JPS58201861A - 防錆塗料組成物 - Google Patents

防錆塗料組成物

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JPS58201861A
JPS58201861A JP8239282A JP8239282A JPS58201861A JP S58201861 A JPS58201861 A JP S58201861A JP 8239282 A JP8239282 A JP 8239282A JP 8239282 A JP8239282 A JP 8239282A JP S58201861 A JPS58201861 A JP S58201861A
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JP
Japan
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oil
fatty
parts
fatty oil
solvent
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Pending
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JP8239282A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kikuta
菊田 佳男
Toashi Kishi
岸 東亜士
Kenji Uchiyama
健治 内山
Hisatomo Sato
佐藤 久知
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、防錆塗料組成物に関する。更に詳しくは防錆
油を塗布し一次的に防錆処理をほどこした鋼材に対して
、防錆油を除去することなしに塗装した場合においても
、良好な密着性および防食性を示す新規な防錆塗料組成
物に関する。
従来、鋼板の防錆を目的として塗装を施す場合、亜鉛末
を多く含む塗料、いわゆるジンクリッチプライマーが用
いられる場合が多い。
ジンクリッチプライマーが優れた防食性を示す為には、
被塗物である鋼板に対し、プラスト処理、溶剤洗滌、酸
洗などの前処理を施すことが必要といわれている。すな
わち、鋼板は一般に表面に防錆油を塗布し、−次的な防
錆処理が施されており、従来のジンクリッチプライマー
を塗装する場合にはこの防錆油を除去することが必要で
あり、この防錆油を除去する工程を省略した場合には、
ジンクリッチプライマーは鋼板に対し密着不良となり、
防食性を発現し得ないのが実情であった。
防錆塗料を塗装する際に、被塗物である鋼板表面の防錆
油を除去することは工程が煩雑となるものであり、その
ため、防錆油を塗布した鋼板上に塗装した場合でも良好
な密着性および防食性を発現する防錆塗料の出現が望ま
れている。
のHの 本発明は、防錆油を塗布しである鋼板に対してへ 家防錆油を除去することを目的とする何等の前処理も行
うことなしに塗装した場合においても良好な密着性およ
び防食性を示す防錆塗料組成物を提供することにある。
即ち本発明は、脂肪酸および/または脂肪油を原料の1
部とする合成樹脂、亜鉛末および溶剤とからなりかつ亜
鉛末が乾燥塗膜中の40〜95チとなるように配合され
た防錆塗料組成物である。
本発明で用いられる前記脂肪酸および/または脂肪油を
原料の1部とする合成樹脂としては、脂肪油変性アルキ
ッド樹脂、アクリル変性アルキッド樹脂、脂肪酸変性ア
ルキッド樹脂、スチレン化アルキッド樹脂、フェノール
変性アルキッド樹脂、エポキシ化アルキッド樹脂、ウレ
タン化アルキッド樹脂、ビニル化アルキッド樹脂等のア
ルキッド樹脂および脂肪油変性ポリウレタン樹脂並びに
脂肪酸および/または脂肪油で変成されたアクリル樹脂
等があげられ、これらの合成樹脂は2種以上を混合して
使用しても伺らさしつかえない。
本発明においては、これらのうちで脂肪油変性ポリウレ
タン樹脂、および脂肪酸および/または脂肪油で変性さ
れたアルキッド樹脂が好適である。
而して脂肪油変性ポリウレタン樹脂としては、多価アル
コールと脂肪油とジイソシアネートを反応させて得られ
る化合物をあげることができる。また脂肪酸および/ま
たは脂肪油で変性したアルキッド樹脂としては、多価ア
ルコールと多塩基酸と脂肪酸および/または脂肪油を反
応させて得られる化合物をあげることができる。
これらに用いられる多価アルコールとしては、グリセリ
ン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロ
ールプロパン、トリグリセリン、ジペンタエリスリトー
ル、ジエチレンクリコール、1.3−7’チレンクリコ
ール、α−ソルビット、エチレンクリコール、フロピレ
ンクリコール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノー
ルA1水添ビスフエノールA、1,2.6−ヘキサント
リオール、1、3.6−ヘキサン) IJオール等が例
示できる。
脂肪油としては、亜麻仁油、えの油、サフラワー油、し
たきり油、脱水ひまし油、大豆油、ひまし油、綿実油、
やし油、木ろう、いわし油、いか油、トール油、エステ
ル化油、マレイン化油等が例示できる。
脂肪酸としては、上記脂肪油の加水分解物である脂肪酸
およびリノール酸、リルン酸、エレオステアリン酸、ア
ラキドン酸、イワシ酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等があげられ、
これらは天然物および合成物のどちらでもさしつか虹な
い。
多塩基酸としては、ジフェノール酸、無水マレイン酸、
アジピン酸、セバシン酸、ダイマー酸、無水フタル酸、
イソフタル酸、テレフタル酸、テトラヒドロ無水フタル
酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、無水ハイミック酸、無
水トリメリット酸等が例示できる。
また、ジインシアネートとしては、トリレンジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネート、メタキシリレン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、
1.3− (イソシアネートメチル)シクロヘキサン、
トリメチルへキサメチレンジイソシアネート等が例示で
きる。
、前記合成樹脂は、塗膜のバインダー成分であり該樹脂
の固型分中20〜80重量%は脂肪酸および/または脂
肪油であることが望ましい。脂肪酸および/または脂肪
油の量が20重量%以下では防錆油を塗布した鋼板に塗
装した場合、塗膜の密着性が不足し、80重量係以上で
は塗膜が乾燥し難く、ベタツキが残り実用に適さない。
前記合成樹脂は、油脂成分中の2重結合が空気中の酸素
により酸化重合し架橋し塗膜は乾燥する。
酸化重合を促進する乾燥剤としてはナフテン酸鉛、ナフ
テン酸コバルト、ナフテン酸マンガン、ナフテン酸カル
シウム、ナフテン酸亜鉛、ナフテン酸鉄、ナフテン酸ジ
ルコニウム、ナフテン酸セリウム、ナフテン酸銅、あま
に油脂肪酸鉛、ジエチルへキサニック酸鉛、オクチル酸
コバルト等の1種または2種以上の混合物の使用があげ
られる。これらの乾燥剤は前記合成樹脂の固型分中の金
属含有量としてo、oi〜1.0重量係であることが好
ましい。
亜鉛末は、通常のジンクリッチプライマーで用いられる
球状、偏平状のものがそのまま使用可能である。しかし
乍ら、好ましくは球状の場合は平均粒子径で1〜15μ
、偏平状の場合は、平均長径が5〜50μであることが
望ましい。
本発明において亜鉛末は、乾燥塗膜中の40〜95重量
%となるように配合されることが必要であり好ましくは
、70〜90重量%であることが望ましい。而して亜鉛
末の配合量が40重量−以下では防食性が低下し、一方
95重量%以上では密着性が低下する。
本発明の組成物には溶接性を向上させるため、鉄、ニッ
ケルおよびこれらの合金、アルミニウム、グラスファイ
ト、カーボンの粉末等の1種または2種以上を配合して
もなんらさしつかえない。また防食性を向上させるため
、クロメート顔料、酸化カルシウム、酸化マグネシウム
、亜酸化鉛、鉛丹、トリポリリン酸アルミニウム等を適
宜配合してもなんらさしつかえない。
さらにまた、通常の塗料に用いられている顔料、体質顔
料、レベリング剤、タレ止め剤、沈降防止剤等を配合し
てもなんらさしつかえない。
溶剤は実質的に脂肪族炭化水素系溶剤であることが望ま
しく、更に蒸留節理が140°C〜200°Cにあるこ
とが望ましい。即ち、脂肪族炭化水素は非光化学反応性
溶剤であるため、塗膜より揮散する溶剤による大気汚染
を防止でき、さらに人体に対する毒性が少ないため塗装
作業者の衛生面に対しても好適である。而して脂肪族炭
化水素系溶剤としては、ヘキサン、ヘプタン、メチルシ
クロヘキサン、または石油エーテル、石油ベンジン、リ
グロイン、ミネラルスピリット等の工業用ガソリンまた
は灯油、ケロシン等があげられるが、本発明においては
、蒸留温度範囲が140°C〜200°Cであるミネラ
ルスピリットが好適である。
溶剤は、実質的に脂肪族炭化水素であることが望ましい
が、芳香族炭化水素系、塩化炭化水素系、アルコール系
、エーテル系、エーテルアルコール系、エステル系、エ
ーテルエステル系、ケトン系溶剤の1種又は2種以上が
少量台まれていてもさしつかえない。
上記溶剤類は、通常、塗料組成物中10〜60重量%含
有されていることが望ましい。
本発明の防錆塗料組成物の製造には、一般的に塗料製造
に用いられる方法として例えばホモミキサー、ディスパ
ー、サンドグラインダー、ボールミル等の混合方法で各
成分を充分に混合分散することにより製造できる。また
、本発明の防錆塗料組成物の塗装方法としては、スプレ
ー塗装、浸漬塗装、はけ塗り、ロール塗装等の既知の方
法が適用できる。
本発明の組成物を塗布するのに適した被塗物としては、
冷間圧延鋼板等の鉄鋼材料、および冷間圧延鋼板に溶融
亜鉛メッキ或いは電気亜鉛メッキで表面処理した鋼板等
があり、これら被塗物表面の全面に塗布する場合或いは
、部分的に塗布する場合がある。
本発明の防錆塗料組成物は、被塗物表面に塗布されてい
る防錆油を除去することを目的とする何らの処理工程を
行うことなしに塗装した場合でも良好な密着性、防食性
を発現し得るため、従来のジンクリッチプライマーを用
いた塗装工程に比べ、密着性、防食性を損うことなしに
工程を短縮させることができる。
以下、実施例を挙げて本発明をさらに説明する。
実施例における部はことわりのない限り重量部を示す。
実施例1 ペンタエリスリトール、亜麻仁油、トリレンジイソシア
ネートを反応させ、これをミネラルスピリットにて希釈
し、固型分を50重量%に調整した脂肪油変性ポリウレ
タン樹脂溶液を得た。亜麻仁油は固型分中60重量%で
あった。
脂肪油変性ポリウレタン樹脂溶液U−1’140部、亜
鉛末(球状、平均粒子径4μ)80部、ナフテン酸コバ
ル)0.03部、ナンテン酸鉛0.2部およびミネラル
スピリット30部を混合し、ディスパーにて攪拌し塗料
−1を得た。
冷間圧延鋼板(JIS G−3141,5paa−D)
を、 NOX−R,UST 5ろ0−60(パーカー興
産社製、鋼板用防錆油)1部、トルエン10部の混合液
中に浸漬し引き上げて1時間自然乾燥したものを被塗物
とし上記塗料−1をエアースプレーにて塗装し、150
0Cにて20分間乾燥し、膜厚15μの塗膜を得た。
次に、密着性、防食性を試験した。
なお密着性については、ナイフにより塗膜にi mm間
隔で縦、横11本の切り傷を入れて100個のます目を
作り、つづいてセロテープではく離を試みて100個の
ます目のうちはく離しなかった数を調べ、このはく離し
なかった数を表−1に示した。表示の100/100と
は100個のます目が全てはく離せずに残っていること
を示し、密着性が良好なことを意味する。
防食性については、塩水噴務試験法(JIS−2−23
71)に基き、24 OHr後の状態でASTM (D
−610)によるサビ評価を行った。
結果を表1に示した。
亜鉛末を210部、ミネラルスピリットを60部に変更
した他は実施例1と同様の方法で塗料−2を得、これを
用いて実施例1と同様な被塗物へエアースプレーにて塗
装し、200°Gで5分間乾燥し、膜厚13μの塗膜を
得た。
実施例ろ 脂肪油変性ポリウレタン樹脂溶液U−1を40部、亜鉛
末(球状、平均粒子径7μ)50部、アルミニウム粉末
20部、カーボン粉末10部、ナフテン酸マンガン00
1部、ナフテン酸鉛02部およびミネラルスピリット3
0部を混合し、ディスパーにて攪拌し、塗料−3を得た
。これを用いて実施例1と同様な被塗物ヘハケ塗りにて
塗装し150°Cで20分乾燥し、膜厚15μの塗膜を
得た。
実施例4 ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、脱水
ひまし油、トリレンジイソシアネートを反応させ、これ
をミネラルスピリットにて希釈し、1 固型分を50重量%に調整した脂肪油変性ポリウレタン
樹脂溶液U−2を得た。脱水ひまし油は、固型分中45
重量%であった。
U−1の替りにU−2を用いた他は実施例1と同様にし
て塗料−4を得、これを用いて実施例1と同様な被塗物
へエアスプレーにて塗装し、150゜0で20分間乾燥
し膜厚16μの塗膜を得た。
実施例5 トリメチロールプロパン、1,6−ブチレングリコール
、無水フタル酸、サフラワー油およびリノール酸を反応
させ、これをキシレン20部、ミネラルスピリット80
部の混合液で希釈し、固型分を50重量%に調整した脂
肪酸と脂肪油で変性したアルキッド樹脂溶液A−1を得
た。
サフラワー油とリノール酸の合計量は固型分中45重量
%であった。
アルキッド樹脂溶液A−140部、亜鉛末(球状、平均
粒子径4μ)80部、″ナフテン酸マンガン003部、
ナフテン酸鉛02部およびミネラルスピリット30部を
混合し、ディスパーにて攪2 拌し塗料−6を得た。
これを用いて実施例1と同様な被塗物へエアースプレー
にて塗装し、室温にて10日間乾燥し、膜厚15μの塗
膜を得た。
実施例6 脂肪油変性ポリウレタン樹脂溶液U−1i20部、アル
キッド樹脂溶液A−1fL20部、亜鉛末(球状、平均
粒子径4μ)80部、ナフテン酸鉛06部、ミネラルス
ピリット30部を混合し、ディスパーにて攪拌し塗料−
7を得た。
これを用いて実施例1と同様な被塗物へエアースプレー
にて塗装しioo’cで30分間乾燥し膜厚14μの塗
膜を得た。
実施例7 脱水ひまし油、ペンタエリスリトール、無水マレイン酸
およびスチレンを原料とするスチレン化アルキッド樹脂
をキシレン30部、ミネラルスピリット70部の混合液
で希釈し、固型分を50重量%に調整し、スチレン化ア
ルキッド樹脂溶液へ−2を得た。脱水ひまし油の量は、
固型分中35重量%であった。
U−1の替りにA−2を用いた他は実施例1と同様にし
て塗料8を得、これを用いて実施例1と同様な被塗物へ
エアースプレーにて塗装し、15000で20分間乾燥
し膜厚15μの塗膜を得た。
比較例1 亜鉛末(偏平状、平均長径5μ)を10部に変更する他
は、実施例1と同様にして塗料5を得た。
これを用いて実施例1と同様な被塗物へエアースプレー
にて塗装し、150°Cで20分間乾燥し膜厚15μの
塗膜を得た。
比較例2 トリメチロールプロパン、1,3ブチレンクリコール、
無水フタル酸を反応させこれをキシレン20部、ミネラ
ルスピリット80部の混合液で希釈し、固型分を50重
重量上調整したポリエステル樹脂P−1を得た。
U−1の替りにP−1を用いた他は実施例1と同様にし
て塗料9を得、これを用いて実施例1と同様な被塗物へ
エアースプレーにて塗装し、15o05 Cで20分間乾燥し、膜厚15μの塗膜を得た。
表−1 注1)脂肪油、脂肪酸量は合成樹脂固型分中の脂肪油お
よび/または脂肪酸の重量係で示した。
注2)亜鉛量は乾燥塗膜中の亜鉛量の重量%で示した。
特許出願人三井東圧化学株式会社 6

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)脂肪酸および/または脂肪油を原料の1部とする
    合成樹脂、亜鉛末および溶剤とからなりかつ亜鉛末が乾
    燥塗膜中の40〜95重量%となるように配合された防
    錆塗料組成物。
  2. (2)合成樹脂がアルキッド樹脂、脂肪油変性ポリウレ
    タン樹脂または脂肪酸および/または脂肪油で変性され
    たアクIJ A/樹脂である特許請求の範囲第1項記載
    の防錆塗料組成物。
  3. (3)溶剤が実質的に脂肪族炭化水素でありかつ蒸留温
    度範囲が140°C〜200°0の脂肪族炭化水素であ
    る特許請求の範囲第1項記載の防錆塗料組成物。
JP8239282A 1982-05-18 1982-05-18 防錆塗料組成物 Pending JPS58201861A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014080548A (ja) * 2012-10-18 2014-05-08 Nippon Steel & Sumitomo Metal 防錆剤組成物及び防錆剤被覆鋼材
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