JPS639134Y2 - - Google Patents

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JPS639134Y2
JPS639134Y2 JP10572782U JP10572782U JPS639134Y2 JP S639134 Y2 JPS639134 Y2 JP S639134Y2 JP 10572782 U JP10572782 U JP 10572782U JP 10572782 U JP10572782 U JP 10572782U JP S639134 Y2 JPS639134 Y2 JP S639134Y2
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JP
Japan
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primary radiator
circular waveguide
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flange
circularly polarized
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JP10572782U
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JPS5911506U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 静止軌道上の衛星を用いてテレビ放送を行なう
衛星放送が考えられている。
この衛星放送電波は、テレビジヨン信号がFM
信号とされた例えば12GHz程度のSHF帯の電波で
ある。
この考案は、このようなSHF帯の電波を送信
し、あるいは受信するアンテナ装置の特に1次放
射器に関する。
背景技術とその問題点 衛星放送電波を受信する装置は、例えば第1図
に示すような構成とされる。
第1図で10はSHF電波受信用のパラボラア
ンテナ装置で、11はそのパラボラ反射板であ
る。このパラボラ反射板11の焦点位置には1次
放射器12と、ステツプ変換器13と、SHF−
UHFコンバータ回路部14とからなるSHF−
UHFコンバータ装置15が設けられている。
パラボラ反射板11にて反射された電波は1次
放射器12に集められる。この1次放射器12は
第3図に示すように円形導波管12Aで構成さ
れ、電波を取り込むときの効率を良くするため、
この円形導波管12Aの開口部先端近傍にはフラ
ンジ12Bが取り付けられる。
ステツプ変換器13は第3図に示すようにその
入力側は円形導波管13A、出力側が方形導波管
13Bとなつている。そして1次放射器12とス
テツプ変換器13とは、それぞれの端部に設けら
れているフランジ12Cと13Cとが互につき合
わされて、このフランジ12C,13Cの部分に
おいてねじ止め等により結合される。
ところで、SHFテレビ放送電波としては例え
ば円偏波電波が用いられる。この円偏波には受信
側からみて電波が右回りで回転する右旋円偏波
と、左回りで回転する左旋円偏波とがあり、一方
が主偏波、他方が交差偏波として使用される。
このため、実際の受信装置においてはどちらか
一方の円偏波を受信する必要があり、円形導波管
12A内には次3図で破線で示すように円偏波発
生器を構成する1/4波長板18が設けられる。こ
の1/4波長板18は例えば誘電体テフロン(登録
商標)板からなり、これは円偏波がこれを通過す
るときこの板18に平行な電界成分がπ/2の遅相 を受けるような性質を有する。
円偏波は空間的に互いに直角で振幅の等しい電
界E1,E2の一方の位相がπ/2ずれることにより発 生し、受信側からみて、第4図Aの左側の図に示
すように電界成分E1より左側の電界成分E2がπ/2 遅相するときは(図中遅相成分を破線をもつて示
す)左旋性になり、同図Bの左側の図に示すよう
に電界成分E1が電界成分E2に対してπ/2遅相する ときは右旋性になる。
1次放射器12の1/4波長板18が第4図A,
Bの真中の図に示すように電界成分E1の方向に
平行に配置されているときは、受信された円偏波
が1次放射器12を通過したとき、その円偏波が
左旋性の場合には、成分E1がπ/2の遅相を受ける ため、成分E1と成分E2の合成出力E3は同図及び
同図Aの右側の図に示すように垂直方向の電界成
分になる。一方、右旋性の場合にはπ/2遅れてい る成分E1がさらにπ/2の遅相を受けるため合計π の位相推移を受けたことになり、成分E1と成分
E2の合成出力E4は、同図及び同図Bの右側の図
に示すように水平方向の電界成分になる。
このような互いに直交する電界成分E3及びE4
の直線偏波はステツプ変換器13に供給される
が、このステツプ変換器13の円形導波管の部分
内には薄い板状の抵抗板19が設けられ、この抵
抗板19に平行な方向の電界成分が吸収されて、
主偏波の直線偏波成分のみが取り出される。
したがつて、左旋円偏波を受信するときは、抵
抗板19は電界成分E4の方向と平行になるよう
に配され、右旋円偏波を受信するときは、抵抗板
19は電界成分E3の方向と平行になるように配
される。
なお、実際的に、左旋円偏波受信と右旋円偏波
受信とを切り換えるには1次放射器12とステツ
プ変換器13との結合回転位置を変えるようにす
ればよい。
このステツプ変換器13からの出力は導波管−
ストリツプラインモード変換されて、ストリツプ
ライン回路構成のコンバータ回路部14に供給さ
れる。このコンバータ回路部14は、例えばその
シヤーシと一体的にフランジが設けられ、そのフ
ランジがステツプ変換器13の矩形導波管13B
側に設けられたフランジ13Dと突き合わされ、
ねじ等によつて結合される。
このコンバータ回路部14においては、第2図
に示すように入力マイクロ波信号は、マイクロ波
増幅回路21を通じてミキサー回路22に供給さ
れる。このミキサー回路22には高安定度の発振
器23の発振出力が供給され、これによりSHF
帯の信号がUHF帯の信号に周波数変換される。
この変換出力は前置中間周波増幅回路24を通じ
て出力端25に導出される。
この出力端25に取り出された受信信号は引き
込み線、例えば同軸ケーブル16によつて屋内に
導かれ、室内ユニツト17に供給される。この室
内ユニツト17においては入力端40を通じた信
号がミキサー回路41に供給され、一方、このミ
キサー回路41には周波数可変の局部発振器42
からの受信者の選局操作に応じた周波数の局部発
振信号が供給され、このミキサー回路41からは
選局された放送局の信号が中間周波数信号に変換
されて得られる。この中間周波信号は中間周波増
幅回路43を通じて周波数復調回路44に供給さ
れてFMされていたテレビジヨン信号が復調され
る。
復調されたテレビジヨン信号は振幅変調回路4
5に供給されてあきチヤンネルのVHFテレビジ
ヨン信号に変換され、これが出力端46を通じ、
テレビジヨン受像機5のアンテナ入力端子に供給
される。したがつて、各家庭でテレビジヨン受像
機の特定のあきチヤンネルにおいて衛星テレビ放
送を視聴することができるものである。
なお、映像信号入力端子を有するテレビジヨン
受像機やテレビモニタを考慮し、復調したテレビ
ジヨン信号を映像信号と音声信号とに分離して、
映像信号は映像信号取出回路47を介して映像出
力端子49Vに取り出し、音声信号はさらに音声
FM復調回路48にて復調して音声出力端子49
Aに導出する。
ところで、1次放射器12は前述したように円
偏波発生器等を内蔵する場合が多々ある。このよ
うな場合、この円偏波発生器の調整、つまり前述
の例では1/4波長板の挿入位置の調整や、その効
果等の測定をする必要がある。
この調整や測定にあたつては、1次放射器12
の円形導波管12Aと同じ内径を有する固定用円
形導波管を1次放射器12の先端部に結合し、調
整,測定用治具に固定するようにする。
この1次放射器12と固定用の円形導波管との
結合方法は従来次のようにしていた。
第5図は1次放射器12のフランジ12Bが比
較的簡単な平板状の場合で、この場合には、治具
に固定するための円形導波管60の結合部先端に
も平板状フランジ61を設け、円形導波管60と
円形導波管12Aとを突き合わせて両フランジ6
1及び12Bとをボルト62及び63とナツト6
4及び65によつて結合する。
第6図は1次放射器12のフランジ12Bがそ
の電波の取り込みの効率を上げるように複雑な形
にされた場合で、この場合には第5図のようにこ
のフランジ12Bを用いて導波管60と結合でき
ないので、ただ単に両円形導波管の先端部を突き
合わせて何らかの手段によつて結合するしかな
い。
以上のように従来は、ただ1次放射器12の円
形導波管12Aの先端と固定用円形導波管60の
先端とを突き合わせて止めて結合するものが殆ん
どで、結合強度や結合の簡便さに欠けていた。ま
た、治具も複雑になりがちであつた。
考案の目的 この考案は上述の点にかんがみ、治具に固定の
ための円形導波管と1次放射器との結合が容易に
でき、しかも結合強度も大きくできるようにする
ことを目的とする。
考案の概要 この考案は1次放射器を構成する円形導波管の
先端部を、その先端部に設けられたフランジより
も突出させるとともにその突出部分にねじを切
り、例えば治具に固定するための固定用円形導波
管を1次放射器に結合するときは、このねじ部を
利用することにより簡単かつ適当な結合強度をも
つて結合することができるようにするものであ
る。
実施例 以下、この考案の一実施例を第7図を参照しな
がら説明しよう。
この例においては、1次放射器12の円形導波
管12Aの先端には特殊形状のフランジ12Fが
円形導波管12Aと一体成型により設けられてい
る。このフランジ12Fは例えば円形導波管12
Aの中心を中心として複数の環状のひだF1,F2
F3が形成され、90゜コルゲートフランジと呼ばれ
ているものである。
この考案においては、このフランジ12Fより
円形導波管12Aの先端部12Gが突出するよう
にされ、この先端部12Gの外周にねじ12Hが
切られている。
そして、この1次放射器に対して固定用円形導
波管60を結合するにあたつては、この円形導波
管60の先端部内壁側にねじ66を切つておく。
そして、このねじ66を1次放射器12の先端1
2Gのねじ12Hに螺合させてねじ込むようにす
る。この場合に、前述もしたように円形導波管1
2Aと60とはその内径d1及びd2が等しく、か
つ、両導波管12Aと60とが正しく位置合わせ
されて突き合わされるようにするものである。
応用例 以上は1次放射器12及び内蔵円偏波発生器を
受信用に使用した場合について説明したが、これ
は直線偏波を円偏波に変換して電波を放射するよ
うにする送信用としても用いることができる。こ
の場合、90゜コルゲートフランジ12Fは電波の
放射効率を上げるように働くものである。
考案の効果 以上のように、この考案においては1次放射器
の先端にねじが切られているので、例えば効果の
測定時に固定用の円形導波管はこのねじにねじ込
むようにすることで簡単に、かつ確実に結合させ
ることができる。そして、従来のように円形導波
管同士の先端を単につき合わせて何等かの固定具
によつて結合する必要がないので、従来、1次放
射器と一体的に成型することができなかつた複雑
な構造のフランジも一体に成型してしまうことが
できる。
また、ねじ込むことにより両導波管が結合され
るから、結合度、密着度が高く、調整及び効果の
測定の信頼性が向上するという効果がある。
また、この1次放射器は前述したように屋外に
設けられるため、水分、ゴミ等の混入や腐触から
守るべく、この1次放射器の先端には外部との気
密を保つキヤツプが設けられる。従来はこのキヤ
ツプは1次放射器の先端に接着剤により取り付け
られたり、ビス止め等がされていたが、キヤツプ
の交換の不便さ及び気密を十分に保てないという
不都合があつた。これに対し、この考案によれ
ば、先端に切られたねじにキヤツプをねじ込むよ
うにすることにより容易に、かつ、十分な気密性
を保つて取り付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は衛星放送受信装置の一例の概要を示す
図、第2図はその要部の系統図、第3図は1次放
射器及びステツプ変換器の構成を説明するための
図、第4図はその動作を説明するための図、第5
図及び第6図は従来の1次放射器を説明するため
の断面図、第7図はこの考案による1次放射器の
一例を説明するための断面図である。 12は1次放射器、12B及び12Fはその先
端に取り付けられたフランジ、12Gは1次放射
器12の突出部、12Hはねじ部分である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部に電波取り込みあるいは放射効率を上げ
    るようにするためのフランジが設けられた円形導
    波管からなり、この円形導波管の先端が上記フラ
    ンジよりも突出するようにされるとともにこの突
    出部分にねじが切られた1次放射器。
JP10572782U 1982-07-13 1982-07-13 1次放射器 Granted JPS5911506U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10572782U JPS5911506U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 1次放射器

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JP10572782U JPS5911506U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 1次放射器

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JPS5911506U JPS5911506U (ja) 1984-01-24
JPS639134Y2 true JPS639134Y2 (ja) 1988-03-18

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JP10572782U Granted JPS5911506U (ja) 1982-07-13 1982-07-13 1次放射器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0224243Y2 (ja) * 1984-10-25 1990-07-03
JPS62152494U (ja) * 1986-03-19 1987-09-28
JP2012124814A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Sharp Corp 衛星受信用コンバータ装置およびその製造方法、ならびに性能測定治具

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JPS5911506U (ja) 1984-01-24

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