JPS602309Y2 - シ−ルド掘進機 - Google Patents
シ−ルド掘進機Info
- Publication number
- JPS602309Y2 JPS602309Y2 JP3763480U JP3763480U JPS602309Y2 JP S602309 Y2 JPS602309 Y2 JP S602309Y2 JP 3763480 U JP3763480 U JP 3763480U JP 3763480 U JP3763480 U JP 3763480U JP S602309 Y2 JPS602309 Y2 JP S602309Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- excavation
- amount
- discharger
- sand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシールド掘進機に関する。
シールド工法では掘削排土量を早期に確認し、取込量不
足または取込量過多のないよう管理することが最も重要
である。
足または取込量過多のないよう管理することが最も重要
である。
すなわち取込量不足の場合は地盤を隆起を招き、取込量
不足の場合は地盤沈下を発生するなど地上への影響が大
きい。
不足の場合は地盤沈下を発生するなど地上への影響が大
きい。
スクリュー排土式の密閉型シールド掘進機の場合、掘進
速度とスクリューの回転数とを連動させて排土量を調整
しいるが、実現には土質やスクリューの性能によりスク
リューの排土能力が変動し、排土量の自動制御は困難で
ある。
速度とスクリューの回転数とを連動させて排土量を調整
しいるが、実現には土質やスクリューの性能によりスク
リューの排土能力が変動し、排土量の自動制御は困難で
ある。
特に日本のように土地の変化の激しい地盤では自動制御
はほとんど不可能に近く、大意的な運転により対処して
いるのが実状である。
はほとんど不可能に近く、大意的な運転により対処して
いるのが実状である。
本考案によるシールド掘進機は、スクリューディスチャ
ージャの排土量とカッターヘッドの掘削量すなわち掘進
速度とを早期検知するとともに、スクリューディスチャ
ージャのスクリュー羽根の回転数を制御することにより
、掘進速度に対する排土量を自動制御できるようにした
ものである。
ージャの排土量とカッターヘッドの掘削量すなわち掘進
速度とを早期検知するとともに、スクリューディスチャ
ージャのスクリュー羽根の回転数を制御することにより
、掘進速度に対する排土量を自動制御できるようにした
ものである。
このため本考案によるシールド掘進機は、切羽加圧室内
の土砂をその後部の大気圧室に移送可能で、かつ出口部
にコーンバルブを有するスクリューディスチャージャを
設け、 前記スクリューディスチャージャの出口近傍のスクリュ
ーケーシングに取付けられ、その一部が前記スクリュー
ディスチャージャを通りその内部のサンドプラグゾーン
に突出して、排出土砂により回転される回転輪体を設け
るとともに、この回転輪体の回転数を検出可能な回転数
検出器を設け、 掘進用ジヤツキの伸展速度を検出可能な掘進速度検出器
を設け、 回転数検出器の出力と掘進速度検出器の出力とからスク
リューディスチャージャの排土量とカッターヘッドの掘
削量とを演算比較し、それぞれの値が一致するようにス
クリューディスチャージャのスクリューの回転数を制御
する制御演算器を設け、 たものである。
の土砂をその後部の大気圧室に移送可能で、かつ出口部
にコーンバルブを有するスクリューディスチャージャを
設け、 前記スクリューディスチャージャの出口近傍のスクリュ
ーケーシングに取付けられ、その一部が前記スクリュー
ディスチャージャを通りその内部のサンドプラグゾーン
に突出して、排出土砂により回転される回転輪体を設け
るとともに、この回転輪体の回転数を検出可能な回転数
検出器を設け、 掘進用ジヤツキの伸展速度を検出可能な掘進速度検出器
を設け、 回転数検出器の出力と掘進速度検出器の出力とからスク
リューディスチャージャの排土量とカッターヘッドの掘
削量とを演算比較し、それぞれの値が一致するようにス
クリューディスチャージャのスクリューの回転数を制御
する制御演算器を設け、 たものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案のシールド掘進機の概略図を示し、1は
シールド掘進機本体、2は本体1先端に取付けられたカ
ッターヘッド、3はカッターヘッド2の背部に形成され
た切羽加圧室、4は隔壁5を通して切羽加圧室3とその
後部の大気圧室6との間にわたり配設されたスクリュー
ディスチャージャ、7はスクリューディスチャージャ4
の出口部下方から後方にわたって配置されたベルトコン
ベヤ、8は掘削後の隙道内に設置されたセグメント覆工
、9は本体1を推進させるためにセグメント覆工8と本
体1との間に介装された掘進用ジヤツキである。
シールド掘進機本体、2は本体1先端に取付けられたカ
ッターヘッド、3はカッターヘッド2の背部に形成され
た切羽加圧室、4は隔壁5を通して切羽加圧室3とその
後部の大気圧室6との間にわたり配設されたスクリュー
ディスチャージャ、7はスクリューディスチャージャ4
の出口部下方から後方にわたって配置されたベルトコン
ベヤ、8は掘削後の隙道内に設置されたセグメント覆工
、9は本体1を推進させるためにセグメント覆工8と本
体1との間に介装された掘進用ジヤツキである。
第2図は本考案の要部であるスクリューディスチャージ
ャ4の詳細を示す。
ャ4の詳細を示す。
10はスクリューケーシング11内に設置されたスクリ
ュー羽根、12は該スクリュー羽根11を軸心周りに回
転駆動する駆動装置としての例えば油圧モータである。
ュー羽根、12は該スクリュー羽根11を軸心周りに回
転駆動する駆動装置としての例えば油圧モータである。
13はスクリュー軸に挿通されてスクリューケーシング
11の出口部に装着されたコーンバルブであり、該コー
ンバルブ13により排出土砂が押し付けられるため、ス
クリューケーシング11内の出口部近傍にサンドプラグ
ゾーン14が形成され、スクリュ−ケーシング11内部
は大気圧室6に対して密閉される。
11の出口部に装着されたコーンバルブであり、該コー
ンバルブ13により排出土砂が押し付けられるため、ス
クリューケーシング11内の出口部近傍にサンドプラグ
ゾーン14が形成され、スクリュ−ケーシング11内部
は大気圧室6に対して密閉される。
15は前記サンドプラグゾーン14に対応するスクリュ
ーケーシング11の周壁に設けられた回転輪体で、その
一部はサンドプラグゾーン14に突出しており、排出土
砂により強制回転せしめられる。
ーケーシング11の周壁に設けられた回転輪体で、その
一部はサンドプラグゾーン14に突出しており、排出土
砂により強制回転せしめられる。
16は前記回転輪体15に結合された検出用回転体で、
回転数検出器17は該検出用回転体16を介して前記回
転輪体1;5の時間当りの回転数を検出し、通過排土量
として変換器18を通して出力される。
回転数検出器17は該検出用回転体16を介して前記回
転輪体1;5の時間当りの回転数を検出し、通過排土量
として変換器18を通して出力される。
該出力を例えば指示計19を表示した場合、掘削土量と
して表示可能である。
して表示可能である。
すなわちサンドプラグゾーン14では土砂はスクリュー
ケーシング11に充満されづたまま出口部へ移動するた
め、土砂の移動速度を回転輪体15で回転に変え、排土
量として検出しようとするものである。
ケーシング11に充満されづたまま出口部へ移動するた
め、土砂の移動速度を回転輪体15で回転に変え、排土
量として検出しようとするものである。
回転輪体15の回転数と排土量との関係は次式で示され
、比例関係にある。
、比例関係にある。
V= (D2’ Di”) ・dvn X60=に
−nここで■:排土量(ポ/H) D2ニスクリユーケーシング内径(m) D1ニスクリユー軸径(m) d:回転輪体直径(m) n:回転輪体回転数(rpm) 第1図のシールド掘進機において、回転数検出−器17
の出力は変換器18を介して制御演算器20に入力され
、一方掘進速度検出器21は掘進用ジヤツキ9の伸展速
度を検出し、変換器22を介して制御演算器20に入力
される。
−nここで■:排土量(ポ/H) D2ニスクリユーケーシング内径(m) D1ニスクリユー軸径(m) d:回転輪体直径(m) n:回転輪体回転数(rpm) 第1図のシールド掘進機において、回転数検出−器17
の出力は変換器18を介して制御演算器20に入力され
、一方掘進速度検出器21は掘進用ジヤツキ9の伸展速
度を検出し、変換器22を介して制御演算器20に入力
される。
制御演酸器20において、回転数検出器17の出力と推
進速度【検出器21の出力とからディスチャージャ4の
排土量とカッターヘッド2の掘削量とが演算比較され、
それぞれの値が一致するように油圧ポンプ23の吐出量
変化または流量弁の流量変化を行ない、油圧モータ12
の回転数をフィードバック制御する。
進速度【検出器21の出力とからディスチャージャ4の
排土量とカッターヘッド2の掘削量とが演算比較され、
それぞれの値が一致するように油圧ポンプ23の吐出量
変化または流量弁の流量変化を行ない、油圧モータ12
の回転数をフィードバック制御する。
第3図は制御系の系統図を示し、掘進速度aにより演算
器24を介して決定された流量すで油圧モータ12は駆
動され、掘削土砂は排出され、その排土量Oは制御演算
器20において前記掘進速度aど比較され、その比較値
によて流量すは制御されて、油圧モータ12の回転数を
変化させる。
器24を介して決定された流量すで油圧モータ12は駆
動され、掘削土砂は排出され、その排土量Oは制御演算
器20において前記掘進速度aど比較され、その比較値
によて流量すは制御されて、油圧モータ12の回転数を
変化させる。
以上本考案によれば、回転数検出器からの出力にもとづ
いて演算されるスクリューディスチャージャの排土量と
、推進速度検出器からの出力にもとづいて演算されるカ
ッターヘッドの掘削量とを演算比較し、それぞれの値が
一致するようにフィードバック機構によりスクリューデ
ィスチャージャのスクリューの回転数を制御するように
したため、掘進速度を排土量の自動制御が容易となる。
いて演算されるスクリューディスチャージャの排土量と
、推進速度検出器からの出力にもとづいて演算されるカ
ッターヘッドの掘削量とを演算比較し、それぞれの値が
一致するようにフィードバック機構によりスクリューデ
ィスチャージャのスクリューの回転数を制御するように
したため、掘進速度を排土量の自動制御が容易となる。
特に、回転数検出器は、回転輪体の回転数を検出するだ
けの簡単な構造でありながら、排土量を容易かつ正確に
検出できるものであり、特に粘性土に対してかなりの性
能を発揮できるのみならず、土質変化への対応が容易で
あり、掘削土量を体積で管理することが好ましいシール
ド工法の場合に有利である。
けの簡単な構造でありながら、排土量を容易かつ正確に
検出できるものであり、特に粘性土に対してかなりの性
能を発揮できるのみならず、土質変化への対応が容易で
あり、掘削土量を体積で管理することが好ましいシール
ド工法の場合に有利である。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はシールド掘進
機に適用した場合の全体構成図、第2図は要部断面図、
第3図は第1図の制御系統図である。 4・・・・・・スクリューディスチャージャ、9・・・
・・・推進用ジヤツキ、12・・・・・・油圧モータ、
14・・・・・・サンドプラグゾーン、15・・・・・
・回転輪体、17・・・・・・回転数検出器、21・・
・・・・掘進速度検出器。
機に適用した場合の全体構成図、第2図は要部断面図、
第3図は第1図の制御系統図である。 4・・・・・・スクリューディスチャージャ、9・・・
・・・推進用ジヤツキ、12・・・・・・油圧モータ、
14・・・・・・サンドプラグゾーン、15・・・・・
・回転輪体、17・・・・・・回転数検出器、21・・
・・・・掘進速度検出器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 切羽加圧室内の土砂をその後部の大気圧室に移送可能で
、かつ出口部にコーンバルブを有するスクリューディス
チャージャを設け、 前記スクリューディスチャージャの出口近傍のスクリュ
ーケーシングに取付けられ、その一部が前記スクリュー
ケーシングを通りその内部のサンドプラグゾーンに突出
して、排出土砂により回転される回転輪体を設けるとと
もに、この回転輪体の回転数を検出可能な回転数検出器
を設け、掘進用ジヤツキの伸展速度を検出可能な掘進速
度検出器を設け、 回転数検出器の出力と掘進速度検出器の出力とからスク
リューディスチャージャの排土量とカッターヘッドの掘
削量とを演算比較し、それぞれの値が一致するようにス
クリューディスチャージャのスクリューの回転数を制御
する制御演算器を設け、 たことを特徴とするシールド掘進機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3763480U JPS602309Y2 (ja) | 1980-03-22 | 1980-03-22 | シ−ルド掘進機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3763480U JPS602309Y2 (ja) | 1980-03-22 | 1980-03-22 | シ−ルド掘進機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56138311U JPS56138311U (ja) | 1981-10-20 |
JPS602309Y2 true JPS602309Y2 (ja) | 1985-01-22 |
Family
ID=29633188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3763480U Expired JPS602309Y2 (ja) | 1980-03-22 | 1980-03-22 | シ−ルド掘進機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602309Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59192196A (ja) * | 1983-04-14 | 1984-10-31 | 鹿島建設株式会社 | 土圧式シ−ルド掘進機の掘削制御装置 |
-
1980
- 1980-03-22 JP JP3763480U patent/JPS602309Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56138311U (ja) | 1981-10-20 |
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