JPS6137527B2 - - Google Patents

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JPS6137527B2
JPS6137527B2 JP7924276A JP7924276A JPS6137527B2 JP S6137527 B2 JPS6137527 B2 JP S6137527B2 JP 7924276 A JP7924276 A JP 7924276A JP 7924276 A JP7924276 A JP 7924276A JP S6137527 B2 JPS6137527 B2 JP S6137527B2
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JP
Japan
Prior art keywords
operation mode
circuit
combustion
burner
resistor
Prior art date
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Application number
JP7924276A
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English (en)
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JPS534233A (en
Inventor
Tadao Horikoshi
Tomohisa Haneda
Norihiko Maruta
Sadao Ootake
Kazuo Aoki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP7924276A priority Critical patent/JPS534233A/ja
Publication of JPS534233A publication Critical patent/JPS534233A/ja
Publication of JPS6137527B2 publication Critical patent/JPS6137527B2/ja
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は燃焼式温風暖房機の制御回路に関す
る。
(ロ) 従来の技術 近来、室外から燃焼空気を吸気し室外へ排気す
るもので、燃料と空気を気化混合せしめて燃焼を
行ない、該燃焼により発生する燃焼熱を熱交換し
た温風を室内に供給する吸排気型温風暖房機が急
増しているが、一般に此種暖房機は室内の温度を
一定に保つためにサーモスタツト等を用いて燃焼
―停止の繰り返しを行なつている。
しかしながら暖房機の発熱量が例えば
10000Kca/h前後の大発熱量とした場合、熱
焼時と停止時における発熱量の変動がはげしく、
室温が定温度に達した事をサーモスタツトが検知
して燃焼を停止させても熱交換器の温度が低下す
るまでの余剰熱によつて室内に温風が供給された
り、又燃焼を停止した後室温が設定温度よりも低
下した事をサーモスタツトが検知して燃焼を開始
しても熱交換器の温度が上昇するまでの不足熱の
ために室温を一定に保つ事が難しい。
更にまた実公昭50−25540号公報に開示するよ
うに、室内に温風を供給するフアンの送風量を一
定とし、バーナの発熱量を強・弱2段階に可変す
るものにおいては、強発熱時の温風温度と弱発熱
時の温風温度との差が大きいために、例えば強発
熱時の温風温度が快適であつても、その後弱発熱
量に切り換わつた場合には温風温度が低く冷風が
室内に供給されるために肌寒いといつたような不
快感を与えてしまうといつた問題が生じていた。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明は、前述する諸問題点に鑑みてなされた
ものであり、室内の温度に応じてバーナの発熱量
を自動的に可変すると共に温風量もバーナの発熱
量に応じて自動的に可変して冷風を室内に供給す
る事なく暖房を行なうと共に室温を良好にコント
ロールできるよう構成したものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 このために本発明は、実施例に示すように、バ
ーナに燃焼用空気を供給するバーナモータ13
と、該バーナモータ13による燃焼用空気の供給
量を強運転モードか弱運転モードかに可変する燃
焼空気調節要素としてのダンパー制御用ソレノイ
ド22と、前記バーナに液体燃料を供給するポン
プ9と、該ポンプ9の燃料供給量を強運転モード
か弱運転モードかに可変制御する発振回路10
と、前記バーナの発生する燃焼熱を熱交換した室
内に供給する温風量を強運転モードか弱運転モー
ドかに可変する温風送風装置としてのフアンモー
タ20と、前記ソレノイド22と並列接続され前
記フアンモータ20及び発振回路10の作動能力
を強運転モードか弱運転モードかに切り換える能
力切換要素としてのリレーコイル23と、該コイ
ル23と前記ソレノイド22との並列回路に直列
接続され室内温度が設定温度より低い場合には閉
成し該設定温度より高い場合には開成するルーム
サーモスタツト24とを備えたものである。従つ
て前記ルームサーモスタツト24の閉成状態では
前記ソレノイド22は励磁して給気管を全開とし
て強運転モードとなると共に前記フアンモータ2
0及び発振回路10の作動能力を強運転モードと
すべく前記リレーコイル23を励磁し、またサー
モスタツト24の開成状態では前記ソレノイド2
2は消磁して給気管を半開状態として弱運転モー
ドとすると共に前記フアンモータ20及び発振回
路10の動作能力を弱運転とすべくリレーコイル
23を消磁させるようにしたものである。
(ホ) 作用 室内温度が設定温度に達するとルームサーモス
タツト24が開成して、ソレノイド22、リレー
コイル23が消磁し、その接点19を常閉点1
9′に接点105を常閉接点105′に切り換える
ので、温風送風装置(実施例ではフアンモータ2
0)は低速回転である弱運転モードで運転し、発
振回路10は弱発振モードとなりポンプ9の作動
能力も弱運転モードとなり、また前記ソレノイド
22の消磁によつてバーナへの給気管が半開状態
となり燃焼空気量も弱運転モードとなる。
(ヘ) 実施例 以下本発明を図について説明すると電源端子1
には電流ヒユーズ2が、端子3には運転スイツチ
4が接続され、ラインA・B間には電源ランプ
5、常閉のプロテクトサーモ6と、バーナボデイ
加熱用ヒータ7と、所定温度より低いとき閉成す
るヒータサーモ8、ポンプ9を具備する発振回路
10と常閉固定接点11′と常開固定接点11″を
有するリセツトスイツチ11よりなる直列回路が
夫々並列に接続してある。
前記運転スイツチ4は「切」・「強」・「弱」の切
り換えを行なうもので、「切」の状態ではイ,
ロ,ハ,ニ,ホの支線のいずれもが遮断され、
「強」の状態ではハの支線のみ遮断され、「弱」の
状態ではロ,ニ,ホが遮断される。そして支線イ
はラインBとなり、支線ロはバーナボデイの温度
を検知する燃焼サーモ12を介してラインCとな
る。ラインA,C間にはバーナモータ13、後述
のタイマーリレーコイル72に連動するタイマー
接点14と点火装置15との直列回路、バーナへ
の燃料給路を開閉する電磁バルブ16と後述のフ
レームセンサリレーコイル61と連動する接点1
7よりなる直列回路、トランス18が夫々並列に
接続してあり、前記トランス18の二次側にはフ
レームセンサ回路29とタイマー回路30が接続
してある。前記端子3とタイマー接点14の常閉
固定接点14′間には、リレー接点19と温風装
置としてのフアンモータ20と燃焼室の温度を検
知した所定温度以上を検知すると閉成する遅延サ
ーモ21よりなる直列回路が接続されている。ラ
インAと支線ニ間には燃焼空気調節要素としての
ソレノイド22と能力切換要素としてのリレーコ
イル23の並列回路が接続され、支線ホの両端は
リレーコイル23に連動するリレー接点19の常
開固定接点19″及びフアンモータ20と接続し
てある。前記フアンモータ20はバーナの発生す
る燃焼熱を熱交換して室内に温風を供給するもの
である。該ソレノイド22はバーナに燃焼空気を
供給するバーナモータ13の給気量を可変するよ
うに給気管の適所に配設されてダンパーを制御し
該給気管を強燃焼状態のとき全開若しくは弱燃焼
状態のとき半開として燃焼空気を調節するための
ものである。即ち運転スイツチ4が「強」の状態
で後述のルームサーモスタツト24の閉成状態下
では、前記ソレノイド22は励磁して前記給気管
を全開とし、ルームサーモスタツト24の開成状
態下では前記ソレノイド22は消磁して前記給気
管を半開とする。また運転スイツチ4が「弱」の
状態では支線イ,ハのみが導通するため、ルーム
サーモスタツト24の開閉とは関係なく、リレー
コイル23及びソレノイド22は消磁したままで
あつて給気管はダンパーにより半開状態のままで
ある。又、前記運転スイツチ4の支線イ,ロ,ハ
の一端は端子3と短絡され、支線ロ,ハの他端は
設定温度より低いとき閉成する室内温度検知要素
としてのルームサーモスタツト24に接続されて
いる。更に点火装置15の両端間には接点32,
63を有するリレーコイル25が接続され、フレ
ームセンサーコイル61の接点17の常閉固定接
点17′とラインA間にはリセツトランプ26が
接続され、ラインBはリセツトスイツチ11の常
開固定接点11″と接続してある。
次に第2図のd線はトランス18の中間タツプ
に接続され、ダイオード27のカソードがa線
に、ダイオード28のカソードがb線に接続され
て、単相センタタツプ整流方式を構成しているた
め、中間タツプより取出される出力波形は全波整
流波形となる。従つてダイオード27,28のア
ノード側がタイマー回路30の一方の電源ライン
cとなり、他方の電源ラインはf線である。
フレームセンサリレーコイル61に連動する接
点31はe線と前記タイマー回路30の他方の電
源ラインのf線への切り換えを行ない、d線とf
線間には前記リレーコイル25に連動するリレー
接点32が接続されている。
前記フレームセンサ回路29はb線とe線間に
接続した整流回路33、発振回路34、a線とe
線間に接続した出力回路35よりなる。整流回路
33は燃焼室内適所に配設した炎検知電極36,
37(この電極のうち一方はバーナボデイとなる
こともある)、コンデンサ38,39、抵抗40
よりなり、発振回路34はダイオード41と抵抗
42と両端にコンデンンサ43を接続した抵抗4
4よりなる脈流発生回路45、前記整流回路33
と接続した抵抗46とコンデンサ47よりなる時
定数回路48、時定数回路48側にアノードが接
続されたプログラマブルユニジヤンクシヨントラ
ンジスタ49(以下PUTという)と抵抗50よ
りなる直列回路、脈流発生回路45とPUT49
のゲート間に接続されたコンデンサ51と抵抗5
2とダイオード53,54よりなる並例回路、
PUT49のカソードとサイリスタ55のゲート
間に接続したコンデンサ56と抵抗57よりなる
直列回路、ゲートe線間の抵抗58、コンデンサ
56と抵抗57との接続点とe線間に接続したダ
イオード59よりなつている。
前記出力回路35は両端にコンデンサ60を接
続したフレームセンサリレーコイル61と前記サ
イリスタ55との直列回路がリレーコイル61側
がアノード、e線側がカソードとなるように接続
され、アノードとd線間にはダイオード62と前
記リレーコイル61に連動する常開のリレー接点
63との直列回路が接続してある。
前記タイマー回路30のc、f線間にはコンデ
ンサ64及び抵抗65よりなる整流回路66、ツ
エナーダイオード67と抵抗68よりなる定電圧
回路69、抵抗70とトランジスタ71とタイマ
ーリレーコイル72よりなる直列回路が接続さ
れ、前記ツエナーダイオード67と抵抗68との
接続点から延長したラインgとc線間には点火許
容時間を決定する時定数回路である抵抗73とコ
ンデンサ74の直列回路、プリバージ時間を決定
する抵抗75とコンデンサ76よりなる時定数回
路77、リセツトスイツチ11と連動する常開の
スイツチ78と抵抗79よりなる直列回路が接続
され、抵抗73とコンデンサ74との接続点mと
トランジスタ71のベースとの間にはツエナーダ
イオード80と抵抗81と可変抵抗82との直列
回路が接続され、接続点mとc線間にはダイオー
ド83が接続され、タイマーリレーコイル72の
両端にはダイオード84が、抵抗75の両端には
ダイオード85が夫々接続され、前記トランジス
タ71のエミツタとc線間にはエミツタ側にアノ
ードがくるようにPUT86が接続され、そのゲ
ートは抵抗87を介して抵抗75とコンデンサ7
6との接続点と接続してある。
前記発振回路10は発振数を可変してポンプ9
の供給燃料量を増減させるものであり、それの端
子88,89間にダイオードによる単相ブリツジ
整流回路90が接続してあり、他の接続点n、P
から導出されるラインh、i間には定電圧回路9
1、第1スイツチング回路92、第2スイツチン
グ回路93が夫々並列に接続してある。
前記定電圧回路91は抵抗94とコンデンサ9
4とコンデンサ95の直列回路、ヒユーズ抵抗9
6を介して抵抗97とツエナーダイオード98と
の直列回路を並列接続してある。
前記第1スイツチング回路92はアノードが前
記ヒユーズ抵抗96に接続したサイリスタ99、
抵抗97とツエナーダイオード98との接続点q
とサイリスタ99のゲート間に接続した抵抗10
0と101と102よりなる直列回路、接続点q
とカソード間に接続した抵抗103と可変抵抗1
04とリレー接点105とコンデンサ106より
なる直列回路、抵抗100と101との接続点に
ゲートをリレー接点105とコンデンサ106と
の接続点にアノードを抵抗101と102との接
続点にカソードを夫々接続したPUT107等よ
りなり、PUT107のカソードとサイリスタ9
9のカソード間には抵抗108が、抵抗101の
両端にはダイオード109とコンデンサ110と
の並列回路が夫々接続され、可変抵抗104と接
続した常閉固定接点105′を有するリレーコイ
ル23の接点105の常開固定接点105″と接
続点q間には抵抗103と104より合成的に高
抵抗の抵抗111と可変抵抗112との直列回路
が接続してある。又、サイリスタ99のカソード
と接続点p間には負荷であるポンプ9が接続して
ある。
前記第2スイツチング回路93はアノードが前
記サイリスタ99のアノードに接続したサイリス
タ113と抵抗114と一端を前記接続点pに接
続した可変抵抗115よりなる直列回路、サイリ
スタ113のカソードとサイリスタ99のカソー
ド間に接続したコンデンサ116と抵抗117よ
りなる直列回路、サイリスタ99のカソードとサ
イリスタ113のゲート間に接続したダイオード
118と2端子交流制御用素子119と抵抗12
0よりなる直列回路、前記ポンプ9の両端に接続
したダイオード121と2端子交流制御用素子1
22よりなる直列回路、前記2端子交流制御用素
子119と抵抗120との接続点とサイリスタ1
13のカソード間に接続した抵抗123よりなつ
ている。
前記フレームセンサ回路29の作動は出力回路
用電圧Voutと発振回路用電圧Vpscが現われ電極
36,37間に炎が発生すると炎の整流作用によ
つてコンデンサ38両端の電圧は略直流電圧とな
り、コンデンサ47に充電される。ここでPUT
49のアノード側とe線間の電圧がコンデンサ4
3の両端電圧とPUT49のオフセツト電圧VT
の和をこすとPUT49が作動し、ゲート及びア
ノードからカソード側への電流が流れる。PUT
49が作動して抵抗50両端にある一定以上の電
圧が発生するとコンデンサ56、抵抗57を介し
てサイリスタ55のゲートに信号が入りサイリス
タ55が作動してフレームセンサリレーコイル6
1の励磁が継続可能となる。
次にタイマー回路30について述べる。
先ず整流回路66による直流電圧が定働圧回路
69のツエナーダイオード67両端で一定電圧と
なる。このため後述のコンデンサ76の容量より
大なる容量のコンデンサ74、ツエナーダイオー
ド80、抵抗81、可変抵抗82、トランジスタ
71、抵抗70に定電圧が加わる。そして抵抗6
8を介してコンデンサ76,74が夫々充電され
るが、コンデンサ76の方の容量が小さいので
PUT86のゲート電位が抵抗70の両端電圧即
ちPUT86のアノード電位よりオフセツト電圧
だけ低くなるとPUT86が作動する。これと同
時にトランジスタ71のエミツタ抵抗が抵抗70
でなく略零Ωに等しくなるのでトランジスタ71
も完全に導通しリレーコイル72が励磁する。そ
の後コンデンサ74に流れる電流が次第に減少
し、トランジスタ71のベース電位が低くなりリ
レーコイル72の電圧が復帰電圧以下となつてリ
レーコイル72が消磁し、そのタイマー接点14
を常閉固定接点14′に復帰させる。
次に発振回路10の作動はツエナーダイオード
98両端の電圧は一定に保たれており、抵抗10
1の両端電圧とPUT107のオフセツト電圧と
の和よりコンデンサ106の両端電圧が大きくな
るとPUT107が作動し、抵抗108に生じる
電圧によつてサイリスタ99のゲートに信号が入
り、サイリスタ99及びポンプ9が作動する。
更にコンデンサ116の両端電圧が2端子交流
制御用素子119のブレークオーバー電圧をこす
と2端子交流制御用素子119が作動し抵抗12
3の両端電圧によりサイリスタ113のゲートに
信号が入りサイリスタ113が作動する。
この場合、抵抗114と可変抵抗115の両端
電圧が略電源電圧となりポンプ9の両端電圧がコ
ンデンサ116の両端電圧分だけ高くなる結果と
なり、サイリスタ99には逆電圧が加わるのでサ
イリスタ99は閉路し、コンデンサ116の充電
電圧はポンプ9と整流回路90とサイリスタ11
3等を通して数十〜数百μsecのわずかな間で放
電されポンプ9の作動は停止する。更にこの場合
ポンプ9のインダクタンス分によつて逆起電力が
現われ、この電圧が2端子交流制御用素子122
のブレークオーバー電圧以上になると2端子交流
制御用素子122が導通しポンプ9の両端電圧の
変化によつてサイリスタ113のアノードとカソ
ードが逆電圧となり、サイリスタ113が閉路す
る。
しかもコンデンサ116の充電電圧ポンプ9と
抵抗114,115によつて放電されるが抵抗1
14,115のインピーダンスがポンプ9のイン
ピーダンスに較べて充分大きくとつてあるためポ
ンプ9が作動することはない。
このようにポンプ9は1分間に数回等の繰り返
し作動を行なうがリレーコイル23に連動するリ
レー接点105の常閉固定接点105′に接続さ
れた抵抗103,104の合成抵抗が常開固定接
点105″に接続された抵抗111,112の合
成抵抗より小さいために常開固定接点105′側
に閉路した場合がポンプ9の一定時間における作
動回数は少なくなる。
第5図はルームサーモスタツト24によつて室
内温度を制御した場合の温度―時間曲線であるが
ルームサーモスタツト24が殆んどが燃焼装置の
器体内に配設されており、室内温度との間に温度
差を生じがちである。
曲線1は従来の一般的な発熱量を可変しない場
合の温度変化であり、ルームサーモスタツトの
OFF後に余剰熱によつて少許温度は上昇しア、
ルームサーモスタツトのON後にも燃焼装置によ
る燃焼熱が上昇するまでに時間がかかり、少許降
下イする。また燃焼状態と燃焼停止の繰り返しで
あるため、その繰り返しも頻繁に行なわれ、曲線
の勾配も急となり不快感を感ずる。
曲線2は本発明による高発熱量の場合でありル
ームサーモスタツト24のON時は従来と同様で
あるが、OFF時は低発熱量による燃焼を停止す
る状態がなく、曲線の勾が緩やかとなつて、いわ
ゆるなめらかな暖房が行なわれ体感温度の変化が
少ない心地良い暖房が行なわれる 曲線3は本発明による低発熱量の場合であり、
OFFまでの立上がりが遅れて従来と同様の変化
をする。
本発明は以上の如く構成してあり、以下上述す
る回路の動作について説明する。運転スイツチ4
が「切」の場合は支線との導通がないので装置は
作動しない。運転スイツチ4を「強」にすると、
支線イ,ロ,ニ,ホが導通し、電源ランプ5およ
びヒータ7に通電されて該ランプ5が点灯すると
共にバーナボデイが加熱される。また、この時室
温が低いのでルームサーモスタツト24が閉成し
ておりソレノイド22、リレーコイル23が励磁
してダンパーにより給気管を全開状態にしてバー
ナへの燃焼空気供給量を大とする強運転モードと
すると共にそのリレー接点19を常開固定接点1
9″に切り換えてフアンモータ20を強燃焼に応
じて高速回転させる強運転モードとし、且つその
リレー接点105を常開固定接点105″に切り
換えて発振回路10を強発振モードとする。しか
しこのとき、燃焼室の温度が所定温度より低く遅
延サーモ21が開成しているためフアンモータ2
0は運転しない。
そして、バーナボデイが一定温度に達すると燃
焼サーモ12が閉成しバーナモータ13が作動を
開始してプリバージを行なう。また、トランス1
8を介して出力回路35用電圧Voutと発振回路
34用電圧Vpscが現れると共に定電圧回路69
によりタイマー回路30に定電圧電源が供給され
る。タイマー回路30の時定数回路77によつて
設定しているプリバージ時間の終了後ゲート電位
がアノード電位より低くなりPUT86は作動
し、これと同時にトランジスタ71が完全に導通
してリレーコイル72が励磁する。該リレーコイ
ル72の励磁によつてその接点14が常開固定接
点14″に切り換わり、点火装置15が作動して
点火動作を行なうと共にリレーコイル25が励磁
してその接点32,63を閉成する。従つて、フ
レームセンサリレーコイル61は出力回路35用
電圧Voutにより励磁して、その接点31を常開
固定接点31″に切り換えるが前記接点32によ
りタイマー回路30への電源供給は保持される。
また、前記フレームセンサリレーコイル61の励
磁により接点17は常開固定接点17″に切り換
えられリセツトスイツチ11を介して発振回路1
0に電源を供給して強発振モードでポンプ9を作
動させるとともに電磁バルブ16を開きバーナに
燃料を供給する。
前記タイマー回路30のリレー72は第4図で
図示する如く一定時間T1後の時間T2(フレーム
センサ回路29による炎検知が充分行なわれる点
火許容時間)だけ励磁し、該センサー回路29が
燃焼炎を検知するとタイマー回路30の点火許容
時間後接点14が常閉固定接点14′に切り換わ
るためリレーコイル25の消磁により接点63を
開成しても燃焼炎が存在しているためサイリスタ
55が導通しているのでフレームセンサリレーコ
イル61は自己の接点31を介して自己保持す
る。そして、前述したように点火許容時間を決定
するコンデンサ74に流れる電流が減少する事に
よつてトランジスタ71のベース電位が低くなり
リレーコイル72は消磁し、その接点14を常閉
固定接点14′に切り換えて点火装置15の作動
を停止すると共にリレーコイル25を消磁してそ
の接点32,63を開成してタイマー回路30へ
の電源供給を停止する。このようにして9000Kca
/h前後の高発熱量で燃焼が継続される。
また、燃焼開始により燃焼室の温度が上昇しそ
の温度が一定温度に達すると遅延サーモ21が閉
成しフアンモータ20を高速回転である強運転モ
ードで作動して温風を室内に供給する。
そして、室内の温度が設定温度に達するとルー
ムサーモスタツト24が開成してソレノイド2
2、リレーコイル23は消磁し、その接点19を
常閉接点19′にまた接点105を常閉接点10
5′に切り換えるのでフアンモータ20は低速回
転である弱運転モードで運転し、発振回路10は
弱発振モードとなりポンプ9の作動は一定時間に
おける作動回数が減少する。前記ソレノイド22
の消磁によつて給気管がダンパーにより半開状態
となりバーナへ供給する燃焼空気量を減少して
4500Kca/h前後の低発熱量に自動的に切り換
わる。
その後、ルームサーモスタツト24が設定温度
よりも室温が低い事を検知して閉成するように高
発熱量に切り換える。
このようにして運転スイツチ4の「強」状態に
あつては、ルームサーモスタツト24の開閉によ
つて強・弱運転モードの切り換りが行なわれ、室
内への温風供給量、バナへの燃焼空気の供給量、
バーナへへの燃料供給量を夫々強運転モードか弱
運転モードかに切り換えるものである。
次に運転スイツチ4を「弱」にすると支線ニが
遮断されるため、ソレノイド22、リレーコイル
23には通電されず、ルームサーモスタツト24
の開閉によつて4500Kca/h前後(弱発熱量)
と燃焼停止との燃焼サイクルを繰り返す。
(ト) 発明の効果 以上の如く本発明の燃焼式温風暖房機によれ
ば、室内温度を感知する室内温度検知要素によつ
て燃焼空気調節要素を制御して燃焼空気量の調節
を行なうと同時に、能力切換要素を制御して温風
を室内に供給する温風供給装置の運転能力の可変
並びにバーナへの燃料供給量を決定する発振回路
の作動能力の可変が行なえるものである。即ち室
内に温風を供給する温風送風装置の送風量もバー
ナの発熱量に応じて可変するように構成したの
で、弱発熱量に切り換わつた時に温風温度の低い
冷風が供給されて肌寒いといつた不快感を与える
事がなく快適な暖房を行なえるという効果を奏す
るものである。
勿論バーナの発熱量を大発熱量とした場合に、
従来のような燃焼と停止のサイクルの繰り返しで
は発熱量の変動が激しくて室温を一定に保つこと
が難しかつたが、本発明では温度差が少なく精度
の高い温度ができ、体感温度の変化の少ない心地
良い暖房が行なわれるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気回路図、第2図はフレー
ムセンサ回路とタイマー回路の一実施例、第3図
は発振回路の一実施例、第4図はタイマーリレー
の作動図、第5図はルームサーモの作動による温
度一時間特性である。 9……ポンプ、10……発振回路、13……バ
ーナモータ、20……フアンモータ(温風送風装
置)、22……燃焼空気調節要素(ソレノイド)、
23……能力切換要素(リレーコイル)、24…
…室内温度検知要素(ルームサーモスタツト)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 バーナに燃焼用空気を供給するバーナモータ
    と、該バーナモータによる燃焼用空気の供給量を
    強運転モードか弱運転モードかに可変する撚焼空
    気調節要素と、前記バーナに液体燃料を供給する
    ポンプと、該ポンプの燃料供給量を強運転モード
    か弱運転モードかに可変制御する発振回路と、前
    記バーナの発生する燃焼熱を熱交換した室内に供
    給する温風送風量を強運転モードかに可変する温
    風送風装置と、前記空気調節要素と並列接続され
    前記送風装置及び発振回路の作動能力を強運転モ
    ード弱運転モードかに切り換える能力切換要素
    と、該切換要素と前記空気調節要素との並列回路
    に直列接続され室内温度が設定温度より低い場合
    には閉成し該設定温度より高い場合には開成する
    ルームサーモスタツトとを備え、前記ルームサー
    モスタツトの閉成状態では前記空気調節要素は強
    運転モードとなると共に前記送風装置及び発振回
    路の作動能力を強運転モードとすべく前記能力切
    換要素は切り換り、また前記サーモスタツトの開
    成状態では前記空気調節要素は弱運転モードとな
    ると共に前記送風装置及び発振回路の作動能力を
    弱運転モードとすべく前記能力切換要素は切り換
    ることを特徴とする燃焼式温風暖房機。
JP7924276A 1976-07-01 1976-07-01 Liquid fuel combustion system Granted JPS534233A (en)

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JPS5646924A (en) * 1979-12-24 1981-04-28 Sanyo Electric Co Ltd Combustion control circuit for liquid combustor

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