JPS58209908A

JPS58209908A - 歩行型田植機の天秤ロツク装置

Info

Publication number: JPS58209908A
Application number: JP9086982A
Authority: JP
Inventors: 真一郎矢野; 孝秀塩崎
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1982-05-27
Filing date: 1982-05-27
Publication date: 1983-12-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、歩行型田植機の天秤ロック装置に関し、特に
、走行車輪を最も低くく下げた状態で車体を揚上支持し
たときのローリングロック装置に関するものである。

従来周知の歩行型田植機として、車体の左右両側に設け
た走行車輪を、油圧シリンダのピストン伸縮動作により
移動する天秤杆の両端部に連繋して、油圧シリンダのピ
ストン伸縮により車体に対して左右の走行車輪を相対的
に上下動させるようにしたものがある。この田ＷＩ機に
おいては、例えば、田植作業中に走行車輪が接する圃場
の耕盤の高さが左右に段差があると、その段差に応じて
左右の走行車輪が上下動し、また、車体がローリングす
るとズ秤杆と油圧シリンダのビス１〜ンとの連結部で、
所定範囲でピストン軸線を中心として回動するようにな
っており、このため、圃場端（枕地）で機体を旋回する
場合には、車体が傾いた側のフロート下部が田面に接し
て泥押しし、田面の均平を乱す不都合があるばかりでな
く、車体を傾けて支持した状態で走行するので油圧シリ
ンダのピストンに無理な力が掛り、これを損傷すること
もあった。

本発明は上記の事情にかんがみ、走行車輪を最も低くく
下げて車体を揚上支持したときは、左右の走行車輪が同
じ高さで車体をほぼ水平に支持し、かつローリングを【
二１ツクして走行し、例えば枕地での旋回時にフロート
が接地することなく泥押しを防止し、また、油圧シリン
ダに無理な力が掛ることなく換部を防止するようにした
歩行型田植機の天秤ロック装置を提供することを目的と
する。

この目的を達成するため本発明は、油圧シリンダのピス
トンに連繋される天秤杆が、油圧シリンダのピストンロ
ッドにより移動する移動端部に、天秤杆と対向係合し、
天秤杆が油圧シリンダのピストン軸線を中心に回動する
のを規制する回り止め機構を設け、車体のローリングを
ロックするようにしたことを特徴とするものである。

以下、図示の実施例を参照し゛Ｃ本発明を説明ツる。

第１図において、符号１は歩行型田植機の車体で、この
車体１には、前部にエンジン２を搭載し、後部に植付部
３を装着しており、植付部３の後側にハンドル４を取付
け、下側にセンターフロート５ａとサイドフロート５ｂ
からなるフロー１〜５を上下動可能に配設しＴいる。前
記エンジン２と植ｆ＝１部３との間の車体１の両側下部
位置には、一対の伝動ケースを艙ねるスイングアーム６
が、その前端部を上下方向に回動可能に枢支され、その
後端部は自由端となっていて、この後端部に走行車輪７
が、スイングアーム６から動力を受けて回動するように
軸支されている。また、車体１の幅方向はぼ中央部には
、前後方向に油圧シリンダ８がそのピストンロッド８ａ
を後方に向けて配設さねている。

前記油圧シリンダ８は、第２図に示ず油圧回路を有し、
ビス１〜ンロツド８ａの先端側に第３図ないし第８図に
示す周知の天秤式の走１１車輪１−下！ＩＪ　装置９、
および本発明に係るｔコーリングロ・ツク装置１０を設
けている。

走行車輪上下動Ｌ！置９は、ピストンロッド８ａの先端
部に、左右水平方向に延びる天秤杆１１の長さ方向中央
部を、ビン１２を介して左右に回動自在に枢支し、かつ
ピストンロッド８ａの軸線を中心に所定範囲に回動可能
に連結し、天秤杆１１のビン１２との枢支部には長孔１
１ａが設けられ、ピストンロッド８ａを巻回するように
設けた緩衝ばね１３の収縮、弾発を許容している。天秤
杆１１の左右両端部にはスイング連動アーム１４．１４
の一端が、ビンｉ！ｉ、　１５を介して枢支され、その
他端は、前記スイングアーム６．６の前端部側に固着さ
れている。そして、油圧シリンダ８のピストンロッド８
ａの伸縮によって、天秤杆１１、スイング連動アーム１
４、スイングアーム６を介して、走行車輪７が相対的に
上下動し、車体一対し所定範囲でローリング可能になっ
ている。まだ、油圧シリンダ８には、第２図に示すよう
に油圧ポンプ１６から送られてくる圧油を切換える切換
バルブ１７を設（プ、このバルブ１７は、シリング８を
伸長または収縮する位置と、伸縮をロックする中立位置
とに切換えることができ、ハンドル４位置に設けられた
操作レバー１８によって操作されると共に、センターフ
ロー１−５８の前部に設けられ、フロートの上下動によ
って上下動する感知ロッド１９によっても操作さね、田
植作業時に、耕盤に凹凸等があって走行車輪７が上下動
し、フロー１〜５を上下動させて切換バルブ１１を切換
え、走行車輪７を上下動させてフロー１−５の接ｌ圧を
ほぼ一定に保持するようになっている。

前記ピストン［１ツド８ａによ−）で前後！４ＩＪｒＪ
′る天秤杆１１と対向し、°かつピストンロッド旧１が
酵ち艮く伸長して走行車輪７を最も低くく下降さＶると
ぎの天秤杆１１の移動位置に、前記ローリングロック装
置１０が設（Ｊられｌいる。ローリングロック装置１０
は、車体１に下部を固着して立設され、天秤杆１１がビ
ーλトンＯツド８８′ｒ：最−し突出されて走行車輪７
を最も低くく下降させた状態のとき、天秤杆１１の両端
部とそねぞれ当接して回動を阻［１し、しかも、走行車
輪７の下聾高さをほぼ一定にする左右一対のス１〜ツバ
２０と、このス１〜ツバ２（）から前方に突出するよ−
うにストッパに固着され、天秤杆１１メ左右両端部およ
びスイング連動アーム１４に１１！？接して天秤杆１１
をほぼ水平にしてストッパ２０に向は案内する一対の案
内棒２１とから構成されている。

植付部３は、公知のものと同様に、植付苗を載置して左
右方向に所定のス１−〇−りで往復移動する苗載せ台２
２、この苗載せ台２２の苗取出し口に対向して設けられ
、上下方向に所定の軌跡を画いて運動して苗戟往台２２
から苗を一株ずつ取出し、田面に植付ける植込体２３等
を具備している。

このような構成の歩行型田植機においては、［１１植作
業時には、操作レバー１８を操作して油圧シリンダ８の
ピストン［］ツラドａを収縮させ走行中輪７を上１−ｆ
ｆることで機体を下げ、フロート５を田面に接して機体
を支持さＶる。そして機体を走行させ、これと同時に植
付部３を作動させて植込体２３により苗が田゛面に植付
けられる。走行車輪７は、＠＋盤に接して回転すること
によりフロー１−５を滑走さ才るが、耕盤に凹凸があっ
て機体が上下動するとフロート５が、上下動し、センタ
ーフロート５ａの感知ロッド１９によって切換バルブ１
７が切換えられて油圧シリンダ８が伸縮し、走行車輪７
が上下動して機体を上下動させ、フロート５の接地Ｈ−
をはぼ一定に保って植込体２３によって植付けられる苗
の植付深さ、植付は姿勢等が適正に保持さねる。

さらに、左右の走行車輪７が接する耕盤に段差がある場
合には、天秤杆１１がビン１２を、中心に左右に回動し
て、機体はフロー１〜５によ−）でほぼ水゛■ｉに保持
されながら走１１屯輪のみが左右に段；２を有する状態
で駆動され、車体の駆動走行が確実に行なわれる。また
、８１面の起伏によって車体はローリングする。

１．１１植機が圃場端ｒ：旋回するときは、まず植付部
３の駆動を停止し、次いで操作レバー１８を操作して走
行車輪７を下降さば、車体を」１昇さＵてフロート５を
田面から上方に持上げた状態で旋回するが、このとき、
油圧シリンダ８のビアトンロッド８ａは最も良く仲良し
で走行車輪７を呂Ｉう低りクＩＺ降さけ車体を馬上して
おり、天秤杆１１およびスイング連り１アーム１４はピ
ストンロッド８ａの伸長過程で案内棒２１に摺接１ノて
天秤杆１１はほぼ水平とな−フてストッパ２０へ導かれ
、ピストンロッド８ａが伸びきったときには天秤＋１−
１１の左右両端部がストッパ２０、２０に当接して走行
車輪ｌは左右のものがほぼ同じ高さに固定される。従っ
て、車体はほぼ水平に支持されて旋回づることになり、
旋回側のクーイドフロート５ｂカド川面に接触して泥押
しするようなことがなく、また、車体が傾いた状態で支
持されないので油圧シリンダ８に無理な力が掛らず、こ
れを損傷することがない。前記走行車輪７の下降時に左
右の走行車輪に段差がある場合には、ビスｉ〜ンロツド
８ａの伸長最終時に、天秤杆１１の一端側が先に一方の
ストッパ２０に当接することになるが、このときは緩衝
ばね１３が作用して、天秤杆１１の他端側をストッパ２
０に無理なく当接させる。さらに、緩衝ばね１３は、車
体走行中のショックアブゾーバの働きをする。

かくて一本発明の歩行型田植機の天秤ロック装置によれ
ば、走行車輪を最も低くく下げた状態に下降させて車体
を馬上したとぎ、天秤杆をほぼ水平に保持してその回動
を規制するので、左右の走行車輪がほぼ同じ高さになっ
て車体をほぼ水平に支持し、ローリングをロックするこ
とになり、圃場での枕地旋回時に旋回側のフロートが川
面に接して泥押しすることがなく、また、天秤杆と連繋
する油圧シリンダに無理な力が掛らないから、こねを損
傷することがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す歩行型田植機全体の側面
図、第２図は油圧回路図、第３図は要部の拡大側面図、
第４図は開部分平面図、第５５図は同背面図、第６図は
要部の部分断面図、第７図１６よび第８図は要部の作用
説明図である。１・・・車体、２・・・エンジン、３・・・植付部、４
・・・ハンドル、５・・・フロート、５ａ・・・センタ
ー７０・−ト、５ｂ・・・サイドフロート、６・・・ス
イングアーム、７・・・走行車輪、８・・・油圧シリン
ダ、８ａ−・・ピスト・ンロツド、９・・・走行車輪上
下動装置、１０・・・ローリングロック装置、１１・・
・大秤杆、１２．１５・・・ビン、１３・・・緩衝ばね
、１４・・・スイング連動／７−ム、１６・・・油圧ポ
ンプ。１７・・・切換バルブ、１８・・・操作レバー、１９・
・・感知１コ・ソド、２０・・・ストッパ、２１・・・
案内棒、、２２・・・苗載せ台、２３・・・植込体、。ラゼ郊２二Ｐ７．４ろ２ヤ笈Ｊろラン剋乙

Claims

【特許請求の範囲】

車体の左右両側に設けた走行車輪を、油圧シリンダのビ
スント伸縮動作により移動する天秤杆の両端部と連繋し
て、油圧シリンダのピストン伸縮により左右の走行車輪
を相対的に上Ｆ動するようにした歩行型田植機において
、油圧シリンダのピストンに連繋される天秤杆が、走行
車輪を下降する方向に移動する移動ストローク端部で、
天秤杆と対向係合し、天秤杆が油圧シリンダのピストン
軸線を中心として回動するのを規制する回り止め機構を
設４フてなることを特徴とする歩行型田植機の天秤ロッ
ク装置。