JPS5819852Y2 - パラボラアンテナにおける一次放射器 - Google Patents

パラボラアンテナにおける一次放射器

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Publication number
JPS5819852Y2
JPS5819852Y2 JP3575078U JP3575078U JPS5819852Y2 JP S5819852 Y2 JPS5819852 Y2 JP S5819852Y2 JP 3575078 U JP3575078 U JP 3575078U JP 3575078 U JP3575078 U JP 3575078U JP S5819852 Y2 JPS5819852 Y2 JP S5819852Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
parabolic antenna
waveguide
fitted
primary radiator
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Expired
Application number
JP3575078U
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English (en)
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JPS54138546U (ja
Inventor
孝 端山
Original Assignee
マスプロ電工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by マスプロ電工株式会社 filed Critical マスプロ電工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、SHF帯受信用のパラボラアンテナにおける
一次放射器の改良に関する。
パラボラアンテナは高周波を導波管及び整合ボックスを
経て放射板の2つのスロットから放射させる一次放射器
を持っているか、その−次放射器のスロット内に水や雪
、氷が付着すると反射波と打消し波のバランスがくずれ
て著しくインピーダンスが劣化してし1うものである。
そのため、従来スロット内に雲母を詰めて水や雪の付着
を防止するようにしているか、尚完全とは言うことがで
きない。
殊に、このパラボラアンテナが将来一般家庭でも実用化
できる小型のものにされる場合には、相対的に小さく開
口されるスロット内に雲母を詰めるよう構成することは
好1しくなく、又湿潤する雲母により逆に細隙が埋って
しまうことにもなり兼ねない。
本考案は、斬る欠点を除去して完全防水を具体化すると
共に、量産可能な構造で安価に製造することのできるパ
ラボラアンテナの一次放射器を提供することを目的とし
ている。
即ち、本考案に係る一次放射器においては、その頭端に
位置するマイクロ波の放射整合部を、高周波特性の良好
な合成樹脂により成形されたカバーで被覆するように構
成している。
そしてそのカバーが導波管の軸上に嵌着される鍔状プレ
ートとそのプレートに螺着される碗状キャップとから成
る構成にされているため、放射整合部を内部に収容囲繞
して、完全防水の役割りを充分に果し得るようになって
いる。
又被覆カバーは、スロット放射板と一定の間隔を隔て装
着するようにすると、その高周波特性が充分に発揮され
るところから、鍔状プレートとスロット放射板との間に
カラーを介在させるよう構成されている。
以下これを図示実施例に基づき説明すれば、次の通りで
ある。
図中、1はパラボラ反射鏡の中央に植立される導波管、
2はスロッ)2a、2aの形成されたスロット放射板、
3は該放射板2と一体化されて整合ボックスを形成する
蓋板、4は該蓋板3の中央に突出するように螺入された
整合調整突子、5は防水用の合成樹脂カバーである。
導波管1は断面四方形で、その軸線方向が中空に成形さ
れ、左右側面が平行或はテーパ状に成形されている。
この導波管1の頭端には、スロット放射板2が板面を当
接するようにして装着されている。
該放射板2の中央には導波管1の中空部と連通ずる中央
開口2bが形成さ札その開口2bとスロツ)2aとが形
成されている上側板面には、窪み2cが形成されている
従って、スロット放射板2は、蓋板3がビス6.6によ
り固定されると、中空の放射整合ボックスを形成するよ
うになっている。
又スロット放射板2は、その中央開口2bの左右側下面
に夫々突起片1,7を設け、そして導波管1の側面より
螺入されるビス8,8により、導波管1の中空内に嵌装
される突起片7゜7を締付けるようにして固定されてい
る。
このようにスロット放射板2をビス8.8により取付け
るときには、溶接作業を必要とし・よいので、後述する
ようなトラブルもなく、鍔状プレート5aの嵌挿装着が
簡単、容易にできるようになる。
導波管10頭端に設けられた整合ボックスは、導波管1
の軸上に嵌装された鍔状プレート5aと、該プレートの
外周に形成された螺合フランジに螺着される碗状キャッ
プ5bとからなる合成樹脂カバー5により被覆されてい
る。
この合成樹脂カバー5は、整合ボックスに対する水分付
着を防止するためのもので、4フツ化エチレン(テフロ
ン)、ポリエチレン等の高周波特性の良好な合成樹脂に
より成形されている。
又鍔状プレー)5aは、スロット放射板2との間にカラ
ー9を介して装着されている。
このカラー9は前記カバー5と同様高周波特性の良好な
合成樹脂により成形されたもので、導波管1の軸上に嵌
着されるようになっている。
尚鍔状プレー)5aと碗状キャップ5bの嵌着部、カラ
ー9と鍔状プレート5aとの当接部には、リングバッキ
ングTO,11’に介在させると、更に防水効果を高め
るようにできる。
このように構成される一次放射器の組立は、まず導波管
の軸上に鍔状プレート5a、リングバッキング11、カ
ラー9の順で嵌装し、次いでスロット放射板2の突起片
7,7を導波管2の頭端開口内に嵌め込みビス8,8で
締付けるように為される。
このスロット放射板の取付けは従来溶接により行われて
いるが、その方法に依ると既に導波管軸上に嵌装されて
いる鍔状プレート、バッキング、カラー等を溶解してし
まう虞れがあるばかりでなく、施工に手間を要し、更に
製品の画一化が得られないので好しくない。
尚前記ビス止めは必らず必要ではなく、前記突起片を単
に嵌合するだけでもよへそして前記固定されたスロット
放射板2には、予め整合調整突子4が装着された蓋板3
をビス止めし、最後に碗状キャップ5bを鍔状プレート
5aの外周に嵌着するように為されている。
本考案は以上のように構成されているので、雲母を使用
せずして完全な防水効果を得ることができると共に、バ
ラツキのない画一化された製品が低コストで量産できる
のである。
又一般家庭において使用される小型のパラボラアンテナ
用の一次放射器として手軽に使用でき、而かも受信する
SHF帯”41−1ン/<−夕で変換して、従来のテレ
ビ受像器で放映するテレビアンテナとしての実用化が期
待できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る一次放射器の頭部断面図、第2図
は同展開図を夫々示している。 1・・・・・・導波管、2・・・・・・スロット放射板
、2a・・・・・・スロット、2b・・・・・・中央開
口、3・・・・・・蓋板、5・・・・・・合成樹脂カバ
ー 5a・・・・・・鍔状プレート、5b・・・・・・
碗状キャップ、T・・・・・・突起片、8・・・・・・
ビス、9・・・・・・カラー。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)スロット放射板とその板面に固設する蓋板とから
    形成される放射整合ボックスが、導波管の軸上に嵌挿さ
    れた鍔状プレートとその鍔状プレートに螺着される碗状
    キャップとからなる高周波特性の良好な合成樹脂カバー
    で被覆されているところのパラボラアンテナにおける一
    次放射器。
  2. (2)前記鍔状プレートが、導波管の軸上に嵌装される
    カラーによりスロット放射板との間隔を保たれていると
    ころの実用新案登録請求の範囲第1項記載のパラボラア
    ンテナにおける一次放射器。
  3. (3)前記スロット放射板が、その中央開口の左右側下
    面に突出成形された突起片を導波管の頭端中空内に嵌着
    し、そしてその突起片を管側面に螺入されるビスで締付
    けることにより固定されているところの実用新案登録請
    求の範囲第1項記載のパラボラアンテナにおける一次放
    射器。
JP3575078U 1978-03-19 1978-03-19 パラボラアンテナにおける一次放射器 Expired JPS5819852Y2 (ja)

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JPS54138546U JPS54138546U (ja) 1979-09-26
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