JPS58200019A

JPS58200019A - 内燃機関

Info

Publication number: JPS58200019A
Application number: JP8361882A
Authority: JP
Inventors: Mitsuru Hoshi; 星　満; Masashi Kobayashi; 正志小林; Yasuhisa Okubo; 大久保　安久
Original assignee: Fuji Jukogyo KK; Fuji Heavy Industries Ltd
Current assignee: Subaru Corp
Priority date: 1982-05-18
Filing date: 1982-05-18
Publication date: 1983-11-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、内燃機関におＧｊるｉｉｌ滑用Ａイルの灰し
、及びそのオイルパン側での貯留、史にはブローバイガ
スの還元に関りるものである。

ウェットサンプ方式の内燃機関ではクランクケース底部
にＩＩＪ滑に必要な多量のオイルを貯えるオイルパンが
取付けてあり、且゛つこれらのクランクケースとオイル
パンが常時連通して１つのクランク室を形成している。

そして、オイルパン内のオイルをポンプにより機関各部
に供給して＆ｌ滑を行い、１ＩＩＷｊ後のオイルは自然
落下させて再びオイルパンに戻４ようにしである。

ところでこの方式では、クランクケースとオイルパンが
常に連通しているため、クランクケースに漏洩する１０
−バイガスがオイルに触れることで、オイルの劣化を招
く。また、オイルパン内のオイルの流動に対してｉｌｌ
限がないため、旋回、登板、降板等の走行状態、機関の
振動状態、更にはピストン背圧により油面が変動し、ク
ランク軸のオイル撹拌抵抗が増して、出力、燃費の悪化
を招いたり、オイルがオイル戻し通路を塞いだり、ブロ
ーバイガス通路に入り込むことによるオイル吹きを生じ
たり、更にストレーナ部から１７を吸込むことによるｌ
！ｌＷ４部へのオイル供給不足を生じる等の問題がある
。

そこでかかる問題に対処するものとして、従来例えば実
開昭ｂ！＋−１１４３０５号公報の先（１技愉がある１
゜これはエンジン本体底部とオイルパンとの間にバッフ
ル板を段重」て両名を１１切るものであり、このバッフ
ル板及びぞのオイル回収口に設けられる逆止弁でオイル
パン内のオイルの流動が制限されることから、オーイル
撹拌抵抗の増大、オイル吹き等は防止し得る。しかるに
、オイル回収１１は常開式であってブローバイガスはオ
イルパン内に自由に出入りするので、オイルの劣化を防
止づることはできず、ピストン背圧によるオイル油面の
変動を生じる恐れがあり、史にブローバイガスの運几す
悪い。

本発明はこのような事情に鑑み、オイル吹き等の問題に
加え、ブローバイガス、ピストン１ｆＩｆによる種々の
間融をも解消４るようにしｌ、：内燃機関を提供するこ
とを目的と４６゜この目的のため、本発明による内燃機関は、バッフル板
により仕切られたクランク室にはピストン背圧により比
較釣人さい脈動圧が生じ、［４＝ｙこれがオイル戻し通
路、ブローバイガス還元通路にも作用することを考慮し
、このピストン背圧を利用してバッフル板上のオイルの
オイルパンへの戻し、オイル戻し及びブローバイガス還
元の各通路での各作用を促進させ、史にオイルパンのオ
イルにピストン背圧、ブローバイガスが作用するのを極
力防止づることを特徴とするものである。

以下、図面を参照して本発明の一実施例につき具体的に
説明すると、図面において符号１はクランクケース、２
はシリンダであり、クランクケース１内のクランク軸３
がフンロッド４を介してシリンダ２内のピストン５に連
接してあり、クランクケース１の底部にオイルパン６が
取イ１りられＣそこに潤滑用のオイルが溜っている。シ
リンダ２の上部のシリンダヘッド７には動弁機構を覆う
自ツカカバー８が被せてあり、このロッカカバー８内の
ロツノＪ−室９とクランクケース１内のクランク室１０
との闇の上部１・ドブローバイガス還元用の通路１１が
連通し、下部にオイルを自重落下して戻すオイル戻し通
路１２が達通する。そして、ロッカー室９の上部にはブ
ローバイガスとそこに含まれるオイルを分離するオイル
セパレータ１３が装鴇され。

このオイルセパレータ１３からブローバイガスのみを通
路１４により、１−７クリーす１５に吸入して還元づる
ようになっている。

かかる構成におい゛Ｃ１クランクケース１の底部とオイ
ルパン６との間にバッフル板１６がＨｔｊられて、クラ
ンク室１０に灼しオイルパン６の室１１を４１切るよう
になっており、バッフル板１６の孔２６にオイルパン６
側のストレーナ１８とオイルポンプ１９を結ぶ吸込管２
０．オイルレベルグ　ジ等が通し〔ある。また、バッフ
ル板１６においてその１にオイルが溜り闘い下部にオイ
ル落下孔２１が開口しであり、この孔２１にクランーク
室１０のピストン背（ｌのｉ）、　１１　Ｃのみ開く逆
止弁２２が取付けられう。なお、ｆＬ２Ｇと吸込み管２
０との間隙はなくてｂよい。又バッフル板１６の上部に
圧ノノバフンス用の小孔２３を穿設し−（しよい。ここ
ぐ、上記逆Ｉ［弁２２がピストン背Ｌ「の１１圧で開い
てオイル落下を行うときブローバイガスも一緒に流下ζ
るため、オイルパン６の室１７にはブローバイガスがた
まることになる。そこで、Ａ５− イルパン６にはブローバイガスを排出づるためのエアー
抜き用の孔２４が穿設され、この孔２４が上記ブローバ
イガス還元用の通路１１と同様に通路２５によりロッカ
ー室９に達通しである。

また、オイル戻し通路１２においてはロッカー室９から
オイルが自重落下し、ブローバイガス還元用の通路１１
．２５ではエアクリーナ１５からの吸引力が作用するこ
とでクランク室１０のブローバイガスを吸引して還元す
るが、これらの通路１２．１１．２５にもピストン背圧
が作用するため、これにより［述のオイル又はブローバ
イガスの流れを害する恐れがある。そこで、ピストン背
圧を逆に利用してオイル又はブローバイガスの流れを促
進させるため、オイル戻し通路１２にはピストン背圧の
負圧で開く逆止弁２１が設けられ、ブローバイガス側の
通路１１．２５には逆に正圧で開く逆止弁２８．２９が
設【ｊである。

このように構成されることから、機関停止時にはオイル
が従来通りオイルパン６に溜っているため、オイルレベ
ルの確認は従来と同様に容易に行６一うことができる。

次いで機関運転時には、オイルパン６のオイル中のスト
レープ１８からオイルポンプ１９によりオイルが汲み上
げられ、且つ各部に圧送さてａｍをｆ′Ｔうことになり
、ぞの潤滑後のオイルは１接パンフル板１６上に落下す
るなり、又は白ツカー室９からオイル戻し通路１２を自
重落下してバッフル＆１６１に落下して溜まる。ところ
で、バッフル４１１！１６によりオイルパン６側との闇
が仕切られたクランク室１０内には、ピストン１！ｖロ
ーによる比較的太ｄい脈動圧が常に生じていることから
、この脈動圧の正圧により逆止弁２２が断続的に開いて
、バッフル板ｌｆｉ上のオイルが強制的にオイルパン６
側に送られる。１こうして、潤滑＃Ｉ＆帰運づるオイル
は一時的にバッフル板１６上に溜ることはあっても速や
かにオイルパン６に強ｌｌ１１的に送られて溜ることに
なり、この結果、バッフル板１６上に溜つ□・ているオ
イルは−Ｌ述の圧送前のわずかの量であり、これにより
クランク室１０内はほとんどオイルのないドライサン１
６式と同様の状態になる。そして、機関が軸胴しＩこり
、又は遠心力が作用する等してオイルパン６の油面が変
動しても、バッフル板１６によりクランク室１０への逆
流は阻止される。

またこのとき、クランク室１０に漏洩（るブローバイガ
スの大部分はあまりオイルに触れることなく、且つオイ
ルの吹き上げを伴うことなく通路１１によりロッカー室
９に導かれる。また、ピストン背圧の正圧により逆止弁
２２が開くときオイルパン６の室１７内に流入するブロ
ーバイガスも、エアー抜き用の孔２４、通路２５により
同様にロッカー室９に導かれ、そこでオイルセパレータ
１３により気液分離された後エアクリーナ１５を経て還
元される。

ところで、上記クランク室１０に生じたピストン背圧は
オイル戻し通路１２及びブローバイガス還元用通路１１
に直接作用し、通路２５にはオイルパン６の室１１を介
して間接的に作用するが、通路１２には負圧で開く逆止
弁２１がある。そこで、■圧の場合には逆止弁２７が閉
じて通路１２を遮断することで、　　　　　　□１゛ロ
ッカー室９へのオイルの吹さ土げが防止され、負圧の毎
にオイルが自重落下するのに加えその負圧で戻される。

また、通路１１．２５には正圧で開く逆止弁２８．２９
があるため、上述と逆に負圧の場合には逆止弁２８．２
９が閉じて通路１１．２５を遮断し、ロッカー室９から
の１０−バイガスの引き戻しが防止され、正圧の部層、
■アクリーナ側の吸引に加えその正圧でブローバイガス
が円滑に送られる。

以上の説明から明らかなように本発明によると、クラン
クケース１とオイルパン６の間がバツ゛ツルー板１６で
仕切られ、オイルパン６内のオイルの流動を制限するの
で、従来同様にオイル吹さ、オイル撹拌抵抗の増大によ
る不具合が防止され得る。ここぐ、バッフル板１６には
常閉式の逆止弁２２が取付けられ、ピストン背圧を利用
してその逆止弁２２を圃くことによりオイルの強制戻し
を行うので、バッフル板１６上に溜るオイルの社が少な
くて上述の効果が顕茗である。オイルパン６側へのピス
トン背圧、ブローバイガスの影響が非常に少ないのて−
、ピストン背圧による油面変動、ブローバイガスが触れ
ることによるオイル劣化が少なく、且つオイルパン６側
に漏れたブローバイガスも有効に還元９− され得る。更に、オイル戻し通路１２及びブローバイガ
ス還元用の通路１１．２５には逆止弁２１ないし２９が
段重）られるため、ここにピストン背圧が作用りること
による不具合が防止され、逆にピストン背圧を利用して
オイル戻し、ブローバイガスの排出が円漬且つ促進して
行われる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の内燃機関の一実施例を模式的に示す断面
図である。１・・・クランクケース、２・・・シリンダ、３・・・
クランク軸、４・・・」ンロツド、５・・・ピストン、
６・・・オイルパン、７・・・シリンダヘッド、８・・
・ロッカカバー、９・・・ロッカー室、１０・・・クラ
ンク室、１１・・・ブローバイガス還元用通路、１２・
・・オイル戻し通路、１３・・・オイルセパレータ、１
４・・・通路、１５・・・エアクリ−す、１６・・・バ
ッフル板、１７・・・室、１８・・・ストレーナ、１９
・・・オイルポンプ、２０・・・吸込管、２１・・・オ
イル落下孔、２２・・・逆止弁、２４・・・エアー抜き
用孔、２５・・・通路、２６・・・孔、２７．２８．２
９・・・逆止弁。１０−

Claims

【特許請求の範囲】

クランクケースど、ぞの底部に取イ］Ｇノられるオイル
パンとを、イれらの間にバッフル板を設４Ｊて仕切り、
該バッフル板にオイル落下孔を穿設づると共に、ピスト
ン背圧の正圧でのみ開いてオイルをオイルパン側に強制
的に戻づ第１の逆１１弁を設け、更にオイル戻し通路に
ピストン背圧斤の負Ｉｆ　Ｃのみ開く第２の逆Ｊ−弁を
、クランク室及・び４イルパン側の室とロッカー室との
間に連通づる７　１ＴＩ　−バイガス還元通路に、ピス
トン背圧の１圧でのみ開く第３．第４の逆井弁を設けた
ことを特徴と４６内燃ｍ１ｇ。