JPS5821288A - 状態量表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、プラントの時々刻々変化するデータを取り込
んで画面に表示する装置（以下代表例としてＣＲＴ（陰
極線表示管）と称する）の表示方法に係り、特に運転員
が迅速にプラントの現状を把握するのに好適な表示画面
に関する。

従来は、プラント又はシミュレータ等の時々刻々変化す
る状態を運転員に集約表示するために、状態Ｘ１の基準
値ＸＩＩＴと基準値からのずれδＸＩ＝ｘ　ｔ−ｘ’！
’、　（！：　ａ、ｘ　＋　）許ＩＪＪＲ値ａｘ’？Ｌ
、　及び許容下限値δＸ■１の相対関係を第１図〜第４
図のように表示していた。

第１図では、各プラントの状態変化Ｘ　ｔ　”’　Ｘ　
ｓを横軸の位置に、縦軸□にＸ、〜Ｘ、に共通の基準値
レベル゛Ｎ″と上限値のレベル“ＵＬ″、下限値のレベ
ル″’ＬＬ″′をとって、δＸＩを棒グラフの長さで示
した例である。

第２図では全く同様に、δＸＩを基準値レベル“Ｎ”か
らの距離に比例した点に一定の大きさの識別パターンを
設けた例である。

第３図は、状態Ｘ１〜Ｘ、を原点を中心にした放射状の
軸に対して基準レベル“Ｎ″′、上限値レペル′″ＵＬ
”、下限値レベル”ＬＬ″を定めプラント状態の相互的
な関連を円グラフのパターンで把握するようにしたもの
である。

さらに第４図は、第３図と同様に放射状の軸に対して、
常に正値をとるような変数の変化幅を原点からの距離で
示した例である。

運転員は、これらの表示画面を見ることによって現在の
プラント値の基準値からのずれの大きさと、上限値、下
限値に対する余裕あるいは超過幅を把握することができ
る。

しかしながら、従来の方法では、プラント状態の現在値
を評価できるが、その変化傾向を定量的に評価すること
はできないという欠点があった。

本発明の目的は、プラント状態の現在値のみならず、そ
の変化傾向（時間的な変化率）を定量的に画面に表示す
る方法を提供することにある。

プラントから得られる状態ＸＩからその時問責のずれ、
と上限値、下限値に対する余裕を表示画面上の形と色、
濃度の差で、上限値、下限値に対する超過状態を表示画
面上の色、濃度の差、フリッカ−状態を組み合わせるこ
とによって集約的に表示す為ようにした点に特徴がある
。

以下、本発明の実施例を第５図〜第８図で説明する。　
。

第５図は状態ＸＩの基準値ＸＹからのずれδＸＩ＝ＸＩ
　Ｘ’！’を表示画面上の距離で示した点は従来と同一
であるが、距離を表す直線ｌの先端を中心とする。ｄｘ
ｌ／ｄｔの大きさに比例した面積Ａを持つ円盤を表示し
た点に特徴を有する。さらにこの円盤はδ’Ｘ　ｉが上
限値、下限値のいずれかを超過したときに、円盤の色彩
や濃度、フリッカ−状態を変化させる。あるいはδＸＩ
が基準値から遠ざかる方向と戻る方向をｄｘｌ／ｄｔの
符号によって判断して、円盤の色彩や濃度、フリッカ−
状態を変えて表示する。

第６図は、第５図のように円盤ではなく方向性を持った
図形でｄＸ＋／ｄｔに比例した面積を表示するもので、
δＸＩが上・下限値を越えたときは図形の色彩・濃度、
フリッカ−状態を変化させ、δｘＩが基準値から遠ざか
る方向にあるか、近づく方向にあるかを図形の方向を反
転させる（第６図の例では三角形の頂点の位置）ことに
よって識別させる。

第７図は第５図と同様の考え方を円形グラフに応用した
ものでｌ　ｄｘｌ／ｄｔ　ｌの大きさを円盤の値から遠
ざかる方向か、近づく方向かを色彩・濃度の変化で示す
ようにしたものである。

第８図は第６図と同様の考え方を円形グラフに応用した
もので１ｄｘＩ／ｄ’ｔｌの大きさを方向性を持った図
形の面積で、基準値から遠ざかる方向か否かを図形の方
向で、上限値・下限値からの超過を色彩−濃度、フリッ
カ−状態の変化で同時に・示すようにしたものである。

このように、状態量の基準値からの変化量δＸＩと状態
量の時間的変化率ｄＸ　Ｉ／ｄｔの変化状況を表示画面
上の距離・図形の大きさ、図形の方向、図形の色彩拳濃
度・模様・フリッカ−状態の変化によって識別するごと
によって、より迅速・的確に相当した面積を直接表示す
るのは好ましくない。

１個の変数に割当てられた画面の面積を有効に使うため
、第９図のように最大、最小の図形の面積を決め、この
間をｌ　ｄｘＩ／ｄｔ　ｌの大きさに応じて実線あるい
は破線に示す形で決める。

特に第７図、第８図の円形グラフに灼しては、δＸｔに
よって１変数に割当てられる面積が異なるようにするこ
とも一方法である。

又、図形は一般に面積が大きくなるほど、その中心位置
が不明確となるので中心位置を第１０図に示すように表
示すると見やすい。さらに円形グラフの場合には、図形
のパターンで状態を把握する効果もあるため、第１０図
の中心位置をむすんだ直線を合わせて表示する（第７図
、第８図）。

本発明によれば、状態量の時間変化率を表示画面上の図
形の面積で、上限値・下限値に対する超過の様子を図形
の色彩・濃度で、又時間変化の方向を図形の色彩・濃度
あるいは図形の方向で識別することにより、プラント状
態及びその変化傾向が１枚の表示画面で把握でき、かつ
重要変数・注目すべき変数が視覚を通じて感知できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の状態変化棒グラフ表示例説明図、第２図
は従来の状態変化表示例説明図、第３図は従来の状態円
グラフ表示例説明図、第４図は従来の状態円グラフ表示
例聯明図、第５図は本発明による状態変化円盤表示例説
明図、第６図は本発明による状態変化右方向性表示例説
明図、第７図は本発明による状態資化円盤円形表示例説
明図、第８図は本発明による状態変化棒グラフ表示例説
明図、第９図は図形の面積、竺明図、第１０図は中華１
目 ！ｌ−２目 １Ｆ、３図 絹不口 察ぢ■ 第ムの ″ＪＰＩ’ｒｌ！１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、時間と共に変化する複数個の状態量を表示画面に表
   示する装置において、該状態量の基準値・からの変化量
   を該表示画面上における該基準値からの距離に比例した
   点で表すと共に、該状態量の時間変化率の大きさを該表
   示画面上の該点を中心とした図形の占める面積の大きさ
   で表現することを特徴とし′たプラント状態表示方式。 ２、特許請求の範囲第１項記載において、該状態量の変
   化方向により、該面積の表示形態を変化せしめるように
   ←たことを特徴とするプラント状態表示方式。 ３、特許請求の範囲第１項記載において、該状態量が限
   界値を超過したとき、該面積の表示形態を変化せしめる
   ようにしたことを特徴とするプラント状態表示方式。