JPS5820861B2 - 給紙装置用原稿ホルダ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は給紙装置用原稿ホルダｉこ係り、特１こファク
シミリ装置等１こ原稿を給送するの奢こ適した送りロー
ラ方式の給紙装置１こ用いる原稿ホルダ１こ係る。

原稿載置台に載置された原稿を一枚づつ送りローラ１こ
より送出する形式の給送装置１こ於いて１重送等の給送
ミスの発生を低減するため１こ、前記原稿載置台１こ、
一端部を枢支された複数枚の挾持板を有する原稿ホルダ
を増付け、前記原稿ホルダの前記各挾持板間１こ原稿を
挾み込んで原稿の予分離を行うことが提案されている。

本発明は上述した如き目的で使用される給紙装置用原稿
ホルダを提供することを主たる目的としており、又、原
稿の分離性１こ富み、しかも使い易い原稿ホルダを提供
することをその詳細な目的としている。

これらの目的は５本発明１こよれば、一端部を枢支され
た複数枚の挾持板を有し、その各挾持板間に原稿を挾み
込まれる給紙装置用原稿ホルダ］こ於いて、前配挾持板
は各々原稿送りローラが入る開口部を有しており、且つ
その開口部の両側部分１こ突出部を有している如き給紙
装置用原稿ホルダ１こよって達成される。

以下ｆこ添付の図を用いて本発明を実施例１こついて詳
細１こ説明する。

添付の第１図は本発明ｔこよる給紙装置用原稿ホルダの
一つの実施例を示す斜視図であり、第２図はその原稿ホ
ルダを広げた状態を示す側面図であり、第３図は要部の
正面図である。

原稿ホルダ１は複数枚の実質的１こ平板状の挾持板２を
複数枚重している。

この挾持板２１マ各々その一端部１こ二つの長孔３を有
しており、この長孔３の各々１こ係合した支持輪４によ
って枢支連結されている。

前記二つの支持輪４，４は一本の支持軸５１こ固定連結
されている。

前記挾持板２は合性樹脂板やクラフト紙等の紙１こよっ
て構成されていて良く、この実施例の場合、捲られ易い
ようその長さｆこ各々変化を有している。

即ち、前記挾持板２はその上側のものより下側のもの１
こ向う１こ従い長さが徐々に短くなっている。

前記挟持板２は各々原稿の密着を防止し、又挟持板同士
の密着を防止するため１こ。

各々複数個の貫通孔６を穿設されており、又各々の表裏
両面に高さが０．２〜０．５ｍｍ程度の細い凹凸処理を
施されている。

又前記挾持板２はその一方の側縁１こでベローズ１１こ
より互い（こ開閉自在な態様１こて連結されている。

このベローズＴは、第２図１こ示されている如く、原稿
差込み時ｆこ各挟持板２が必要以上１こ開くことを防止
し、原稿を各挾持板間に挾み易いようｔこしている。

又前記挾持板２は図Ｅこは示されていない給送装置の側
部ガイド要素を受は入るための側部切欠開口８を有して
いる。

前記挾持板２は各々その自由端側の幅方向中央部１こ給
送装置の原稿送りローラＲを受は入る切欠開口９を有し
ており、又その切欠開口９の両側部分子こほぼ半球状の
突起１０を有している。

挾持板２の切欠開口９の両側部、換言すれば第３図１こ
良く示されている如く、給紙装置の送りローラＲが挾持
板２間ｆこ挾み込まれている原稿Ｓ＃こ作用する部分の
両側部１こ、突起１０が設けられていること１こより、
前記原稿Ｓは図示されている如く、少くとも前記送りロ
ーラＲが作用する部分１こて互いに充分な間隙をもって
引き離され、又前記突起’１０ 、１０間にである程度
の張力を与えられるようになる。

この結果、送りローラＲと送出すべき最上位の原稿Ｓと
の間１このみ大きな摩擦力が作用するよう］こなり、又
原稿同士の間では実質的な摩擦力が作用しなくなる。

このため、前記挾持板２間１こ挾み込まれているＳは前
記送りローラＲによって一枚づつ確実１こ分離給送され
るようになる。

挾持板２の突起１０，１０間に位置する部分の原稿Ｓ］
こ対しより大きい張力を与え、前記送りローラＲと前記
原稿Ｓとの間の摩擦力をより大きくしたい場合は、第４
図擾こ示されている如く、原稿ホルダの最上位の挾持板
２を他のもの１こ比して厚くシ、それを錘として作用さ
せれば良い。

又これ以外をこ、第５図及び第６図１こ示されている如
く。

前記送りローラＲの軸１１１こ錘要素１２を取付け。

この錘要素１１ｔこよって挾持板２を押えるようＧこし
ても良い。

尚、この場合、前記錘要素１２は。図示されている如く
、挾持板２の突起１０の各々外方近傍部に対応する位置
に設けられていることが好ましい。

錘要素１２は、長孔１２ａで上下動自在である。

挾持板２］こ設ける突起１０は半球状突起以外Ｉこ。

たとえば第７図Ｉこ示されている如く、切欠開口９の各
縁部１こ沿って設けられたコの字形の突条であっても良
く、又第８図に示されている如く切欠開口９の両側縁部
を折り曲げてそれを立上げたものであっても良い。

本発明１こよる原稿ホルダ１は突起１０の部分１こ係合
しないような原稿の場合、効果を奏しないから、その分
離給送可能な最小原稿の識別を行うための識別孔１３（
第１図参照）を有している。

前記識別孔１３＃こ原稿が差し掛っていればその原稿は
給送可能であり、その識別孔１３に差し掛らないような
原稿は分離給送不可能である。

尚、かかる識別は、第９図１こ示されている如く、切欠
開口９を二段型１こし、その段部９の部分１こ原稿が差
し掛っているか否か１こよって給送できる原稿と給送で
きない原稿の識別を行なっても良い。

又第１０図は本発明１こよる原稿ホルダの他の一つの実
施例を示している。

かかる実施例の場合は。挾持板２の各蛸こ矩形状の開口
部１４が設けられており、その開口部１４の両側部１こ
突起１０が設けられている。

又この実施例の場合、挟持輪４が三角形状１こなってお
り、この挟持輪１こよって挾持板２の自由端側１こ段差
が与えられている。

以上（こ於いては本発明を特定の実施例１こついて詳細
１こ説明したが本発明はこれらの実施例（こ限られるも
のではなく本発明の範囲内１こて種々の修正が可能であ
ることは当業者１ことって明かであろう。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明蚤こよる給紙装置用原稿ホルダの一つの
実施例を示す斜視図、第２図はその原稿ホルダを用いた
状態を示す側面図、第３図は同じくそれの要部を示す正
面図、第４図は本発明１こよる原稿ホルダの他の一つの
実施例を示す要部の正面図、第５図は本発明をこよる原
稿ホルダの更）こ他の一つの実施例を示す要部の正面図
、第６図は第５図の線■−ｖｔｔこ沿う断面図、第１図
及び第８図は各々本発明蕾こかかる原稿ホルダ１こ設け
られる突起の他の実施例を示す要部の斜視図、第９図及
び第１０図は各々本発明１こよる原稿ホルダの他の実施
例を示す斜視図である。 １・・・・・・原稿ホルダ、２・・・・・・挾持板、３
・・・・・・長孔。 ４・・・・・・支持輪、５・・・・・・支持軸、６・・
・・・・貫通孔、１・・・・・・ベローズ、８・・・・
・・側部切欠開口、９・・・・・・切欠間０．１０・・
・・・・突起、１１・・・・・・軸、１２・・・・・俳
部材、１３・・・・・・識別孔、１４・・・・・・開口
部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １一端部を枢支された複数枚の挾持板を有し。 その各挾持板間に原稿を挾み込まれる給紙装置用原稿ホ
   ルダに於いて、前記挾持板は各々給紙装置の原稿送りロ
   ーラが入る開口部を有しており、且つその開口部の両側
   部分Ｉこ突出部を有していることを特徴とする給紙装置
   用原稿ホルダ。