JPS58207492A - シ−ルド掘進機の切羽安定制御方法 - Google Patents

シ−ルド掘進機の切羽安定制御方法

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JPS58207492A
JPS58207492A JP8973082A JP8973082A JPS58207492A JP S58207492 A JPS58207492 A JP S58207492A JP 8973082 A JP8973082 A JP 8973082A JP 8973082 A JP8973082 A JP 8973082A JP S58207492 A JPS58207492 A JP S58207492A
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JP
Japan
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face
penetration resistance
curve
cutter
stability
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Pending
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JP8973082A
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English (en)
Inventor
勝生 牟田口
安本 匡剛
義雄 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Toda Corp
Original Assignee
IHI Corp
Toda Corp
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Publication date
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Publication of JPS58207492A publication Critical patent/JPS58207492A/ja
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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシールド掘進機の切羽安定制御方法に係り、特
に切羽(あるいはカッター室)の貫入抵抗曲線からそれ
が安定状態にあるか否かを的確に判断し、これに基き切
羽安定剤の注入量等の増減制御を行うことにより、切羽
の安定を確実に維持し得るようになしたシールド掘進機
の切羽安定制御方法に関する。
従来のシールド掘進機における切羽崩壊防止方法として
は、シールドフレーム前端部に設けられたカッターによ
り掘削されカッター室内に取り込捷れた掘削土砂の土圧
全土圧検出器で検出し、この土圧検出値に基いてカッタ
ー室からの掘削土砂の搬出量等を制御し、カッター室の
土圧を一定に保持し切羽の崩壊を抑える方法が知られて
いる。しかしながら、この方法では切羽の安定度を単に
カッター室内の土圧の高低すなわち圧力の絶対値のみで
判断しているが、土圧は切羽の土質等の変化によっても
変わってしまうものであジ、土圧のみでは切羽が安定か
不安定か、あるいは圧縮状態であるか非圧縮状態である
か全正確に判断することはできない。従って、土圧検出
器の検出値によりカッター室からの掘削土砂の搬出量等
を制御したとしても、真の切羽の安定を図ることはでき
ない・ 本発明は、以上の従来の問題点を有効に解決すべく創案
されたものであり、本発明の目的は、切羽等の貫入抵抗
曲線からそれが安定状態にあるか否かを正確に判断し、
これに基き切羽安定剤の注入量等の増減側g<行うよう
に構成したことにより、切羽の安定を確保することがで
き、また切羽安定剤の最適注入全達成することができる
シールド掘進機の切羽安定制御方法を提供することKあ
3− る。
以下−に本発明の好適一実施例を添付図面に従って詳述
する。
第1図において、1はシールド掘進機の円筒状のシール
ドフレームであり、その前端部には切羽Ei掘削するた
めのカッター2が回転自在に設けられている。カッター
2後方のシールドフレーム1内には、カッター2によジ
掘削された掘削土砂st収容するカッター室3を区画す
る隔壁4が設けられている。また、カッタ−2中央部よ
り隔壁4を密閉状に貫通させてカッター2を回転駆動す
る駆動軸5が設けられ、駆i軸5には、これを駆動する
駆動モータ6が連結されている。更に駆動軸5VCは、
その中心部に嵌挿されカッタ−2前面より出没自在にパ
イル状の貫入抵抗計測装置7が設けられている。貫入抵
抗計測装置7先端には、貫入抵抗全検知するセンサが取
り付けられており、貫入抵抗計測装置7を切羽Eに貫入
することによりその貫入量(ないしストローク)とその
ときの貫入抵抗値とが計測される。貫入抵抗計測装置7
で計測4− された各貫入量での貫入抵抗値は電気信号に変換され信
号処理装置8に入力されるようになっている。
一方、カッター室3には、これに粘土、ベントナイト、
CMC等の単体あるいはこれらの混合物からなる切羽安
定剤di注入するための切羽安定剤注入管9が接続され
、注入管9には切羽安定剤dを貯留するタンク10が連
設されている。切羽安定剤注入管9には、カッター室3
への切羽安定剤dの注入量を制御するための注入ポンプ
11が設けられている。カッター2には、スリットが形
成されており、カッター室3に注入された切羽安定剤d
が切羽Eへと浸透し得るようになっている。
更に、カッタ−2背面には、カッター室3の掘削土砂S
を攪拌する攪拌翼12が取り付けられている。また、タ
ンク10には、タンク10内に貯留されている切羽安定
剤dを攪拌する攪拌手段13が設けられると共に、シー
ルドフレーム1には、これを切羽Eへと押し込み前進さ
せる推進ジヤツキ14が設けられている。
以上の具体的な装置例に基づいて本方法及びその作用を
以下述べる。
カッター2により切羽Eは掘削され掘削された掘削土砂
Sはカッター室3内に取り込まれ、カッター室3内の掘
削土砂Sは、推進ツヤツキ14の推進速度に応じてシー
ルドフレーム1後方へと排土装置により搬出される。切
羽Eはカッター2によって掘削されるので自然状態の地
山に比べ切羽Eは乱されて膨張しゆるみ音生ずる。この
切羽(地山)Eのゆるみ全押え安定化させるために、切
羽安定剤注入管9よりカッター室3に切羽安定剤dが注
入される。切羽安定剤dはカッター室3内の掘削土砂S
′fr:不透水性、高粘性の泥土状となし、この泥土に
より切羽Eの崩壊を抑えると共に、カッター2のスリッ
トよりカッター室3の切羽安定剤dは切羽Eへと浸透し
切羽E自体全安定化させる。
ところで、従来においては、カッター室3への切羽安定
剤dの注入量をカッター室3の土庄により制御していた
。しかしながら、上述したように土圧は掘削土砂Sの土
質(真比重、含水比等)によっても変化してしまうもの
であり、土圧だけでは切羽Eの安定度を正確に把握する
ことはできず、土庄値により切羽安定剤dの注入量を制
御しても真の切羽の安定は得られない。ところが、種々
の実機テスト全行った結果、切羽の安定度が切羽等の貫
入抵抗の大小には関係なく貫入抵抗曲線の形状ないしパ
ターンにより正確に判断できることが明らかとなった。
すなわち、固い切羽地山のときは貫入抵抗値は大きく、
軟らかい地山のときは貫入抵抗値は小さくなるので、土
圧の場合と同様に貫入抵抗値の絶対値では真の地山の安
定度はわからないが、地山が固かろうが軟らかろうが、
自然状態にあるときが最も地山が安定した状態にあり、
そのときの貫入抵抗曲線は第2図中、曲a aのように
なり、また、切羽地山が圧縮状態にあるときの貫入抵抗
曲線は、第2図中、曲線すのようにその貫入初期の立上
り部のカーブが曲線aよりも上に凸のカーブとなり、ま
た、地山が不安定状態では貫入抵抗曲線の立上り部での
カーブは曲線Cの7− ように下に凸のカーブとなることが明らかになった。そ
こで本発明では、この貫入抵抗曲線の形状、特にその立
上り部での形状により切羽の安定度全判断し、切羽安定
剤の注入量等を制御しようとしている。
貫入抵抗計測装置7を切羽Eに貫入する。貫入抵抗計測
装置7からは貫入量とその貫入量での貫入抵抗値とが電
気信号として信号処理装置8に送られる。信号処理装置
8には、曲線aが安定状態を示す貫入抵抗基準曲線とじ
て予め入力されており、信号処理装置8では貫入抵抗計
測装置7VCより計測された切羽Eの貫入抵抗曲線と上
記貫入抵抗基準曲線とが比較される。すなわち、貫入抵
抗計測装置7からの貫入抵抗値は信号処理装置8で貫入
抵抗曲線として記録され、この貫入抵抗曲線は適宜に拡
大あるいは縮小され、そのプラト一部が曲線aの貫入抵
抗基準曲線のプラト一部に重ね合せられ、立上り部のカ
ーブの凹凸が比較されその差異が検出される。計測され
た貫入抵抗曲線の立上り部のカーブが下に凸であるとき
には、切羽8− Eが不安定状態であるので、信号処理装置8から切羽安
定剤dの注入量を増加させる制御信号を注入ポンプ11
へと送り、注入量全増加させる。また、貫入抵抗曲線の
立上り部のカーブが貫入抵抗基準曲線のそれよりも上に
凸であると検出されたときには、切羽Eが圧縮状態にあ
ることになるから、信号処理装置8は注入ボンf11に
その注入量全減少させる信号を送る。こうして、切羽E
の貫入抵抗曲線が貫入抵抗基準曲線に近似するように切
羽安定剤dの注入量が増減制御され、切羽Eの安定が図
られ、その崩壊は未然に防止される。
このように、切羽の安定、不安定あるいは圧縮状態にあ
るかが貫入抵抗計測装置1の計測により迅速、且つ的確
に判断できるので、切羽安定対策として直ちに切羽安定
剤dの注入it増減して切羽Eの安定を確保できるので
、地盤沈下の発生を大幅に低減できる。また、切羽安定
剤dの注入量を切羽の変動に応じて過不足のない最適な
量とすることができ・経済的である。更に、ノールド掘
進機掘削中、停止中にかかわらず切羽の安定を検出でき
るので施工管理が容易となる。
なお、上記実施例のシールド掘進機はカッター2を駆動
する駆動軸5がシールドフレーム1の中央にあるセンタ
ーシャフト型のものであるが、第4商に示すような周辺
支持型のシールド掘進機においても貫入抵抗計測装置7
を切羽EK貫入して貫入抵抗を計測することにより同様
な切羽安定制御がなされる。丑た、カッター2にはスリ
ットが形成され、スリットを介して切羽Eとカッター室
3とは連通状態にあるので、第3図に示すセンターシャ
フト型のシールドゝ掘進機または第5図に示す周辺支持
型のシールド掘進機において隔壁4に貫入抵抗計測装置
γを取り付け、カッター室3内の掘削土砂Sの貫入抵抗
曲線を計測し、この掘削土砂Sの貫入抵抗曲線が貫入抵
抗基準曲線に近似するように切羽安定剤di増減制御す
るようにしてもよい。
更に、上記実施例においては、切羽安定対策として切羽
安定剤dの注入量全制御したが、計測された貫入抵抗曲
線が安定状態を示す貫入抵抗基準曲線に近似するように
、カッター室3からの掘削土砂Sと切羽安定剤dとを混
合した土砂の搬出量を増減制御するようにしてもよい。
掘削土砂(含切羽安定剤)全シールドフレーム1後方へ
と搬出するための排土装置としては、第6図から第9図
に示すものが挙げられる。第6図では、隔壁4に接続さ
れた排泥管15と排泥管15V′c設けられた排泥ポン
プ16とから排土装置が構成され、また第7図では、そ
の取入口17aがカッター室3内に挿入されたスクリュ
ーコンベヤ1γとその取出口17b側に設けられたコン
ベヤ駆動モータ18とから排土装置が構成されている。
更に第8図の排土装置は第7図のスクリューコンベヤ1
1の取出口17bにロータリフィーダ19全設けたもの
であり、第9図に示す排土装置はリボンスクリュー20
であり、ケーシング21とケーシング21内に回転自在
に支持され、その内周面に土砂搬送用のスパイラル羽根
を有する回転筒体22と筒体22を駆動するモータ23
とからなる。排土量制御は、切羽安定剤をカッター室3
に定量注入しつ11一 つ、貫入抵抗曲線装@7により計測された貫入抵抗曲線
と貫入抵抗基準曲線とを比較し、その差異によジ信号処
理装置8が排土装置に排土量制御信号を送る。第6図か
ら第9図までに示す排土装置によるカッター室3からの
掘削土砂Sの排出量(排土量)制御は排泥ポンプ016
、スクリューコンベヤ17、ロータリフィーダ19及び
リボンスクリュー20の回転数の制御によりなされる。
この排土量制御により切羽Eあるいはカッター室3内が
安定化される。
また、上記実施例においては、信号処理装置8に地山安
定状態における貫入抵抗曲線が貫入抵抗基準曲線として
予め入力されていたが、第10図に示スように、シール
ドフレーム1にも貫入抵抗計測装置1を設け、シールド
フレーム1より貫入抵抗計測装置7をシールドフレーム
1外側の地山Gに貫入し、その貫入抵抗を信号処理装置
8に入力し得られた貫入抵抗曲線全貫入抵抗基準曲線と
して採用し、これと隔壁4に設けられた貫入抵抗計測装
置7により計測された切羽あるいはカッタ12− 一室の貫入抵抗曲線とを比較し、その形状の差異でもっ
て切羽安定剤の注入量あるいはカッター室からの掘削土
砂の搬出量を制御するようにしてもよい。
なおまた、上記実施例においては、貫入抵抗計測装置7
が駆動軸5または隔壁4Vc取り付けられているがカッ
ター2に取り付けるようにしてもよい。更に貫入抵抗計
測装置7を複数設けて数箇所の切羽の貫入抵抗を計測さ
せるようにしてもよい。
以上の説明より明らかなように本発明によれば次のよう
な優れた効果を発揮することができる。
(1)  切羽またはカッター室の掘削土砂の貫入抵抗
曲線により切羽等の安定状態が迅速且つ正確に判断でき
、これに基き直ちに切羽安定剤の注入量またはカッター
室からの掘削土砂の排出量が増減制御されるため、切羽
の安定が常時確実に維持され、地盤沈下も大幅に軽減さ
れる。
(2)切羽安定剤の注入が切羽の状態変化に応じて最適
制御され切羽安定剤の供給が過不足なく行なわれ切羽安
定剤の消費量を低減できる。
(3)  シールド掘進機の掘削中、停止中にかかわら
ず切羽あるいはカッター室の状態を検出できるので施工
管理の容易化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施するためのシールド掘進機の
一実施例を示す側断面図、第2図は貫入抵抗曲線を示す
グラフ、第3図から第5図までは本発明の他の実施例を
それぞれ示す側断面図、第6図から第9図まではカッタ
ー室の掘削土砂を搬出する排土装置全それぞれ示す側断
面図、第10図は本発明の別の実施例を示す側断面図で
ある。 図中、1はシールドフレーム、2はカッター、3はカッ
ター室、4は隔壁、γは貫入抵抗計測装置、8は信号処
理装置、9は切羽安定剤注入管、11は注入ポンプ、1
5は排泥管、16は排泥ポン7’、171dスクリユー
コンベヤ、19tdロークリフイーダ、20はリボンス
クリュー、Eは切羽、Sは掘削土砂、dは切羽安定剤、
Gは地山である。 15− 523−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■、 シールド掘進機に設けられた貫入抵抗計測装置に
    より切羽のあるいはカッターにより掘削されカッター室
    内に取9込まれた掘削土砂の貫入抵抗曲線全計測し、計
    測された貫入抵抗曲線と予め設定された貫入抵抗基準曲
    線と全比較し、該基準曲線に上記貫入抵抗曲線が近似す
    るように、上記カッター室への切羽安定剤の注入量を増
    減制御して、切羽の安定を保持するようになしたことを
    特徴とするシールド掘進機の切羽安定制御方法。 2、 シールド掘進機に設けられた貫入抵抗計測装置に
    より切羽のあるいはカッターにより掘削されカッター室
    内に取り込まれた掘削土砂の貫入抵抗曲線を計測し、計
    測された貫入抵抗曲線と予め設定された貫入抵抗基準曲
    線とを比較し、該基準曲線に上記貫入抵抗曲線が近似す
    るように、上記カッター室からの掘削土砂の搬出量を増
    減制御して、切羽の安定を保持するようになしたことを
    特徴とするシールド掘進機の切羽安定制御方法。 3、 シールド掘進機に設けられた貫入抵抗計測装置に
    よりシールドフレーム側の地山の貫入抵抗曲線と切羽の
    あるいはカッターにより掘削されカッター室内に取り込
    まれた掘削土砂の貫入抵抗曲線とを計測し、これら計測
    された貫入抵抗曲線を比較し、上記地山の貫入抵抗曲線
    に上記切羽のあるいは一カッター室内の掘削土砂の貫入
    抵抗曲線が近似するように、上記カッター室への切羽安
    定剤の注入量を増減制御して、切羽の安定を保持するよ
    うになしたこと全特徴とするシールド掘進機の切羽安定
    制御方法。 4 シールド掘進機に設けられた貫入抵抗計測装置によ
    りシールドフレーム側の地山の貫入抵抗曲線と切羽のあ
    るいはカッターにより掘削されカッター室内に取り込ま
    れた掘削土砂の貫入抵抗曲線とを計測し、これら計測さ
    れた貫入抵抗曲線全比較し、上記地山の貫入抵抗曲線に
    上記切羽のあるいはカッター室内の掘削土砂の貫入抵抗
    曲線が近似するように、上記カッター室からの掘削土砂
    の搬出量を増減制御して、切羽の安定を保持するようK
    なしたことを特徴とするシールド掘進機の切羽安定制御
    方法。
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Cited By (3)

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