JPS58201861A - 防錆塗料組成物 - Google Patents
防錆塗料組成物Info
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- JPS58201861A JPS58201861A JP8239282A JP8239282A JPS58201861A JP S58201861 A JPS58201861 A JP S58201861A JP 8239282 A JP8239282 A JP 8239282A JP 8239282 A JP8239282 A JP 8239282A JP S58201861 A JPS58201861 A JP S58201861A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、防錆塗料組成物に関する。更に詳しくは防錆
油を塗布し一次的に防錆処理をほどこした鋼材に対して
、防錆油を除去することなしに塗装した場合においても
、良好な密着性および防食性を示す新規な防錆塗料組成
物に関する。
油を塗布し一次的に防錆処理をほどこした鋼材に対して
、防錆油を除去することなしに塗装した場合においても
、良好な密着性および防食性を示す新規な防錆塗料組成
物に関する。
従来、鋼板の防錆を目的として塗装を施す場合、亜鉛末
を多く含む塗料、いわゆるジンクリッチプライマーが用
いられる場合が多い。
を多く含む塗料、いわゆるジンクリッチプライマーが用
いられる場合が多い。
ジンクリッチプライマーが優れた防食性を示す為には、
被塗物である鋼板に対し、プラスト処理、溶剤洗滌、酸
洗などの前処理を施すことが必要といわれている。すな
わち、鋼板は一般に表面に防錆油を塗布し、−次的な防
錆処理が施されており、従来のジンクリッチプライマー
を塗装する場合にはこの防錆油を除去することが必要で
あり、この防錆油を除去する工程を省略した場合には、
ジンクリッチプライマーは鋼板に対し密着不良となり、
防食性を発現し得ないのが実情であった。
被塗物である鋼板に対し、プラスト処理、溶剤洗滌、酸
洗などの前処理を施すことが必要といわれている。すな
わち、鋼板は一般に表面に防錆油を塗布し、−次的な防
錆処理が施されており、従来のジンクリッチプライマー
を塗装する場合にはこの防錆油を除去することが必要で
あり、この防錆油を除去する工程を省略した場合には、
ジンクリッチプライマーは鋼板に対し密着不良となり、
防食性を発現し得ないのが実情であった。
防錆塗料を塗装する際に、被塗物である鋼板表面の防錆
油を除去することは工程が煩雑となるものであり、その
ため、防錆油を塗布した鋼板上に塗装した場合でも良好
な密着性および防食性を発現する防錆塗料の出現が望ま
れている。
油を除去することは工程が煩雑となるものであり、その
ため、防錆油を塗布した鋼板上に塗装した場合でも良好
な密着性および防食性を発現する防錆塗料の出現が望ま
れている。
のHの
本発明は、防錆油を塗布しである鋼板に対してへ
家防錆油を除去することを目的とする何等の前処理も行
うことなしに塗装した場合においても良好な密着性およ
び防食性を示す防錆塗料組成物を提供することにある。
うことなしに塗装した場合においても良好な密着性およ
び防食性を示す防錆塗料組成物を提供することにある。
即ち本発明は、脂肪酸および/または脂肪油を原料の1
部とする合成樹脂、亜鉛末および溶剤とからなりかつ亜
鉛末が乾燥塗膜中の40〜95チとなるように配合され
た防錆塗料組成物である。
部とする合成樹脂、亜鉛末および溶剤とからなりかつ亜
鉛末が乾燥塗膜中の40〜95チとなるように配合され
た防錆塗料組成物である。
本発明で用いられる前記脂肪酸および/または脂肪油を
原料の1部とする合成樹脂としては、脂肪油変性アルキ
ッド樹脂、アクリル変性アルキッド樹脂、脂肪酸変性ア
ルキッド樹脂、スチレン化アルキッド樹脂、フェノール
変性アルキッド樹脂、エポキシ化アルキッド樹脂、ウレ
タン化アルキッド樹脂、ビニル化アルキッド樹脂等のア
ルキッド樹脂および脂肪油変性ポリウレタン樹脂並びに
脂肪酸および/または脂肪油で変成されたアクリル樹脂
等があげられ、これらの合成樹脂は2種以上を混合して
使用しても伺らさしつかえない。
原料の1部とする合成樹脂としては、脂肪油変性アルキ
ッド樹脂、アクリル変性アルキッド樹脂、脂肪酸変性ア
ルキッド樹脂、スチレン化アルキッド樹脂、フェノール
変性アルキッド樹脂、エポキシ化アルキッド樹脂、ウレ
タン化アルキッド樹脂、ビニル化アルキッド樹脂等のア
ルキッド樹脂および脂肪油変性ポリウレタン樹脂並びに
脂肪酸および/または脂肪油で変成されたアクリル樹脂
等があげられ、これらの合成樹脂は2種以上を混合して
使用しても伺らさしつかえない。
本発明においては、これらのうちで脂肪油変性ポリウレ
タン樹脂、および脂肪酸および/または脂肪油で変性さ
れたアルキッド樹脂が好適である。
タン樹脂、および脂肪酸および/または脂肪油で変性さ
れたアルキッド樹脂が好適である。
而して脂肪油変性ポリウレタン樹脂としては、多価アル
コールと脂肪油とジイソシアネートを反応させて得られ
る化合物をあげることができる。また脂肪酸および/ま
たは脂肪油で変性したアルキッド樹脂としては、多価ア
ルコールと多塩基酸と脂肪酸および/または脂肪油を反
応させて得られる化合物をあげることができる。
コールと脂肪油とジイソシアネートを反応させて得られ
る化合物をあげることができる。また脂肪酸および/ま
たは脂肪油で変性したアルキッド樹脂としては、多価ア
ルコールと多塩基酸と脂肪酸および/または脂肪油を反
応させて得られる化合物をあげることができる。
これらに用いられる多価アルコールとしては、グリセリ
ン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロ
ールプロパン、トリグリセリン、ジペンタエリスリトー
ル、ジエチレンクリコール、1.3−7’チレンクリコ
ール、α−ソルビット、エチレンクリコール、フロピレ
ンクリコール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノー
ルA1水添ビスフエノールA、1,2.6−ヘキサント
リオール、1、3.6−ヘキサン) IJオール等が例
示できる。
ン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロ
ールプロパン、トリグリセリン、ジペンタエリスリトー
ル、ジエチレンクリコール、1.3−7’チレンクリコ
ール、α−ソルビット、エチレンクリコール、フロピレ
ンクリコール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノー
ルA1水添ビスフエノールA、1,2.6−ヘキサント
リオール、1、3.6−ヘキサン) IJオール等が例
示できる。
脂肪油としては、亜麻仁油、えの油、サフラワー油、し
たきり油、脱水ひまし油、大豆油、ひまし油、綿実油、
やし油、木ろう、いわし油、いか油、トール油、エステ
ル化油、マレイン化油等が例示できる。
たきり油、脱水ひまし油、大豆油、ひまし油、綿実油、
やし油、木ろう、いわし油、いか油、トール油、エステ
ル化油、マレイン化油等が例示できる。
脂肪酸としては、上記脂肪油の加水分解物である脂肪酸
およびリノール酸、リルン酸、エレオステアリン酸、ア
ラキドン酸、イワシ酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等があげられ、
これらは天然物および合成物のどちらでもさしつか虹な
い。
およびリノール酸、リルン酸、エレオステアリン酸、ア
ラキドン酸、イワシ酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等があげられ、
これらは天然物および合成物のどちらでもさしつか虹な
い。
多塩基酸としては、ジフェノール酸、無水マレイン酸、
アジピン酸、セバシン酸、ダイマー酸、無水フタル酸、
イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロ無水フタル
酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、無水ハイミック酸、無
水トリメリット酸等が例示できる。
アジピン酸、セバシン酸、ダイマー酸、無水フタル酸、
イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロ無水フタル
酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、無水ハイミック酸、無
水トリメリット酸等が例示できる。
また、ジインシアネートとしては、トリレンジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネート、メタキシリレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
1.3− (イソシアネートメチル)シクロヘキサン、
トリメチルへキサメチレンジイソシアネート等が例示で
きる。
ネート、キシリレンジイソシアネート、メタキシリレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
1.3− (イソシアネートメチル)シクロヘキサン、
トリメチルへキサメチレンジイソシアネート等が例示で
きる。
、前記合成樹脂は、塗膜のバインダー成分であり該樹脂
の固型分中20〜80重量%は脂肪酸および/または脂
肪油であることが望ましい。脂肪酸および/または脂肪
油の量が20重量%以下では防錆油を塗布した鋼板に塗
装した場合、塗膜の密着性が不足し、80重量係以上で
は塗膜が乾燥し難く、ベタツキが残り実用に適さない。
の固型分中20〜80重量%は脂肪酸および/または脂
肪油であることが望ましい。脂肪酸および/または脂肪
油の量が20重量%以下では防錆油を塗布した鋼板に塗
装した場合、塗膜の密着性が不足し、80重量係以上で
は塗膜が乾燥し難く、ベタツキが残り実用に適さない。
前記合成樹脂は、油脂成分中の2重結合が空気中の酸素
により酸化重合し架橋し塗膜は乾燥する。
により酸化重合し架橋し塗膜は乾燥する。
酸化重合を促進する乾燥剤としてはナフテン酸鉛、ナフ
テン酸コバルト、ナフテン酸マンガン、ナフテン酸カル
シウム、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸鉄、ナフテン酸ジ
ルコニウム、ナフテン酸セリウム、ナフテン酸銅、あま
に油脂肪酸鉛、ジエチルへキサニック酸鉛、オクチル酸
コバルト等の1種または2種以上の混合物の使用があげ
られる。これらの乾燥剤は前記合成樹脂の固型分中の金
属含有量としてo、oi〜1.0重量係であることが好
ましい。
テン酸コバルト、ナフテン酸マンガン、ナフテン酸カル
シウム、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸鉄、ナフテン酸ジ
ルコニウム、ナフテン酸セリウム、ナフテン酸銅、あま
に油脂肪酸鉛、ジエチルへキサニック酸鉛、オクチル酸
コバルト等の1種または2種以上の混合物の使用があげ
られる。これらの乾燥剤は前記合成樹脂の固型分中の金
属含有量としてo、oi〜1.0重量係であることが好
ましい。
亜鉛末は、通常のジンクリッチプライマーで用いられる
球状、偏平状のものがそのまま使用可能である。しかし
乍ら、好ましくは球状の場合は平均粒子径で1〜15μ
、偏平状の場合は、平均長径が5〜50μであることが
望ましい。
球状、偏平状のものがそのまま使用可能である。しかし
乍ら、好ましくは球状の場合は平均粒子径で1〜15μ
、偏平状の場合は、平均長径が5〜50μであることが
望ましい。
本発明において亜鉛末は、乾燥塗膜中の40〜95重量
%となるように配合されることが必要であり好ましくは
、70〜90重量%であることが望ましい。而して亜鉛
末の配合量が40重量−以下では防食性が低下し、一方
95重量%以上では密着性が低下する。
%となるように配合されることが必要であり好ましくは
、70〜90重量%であることが望ましい。而して亜鉛
末の配合量が40重量−以下では防食性が低下し、一方
95重量%以上では密着性が低下する。
本発明の組成物には溶接性を向上させるため、鉄、ニッ
ケルおよびこれらの合金、アルミニウム、グラスファイ
ト、カーボンの粉末等の1種または2種以上を配合して
もなんらさしつかえない。また防食性を向上させるため
、クロメート顔料、酸化カルシウム、酸化マグネシウム
、亜酸化鉛、鉛丹、トリポリリン酸アルミニウム等を適
宜配合してもなんらさしつかえない。
ケルおよびこれらの合金、アルミニウム、グラスファイ
ト、カーボンの粉末等の1種または2種以上を配合して
もなんらさしつかえない。また防食性を向上させるため
、クロメート顔料、酸化カルシウム、酸化マグネシウム
、亜酸化鉛、鉛丹、トリポリリン酸アルミニウム等を適
宜配合してもなんらさしつかえない。
さらにまた、通常の塗料に用いられている顔料、体質顔
料、レベリング剤、タレ止め剤、沈降防止剤等を配合し
てもなんらさしつかえない。
料、レベリング剤、タレ止め剤、沈降防止剤等を配合し
てもなんらさしつかえない。
溶剤は実質的に脂肪族炭化水素系溶剤であることが望ま
しく、更に蒸留節理が140°C〜200°Cにあるこ
とが望ましい。即ち、脂肪族炭化水素は非光化学反応性
溶剤であるため、塗膜より揮散する溶剤による大気汚染
を防止でき、さらに人体に対する毒性が少ないため塗装
作業者の衛生面に対しても好適である。而して脂肪族炭
化水素系溶剤としては、ヘキサン、ヘプタン、メチルシ
クロヘキサン、または石油エーテル、石油ベンジン、リ
グロイン、ミネラルスピリット等の工業用ガソリンまた
は灯油、ケロシン等があげられるが、本発明においては
、蒸留温度範囲が140°C〜200°Cであるミネラ
ルスピリットが好適である。
しく、更に蒸留節理が140°C〜200°Cにあるこ
とが望ましい。即ち、脂肪族炭化水素は非光化学反応性
溶剤であるため、塗膜より揮散する溶剤による大気汚染
を防止でき、さらに人体に対する毒性が少ないため塗装
作業者の衛生面に対しても好適である。而して脂肪族炭
化水素系溶剤としては、ヘキサン、ヘプタン、メチルシ
クロヘキサン、または石油エーテル、石油ベンジン、リ
グロイン、ミネラルスピリット等の工業用ガソリンまた
は灯油、ケロシン等があげられるが、本発明においては
、蒸留温度範囲が140°C〜200°Cであるミネラ
ルスピリットが好適である。
溶剤は、実質的に脂肪族炭化水素であることが望ましい
が、芳香族炭化水素系、塩化炭化水素系、アルコール系
、エーテル系、エーテルアルコール系、エステル系、エ
ーテルエステル系、ケトン系溶剤の1種又は2種以上が
少量台まれていてもさしつかえない。
が、芳香族炭化水素系、塩化炭化水素系、アルコール系
、エーテル系、エーテルアルコール系、エステル系、エ
ーテルエステル系、ケトン系溶剤の1種又は2種以上が
少量台まれていてもさしつかえない。
上記溶剤類は、通常、塗料組成物中10〜60重量%含
有されていることが望ましい。
有されていることが望ましい。
本発明の防錆塗料組成物の製造には、一般的に塗料製造
に用いられる方法として例えばホモミキサー、ディスパ
ー、サンドグラインダー、ボールミル等の混合方法で各
成分を充分に混合分散することにより製造できる。また
、本発明の防錆塗料組成物の塗装方法としては、スプレ
ー塗装、浸漬塗装、はけ塗り、ロール塗装等の既知の方
法が適用できる。
に用いられる方法として例えばホモミキサー、ディスパ
ー、サンドグラインダー、ボールミル等の混合方法で各
成分を充分に混合分散することにより製造できる。また
、本発明の防錆塗料組成物の塗装方法としては、スプレ
ー塗装、浸漬塗装、はけ塗り、ロール塗装等の既知の方
法が適用できる。
本発明の組成物を塗布するのに適した被塗物としては、
冷間圧延鋼板等の鉄鋼材料、および冷間圧延鋼板に溶融
亜鉛メッキ或いは電気亜鉛メッキで表面処理した鋼板等
があり、これら被塗物表面の全面に塗布する場合或いは
、部分的に塗布する場合がある。
冷間圧延鋼板等の鉄鋼材料、および冷間圧延鋼板に溶融
亜鉛メッキ或いは電気亜鉛メッキで表面処理した鋼板等
があり、これら被塗物表面の全面に塗布する場合或いは
、部分的に塗布する場合がある。
本発明の防錆塗料組成物は、被塗物表面に塗布されてい
る防錆油を除去することを目的とする何らの処理工程を
行うことなしに塗装した場合でも良好な密着性、防食性
を発現し得るため、従来のジンクリッチプライマーを用
いた塗装工程に比べ、密着性、防食性を損うことなしに
工程を短縮させることができる。
る防錆油を除去することを目的とする何らの処理工程を
行うことなしに塗装した場合でも良好な密着性、防食性
を発現し得るため、従来のジンクリッチプライマーを用
いた塗装工程に比べ、密着性、防食性を損うことなしに
工程を短縮させることができる。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに説明する。
実施例における部はことわりのない限り重量部を示す。
実施例1
ペンタエリスリトール、亜麻仁油、トリレンジイソシア
ネートを反応させ、これをミネラルスピリットにて希釈
し、固型分を50重量%に調整した脂肪油変性ポリウレ
タン樹脂溶液を得た。亜麻仁油は固型分中60重量%で
あった。
ネートを反応させ、これをミネラルスピリットにて希釈
し、固型分を50重量%に調整した脂肪油変性ポリウレ
タン樹脂溶液を得た。亜麻仁油は固型分中60重量%で
あった。
脂肪油変性ポリウレタン樹脂溶液U−1’140部、亜
鉛末(球状、平均粒子径4μ)80部、ナフテン酸コバ
ル)0.03部、ナンテン酸鉛0.2部およびミネラル
スピリット30部を混合し、ディスパーにて攪拌し塗料
−1を得た。
鉛末(球状、平均粒子径4μ)80部、ナフテン酸コバ
ル)0.03部、ナンテン酸鉛0.2部およびミネラル
スピリット30部を混合し、ディスパーにて攪拌し塗料
−1を得た。
冷間圧延鋼板(JIS G−3141,5paa−D)
を、 NOX−R,UST 5ろ0−60(パーカー興
産社製、鋼板用防錆油)1部、トルエン10部の混合液
中に浸漬し引き上げて1時間自然乾燥したものを被塗物
とし上記塗料−1をエアースプレーにて塗装し、150
0Cにて20分間乾燥し、膜厚15μの塗膜を得た。
を、 NOX−R,UST 5ろ0−60(パーカー興
産社製、鋼板用防錆油)1部、トルエン10部の混合液
中に浸漬し引き上げて1時間自然乾燥したものを被塗物
とし上記塗料−1をエアースプレーにて塗装し、150
0Cにて20分間乾燥し、膜厚15μの塗膜を得た。
次に、密着性、防食性を試験した。
なお密着性については、ナイフにより塗膜にi mm間
隔で縦、横11本の切り傷を入れて100個のます目を
作り、つづいてセロテープではく離を試みて100個の
ます目のうちはく離しなかった数を調べ、このはく離し
なかった数を表−1に示した。表示の100/100と
は100個のます目が全てはく離せずに残っていること
を示し、密着性が良好なことを意味する。
隔で縦、横11本の切り傷を入れて100個のます目を
作り、つづいてセロテープではく離を試みて100個の
ます目のうちはく離しなかった数を調べ、このはく離し
なかった数を表−1に示した。表示の100/100と
は100個のます目が全てはく離せずに残っていること
を示し、密着性が良好なことを意味する。
防食性については、塩水噴務試験法(JIS−2−23
71)に基き、24 OHr後の状態でASTM (D
−610)によるサビ評価を行った。
71)に基き、24 OHr後の状態でASTM (D
−610)によるサビ評価を行った。
結果を表1に示した。
亜鉛末を210部、ミネラルスピリットを60部に変更
した他は実施例1と同様の方法で塗料−2を得、これを
用いて実施例1と同様な被塗物へエアースプレーにて塗
装し、200°Gで5分間乾燥し、膜厚13μの塗膜を
得た。
した他は実施例1と同様の方法で塗料−2を得、これを
用いて実施例1と同様な被塗物へエアースプレーにて塗
装し、200°Gで5分間乾燥し、膜厚13μの塗膜を
得た。
実施例ろ
脂肪油変性ポリウレタン樹脂溶液U−1を40部、亜鉛
末(球状、平均粒子径7μ)50部、アルミニウム粉末
20部、カーボン粉末10部、ナフテン酸マンガン00
1部、ナフテン酸鉛02部およびミネラルスピリット3
0部を混合し、ディスパーにて攪拌し、塗料−3を得た
。これを用いて実施例1と同様な被塗物ヘハケ塗りにて
塗装し150°Cで20分乾燥し、膜厚15μの塗膜を
得た。
末(球状、平均粒子径7μ)50部、アルミニウム粉末
20部、カーボン粉末10部、ナフテン酸マンガン00
1部、ナフテン酸鉛02部およびミネラルスピリット3
0部を混合し、ディスパーにて攪拌し、塗料−3を得た
。これを用いて実施例1と同様な被塗物ヘハケ塗りにて
塗装し150°Cで20分乾燥し、膜厚15μの塗膜を
得た。
実施例4
ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、脱水
ひまし油、トリレンジイソシアネートを反応させ、これ
をミネラルスピリットにて希釈し、1 固型分を50重量%に調整した脂肪油変性ポリウレタン
樹脂溶液U−2を得た。脱水ひまし油は、固型分中45
重量%であった。
ひまし油、トリレンジイソシアネートを反応させ、これ
をミネラルスピリットにて希釈し、1 固型分を50重量%に調整した脂肪油変性ポリウレタン
樹脂溶液U−2を得た。脱水ひまし油は、固型分中45
重量%であった。
U−1の替りにU−2を用いた他は実施例1と同様にし
て塗料−4を得、これを用いて実施例1と同様な被塗物
へエアスプレーにて塗装し、150゜0で20分間乾燥
し膜厚16μの塗膜を得た。
て塗料−4を得、これを用いて実施例1と同様な被塗物
へエアスプレーにて塗装し、150゜0で20分間乾燥
し膜厚16μの塗膜を得た。
実施例5
トリメチロールプロパン、1,6−ブチレングリコール
、無水フタル酸、サフラワー油およびリノール酸を反応
させ、これをキシレン20部、ミネラルスピリット80
部の混合液で希釈し、固型分を50重量%に調整した脂
肪酸と脂肪油で変性したアルキッド樹脂溶液A−1を得
た。
、無水フタル酸、サフラワー油およびリノール酸を反応
させ、これをキシレン20部、ミネラルスピリット80
部の混合液で希釈し、固型分を50重量%に調整した脂
肪酸と脂肪油で変性したアルキッド樹脂溶液A−1を得
た。
サフラワー油とリノール酸の合計量は固型分中45重量
%であった。
%であった。
アルキッド樹脂溶液A−140部、亜鉛末(球状、平均
粒子径4μ)80部、″ナフテン酸マンガン003部、
ナフテン酸鉛02部およびミネラルスピリット30部を
混合し、ディスパーにて攪2 拌し塗料−6を得た。
粒子径4μ)80部、″ナフテン酸マンガン003部、
ナフテン酸鉛02部およびミネラルスピリット30部を
混合し、ディスパーにて攪2 拌し塗料−6を得た。
これを用いて実施例1と同様な被塗物へエアースプレー
にて塗装し、室温にて10日間乾燥し、膜厚15μの塗
膜を得た。
にて塗装し、室温にて10日間乾燥し、膜厚15μの塗
膜を得た。
実施例6
脂肪油変性ポリウレタン樹脂溶液U−1i20部、アル
キッド樹脂溶液A−1fL20部、亜鉛末(球状、平均
粒子径4μ)80部、ナフテン酸鉛06部、ミネラルス
ピリット30部を混合し、ディスパーにて攪拌し塗料−
7を得た。
キッド樹脂溶液A−1fL20部、亜鉛末(球状、平均
粒子径4μ)80部、ナフテン酸鉛06部、ミネラルス
ピリット30部を混合し、ディスパーにて攪拌し塗料−
7を得た。
これを用いて実施例1と同様な被塗物へエアースプレー
にて塗装しioo’cで30分間乾燥し膜厚14μの塗
膜を得た。
にて塗装しioo’cで30分間乾燥し膜厚14μの塗
膜を得た。
実施例7
脱水ひまし油、ペンタエリスリトール、無水マレイン酸
およびスチレンを原料とするスチレン化アルキッド樹脂
をキシレン30部、ミネラルスピリット70部の混合液
で希釈し、固型分を50重量%に調整し、スチレン化ア
ルキッド樹脂溶液へ−2を得た。脱水ひまし油の量は、
固型分中35重量%であった。
およびスチレンを原料とするスチレン化アルキッド樹脂
をキシレン30部、ミネラルスピリット70部の混合液
で希釈し、固型分を50重量%に調整し、スチレン化ア
ルキッド樹脂溶液へ−2を得た。脱水ひまし油の量は、
固型分中35重量%であった。
U−1の替りにA−2を用いた他は実施例1と同様にし
て塗料8を得、これを用いて実施例1と同様な被塗物へ
エアースプレーにて塗装し、15000で20分間乾燥
し膜厚15μの塗膜を得た。
て塗料8を得、これを用いて実施例1と同様な被塗物へ
エアースプレーにて塗装し、15000で20分間乾燥
し膜厚15μの塗膜を得た。
比較例1
亜鉛末(偏平状、平均長径5μ)を10部に変更する他
は、実施例1と同様にして塗料5を得た。
は、実施例1と同様にして塗料5を得た。
これを用いて実施例1と同様な被塗物へエアースプレー
にて塗装し、150°Cで20分間乾燥し膜厚15μの
塗膜を得た。
にて塗装し、150°Cで20分間乾燥し膜厚15μの
塗膜を得た。
比較例2
トリメチロールプロパン、1,3ブチレンクリコール、
無水フタル酸を反応させこれをキシレン20部、ミネラ
ルスピリット80部の混合液で希釈し、固型分を50重
重量上調整したポリエステル樹脂P−1を得た。
無水フタル酸を反応させこれをキシレン20部、ミネラ
ルスピリット80部の混合液で希釈し、固型分を50重
重量上調整したポリエステル樹脂P−1を得た。
U−1の替りにP−1を用いた他は実施例1と同様にし
て塗料9を得、これを用いて実施例1と同様な被塗物へ
エアースプレーにて塗装し、15o05 Cで20分間乾燥し、膜厚15μの塗膜を得た。
て塗料9を得、これを用いて実施例1と同様な被塗物へ
エアースプレーにて塗装し、15o05 Cで20分間乾燥し、膜厚15μの塗膜を得た。
表−1
注1)脂肪油、脂肪酸量は合成樹脂固型分中の脂肪油お
よび/または脂肪酸の重量係で示した。
よび/または脂肪酸の重量係で示した。
注2)亜鉛量は乾燥塗膜中の亜鉛量の重量%で示した。
特許出願人三井東圧化学株式会社
6
Claims (3)
- (1)脂肪酸および/または脂肪油を原料の1部とする
合成樹脂、亜鉛末および溶剤とからなりかつ亜鉛末が乾
燥塗膜中の40〜95重量%となるように配合された防
錆塗料組成物。 - (2)合成樹脂がアルキッド樹脂、脂肪油変性ポリウレ
タン樹脂または脂肪酸および/または脂肪油で変性され
たアクIJ A/樹脂である特許請求の範囲第1項記載
の防錆塗料組成物。 - (3)溶剤が実質的に脂肪族炭化水素でありかつ蒸留温
度範囲が140°C〜200°0の脂肪族炭化水素であ
る特許請求の範囲第1項記載の防錆塗料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8239282A JPS58201861A (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 防錆塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8239282A JPS58201861A (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 防錆塗料組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58201861A true JPS58201861A (ja) | 1983-11-24 |
Family
ID=13773305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8239282A Pending JPS58201861A (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 防錆塗料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58201861A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014080548A (ja) * | 2012-10-18 | 2014-05-08 | Nippon Steel & Sumitomo Metal | 防錆剤組成物及び防錆剤被覆鋼材 |
CN104479476A (zh) * | 2014-11-18 | 2015-04-01 | 安徽创业机电设备有限公司 | 一种利用丙烯酸制备导电防腐涂料的方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS547297A (en) * | 1977-06-20 | 1979-01-19 | Mitsubishi Electric Corp | Regulation system for speed violation |
JPS5633991A (en) * | 1979-08-28 | 1981-04-04 | Fujitsu Ltd | Thermal transfer method |
JPS5765764A (en) * | 1980-10-09 | 1982-04-21 | Toyo Kohan Co Ltd | Composite resin composition for coating metal |
-
1982
- 1982-05-18 JP JP8239282A patent/JPS58201861A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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