JPS5820053B2 - デンキダンボウキ - Google Patents
デンキダンボウキInfo
- Publication number
- JPS5820053B2 JPS5820053B2 JP10119574A JP10119574A JPS5820053B2 JP S5820053 B2 JPS5820053 B2 JP S5820053B2 JP 10119574 A JP10119574 A JP 10119574A JP 10119574 A JP10119574 A JP 10119574A JP S5820053 B2 JPS5820053 B2 JP S5820053B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- pole
- wattage
- control
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Temperature (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
最近、電気ストーブといわれる輻射型暖房方式と電気温
風機といわれる速熱型暖房方式とを単一の機器に組込み
夫々の暖房方式の利点を有効的に利用する所謂複合型電
気暖房機が提案されている。
風機といわれる速熱型暖房方式とを単一の機器に組込み
夫々の暖房方式の利点を有効的に利用する所謂複合型電
気暖房機が提案されている。
かかる複合型電気暖房機の総電力は輻射ヒータ。
と温風ヒータのワット数の合計として定められている。
例えば各ヒータのワット数が600Wであるとこれを両
方同時に使用した場合は1.2 KWであり、一方のヒ
ータのみの使用の場合は600Wである。
方同時に使用した場合は1.2 KWであり、一方のヒ
ータのみの使用の場合は600Wである。
これは各ヒータに交流電源の全サイクル。を印加して使
用しているためである。
用しているためである。
従って例えば温風ヒータのみで急速暖房したい場合でも
この暖房器具の総ワット数が1.2 KWであるにも拘
わらす600Wの低ワツトでしか利用できず、暖房機を
有効に利用できなかった。
この暖房器具の総ワット数が1.2 KWであるにも拘
わらす600Wの低ワツトでしか利用できず、暖房機を
有効に利用できなかった。
本発明は斯る点に鑑み、各ヒータのワット数をこの暖房
機のもつ許容ワット数(例えば1.2KW)と等しくす
るか、それに近い値とし、そして両ヒータを同時に使用
する場合は各ヒータに交流電源の半分づつを与え、即ち
全通電時間をTとすると各ヒータには、T時間づつ通電
せしめ、各ヒータの熱量を半分(600W)として使用
し、暖房機の許容ワット範囲内におさめ、更に一方のヒ
ータの熱量を増加させた場合、即ち通電時間を増加させ
ると他方のヒータの熱量を逆比例的に減少せしめ、即ち
通電時間を減少せしめ、常に両ヒータのワット数の合計
を暖房機の許容範囲内で使用して暖房機を有効に利用す
るようにしたもので、以下一実施例を図面に基づき説明
する。
機のもつ許容ワット数(例えば1.2KW)と等しくす
るか、それに近い値とし、そして両ヒータを同時に使用
する場合は各ヒータに交流電源の半分づつを与え、即ち
全通電時間をTとすると各ヒータには、T時間づつ通電
せしめ、各ヒータの熱量を半分(600W)として使用
し、暖房機の許容ワット範囲内におさめ、更に一方のヒ
ータの熱量を増加させた場合、即ち通電時間を増加させ
ると他方のヒータの熱量を逆比例的に減少せしめ、即ち
通電時間を減少せしめ、常に両ヒータのワット数の合計
を暖房機の許容範囲内で使用して暖房機を有効に利用す
るようにしたもので、以下一実施例を図面に基づき説明
する。
第1図は電気暖房機を正面から見た図で、前面上部には
2本の輻射ヒータとなる第1ヒータH1が反射板の前方
に配置され又本体内下部には温風ヒータとなる第2ヒー
タH2と送風機Mからなる温風発生装置が収納され、そ
してその温風を前面下方に設けた吐出口1から吐出する
よう構成されている。
2本の輻射ヒータとなる第1ヒータH1が反射板の前方
に配置され又本体内下部には温風ヒータとなる第2ヒー
タH2と送風機Mからなる温風発生装置が収納され、そ
してその温風を前面下方に設けた吐出口1から吐出する
よう構成されている。
次に第2図について説明すると、前記各ヒータH1,H
2は夫々別々の制御極付双方向性整流素子(以下第1、
第2トライアツクと称す)Sl、S2に直列接続され、
夫々の直列回路が交流電源2に並列接続されている。
2は夫々別々の制御極付双方向性整流素子(以下第1、
第2トライアツクと称す)Sl、S2に直列接続され、
夫々の直列回路が交流電源2に並列接続されている。
第1、第2トライアックS1.S2は夫々に定電圧導通
素子(以下ダイアックと称す) D、 、 D2を介し
て単一の制御信号発生回路3に関連づけである。
素子(以下ダイアックと称す) D、 、 D2を介し
て単一の制御信号発生回路3に関連づけである。
前記制御信号発生回路3は交流電源2の一極に接続した
固定抵抗4、一端を一方のダイアックD1に接続し他端
を他方のダイアックD2に接続し中点を前記固定抵抗4
に接続した可変抵抗R1可変抵抗Rの両端と交流電源2
の他極間ζど接続した一対の第1、第2コンデンサC1
,C2とから構成されている。
固定抵抗4、一端を一方のダイアックD1に接続し他端
を他方のダイアックD2に接続し中点を前記固定抵抗4
に接続した可変抵抗R1可変抵抗Rの両端と交流電源2
の他極間ζど接続した一対の第1、第2コンデンサC1
,C2とから構成されている。
次に制御信号発生回路3の動作を説明する前に抵抗とコ
ンデンサとの動作を考えて見る。
ンデンサとの動作を考えて見る。
一般に抵抗とコンデンサとの直列回路に交流を供給する
と回路に進み電流が流れる事は良く知られている。
と回路に進み電流が流れる事は良く知られている。
この進み電流によって、抵抗の両端に発生する逆起電圧
は電源電圧の位相に比べて、進むことになる。
は電源電圧の位相に比べて、進むことになる。
例えば第2図を例にして説明すると、可変抵抗Rの中点
を右方に移動し、第1コンデンサC1に直列に印加され
る抵抗値をR1とし、第2コンデンサC2に印加される
抵抗値をR2とすると、第3図のベクトル図で示す如<
C1側の抵抗の逆起電圧VRtは交流電源2の電圧Eに
対し位相角ψ1だけ進む。
を右方に移動し、第1コンデンサC1に直列に印加され
る抵抗値をR1とし、第2コンデンサC2に印加される
抵抗値をR2とすると、第3図のベクトル図で示す如<
C1側の抵抗の逆起電圧VRtは交流電源2の電圧Eに
対し位相角ψ1だけ進む。
このため第1コンデンサC1に発生する逆起電圧vc
1は(−−ψ1)だけ遅れた位相の電圧となる。
1は(−−ψ1)だけ遅れた位相の電圧となる。
同様に第2コンデンサC2に発生する逆起電圧VC2は
(百−ψ2)だけ遅れる。
(百−ψ2)だけ遅れる。
ψ2はψ□に対し、R1<R2であるためψ2くψ1の
関係になり、そして可変抵抗Rの抵抗値を変えることに
より位相角ψ1.ψ2を夫々変化させることができる。
関係になり、そして可変抵抗Rの抵抗値を変えることに
より位相角ψ1.ψ2を夫々変化させることができる。
以上の事実に基づき第2図の電気回路の動作を説明する
と、全可変抵抗Hの中点を右に移動させると第1コンデ
ンサC1及び第2コンデンサC2の逆起電圧vc1.■
c2は前述した第3図から明らかな如く交流電圧Eに対
し遅れ位相となる。
と、全可変抵抗Hの中点を右に移動させると第1コンデ
ンサC1及び第2コンデンサC2の逆起電圧vc1.■
c2は前述した第3図から明らかな如く交流電圧Eに対
し遅れ位相となる。
交流電圧E1vc1.■c2の電圧波形図を第4図イに
示す。
示す。
第4図イにおいて各ダイアックD1.D2のブレークダ
ウン電圧をvDとすると第1ダイアツクD1は8点で、
第2ダイアツクD2はb点でブレークダウンし各トライ
アックS1.S2を導通させる。
ウン電圧をvDとすると第1ダイアツクD1は8点で、
第2ダイアツクD2はb点でブレークダウンし各トライ
アックS1.S2を導通させる。
従って第1トライアツクS1が8点で導通ずることによ
り第1ヒータH1は第4図口に示す如<11からt3の
間通電される。
り第1ヒータH1は第4図口に示す如<11からt3の
間通電される。
一方策2トライアックS2がb点で導通ずるので第2ヒ
ータH2は第4図ハの如<t2からt3の間通電される
。
ータH2は第4図ハの如<t2からt3の間通電される
。
従ってこの場合は、ヒータのワット数を夫々1.2KW
とすると第1ヒータH□ははゾ1.2 KWの熱量を発
生することになる。
とすると第1ヒータH□ははゾ1.2 KWの熱量を発
生することになる。
可変抵抗を中点にすると両ヒータH1,H2ははマ導通
角90近くで通電され、両ヒータは夫々600Wづつ発
熱し、暖房機の許容電力を越えることはない。
角90近くで通電され、両ヒータは夫々600Wづつ発
熱し、暖房機の許容電力を越えることはない。
一方可変抵抗Rの中点を左方に移動すると前述と逆の関
係になり第2ヒータH2の熱量が増加する。
係になり第2ヒータH2の熱量が増加する。
たゾし厳密には中点の変化とトライアックS1.S2の
導通点の変化が完全に比例しない事等から、両ヒータH
1,H2を完全に相対的な動作をさせる事は難しいが、
ある範囲に於いては自由に熱量を制御し、しかも総電力
を一定に保つ事が出来る。
導通点の変化が完全に比例しない事等から、両ヒータH
1,H2を完全に相対的な動作をさせる事は難しいが、
ある範囲に於いては自由に熱量を制御し、しかも総電力
を一定に保つ事が出来る。
尚上記例では制御信号発生回路30制御信号はコンデン
サC1,C2の逆起電圧であったが、固定抵抗4をコン
デンサにし、コンデンサC1,C2を抵抗として抵抗の
逆起電圧を利用する事も出来る。
サC1,C2の逆起電圧であったが、固定抵抗4をコン
デンサにし、コンデンサC1,C2を抵抗として抵抗の
逆起電圧を利用する事も出来る。
この場合は上記例とは位相関係が異なる点に注意する必
要がある。
要がある。
また上記例では制御極付双方向性整流素子を用いている
が、一方向の制御極付整流素子SCRを用いても同様に
行なわれる事は言うまでもない。
が、一方向の制御極付整流素子SCRを用いても同様に
行なわれる事は言うまでもない。
本発明は以上の如く第1ヒータと第1制御極付整流素子
との直列回路並びに第2ヒークと第2制御極付整流素子
との直列回路を交流電源に対して並列接続し、前記第1
、第2制御極付整流素子の夫々の制御極に単一の制御信
号発生回路を関連付け、該制御信号発生回路は一方の整
流素子に、該整流素子を犬なる位相角で導通させる制御
信号を印加した時には他方の整流素子に、該整流素子を
小なる位相角で導通させる制御信号を印加する如く構成
したものであるので、例えば一方のヒータを温風ヒータ
にして、このヒータのみを使用して急速暖房したい場合
は、この暖房機のもつ許容ワット数いっばいのワットで
発熱させることができ急速暖房を効果的に行うことがで
きる。
との直列回路並びに第2ヒークと第2制御極付整流素子
との直列回路を交流電源に対して並列接続し、前記第1
、第2制御極付整流素子の夫々の制御極に単一の制御信
号発生回路を関連付け、該制御信号発生回路は一方の整
流素子に、該整流素子を犬なる位相角で導通させる制御
信号を印加した時には他方の整流素子に、該整流素子を
小なる位相角で導通させる制御信号を印加する如く構成
したものであるので、例えば一方のヒータを温風ヒータ
にして、このヒータのみを使用して急速暖房したい場合
は、この暖房機のもつ許容ワット数いっばいのワットで
発熱させることができ急速暖房を効果的に行うことがで
きる。
しかも各ヒータの熱量を一方を犬にすると他方を小にて
き且これを無段階的に行うことができる等暖房機を有効
に利用することができる。
き且これを無段階的に行うことができる等暖房機を有効
に利用することができる。
第1図は本発明電気暖房機の正面図、第2図は本発明の
一実施例を示す電気回路図、第3図は動作説明用ベクト
ル図、第4図イ、口、ハは同電圧波形図である。 Hlは第1ヒータ、R2は第2ヒータ、Sl は第1制
御極付整流素子、S2は第2制御極付整流素子、3は制
御信号発生回路。
一実施例を示す電気回路図、第3図は動作説明用ベクト
ル図、第4図イ、口、ハは同電圧波形図である。 Hlは第1ヒータ、R2は第2ヒータ、Sl は第1制
御極付整流素子、S2は第2制御極付整流素子、3は制
御信号発生回路。
Claims (1)
- 1 第1ヒータと第1制御極付整流素子との直列回路並
びに第2ヒータと第2制御極付整流素子との直列回路を
交流電源に対して並列接続し、前記第1、第2制御極付
整流素子の夫々の制御極に単一の制御信号発生回路を関
連付は夫々の整流素子シの制御極間に接続し中点を交流
電源の一極に接続した可変抵抗と、該可変抵抗の両端と
交流電源の他極間に接続した一対のコンデンサとからな
ることを特徴とする電気暖房機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10119574A JPS5820053B2 (ja) | 1974-09-02 | 1974-09-02 | デンキダンボウキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10119574A JPS5820053B2 (ja) | 1974-09-02 | 1974-09-02 | デンキダンボウキ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5128339A JPS5128339A (ja) | 1976-03-10 |
JPS5820053B2 true JPS5820053B2 (ja) | 1983-04-21 |
Family
ID=14294155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10119574A Expired JPS5820053B2 (ja) | 1974-09-02 | 1974-09-02 | デンキダンボウキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5820053B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01119740U (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-14 |
-
1974
- 1974-09-02 JP JP10119574A patent/JPS5820053B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01119740U (ja) * | 1988-02-10 | 1989-08-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5128339A (ja) | 1976-03-10 |
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