/00—Medicinal preparations containing materials or reaction products thereof with undetermined constitution
- A61K35/12—Materials from mammals; Compositions comprising non-specified tissues or cells; Compositions comprising non-embryonic stem cells; Genetically modified cells
- A61K35/14—Blood; Artificial blood
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Public Health (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Hematology (AREA)
- Cell Biology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Virology (AREA)
- Immunology (AREA)
- Developmental Biology & Embryology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Prostheses (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Steroid Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は哺乳動物の臓器および体液中に存在し、それよ
り抽出することができ、創傷の治癒を促進する作用を有
する既知化合物(ヨーロッパ特許登録番号第81102
848.9号、公開番号第0038511号)に関する
ものである。上記公開公報によれば、抽出された作用物
質は特にグリコステロイドの構造ならびにグリコスフイ
ンゴリピツドの構造を有する。
り抽出することができ、創傷の治癒を促進する作用を有
する既知化合物(ヨーロッパ特許登録番号第81102
848.9号、公開番号第0038511号)に関する
ものである。上記公開公報によれば、抽出された作用物
質は特にグリコステロイドの構造ならびにグリコスフイ
ンゴリピツドの構造を有する。
グリコステロイドは次の構造式に適合するものである。
即ち:
但し式中、Rは5個の糖単位から成るオリゴ糖残基を意
味する。
味する。
グリコスフィンゴリピッドは次の構造式を以てCH3−
(CH2)9−CI−I = CJ(−CH2−QC’
但し式中、kは5個の糖単位から成るオリゴ糖残基を意
味する。
(CH2)9−CI−I = CJ(−CH2−QC’
但し式中、kは5個の糖単位から成るオリゴ糖残基を意
味する。
これらの化合物は心臓、肺、筋肉および肺臓の如き臓器
および血液、血漿および血清の如き体液から分離される
。化合物を産生ずる哺乳動物はヒト、ブタ、馬、羊およ
び牛である。
および血液、血漿および血清の如き体液から分離される
。化合物を産生ずる哺乳動物はヒト、ブタ、馬、羊およ
び牛である。
前記、特許公報による製造法は、特に活性炭への吸着(
アフィニティクロマトグラフィー)および10〜30%
酢酸によるその抽出、分子ふるいを用いた第2のクロマ
トグラフィーおよび希酢酸によるその溶出、シリカゲル
を用いた第3のクロマトグラフィーと工□”タノールと
メチレンクロライド混合液による溶出、ならびにC8−
鎖で被覆せるシリカゲルを用いたクロマトグラフィーと
酢酸、エタノール、水の混合液によるその溶出を包含す
る。
アフィニティクロマトグラフィー)および10〜30%
酢酸によるその抽出、分子ふるいを用いた第2のクロマ
トグラフィーおよび希酢酸によるその溶出、シリカゲル
を用いた第3のクロマトグラフィーと工□”タノールと
メチレンクロライド混合液による溶出、ならびにC8−
鎖で被覆せるシリカゲルを用いたクロマトグラフィーと
酢酸、エタノール、水の混合液によるその溶出を包含す
る。
今回、上にかNげた同一の出発原料から、初めに出発原
料をアルコール性−水性溶媒に対して自己溶解(分解)
させ、次いで透析を行なうと、細胞−および組織−再生
活性を有する同様のグリコリピッドが、本質的に高収量
で得られるという意外な事実が見出だされた。かくして
別件公知の製法によって得られるよりはるかに大量に、
目的とする作用物質か濃縮されている粗製品を入手でき
ることとなった。
料をアルコール性−水性溶媒に対して自己溶解(分解)
させ、次いで透析を行なうと、細胞−および組織−再生
活性を有する同様のグリコリピッドが、本質的に高収量
で得られるという意外な事実が見出だされた。かくして
別件公知の製法によって得られるよりはるかに大量に、
目的とする作用物質か濃縮されている粗製品を入手でき
ることとなった。
何よりも更に有益なことは、先に言及したグリコステロ
イドが治療上の使用に際し充分に安定でなかったという
ことが、今回見い出された製造法の開発により明らかに
されたことである。
イドが治療上の使用に際し充分に安定でなかったという
ことが、今回見い出された製造法の開発により明らかに
されたことである。
本発明者らは、粗製品から、(A)エタノール性溶液か
ら、例えは約−20℃の如き低温で沈澱させるか、CB
)水と全く混合しないかまたは制限的にしか混合しない
有機溶媒を用いて抽出し、(A)ならびに(B)の段階
により得られた生成物をシリカゲル上、またはイオン交
換樹脂上で極性の低い溶媒を用いてクロマトグラフィー
にかけるという極めて簡単な方法によりグリコリピッド
を分離できることを見出した。クロマトグラフィーによ
る分離が経費を要することを考慮すると、一連のクロマ
トグラフィー操作を不可欠とする従来法に比べて、新た
に開示された上記製造法の著しい優位性は特に工業的規
模の応用に際し注目されるべきである。
ら、例えは約−20℃の如き低温で沈澱させるか、CB
)水と全く混合しないかまたは制限的にしか混合しない
有機溶媒を用いて抽出し、(A)ならびに(B)の段階
により得られた生成物をシリカゲル上、またはイオン交
換樹脂上で極性の低い溶媒を用いてクロマトグラフィー
にかけるという極めて簡単な方法によりグリコリピッド
を分離できることを見出した。クロマトグラフィーによ
る分離が経費を要することを考慮すると、一連のクロマ
トグラフィー操作を不可欠とする従来法に比べて、新た
に開示された上記製造法の著しい優位性は特に工業的規
模の応用に際し注目されるべきである。
本発明は、旧製法と対比して、工業的規模で実施するに
際して優れているだけでなく、更に自己溶解と透析とい
う本質的段階を向流操作により同時に且つ連続的に行な
うことができる点で特に明らかに新規性を備えている。
際して優れているだけでなく、更に自己溶解と透析とい
う本質的段階を向流操作により同時に且つ連続的に行な
うことができる点で特に明らかに新規性を備えている。
本発明に基づく方法は′、血液又は臓器のホモジネート
を自己分解およびアルコール性水性溶媒に対する透析に
かけるという点で特徴づけられる。
を自己分解およびアルコール性水性溶媒に対する透析に
かけるという点で特徴づけられる。
以下、発明の詳細について記す。
前述の如く、哺乳動物のフィブリンを除いた血液および
臓器のホモジネートを出発原料とするが、牛または子牛
の血液、とりわけ後者が望ましい。
臓器のホモジネートを出発原料とするが、牛または子牛
の血液、とりわけ後者が望ましい。
前述の如く、出発原料の自己溶解と分解産物の透析が実
施される。先ず、出発原料に短鎖アルコール、特に10
〜30%濃度のメタノールまたはエタノール、および防
腐剤として、特に4−ヒドロキシ安息香酸メチルエステ
ルまたは4−ヒドロキシ安息香酸プロピルエステルの0
.1〜0.0001%濃度を加えて、自己溶解中に生成
する物質を溶解し易くする。自己溶解は4℃から室温ま
での温度で、数時間から、2.3日の経過時間、例えば
3日間原料物質を放置することにより行なわれる。しか
\ し、向流操作法により両者の工程を同時に継続して進行
させ、自己溶解生成物を絶えず除去することにより、出
発原料の側の平衡か自己溶解反応へと絶えず移行する様
にするのが好都合である。自己溶解中にリソシームの如
き細胞内の分解酵素、例えばカテプシンおよびその他の
蛋白分解酵素、更にヌクレオチダーゼ、エステラーゼ、
フォスファターゼ等が遊離する。分子量1oooo以下
の成分が透析物量に見出され、目的とするグリコリピッ
ドはその中に含まれる。透析は自己溶解の促進と同時に
、特に治療適用に際しアレルギー反応の誘因となるよう
な蛋白の除去をも行なう。透析中の成分をとり込むため
の溶媒としては、水と低級脂肪族アルコール、例えば目
的に応じメタノールまたはエタノールの混合液が用いら
れる。特に適した混合液は水とlO〜30容積%のエタ
ノール、例えば15容積%のエタノールを含有する水で
ある。
施される。先ず、出発原料に短鎖アルコール、特に10
〜30%濃度のメタノールまたはエタノール、および防
腐剤として、特に4−ヒドロキシ安息香酸メチルエステ
ルまたは4−ヒドロキシ安息香酸プロピルエステルの0
.1〜0.0001%濃度を加えて、自己溶解中に生成
する物質を溶解し易くする。自己溶解は4℃から室温ま
での温度で、数時間から、2.3日の経過時間、例えば
3日間原料物質を放置することにより行なわれる。しか
\ し、向流操作法により両者の工程を同時に継続して進行
させ、自己溶解生成物を絶えず除去することにより、出
発原料の側の平衡か自己溶解反応へと絶えず移行する様
にするのが好都合である。自己溶解中にリソシームの如
き細胞内の分解酵素、例えばカテプシンおよびその他の
蛋白分解酵素、更にヌクレオチダーゼ、エステラーゼ、
フォスファターゼ等が遊離する。分子量1oooo以下
の成分が透析物量に見出され、目的とするグリコリピッ
ドはその中に含まれる。透析は自己溶解の促進と同時に
、特に治療適用に際しアレルギー反応の誘因となるよう
な蛋白の除去をも行なう。透析中の成分をとり込むため
の溶媒としては、水と低級脂肪族アルコール、例えば目
的に応じメタノールまたはエタノールの混合液が用いら
れる。特に適した混合液は水とlO〜30容積%のエタ
ノール、例えば15容積%のエタノールを含有する水で
ある。
必要あれば、粗製品はその後の単離操作および分離操作
に対し中間的に保護する。ペプチド化学でこの目的のた
めに知られている一般的なこの種の保護基が、この場合
適用される。保護基の選択的な導入により、作用物質の
官能基を保護し、作用物質を反応混合液から抽出するの
に都合のよい形に変化させる。ついで単離精製後、保護
基を離脱せしめる。使用に適している保護基およびその
離脱方法の例としてはベンゾイル基/希アルカリ溶液に
よる離脱;ベンゾイルオキシカルボニル基/臭化水素の
氷酢酸、トリフルオロ酢酸またはその他の有機溶媒溶液
中、塩化水素のエタノール溶液中、トリフルオロ酢酸溶
液中での加温による離脱、または金属ナトリウムの液体
アンモニア溶液による離脱;ベンジル基およびp−)ル
エンスルホン酸基/ナトリウムの液体アンモニア溶液ニ
ヨる離脱;tert、−ブチル基/塩化水素の有機溶媒
溶液、臭化水素の氷酢酸またはトリフルオロ酢酸溶液に
よる離脱が挙げられる。tert、−ブチル基はイソブ
チン中酸触媒によるエーテル化反応によって導入できる
特に優れた方法である。
に対し中間的に保護する。ペプチド化学でこの目的のた
めに知られている一般的なこの種の保護基が、この場合
適用される。保護基の選択的な導入により、作用物質の
官能基を保護し、作用物質を反応混合液から抽出するの
に都合のよい形に変化させる。ついで単離精製後、保護
基を離脱せしめる。使用に適している保護基およびその
離脱方法の例としてはベンゾイル基/希アルカリ溶液に
よる離脱;ベンゾイルオキシカルボニル基/臭化水素の
氷酢酸、トリフルオロ酢酸またはその他の有機溶媒溶液
中、塩化水素のエタノール溶液中、トリフルオロ酢酸溶
液中での加温による離脱、または金属ナトリウムの液体
アンモニア溶液による離脱;ベンジル基およびp−)ル
エンスルホン酸基/ナトリウムの液体アンモニア溶液ニ
ヨる離脱;tert、−ブチル基/塩化水素の有機溶媒
溶液、臭化水素の氷酢酸またはトリフルオロ酢酸溶液に
よる離脱が挙げられる。tert、−ブチル基はイソブ
チン中酸触媒によるエーテル化反応によって導入できる
特に優れた方法である。
得られた透析物からグリコリピッドを単離精製するには
(A)エタノール性溶液を冷却して沈澱させるか、また
はCB)例えば親油性のある種の有機溶媒で抽出し、次
いで無機の吸着剤またはイオン交換樹脂を用いるクロマ
トグラフィーにより行なうことができる。更に抽出(B
)とクロマトグラフィーとの間にもう一回沈澱による精
製を挿入することは効果的である。
(A)エタノール性溶液を冷却して沈澱させるか、また
はCB)例えば親油性のある種の有機溶媒で抽出し、次
いで無機の吸着剤またはイオン交換樹脂を用いるクロマ
トグラフィーにより行なうことができる。更に抽出(B
)とクロマトグラフィーとの間にもう一回沈澱による精
製を挿入することは効果的である。
沈澱(A)はエタノール性溶液を−15〜−25℃の範
囲の温度にすることにより得られる。エタノールの最終
濃度を高める程、グリコリピッドの収量をよくすること
ができる。そこで少くとも60容積%の濃度になるよう
適宜無水エタノールを透析物に追加注入する;最終濃度
が90容積%の場合に最高の成績が得られる。得られた
エタノール性溶液は前記温度でできるだけ長時間静置す
る。
囲の温度にすることにより得られる。エタノールの最終
濃度を高める程、グリコリピッドの収量をよくすること
ができる。そこで少くとも60容積%の濃度になるよう
適宜無水エタノールを透析物に追加注入する;最終濃度
が90容積%の場合に最高の成績が得られる。得られた
エタノール性溶液は前記温度でできるだけ長時間静置す
る。
固形成分は濾過、遠心分離または沈積と傾瀉法により分
離できる。次いで生成物を緩和な条件下、即ち最高37
℃以下の温度で、蒸発乾固させる。蒸発乾固は加温また
は減圧下あるいはその両方を同時に用いて行なわれる。
離できる。次いで生成物を緩和な条件下、即ち最高37
℃以下の温度で、蒸発乾固させる。蒸発乾固は加温また
は減圧下あるいはその両方を同時に用いて行なわれる。
蒸発乾固した固体または水溶液もしくは有機溶媒中に溶
解した形の透析物に抽出CB)を組合せる。
解した形の透析物に抽出CB)を組合せる。
抽出には水と全く混合しないかまたは制限的にしか混合
しない有機溶媒またはその混合液が使用される。特にエ
ーテルとしてジエチルエーテルおよびテトラヒドロフラ
ン、炭化水素としてペンタン、ヘキサン、石油エーテル
およびベンゼン、ハロゲン化炭化水素としてクロロ−ホ
ルム、ジクロルメタン、四塩化炭素、1.2−ジクロル
エタンおよびクロロホルムとメタノールとの混合液、ア
ルコールとしてブタノールおよびアミルアルコール、ま
た、カルボン酸エステルとして酢酸エチルおよび酢酸ブ
チルの如きものが適している。
しない有機溶媒またはその混合液が使用される。特にエ
ーテルとしてジエチルエーテルおよびテトラヒドロフラ
ン、炭化水素としてペンタン、ヘキサン、石油エーテル
およびベンゼン、ハロゲン化炭化水素としてクロロ−ホ
ルム、ジクロルメタン、四塩化炭素、1.2−ジクロル
エタンおよびクロロホルムとメタノールとの混合液、ア
ルコールとしてブタノールおよびアミルアルコール、ま
た、カルボン酸エステルとして酢酸エチルおよび酢酸ブ
チルの如きものが適している。
この抽出を通じて粗製物の液/液相または液/固相の分
離が行なわれ、それによって構成成分の極性の低いまた
は無極性の物質と、極性を有するまたはイオン化した物
質との分離が行なわれる。
離が行なわれ、それによって構成成分の極性の低いまた
は無極性の物質と、極性を有するまたはイオン化した物
質との分離が行なわれる。
目的とするグリコリピッドは有機性の極性の低い層へ移
行する。他の液層または固層を分別し、有機溶媒層を前
述の如く注意深く蒸発乾固する。
行する。他の液層または固層を分別し、有機溶媒層を前
述の如く注意深く蒸発乾固する。
抽出に引続き、金属塩水溶液と、アセトン、ジエチルエ
ーテル、または両者の混合液、あるいはエタノール中、
−15〜−25℃の範囲で、その都度、特にその溶解性
に基づきグリコリピッドの沈澱が生成する。水溶液中に
は1〜5価の金属の塩が含まれ、特に無機酸の金属塩が
望ましい。金属1 塩としては特に塩化マグネシウム、塩化・カルシウム、
塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸アンモニウム、硫
酸ナトリウム、硫酸カリウム、硝酸ナトリウム、リン酸
水素ジナトリウムおよびリン酸二水素す) IJウムが
挙げられる。その水溶液は飽和に至るまでの任意の濃度
をとり得る。この溶液中に蒸発乾固した残溜物を懸濁ま
たは溶解せしめる。
ーテル、または両者の混合液、あるいはエタノール中、
−15〜−25℃の範囲で、その都度、特にその溶解性
に基づきグリコリピッドの沈澱が生成する。水溶液中に
は1〜5価の金属の塩が含まれ、特に無機酸の金属塩が
望ましい。金属1 塩としては特に塩化マグネシウム、塩化・カルシウム、
塩化ナトリウム、塩化カリウム、硫酸アンモニウム、硫
酸ナトリウム、硫酸カリウム、硝酸ナトリウム、リン酸
水素ジナトリウムおよびリン酸二水素す) IJウムが
挙げられる。その水溶液は飽和に至るまでの任意の濃度
をとり得る。この溶液中に蒸発乾固した残溜物を懸濁ま
たは溶解せしめる。
アセトンとジエチルエーテルとの混合液も使用できるが
、アセトンまたはジエチルエーテル単独、または冷エタ
ノールの使用が優先する。これを、予じめ調製した懸濁
液または溶液に数倍量になるまで追加し全体をよく混和
する。この際に生成する沈澱にグリコリピッドが含有さ
れている;濾過、遠心分離または沈積と傾瀉法によりそ
れを液層から分取する。次いで生成物を慎重に乾燥する
。以上の操作により最初の沈澱生成物が得られる。
、アセトンまたはジエチルエーテル単独、または冷エタ
ノールの使用が優先する。これを、予じめ調製した懸濁
液または溶液に数倍量になるまで追加し全体をよく混和
する。この際に生成する沈澱にグリコリピッドが含有さ
れている;濾過、遠心分離または沈積と傾瀉法によりそ
れを液層から分取する。次いで生成物を慎重に乾燥する
。以上の操作により最初の沈澱生成物が得られる。
アセトン、エーテルまたは冷エタノールと金属塩水溶液
との混合液からグリコリピッドの沈澱が生成する点に溶
解比が到達すると、所期の沈澱物が得られる。液層分離
を行なって得られた生成物は−特に血液を出発原料とし
ている場合は一十分す濃度の塩を含有しているので、ア
セトン、エーテルまたは冷エタノールを追加するだけで
沈澱が生成される。このように金属塩または金属塩溶液
を特に追加しなくとも、この操作法により第2段階の沈
澱生成物が得られる。
との混合液からグリコリピッドの沈澱が生成する点に溶
解比が到達すると、所期の沈澱物が得られる。液層分離
を行なって得られた生成物は−特に血液を出発原料とし
ている場合は一十分す濃度の塩を含有しているので、ア
セトン、エーテルまたは冷エタノールを追加するだけで
沈澱が生成される。このように金属塩または金属塩溶液
を特に追加しなくとも、この操作法により第2段階の沈
澱生成物が得られる。
第3段階の沈澱生成も全く同様の抽出と沈澱生成の操作
を実施することにより得られる。透析物を前に述べた水
と全く混合しないかまたは制限的にしか混合しない有機
溶媒とアセトンまたはエーテルとの混合液で、その相互
の量的関係と、また透析物の量および含有している金属
塩の濃度とに応じて、処理し、かくすることによりグリ
コリピッドを含有する沈澱を生じさせることができる。
を実施することにより得られる。透析物を前に述べた水
と全く混合しないかまたは制限的にしか混合しない有機
溶媒とアセトンまたはエーテルとの混合液で、その相互
の量的関係と、また透析物の量および含有している金属
塩の濃度とに応じて、処理し、かくすることによりグリ
コリピッドを含有する沈澱を生じさせることができる。
液層から前述の如く沈澱物を分取し、注意深く乾燥する
。
。
最後の工程は、エタノール沈澱法(A)または抽出法(
B)により得られた生成物をクロマトグラフィーの手法
により精製することにある。この場合、無機の吸着剤、
特にシリカゲルまたはシリカゲルと金属酸化物または無
機酸塩との混合物、例えば市販のシリカゲルと酸化アル
ミニウム、酸化マグネシウムあるいは硫酸マグネシウム
との混合物が適しており、またさもなければイオン交換
樹脂、特にジエチルアミノエタン−セルローズ、カルボ
キシメチルセルローズまたはスルホプロピルセルローズ
の如き塩基性および酸性セルローズ誘導体が適−してい
る。
B)により得られた生成物をクロマトグラフィーの手法
により精製することにある。この場合、無機の吸着剤、
特にシリカゲルまたはシリカゲルと金属酸化物または無
機酸塩との混合物、例えば市販のシリカゲルと酸化アル
ミニウム、酸化マグネシウムあるいは硫酸マグネシウム
との混合物が適しており、またさもなければイオン交換
樹脂、特にジエチルアミノエタン−セルローズ、カルボ
キシメチルセルローズまたはスルホプロピルセルローズ
の如き塩基性および酸性セルローズ誘導体が適−してい
る。
まず初めに生成物を少量の極性有機溶媒に溶解する。溶
媒としては、特にメタノール、メタノールとクロロホル
ムの混合液、エタノールとクロロホルムの混合液および
、更にそれに酢酸エチルを加えたもの、およびメタノー
ル、クロロホルムと少量の水との混合液が適している。
媒としては、特にメタノール、メタノールとクロロホル
ムの混合液、エタノールとクロロホルムの混合液および
、更にそれに酢酸エチルを加えたもの、およびメタノー
ル、クロロホルムと少量の水との混合液が適している。
溶液を、あらかじめ同じ溶媒かまたは上に挙げた他の水
を含まない溶媒中で処理した吸着剤を充填したクロマト
グラフィーカラムにかける。溶出には同じ溶媒または溶
媒混合液を使用する。更に使用する混合溶媒の極性を順
次高めて行くことにより、即ち直線的、凹型または凸型
、あるいは段階的な濃度勾配を適用することにより、定
量的に組成物を得ることができる。
を含まない溶媒中で処理した吸着剤を充填したクロマト
グラフィーカラムにかける。溶出には同じ溶媒または溶
媒混合液を使用する。更に使用する混合溶媒の極性を順
次高めて行くことにより、即ち直線的、凹型または凸型
、あるいは段階的な濃度勾配を適用することにより、定
量的に組成物を得ることができる。
溶出液の各分画について種々の試験法により、グリコリ
ピッドの存在、含量および純度を測定できる。実験の部
に記載した如く、グリコリピッドもしくはグリコスフイ
ンコリピツドには特徴的な発色反応および呈色試験法が
ある。またその分画は、シリカゲノペC−18−アルカ
ン誘導体で処理したシリカゲル、ポリアミド、セルロー
ズまたはポリアクリルアミドで層を作った薄層板または
薄層膜上で適当な展開剤により更に分離できる。
ピッドの存在、含量および純度を測定できる。実験の部
に記載した如く、グリコリピッドもしくはグリコスフイ
ンコリピツドには特徴的な発色反応および呈色試験法が
ある。またその分画は、シリカゲノペC−18−アルカ
ン誘導体で処理したシリカゲル、ポリアミド、セルロー
ズまたはポリアクリルアミドで層を作った薄層板または
薄層膜上で適当な展開剤により更に分離できる。
分離した物質は、例えばクロロホルムとメタノールの如
き無水性溶媒で板上または膜上から溶出せしめた後、こ
の物質を用いて薄層クロマトグラフィー、加水分解と分
解産物の分析、ガスクロマトグラフィー、質量分析、唾
乳動物における表皮損傷の治癒期間短縮作用の確認、あ
るいは細胞培養に対する挙動の観察により試験する。得
られた結果はグリコスフインコリピツドが活性成分とし
て働いていることを示している。
き無水性溶媒で板上または膜上から溶出せしめた後、こ
の物質を用いて薄層クロマトグラフィー、加水分解と分
解産物の分析、ガスクロマトグラフィー、質量分析、唾
乳動物における表皮損傷の治癒期間短縮作用の確認、あ
るいは細胞培養に対する挙動の観察により試験する。得
られた結果はグリコスフインコリピツドが活性成分とし
て働いていることを示している。
以下に記載する薬理学的試験により、得られた作用物質
はインビトロで予じめ損傷を与えた線維芽細胞に対しは
つきりした増殖促進効果を示し、またインビボでもこれ
に対応した細胞群に対する再生促進効果をもつことが証
明された。正常に保たれている健康な細胞培養にこの物
質を添加しても何らの変化をも示さないことから、この
場合、通常の有糸分裂に作用するような物質として働い
ているのではないことは明らかである。これに反し、種
々の傷害要因により予じめ損傷を与え細胞分裂速度が異
常に低下している培養では、それによって短時間の間に
健康な培養と事実り異らない正常な分裂速度に回復する
。
はインビトロで予じめ損傷を与えた線維芽細胞に対しは
つきりした増殖促進効果を示し、またインビボでもこれ
に対応した細胞群に対する再生促進効果をもつことが証
明された。正常に保たれている健康な細胞培養にこの物
質を添加しても何らの変化をも示さないことから、この
場合、通常の有糸分裂に作用するような物質として働い
ているのではないことは明らかである。これに反し、種
々の傷害要因により予じめ損傷を与え細胞分裂速度が異
常に低下している培養では、それによって短時間の間に
健康な培養と事実り異らない正常な分裂速度に回復する
。
本発明に従って製造された物質によって、インビトロの
みならずインビボにおいても、損傷を受けた細胞群の修
復機序が活性化される事実に基づき、本物質は特に修復
機能が低下している慢性化した、または治療し難い創傷
または潰瘍の治療的使用に適したものである。
みならずインビボにおいても、損傷を受けた細胞群の修
復機序が活性化される事実に基づき、本物質は特に修復
機能が低下している慢性化した、または治療し難い創傷
または潰瘍の治療的使用に適したものである。
本物質の創傷の修復促進作用を以下の動物実験により示
す。
す。
実験 1゜
麻酔したラットを刺毛し、胴体の両側に載せた直径2c
の真鍮円板を通じて270℃の熱を30秒間加え火傷を
起す。作用物質を20%濃度になるようにシェリー基剤
に加え治療用シェリーを調製する。対照として水または
生理食塩液を加える。
の真鍮円板を通じて270℃の熱を30秒間加え火傷を
起す。作用物質を20%濃度になるようにシェリー基剤
に加え治療用シェリーを調製する。対照として水または
生理食塩液を加える。
それぞれ2箇所ずつの傷をもった動物10匹を1日2回
ずつそのシェリーで局所的に治療し、完全冶癒するまで
の期間を記録する。実施例2に記載したR(値、0.6
5の物質は対照に比し治癒期間を21%まで短縮した。
ずつそのシェリーで局所的に治療し、完全冶癒するまで
の期間を記録する。実施例2に記載したR(値、0.6
5の物質は対照に比し治癒期間を21%まで短縮した。
実験 2゜
ミニ豚の背面に、実験lに記載した如くそれぞれ4箇所
rつ火傷を作り、更にコルクポーラを用いて直径2.5
印の搾孔側を4箇所つける。作用物質はシェリー基剤を
用いて20%含量になるよう調製する。1日2回ずつシ
ェリーを傷に塗布し、完全治癒までの期間を記録する。
rつ火傷を作り、更にコルクポーラを用いて直径2.5
印の搾孔側を4箇所つける。作用物質はシェリー基剤を
用いて20%含量になるよう調製する。1日2回ずつシ
ェリーを傷に塗布し、完全治癒までの期間を記録する。
FL(値0.65の物質は治癒期間を18%短縮する。
実験 3゜
ミニ豚に実験1に記載した如く火傷を起す。毎日、傷の
治療を行ない、(治療開始後)6日、12日、18日お
よび22日目に治療群から動物を分離し、麻酔下に屠殺
する。傷を切りとり、半分ずつに分け、4%中性緩衝ホ
ルマリン液で固定する。
治療を行ない、(治療開始後)6日、12日、18日お
よび22日目に治療群から動物を分離し、麻酔下に屠殺
する。傷を切りとり、半分ずつに分け、4%中性緩衝ホ
ルマリン液で固定する。
この組織片をパラフィン切片とし、4μの厚さの病理切
片を作る。以下のパラメータを定着的に実測する。
片を作る。以下のパラメータを定着的に実測する。
1、上皮形成をしている創傷の表面の長さ2、上皮形成
をしていない創傷表面の長さ3、表皮基底層の長さ 4、新生表皮の平坦さ 5、毛嚢および皮脂腺の平坦さ パラメーターを評価した結果、実施例2〜6に記載され
ている精製物質は上皮の舌状突起(Epii−helz
ungen)の形成とその損傷中心方向への伸びを対照
動物に比し促進することが示された、創傷の治癒促進作
用は間質、基底層、(皮膚)乳頭が形成される早い時期
に優位に示される。
をしていない創傷表面の長さ3、表皮基底層の長さ 4、新生表皮の平坦さ 5、毛嚢および皮脂腺の平坦さ パラメーターを評価した結果、実施例2〜6に記載され
ている精製物質は上皮の舌状突起(Epii−helz
ungen)の形成とその損傷中心方向への伸びを対照
動物に比し促進することが示された、創傷の治癒促進作
用は間質、基底層、(皮膚)乳頭が形成される早い時期
に優位に示される。
実験 4゜
麻酔したラットに幅1α、深さ5rInのうち抜き傷を
つける。この傷口にビスコースーセル口−ズ−中空円柱
−海綿をとりつける。この円柱の空洞の内側に毎日10
0μノの精製した物質を加える。
つける。この傷口にビスコースーセル口−ズ−中空円柱
−海綿をとりつける。この円柱の空洞の内側に毎日10
0μノの精製した物質を加える。
移植後4.to、16.21日口重海綿をとりその内容
物のヘモグロビン、デスオキシリボ核酸(DNA )、
ハイドロキシプロリン量を分析する。精製物質で処置し
た創傷の側は移植後4日およびp日までは対照動物と比
較して、移植した海綿中のヘモグロビン、DNAおよび
ハイドロキシプロリン含量はなんら高値を示さなかった
が、16日から21日まででは海綿中のヘモグロビン−
1DNA−、ハイドロキシプロリン量は有意に高値を示
した。この方法に関してはJ 、Ni 1nikosk
iおよびS、 Renvall、 Acta Chir
、 5cand、145 (1979)、287−29
1、参照。
物のヘモグロビン、デスオキシリボ核酸(DNA )、
ハイドロキシプロリン量を分析する。精製物質で処置し
た創傷の側は移植後4日およびp日までは対照動物と比
較して、移植した海綿中のヘモグロビン、DNAおよび
ハイドロキシプロリン含量はなんら高値を示さなかった
が、16日から21日まででは海綿中のヘモグロビン−
1DNA−、ハイドロキシプロリン量は有意に高値を示
した。この方法に関してはJ 、Ni 1nikosk
iおよびS、 Renvall、 Acta Chir
、 5cand、145 (1979)、287−29
1、参照。
実施例2〜6により得られた精製物質によって、毛細管
を伴う間質および基底層の形成初期において創部冶癒作
用は促進され、る。
を伴う間質および基底層の形成初期において創部冶癒作
用は促進され、る。
実験 5゜
例えば成長している線維芽細胞の如き細胞培養において
培養基中の炭酸水素すl−IJウムを省くと発育が阻害
される。実施例2〜6に記載した物質を培養基に添加す
ることにより、対応する阻害されたままの未処理の細胞
培養より、細胞そのものはより速かに阻害作用をもとに
もどし、明らかにより早く正常な分裂速度に再び達する
結果を得た。
培養基中の炭酸水素すl−IJウムを省くと発育が阻害
される。実施例2〜6に記載した物質を培養基に添加す
ることにより、対応する阻害されたままの未処理の細胞
培養より、細胞そのものはより速かに阻害作用をもとに
もどし、明らかにより早く正常な分裂速度に再び達する
結果を得た。
実施例中の溶媒混合に関連した数の記載は常に容積で示
しである。例えばエーテル:エタノール=3=1とは3
容債のエーテルと1容積のエタノールとの混合液を示し
ている。
しである。例えばエーテル:エタノール=3=1とは3
容債のエーテルと1容積のエタノールとの混合液を示し
ている。
実施例1
屠殺場から子牛の血液を屠殺後直ちに入手し、20%エ
タノールと混和する。防腐剤としてp−ヒドロキシ安息
香酸メチルエステル(メチルパラベン)およびP−ヒド
ロキシ安息香酸エステル(プロピルパラベン)をその都
度0.02%濃度まで加える。その血液を3日間室温で
自己溶解させ、その間に安定でない成分が部分的に分解
を起すような強い溶血が起り、また膜の構成成分が膜か
ら溶出される。この自己溶解物は傾瀉法により沈渣から
分取し、その上清を3日間、静的または動的に透析限界
分子量10′000の膜を通して透析する。
タノールと混和する。防腐剤としてp−ヒドロキシ安息
香酸メチルエステル(メチルパラベン)およびP−ヒド
ロキシ安息香酸エステル(プロピルパラベン)をその都
度0.02%濃度まで加える。その血液を3日間室温で
自己溶解させ、その間に安定でない成分が部分的に分解
を起すような強い溶血が起り、また膜の構成成分が膜か
ら溶出される。この自己溶解物は傾瀉法により沈渣から
分取し、その上清を3日間、静的または動的に透析限界
分子量10′000の膜を通して透析する。
動的透析の場合は、透析液と透析外液との濃度勾配をで
きるだけ大きく維持するためにポンプを用い、3日間透
析膜を通じて向流操作を行なう。
きるだけ大きく維持するためにポンプを用い、3日間透
析膜を通じて向流操作を行なう。
得られた透析外液は5〜80mg/P/の乾燥重量をも
ち、1m97m1までの範囲の傷治癒促進物質を含む。
ち、1m97m1までの範囲の傷治癒促進物質を含む。
冒頭に既述したヨーロッパ特許公報に基づく方法では対
応するグリコスフインゴリピツドの含量は0.005
’n9 / mlの範囲である。
応するグリコスフインゴリピツドの含量は0.005
’n9 / mlの範囲である。
実施例2
2リツトルの子牛の血液を300m1のエタノールと混
和し、3日間室温で自己溶解させる。その分解物を濾過
限界10’000(分子量)までの限外濾過器にかけて
濾過し細胞断片および大きい蛋白質を除く。濾液を3=
1の割合のエタノール:エーテル混合液6リツトルと混
合すると、主としてグリコスフインゴリピツドから成る
沈澱物が生成する。沈澱物を18’000!i’回転で
+30分間遠心分離し液層と分離する。
和し、3日間室温で自己溶解させる。その分解物を濾過
限界10’000(分子量)までの限外濾過器にかけて
濾過し細胞断片および大きい蛋白質を除く。濾液を3=
1の割合のエタノール:エーテル混合液6リツトルと混
合すると、主としてグリコスフインゴリピツドから成る
沈澱物が生成する。沈澱物を18’000!i’回転で
+30分間遠心分離し液層と分離する。
沈澱物を減圧下37℃で乾燥し、クロロホルム:メタノ
ール(65: 35)の混合液20−に溶解する。溶解
させたグリコスフインゴリピツドを直径5.0 cm
、長さ40口のFlorisil−カラム(商品名;高
い選択能をもつマグネシウムシリケートゲル吸着剤、F
irma Floridin Corp、Pittsb
urgh。
ール(65: 35)の混合液20−に溶解する。溶解
させたグリコスフインゴリピツドを直径5.0 cm
、長さ40口のFlorisil−カラム(商品名;高
い選択能をもつマグネシウムシリケートゲル吸着剤、F
irma Floridin Corp、Pittsb
urgh。
PA、USA製)を用い、クロロホルム:メタノール比
65 : 35の平衡を保ちつつクロマトグラフにかけ
て分離し、残余の燐脂質分を除去する。
65 : 35の平衡を保ちつつクロマトグラフにかけ
て分離し、残余の燐脂質分を除去する。
グリコリピッドはクロロホルム中それぞれ35%、50
%、75%メタノール混液2ノずつで濃度勾配溶出法に
より溶出し、最後に100%メタノールで溶出する。濃
度勾配溶出法により得られた物質は先に記載の創傷治癒
試験を行ない、最後の100%メタノール溶出分画中に
創傷治癒促進物質が含まれていることが確認された。
%、75%メタノール混液2ノずつで濃度勾配溶出法に
より溶出し、最後に100%メタノールで溶出する。濃
度勾配溶出法により得られた物質は先に記載の創傷治癒
試験を行ない、最後の100%メタノール溶出分画中に
創傷治癒促進物質が含まれていることが確認された。
この物質が含まれている分画を、2rrmの厚さに調製
したシリカゲルの薄層板上に置き、クロロホルム:メタ
/ −/I/ : 0.1%Ca C42水溶液(−5
5:45:10)の展開溶媒で18C+++の距離の上
昇クロマトグラフィー展開を行なう。クロマトグラフィ
ー終了後、薄層板を乾燥し、ヨード蒸気飽和の室内に短
時間放置する。かくして得られた発色帯を標識し、ヨー
ドを昇華して除去し、クロロホルム:メタノール(=5
0 :50)でシリカゲルを溶出する。上記の薄層クロ
マトグラフィーによる分離法でJ−値0.65を示す分
画を用い、ラットによる火傷の治癒時間短縮作用試験を
行ない陽性の結果を得た。
したシリカゲルの薄層板上に置き、クロロホルム:メタ
/ −/I/ : 0.1%Ca C42水溶液(−5
5:45:10)の展開溶媒で18C+++の距離の上
昇クロマトグラフィー展開を行なう。クロマトグラフィ
ー終了後、薄層板を乾燥し、ヨード蒸気飽和の室内に短
時間放置する。かくして得られた発色帯を標識し、ヨー
ドを昇華して除去し、クロロホルム:メタノール(=5
0 :50)でシリカゲルを溶出する。上記の薄層クロ
マトグラフィーによる分離法でJ−値0.65を示す分
画を用い、ラットによる火傷の治癒時間短縮作用試験を
行ない陽性の結果を得た。
実施例3
実施例1の透析外液2リツトルを回転蒸発装置中または
凍結乾燥法により蒸発乾固し、次いでテトラヒドロフラ
ン:0.01モルKCJ液の比が4:1の混液4リツト
ルで抽出する。不溶物を濾紙上で濾別し、透明な濾液を
回転蒸発装置で500−まで濃縮する。これにクロロホ
ルム:メタノール比2:1の混液1リツトルを加え、更
に200dの水を加えて有機溶媒層と水層に分離する。
凍結乾燥法により蒸発乾固し、次いでテトラヒドロフラ
ン:0.01モルKCJ液の比が4:1の混液4リツト
ルで抽出する。不溶物を濾紙上で濾別し、透明な濾液を
回転蒸発装置で500−まで濃縮する。これにクロロホ
ルム:メタノール比2:1の混液1リツトルを加え、更
に200dの水を加えて有機溶媒層と水層に分離する。
グリコリピッドを含有する上層を分取し、濃縮乾固する
。
。
乾燥物質をクロロホルム:メタノール:水=90:10
:0.2の混液10m1に溶解し、クロロホルム:メタ
ノール:水=90:to:0.2の混液中で平衡に達せ
しめた直径1.5G、長さ1200のBlo−8il
A−sAureカラムに吸着させる。カラムを1.5リ
ツトルの同じ展開液で洗滌後、グリコリピッドをクロロ
ホルム:メタノール:水=85:15:0.2の混液l
リットルでカラムから溶出させる。この操作により精製
した物質は、火傷の治癒期間短縮作用を有するグリコリ
ピッドである。
:0.2の混液10m1に溶解し、クロロホルム:メタ
ノール:水=90:to:0.2の混液中で平衡に達せ
しめた直径1.5G、長さ1200のBlo−8il
A−sAureカラムに吸着させる。カラムを1.5リ
ツトルの同じ展開液で洗滌後、グリコリピッドをクロロ
ホルム:メタノール:水=85:15:0.2の混液l
リットルでカラムから溶出させる。この操作により精製
した物質は、火傷の治癒期間短縮作用を有するグリコリ
ピッドである。
実施例4
実施例1の透析外液2リツトルを、実施例2に記した如
くエタノール:エーテル比3:1の混液で抽出し、その
沈澱物をクロロホルム:メタノール=2=8の混液20
m/中にとる。ジエチルアミノエチル−セファデックス
A50のCノー型を01IN−苛性ソーダ波とlN−酢
酸で洗滌してアセテート型とし、メタノールで洗滌婢、
直径2.5 cm、長さ20cInのカラムに充填し、
クロロホルム:メタノール=2−8の混故に溶解させた
物質を吸着させる。0.01M酢酸ナトリウム、0.0
2M酢酸ナトリウム、0.2MI¥F酸ナトリウム液そ
れぞれ200m1でカラムを洗滌した後、次にクロロホ
ルム:メタノール比2:8の混合液でグリコリピッドを
溶出する。この方法により溶出したグリコリピッドは火
傷の治癒期間短縮作用を有する。
くエタノール:エーテル比3:1の混液で抽出し、その
沈澱物をクロロホルム:メタノール=2=8の混液20
m/中にとる。ジエチルアミノエチル−セファデックス
A50のCノー型を01IN−苛性ソーダ波とlN−酢
酸で洗滌してアセテート型とし、メタノールで洗滌婢、
直径2.5 cm、長さ20cInのカラムに充填し、
クロロホルム:メタノール=2−8の混故に溶解させた
物質を吸着させる。0.01M酢酸ナトリウム、0.0
2M酢酸ナトリウム、0.2MI¥F酸ナトリウム液そ
れぞれ200m1でカラムを洗滌した後、次にクロロホ
ルム:メタノール比2:8の混合液でグリコリピッドを
溶出する。この方法により溶出したグリコリピッドは火
傷の治癒期間短縮作用を有する。
実施例5
実施例1の透析外液200m1を回転蒸発装置中または
凍結乾燥法により乾固するまで濃縮し、デシケータ−中
、五酸化燐上で少くとも3時間乾燥する。乾燥物を新た
に調製した無水安息香酸の20%ピリジン溶液15−中
に加え、ついでP−ジメチルアミノピリジンの10%ピ
リジン溶115m/を加える。容器を固く密閉し、2時
間、37℃に保温する。容器を冷却し、内容物を濾過ま
たは遠心分離することにより不溶物を分離除去する。
凍結乾燥法により乾固するまで濃縮し、デシケータ−中
、五酸化燐上で少くとも3時間乾燥する。乾燥物を新た
に調製した無水安息香酸の20%ピリジン溶液15−中
に加え、ついでP−ジメチルアミノピリジンの10%ピ
リジン溶115m/を加える。容器を固く密閉し、2時
間、37℃に保温する。容器を冷却し、内容物を濾過ま
たは遠心分離することにより不溶物を分離除去する。
窒素気流中でピリジンを除去し、乾固した物質を30m
/のへキサンで抽出する。このヘキサン液をメタノール
:水−80:20の0.4P/100−の炭酸ナトリウ
ムを含むアルカリ性メタノール−水溶液各18m1ずつ
で3回洗滌する。ヘキサン層を窒素気流中で蒸発乾固し
、4%酢酸エチル含有のヘキサンで抽出する。
/のへキサンで抽出する。このヘキサン液をメタノール
:水−80:20の0.4P/100−の炭酸ナトリウ
ムを含むアルカリ性メタノール−水溶液各18m1ずつ
で3回洗滌する。ヘキサン層を窒素気流中で蒸発乾固し
、4%酢酸エチル含有のヘキサンで抽出する。
クリコリピッドのペルー〇−ベンゾイル化物をシリカゲ
ルカラムを用いた高圧液体クロマトグラフィーにかけ、
4%〜45%の濃度勾配を有する酢酸エチル含有へキサ
ンを用いて溶出する。この操作により単離されたペルー
〇−ベンゾイル化グリコリピッドは、0,6N苛性ソー
ダ溶液中で1時間、37℃で加水分解してベンゾイル基
を離脱させる。加水分解物を5倍量のアセトンと混合し
、沈澱して来る遊離のグリコリピッドを濾過または遠心
分離により得る。
ルカラムを用いた高圧液体クロマトグラフィーにかけ、
4%〜45%の濃度勾配を有する酢酸エチル含有へキサ
ンを用いて溶出する。この操作により単離されたペルー
〇−ベンゾイル化グリコリピッドは、0,6N苛性ソー
ダ溶液中で1時間、37℃で加水分解してベンゾイル基
を離脱させる。加水分解物を5倍量のアセトンと混合し
、沈澱して来る遊離のグリコリピッドを濾過または遠心
分離により得る。
この方法により精製されたグリコリピッドは火傷の治癒
期間短縮作用を有する。
期間短縮作用を有する。
実施例6
透析物を9倍量のエタノールに混和し、30分間85℃
で攪拌する。この時生じる沈渣を濾紙上で除き透明な濾
液を一20℃で3日間放置する。
で攪拌する。この時生じる沈渣を濾紙上で除き透明な濾
液を一20℃で3日間放置する。
この間に目的とする物質が析出し沈澱する。上澄液を傾
瀉して除き、沈澱にクロロホルム:メタノール−2=1
の混液を加え、アセテート型のジエチルアミンエチル・
セファセル・カラムに吸着させる。カラムをクロロホル
ム:メタノール=2:lの混液で溶出し、溶出液を集め
る。これを回転蒸発装置中で蒸発乾固しクロロホルム中
に溶解する。クロロホルム中で活性化させたシリカゲル
を充填したカラム上にこの溶液を吸着させる。最初にク
ロロホルム、次いでクロロホルム:メタノール−9=1
の混液で洗い、この溶出液は除く。次にアセトン:メタ
ノール−9:lの混液で洗い、この分画に目的とするグ
リコリピッドが純粋な形で含有されている。
瀉して除き、沈澱にクロロホルム:メタノール−2=1
の混液を加え、アセテート型のジエチルアミンエチル・
セファセル・カラムに吸着させる。カラムをクロロホル
ム:メタノール=2:lの混液で溶出し、溶出液を集め
る。これを回転蒸発装置中で蒸発乾固しクロロホルム中
に溶解する。クロロホルム中で活性化させたシリカゲル
を充填したカラム上にこの溶液を吸着させる。最初にク
ロロホルム、次いでクロロホルム:メタノール−9=1
の混液で洗い、この溶出液は除く。次にアセトン:メタ
ノール−9:lの混液で洗い、この分画に目的とするグ
リコリピッドが純粋な形で含有されている。
物質の確認法
実施例2により得られた精製物質をシリカゲル薄層板上
でメタノール:クロロホルム:0.1%CaCノ2水溶
液−55 : 45 : 10の展開液を用いクロマト
グラフィー分離を行なう。
でメタノール:クロロホルム:0.1%CaCノ2水溶
液−55 : 45 : 10の展開液を用いクロマト
グラフィー分離を行なう。
比較物質として下記の物質の混合物を同時に処理する:
無唾液症神経節細胞(以下As i a l O−CM
Iと略す) 1. Asialo−GM2、Asial
o−GM3.As1al。
無唾液症神経節細胞(以下As i a l O−CM
Iと略す) 1. Asialo−GM2、Asial
o−GM3.As1al。
−GD l a sセレブロシツド、プシコシン。
薄層板は下記の方法により発色させる:1、20〜のタ
レジルヴアイオレットのloooml。
レジルヴアイオレットのloooml。
1%酢酸溶液;青紫色に発色。
2、 1%ジフェニルアミンのエタノール溶液2m/。
100d濃塩酸および80m/酢酸混液;赤色に発色。
3、最初に、5.25%次亜塩酸のベンゼン溶液40i
と5−酢酸混液を噴霧、乾燥後、1%ベンチジンの50
%エタノール液;青色に発色。
と5−酢酸混液を噴霧、乾燥後、1%ベンチジンの50
%エタノール液;青色に発色。
4、O,1gのオルシノールの1%塩化鉄(III)溶
液l−と50−の水;褐色に発色。
液l−と50−の水;褐色に発色。
5、 ヨード蒸気飽和の室内に薄層板を放置する。
試験物質と同様比較物質もともにRf−値0.65に黄
色に発色する。
色に発色する。
6、波長254 nm右よび365 nmに対する螢光
指示薬を加えた薄層板を用いる。R(−値0.65の位
置の試験物質の螢光は、比較物質の薄層板の螢光が変化
しないのと同様に弱められない。
指示薬を加えた薄層板を用いる。R(−値0.65の位
置の試験物質の螢光は、比較物質の薄層板の螢光が変化
しないのと同様に弱められない。
7、0.2%ナフトレゾルシノールのアセトン溶液およ
び10%燐酸を噴霧試薬とする。処理した板を5分間9
0℃に加熱する;青−赤色に発色。
び10%燐酸を噴霧試薬とする。処理した板を5分間9
0℃に加熱する;青−赤色に発色。
8.1fi’p−アニシデインの70%エタール10〇
−液;青色に発色。
−液;青色に発色。
定性および定量試験
実施例2により得られた精製物質1rnlを回転蒸発装
置中で減圧下37℃で、あるいは凍結乾燥法により蒸発
乾固する。乾燥物質を2M硫酸0.8 rnlとジオキ
サン0.4d中にとりアンプル中に封入する。検体を9
5℃で3時間加温、加水分解し、その後1ON苛性ソー
ダ液0.14m1を加えて中和する。中和した加水分解
物に0.2Mホウ酸ナナトリウム緩衝液1.66を加え
、pH8,0に調製し、2.0−のジエチルエーテルで
分液ロート中で5分間抽出する。1層を除き、上層のエ
ーテル層を水浴上37℃で蒸発乾固する。乾燥物質を0
.0025%のフルオレスカミン−4−フェニルスピロ
−〔フラン−2(3H)−1’−フタラン] −3,3
’−ジオン〔M、 Nao i 、 J 、 C,Le
e およびS、Rosman、 Anal。
置中で減圧下37℃で、あるいは凍結乾燥法により蒸発
乾固する。乾燥物質を2M硫酸0.8 rnlとジオキ
サン0.4d中にとりアンプル中に封入する。検体を9
5℃で3時間加温、加水分解し、その後1ON苛性ソー
ダ液0.14m1を加えて中和する。中和した加水分解
物に0.2Mホウ酸ナナトリウム緩衝液1.66を加え
、pH8,0に調製し、2.0−のジエチルエーテルで
分液ロート中で5分間抽出する。1層を除き、上層のエ
ーテル層を水浴上37℃で蒸発乾固する。乾燥物質を0
.0025%のフルオレスカミン−4−フェニルスピロ
−〔フラン−2(3H)−1’−フタラン] −3,3
’−ジオン〔M、 Nao i 、 J 、 C,Le
e およびS、Rosman、 Anal。
Biochem、58(1974)、571−5773
を含む3−のクロロホルム液にとり、30秒間混合する
。
を含む3−のクロロホルム液にとり、30秒間混合する
。
励起波長385 nmおよび螢光波長48Q nmで、
この溶液の螢光強度を特徴する
この溶液の螢光強度を特徴する
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、哺乳動物の血液または組織ホモジネートをアルコー
ル性水性溶媒に対する自己分解および透析にかけること
を特徴とするグリコリピッド系の細胞および組織再生作
用物質の製造方法。 2、向流操作により同時にしかも連続して自己分解と透
析とを実施することを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の方法。 3、出発原料として牛または子牛の血液、特に後者を使
用することを特徴とする特許請求の範囲第1項または第
2項に記載の方法。 4、得られた透析物にエタノールを加えて調製したエタ
ノール溶液を、−15〜−25℃の範囲の温度で静置せ
しめることによりグリコリピッドを沈澱分取することを
特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項または第3項
のいずれかに記載の方法。 5、水に全く混合しないがあるいは制限的にしが混合し
ない溶媒もしくは溶媒混合物を、得られた透析物に加え
て固/液層または液/液層に分離することにより、グリ
コリピッドを固層または極性の低い有機液層に移行させ
、グ1.リコリピツドを含む層を分別し、場合により有
機層を緩和な条件下に蒸発乾固することを特徴とする特
許請求の範囲第1項、第2項または第3項のいずれかに
記載の方法。 6、透析物を固/液層もしくは液/液層に分別する目的
で、エーテル、炭化水素、ハロゲン化炭化水素、アルコ
ール、カルボン酸エステルの如キ水と全く混合しないか
または制限的にしか混合しない有機溶媒またはそれらの
混合液を使用することを特徴とする特許請求の範囲第5
項に記載の方法。 7、特許請求の範囲第1項〜第6項の方法に従い製造さ
れた細胞および組織再生作用を有する物質。 86特許請求の範囲第7項により得られた物質を作用成
分とする創傷および潰瘍治療剤。 9、血行障害、下腿潰瘍、糖尿病性壊痘、創傷、放射線
障害、火傷、植皮手術および脳代謝障害の治療に有用な
特許請求の範囲第8項に記載の治療剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH332882 | 1982-05-28 | ||
CH3328/82 | 1982-05-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58219120A true JPS58219120A (ja) | 1983-12-20 |
Family
ID=4253592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58094753A Pending JPS58219120A (ja) | 1982-05-28 | 1983-05-27 | 細胞および組織再生作用物質の製造方法 |
Country Status (18)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4544552A (ja) |
EP (1) | EP0095682B1 (ja) |
JP (1) | JPS58219120A (ja) |
AR (1) | AR231231A1 (ja) |
AT (1) | ATE29137T1 (ja) |
AU (1) | AU551992B2 (ja) |
CA (1) | CA1202894A (ja) |
DD (1) | DD209736A5 (ja) |
DE (1) | DE3373188D1 (ja) |
DK (1) | DK157763C (ja) |
ES (1) | ES8407064A1 (ja) |
FI (1) | FI77373C (ja) |
HU (1) | HU189286B (ja) |
NO (1) | NO157144C (ja) |
PL (1) | PL142242B1 (ja) |
SU (1) | SU1396958A3 (ja) |
YU (1) | YU44865B (ja) |
ZA (1) | ZA833446B (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4699788A (en) * | 1984-08-20 | 1987-10-13 | Trustees Of Boston University | Angiogenic factor methods of extraction and method for producing angiogenesis |
US4710490A (en) * | 1985-10-01 | 1987-12-01 | Angio Medical Corporation | Compositions containing ganglioside molecules with enhanced angiogenic activity |
US4767746A (en) * | 1985-12-04 | 1988-08-30 | Trustees Of Boston University | Method for enhancement of healing of epithelial wounds in mammals |
US4990333A (en) * | 1985-12-20 | 1991-02-05 | Angio Medical Corporation | Method for healing bone damage |
US4778787A (en) * | 1985-12-20 | 1988-10-18 | Trustees Of Boston University | Method for treatment of angina and myocardial infarctions with omental lipids |
US4816450A (en) * | 1986-09-15 | 1989-03-28 | Duke University | Inhibition of protein kinase C by long-chain bases |
US4937232A (en) * | 1986-09-15 | 1990-06-26 | Duke University | Inhibition of protein kinase C by long-chain bases |
US5019087A (en) * | 1986-10-06 | 1991-05-28 | American Biomaterials Corporation | Nerve regeneration conduit |
EP0274547A1 (en) * | 1986-12-18 | 1988-07-20 | Trustees Of Boston University | Method for enhancement of healing of epithelial wounds in mammals |
WO1989002733A1 (en) * | 1987-09-22 | 1989-04-06 | The Regents Of The University Of California | Liposomal nucleoside analogues for treating aids |
US5035901A (en) * | 1987-10-09 | 1991-07-30 | University Of Kansas | Bone inducing agent from a human osteosarcoma cell line |
CA2111113A1 (en) * | 1991-07-31 | 1993-02-18 | Edward Nudelman | Plasmalopsychosines and plasmalocerebrosides and methods of treating neuronal diseases employing the same |
US5693620A (en) * | 1991-07-31 | 1997-12-02 | Oncomembrane, Inc. | Plasmalopsychosines and plasmalocerebrosides |
EP0645135A1 (de) | 1993-09-29 | 1995-03-29 | Solco Basel AG | Hämodialysat enthaltendes Sonnenschutzmittel |
IL156045A0 (en) * | 2000-12-08 | 2003-12-23 | Childrens Memorial Hospital | Compositions containing gangliosides for use in the treatment of skin disorders |
WO2006121803A1 (en) | 2005-05-05 | 2006-11-16 | Sensient Flavors Inc. | Production of beta-glucans and mannans |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5738716A (en) * | 1980-04-17 | 1982-03-03 | Kemitsushiesu Inst Shieefuaa A | Incised wound treating composition |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2912359A (en) * | 1955-05-04 | 1959-11-10 | Developments Inc | Wound healing agent obtained from blood and method of preparation |
US3526697A (en) * | 1966-10-06 | 1970-09-01 | Nevada Pharm Inc | Therapeutic method |
JPS5220524B1 (ja) * | 1968-11-02 | 1977-06-04 | ||
LU62266A1 (ja) * | 1970-12-17 | 1972-08-23 | ||
FR2195425A1 (en) * | 1972-08-10 | 1974-03-08 | Manganaro Domenico | Biological products from animal organs - by homogenization proteolysis, acid purification and ultra filtration |
-
1983
- 1983-05-13 ZA ZA833446A patent/ZA833446B/xx unknown
- 1983-05-18 YU YU1104/83A patent/YU44865B/xx unknown
- 1983-05-18 CA CA000428439A patent/CA1202894A/en not_active Expired
- 1983-05-20 AT AT83105027T patent/ATE29137T1/de not_active IP Right Cessation
- 1983-05-20 EP EP83105027A patent/EP0095682B1/de not_active Expired
- 1983-05-20 DE DE8383105027T patent/DE3373188D1/de not_active Expired
- 1983-05-23 FI FI831827A patent/FI77373C/fi not_active IP Right Cessation
- 1983-05-24 DK DK231683A patent/DK157763C/da not_active IP Right Cessation
- 1983-05-25 HU HU831840A patent/HU189286B/hu not_active IP Right Cessation
- 1983-05-25 DD DD83251244A patent/DD209736A5/de not_active IP Right Cessation
- 1983-05-26 AR AR293151A patent/AR231231A1/es active
- 1983-05-26 US US06/498,468 patent/US4544552A/en not_active Expired - Fee Related
- 1983-05-26 AU AU14994/83A patent/AU551992B2/en not_active Ceased
- 1983-05-27 ES ES522758A patent/ES8407064A1/es not_active Expired
- 1983-05-27 JP JP58094753A patent/JPS58219120A/ja active Pending
- 1983-05-27 PL PL1983242228A patent/PL142242B1/pl unknown
- 1983-05-27 NO NO831894A patent/NO157144C/no unknown
- 1983-05-27 SU SU833598349A patent/SU1396958A3/ru active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5738716A (en) * | 1980-04-17 | 1982-03-03 | Kemitsushiesu Inst Shieefuaa A | Incised wound treating composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
YU44865B (en) | 1991-04-30 |
DE3373188D1 (en) | 1987-10-01 |
ES522758A0 (es) | 1984-08-16 |
PL242228A1 (en) | 1984-07-02 |
YU110483A (en) | 1986-02-28 |
NO157144C (no) | 1988-01-27 |
HU189286B (en) | 1986-06-30 |
DK157763B (da) | 1990-02-12 |
US4544552A (en) | 1985-10-01 |
DK231683D0 (da) | 1983-05-24 |
FI77373C (fi) | 1989-03-10 |
ES8407064A1 (es) | 1984-08-16 |
AR231231A1 (es) | 1984-10-31 |
ZA833446B (en) | 1984-02-29 |
DK231683A (da) | 1983-11-29 |
ATE29137T1 (de) | 1987-09-15 |
EP0095682A3 (en) | 1984-06-13 |
CA1202894A (en) | 1986-04-08 |
DD209736A5 (de) | 1984-05-23 |
EP0095682B1 (de) | 1987-08-26 |
NO157144B (no) | 1987-10-19 |
FI831827A0 (fi) | 1983-05-23 |
DK157763C (da) | 1990-07-09 |
EP0095682A2 (de) | 1983-12-07 |
NO831894L (no) | 1983-11-29 |
PL142242B1 (en) | 1987-10-31 |
FI831827L (fi) | 1983-11-29 |
AU1499483A (en) | 1983-12-01 |
SU1396958A3 (ru) | 1988-05-15 |
AU551992B2 (en) | 1986-05-15 |
FI77373B (fi) | 1988-11-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS58219120A (ja) | 細胞および組織再生作用物質の製造方法 | |
DE2429191A1 (de) | Isolierung von koagulationsfaktoren aus biologischem material | |
EP0097625B1 (en) | Process for producing substantially pure dermatan sulfate and heparan sulfate glycosaminoglycans, and pharmaceutical use thereof | |
DE2440529A1 (de) | Hyaluronidase-proeparat aus menschlicher plazenta und verfahren zu seiner gewinnung | |
JP2002521340A (ja) | 有機溶媒含有または非含有溶液を利用した軟骨部抽出物を得る方法およびそれから分離された抽出物 | |
EP0038511B1 (en) | Wound healing compositions | |
US20040204596A1 (en) | Method for the preparation of unsaturated hydroxy fatty acids and their esters, their use in pharmaceutical and/or cosmetic preparations | |
US4104125A (en) | Process for producing human lysozyme | |
DE2456589A1 (de) | Verfahren zur herstellung eines plasminogen-aktivators und denselben enthaltendes mittel | |
DE3013724A1 (de) | Neues protein pp (pfeil abwaerts)9(pfeil abwaerts), verfahren zu seiner anreicherung und gewinnung sowieseine verwendung | |
US4603010A (en) | Lipoprotein fractionation | |
US3163636A (en) | Genuine escin from horse chestnut extracts, and process of producing same | |
US4027012A (en) | Process for the extraction of components having anticoagulant activity "in vivo" from snake venoms and products obtained | |
JP2727096B2 (ja) | 抗皮膚糸状菌剤 | |
Muhamad Ibrahim et al. | Swertiamarin ointment: a traditional approach in cutaneous wound healing | |
US5516754A (en) | Method for the selective dissolution of cancer cells using a composition derived from the photosynthetic system of plants and mammalian embryonic tissue | |
JPS61180719A (ja) | ガングリオシドの取得方法 | |
Watanabe et al. | Purification and some physicochemical properties of slow-reacting substance of anaphylaxis (SRS-A) from sensitized guinea pig lung | |
RU2088256C1 (ru) | Средство для комплексной терапии заболеваний "диквертин" и способ его получения | |
RU2005485C1 (ru) | Способ получения средства для лечения заболеваний кожи у животных | |
JPH1036257A (ja) | メイラード反応阻害剤 | |
Karmakar et al. | Isolation and partial structural evaluation of a cardiotoxic factor from Indian common murrel (Channa striatus L.) skin extract | |
JPS60193996A (ja) | 側柏葉から止血活性物質を抽出する方法、及びそれを含有する止血剤 | |
Porcellati et al. | Phospholipid phosphoric esters in the human placenta | |
US2319902A (en) | Therapeutic pressor composition and method of preparing it |