JPS58217496A - 化合物半導体単結晶の引上方法および装置 - Google Patents

化合物半導体単結晶の引上方法および装置

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JPS58217496A
JPS58217496A JP57100105A JP10010582A JPS58217496A JP S58217496 A JPS58217496 A JP S58217496A JP 57100105 A JP57100105 A JP 57100105A JP 10010582 A JP10010582 A JP 10010582A JP S58217496 A JPS58217496 A JP S58217496A
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melt
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宮澤 信太郎
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    • C30BSINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は液体カプセル剤で覆われた原料融液から化合物
半導体単結晶を引上ける液体カプセル引上法、いわゆる
L Ii C法の改良方法および装置に関する。
L I’、 C法によって製造される化合物半導体には
、砒化ガリウム(GaAs) 、燐化ガリウム(Gap
)、燐化インジウム(InP) 、砒、化インジウム(
InAs)、アンチモン化ガリウム(Garb)などの
it −v族化合物半導体やテルル化鉛(PbTe) 
、セレン化鉛(円)se) 、7− ル/l/化錫’ 
(Sn’re)などがある。LEC法の利点は封管を用
いないで、比較的簡単な装置により単結晶を引上げる□
・事ができる点にあるが、反面化合物半導体の化学当量
比組成からのズレを制御することが困難な点が大・きな
欠点になっている。石英封管を用いる水平式ブリッジマ
ン法の蒸気圧制御法の考え方を導入した二温度州: L
 J、: C法(あるいは蒸気圧制御LEC法:例えば
特許公報昭和52−12152号明細書参照)が提案さ
れているか、装置かかなり複雑になるという欠点がある
また化合物の融点よりかなり低い温度での成長を行なわ
せることにより、一定組成の溶液から引」二げるLEC
法(特許公報昭和52−3344号明細書参照)も提案
されているが、例えばm−■族化合物半導体の場合には
m族成分がかなり過剰の溶液からの成長に限られ、化合
物半導体の融点に近い組成範囲での化学当量比組成から
のズレを制御することは困難である。何故なら溶液、例
えばGa −Ga P溶液の組成を一定に保つ為には単
結晶引上中に常に固体原料すなわちGal’を溶液に接
触せねばならず、化合物(GaP)の融点に近い組成範
囲では常にGaPを固体状態で供給することが困難であ
るからである。
本発明は斜上の難点を解消したもので、化合物半導体の
融点に近い組成範囲で化合物半導体の化学当量比組成か
らのズレを精密に制御しうる新規なL E C74(を
提供するものである。
本発明の第1の発明(特許請求の範囲第(1)項記載の
発明)は、LEC法において、液′体カプセル剤で覆わ
れた原料融液を下部に細孔を有する隔壁によって成長用
原料融液と供給用原料融液に二分するとともに、成長用
原料融液のみに化合物半導体の構成成分の一方を添加す
ることによって、成長用原料融液の化学当量比組成から
のズレと供給用原料融液の化学当量比組成からのズレと
を互いに異ならしめたことを特徴とする化合物半導体単
結晶の引上方法を提供するものである。ここに細孔はキ
ャピラIJ−1狭い間隙、毛細管の集合等でもよく最小
断面の寸法としては化合物の構成成分の溶質対流が無視
できる程度のサイズすなわち、直径0.3−2 wtb
あるい゛はスリット形で幅0.3−2履が適当で、ある
例えば■−■族化合物半導体の一種である砒化ガリウム
(GaAs)を例にとって説明すると、成長川原・料融
液の組成は原子パーセントでGa =、55%〜45%
、As−45〜55%に選ばれる。そして供給用原料融
液の組成は、成長用原料融液の初期組成に対応してGa
145%〜55%、As言55%〜45%に選ばれる。
これによって単結晶成長が続く間成長用原料融液の組成
は初期組成で決るほぼ一定の組成に保たれる。なお初期
組成がGa = As 字5Q%の場合には成長中の若
干のAsの蒸発損失を考慮して、供給用原料融液の組成
をわずかにAs過剰(たとえばAs’;5]%)に設定
するとよい。又、Garbのように異方性成長の著しい
化合物半導体では成長用原料融液の初期組成は、Ga 
= 47.5〜40%、Sb = 52.5%〜60%
に選ばれる。この場合には供給用原料融液の組成はやは
り初期組誠に対応して、Ga 言52.5%〜60%、
St) ン’47’、5%〜40%に選ばれる。
一般にI−V族化合物半導体す場合に半絶縁性結晶や電
気的に高純度の結晶を成長させる場合には、成長用原料
融液の組成がV族過剰であ・ることか好ましい。これは
V族原子空孔や■族元素を置換したIIIV  (アク
セプター)のような格子欠陥か減少し、111族原子空
孔や■族元素を置換したv■(深いドナー)のような格
子欠陥が有効になる為である。
次に本発明の第2の発明(特許請求の範囲第(2)項記
載の発明)は、同じ(LEC法において、原料融液と液
体カプセル剤の間に、開口部に細孔を有する隔壁を設け
た皿状部材を浮へて原料融液を成長用原料融液と供給用
原料融液に二分するとともに、成長用原料融液のみに化
合物半導体の構成成分の一方を添加することによって、
成長用原料融液の化学当量比組成からのズレと供給用原
料融液の化学当量比組成からのズレとを互いに異ならし
め、かつ供給用原料融液の組成をほぼ化学当量比組成に
したことを特徴とする化合物半導体単結晶の引上方法を
提供するものである。この発明によれば、固化した単結
晶の重量分に相当するほぼ化学当量比組成の供給用原料
融液か、成長用原料融液に補供されるため、容易に成長
用原料融液の組成を初期組成にほぼ等しく保つことがで
きる。
この第2の発明において、特・に■−■族化合物の場合
には、成長用原料融液の組成を■族過剰とすることか望
ましい。又■俟過剰の成長用原料融液を生成するには、
■族元素を蒸気の状態で添加するとよい。
次に本発明の第3の発明(特許請求の範囲第(5)項記
載の発明は、LEC法単結晶引上装置において、原料融
液と液体カプセル剤の間に浮んで上記液体カプセル剤お
よび原料融液を二分するとともに、開口部に細孔を有す
る隔壁を設けた皿状部材と、皿状部材内の原料融液(成
長用原料融液)のみに化合物半導体の構成成分の一方を
添加する装置とを設けたことを特徴とする化合物半導体
単結晶の引上装置を提供するものである。ここに細孔の
断面の大きさとしてはやはり直径0.3〜2鵡の孔(複
数個)、あるいは幅0.3〜2鵡のスリット形の孔(1
ケまたは複数個)が適当である。
原料融液のみならず、液体カプセル剤をも隔壁によって
二分することにより、たとえば供給用原料から発生した
酸化物などいわゆるスカムが成長用原料融液に混入する
のを防止する効果がある。
なおIll −V族化合物半導体単結晶のL P、 C
法による引」二装置において、V族成分を単結晶成長が
行なわれる間、原料融液全体に供給する装置は提案され
ている(公開特許公報昭和47L1171.7号明細書
参照)。しかしながら■族成分を原料融液全体に供給す
る為、前述の蒸気圧制御LEC法(特許公報52−12
152号明細書参照)と同様に、原料融液の組成が、V
族成分の蒸気圧変動によって変動するという欠点がある
。例えばGaAsの場合Asを供給する装置の温度が約
2℃変動するとAsの蒸気圧は一気圧附近で約351o
rr (約0.05気圧)変動するが、これによって原
料融液の組成は約1%変化してしまう。一般に高温高圧
炉内では、高圧ガスの熱対流かあって温度を精密に制御
することは困難であり1.10℃程度の変動も極めて生
じ易い(原料融液の゛組成は約4%も変化してしまう)
ことを考えると、このような蒸気圧による廂↓成制御の
方法は工業的な製造方法にはなり難い欠点かある。本発
明の装置においては、V族成分の供給は、成長用原料融
液の・みに対して行なわれ、単結晶引上中は、■族成分
の蒸気圧は制御されず、V族成分の供給装置の役割は完
了している。
以下本発明を図面を用いて実施例により詳細に説明する
実施例1 第1図は本発明の実施例に用いた改良形L E C法単
結晶引上装置の略式断面図である。図において、1は耐
圧容器で常圧から必要に応じて100気圧までの高圧窒
素ガス又は高圧アルゴンガスなどを満たすことができる
。耐圧容器1内に石英るつは2とカーボンるつぼ3、お
よびこれらを取り巻くカーボンヒーター4が設置され、
るつぼ3は下部駆動軸5により上下移動と回転運動が5
工能となっている。上部駆動軸6には単結晶シード7か
取り付けられ、やはり上下移動と回転運動が可能となっ
ている。
この装置を用いて、GaSb単結晶を≦100〉方向に
引上げた実施例について説明する。石英るつぼ2内に原
料融液を分離する為の内るつぼ13を収容した内るつぼ
13は石英、BN、PBN(熱分解13N)、A7 N
  なζ′で梠成され、底部に複数個の細孔14(的径
帆3−21B)が設けられている。15は内るつは13
の底壁である。原料としてはGaSb多結晶1132.
27 gと純度99.9999%の’Ga 87.7.
:1を用い、石英るつは2と内るつぼ13の間に収容し
た。又モル比で1対1のKC1!/ NaC/ 共晶材
料を内るつは13の中に約50g、内るつは13と石英
るつぼ2の間に約509収容した。
次に第2図に示す成分の供給装置内の空間20にsb粒
173.6311を収容した。この装置は圧力シール(
図示せず)された移動軸18に継キ手19を介して接続
されたストッパー17を開けることによって添加口16
からsb粒を添加することができる。2Jは蓋体、22
は補助ヒーターである(補助ヒーターは本実施例では使
用せず)。
乾燥窒素ガスを耐圧゛容器内に約10気圧満たした後、
カーボ、ンヒーター4によりるつぼ2全体を730℃ま
で加熱し、原料を溶融反応させた。Garbは一般に酸
化し易く、従って溶融時に゛スカムを発生し易いが、溶
融した原料は・スカムのない状態で細孔14より内るつ
は13の内側に流入し、成長用原料融液9を生成する。
供給用原料融液10 (7) ■−’rMsにはスカム
が残るが結晶用」二けに悪影響を及はさない。又液体カ
プセル剤の層8.11か得られる。次にストッパー17
を開けて過剰のsb粒を内るつほの内側の原料融液のみ
に添加する。
こうして成長用原料融液9の組成は原子パーセントでG
a / Sb =45%755%となり、又供給用原料
融液の組成はGa / Sb = 54.8%/45.
2%になる。この時点て成分の供給装置(第2図)はそ
の役割を完了する。
< 100 >方向に切り出した単結晶シード7を、上
部駆動軸6を降下させかつ融液の温度を徐々に低下させ
て調整し、成長用原料融液に接触させて、シーディング
を行った。引上速度約7跋/時で良好な単結晶12を成
長させることができた。成長部の最大直径は約50騙程
度であった。
単結晶が成長するにつれて、内るつは内の原料融液9の
高さが減少し、かつ残液のsbの原子パーセントが増加
しようとするが、外側の供給用原料融液10が細孔14
を通して供給される。しかもこの供給用原料融液10の
組成はGa / St3 = 54,8%/45.2%
に選んだため過剰のsbを相殺して、結果的に成長用原
料融液9の組成はほぼGa/、5b)45%155%の
一定組成に保たれる。この結果、供給用原料融液が残存
する限り、成長用原料融液の組成はほぼ一定に保たれて
、いわゆる組成的過冷却によるセル成長現象を引き起ず
ことなく長尺のGaSb単結晶を成長させることができ
た。
実施例2 本実施例では内るつぼ13をSi3N4製の浮るつほと
した。底壁15を小さくして、底壁に細孔を設けた。主
るつぼ2内に純度99.9999%のGa50017と
純度99.9999%のSb 873 F  を主るつ
ぼ2の中に収容した。液体カプセル剤KC/ / Na
Cj7を約100f収容した。
実施例1と同様に乾燥窒素ガスを約10気圧満たした後
、カーボンヒーターにより、るっは全体を730℃まで
加熱し、原料融液を生成した。融液組成はこの状態でG
a / Sb = 5Q%750%であり、浮るつぼ(
図示せず、後述の第3図24参照)内には全体の約17
4の融液が流入した。法に第2図に示した成分供給装置
に予じめ499のsb粒を収容しておいて、ストッパー
17を開けてsb2>を内るつぼ内の成長用原料融液内
に添加した。こうして内るつぼ内にGa / 51) 
−45%155%の成長用原料融液を収容した状態で、
Ga / Sb = 5Q%150%の供給用原料融液
の上に浮いて、いわゆる浮るつほとして働く。
次に実施例1と同様に< ioo >単結晶シード7を
降下させて< 100 >方向にGaSb単結晶を成長
させた。成長条件は実施例1と同様であった。この場合
には単結晶が成長するにしたがって、ちょうど成長した
分量だけのGarb融液が、供給用原料融液から供給さ
れるため、成長用原料融液の組成は常に一定に保たれる
。こうして実施例1と同様に長尺のGarb (100
>単結晶を成長させることができた。
なおこの実施例では特にるつぼの中心部より周辺部の温
度を高くして、供給用原料融液が固化しないように注意
する必要があることを指摘しておく。又成長用原料融液
の組成は■族(S l))過剰の場合について説明した
が、III jlA (Ga)過剰の場合に適用するこ
とも極めて容易である。
実施例3 本実施例ではGarbの代りにGaAsに適用した場合
について述べる。GaAsの場合は成長用原料融液の組
成は原子パーセントでGa / As = 55%/4
5%からGa / As = 45%155%の間で精
密に制御する必要がある。特にGa−49〜47%、A
s−51〜53%すなわちGa / As = (49
〜47 )”%/(51〜53)%に選ぶと半絶縁性G
aAs単結晶の成長に有利である。液体カプセル剤とし
てはKC/ / NaC1てな(8203を用いる。又
るっぽとしては熱分解窒化硼素(PBN)やAI!Nが
゛特に好適である。
第3図は本発明の実施例に用いた他の改良形LE C法
単結、晶引上装置の略式断面図である。第4図は成分供
給装置を中心に示した部分断面図である。
図において、1は耐圧容器で常圧がら必要に応じて10
0気圧まで高圧窒素ガス又は127J圧アルゴンガスな
どを満たすことができる。耐圧容器1内にPBNるつは
33とカーボンるつぼ3、およびこれらを取巻くカーボ
ンヒーター4が設置され、るつぼ3は下部駆動軸5によ
り上下移動と回転運動か可能となっている。上部駆動軸
6には単結晶シード35か取り付けられ、やはり上下移
動と回転運動が可能となっている。
この装置を用いて、GaAs単結晶を< 100 >方
向に引上げた実施例について説明する。予じめPBNる
つぼ内で合成された高純度GaAs多結晶1.5にりを
内径102賜の1m B Nるつは33内に収容した。
GaAs多結晶の上に約150fの脱水したB2O3デ
ィスクをのせ、更にその上に浮るつほとして働く皿状部
材24を設置した。皿状部材はPBNて作られており、
比重は2.2−2.59/crlなので、調整するため
に比重的4.0g/cTiIのAl:zO3の重し34
を利用した。皿状部材24は底壁25に細孔26が設け
られている。又31は防堤として働く。
乾燥窒素ガスを耐圧容器内に約5気圧満たした後、カー
ボンヒーター4によりるつは33全体を約1250℃ま
で加熱し、原料を溶融させた。その結果原料の約176
か皿状部材の内側に流入して成長用原料融液39を形成
して、全体として供給用原料融液40の上に浮ぶ、皿状
部材24はB2O3の層37 、38と原料融液39.
40の間に浮ぶ。
次に予じめ純度99.9999%の砒素(As) 32
を約17g収容した。砒素の供給装置(第2図)の添加
口27を成長用原料融液39の中に浸漬する。このとき
空間28には約5気圧の窒素ガスが入っていて耐圧容器
内の圧力とバランスしている。次に補助ヒーター30に
よって空間28を加熱し、610℃す、上とする。65
0℃位が適当である。AsはAS4蒸気となって成長用
原料融液内に溶は込むか、最後に1気圧強のAS4蒸気
と4気圧弱の窒素ガスが空間28に残る。しかしその量
はAs固体換算で約帆3fに過きないので、収容したA
sはほぼ全量成長用原料融液に溶は込むと考えてよい。
継き手19でつながった移動軸18を引上げて成分供給
装置を融液から引き離すと、第3図の状態に−なる。こ
うして、Ga / As ン47%153%の成長用原
料融液39とGa/AS=50%150%の供給用原料
融液40か生成した。
< 100 >方向に切り出した単結晶シード35を、
上部駆動軸6を降下させかつ融液の7Aa度を徐々に低
下させて調整し、成長用原料融液に接触させて、シーデ
ィングを行った。この実施例でもるっほの中心部より周
辺部の温度を高くシテ、供給用原料融液が固化しないよ
うに注意する必要がある。
引上速度8鵡/時で良好な単結晶36を成長させること
ができた。直径は約50MJLでプラスマイナス2鶴に
制御された。
本実施例でも実施例2と同様に単結[相]が成長するに
したかって、ちょうど成長した分量だけのGaAs融液
が、供給用原料融液から供給されるため、成長用原料融
液の組成はほぼ一定に保たれる。
成長結晶は先端から後端まで300’にで約2−3×1
070確の比抵抗を示すことが分った。
以上詳述した以外にも成長条件の改変は容易である。
例えば、成長用原料融液39に第2図の装置を用いてG
aを添加することによって、Ga過剰の融液からGaA
 s単結晶を成長させることかできる。
又実施例3においては出発原料としてGaA s多結晶
を用いたが、純度99.9999%のGaとAsを原料
として、かつ合成時のAsの蒸発損失(21%)を見込
んでGa / As = 49.5%/ 50.5%ノ
モル比に秤量して主るつぼ33の中に収容して、圧力6
0気圧以上で直接GaAs融液を合成して、細孔26を
通して流入した原料融液39の中にAs添加装置(第4
図)により過剰Asを添加することができる。
この場合にも原料の酸化物によるスカムが隔IJI24
゜25及び防堤31により、成長用原料融液39内に混
入するのを防止することができる。
なお浮るつぼとして働く皿状部材24 (25,31。
34と合せて構成)を上方に離しておいて、G、aAs
融液の合成が終了してから融液40上に降下浸漬させて
もよい。主るつぼ33としてはPBNの代りにA I!
N 、 A/zO:i  などを用いてもよい。あるい
は石& (SiOz)るつぼを用いても・、原料から発
生する酸素分によってS iOzからのSiの汚染作用
が抑制されるので安価るつぼという点で効果かある。
以上詳述したように本発明は、GaAs 、 Ga1)
、InP 、  InAs 1Garbのような+n 
−v化合物半導体やPb−re 、 [’bSe 、 
Snl’e  などのその他の化合物半導体の融点に近
い組成範囲で、化合物半導体の化学当量比組成からのズ
レを簡便に制御しうる新規なLEC法および装置を提供
するものであり、特に次のような効果がある。
1) 複雑な装置(二温度帯LEC装置など)を用いる
ことなく、化合物半導体の融点に近い組成範囲で、化合
物半導体の化学当量比組成からのズレを制御するととも
に、単結晶成長の間、成長用原料融液の組成をほぼ一定
に保つことができる。
l) 成長用原料融液の組成を、例えば■−■化合物半
導体の場合、常に■族過剰に制御できるため、Iv(ア
クセプター)のような格子欠陥が少く、VB  (深い
ドナー)を適量含ませた■−■化合物半導体単結晶を成
長させる〜。
ことができる。しかも結晶の先端から後端までほぼ均一
な組成に制御できる。
GaAs  l C用の直接選択イオン注入形デバイス
用の高純度半絶縁性基板として有用なアンドープGaA
s単結晶やクロム(Cr)を少&+G添加した低クロム
GaAs単結晶に特に有用である。
III)  不純物の均一ドープ法(公開特許公報昭和
56−104796号明細書参照)と組み合せ、硼素(
B)、インジウム(In) 、シリコン(Si)なとを
添加することにより、低転位化に最適の条件でGaAs
単結晶を成長させることかできる為GaAs I C用
のみならず、オプトエレクトロニクス用の、例えば光I
c用基板やレーザ用基板の製造(こも好適である。又亜
鉛(Zn )と硼素(B)′を二重に添加したP形の低
転位GaAsの最適成長にも適用できる。
1■)゛異方性成長の著しいGaSbのような化合物半
導体単結晶を最適の融液組成から成長させることができ
るので、大型単結晶の収率か大幅に向上する。
■) 融液組成を常に一定に保つことができるので、成
長方向のみならず、成長方向に垂面な面内での特性の均
一性が向上する。
vI)  内るつぼ、浮るつぼに防堤(13、31)を
設けることにより原料から発生した酸化物などのスカム
が成長領域に混入するのを防止することかできるので、
単結晶の収率か大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図と第3図は本発明の実施例に用いた改良形LEC
装置の略式断面図、第2図と第4図は化合物半導体の構
成成分の添加装置の説明図である。 図において、1は耐圧容器、2は石英るつは、3は力〜
ボンるつぼ、4はヒーター、5.6’は駆動軸、7.3
5はシード、8 、11.37.38は液体カプセル剤
、9 、1’0.39.40は原料融液、12 、36
は単結晶、13は内るつぼ、14 、26は細孔、15
 ’+ 25は底壁、16 、27は添加口、17はス
トッパー、18は移動軸、19は継手、20 、28は
空間、21 、29は蓋体、22.30は補助ヒーター
、23はSl)粒、24は皿状部側、31は防堤、32
は砒素、33はP B Nるつは、34は重し、である
。 発  明  者        宮  澤  信太部赤
  井  慎  − 松  本  和  久 特許出願人  日本電信電話公社 住友電気工業株式会社 =483−

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液体カプセル剤で覆われた原料融液から化合物半
    導体単結晶を引」二けるLEC法において、該原料融液
    を下部に細孔を有する隔壁によって成長用原料融液と供
    給用原料融液に二分すると七もに、該成長用原料融液の
    みに化合物半導体の構成成分の一方を添加することによ
    って、成長用原料融液の化学当量比組成からのズレと供
    給用原料融液の化学当量比組成からのズレとを互7いに
    異ならしめたことを特徴とする化合物半導体単結晶の引
    上方法。
  2. (2)液体カプセル剤で覆われた原料融液から化合物半
    導体単結晶を引上げるLE’C法において、原料融液と
    液体カプセル剤の間に開口部に細孔を有する隔壁を設け
    た皿状部材を浮べて該原料融液を成長用原料融液と供給
    用原料融液に二分するとともに、該成長用原料融液のみ
    に化合物半導体の構成成分の一方を添加することによっ
    て、成長用原料融液の化学当量比組成からのズレと供給
    用原料融液の化学当量比組成からのズレとを互いに異な
    らしめ、かつ供給用原料融液の組成をほぼ化学当量比組
    成にしたことを特徴とする化合物半導体単結晶の引上方
    法。
  3. (3)化合物がl−V族化合物であり、成長用原料融液
    の組成か■族過剰である特許請求の範囲第(2)項記載
    の化合物半導体単結晶の引上方法。
  4. (4)成長用原料融液のみに添加する化合物半導体の構
    成成分がV族元素であって、かつ該V族元素が蒸気の状
    態で添加される特許請求の範囲第(3)項記載の化合物
    半導体単結晶の引上方法。
  5. (5)液体カプセル剤で覆われた原料融液から単結晶を
    引上げるLEC法単結晶引上装置において、原料融液と
    液体カプセル剤の間に浮んで上記液体カプセル剤および
    原料融液を二分するとともに開口部に細孔を有する隔壁
    を設けた皿状部祠と、該皿状部側内の原料融液のみに化
    合物半導体の構成成分の一方を添加する装置とを設けた
    ことを特徴とする化合物半1. 導体単結晶の引上装置
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JPS6131382A (ja) * 1984-07-20 1986-02-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 化合物半導体単結晶の引上方法
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CN109778305A (zh) * 2019-03-06 2019-05-21 中国电子科技集团公司第四十六研究所 一种InSb单晶生长前杂质预处理用单晶炉及除杂方法

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