JPS6237523Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6237523Y2 JPS6237523Y2 JP11764183U JP11764183U JPS6237523Y2 JP S6237523 Y2 JPS6237523 Y2 JP S6237523Y2 JP 11764183 U JP11764183 U JP 11764183U JP 11764183 U JP11764183 U JP 11764183U JP S6237523 Y2 JPS6237523 Y2 JP S6237523Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- switch element
- variable resistor
- positive
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 22
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 4
Landscapes
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（技術分野）
本考案はヘアドライヤの風温切換装置に関す
る。
る。
（背景技術）
第１図は従来のヘアドライヤにおける風温の制
御回路を示したもので、ヒータＲLへの通電をト
ライアツクの如きスイツチ素子Ｓで制御して所望
の温度に維持しようとするものである。図におい
て、正特性サーミスタTH、可変抵抗ＲV、コン
デンサC1は移相回路を構成するもので、コンデ
ンサC1の端子電圧はトリガ素子Ｔを介してヒー
タＲLと直列接続されたスイツチ素子Ｓのゲート
に与えられている。一方、抵抗ＲM、整流ブリツ
ジRef、チヨークコイルＬM1，ＬM2，コンデンサ
ＣMはモータ回路を構成するもので、モータＭに
直流電力を供給すると共にモータＭで発生する雑
音を外部に出さないようにしている。また、コン
デンサＣ1Nはスイツチングノイズを吸収するため
のものである。
御回路を示したもので、ヒータＲLへの通電をト
ライアツクの如きスイツチ素子Ｓで制御して所望
の温度に維持しようとするものである。図におい
て、正特性サーミスタTH、可変抵抗ＲV、コン
デンサC1は移相回路を構成するもので、コンデ
ンサC1の端子電圧はトリガ素子Ｔを介してヒー
タＲLと直列接続されたスイツチ素子Ｓのゲート
に与えられている。一方、抵抗ＲM、整流ブリツ
ジRef、チヨークコイルＬM1，ＬM2，コンデンサ
ＣMはモータ回路を構成するもので、モータＭに
直流電力を供給すると共にモータＭで発生する雑
音を外部に出さないようにしている。また、コン
デンサＣ1Nはスイツチングノイズを吸収するため
のものである。
動作にあたつては、正特性サーミスタTH、可
変抵抗ＲVを介してコンデンサC1が充電され、そ
の端子電圧がトリガ素子Ｔのブレークオーバー電
圧に達するとトリガ素子が導通してスイツチ素子
Ｓが点弧され、交流電圧の供給電圧がゼロクロス
してスイツチ素子ＳがオフするまでヒータＲLに
電力を供給する。そして、この動作は各正負の半
サイクルで繰り返される。また、コンデンサC1
の充電時間（積分時間）を決定する正特性サーミ
スタTHはヘアドライヤの温風経路に配置されて
いるので、温度が上昇すると充電時間を遅くし、
スイツチ素子Ｓの導通角を遅らせてヒータＲLへ
の電力供給を減らし、風温を一定に保つように働
く。
変抵抗ＲVを介してコンデンサC1が充電され、そ
の端子電圧がトリガ素子Ｔのブレークオーバー電
圧に達するとトリガ素子が導通してスイツチ素子
Ｓが点弧され、交流電圧の供給電圧がゼロクロス
してスイツチ素子ＳがオフするまでヒータＲLに
電力を供給する。そして、この動作は各正負の半
サイクルで繰り返される。また、コンデンサC1
の充電時間（積分時間）を決定する正特性サーミ
スタTHはヘアドライヤの温風経路に配置されて
いるので、温度が上昇すると充電時間を遅くし、
スイツチ素子Ｓの導通角を遅らせてヒータＲLへ
の電力供給を減らし、風温を一定に保つように働
く。
ところで、設定風温を変える場合、上記の回路
では正特性サーミスタTHと直列接続された可変
抵抗ＲVを操作するわけであるが、この際、第２
図イに示す如き温度−抵抗値特性を有する正特性
サーミスタTHと可変抵抗ＲVの抵抗値が合成さ
れて同図ロのようになり、正特性サーミスタTH
の変曲点ＴS，ＲSに作動領域が入つてしまうこと
がある。しかして、変曲点近傍では温度変化に対
する抵抗変化が小さいため温度制御の精度が非常
に悪くなつてしまうことになり、これがこの回路
の欠点であつた。また、正特性サーミスタTHと
可変抵抗ＲVとの抵抗値の関係から、温度当りの
抵抗変化の大きな素子ほど可変抵抗の可変範囲を
大きく設定する必要があり、設定温度の変更も難
しい。
では正特性サーミスタTHと直列接続された可変
抵抗ＲVを操作するわけであるが、この際、第２
図イに示す如き温度−抵抗値特性を有する正特性
サーミスタTHと可変抵抗ＲVの抵抗値が合成さ
れて同図ロのようになり、正特性サーミスタTH
の変曲点ＴS，ＲSに作動領域が入つてしまうこと
がある。しかして、変曲点近傍では温度変化に対
する抵抗変化が小さいため温度制御の精度が非常
に悪くなつてしまうことになり、これがこの回路
の欠点であつた。また、正特性サーミスタTHと
可変抵抗ＲVとの抵抗値の関係から、温度当りの
抵抗変化の大きな素子ほど可変抵抗の可変範囲を
大きく設定する必要があり、設定温度の変更も難
しい。
（考案の目的）
本考案は上記の点に鑑み提案されたものであ
り、風温制御精度を変えずに設定風温を変えるこ
とのできるヘアドライヤの風温切換装置を提供す
ることを目的とする。
り、風温制御精度を変えずに設定風温を変えるこ
とのできるヘアドライヤの風温切換装置を提供す
ることを目的とする。
（考案の開示）
第３図は本考案の一実施例を示す回路図であ
り、スイツチ素子Ｓのゲートを制御する移相回路
を除いて第１図のものと同様である。すなわち、
移相回路は正特性サーミスタTHとコンデンサC1
による直列回路と、コンデンサC1の両端に接続
された可変抵抗ＲVとコンデンサC2の直列回路よ
り構成され、可変抵抗ＲVを操作することにより
コンデンサC2の効果を可変できるようにしてい
る。
り、スイツチ素子Ｓのゲートを制御する移相回路
を除いて第１図のものと同様である。すなわち、
移相回路は正特性サーミスタTHとコンデンサC1
による直列回路と、コンデンサC1の両端に接続
された可変抵抗ＲVとコンデンサC2の直列回路よ
り構成され、可変抵抗ＲVを操作することにより
コンデンサC2の効果を可変できるようにしてい
る。
第４図イは正特性サーミスタTHの温度−抵抗
値特性図、同図ロは正特性サーミスタTHの抵抗
値とスイツチ素子Ｓの点弧される位相角との関係
を示す図であり、曲線ａは可変抵抗ＲVの抵抗値
が最大で移相回路にコンデンサC1のみが関与し
ている場合、曲線ｂは可変抵抗ＲVの抵抗値がほ
ぼゼロでコンデンサC1とコンデンサC2が並列接
続された場合、曲線Ｃは可変抵抗ＲVが中間にあ
る場合を夫々示している。このように、可変抵抗
ＲVの値を調整することにより正特性サーミスタ
THに何ら影響を与えることなくスイツチ素子Ｓ
の点弧位相角を広範囲に変えることができ、設定
風温を変えることができる。
値特性図、同図ロは正特性サーミスタTHの抵抗
値とスイツチ素子Ｓの点弧される位相角との関係
を示す図であり、曲線ａは可変抵抗ＲVの抵抗値
が最大で移相回路にコンデンサC1のみが関与し
ている場合、曲線ｂは可変抵抗ＲVの抵抗値がほ
ぼゼロでコンデンサC1とコンデンサC2が並列接
続された場合、曲線Ｃは可変抵抗ＲVが中間にあ
る場合を夫々示している。このように、可変抵抗
ＲVの値を調整することにより正特性サーミスタ
THに何ら影響を与えることなくスイツチ素子Ｓ
の点弧位相角を広範囲に変えることができ、設定
風温を変えることができる。
なお、他の動作については従来例について説明
したことを基本的に変らないので重複を避ける意
味でその説明は省略する。
したことを基本的に変らないので重複を避ける意
味でその説明は省略する。
（考案の効果）
以上のように本考案のヘアドライヤの風温切換
装置にあつては、ヒータとスイツチ素子を直列接
続し、正特性サーミスタと第１のコンデンサの直
列回路を前記スイツチ素子と並列接続し、可変抵
抗と第２のコンデンサの直列回路を前記第１のコ
ンデンサと並列接続し、前記正特性サーミスタと
前記第１のコンデンサの接続点をトリガ素子を介
して前記スイツチ素子のゲートに接続するように
構成したので、 (イ) 設定温度の変更が容易である。
装置にあつては、ヒータとスイツチ素子を直列接
続し、正特性サーミスタと第１のコンデンサの直
列回路を前記スイツチ素子と並列接続し、可変抵
抗と第２のコンデンサの直列回路を前記第１のコ
ンデンサと並列接続し、前記正特性サーミスタと
前記第１のコンデンサの接続点をトリガ素子を介
して前記スイツチ素子のゲートに接続するように
構成したので、 (イ) 設定温度の変更が容易である。
(ロ) 正特性サーミスタの抵抗変化の特性の悪いと
ころを使わずに設定温度の変更ができるので制
御精度が良い。
ころを使わずに設定温度の変更ができるので制
御精度が良い。
等の効果を有する。
第１図は従来のヘアドライヤの風温切換装置を
示す回路図、第２図はその動作説明図、第３図は
本考案の一実施例を示す回路図、第４図はその動
作説明図である。 ＲL……ヒータ、Ｓ……スイツチ素子、TH…
…正特性サーミスタ、Ｔ……トリガ素子、C1，
C2……コンデンサ、ＲV……可変抵抗。
示す回路図、第２図はその動作説明図、第３図は
本考案の一実施例を示す回路図、第４図はその動
作説明図である。 ＲL……ヒータ、Ｓ……スイツチ素子、TH…
…正特性サーミスタ、Ｔ……トリガ素子、C1，
C2……コンデンサ、ＲV……可変抵抗。
Claims (1)
- ヒータとスイツチ素子を直列接続し、正特性サ
ーミスタと第１のコンデンサの直列回路を前記ス
イツチ素子と並列接続し、可変抵抗と第２のコン
デンサの直列回路を前記第１のコンデンサと並列
接続し、前記正特性サーミスタと前記第１のコン
デンサの接続点をトリガ素子を介して前記スイツ
チ素子のゲートに接続してなるヘアドライヤの風
温切換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11764183U JPS6024204U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | ヘアドライヤの風温切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11764183U JPS6024204U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | ヘアドライヤの風温切換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6024204U JPS6024204U (ja) | 1985-02-19 |
| JPS6237523Y2 true JPS6237523Y2 (ja) | 1987-09-25 |
Family
ID=30270722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11764183U Granted JPS6024204U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | ヘアドライヤの風温切換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6024204U (ja) |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP11764183U patent/JPS6024204U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6024204U (ja) | 1985-02-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5820391B2 (ja) | 内燃機関用無接点点火装置 | |
| JPS6237523Y2 (ja) | ||
| JPH0127591Y2 (ja) | ||
| JP2662548B2 (ja) | 自動電圧切替温風器 | |
| JP2563875Y2 (ja) | 負荷電力制御回路 | |
| JPH0514478Y2 (ja) | ||
| JPS622655Y2 (ja) | ||
| JPH029328Y2 (ja) | ||
| JPS6347018Y2 (ja) | ||
| JPS5833499Y2 (ja) | 電気コタツ | |
| JPS6319844Y2 (ja) | ||
| JPH0323804Y2 (ja) | ||
| JPS6137979Y2 (ja) | ||
| JPH0418483Y2 (ja) | ||
| JPH0345040U (ja) | ||
| JPS5937613U (ja) | 発熱体の温度制御装置 | |
| JPS6338611B2 (ja) | ||
| JPS621760Y2 (ja) | ||
| JPS6033214B2 (ja) | 空気調和機の送風機速度制御回路 | |
| JPS61112413U (ja) | ||
| JPS5847442Y2 (ja) | 温度制御装置 | |
| JPS58123039A (ja) | フアンコンベクタの制御回路 | |
| JPH02150642A (ja) | 空気清浄機 | |
| JPS61148209U (ja) | ||
| JPS6137527B2 (ja) |