JPH0615323Y2 - 光点の指向性表示回路 - Google Patents
光点の指向性表示回路Info
- Publication number
- JPH0615323Y2 JPH0615323Y2 JP1988147047U JP14704788U JPH0615323Y2 JP H0615323 Y2 JPH0615323 Y2 JP H0615323Y2 JP 1988147047 U JP1988147047 U JP 1988147047U JP 14704788 U JP14704788 U JP 14704788U JP H0615323 Y2 JPH0615323 Y2 JP H0615323Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light spot
- directivity
- vector
- rom
- light
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシミュレータ等において三次元の情景を指定さ
れた視点から見た二次元画像として表示を行う際に指向
性のある光点を表示する回路である。
れた視点から見た二次元画像として表示を行う際に指向
性のある光点を表示する回路である。
(従来の技術) 映像装置に明暗を含む所定空間の視界情報を記憶させて
おき、その空間内の任意の一点を視点として指定し、こ
の視点から見た同じ映像を模擬発生させる模擬視界発生
装置においては、上記記憶情報に基づき物体の位置、明
かるさ等を計算し、視点の位置の変化にしたがってそれ
ぞれの物体の相対位置が変わるように二次元画像に表示
している。この場合、ある一つの光点の明かるさは全方
向同一の単一指向性パターンとして処理していた。
おき、その空間内の任意の一点を視点として指定し、こ
の視点から見た同じ映像を模擬発生させる模擬視界発生
装置においては、上記記憶情報に基づき物体の位置、明
かるさ等を計算し、視点の位置の変化にしたがってそれ
ぞれの物体の相対位置が変わるように二次元画像に表示
している。この場合、ある一つの光点の明かるさは全方
向同一の単一指向性パターンとして処理していた。
(考案が解決しようとする問題点) 実際の光点の輝度は全方向同一であるとは限らず、例え
ば燈台の光、飛行場の進入路灯やその他にも異なる指向
性パターンを有するものが存在する。このような指向性
パターンを有する光点を表示しようとしても全方向同一
輝度として処理するため、実感覚とは異なった二次元画
像を表示せざるを得なかった。
ば燈台の光、飛行場の進入路灯やその他にも異なる指向
性パターンを有するものが存在する。このような指向性
パターンを有する光点を表示しようとしても全方向同一
輝度として処理するため、実感覚とは異なった二次元画
像を表示せざるを得なかった。
(問題点を解決するための手段) 本考案の光点の指向性表示回路は、仮定された三次元の
情景内の指向性を有する光点を指定された視点から見た
二次元画像として表示を行うものであって、視点から当
該光点に向かう光点位置ベクトルを演算する相対位置演
算部と、前記光点位置ベクトルをアドレスとして単位ベ
クトルを読み出す単位ベクトルROMと、光点の基準方
向を示す光点ベクトルと前記単位ベクトルROMから読
み出した単位ベクトルとが成す角度に対応した関数を演
算する角度関数演算部と、複数種類の指向性パターンが
予め格納され、前記光点に応じた指向性パターンの一つ
がパターン選択信号により選択されるとともに、前記角
度に対応した関数をアドレスとして前記光点の指向特性
値が読み出される指向性パターンROMと、前記読み出
された指向特性値と光点の中心輝度とにより視点方向の
輝度を算出する光点輝度演算部とからなることを特徴と
するものである。
情景内の指向性を有する光点を指定された視点から見た
二次元画像として表示を行うものであって、視点から当
該光点に向かう光点位置ベクトルを演算する相対位置演
算部と、前記光点位置ベクトルをアドレスとして単位ベ
クトルを読み出す単位ベクトルROMと、光点の基準方
向を示す光点ベクトルと前記単位ベクトルROMから読
み出した単位ベクトルとが成す角度に対応した関数を演
算する角度関数演算部と、複数種類の指向性パターンが
予め格納され、前記光点に応じた指向性パターンの一つ
がパターン選択信号により選択されるとともに、前記角
度に対応した関数をアドレスとして前記光点の指向特性
値が読み出される指向性パターンROMと、前記読み出
された指向特性値と光点の中心輝度とにより視点方向の
輝度を算出する光点輝度演算部とからなることを特徴と
するものである。
(作用) 光点の輝度は指向性を有するものであり、その任意の方
向例えば地面と垂直方向に基準方向を定めその方向に単
位ベクトルとしての光点ベクトルを定める。角度関数演
算部では、視点から光点に向かうベクトルと上記光点ベ
クトルとを入力し、それらが成す角度を変数とする関数
を演算する。指向性パターンROMには光点の複数の指
向性パターンに対応したデータが予め書込まれていて、
演算した角度及び指定パターンに対応したアドレスによ
り読み出すことができるようにしてある。従って、角度
関数演算部で演算した関数及びパターン選択信号をアド
レスとして、指向性パターンROMのデータを読み出
す。指向性パターンROMのデータは光点の視点方向の
輝度を規格化した指向特性値としてあるから、光点輝度
演算部により光点の最高輝度を考慮した明かるさ(輝
度)を算出することができる。
向例えば地面と垂直方向に基準方向を定めその方向に単
位ベクトルとしての光点ベクトルを定める。角度関数演
算部では、視点から光点に向かうベクトルと上記光点ベ
クトルとを入力し、それらが成す角度を変数とする関数
を演算する。指向性パターンROMには光点の複数の指
向性パターンに対応したデータが予め書込まれていて、
演算した角度及び指定パターンに対応したアドレスによ
り読み出すことができるようにしてある。従って、角度
関数演算部で演算した関数及びパターン選択信号をアド
レスとして、指向性パターンROMのデータを読み出
す。指向性パターンROMのデータは光点の視点方向の
輝度を規格化した指向特性値としてあるから、光点輝度
演算部により光点の最高輝度を考慮した明かるさ(輝
度)を算出することができる。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例の機能ブロック回路図であ
る。第1図において、光点の指向性表示回路は、相対位
置演算部1、単位ベクトルROM2、角度関数演算部
3、指向性パターンROM4及び光点輝度演算部5が接
続して構成される。
る。第1図において、光点の指向性表示回路は、相対位
置演算部1、単位ベクトルROM2、角度関数演算部
3、指向性パターンROM4及び光点輝度演算部5が接
続して構成される。
相対位置演算部1はデータベース座標系の光点 者の相対位置すなわち、データベース座標系の視 に入力する。
単位ベクトルROM2は例えば適当な角度間隔 出される。
角度関数演算部3では上記読み出された単位ベ 両者の単位ベクトルのなす角度に対応した関数 基準方向は例えば光点が設けられる面に垂直にしその面
より表側に出る方向に設定する。従って、光点の指向性
の最高輝度の方向が同一平面に垂直であるものは同一の
グループ(同一の指向性パターン)にまとめて扱うこと
ができる。
より表側に出る方向に設定する。従って、光点の指向性
の最高輝度の方向が同一平面に垂直であるものは同一の
グループ(同一の指向性パターン)にまとめて扱うこと
ができる。
さて、この関数cosθは指向性パターンROM4のア
ドレスとなるが、指向性パターンROM4には光点の基
準方向に対する角度θ方向の指向特性に対応したパター
ン選択信号及び指向特性値IBが複数予め格納されてい
て、上記アドレスによりθに対応した指向特性値IBが
読み出される。指向性パターンROM4のデータ格納状
態を第2図に示す。但し、図では指向特性値IBの数値
の代わりにそれらを理解しやすいようにグラフで表して
いる。グラフの右側 表す。ここで、上記指向特性値IBは光点の輝度の最高
値を示す方向の輝度を例えば1として、規格化している
(第3図参照)。従って、同種類の指向性を有する光点
に対して異なる方向から見た明かるさの情景を自由に表
現することができる。また、指向性パターンROM4に
異なる指向性パターンの指向特性値IBを備えて、それ
らをパターン選択用信号PSを入力して選択することに
より、種類の異なる指向性を有する光点を含む情景を1
つのROMで表現することができる。
ドレスとなるが、指向性パターンROM4には光点の基
準方向に対する角度θ方向の指向特性に対応したパター
ン選択信号及び指向特性値IBが複数予め格納されてい
て、上記アドレスによりθに対応した指向特性値IBが
読み出される。指向性パターンROM4のデータ格納状
態を第2図に示す。但し、図では指向特性値IBの数値
の代わりにそれらを理解しやすいようにグラフで表して
いる。グラフの右側 表す。ここで、上記指向特性値IBは光点の輝度の最高
値を示す方向の輝度を例えば1として、規格化している
(第3図参照)。従って、同種類の指向性を有する光点
に対して異なる方向から見た明かるさの情景を自由に表
現することができる。また、指向性パターンROM4に
異なる指向性パターンの指向特性値IBを備えて、それ
らをパターン選択用信号PSを入力して選択することに
より、種類の異なる指向性を有する光点を含む情景を1
つのROMで表現することができる。
次に、上述したように指向特性値IBは規格化されてい
るので、これを実際の光点の最高輝度に対応した輝度に
するため、光点輝度演算部5が指向性パターンROM4
からの指向特性値IBと光点の中心輝度I0との掛け算
を行い角度θから見た光点輝度Iを計算する。この光点
輝度Iは例えば図示しない表示装置の輝度信号として与
えられる。同一指向特性を持つ多数の光点(町の明かり
等)に、同一形状で大きさの異る指向性パターンを備え
たROMデータを使用すれば、パターン選択信号でパタ
ーンの種類を選ぶことにより、町の明り等を一度に明る
くしたり暗くしたりすることができる。
るので、これを実際の光点の最高輝度に対応した輝度に
するため、光点輝度演算部5が指向性パターンROM4
からの指向特性値IBと光点の中心輝度I0との掛け算
を行い角度θから見た光点輝度Iを計算する。この光点
輝度Iは例えば図示しない表示装置の輝度信号として与
えられる。同一指向特性を持つ多数の光点(町の明かり
等)に、同一形状で大きさの異る指向性パターンを備え
たROMデータを使用すれば、パターン選択信号でパタ
ーンの種類を選ぶことにより、町の明り等を一度に明る
くしたり暗くしたりすることができる。
また、異る指向性パターンを持つ複数の光点に、異る形
状のパターンを備えたROMデータを使用すれば、パタ
ーン選択信号でパターンの種類を選ぶことにより、同時
に複数の光点が異る指向特性を持つ光点画像を表示する
ことができる。
状のパターンを備えたROMデータを使用すれば、パタ
ーン選択信号でパターンの種類を選ぶことにより、同時
に複数の光点が異る指向特性を持つ光点画像を表示する
ことができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、光点に指向性を
持たせその光点と視点との角度により指向特性値を得て
いるから、模擬できる光点の種類を増すことができ、従
来よりも現実感のある光点画像を実現できる。また、異
なる指向性を持つ多数の光点発生を簡単な回路規模で実
現でき、さらに、指向性パターンROMのデータ選択だ
けで、光点グループの指向性パターン及び明かるさを自
由に変更することができる等の利点を有する。
持たせその光点と視点との角度により指向特性値を得て
いるから、模擬できる光点の種類を増すことができ、従
来よりも現実感のある光点画像を実現できる。また、異
なる指向性を持つ多数の光点発生を簡単な回路規模で実
現でき、さらに、指向性パターンROMのデータ選択だ
けで、光点グループの指向性パターン及び明かるさを自
由に変更することができる等の利点を有する。
第1図は本考案の一実施例の機能ブロック回路図、第2
図は指向性パターンROMのデータ格納状態を示す図、
第3図は光点の指向特性を説明する図である。 1……相対位置演算部、2……単位ベクトルROM、3
……角度関数演算部、4……指向性パターンROM、5
……光点輝度演算部。
図は指向性パターンROMのデータ格納状態を示す図、
第3図は光点の指向特性を説明する図である。 1……相対位置演算部、2……単位ベクトルROM、3
……角度関数演算部、4……指向性パターンROM、5
……光点輝度演算部。
Claims (1)
- 【請求項1】仮定された三次元の情景内の指向性を有す
る光点を指定された視点から見た二次元画像として表示
を行う光点の指向性表示回路であって、視点から当該光
点に向かう光点位置ベクトルを演算する相対位置演算部
と、前記光点位置ベクトルをアドレスとして単位ベクト
ルを読み出す単位ベクトルROMと、光点の基準方向を
示す光点ベクトルと前記単位ベクトルROMから読み出
した単位ベクトルとが成す角度に対応した関数を演算す
る角度関数演算部と、複数種類の指向性パターンが予め
格納され、前記光点に応じた指向性パターンの一つがパ
ターン選択信号により選択されるとともに、前記角度に
対応した関数をアドレスとして前記光点の指向特性値が
読み出される指向性パターンROMと、前記読み出され
た指向特性値と光点の中心輝度とにより視点方向の輝度
を算出する光点輝度演算部とからなることを特徴とする
光点の指向性表示回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988147047U JPH0615323Y2 (ja) | 1988-11-12 | 1988-11-12 | 光点の指向性表示回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988147047U JPH0615323Y2 (ja) | 1988-11-12 | 1988-11-12 | 光点の指向性表示回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0270257U JPH0270257U (ja) | 1990-05-29 |
JPH0615323Y2 true JPH0615323Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31417097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988147047U Expired - Lifetime JPH0615323Y2 (ja) | 1988-11-12 | 1988-11-12 | 光点の指向性表示回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615323Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60135766U (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-09 | 日立電子株式会社 | 模擬視界発生装置 |
-
1988
- 1988-11-12 JP JP1988147047U patent/JPH0615323Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0270257U (ja) | 1990-05-29 |
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