JPS58208758A - 複写倍率設定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は複写機における複写倍率設定装置に関する。

従来技術 原稿を拡大または縮小する、いわゆる複写倍率可変型の
複写機は、従来は、複写倍率は所定の段階的な倍率でし
か設定できず、そのため各段階の間にある倍率では複写
ができないという不便があった。また、このように一旦
所定の倍率が設定されると実際に複写された倍率が機械
誤差等で正確な値から若干のずれを有していても使用者
はそれに対して何ら調整のための操作をすることはでき
なかつ念。

更に、倍率設定用のダイヤルを回して複写倍率を変更す
るものや、アップとダウンの２つのキーを備え、一方の
キーを押すことにより倍率値を変えるものもあるが、こ
の場合複写倍率の刻みが大きく、微調整ができない上に
、複写する度に倍率設定用ダイヤルまたはキーを操作し
なくてはならず、複写機使用上非常にわずられしさをと
もなうものであった。

目的 この発明は上述の欠点に鑑みてなされたもので、所望の
倍率を実質的に無段階に、かつ極めて簡単な操作によシ
設定出来る複写倍率設定装置を提供することを目的とす
る。

また、あらかじめ設定された所定の複写倍率に対して、
実際の複写物がその複写倍率によって複写されていない
場合に、その設定された複写倍率を容易に調整できるよ
うにした複写倍率設定装置を提供することを目的とする
。

要旨 上述の目的を達成するために、この発明は、随意の倍率
を設定する数値入力手段と、入力された数値を記憶する
手段と、記憶された倍率を読み出して、複写装置の倍率
をその読み出した値に設定する制御手段とを備えている
。

実施例 以下にこの発明の一実施例を図面とともに説明する。

複写機構 第１図は本発明に係る倍率設定装置を備えた雷。

子写真複写機の一例を示す。複写機本体の略中央部には
反時計回り方向に回転駆動可能な感光体ドラムｌが配設
され、その周囲ＶＣはメインイレーザランプ２．サブ帯
電チャージャ３．サプイレーサランプ４．メイン帯電チ
ャージャ５．現像装置６゜転写チャージャ７、複写紙の
分離チャージャ８゜ブレード方式のクリーニング装置９
が配設されている。感光体ドラムｊは表面に感光体層を
設けたモノで、この感光体は前記イレーザランプ２，４
及び帯電チャージャ３，５ヲ通過することにより増感帯
電され、光学系１０から画像露光を受ける。

光学系１０は原稿ガラス】６の下方で原稿像を走査可能
に設置ｊ−たもので、図示しない光源と、可動ミラー１
１，１２．１３と、レンズ１４と、ミラー１５とから構
成されている。前記光源、可動ミラー１１は感光体ドラ
ム１の周速度（Ｖ）０等倍、変倍に拘わらず一定）に対
して（ｖ／ｎ）（但し、ｎ：複写倍率）の速度で左方に
移動し、可動ミラー１２．１３は（ｖ／２ｎ）の速度で
左方に移動するように、ＤＣモータＭ３で駆動される。

なお、複写倍率の変更に際しては、前記レンズ１４が光
軸上で移動するとともにミラーＪ５が移動・揺動する動
作が伴うが、このような倍率変更装置については後に詳
述する。

一方、複写機本体の左側には、それぞれ給紙ローラ２１
．２３を備えた給紙部２０．２２が設置され、複写紙の
搬送路はローラ対２４．２５、タイミングローラ対２６
．搬送ベルト２７．定着装置２８．排出口−ヲ対２９に
て構成されている。

次に、倍率変更のためのレンズ、ミラー等の移動機構に
ついて第３図、第４図を参照して説明する。この倍率変
更機構に拡大から縮小まで実質的に無段階の倍率を選択
可能としたもので、具体的ＶＣ＆！拡大（Ｘ　１．４１
４）カら等倍（×１）をへて縮小（Ｘｏ、６４７）まで
の倍率を適宜選択可能である。

倍率変更機構は、概略、レンズ移動機構３５とミラー移
動機構４０とミラー揺動機構５５とこれらを駆動するス
テッピングモータＭ４とから構成されている。

レンズ移動機構３５は、前記レンズ１４を光軸と平行に
設置したガイドレール３６上に移動自在に取付け、前記
ステッピングモータＭ４の出力軸３１に固定した駆動ブ
ーＩＪ３２に巻回した駆動ワイヤ３７を回転自在なデー
！１３８．３８ｖｃ張設し、かつ駆動ワイヤ３７の中間
部をレンズ１４の側部に止着したものである。したがっ
て、ステッピングモータＭ４を所定の回転数で正逆回転
させることにより、駆動プーリ３２を介して駆動ワイヤ
３７が正逆回転Ｌ１　レンズ１４がガイドレール３６に
沿って光軸上で第３図中左右方向に移動し、倍率に応じ
た位置で停止される。

ミラー移動機構４旧工、移動体４】に回動自在に支承さ
れた軸４３に前記ミラ−１５全背面側で固定し、この移
動体４〕の側片４２，４２を光軸と平行に設置したガイ
ド軸４５に摺動自在に取付け、前記軸４３の端部に設け
た回転自在なローラ４４ｆ補助ガイドレール４６上に載
置したものである。また、移動体４】にブラケット４９
を介して設けたビン５０には移動駆動カム５３の周面が
当接し、移動体４１にピン４７に一端ヲ［１−着したい
る。前記ステッピングモータＭ４の出力軸３］に固定し
たギヤ３３は支軸５１の一端に固定したギヤ５２と噛合
し、前記カム５３は支軸５］の他端に固定されている。

したがって、ステッピングモータＭ４の回転はキーＹ３
３からギヤ５２．支軸５１を介してカッ、５３に伝達さ
れ、移動体４１即ちミラー】５はカム５３の周面形状に
応じて光軸上で前後に移動し、倍率変更に伴う光路長の
補正を行う。即ち、前記レンズ１４とミラー１５は倍率
変更に伴ってステッピングモータＭ４にて連動して駆動
され、その位置関係は第２図に示すとおりである。なお
、本発明の実施例では無段階の変倍を行うためにステッ
ピングモータＭ４の回転Ｍは連続的に調整可能であるが
、これを段階的に行うと１値の倍率を選択する機構とす
ることができる。

一方、ミラー揺動機構５５に、前記移動体４］ｆ設けた
回転自在な支軸５６に固定した揺動駆動カム５７の周面
を前記ミラー】５の背面に当接させ、ミラー１５全軸４
３に巻回したコイルはね５８にてカム５７側に付勢する
一方、支軸５６に固定したピニオンギヤ５９を複写機本
体に取付けたランク６０ＶＣ噛合したもので、ラック６
０に前記ガイド軸４５と平行に延在している。このミラ
ー揺動機構５５は倍率の変更に伴ってミラー１５を岸に
移動させるだけてにミー７−１５にて反射された光束の
光軸が前記感光体ドラムＩＫ当たる露光点がずれるのを
補正し、倍率変更に際しても同一露光点に光軸を向ける
ようにミラー１５を揺動させる。即ち、倍率変更に応し
て移動体４】が前後に移動すると、ピニオンギヤ５９が
ランク６０上を転動してカム５７が支軸５６とともに回
転し、ミラー１５がカム５７の周面形状に応じて軸４３
を支小として揺動し、露光点の補正を行う。

この場合、ミラー１５の揺動角度に最大倍率時（本実施
例では拡大時）ニミラー１５で反射された光束の光軸が
感光体ドラム］の中心に向かうように位置決めされ、こ
れより小さい倍率に対してはこの最大倍率時の露光点と
同一露光点に光軸が向くように調整される。これに、ス
リット状の像が拡大されて投影されるので露光像の歪み
が最も顕著に現われる最大倍率時の光軸を感光体ドラム
ｌに垂直に入射させることにより、全体的に入射角のず
れによる露光像の歪みを目立たなくしている。

制御装置 第５図に複写機の操作パネル部における各操作キーの配
置関係を示す。操作パネル７０には、複写動作をスター
トさせるだめのプリントキー７１゜４桁の数値表示が可
能な数値表示装置７２．それぞれ］、’２．・・・、９
，０の数値に対応するテンキー８０〜８９２割込み複写
を指定する割込みキー９０、クリア・ストップキー９１
．多段に装着されている複写紙をサイズによって指定す
るためのペーパ選択キー９２．複写画像濃度をステップ
的に変更・指定するためのアップ及びダウンキー９３゜
９４及び本発明の複写倍率設定装置に係るキ一群９５〜
１０３等が配置される。

第１の倍率設定キ一群９５．９６，９７．９８は倍率全
任意に設定する目的で配置されるものであって、第１の
倍率設定モード切換用のキー９９が操作され、複写機の
制御モードが第１の倍率設定モードに切換えられた状態
において、いずれかのキーが操作されるとテンキーによ
って入力されて表示装置７２に表示されている数値が、
その操作されたキーに対応するメモリに複写倍率として
記憶される。

第２の倍率設定キ一群１００，１０１．】０２゜１０３
は、その対応するメモリにそれぞれあらかしめ所定の複
写倍率がセットされていて、上記第１のキ一群の場合の
ように舷値設定をしなくても、プリセットされた数値ｆ
基いて複写動作が実行できるように考慮されている。従
って、プリセットされる複写倍率は、たとえば工場出荷
段階において仕向は先毎に通常よく使用されると考えら
れる倍率が選択される。このことについては後に詳述す
る。

このように、第１のキ一群は使用者が必要な複写倍率を
任意に設定し、第２のキ一群は一般的にＢ５．Ｂ４→Ａ
４．Ａ３→Ａ４．あるいはＡ４→Ａ３等に対応する倍率
がプリセットされるように機能上界なった役割を与えら
れている。然るに、第２のキ一群に対してプリセットさ
れる数値＆Ｘ　一般的な、あるいは計算上の複写倍率で
あるから、機械誤差又は設計上の誤差によって実際に得
られる沙写物がその複写倍率とに若干光なる場合がある
。たとえば等倍ｆＸ］）ｆ選択していても、実際には（
Ｘｌ、００４）あるいに（Ｘｏ、９９５）倍とｆＳつて
いる場合があり得る。このような場合、第１図に示す第
２の倍率設定モード切換用のキー１０４ｆ操作すること
によって複写機の制御モード？第２の倍率設定モードに
切換え、上記第１の倍率設定モードと同様な操作で任意
の数値を各キー１００〜］　０３Ｖｃ対応するメモリに
セットし、所望の複写倍率を得ることがｂ１能である。

具体的ｙ（ｉｚ、等倍キーに対して数（ｉｒ＜１．００
２ヤ０．９９８がセットされ得る。

第６図はこの発明の倍率設定装置に用いられる制御回路
を示し、２０］は第〕ｃＰＩＪ、２０２は第２ＣＰＬＩ
、２０３はＲＡＭ、２０４にスイッチマトリクヌ・　２
０５に原稿走査用の直流モータＭ３の駆動回路、２０６
ｃｚ変倍用のステッピングモータＭ４の駆動回路、２０
７はデコーダである。なお出力端子Ａ】ないしＡ７はそ
れぞれメインモータＭｌ、現像モータＭ３．　　タイミ
ングローラクラッチＣＬ　］、上給紙クりッチＣＬ２、
下給紙クラッチＣＬ３．　　チャージャ５．転写チャー
ジャ７の各、ｔｌ　動スイッチング用り９トランシスク
（第７４）に接続される。

ＲＡＭ２Ｑ３ｉ７に、複写動作制御用の種々のデータが
書き込捷れ、あるいはＣＰＬＩ内のＲＯＭからシフトさ
れて記憶されているとともに、選択キー１００ないし１
０３に対応して、記憶部Ｑｌ。

Ｑ２．Ｑ３．Ｑ４を有しており、詳細後述のように、た
とえば、選択キー】００をオンとすると表示装置７２に
表示されている倍率が記憶部Ｑ］Ｋ書き込まれ或いに読
み出され、し？択キー１０】をオンとすると倍率は記憶
部９２に書き込まれ或いは読み出されるようになってい
る。

また選択キー９５ないし９８に苅して記憶部Ｑ５゜Ｑ６
．Ｑ７．Ｑ８が上述と同様に設けられ、たとえば、選択
キー・９ノ５ノがオンとされたとき（エイ）ζ率は記憶
部Ｑ５に書き込捷れ或いはＱ５がら読み出されるように
なっている。

第８図乃至第１５図は、第１のＣＰＵにおいて実行され
る倍率設定及び複写動作の制御の処理手順を示すフロー
チャートである。以下これに基いて本発明を具体的に説
明する。

第８図は第１のＣＰＵにおける処理手順を概略的かつ総
括的に示すフローチャートである。

ステップＳｌ、Ｓ２では、主として機械組立時あるいは
機械の工場出荷段階においてなされる上記記憶部Ｑ　１
−Ｑ　４に対する倍率のプリセット処理が実行される。

この処理の詳細は第９図に示す。

ステップＳ３．Ｓ４では、複写機が複写動作中でないと
き、各選択キー９５〜９８あるいは１００〜１０３に倍
率Ａ〜■を対応付けてセットするだめの処理が実行され
る。この処理の詳細は第１０図〜第１２図に示す。

ステップＳ５では、ステップＳ４でセットされた倍率に
対応して、レンズ位置やモータの駆ｅノ速度を制御する
データを第２　ＣＰ　Ｕ　２０　’２に転送する処理を
実行する。このデータの転送時、第２０ＰＵ２０２では
割込みによってこれを処理する。

ステップＳ５の詳細は第１３図、１４図に示す。

ステップＳ６では、他の、たとえば複写機のヒータの温
度制御や複写紙のサイズ判別等の処理を一括して示す。

ステップＳ７では、複写！Ｉｉｌノ作の制御のための処
理が実行される。この処理の訂細は第１５図に示す。な
お、第１６図はその動作を示すタイムチャートである。

第９図は第２の倍率設定用のキ゛一群１００〜１０３に
対応するメモ＋）Ｑ１〜Ｑ４に所定の数値をプリセット
するだめの初期セット処理の詳細を示すフローチャート
である。第８図のステップＳ１におけるイニシャルスイ
ッチとは、たとえば工場における組立時あるいはサービ
スマンに対してのみ解放され得るように、複写機内の通
常は操作できないような位置に設定されたスイッチであ
り、このスイッチが操作されたときにのみ第９図に示す
処理が実行される。

メモリＱ　ｓ　−Ｑ　４にプリセットされる数置は、第
１図に１０５，１０６，１０７で示されるキーの操作に
伴うスイッチのオン、オフの状態で決定されるものであ
って、具体的には、機械組立時、あるいは工場出荷段階
等において作業者が仕向は先等によってあらかじめ決定
されている組合せに従ってスイッチ１０５〜１０７のオ
ン、−オフの操作をし、イニシャルスイッチを閉とする
ことによってメモリＱ１〜Ｑ４に所定のｉ値がプリセッ
トされる。

ステップ５５０１．５５０２は、第１ｃＰＵ２０１内に
記憶されているスイッチ１０５〜１０７のオン、オフの
組合せに対する倍率数値を各メモ＋）　Ｑ１〜ｑ４にセ
ットする処理を示すもので、スイッチ１０５〜１０７の
オン、オフの組合せに対するプリセット値の具体例を表
１．に示す。

表１゜ なお、数値ｒＯＪは倍率０が設定されることを示すもの
ではなく、対応するキーが空きの状態にあることを示す
。メモリが「ｏ」であるときの処ｆＪ１！は後述する。

選択キー９５〜９８，１００〜１０３に対応するメモリ
Ｑ１〜Ｑ８に複写倍率としての数値を設定するときは第
１０図乃至第１２図の処理が実行される。

第１０図にオイテ、ステップＳ　１０１　、５１０２テ
はキー９９又は１０４が操作されて複写倍率設定モード
に切換えられた場合、第１．第２のいずれのキ一群に対
して倍率設定が要求されているのかが判定される。キー
９９が操作されたときは第１の複写倍率設定モードであ
り、フラグＡに５１Ｎをセットする。キー１０４が操作
されると第２の複写倍率設定モードを示すフラグＢに１
′をセットする。

キー９９又は１０４が操作されると、いずれの場合も一
ステップ５１０３．５１０５において１０００位フラグ
を′１″にして、１位の表示をｖ′０＃にする処理が実
行される。即ち、複写機の制御が倍率設定モードに切換
えられると、数値表水袋＠７２は’　ｂｂｂｏ　’（ｂ
はブランク）表示となり、１０００位桁から入力を受は
付ける待機状態となる。

この状態でテンキーが操作されると、ステップ５１０７
でキーの種別が判定され、「１」キー８０のときのみス
テップ５１０８に進んで１０００位に′１“を表示する
。なお、ここでは数値表示装置７２との関係から便宜上
１０００位、ｌＯＯ位。

１０位、１位という表現で入力される数値を説明するが
、倍率としての数値は小数点以下３桁、有効数字４桁の
１０進数として扱われる。

１０００位フラグが′１＃の状態で、入力される数値が
Ｏ又は２〜９の場合は、ステップ５１１０に進んで１０
００位に１０′を表示する。次いで、人力が「０」の場
合は、「１」の場合と共にステップ５１０９に進んで１
０００位フラグを′０″にし、１００位フラグを１１′
にして１００位桁への人ＪＪを待゛り。入力が２〜９の
場合はステップ５１１２で１ｏｏｏ位フラグを′″０″
にした後、ステップ５１１５に進んで入力された数値を
１００位桁に表示する。

１０００位フラグが′″１′のときの以上述べた処理は
、複写倍率として０．６４７〜１．４１４の範囲の数値
を有効なものとして扱うという前提に基くものであシ、
従って、１０００位桁には′１″か１０′のみが表示可
能である。また、このようにすることで、１０００位桁
に′０“を人力させる場合のキー操作が簡略化される。

なお、このような処理を実行しても、１００位以ドに入
力される数帥によっては上記有効複写倍率の・ＩＩ［２
凹外の数値となってしまう場合が生じ得る。このときの
処理については第１１図及び第１２図のサブルーチンの
項で説明する。

１０００位桁に数値が入力されると、１００位フラグが
１１″となり、この状態でテンキーが操作されると１０
０位桁に操作されたキーに対応する数値が入力さｉ、ス
テップ５１１５においてその数値を表示すると共にステ
ップ５１１６で１００位フラグを′０′にして１０位フ
ラグを′″１″にする処理が実行される。以下、１０位
人力、１位入力もテンキーの操作によって行われる。

第１１図のフローチャートは、第１０図の処理によって
入力され、表示されている数値を、次に操作される選択
キーに対応するメモリに記憶させる処理を示すものであ
る。

ステップ５２０１ではまず、第１の倍率設定モードであ
るか第２の倍率設定モードであるかが判定される。ステ
ップ５２０１はフラグＡ又はＲのいずれかが′ＩＮの場
６のみ実行されるものであるから、ここではたとえばフ
ラグＡが１′であるか占かの判定のみが実行され、フラ
グＡが′１″であれば箸１の倍率設定モードであるから
、第１の選択キ一群９５〜９８の操作を判別するステッ
プ５２１８以降へ進み、フラグＡが１′でないとき、即
ちフラグＢが１１′のときは第２の倍率設定モードであ
るから、第２の選択キーＪｉｌＯＯ〜１０３の操作を判
別するステップ５２０２以降へ進む。

第１１図の処理においては、いずれの倍率設定モードに
おいても、基本的には、表示されている数値を操作され
た選択キーに対応するメモリに記憶させることが実行さ
れる。然るに、上述したように、この段階では複写倍率
として許容されている範囲にない数値が表示され得る。

従って、第１１図の処理においては、各キーの操作の判
別の次にステップ５２０３で示されるサブルーチンを実
１１″し、許容範囲外の数値がメモリに記し＃されない
ようになされている。ステップ５２０３の処理を第１２
図に示す。

第１２図において、表示が′０″でない場合、ステップ
５２３０においては表示されている数値が０．６４７よ
り小であるか否かを判定し、小であればステップ５２３
１で表示を０．６４７とする。まだステップ５２３２で
は表示されている数値が１．４１４より大であるか否か
を判定し、大であればステップ５２３３で表示を１．４
１４とする。

従って、第１１図との関連において説明すると、倍率設
定モードにおいて所定の選択キーが操作されると、表示
されている数［直が許容範囲外のものであれば表示を許
容１恨界値としてから、表示されている数値をそのキー
に対応するメモリに記憶させる。メモリに数値を記はさ
せる処理が実行されると、第１の倍率設定モードの場合
はフラグＡを、第２の倍率設定モードの場合はフラグＢ
をそれぞれ′０“として、ステップ５２０６に進む。

ステップ５２０６〜５２０８は、クリア・ストップキー
９１（第５図参照）が操作されたときの処理を示す。ク
リア・ストップキー９１が押されると、ステップ５２０
７，５２０８において表示装置７２に’　ｂｂｂｌ　’
が表示されると共に、フ′ノグＡ　、　Ｂが′Ｏ′とさ
れる。即ち、クリア・ストップキー９１が操作されると
、表示されている数値がクリアされると共に、倍率設定
モードが解除される。従って、これによって表示される
数１１″は、複写枚数の標準設定端としての′″１′で
ある。

第１３図、１４図はそれぞれ第２の選択キ一群１００〜
１０３及び第１の選択キ一群９５〜９８を操作したとき
に実イラされる処理を／１′：、ｔ０第１３図において
、キー１００，１０１，１０２及び１０３のうちのいず
れかが操作されると、夫々のキーに対応して設けられる
発光ダイオード１００ａ、１０１ａ、１０２ａ及び１０
３ａ（第５図参照）のうちの操作されたキーに対応する
ものが点灯され、次いで各対応するメモＩＪＱＩ〜Ｑ４
の内容が′″０″でないｖＡ合に、メモリ内に記憶され
ているｔｌｉ　ｆ＋ｉを倍率データとして？ｎ　２　Ｃ
Ｐυ２０２へ転送し、第１４図のステップＳ　４０　’
６へ進む。

操作されたキーに対応するメモリの内容が′０″であれ
ば同じくステップ５４１２へ進む。

第１４図において、選択キー９５〜９８のうちのいずれ
かが操作されると、この場合は上記同様対応する発光ダ
イオードを点灯さすると共に、任意の倍率設定であるの
で、ステップ５４０２，５４０８．５４１５及び５４２
０において対応するメモ１ＪＱ５−Ｑ８にセットされて
いる数値が表示装置７２に表示される。この表示は、た
とえば各キーが押されているときのみ行われ、キーを放
すと表示装置７２には、他の記・ｍ波層にセットされて
いる複写枚数が呼び出されて表示されるように設定され
ている。この第１の選択キル群の場合も、操作されたキ
ーに対応するメモリに記憶されている数値が％　ＯＮで
ない場合に、その数値が倍率データとして第２ＣＰＵ２
０２へ転送され、′０＃の場合はステップ５４１２へ進
む。

ステップ５４１２．５４１３においては、操作されたキ
ーに対応するメモリの内容が０′であった場合、選択キ
ーの操作がなされるまで選択されていた倍率値が選択さ
れ、″０＃選択状態を示すフラグＭを″１“とする。フ
ラグＭが１とされ、操作されたキーが放されると処理は
ステップ５４２４へ進み、ステップ５４２５でフラグＭ
を′０″にすると共に、ステップ５４２６においてはス
テップ５４１２で呼び出された１前の“メモリに対応せ
る発光ダイオードが点灯され、ステップ５４２７ではそ
のメモリに記憶されている数値が第２　ｃ　ｔ’Ｕ２０
２へ転送される。即ち、数１ｉ！’０’を有するメモリ
と対応しているキーが操作されても、その操作が何もな
されなかった場合と同じ状態となるように処理される。

以−ヒが本発明の倍率設定装置における設定動作の説明
である。この説明から明らかな如く、この倍＋＜設定装
置によれば、使用Ｍ　ｉｔノに要求される任意の複写倍
率については第１の倍率設定モードを用いて容易に設定
し、まだ必・要に応じていつでもその倍率を呼び出して
設定された倍率を表示によって確認しつつ複写機の制御
データとしてその故Ｉｌ）′１が使用できる。また第２
の倍率設定モードによれば、メモとして、あらかじめセ
ットされている所定の複写倍率によって実際に得られる
複写物から、数幀上の複写倍率との１誤差を読み取って
倍率を修正していくといった作業がきわめて容易に行な
えるという効果が達成される。

このようにして設定される数値に対し、レンズ１４はそ
の複写倍率に対応して、第２　ＣＰ　Ｕ　２０２の出力
に基き制御装置２０６によって移動制御されるものであ
るが、ステッピングモータＭ４はたとえば、数１に０．
００１あるいは０．００２に対して１ピ・イチ回転する
ように、正逆方向を含めて駆動制御される。従って、実
用的にはほぼ無段階の変倍が達成される。まだ、光学系
の移動速度も設定数値に対応して可変となるように第２
　ＣＰ　Ｕ２Ｏ５の出力に結き、制ａ１装置２０５によ
って制御されるが、駆動源である直流ＤＣモータの速度
制御に関しては従来から多くの方式が提案あるいは提供
されており、ここでは特に詳述しない。

なお、第５図において、第１の選択キ一群９５〜９８に
隣接するパネル部分７０ａは、所定の筆記具で書き込み
消去可能なホワイトボードや着脱”Ｊ能な粘ｊｌｔステ
ッカあるいは磁力によって着１悦できるパネル等の構成
としておき、使用台が任５８、に設定した数値の倍率の
用途、たとえば「のし紙−Ａ４Ｊ等の文字を書き込むよ
うにすれば使用上便利である。パネル部分７０ａは、必
要に応じて他のパネル部分と凹又は凸の段差を設けても
良い。

複写！ＴＩＩｊ作 第１５図は、複写機の複写！ＴＵノ作の制御の一例を示
すフローチャートである。これについて、第１７図のタ
イムチャートを参照しつつ簡単に説明する。

プロ゛ンク１０においては、プリン叶スイ゛ンチのオン
によって、メインモー外Ｍｌ、現像モーターＭ２．帯電
用チャージャ１２．転写用チャージャ１４をそれぞれ作
動せしめると共に、コピー動作中であることを意味する
コピーフラグを１１“にセットし、制御用のタイマー１
”−Ａ　、　’ｌ”−Ｂをスタートさせ、選択された側
の給紙ローラのクラッチをオンさせる。

ブロック１１では、このタイマーＴ　−Ａの終了を判定
して給紙クラッチをオフする。

ブロック１２では、タイマー’ｌ”　−１（の終了を判
定して、スキャンモータＭ３をオンしてスキャン動作を
開始させる。

ブロック１３においては、スキャン動作中にタイミング
信号が出力されたとき、タイミングローラクラッチＣＬ
　３をオンすると共に、タイマー（］”−Ｃをセットす
る処理が実行される。タイミングローラ３５によって、
複写シートは感光体ドラム１０上の像と同期して搬送さ
れる。

ブロック１４においては、タイマーＴ　−Ｃの終了を判
定して、帯′市、スキャンモータ、タイミングローラク
ラッチをそれぞれオフする。なお、タイマーＴ−Ｃは、
使用される複写シートのサイズ等に応じて可変に設定し
ても良い。

ブロック１５においては、リターン動作に伴って光学系
が定位置に復帰して定位置スイッチがオンしたとき、現
象モーターＭ２．転写チャージャ１４をそれぞれオフと
し、コピーフラグを０′にすると共に、タイマーＴ−Ｄ
をセットする処理が実行される。

ブロック１６においては、タイマー１”−Ｄの終了を判
定し、メインモータＭｌ（、オフする。ブロック１７は
、各種出力のだめの処理を実行する。

なお、以上のフローチャート及びタイムチャートで説明
したタイマー゛１”−Ａ〜’Ｉ”−Ｄ等は、内部タイマ
ーによって規定された時間内に実行されるＭＣ５０の処
理の１ルーチンに′１＃宛カウントアツプされるように
プログ゛ンムされだテジタルタイマであり、タイムアツ
プ時間は故１′直データとして１、己憶されている。

ヌカ　毛 以上詳述したようにこの発明は極めて簡ｒｌｔな操作に
より複写倍率を無段階に設定できるので、使用菌にとっ
ては、随意の時点で随、はの倍率で複′す′が１り能と
なり、複写機の操作−１：、　園めて１史利である１゜
寸だあらかじめ設定された腹写倍ｔにＺ・］シ、使用菌
レベルでその実際の腹′す′倍率との誤差を修ＩＩてき
、１１：確な変倍複写を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明が適用される複写機の一例を示す図、
第２図は第１図の両写機におけるレンズの位置関係を示
す図、第３図は第１図の複写機におけるミラー移動機構
の斜視図、第４図は＠１図の複写機におけるミラー揺動
機構の斜視図、第５図は箔１図の複写機の操作盤を示す
平面図、第６図はこの発明の一実施例を示すブロック図
、第７図は第６図の実施例に用いられる出ツＪ回路図、
第８図はこの発明の要部の概略＃ｌＪ作を示すフローチ
ャート、第９図は特定倍率の設定プログラムを示すフロ
ーチャート、第１０図）ま設定倍率の表示Ｊｊ法の一例
を示すフローチャート、第１１図は倍率の設定プログラ
ムの詳細を示すフローチャート、第１２図は第１１図の
設定プログラムにおけるサブルーチンの詳細を示すフロ
ーチャート、第１３図は特定倍率の読出プログラムを示
すフローチャート、第１４図は任、け倍率の読出プログ
ラムを示すフローチャート、第１５図は複写動作を示す
フローチャート、第″１６図は箸１５図に４くす腹写妨
Ｊし１ 作の要部を示す波ノ１シコある。 ７２・・・・・・表示品、　　　　７１・・・・・・プ
リントスイッチ８０〜８９・・・・・テンキー ９５〜９８，１００〜１０３・・・・・・選択キーＱ１
〜　Ｑ８　・・・・・・記・１意部牛！ｌ’　ｌｊ’ｌ
出願人　ミノルタカメラ株式会刊代　ｆｌｌ　　人　方
坤士ｈ　山　イν　外２名第７図 第８図 手続補正書（自発） 昭和５７年１２月９日 特許庁長　官　殿 １事件の表示 昭和５７年特許願第　　９１８７７　　　万２発明の名
称 複写倍率設定装置 ３補正をする者 事件との関係　特許出願人 ズズｆ力コクプイ 住所　大阪市東区安土町２丁目３０番地大訳国際ビル名
称　（６０７）　　　　ミノルタカメラ（ス式会社４代
理人 住所　大阪府大阪市東区本町２−１０　本町ビル内氏名
　弁理士（６２１４）青　山　葆　はか　２名７、補正
の内容 （へ明細書中、以下の項を補正する。 （１）３頁１２行ないし１３行「や、アップ・・・倍率
値を変」を削除。 （２）３頁１４行「えるものもあ」を「も考えられ」に
訂正。 （３）６頁５行ｒ２１．２８Ｊとあるをｒ２１　（ＣＬ
２）　。 ２Ｂ　（ＣＬ８）　Ｊに訂正。 （４）６頁７行「２６」のあとにｒ　（ｃｔｌ）　Ｊを
押入。 （５）８頁１６行「初値」とあるを「数段」に訂正。 （６）１４頁６行のあとに改行して、「このＲＡＭ２０
３はたとえば電池バックアップされ、電源がしゃ断され
ても記憶内容は保持される。」を挿入。 （ハ）第１図、第６図１．第１０図、第１１図、第１３
図を別紙のとおり訂正する。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の選択キーと、 外部操作可能な数値入力手段と、 上記選択キーの各々に対応した記憶手段と、上記数値入
   力手段によって入力された数値を。 上記複数の選択キーの内の操作されたキーに対応する記
   憶手段に記憶させると共に、選択キーが操作されたとき
   に記憶された数値が複写倍率となるように複写機の動作
   モードを設定する制御手段と全有することを特徴とする
   複写倍率設定装置。
2. （２）数値入力手段によって入力された数値を表示する
   表示手段２有する特許請求の範囲第１項に記載の複写倍
   率設定装置。
3. （３）複写機全複写倍率設定モードに切換えるための切
   換え手段を有する特許請求の範囲第１項に記載の複写倍
   率設定装置。
4. （４）複写倍率設定モードにおいてのみ上記数値入力手
   段からの信号が記憶手段にセットされ得るようにした特
   許請求の範囲第３項に記載の複写倍率設定装置。
5. （５）数値表示手段と切換手段とを有し、切換手段が操
   作されて倍率設定モードになると、表示手段の表示がク
   リアされて、数値入力手段からの入力を待つ待機状態と
   なる特許請求の範囲第１項に記載の複写倍率設定装置。
6. （６）複数の選択キーのうち、特定のキ一群に対応する
   記憶手段に対して所定の数値をプリセットする初期設定
   機能を有する特許請求の範囲第１項に記載の複写倍率設
   定装置。
7. （７）この特定のキ一群に対応する記憶手段にプリセッ
   トされる数値の組合せを選択するための操作手段を有す
   る特許請求の範囲第６項に記載の複写倍率設定装置。