JPS5821041A - 内燃機関の振動制御装置 - Google Patents
内燃機関の振動制御装置Info
- Publication number
- JPS5821041A JPS5821041A JP11930581A JP11930581A JPS5821041A JP S5821041 A JPS5821041 A JP S5821041A JP 11930581 A JP11930581 A JP 11930581A JP 11930581 A JP11930581 A JP 11930581A JP S5821041 A JPS5821041 A JP S5821041A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankshaft
- counterweight
- engine
- crank
- change
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/28—Counterweights, i.e. additional weights counterbalancing inertia forces induced by the reciprocating movement of masses in the system, e.g. of pistons attached to an engine crankshaft; Attaching or mounting same
- F16F15/283—Counterweights, i.e. additional weights counterbalancing inertia forces induced by the reciprocating movement of masses in the system, e.g. of pistons attached to an engine crankshaft; Attaching or mounting same for engine crankshafts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明蝶、内燃機関の振動制御装置に関する。
311図は、一般の内燃機関における、往復運動部およ
び回転運動部を示す説明図であり、このような内燃*@
においては、往復運動部、すなわちピストン1、ピスト
ンピン2、シよびコンロッド3のうちでピストン1とと
もに往復運動をするものと仮定できる部分の合計質量M
Pがピストンピン2の位置に集中して作用し、−転運動
部、すなわちクランク軸のクランクウェブ4、クランク
ピン5、およびコンロッド3のうちでクランクピン5と
とも(回転すると仮定できる部分の合計質量MCがクラ
ンクピン5の位置に集中して作用するものと仮定して考
えるとともに、クランクウェブ4のピストンピン2側に
粗修正、ならびに微修正用の釣合修正孔6を穿設し、釣
合重錘に基づく釣合質量Wが上記回転運動部の合計質量
MCとクランク軸心KIIL、て対称位置に作用するか
の如く設定している。
び回転運動部を示す説明図であり、このような内燃*@
においては、往復運動部、すなわちピストン1、ピスト
ンピン2、シよびコンロッド3のうちでピストン1とと
もに往復運動をするものと仮定できる部分の合計質量M
Pがピストンピン2の位置に集中して作用し、−転運動
部、すなわちクランク軸のクランクウェブ4、クランク
ピン5、およびコンロッド3のうちでクランクピン5と
とも(回転すると仮定できる部分の合計質量MCがクラ
ンクピン5の位置に集中して作用するものと仮定して考
えるとともに、クランクウェブ4のピストンピン2側に
粗修正、ならびに微修正用の釣合修正孔6を穿設し、釣
合重錘に基づく釣合質量Wが上記回転運動部の合計質量
MCとクランク軸心KIIL、て対称位置に作用するか
の如く設定している。
このよ5な内燃機関においては、往復質量および回転質
量ならびに釣合重錘による慣性力が、クランク軸心を通
り、そのベクトル先端の軌跡がクランク軸と逆方向に回
転する楕円(以下、慣性力楕円という)を描く状態で機
関の全体に作用する。
量ならびに釣合重錘による慣性力が、クランク軸心を通
り、そのベクトル先端の軌跡がクランク軸と逆方向に回
転する楕円(以下、慣性力楕円という)を描く状態で機
関の全体に作用する。
この慣性力線、機関を搭載している機械装置の各部に加
振力として作用し、機械装置の各部に振動を発生させる
。こむで、機械装置に発生する振動状況は、機関回転速
度の変化に応じて変化し、その共振発生部分も機関回転
速度の変化に応じて変化する。シ九がって、例えば内燃
機関を搭載している自動二輪車においては、特定回転速
度下で、ハンドル、フートレスト、シート、タンク等の
体感部のうちの特定部位に共振を生じ、他の特足回転速
腹下で他の特定部位に共振を生じ、乗員の快適な走行を
妨げるという問題点がある。
振力として作用し、機械装置の各部に振動を発生させる
。こむで、機械装置に発生する振動状況は、機関回転速
度の変化に応じて変化し、その共振発生部分も機関回転
速度の変化に応じて変化する。シ九がって、例えば内燃
機関を搭載している自動二輪車においては、特定回転速
度下で、ハンドル、フートレスト、シート、タンク等の
体感部のうちの特定部位に共振を生じ、他の特足回転速
腹下で他の特定部位に共振を生じ、乗員の快適な走行を
妨げるという問題点がある。
本発明は、上記従来の問題点に艦みなされたものであっ
て、内燃機関を搭載している機械装置の振動発生状況を
、回転速度の変化に応じて制御可能とする内燃機関の振
動制御装置を提供することを目的とする。
て、内燃機関を搭載している機械装置の振動発生状況を
、回転速度の変化に応じて制御可能とする内燃機関の振
動制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために1本発明に係る内燃機関の振
動制御装置は、クランク軸に対する釣合重錘の配設位置
t1機関回転速度の変化に応じて、変位可能とするよう
にしたものである。
動制御装置は、クランク軸に対する釣合重錘の配設位置
t1機関回転速度の変化に応じて、変位可能とするよう
にしたものである。
以下、本発明の具体的内容を図面を参照して説明する。
本発明の原理は次の通シである。gIK、クランク軸の
クランクウェブに配設される釣合重錘のクランク軸(対
する半径方向位置を機関回転速度の変化(応じて変位す
ると、慣性力楕円の形状を変化することが可能となる。
クランクウェブに配設される釣合重錘のクランク軸(対
する半径方向位置を機関回転速度の変化(応じて変位す
ると、慣性力楕円の形状を変化することが可能となる。
すなわち、クランクウェブに配設される釣合重錘t1ク
ランク軸から半径方向に遠ざけたり近づけたりすると、
釣合重錘に基づく慣性力の機関全体に働く慣性力への影
響が変化し、慣性力楕円は、第2図(4)に示すように
、その長軸と短軸との比を変化させ、ピストン移動方向
XK対してたて長になったり横長になったりし、その形
状を変化する。lK2に、クランク軸のクランクウェブ
に配設される釣合重錘のクランク軸(対する角度位置を
機関回転速度の変化に応じて変化すると、慣性力楕円の
長軸および短軸のクランク軸に対する傾角を変化するこ
とが可能となる。すなわち、釣合重錘のクランクウェブ
への配設位置を、クランク軸とクランクピンとを結ぶ線
上から、クランク軸回りに回転変位させると、釣合重錘
に基づく慣性力のエンジン全体に働く慣性力への影響が
これに応じて変化し、慣性力楕円は、第2図CB)に示
すように1その長軸もしくは短軸をピストン移動方向X
から角度旬を為す状IIK変化する。
ランク軸から半径方向に遠ざけたり近づけたりすると、
釣合重錘に基づく慣性力の機関全体に働く慣性力への影
響が変化し、慣性力楕円は、第2図(4)に示すように
、その長軸と短軸との比を変化させ、ピストン移動方向
XK対してたて長になったり横長になったりし、その形
状を変化する。lK2に、クランク軸のクランクウェブ
に配設される釣合重錘のクランク軸(対する角度位置を
機関回転速度の変化に応じて変化すると、慣性力楕円の
長軸および短軸のクランク軸に対する傾角を変化するこ
とが可能となる。すなわち、釣合重錘のクランクウェブ
への配設位置を、クランク軸とクランクピンとを結ぶ線
上から、クランク軸回りに回転変位させると、釣合重錘
に基づく慣性力のエンジン全体に働く慣性力への影響が
これに応じて変化し、慣性力楕円は、第2図CB)に示
すように1その長軸もしくは短軸をピストン移動方向X
から角度旬を為す状IIK変化する。
そこで、クランク軸のクランクウェブに配設さ 、れ
る釣合重錘のクランク軸に対する半径方向位置、および
または角度位置を、機関回転速度の変化に応じて変位せ
しめれば、慣性力楕円は、その長軸と短軸との比を変化
し、およびまたはその長軸もしくは短軸のクランク軸に
対する傾きを変化することKなり、機関が搭載される機
械装置各部に作用する加振力の大きさを機関回転速度の
便化に応じて制御することが可能となり、機械装置各部
の振動発生状況を制御可能となる。
る釣合重錘のクランク軸に対する半径方向位置、および
または角度位置を、機関回転速度の変化に応じて変位せ
しめれば、慣性力楕円は、その長軸と短軸との比を変化
し、およびまたはその長軸もしくは短軸のクランク軸に
対する傾きを変化することKなり、機関が搭載される機
械装置各部に作用する加振力の大きさを機関回転速度の
便化に応じて制御することが可能となり、機械装置各部
の振動発生状況を制御可能となる。
次(、本発明の具体的実施例について説明する。
第3図は本発明の一実施例に係るクランクウェブ4を示
す正面図であり、第4図は第3図のF−WIIIK沿う
断面図であり、第5図は同実施例における他の作動状1
lIt−示す正面図であり、第6図は一実施例における
慣性力楕円の変化を示す線図である。クランクウェブ4
の、クランク軸心OK関してクランクピン5の略反対位
置には、クランク軸心とクランクビンとの連結線に対し
て傾斜する方向に長軸を為す長孔状の収容室11が形成
され、収容1111の開口部(はカバー12が止めねじ
13によってクランクウェブ4に固定化され、収容室1
1内には短円柱状の釣合重錘14がその長軸方向に移動
可能に収容されるとともに、釣合重錘14を収容室11
のクランク軸心0儒に所定付勢力で常時押圧する圧縮ば
ね15が収容されている。すなわち、釣合重錘14は、
クランク軸の回転に伴なってそれに作用する遠心力と、
圧縮ばね15の付勢力との釣り合いにより、収容室11
内で、収容室11のクランク軸心0儒の一端と外方側の
他端との間を変位可能となっている。
す正面図であり、第4図は第3図のF−WIIIK沿う
断面図であり、第5図は同実施例における他の作動状1
lIt−示す正面図であり、第6図は一実施例における
慣性力楕円の変化を示す線図である。クランクウェブ4
の、クランク軸心OK関してクランクピン5の略反対位
置には、クランク軸心とクランクビンとの連結線に対し
て傾斜する方向に長軸を為す長孔状の収容室11が形成
され、収容1111の開口部(はカバー12が止めねじ
13によってクランクウェブ4に固定化され、収容室1
1内には短円柱状の釣合重錘14がその長軸方向に移動
可能に収容されるとともに、釣合重錘14を収容室11
のクランク軸心0儒に所定付勢力で常時押圧する圧縮ば
ね15が収容されている。すなわち、釣合重錘14は、
クランク軸の回転に伴なってそれに作用する遠心力と、
圧縮ばね15の付勢力との釣り合いにより、収容室11
内で、収容室11のクランク軸心0儒の一端と外方側の
他端との間を変位可能となっている。
次に1上記実施例の作用について説明する。
クランク軸が所定の回転速度N1以下で回転する場合に
は、釣合重錘14Fi第3図に示すように収容室11の
クランク軸心0伺の一端に圧縮ばね15の付勢力によっ
て停留保持されている。こむで、クランクウェブ4に形
成されている釣合修正孔6、収容室11、カバー12、
止めねじ13、釣合重錘14および圧縮ばね15に基づ
く釣合質量は、この15に釣合重錘14が収容室11の
一端儒に停留保持されている状態下で、クランク軸とク
ランクビンとの連結線上に位置するように設定されてい
る。したがって、所定の回転速度N1において、機関全
体に作用する慣性力は、第6図に実線で示すように、ピ
ストン移動方向X軸上に長軸を置く慣性力楕円を形成す
る。次に、クランク軸が所定の回転速度Nlt越えると
、釣合重錘14は、それに作用する遠心力の増大化によ
って、圧縮げね15を圧縮しつつ、収容室11内をクラ
ンク軸心0側の一端から外方側の他端に向けて移動し、
所定の回転速度N2においては、第5図に示すよ5に、
収容1111の外方側の他端に停留する。すなわち、ク
ランク軸の回転速度がN1からN2に変化することによ
り、クランクウェブ4上の釣合質量は、釣合重錘14の
上記移動(基づき、クランク軸心に対して半径方向外方
に変位するとともに1クランク軸回りに角変位11にも
変位し、機関全体に作用する慣性力が形成する慣性力楕
円は、第6図に破線で示すよ5に、その長軸と短軸の比
を変化するとともに、その長軸方向をピストン移動方向
XK対して角度像だけ傾斜する状態に変化する。すなわ
ち、慣性力楕円をこのように機関回転速度の変化に応じ
て変化せしめれば、機関回転速fNIにおいては、クラ
ンク軸心回りの特定方向AKおける慣性力を大とすると
ともに、他の特定方向Bにおける慣性力を小とし、回転
速度N2においては、特定方向AKおける慣性力t−7
J・とじ、他の特定方向BKおける慣性力を大とするこ
とが可能となる。
は、釣合重錘14Fi第3図に示すように収容室11の
クランク軸心0伺の一端に圧縮ばね15の付勢力によっ
て停留保持されている。こむで、クランクウェブ4に形
成されている釣合修正孔6、収容室11、カバー12、
止めねじ13、釣合重錘14および圧縮ばね15に基づ
く釣合質量は、この15に釣合重錘14が収容室11の
一端儒に停留保持されている状態下で、クランク軸とク
ランクビンとの連結線上に位置するように設定されてい
る。したがって、所定の回転速度N1において、機関全
体に作用する慣性力は、第6図に実線で示すように、ピ
ストン移動方向X軸上に長軸を置く慣性力楕円を形成す
る。次に、クランク軸が所定の回転速度Nlt越えると
、釣合重錘14は、それに作用する遠心力の増大化によ
って、圧縮げね15を圧縮しつつ、収容室11内をクラ
ンク軸心0側の一端から外方側の他端に向けて移動し、
所定の回転速度N2においては、第5図に示すよ5に、
収容1111の外方側の他端に停留する。すなわち、ク
ランク軸の回転速度がN1からN2に変化することによ
り、クランクウェブ4上の釣合質量は、釣合重錘14の
上記移動(基づき、クランク軸心に対して半径方向外方
に変位するとともに1クランク軸回りに角変位11にも
変位し、機関全体に作用する慣性力が形成する慣性力楕
円は、第6図に破線で示すよ5に、その長軸と短軸の比
を変化するとともに、その長軸方向をピストン移動方向
XK対して角度像だけ傾斜する状態に変化する。すなわ
ち、慣性力楕円をこのように機関回転速度の変化に応じ
て変化せしめれば、機関回転速fNIにおいては、クラ
ンク軸心回りの特定方向AKおける慣性力を大とすると
ともに、他の特定方向Bにおける慣性力を小とし、回転
速度N2においては、特定方向AKおける慣性力t−7
J・とじ、他の特定方向BKおける慣性力を大とするこ
とが可能となる。
すなわち、上記実施例によれば、慣性力楕円は、機関回
転速度の変化に応じて変位する釣合重錘の配設位置に基
づいて自動的(変化することから、特定回転速度下で、
機関が搭載される機械装置の特定部位に作用する加振力
を小としてその部分の共振の発生を抑制し、また、他の
特定回転速度下で、機械装置の他の特定部位に作用する
加振力を小としてその部分の共振の発生を抑制すること
ができる。表1は、自動二輪車の、機関回転速度の変化
に応じて変化する各体感部、ハンドル、フートレスト、
シート、タンクにおける振動状況が、上記実施例に基づ
く慣性力楕円の変化に基づいて ′制御され、各体
感部の振動状況が広範囲にわたる回転速度箱H下で軽減
可能となることを示している。(表1において、X印は
振動率なることを示し、○印は振動大なることを示して
いる。)すなわち、上記実施例における釣合重錘14が
機関の回転速度変化Kかかわらず収容室11の一端側1
41に固定化されるとすれば、回転速度NZK>いてハ
ンドル部分に生ずる振動が大となシ、釣合重錘14が適
度変化和かかわらず収容室11の弛端儒14BK固定化
されるとすれば、回転速度N1においてフートレスト部
分に発生する振動が大となるのに対し、上記実施例にお
けるよ5に’、B転速度NIにおいては釣合重錘14を
収容室11の一端側14Aに位置せしめ、回転速度N2
において社釣合重錘14を収容室11の他端側14BK
位置せしめれば、回転速fN1ないし回転速fN2の範
囲内で、いずれの体感部にも大なる振動を生ずることが
なく、乗員の快適な走行を確保することが可能となる。
転速度の変化に応じて変位する釣合重錘の配設位置に基
づいて自動的(変化することから、特定回転速度下で、
機関が搭載される機械装置の特定部位に作用する加振力
を小としてその部分の共振の発生を抑制し、また、他の
特定回転速度下で、機械装置の他の特定部位に作用する
加振力を小としてその部分の共振の発生を抑制すること
ができる。表1は、自動二輪車の、機関回転速度の変化
に応じて変化する各体感部、ハンドル、フートレスト、
シート、タンクにおける振動状況が、上記実施例に基づ
く慣性力楕円の変化に基づいて ′制御され、各体
感部の振動状況が広範囲にわたる回転速度箱H下で軽減
可能となることを示している。(表1において、X印は
振動率なることを示し、○印は振動大なることを示して
いる。)すなわち、上記実施例における釣合重錘14が
機関の回転速度変化Kかかわらず収容室11の一端側1
41に固定化されるとすれば、回転速度NZK>いてハ
ンドル部分に生ずる振動が大となシ、釣合重錘14が適
度変化和かかわらず収容室11の弛端儒14BK固定化
されるとすれば、回転速度N1においてフートレスト部
分に発生する振動が大となるのに対し、上記実施例にお
けるよ5に’、B転速度NIにおいては釣合重錘14を
収容室11の一端側14Aに位置せしめ、回転速度N2
において社釣合重錘14を収容室11の他端側14BK
位置せしめれば、回転速fN1ないし回転速fN2の範
囲内で、いずれの体感部にも大なる振動を生ずることが
なく、乗員の快適な走行を確保することが可能となる。
第7図は本発明の変形例を示す説明図であり、クランク
ウェブ4の、クランク軸心OK関して、クランクピン5
と略反対位置に円弧状の収容室21の中央部に圧縮ばね
22を収容するとともに、収容室21の圧縮ばね22両
端側にそれぞれ複数のボール状釣合重錘23を収容する
ようにしたものである。この変形例によれば、釣合重錘
23は、クランク軸の回転速度の増加につれて、それに
作用する遠心力によって、圧縮ばね22を圧縮しつつ、
収容室21の中央部側に移動する。したがって、圧縮ば
ね22に対する左右の釣合重錘23の収容数が同数であ
る場合には、回転速度の増加につれて、釣合質量がクラ
ンク軸とクランクピンとの連結線上を半径方向外方に変
位することKなり、左右の釣合重錘23の収容数が相互
に異なる場合には、回転速度の増加につれて、慣性力楕
円の長軸と短軸との比を変化するとともに1長軸のピス
トン移動方向XK対する角度位置をも変化することが可
能となる。
ウェブ4の、クランク軸心OK関して、クランクピン5
と略反対位置に円弧状の収容室21の中央部に圧縮ばね
22を収容するとともに、収容室21の圧縮ばね22両
端側にそれぞれ複数のボール状釣合重錘23を収容する
ようにしたものである。この変形例によれば、釣合重錘
23は、クランク軸の回転速度の増加につれて、それに
作用する遠心力によって、圧縮ばね22を圧縮しつつ、
収容室21の中央部側に移動する。したがって、圧縮ば
ね22に対する左右の釣合重錘23の収容数が同数であ
る場合には、回転速度の増加につれて、釣合質量がクラ
ンク軸とクランクピンとの連結線上を半径方向外方に変
位することKなり、左右の釣合重錘23の収容数が相互
に異なる場合には、回転速度の増加につれて、慣性力楕
円の長軸と短軸との比を変化するとともに1長軸のピス
トン移動方向XK対する角度位置をも変化することが可
能となる。
wxB図は本発明の他の賢形例會示す説明図であり、ク
ランクウェブ4の、クランク軸心OK関してクランクビ
ン5と略反対位置には、クランク軸心0とクランクビン
5との連結線上に、収容室31A1圧縮ばね32A1圧
縮ばね32AKよってクランク軸心側に押圧される釣合
重錘33Aが配設されるとともに、クランク軸心0とク
ランクビン5との連結線(対して傾斜する線上に1収容
1131B1圧纏ばね32B1圧縮ばね32BKよって
クランク軸心側に押圧される釣合重錘33Bが配設され
ている。なお、圧縮ばね32^、32Bは、クランクウ
ェブ4の外周に装着されるリング34によって背向支持
されている。上記変形例においては、クランクウェブ4
に、クランク軸心とクランクビンとの連結線に対して傾
斜する線上に釣合重錘33Bが配設されていることから
、ピストンXK対する釣合質量の重心が当初からピスト
ン移動方向XK対して傾斜する線上に位置することにな
る。したがって、上ml変形例によれば、回転速度の増
加につれて、釣合重錘33A、33Bは、それらに作用
する遠心力によって、各圧縮げね32A、32Bt−圧
縮しつつ、クランク軸心O側から半径方向外方に変位し
、慣性力楕円を、長軸がピストン移動方向Xに対して傾
斜する当初の状態下で、長軸と短軸との比を変化するこ
とが可能となるO 第9図は本発明の他の変形例を示す説明図であり、クラ
ンクウェブ4の、クランク軸心0に関してクランクビン
5と反対位置には、クランク軸心0とクランクビン5と
の連結線上に、収容室41、圧縮ばね421.・1圧縮
ばね42によってクランク軸心側に押圧される釣合重錘
43が配設されている。 tなお、圧縮ばね42は、
クランクウェブ4の外周に装着されるリング44によっ
て背面支持されている。すなわち、この第9図の変形例
は、第8図の変形例において収容室31B、圧縮ばね3
2B1釣合重錘33Bを撤去し喪ものと同一である。し
たがって、この第9図の変形例によれば、クランク軸の
回転速度の増加につれて、釣合重錘43は、その遠心力
によって、圧縮ばね42を圧縮しつつ、クランク軸とク
ランクビンとの連結線上を外方に移動し、慣性力楕円の
長軸と短軸との比を変化することが可能となる。
ランクウェブ4の、クランク軸心OK関してクランクビ
ン5と略反対位置には、クランク軸心0とクランクビン
5との連結線上に、収容室31A1圧縮ばね32A1圧
縮ばね32AKよってクランク軸心側に押圧される釣合
重錘33Aが配設されるとともに、クランク軸心0とク
ランクビン5との連結線(対して傾斜する線上に1収容
1131B1圧纏ばね32B1圧縮ばね32BKよって
クランク軸心側に押圧される釣合重錘33Bが配設され
ている。なお、圧縮ばね32^、32Bは、クランクウ
ェブ4の外周に装着されるリング34によって背向支持
されている。上記変形例においては、クランクウェブ4
に、クランク軸心とクランクビンとの連結線に対して傾
斜する線上に釣合重錘33Bが配設されていることから
、ピストンXK対する釣合質量の重心が当初からピスト
ン移動方向XK対して傾斜する線上に位置することにな
る。したがって、上ml変形例によれば、回転速度の増
加につれて、釣合重錘33A、33Bは、それらに作用
する遠心力によって、各圧縮げね32A、32Bt−圧
縮しつつ、クランク軸心O側から半径方向外方に変位し
、慣性力楕円を、長軸がピストン移動方向Xに対して傾
斜する当初の状態下で、長軸と短軸との比を変化するこ
とが可能となるO 第9図は本発明の他の変形例を示す説明図であり、クラ
ンクウェブ4の、クランク軸心0に関してクランクビン
5と反対位置には、クランク軸心0とクランクビン5と
の連結線上に、収容室41、圧縮ばね421.・1圧縮
ばね42によってクランク軸心側に押圧される釣合重錘
43が配設されている。 tなお、圧縮ばね42は、
クランクウェブ4の外周に装着されるリング44によっ
て背面支持されている。すなわち、この第9図の変形例
は、第8図の変形例において収容室31B、圧縮ばね3
2B1釣合重錘33Bを撤去し喪ものと同一である。し
たがって、この第9図の変形例によれば、クランク軸の
回転速度の増加につれて、釣合重錘43は、その遠心力
によって、圧縮ばね42を圧縮しつつ、クランク軸とク
ランクビンとの連結線上を外方に移動し、慣性力楕円の
長軸と短軸との比を変化することが可能となる。
第10図は本発明の他の変形例を示す説明図であり、ク
ランクウェブ4には、クランク軸とクランクビンとの連
結線上で、クランクビンに対する反対位置に、収容ii
[51、収容室51の外方側に一定化される磁石52、
収容室51の内方側において半径方向く移動可能とされ
る釣合重錘としての絶縁体53および磁石54とが配設
されている。
ランクウェブ4には、クランク軸とクランクビンとの連
結線上で、クランクビンに対する反対位置に、収容ii
[51、収容室51の外方側に一定化される磁石52、
収容室51の内方側において半径方向く移動可能とされ
る釣合重錘としての絶縁体53および磁石54とが配設
されている。
ここで、磁石52と磁石54と社、相互KN極とS極と
を対向せしめられ、磁石間に発生する反発力によって釣
合重錘としての絶縁体53および磁石54會半径方向内
方側に押圧可能としている。
を対向せしめられ、磁石間に発生する反発力によって釣
合重錘としての絶縁体53および磁石54會半径方向内
方側に押圧可能としている。
この第10図の変形例によれば、第9図の変形例と同様
に1クランク軸の回転速度の増加につれて、釣合重錘と
しての絶縁体53および磁石54は、それに作用する遠
心力の増加によって、磁石間に発生する反発力に抗して
、半径方向外方K17位し、慣性力楕円の長軸と短軸と
の比を変化可能とする。
に1クランク軸の回転速度の増加につれて、釣合重錘と
しての絶縁体53および磁石54は、それに作用する遠
心力の増加によって、磁石間に発生する反発力に抗して
、半径方向外方K17位し、慣性力楕円の長軸と短軸と
の比を変化可能とする。
すなわち、上記第7図ないし第10図の各変形例によれ
ば、機関回転速度の変化に応じて慣性力楕円の形状が変
化し、したがって、機関が搭載される機械装置各部に作
用する加振力の大きさを機関回転速度の変化に応じて制
御可能となり、機械装置各部の振動発生状況を制御する
ことが可能となる。
ば、機関回転速度の変化に応じて慣性力楕円の形状が変
化し、したがって、機関が搭載される機械装置各部に作
用する加振力の大きさを機関回転速度の変化に応じて制
御可能となり、機械装置各部の振動発生状況を制御する
ことが可能となる。
なお、クランクウェブ内での釣合重錘の移動に伴う異音
の発生を防止する喪めに、釣合重錘と収容室との関[1
を小とし、あるいは釣合重錘と収容室との当接部にゴム
等の緩衝部材を設けることが望ましい。また、釣合重錘
の移動に伴う摩耗防止のために、釣合重錘の表面硬度全
人としたり、釣合重錘にクロムメッキもしくは銅メツ・
−キを施すことが望ましい。
の発生を防止する喪めに、釣合重錘と収容室との関[1
を小とし、あるいは釣合重錘と収容室との当接部にゴム
等の緩衝部材を設けることが望ましい。また、釣合重錘
の移動に伴う摩耗防止のために、釣合重錘の表面硬度全
人としたり、釣合重錘にクロムメッキもしくは銅メツ・
−キを施すことが望ましい。
また、上記実施例および各変形例は、クランク軸に対す
る配設位置が変位可能とされる釣合重錘【クランク軸に
一体化されるクランクウェブに配設する場合について説
明したが、この釣合重錘は、クランク軸に連動して設け
られる不釣合修正用のバランス軸に配設するものであっ
てもよい。
る配設位置が変位可能とされる釣合重錘【クランク軸に
一体化されるクランクウェブに配設する場合について説
明したが、この釣合重錘は、クランク軸に連動して設け
られる不釣合修正用のバランス軸に配設するものであっ
てもよい。
以上のように、本発明に係る内燃機関の振動制御装置は
、クランク軸に対する釣合重錘の配設位tt、機関回転
速度の変化(応じて、変位可能とするようにしたので、
内燃機関を搭載している機械装置の振動発生状況を、機
関回転速度の変化に応じて制御することができるという
効果を有する。
、クランク軸に対する釣合重錘の配設位tt、機関回転
速度の変化(応じて、変位可能とするようにしたので、
内燃機関を搭載している機械装置の振動発生状況を、機
関回転速度の変化に応じて制御することができるという
効果を有する。
第1図は一般の内燃機関の往復運動部および回転運動部
を示す正面図、第2図■シよび第2図の)はそれぞれ内
燃機関における慣性力楕円の変化の状mを示す線図、第
3図は本発明の一実施例を示す正面図、第4図は第3図
の■−■線に沿う断面図、第5図は同実施例における他
の作動状態を示す正面図、第6図は同実施例における慣
性力楕円の変化を示す線図、第7図、第8図、第9図お
よび第10図はそれぞれ本発明の貸形例を示す正面図で
ある。 1・・・ピストン、 2°・・ピストンピン。 3−・コンロッド、 4・・・クランクウェブ。 5・・・クランクビン、 6・・・釣合修正孔。 11.21.31A、31B、41.51・・・収容室
。 14.23.33A、33B、43・・・釣合重錘。 代理人 弁理士 塩 川 修 治 第 7 図 X 第 9 図 第 8 図 第 10 図
を示す正面図、第2図■シよび第2図の)はそれぞれ内
燃機関における慣性力楕円の変化の状mを示す線図、第
3図は本発明の一実施例を示す正面図、第4図は第3図
の■−■線に沿う断面図、第5図は同実施例における他
の作動状態を示す正面図、第6図は同実施例における慣
性力楕円の変化を示す線図、第7図、第8図、第9図お
よび第10図はそれぞれ本発明の貸形例を示す正面図で
ある。 1・・・ピストン、 2°・・ピストンピン。 3−・コンロッド、 4・・・クランクウェブ。 5・・・クランクビン、 6・・・釣合修正孔。 11.21.31A、31B、41.51・・・収容室
。 14.23.33A、33B、43・・・釣合重錘。 代理人 弁理士 塩 川 修 治 第 7 図 X 第 9 図 第 8 図 第 10 図
Claims (1)
- (1) クランク軸に対する釣合重錘の配設位置を、
畿関回転遮縦の変化に応じて、質位可能とする内燃機関
の振動制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11930581A JPS5821041A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 内燃機関の振動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11930581A JPS5821041A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 内燃機関の振動制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5821041A true JPS5821041A (ja) | 1983-02-07 |
JPH0419408B2 JPH0419408B2 (ja) | 1992-03-30 |
Family
ID=14758130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11930581A Granted JPS5821041A (ja) | 1981-07-31 | 1981-07-31 | 内燃機関の振動制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5821041A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012193630A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車のパワーユニット |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5695637U (ja) * | 1979-12-25 | 1981-07-29 | ||
JPS5716621U (ja) * | 1980-07-04 | 1982-01-28 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5675072A (en) * | 1979-11-21 | 1981-06-20 | Yoshiko Takekoshi | Production of instant noodle |
-
1981
- 1981-07-31 JP JP11930581A patent/JPS5821041A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5695637U (ja) * | 1979-12-25 | 1981-07-29 | ||
JPS5716621U (ja) * | 1980-07-04 | 1982-01-28 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012193630A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車のパワーユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0419408B2 (ja) | 1992-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7392781B2 (en) | Crankshaft of piston crank mechanism | |
JP4300749B2 (ja) | レシプロ式内燃機関のリンク機構 | |
JP2006046326A (ja) | 1次バランサ付きエンジンおよび自動二輪車 | |
JP2703221B2 (ja) | 内燃機関によつて駆動される手動作業装置 | |
EP1358019B1 (en) | Assembly with eccentric weights in phased relationship | |
JPS5821041A (ja) | 内燃機関の振動制御装置 | |
US9228633B2 (en) | Engine balance system | |
JP2943935B2 (ja) | 容量可変型斜板式圧縮機 | |
JPH06507846A (ja) | 回転切削工具用の釣合い装置 | |
JPS6256645A (ja) | エンジンのクランクバランス装置 | |
JP3550156B2 (ja) | パワープラントのバランサ装置 | |
JPH074425A (ja) | クランクシャフトのバランス構造 | |
JPS5939500A (ja) | プレスのための平衡装置 | |
JP3627769B2 (ja) | ダンパ | |
JPH0754927A (ja) | クランクシャフトのバランサー | |
JPH07136367A (ja) | ミシン | |
JP2021032177A (ja) | バランサハウジング | |
JP2005083524A (ja) | フライホイール | |
JP3804684B2 (ja) | パワープラントのバランサ装置 | |
JP2018044624A (ja) | クランクシャフトのバランス調整方法 | |
JPH07222887A (ja) | ミシンの駆動装置 | |
JPS59226728A (ja) | エンジンのクランクシヤフトプ−リ | |
JPH0460236A (ja) | エンジンのクランクシャフト | |
KR100192906B1 (ko) | 회전평형율을 향상시킨 자동차의 크랭크샤프트 | |
JP2001349274A (ja) | 可変容量型斜板式圧縮機 |