JPS58217539A - 医療用樹脂組成物 - Google Patents
医療用樹脂組成物Info
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- JPS58217539A JPS58217539A JP57099153A JP9915382A JPS58217539A JP S58217539 A JPS58217539 A JP S58217539A JP 57099153 A JP57099153 A JP 57099153A JP 9915382 A JP9915382 A JP 9915382A JP S58217539 A JPS58217539 A JP S58217539A
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- JP
- Japan
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- glycol
- poly
- polyvinyl chloride
- resin composition
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はブロックコポリエーテルエステルとポリ塩化ビ
ニ)vの樹脂組成物に関するものである。
ニ)vの樹脂組成物に関するものである。
更に詳しくは特定の共重合組成のブロックポリエーテル
エステルとポリ塩化ビニルを配合してなる医療用もしく
は食品用途など可塑剤溶出が懸念される用途に適した樹
脂組成物に関するものである。
エステルとポリ塩化ビニルを配合してなる医療用もしく
は食品用途など可塑剤溶出が懸念される用途に適した樹
脂組成物に関するものである。
従来、医療用、食品用等のチューブ又は種々の容器材料
、例えば輸血、採血および血液循環用のチューブ類、輸
液チューブ類、血液パックのウロき袋類や食品用包製物
、中空体等には主として可塑化ポリ塩化ビニルが使用さ
れてきた。ところが、可塑化ポリ塩化ビニルは柔軟性を
付与するために大量の可塑剤、例えば、無水フタル酸エ
ステル類を添加するのが通常であり、これらが使用条件
下で溶出したり、しみ出して人体に害を与えるという指
摘がなされている。現在この問題に対しては二つの側面
から種々の検討が加えられているところであり、その一
つは可塑剤の溶出を吸上する技術である。
、例えば輸血、採血および血液循環用のチューブ類、輸
液チューブ類、血液パックのウロき袋類や食品用包製物
、中空体等には主として可塑化ポリ塩化ビニルが使用さ
れてきた。ところが、可塑化ポリ塩化ビニルは柔軟性を
付与するために大量の可塑剤、例えば、無水フタル酸エ
ステル類を添加するのが通常であり、これらが使用条件
下で溶出したり、しみ出して人体に害を与えるという指
摘がなされている。現在この問題に対しては二つの側面
から種々の検討が加えられているところであり、その一
つは可塑剤の溶出を吸上する技術である。
■ 可塑剤量を減らす。
■ チューブ、バッグ等の内層にバリヤ性の1脂層を設
ける。
ける。
■ プラズマや電子線照射により可塑剤の溶出しにくい
架橋されたポリ塩化ビニル層を形成する。
架橋されたポリ塩化ビニル層を形成する。
しかし、これらはいずれも可塑剤溶出量を減少させるこ
とはできても本質的に溶出することに変わりはなく、そ
の他に硬くなる(■)、2層間のハクリ(■)、ヒート
ン−p等の後処理がむずかしくなる(■)などの新たな
問題点を伴う。
とはできても本質的に溶出することに変わりはなく、そ
の他に硬くなる(■)、2層間のハクリ(■)、ヒート
ン−p等の後処理がむずかしくなる(■)などの新たな
問題点を伴う。
他の技術開発は、可塑化塩ビを全く新規な材料に置き換
えようとするもので、2.3の特殊な製品については実
用化されているものの、可塑化塩ビの透明性、柔軟性、
経済性を兼ね備えた材料は見つかっていない。
えようとするもので、2.3の特殊な製品については実
用化されているものの、可塑化塩ビの透明性、柔軟性、
経済性を兼ね備えた材料は見つかっていない。
本発明はかかる可塑化塩ビの問題点につき種々検討を行
ない、特定共重合組成のブロックポリエーテルエステル
を可塑剤の代わりにポリ塩化ビニルに配合することによ
り、可塑剤の溶出のない、毒性上の心配が払拭された樹
脂組成物を見出したモ(7) テロる。特に本発明のグ
ロックコポリエーテルエステルは極めて柔軟で、ポリ塩
化ビニルとの相溶性にもすぐれるため、少量の配合比で
も可塑化効果が発現するので、経済性効果も併せ有する
ものである。
ない、特定共重合組成のブロックポリエーテルエステル
を可塑剤の代わりにポリ塩化ビニルに配合することによ
り、可塑剤の溶出のない、毒性上の心配が払拭された樹
脂組成物を見出したモ(7) テロる。特に本発明のグ
ロックコポリエーテルエステルは極めて柔軟で、ポリ塩
化ビニルとの相溶性にもすぐれるため、少量の配合比で
も可塑化効果が発現するので、経済性効果も併せ有する
ものである。
すなわち本発明は、(a) C4−20の脂肪族もしく
は脂環族ジカルボン酸を主たるジカルボン酸成分とし、
(至)C2−12の脂肪族もしくは脂環族ジオールを主
たる短鎖ジオール成分、(C)炭素/酸素原子数比が2
.5以上で、数平均分子量が500〜5,000のポリ
(アルキレンオキシド)グリコールt 長g シ、7−
71i分、!:L、かつ、該(C)のポリ(アルキレン
オキシド)グリコ−7し成分を全共重合体中20〜75
重量係含有するブロックコポリエーテルエステル囚5〜
80重量%と、ポリ塩化ビニル@95〜20重量係とか
ら成る樹脂組成物を提供する。
は脂環族ジカルボン酸を主たるジカルボン酸成分とし、
(至)C2−12の脂肪族もしくは脂環族ジオールを主
たる短鎖ジオール成分、(C)炭素/酸素原子数比が2
.5以上で、数平均分子量が500〜5,000のポリ
(アルキレンオキシド)グリコールt 長g シ、7−
71i分、!:L、かつ、該(C)のポリ(アルキレン
オキシド)グリコ−7し成分を全共重合体中20〜75
重量係含有するブロックコポリエーテルエステル囚5〜
80重量%と、ポリ塩化ビニル@95〜20重量係とか
ら成る樹脂組成物を提供する。
本発明の樹脂組成物を構成するフ゛ロックエボリエーテ
!レエステル(ト)のうち、ジカルボン酸成分((転)
はC4−20の脂肪族もしくは脂環族ジカルボン酸を主
成分とするものであり、代表的な脂肪族および脂環族の
酸類はコハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸
、スペリン酸、アゼライン酸、セパシン酸、ドデカジオ
ン酸、1.4−(1,1−11,2−)ンクロヘキサン
ジカルポン酸などが挙げられる。
!レエステル(ト)のうち、ジカルボン酸成分((転)
はC4−20の脂肪族もしくは脂環族ジカルボン酸を主
成分とするものであり、代表的な脂肪族および脂環族の
酸類はコハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸
、スペリン酸、アゼライン酸、セパシン酸、ドデカジオ
ン酸、1.4−(1,1−11,2−)ンクロヘキサン
ジカルポン酸などが挙げられる。
これらの脂肪族、脂環族ジカルボン酸は混合して用いて
もよく、また30モ)I/4以下の少量共重合範囲以下
では、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカル
ボン酸のような芳香族ジカルボン酸、ダイマ酸のような
長鎖ジカルボン酸の共重合も許容される。
もよく、また30モ)I/4以下の少量共重合範囲以下
では、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレンジカル
ボン酸のような芳香族ジカルボン酸、ダイマ酸のような
長鎖ジカルボン酸の共重合も許容される。
前記ブロックポリエーテルエステル(〜の02−12の
脂肪族もしくは脂環族ジオールを主たる短鎖ジオ−tv
成分(1)としては、エチレングリコール、トリメチ
レングリコール、1.4−ブタンジオール、1.5−ヘ
ンタンジオール、1.6−ヘキサンジオール、1.7−
へブタンジオール、1.8−1rりpンJオール、1.
9−ノナンジオール、 1.10−デカンジオール、
1.11−ウンデカンジオール、1.12−ドデカンジ
オール、ジエチレングリコール、トリエチレンクリコー
ル、プロピレンクリコール、1.2−ブタンジオール、
1.5−ブタンジオール、ネオベンチ !し グ リ
コ − ル 、 2.2.4− ト リ メ チ
ル −1,5−ベンタンジオールのような脂肪族ジオ
ール、ンスーおよびトランス−1,2−シクロヘキサン
ジオール、シス−およヒトランス−1,3−シクロヘキ
サンジオール、ンヌーおよヒトランス−1,4−シクロ
ヘキサンジオール、ンスーおよヒトランス−1,2−シ
クロヘキサンジメタツール、ンスーおよヒトランス−1
,5−7クロヘキサンジメタノール、ンスーおよびトラ
ンス−1,4−シクロヘキサンジメタツールなどの脂環
族ジオールが挙げられる。これらの脂肪族、脂環族ジカ
ルボン酸は混合して用いてもよい。
脂肪族もしくは脂環族ジオールを主たる短鎖ジオ−tv
成分(1)としては、エチレングリコール、トリメチ
レングリコール、1.4−ブタンジオール、1.5−ヘ
ンタンジオール、1.6−ヘキサンジオール、1.7−
へブタンジオール、1.8−1rりpンJオール、1.
9−ノナンジオール、 1.10−デカンジオール、
1.11−ウンデカンジオール、1.12−ドデカンジ
オール、ジエチレングリコール、トリエチレンクリコー
ル、プロピレンクリコール、1.2−ブタンジオール、
1.5−ブタンジオール、ネオベンチ !し グ リ
コ − ル 、 2.2.4− ト リ メ チ
ル −1,5−ベンタンジオールのような脂肪族ジオ
ール、ンスーおよびトランス−1,2−シクロヘキサン
ジオール、シス−およヒトランス−1,3−シクロヘキ
サンジオール、ンヌーおよヒトランス−1,4−シクロ
ヘキサンジオール、ンスーおよヒトランス−1,2−シ
クロヘキサンジメタツール、ンスーおよヒトランス−1
,5−7クロヘキサンジメタノール、ンスーおよびトラ
ンス−1,4−シクロヘキサンジメタツールなどの脂環
族ジオールが挙げられる。これらの脂肪族、脂環族ジカ
ルボン酸は混合して用いてもよい。
またブロックコボリエーテルエヌテ)V(ト)のモ’)
一つの構成成分である長鎖ジオール成分(Qは数平均分
子量が500〜5,000で、長鎖ジオール中の炭素対
酸素原子数比が2,4以上のものである。
一つの構成成分である長鎖ジオール成分(Qは数平均分
子量が500〜5,000で、長鎖ジオール中の炭素対
酸素原子数比が2,4以上のものである。
炭素対酸素原子数比が2.5より小さい場合、耐水性や
耐加水分解性の低いポリマしか与えないので好ましくな
い。本発明のポリマを製造するのに用いることができる
ポリ(アルキレンオキシド)グリコールは、ポリ(1,
2−および1.3−プロビレ/オキシド)グリコール、
ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール、ポリ(テ
ト→メチレンオキンド)グリコール、ポリ(ペンタメチ
レンオキシド)グリコール、ポリ(ヘキサメチレンオキ
シド)グリコール、ポリ(ヘプタメチレンオキシド)グ
リコール、ポリ(オクタメチレンオキシド)グリコール
、ポリ(ノナメチレンオキンド)グリコール、プロピV
ンオキyドとエチレンオキノドのランダムもしくはブロ
ックコポリマ(ただし、炭素/酸素比は2.5以上)、
テtラヒド口フランとエチレンオキノドのランダムもし
くはブロックコポリマ(C10≧2.5)などを代表例
として挙げることができる。特に耐水性、耐薬品性、機
械的強度およびポリ塩化ビニルとの親和性のバランスの
点からポリ(テトラメチレンオキンド)グリコ−ルカス
クれている。ポリ(アルキレンオキシド)グリコールの
数平均分子量は耐熱性、成形加工性の点で高分子量の方
が好ましいが、逆に大きすぎルトブロックコポリエーテ
ルエステルの製造時に粗大な相分離を起こして透明性の
全くない機械特性的にも劣ったポリマしか与えないこと
になるので、これも好ましくない。従って500〜5.
000の範囲を最適範囲として推進しつる。特に好オし
くけ600〜2,000の範囲である。
耐加水分解性の低いポリマしか与えないので好ましくな
い。本発明のポリマを製造するのに用いることができる
ポリ(アルキレンオキシド)グリコールは、ポリ(1,
2−および1.3−プロビレ/オキシド)グリコール、
ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコール、ポリ(テ
ト→メチレンオキンド)グリコール、ポリ(ペンタメチ
レンオキシド)グリコール、ポリ(ヘキサメチレンオキ
シド)グリコール、ポリ(ヘプタメチレンオキシド)グ
リコール、ポリ(オクタメチレンオキシド)グリコール
、ポリ(ノナメチレンオキンド)グリコール、プロピV
ンオキyドとエチレンオキノドのランダムもしくはブロ
ックコポリマ(ただし、炭素/酸素比は2.5以上)、
テtラヒド口フランとエチレンオキノドのランダムもし
くはブロックコポリマ(C10≧2.5)などを代表例
として挙げることができる。特に耐水性、耐薬品性、機
械的強度およびポリ塩化ビニルとの親和性のバランスの
点からポリ(テトラメチレンオキンド)グリコ−ルカス
クれている。ポリ(アルキレンオキシド)グリコールの
数平均分子量は耐熱性、成形加工性の点で高分子量の方
が好ましいが、逆に大きすぎルトブロックコポリエーテ
ルエステルの製造時に粗大な相分離を起こして透明性の
全くない機械特性的にも劣ったポリマしか与えないこと
になるので、これも好ましくない。従って500〜5.
000の範囲を最適範囲として推進しつる。特に好オし
くけ600〜2,000の範囲である。
ポリ(アルキレンオキシド)グリコールの共重合1.さ
れる量はブロックコポリエーテルエステルの20〜75
重量%、より好ましくは60〜65重量%である。ポリ
(アルキレンオキシド)グリコールの含有量が少ない場
合は樹脂組成物における柔軟性付与効果が十分ではなく
、20重量%をもって下限とする。しかしポリ(アルキ
レンオキシド)グリコールの共重合量が多すぎると、ポ
リ塩化ビニルとの親和性が低下して可塑化効果がむしろ
損われてしまったり、透明性のない濁った成形体しか与
えないなどの欠点があるほか、医療用途として用いた場
合の水分透過性の問題や、溶出物試験のあわ立ちの発生
などが起こることがあり、好ましくない。
れる量はブロックコポリエーテルエステルの20〜75
重量%、より好ましくは60〜65重量%である。ポリ
(アルキレンオキシド)グリコールの含有量が少ない場
合は樹脂組成物における柔軟性付与効果が十分ではなく
、20重量%をもって下限とする。しかしポリ(アルキ
レンオキシド)グリコールの共重合量が多すぎると、ポ
リ塩化ビニルとの親和性が低下して可塑化効果がむしろ
損われてしまったり、透明性のない濁った成形体しか与
えないなどの欠点があるほか、医療用途として用いた場
合の水分透過性の問題や、溶出物試験のあわ立ちの発生
などが起こることがあり、好ましくない。
本発明の樹脂組成物を構成するブロックコポリエーテル
エステル(A)は上記(al、(至)およヒ(C) I
ff、分から構成されるが、このポリマは非晶性もしく
は部分結晶性であり、ポリマの軟化温度が2oo℃以下
、より好ましくは165℃以下である。なお、ここでい
う軟化点は熱機械分析装置(Thermo −mech
anical Analyeer :理学電機■製)を
使用し、ピンサイズ0.5順φ、荷重5g、昇温速度1
0℃/minの測定条件で針がサンプIし中に25μ貫
入した温度をもって軟化点とした。なおこのグロックコ
ポリエーテルエステルは常温で液状であってもよく、本
発明の樹脂組成物の目的を達成するには末′端基定量法
で求めた数平均分子量が約1,500〜50.000よ
り好ましくは3,0.00〜25,000の範囲であれ
ばよい。
エステル(A)は上記(al、(至)およヒ(C) I
ff、分から構成されるが、このポリマは非晶性もしく
は部分結晶性であり、ポリマの軟化温度が2oo℃以下
、より好ましくは165℃以下である。なお、ここでい
う軟化点は熱機械分析装置(Thermo −mech
anical Analyeer :理学電機■製)を
使用し、ピンサイズ0.5順φ、荷重5g、昇温速度1
0℃/minの測定条件で針がサンプIし中に25μ貫
入した温度をもって軟化点とした。なおこのグロックコ
ポリエーテルエステルは常温で液状であってもよく、本
発明の樹脂組成物の目的を達成するには末′端基定量法
で求めた数平均分子量が約1,500〜50.000よ
り好ましくは3,0.00〜25,000の範囲であれ
ばよい。
ブロックコポリエーテルエステル
方法は特に限定されず、公知のボリエヌテ/I/重合方
法を利用することができる。
法を利用することができる。
一方、本発明の樹脂組成物を構成する他の一成分である
ポリ塩化ビニ)V(ト)は公知の塩化ビニルホモポリマ
、あるいは酢酸ビニル、塩化ビニリデン、アクリロニト
リル、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル等のビニ
ル化合物を30モ)V%以下の割合で共重合したもので
ある。
ポリ塩化ビニ)V(ト)は公知の塩化ビニルホモポリマ
、あるいは酢酸ビニル、塩化ビニリデン、アクリロニト
リル、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル等のビニ
ル化合物を30モ)V%以下の割合で共重合したもので
ある。
本発明においてグロソクコボリエーテルエ7テ/L/(
勾とポリ塩化ビニル回との配合比は(6)が5〜80重
量%、(ト)が95〜20重量%となるようにする必要
がある。この配合比は目的および用途によって適宜選択
すべきものであるが、通常次のような配合比を用途の目
安とすることができる。
勾とポリ塩化ビニル回との配合比は(6)が5〜80重
量%、(ト)が95〜20重量%となるようにする必要
がある。この配合比は目的および用途によって適宜選択
すべきものであるが、通常次のような配合比を用途の目
安とすることができる。
(1)(〜°(均=5〜5 0 、: 9 5〜70こ
の範囲の組成物は所謂硬質塩ビの用途に用いられるもの
で、可塑剤の溶出やグリ−ドアウドを極端にきらう耐油
性ホースなど、硬質塩ビの用途を代替しつる。
の範囲の組成物は所謂硬質塩ビの用途に用いられるもの
で、可塑剤の溶出やグリ−ドアウドを極端にきらう耐油
性ホースなど、硬質塩ビの用途を代替しつる。
(4 (6)−(ト)=20〜50 :80〜50この
範囲の組成物は軟質塩ビの用途に向けられ、特に本発明
の狙いとする医療用や食品用などの機器、包製体などに
用いることができ、可塑剤の溶出の心配が全くないばか
りか、低温でも柔軟性を保持するメリットを生かすこと
ができる。
範囲の組成物は軟質塩ビの用途に向けられ、特に本発明
の狙いとする医療用や食品用などの機器、包製体などに
用いることができ、可塑剤の溶出の心配が全くないばか
りか、低温でも柔軟性を保持するメリットを生かすこと
ができる。
(3) (6): (Bl = 4 0〜80:60
〜20この範囲は特に10ツクコボリエーテルエステ)
V(〜が脂環族ポリエヌテlしとポリ(アlレキレンオ
キンド)グリコールからなる場合に対して顕著な効果を
有するもので、柔軟でかつ難燃性の成形体を与える。
〜20この範囲は特に10ツクコボリエーテルエステ)
V(〜が脂環族ポリエヌテlしとポリ(アlレキレンオ
キンド)グリコールからなる場合に対して顕著な効果を
有するもので、柔軟でかつ難燃性の成形体を与える。
以上述べたように本発明樹脂組成物は医療用や食品用な
どに特に適するが、耐油性、耐薬品性ホースや難燃性の
柔軟成形体などにも用いうるものである。
どに特に適するが、耐油性、耐薬品性ホースや難燃性の
柔軟成形体などにも用いうるものである。
ポリマ(勾と(ト)の配合は通常の溶融混線方法を適用
することができ、例えばパンがリーミキサー、ゴムロー
ル機、−軸もしくは二軸の押出機を用い、通常100〜
180℃の温度で溶融混練して樹脂組成物とすることが
できる。勿論混線と同時に成形体に導くことも可能であ
る。
することができ、例えばパンがリーミキサー、ゴムロー
ル機、−軸もしくは二軸の押出機を用い、通常100〜
180℃の温度で溶融混練して樹脂組成物とすることが
できる。勿論混線と同時に成形体に導くことも可能であ
る。
本発明の樹脂組成物には公知の酸化防止剤、熱成解防止
剤、紫外線吸収剤、耐加水分解改良剤、着色剤(顔料、
染料)耐電防止剤、導電剤、難燃剤、補強材、充填材、
滑剤、核剤、離型剤、接着助剤、粘着剤などを任意に含
有せしめることができる。
剤、紫外線吸収剤、耐加水分解改良剤、着色剤(顔料、
染料)耐電防止剤、導電剤、難燃剤、補強材、充填材、
滑剤、核剤、離型剤、接着助剤、粘着剤などを任意に含
有せしめることができる。
以下実施例によって本発明を説明する。なお実施例中特
にことわらない限り部数、弼は各々重量部重量%を意味
する。
にことわらない限り部数、弼は各々重量部重量%を意味
する。
実施例1
セ/< ンンp 174 部、i、4−ブタンジオール
135部および数平均分子量が1000のポリ(テトラ
メチレンオキンド)グリコ−/l/ 118 m ヲチ
タンテトラブトキシド触媒0.35部とともに190〜
230℃で3時間エヌテル化反応せしめた後、′イルガ
ノツクヌ’1010(酸化防止All ) 0.5部を
添加し、昇温および減圧プログラムに従って50分で0
.5mmHgの重合条件にもたらした。この条件にて6
時間反応せしめると、粘稠な無色透明の溶融ポリマが得
られた。次いでこのポリマをテフロンコーティングされ
たアルミバット上に流シ出し、冷却すると透明でゴム状
であったっこのようにして得られたブロックエlリエー
テ)v x ステ/l/(A−1)をポリ塩化ビニルパ
ウダ(信越化学■製TK−1000:平均重合度107
0)(B−1)と表1の比率で140℃に加熱したゴム
ロール上で混練し、配合樹脂組成物とした。この樹脂組
成物を14DCで1朋厚みの成形片にプレス成形し、機
械的性質を測定した。また成形片をn−ヘキサン中5日
間放置した後の物性も測定L ft・比較のためにジ+
チルヘキシルフタレートを66チ含有するポリ塩化ビニ
ルを同様に評価した。これらの結果を表1に示す。
135部および数平均分子量が1000のポリ(テトラ
メチレンオキンド)グリコ−/l/ 118 m ヲチ
タンテトラブトキシド触媒0.35部とともに190〜
230℃で3時間エヌテル化反応せしめた後、′イルガ
ノツクヌ’1010(酸化防止All ) 0.5部を
添加し、昇温および減圧プログラムに従って50分で0
.5mmHgの重合条件にもたらした。この条件にて6
時間反応せしめると、粘稠な無色透明の溶融ポリマが得
られた。次いでこのポリマをテフロンコーティングされ
たアルミバット上に流シ出し、冷却すると透明でゴム状
であったっこのようにして得られたブロックエlリエー
テ)v x ステ/l/(A−1)をポリ塩化ビニルパ
ウダ(信越化学■製TK−1000:平均重合度107
0)(B−1)と表1の比率で140℃に加熱したゴム
ロール上で混練し、配合樹脂組成物とした。この樹脂組
成物を14DCで1朋厚みの成形片にプレス成形し、機
械的性質を測定した。また成形片をn−ヘキサン中5日
間放置した後の物性も測定L ft・比較のためにジ+
チルヘキシルフタレートを66チ含有するポリ塩化ビニ
ルを同様に評価した。これらの結果を表1に示す。
表 1
ブロックコポリエーラ2ルエステノpA−1) 4
0 25 − −ポリ塩化ビニル
(B−1) 60 75 100 67ジエチ)L
p\ギシノVフタレート −−−33
初期物性 破断応力 23℃Ckg/ca> 3’10 360
500 300〃伸び 23℃(%) 260 1
40 54 520引張弾性率 23℃(kν;a)
320 1,50060.000 300−2
0℃(# ) 2,5009,5005久00021
,000nJqサン処理後 重量減少 (%) 0.5 0.4 0.2
22引張弾性率 23cCkg/ca> 350
1.50029,00020,500また、Run
、K 1 、 & 2の樹脂組成物をチューブ成形機に
導き、゛外径6朋φ、厚み11+IIIのチューブとし
た。成形性も良好でキンクしない透明なチューブかえら
れた。
0 25 − −ポリ塩化ビニル
(B−1) 60 75 100 67ジエチ)L
p\ギシノVフタレート −−−33
初期物性 破断応力 23℃Ckg/ca> 3’10 360
500 300〃伸び 23℃(%) 260 1
40 54 520引張弾性率 23℃(kν;a)
320 1,50060.000 300−2
0℃(# ) 2,5009,5005久00021
,000nJqサン処理後 重量減少 (%) 0.5 0.4 0.2
22引張弾性率 23cCkg/ca> 350
1.50029,00020,500また、Run
、K 1 、 & 2の樹脂組成物をチューブ成形機に
導き、゛外径6朋φ、厚み11+IIIのチューブとし
た。成形性も良好でキンクしない透明なチューブかえら
れた。
実施例2
実施例1の本発明樹脂組成物からなるシートを日本薬局
法第8改正一般試験法69に従って溶出物試験を実施し
た結果を表2に示す。
法第8改正一般試験法69に従って溶出物試験を実施し
た結果を表2に示す。
表 2
実施例3
実施例1と同様の方法で表5に示す出発原料を用いて5
種のブロックコポリエーテルエステル(A−2)〜(A
−6)を調製し、ポリ塩化ビニルに対し、全樹脂組成物
中55チ2となるように配合した。配合樹脂組成物をプ
レス成形により1mm厚みのシートとし、シートの性状
および溶出物試験(実施例2と同様)を評価した。これ
らの結果を表6に示す。(A−2)(A−4)(A−5
)ハ本発明範囲のブロックコボリエーテルエヌテlしで
ちり、(A−3)(A−6)は比較例である。
種のブロックコポリエーテルエステル(A−2)〜(A
−6)を調製し、ポリ塩化ビニルに対し、全樹脂組成物
中55チ2となるように配合した。配合樹脂組成物をプ
レス成形により1mm厚みのシートとし、シートの性状
および溶出物試験(実施例2と同様)を評価した。これ
らの結果を表6に示す。(A−2)(A−4)(A−5
)ハ本発明範囲のブロックコボリエーテルエヌテlしで
ちり、(A−3)(A−6)は比較例である。
表 6
Claims (1)
- (al 04−2[+の脂肪族もしくは脂環族ジカルボ
ン酸を主たるジカルボン酸成分とし、(IJ C2−+
2の脂肪族もしくは脂環族ジオールを主たる短鎖ジオー
ル成分、(C)炭素/酸素原子数比が2.5以上で、数
平均分子Jiが500〜s+o 00のポリ(アルキレ
ンオキシド)グリコールを長鎖ジオール成分とし、かつ
、該(C)のポリ(アルキレンオキシド)グリコール成
分を全共重合体中20〜75重量%含有するブロックコ
ポリエーテルエステル(5)5〜80重量係ト、ポリ塩
化ビニ)V(ト)95〜20重量%とから成る樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57099153A JPS58217539A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 医療用樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57099153A JPS58217539A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 医療用樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58217539A true JPS58217539A (ja) | 1983-12-17 |
JPH044339B2 JPH044339B2 (ja) | 1992-01-28 |
Family
ID=14239735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57099153A Granted JPS58217539A (ja) | 1982-06-11 | 1982-06-11 | 医療用樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58217539A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01311153A (ja) * | 1988-06-08 | 1989-12-15 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48751A (ja) * | 1971-05-19 | 1973-01-08 | ||
JPS496084A (ja) * | 1972-03-07 | 1974-01-19 | ||
JPS54139656A (en) * | 1978-04-21 | 1979-10-30 | Toray Ind Inc | Resin composition |
-
1982
- 1982-06-11 JP JP57099153A patent/JPS58217539A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48751A (ja) * | 1971-05-19 | 1973-01-08 | ||
JPS496084A (ja) * | 1972-03-07 | 1974-01-19 | ||
JPS54139656A (en) * | 1978-04-21 | 1979-10-30 | Toray Ind Inc | Resin composition |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01311153A (ja) * | 1988-06-08 | 1989-12-15 | Sumitomo Bakelite Co Ltd | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
JPH0555550B2 (ja) * | 1988-06-08 | 1993-08-17 | Sumitomo Bakelite Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH044339B2 (ja) | 1992-01-28 |
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