JPS5821639Y2 - 工作物はね出し装置 - Google Patents

工作物はね出し装置

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Publication number
JPS5821639Y2
JPS5821639Y2 JP9294478U JP9294478U JPS5821639Y2 JP S5821639 Y2 JPS5821639 Y2 JP S5821639Y2 JP 9294478 U JP9294478 U JP 9294478U JP 9294478 U JP9294478 U JP 9294478U JP S5821639 Y2 JPS5821639 Y2 JP S5821639Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
cover
engaging member
cam
cam plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP9294478U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5511837U (ja
Inventor
志水国友
神谷保
太田正
池田徹
Original Assignee
豊田工機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 豊田工機株式会社 filed Critical 豊田工機株式会社
Priority to JP9294478U priority Critical patent/JPS5821639Y2/ja
Publication of JPS5511837U publication Critical patent/JPS5511837U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工作機械における加工完了工作物のはね出し装
置に関し、人手を要せずan工完了と内時に工作物を機
外へ自動的に搬出し、機械装置の稼動率の向上と省力化
を図ったことである。
また、はね出し装置の駆動に別個の専用装置を設けるこ
となく、既存の装置の作動と連繋した構造簡単で合理的
な装置を提供するものである。
工作機械には、切粉やクーラントの飛散防止やその他保
安上の目的で自動的に昇降開閉するカバーを設置したも
のがある。
この場合、加工が完了してカバーが開くのを待って作業
者が手作業で工作物を取り出しているために、機械装置
の稼動率に影響すると共に、作業者の労力負担の好まし
くない問題があった。
本考案はこのようなカバー付きの工作機械における問題
を解消したもので、以下その実施例について図面により
説明する。
第1図において1はベッド、2はベッド1上に固定され
ている送り台、3は該送り台2により紙面に垂直な方向
に送り移動するコラム、4はコラム3の前面に上下方向
に摺動自在に取付けられたスピンドルヘッド、5はスピ
ンドルヘッド4に軸承されている回転スピンドル、6は
フライスカッタである。
7はベッド1の前方上面に固設された治具ベースで、そ
の上面には工作物Wを支持するシートブロック8が突設
されている。
また、図示省略しであるが、治具ベース7には、前記シ
ートブロック8上に支持した工作物Wを、その加工面に
支障を来たさない個所、例えば側方をクランプ並びにア
ンクランプする自動クランプ装置が設けられている。
さらにベッド1の前面にはガイドローラ10を有する支
柱9が立設され、開閉用シリンダ12によって昇降動す
るカバー11がガイドローラ10に案内されて開閉可能
に設けられている。
13はカバー11と連結されているピストンロッドであ
る。
このカバー11は工作物の加工中は上昇して加工位置の
前面を閉止し、工作物の搬入、搬出時には開口する。
上記のカバー装置を有する工作機械において、治具ベー
ス7の前面にブラケット14を固着し、これにはね出し
ロッド15を枢軸16により前傾旋回動可能に枢支する
このはね出しロッド15は、治具ベース7上面に突設さ
れているシートブロック8に支持される工作物Wの下面
に装入位置している。
さらに枢軸16上には第2図、第3図及び第5図で示す
ように、支持体19が締付固定されている。
この支持体19に係合部材17がピン20によって水平
方向にのみ遊動旋回するよう取付けられている。
そして、係合部材17は通常は図示のように先端を前方
に向けた正規位置にあり、下方向に外力を加えると支持
体19を一体に回動し、水平方向の外力が加えられると
ピン20を支点にして水平旋回し、支持体19に対し遊
動するもので、水平方向外力の除去により再び正規位置
に復帰させる戻しスプリング21を有している。
一方、カバー11の内面側には前記係合部材17と干渉
する位置にカム板18が固着されている。
このカム板18には係合部材17の先端面と当接する傾
斜した第1のカム面18aと、係合部材17の側面と当
接する傾斜した第2のカム面18cとを有している。
すなわち、第1のカム面18aはカム板18の下方に形
成され、第2のカム面18cは上方に形成されており、
両カム面l 8a 、 18cは直角方向の位相角を有
している。
尚図中の符号22ははね出しロッド15のストップボル
ト、23は工作物Wの搬出用ローラコンベアで、工作機
械の前方に設置されている。
24は搬出シュートを示す。
次に上記横取によるはね出し装置の動作について説明す
る。
はね出しロッド15は通常は自重によって治具ベース7
の上面と平行な水平方向に位置し、ストッパボルト22
に当接している。
従って、工作物Wの搬入には何等干渉するものではない
また、工作物Wの加工中にはカバー11は上昇位置にあ
り、カム板18も上方に位置している。
工作物Wの加工完了により図示省略しであるクランプ装
置はシートブロック8上の工作物Wをアンクランプとし
、同時に開閉用シリンダ12を作動してカバー11を下
降開口する。
このカバー11の下降開口動作と連係してはね出しロッ
ド15が前傾旋回動し、シートブロック8上の工作物W
を持ち上げて機外に搬出するのである。
この動作を具体的に説明すると、カバー11の下降によ
る全開直前でカム板18の第1のカム面18aが係合部
材17の先端面に当接し、第1のカム面18aの傾斜角
度の増大に伴って保合部材17に押し下げ外力を加える
これにより係合部材17は枢軸16を中心にして除々に
下方に旋回動し、支持体19を介して枢軸16に伝達す
る。
よってはね出しロッド15は上方に旋回動してシートブ
ロック8上の工作物Wの下面に当接し、工作物Wを持ち
上げる。
さらに、係合部材17の先端面はカバー11の下降動に
よって第1のカム面18aの傾斜面を乗り越えて垂直面
18bに当接し、第3図の2点鎖線で示すようにはね出
しロッド15を前傾状態まで旋回動する。
このときカバー11の上端縁は搬出シュート24より下
方に下降し、工作物Wの通過には何等支障のない開口状
態となっている。
従って、前傾したはね出しロッド15上の工作物Wは自
重によってはね出しロッド15上を滑動し、搬出シュー
ト24上に乗り移って機外に取出され、搬出用ローラコ
ンベア23上に搬出されるのである。
カバー11の全開下降端では係合部材17の先端面はカ
ム板18の垂直面との当接が解除されるので、はね出し
ロッド15は自重で再びストッパボルト22に当接する
水平位置に自動的に下降旋回して復帰する。
次いで、未7JD工工作物Wを治具ベースT上に搬入し
、クランプする。
クランプ完了と同時に開閉用シリンダ12が作動し、カ
バー11を上昇して閉止する。
このカバー11の上昇時にカム板18は係合部材17と
接触するが、はね出しロッド15には細管影響を与える
ことなくカム板18は係合部材17の部位を通過し、カ
バー11は全閉される。
すなわち、カバー11の全開状態から上昇するときには
、カム板18の第2のカム面18cが係合部材17の先
端側面に当接する。
従って、係合部材17は第2のカム面18cの傾斜面に
よって水平方向に外力が付与され、戻しスプリング21
の張力に抗してピン20を支点にして水平旋回する。
係合部材17の水平旋回では支持台゛19に対し係合部
材17のみ遊動すること(こなり、枢軸16に回転トル
クは付与しない。
そのため、はね出しロッド15は水平状態で静止した状
態を維持しているのである。
第2のカム面18cから垂直面18dに乗り上げた係合
部材17はカム板18が通過するまで水平旋回し回避状
態を保持してカム板18の通過を許容しているが、カム
板18の通過後には戻しスプリング21の引張力をこよ
って再び正規の位置Gこ復帰するのである。
以上のよう(こ本考案装置(こよると、カバーが開かれ
ると同時にはね出しロッドの前傾旋回動により加工完了
した工作物を自動的に機外(こ取出すので、作業者は工
作物の搬出作業が省略され、安全性の確保と労力負担の
軽減が得られると共に、直ちに工作物の搬入作業を開始
することができ、機械装置の稼動率が向上する。
また、はね出しロッドの旋回動作はカバーの開閉とカム
機構の簡単な連繋構造によって連動して行っているので
、はね出しロッドの専用駆動装置を別個(こ設備する必
要がなく、カバー装置を設備している既存の工作機械に
低コストで簡単に設置できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置を備えた工作機械の側面図、第2図
は第1図■−■線の拡大断面図、第3図は第2図I−■
線断面図、第4図は第3図IV−■線断筒図、第5図は
カム作動機構の斜視図である。 1・・・・・・ベッド、2・・・・・・送り台、3・・
・・・・コラム、4・・・・・・スピンドルヘッド、7
・−・・・・治具ヘース、8・・・・・・シートブロッ
ク、11・・・・・・カバー、12・・・・・・開閉用
シリンダ、15・・・・・・はね出しロッド、16・・
・・・・枢軸、17・・・・・・係合部材、18・・・
・・・カム板、18a・・・・・・第1のカム面、18
c・・・・・・第2のカム面、19・・・・・・支持体
、20・・・・・・ピン、21・・・・・・戻しスプリ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作物の加工位置前面に駆動装置によって開閉自在なカ
    バーを設けた工作機械において、加工位置の治具ベース
    上に置かれる工作物下面に前傾旋回動可能に枢支した工
    作物のはね出しロッドを設置し、該はね出しロッドの基
    端を枢支する枢軸に水平方向にのみ遊動旋回する係合部
    材を設け、前記カバーに係合部材と当接するカム板を設
    け、該カム板にはカバーの開口動作でははね出しロッド
    を上下旋回動させる第1のカム面と、閉止動作では係合
    部材のみを遊動させる第2のカム面を形成した工作物は
    ね出し装置。
JP9294478U 1978-07-07 1978-07-07 工作物はね出し装置 Expired JPS5821639Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9294478U JPS5821639Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 工作物はね出し装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9294478U JPS5821639Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 工作物はね出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5511837U JPS5511837U (ja) 1980-01-25
JPS5821639Y2 true JPS5821639Y2 (ja) 1983-05-09

Family

ID=29023580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9294478U Expired JPS5821639Y2 (ja) 1978-07-07 1978-07-07 工作物はね出し装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5821639Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5955991U (ja) * 1982-10-01 1984-04-12 岸田 清 ハンガ−干物器
JPS5955992U (ja) * 1982-10-05 1984-04-12 岸田 清 ミニ・伸長・干物器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5511837U (ja) 1980-01-25

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