JPS58213706A - 歯垢形成抑制用剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアミグダリン、インジゴ、サンショオール、ビ
サボロール及びルチンから選ばれる口１又は２種以上を
配合することにより、歯垢の形成を抑制してう蝕及び歯
周疾患を予防する口腔用組成物に関する。

゛　歯の表面に付着する歯垢は、約７０％の細菌、−細
菌により形成された約２０％の多糖、及び約１０％の食
物残渣よりなり、固く歯面にこびりついている。そして
、その内部に貯えられた酸がエナメル質を脱灰し、菌及
び産生された毒素が歯肉炎、歯周炎、史には歯槽膿漏を
もたらすといわれて１す、口腔の二人疾患であろう蝕、
歯槽膿漏の原因とり、てハ目されている。

この歯垢はストレットコツカス・ミュータンスを中心と
する［」腔内細菌によって口腔内に存在するショ糖を利
用して形成される。即ち、ストレットフッカス・ミュー
タンスはＧＴＦ　（グルコシルトランスフェラーゼ、デ
キストラン合成酵素）を産生じ、仁れによりショ糖から
デキストラン、ムタン等の粘着性多糖を合成する。そし
て、この合成された多糖はストレットコツカス・ミュー
タンスをはじめ、他の菌（病原菌）を巻き込み、一定の
菌叢を有する歯垢を形成する。また、ストレットコツカ
ス・ミュータンス等の菌は種々の糖を利用して酸を産生
じ、この酸は多糖及び菌の壁の中に滞留することにより
、エナメル表面な脱灰していく。史に１菌の死骸や産生
された柚々の物質、毒素は歯肉に対して悪影曽を及はし
、歯槽膿漏の原因として作用する。

従って、歯垢の形成を抑制、阻止することは、う触、歯
周疾患を予防するという点から非常に有効なことである
。

本発明者らは、上記事情に輪み鋭意研究の結果、ｌａｅ
ｍ等の１１腔用組放物に対しアミグダリン、イン、；ｊ
；　＆　５−ｔ、ｕ；’Ｒ，・−ル及びルチンの１棟又
は２種以上ヲ配合スるとストレプトコッカス・ミュータ
ンスに起因する歯垢の形成の抑制、阻止に効果的で、従
って前記成分を配合した口腔用組成物かう触、歯周疾患
の予防に有効であることを知見し、本発明をなし、にも
のである。

以下、本発明につき詳しく説明する。

本発明に係る［１腔用組成物をま練歯磨、粉歯崗、水歯
磨などの歯廟類、マウスウォッシュ、トローチ、パスタ
、塗布剤、チューインガム、うがい用錠剤等として使用
されるもので、有効成分とし７てアミグダリン、インジ
ゴ、サンショオール、ビサボロール及びルチンから遣ば
れるＩＭＸは２棟以上を配合し、てなるものである。

この場合、前記有効成分の口腔用組成物中への配合側は
、全体の０．（１０１〜５％（重量％、以下同じ）、相
に０．００５〜２％とすることが好ましい。

本発明の他の成分としては、口腔用組成物の棟順に応じ
に適宜な成分が用いられる。例えば練由磨の場合であれ
は、第２リン酸カルシウム、炭酸カルシウム、ビロリン
酸カルシウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、非晶質シ
リカ、結晶質シリカ、アルミノシリケート、酸化アルミ
ニウム、水酸化アルミニウム、レジン等の研磨剤、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース
、アルギン酸塩、カラグナン、アラビアガム、ポリヒ＝
　／ｌ／アルコール等の粘結剤、ポリエチレングリコー
ル、ソルビトール、グリセリン、グロビレングリコール
等の粘稠剤、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウム、水素添加ココナツツ脂肪酸モ
ノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸
ナトリウム、Ｎ−ラウロイルッ゛ルコシン酸ナトリウム
、Ｎ−アシルグ・ルタミン酸塩、ショ糖脂肪酸エステル
等の発泡剤、ソレニベノ寺−ミント、スイアミント等の
精油、１メントール、カルボン、オイゲノール、アネト
ール等の香料素材などの香料、ザツカリンナトリウム、
ステビオサイド、ネオヘスベリジルジヒドロカルフン、
グリチルリチン、ペリラルチン、ｐ−メトキシシンナミ
ックアルデヒドなどの甘味剤、防腐剤などの成分を水と
混和し、常法に従って製造する。また、マウスウォッシ
ュ等の口腔洗浄剤その他においても、製品の性状に応じ
た成分が適宜配合される。

なお、本発明においては、上述したアミグダリン、イン
ジゴ、サンショオール、ピサがロール、ルチンに加えて
塩化リゾチーム、ｒキストラナーゼ、溶菌酵素、ムタナ
ーゼ、クロルヘキシジン、ソルビン酸、アレキシジン、
ヒノキチオール、セチルビリノニウムクロライド、アル
キルグリシン、アルギルジアミノエチルグリシン塩、ア
ラントイン、ε−アミノカプロン酸、トラネキサム酸、
アズレン、ビタミンＥ１モノフルオロリン酸ナトリウム
、フッ化ナトリウム、フッ化Ｍｌ錫、水浴性第一もしく
は第ニリン酸塩、第四級アンモニウム化合物、塩化す）
　ＩＪウムなどの有効成分を配合することもできる。

而して、本発明に係る口腔用組成物は、アミグダリン、
インジゴ、サンショオール、ピサがロール及びルチンか
ら選ばれる１種又ｌｌ１２種以上を配合したことにより
、ストレプトコッカス・ミュータンスによる歯垢の形成
を効果的に抑制し、従ってう蝕の発生、歯周疾）を良好
に防止するものである。

次に実験例を示し、本発明の効果を具体的に説明する。

〔実験例〕

アミグダリン、インジゴ、サンショオール、ビサボロー
ル及びルチンな試験試料として、下記培養付着法により
その歯垢形成抑制効果を調べた。

培養付着法 １％のショ糖を含むＢＨＩ培地に上記試験試料を所定量
（第１表に示す量）添加し、これに前培養しておいたス
トレプトコッカス・ミュータンス６７１５株を接種し、
Ｎｔ　’　ＣＯ２’　Ｈｚ　＝８０　’　１０　：１０
にガス置換されたアナエロボックスで３７℃、１６時間
培養した。培養後、０．０１　Ｍ　リン酸緩衝液（ｐｉ
−１７，０）で静かに２回洗浄し、次いで培養液と開祖
の同緩衝液を加えて激しく撹拌し、約２０秒間の超音波
処理を行なって歯垢を均一に懸濁させた後、フォトメー
ターを用いて５５０　ｎｍで吸光度（ｆＪ度）を測定し
、伺漸歯垢鍬な求めた。

結果を第１表に示す。なお、歯垢形成抑制率は試験試料
を添加しないコントロールの抑制率を０％とした場合の
６分率で示した。

第　　１　　表 第１表の結果より、第１表に示す各成分力（歯９１の形
成を効果的に抑制すること力ｉ知見さｉｔた。

以下、実施例を示す。なお、％はいずｔＬも重置％を示
す。

〔実施例１〕　練歯磨 第２リン酸カルシウム・２水和物　　　　　　５０．０
　％グリセリン　　　　　　　　　　２０．０％カルボ
キシメチルセルロース　　　　　　　　　１．０ソジウ
ムラウリルサル７エート　　　　　　　　１．５ソ７６
ムラウロイルザルコシネート　　　　　　０．５香　　
　　料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１
．０アミグダリン　　　　　　　　　　　０・０５ビサ
ボロール　　　　　　　　　　　（）、１サツカリン　
　　　　　　　　　　０．１７フ化ナトリウム　　　　
　　　　　０．１〔実施＠２〕　練歯磨 給２リン酸カルシウム・２水和物　　　　　　５０．０
　％ソルビット　　　　　　　　　　　　１Ｏ００グリ
セリン　　　　　　　　　　１０１０％カルがキシメチ
ルセルロース　　　　　　　　　１．０ソジウムラウリ
ルサル７エート　　　　　　　　２．０香　　　料　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　１．０サツカリ
ン　　　　　　　　　　　　０．１サンシヨオール　　
　　　　　　　０．０５ルチン　　　　　　　　　　　
　　　０・ｌモノフルオロリン酸ナトリウム　　　　　
　　　０．３エタノール　　　　　　　　　　　　２．
０ムタナーゼ　　　　　　　　　　　　０．１〔実施例
３〕　練歯磨 炭酸カルシウム　　　　　　　　　５０．０％グリセリ
ン　　　　　　　　　　２０．０力ラグナン　　　　　
　　　　　　０．５カルボキシメチルセルロース　　　
　　　　　　１．０ラウリルジエタノールアマイド　　
　　　　　　１．０シヨ糖モノラウレート　　　　　　
　　２．０杏　　　料　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　１．０インジゴ　　　　　　　　　　　　　
０．０５％アミグダリン　　　　　　　　　　０．０５
サツカリン　　　　　　　　　　　　０．１クロルヘキ
シジン　　　　　　　　　０　、００５テキストラナー
ゼ　　　　　　　　　０．０１水　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　残１００．０　　％ 〔実施例）〕　練歯磨 第２リン酸カルシウム・２水和物　　　　　　５０．０
　　％グリセリン　　　　　　　　　　２０．０カルボ
キシメチルセルロース　　　　　　　　　２．０ソジー
シムラウリルサルフエート　　　　　　　　２．０香　
　　料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１
．０サツカリン　　　　　　　　　　　　０．１ビサボ
ロール　　　　　　　　　　　　（）、１ルチン　　　
　　　　　　　　　　０．０５クロルヘキシノン　　　
　　　　　　０．０１水　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　残〔実Ｊｉｌ１例５〕ｂ４！
６ｉ１暦 グリセリン　　　　　　　　　　３０　、０ソルビツト
　　　　　　　　　　　　２０．０カルボギシメチルセ
ルロース　　　　　　　　　１．０ソジウムラウリルサ
ルフエート　　　　　　　　２．０香　　　料　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　１．０サツカリン
　　　　　　　　　　　　（）、１インジゴ　　　　　
　　　　　　　　０．０５ビサボロール　　　　　　　
　　　０．１エタノール　　　　　　　　　　　　２．
０１０（１、０％ 〔実施例６〕　粉歯磨 第２リン酸カルシウム・２水和ｅＪ　　　　　　　５０
．０　　％炭酸カルシウム　　　　　　　　　３０　、
０グリセリン　　　　　　　　　　１０．。

α−オレフィンスルフォネート　　　　　　　　１．０
査　　　料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　１．０サツカリン　　　　　　　　　　　　０．１ア
ミグダリン　　　　　　　　　　（）、１モノフルオロ
リン酸ナトリウム　　　　　　　　０．１　％デキスト
ラン　　　　　　　　　　０．５１００．０≦ 〔実施例７〕　液状歯磨 ？リアクリル議ナトリウム　　　　　　・５０．０　％
グリセリン　　　　　　　　　　３０・０香　　　　　
料　　　　　　　　　　　　　　　　　　０．９サツカ
リン　　　　　　　　　　　０・１クロルへキシジン　
　　　　　　　　０．０１サンシヨオール　　　　　　
　　　　０．０５ルチン　　　　　　　　　　　　　０
．０５エタノール　　　　　　　　　　　　３・０リノ
ール酸　　　　　　　　　　　　　０．０５〔、実施例
８〕　マウスウォッシュ エタノール　　　　　　　　　　　２０．０％香　　　
　　料　　　　　　　　　　　　　　　　　　１．０サ
ツカリン　　　　　　　　　　　０．０５モノアルオロ
リン酸ナトリウム　　　　　　　　０．１　％タロルヘ
キシジン　　　　　　　　０．０１ラウリルジエタノー
ルアマイド　　　　　　　　（）、３ビサがロール　　
　　　　　　　　　０．１ルチン　　　　　　　　　　
　　　（１，０５水　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　桟１００．０　　％ 〔実施例９〕　うがい用錠剤 炭酸水素ナトリウム　　　　　　　５４．０％第２リン
酸ナトリウム　　　　　　　１Ｏ００ポリ千チレンダリ
コール　　　　　　　　３．０クエン＃！Ｉｔ　７　、
０ 硫酸ナトリウム（無水）　　　　　　　１３．６香　　
　　　料　　　　　　　　　　　　　　　　　　２．０
オレイン酸　　　　　　　　　　　　　（）、ｌモノフ
ルオロリン酸ナトリウム　　　　　　　　（１、１クロ
ルヘキシヅン　　　　　　　　　０．０５サンシヨオー
ル　　　　　　　　　　（）、１１００　、０％ 〔実施例１Ｏ〕　歯肉マツサージクリーム白色ワセリン
　　　　　　　　　　　８．０％グロビレングリコール
　　　　　　　４．０スデアリルアルコール　　　　　
　　８．０ポリエチレンダリコール４０　（１０２５、
０４００３７，０ ショ糖ステアリン酸エステル　　　　　　　　　０．５
ルガン　　　　　　　　　　　　　（）、２つ′キスト
ラナーゼ　　　　　　　　　１．０１００．０％ 〔実施例１１）　　チューインガム ガヵ、イーＸ　　　　　　　　　　　４３．８５％炭酩
カルシウム　　　　　　　　　　２．０水アメ　　　　
　　　　１５．０ 扮　　　糖　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
３０．０シヨ糖ノ七ルミテート　　　　　　　　　　　
　１．（）フルクトース　　　　　　　　　　　４．０
マルトース　　　　　　　　　　　　３．０ビサボロー
ル　　　　　　　　　　　０．０５インジゴ　　　　　
　　　　　　　　ロ、０５％香　　　料　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　１．０１Ｕ０．０％ 出　願　人　　ライオン株式会社 代理人弁理士　　　小　　島　　隆　　司弁理士　　　
高　　畑　　端　　世

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. γミグダリン、インジゴ、サンショオール、ピサがロー
   ル及びルチンから選ばれる１種又は２種以上を含有して
   なることを特徴とする口腔用組成物。