JPH024483Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH024483Y2
JPH024483Y2 JP7631184U JP7631184U JPH024483Y2 JP H024483 Y2 JPH024483 Y2 JP H024483Y2 JP 7631184 U JP7631184 U JP 7631184U JP 7631184 U JP7631184 U JP 7631184U JP H024483 Y2 JPH024483 Y2 JP H024483Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snow
horn
antenna
thin film
snow cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7631184U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60189104U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7631184U priority Critical patent/JPS60189104U/ja
Publication of JPS60189104U publication Critical patent/JPS60189104U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH024483Y2 publication Critical patent/JPH024483Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はオフセツトパラボラアンテナ受信装置
に用いられる周波数変換器に連結するアンテナホ
ーンに関するものである。
衛星放送受信のためのアンテナ受信装置には
種々のものがある。第1図に示すパラボラアンテ
ナ受信装置は、アンテナ設置機構1を操作して反
射鏡2を衛星放送電波到来方向に向けると、反射
鏡2は丁度受け皿のようになるため、冬期には積
雪して受信性能が著しく劣化する。この場合、周
波数変換器3に直結されて反射鏡2の面側焦点位
置にあるアンテナホーン4は下向きとなるので、
積雪の影響をうけない。これに対し第2図に示す
ようなオフセツトパラボラアンテナ受信装置で
は、反射鏡5を電波到来方向に向けると反射鏡5
は立つた状態となり、特に北海道や東北地方では
赤道上の静止放送衛星からの電波到来方向の仰角
が地平線上に近づくため、反射鏡5は一層鉛直面
に近づく。従つて、反射鏡5への積雪は殆どな
い。ところが、反射鏡5の焦点位置にあるアンテ
ナホーン6は逆に上向きとなるから、電波が集中
するホーン本体7の前面部に積雪や氷結が発生す
る。
例えば第3図に示すアンテナホーンでは、ホー
ン本体7の前面に防水薄膜8を取付ける鍔付ナツ
ト9の内周側の段部によつて防水薄膜8に積つた
雪を支持するので積雪量が多くなりアンテナ特性
が劣化する。第4図に示すアンテナホーンは、防
水薄膜10が円錐状に突設するので積雪を助ける
段部はなくなるが、防水薄膜を半球状や筒状とし
たものと同様、突出部上面に積雪してアンテナ特
性が劣化する。
本考案はオフセツトパラボラアンテナ受信装置
に使用するアンテナホーンに防雪カバーを取付け
て積雪による電波障害を防止するアンテナホーン
を提供することを目的とする。
本考案に係る防雪カバー付アンテナホーンは、
前記の目的を達成するために、アンテナホーンの
ホーン本体の前端部に周面部をホーン本体の円錐
面の延長と略平行な円錐面に形成した防雪カバー
を取付け、この防雪カバーの開口面を閉塞する防
雪薄膜の傾きを、オフセツトパラボラアンテナ受
信装置使用時鉛直状ないし下向きとなるように設
定したことを特徴とするものである。
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、第5図において、アンテナホーン6の前面に
防雪カバー12を取付ける。アンテナホーン6は
衛星放送電波の円偏波を直線偏波に変換するため
の誘電体板13を内装した筒体部14とホーン本
体15とを一体形成してなる。防雪カバー12
は、ホーン本体15の前端外周部に形成された環
状突起16に基端部内周面17に形成した環状溝
18で着脱可能に取付け、周面部19はホーン本
体15の周面たる円錐面20の延長と略平行な円
錐面に形成されると共に、前面はホーン本体15
の前面21に対して所定角度〔日本の場合は約
20゜〕以上の傾きをもつ防雪薄膜22で閉鎖する
ことにより、オフセツトパラボラアンテナ受信装
置使用時の防雪薄膜22は鉛直状又は下向きとし
ている。
尚、周面部19の前端縁は防雪薄膜22と同一
面にそろえてあり、防雪カバー12は電波に対し
てロスの少ない合成樹脂〔誘電率の小さいもの例
えばテフロン〕で形成している。
このように形成された防雪カバー12は、第2
図に示すオフセツトパラボラアンテナ受信装置の
反射鏡5の焦点位置に配置されたアンテナホーン
6に取付けると、第6図に示す如くアンテナホー
ン6及びその後端部に取付けた周波数変換器3と
共に上向きとなるが、その防雪薄膜22だけは鉛
直状又は下向きとなるため、アンテナホーンの電
波到来方向の積雪を防止できる。尚、アンテナホ
ーン6のホーン本体15及び防雪カバー12の各
上部はアンテナホーンの上向きによつて急斜面と
なるため、積雪による損傷は起らない。
以上の説明より明らかなように本考案によれ
ば、アンテナホーンの前面に取付ける防雪カバー
の防雪薄膜はオフセツトパラボラアンテナ受信装
置使用時鉛直状ないし下向きとなるので、アンテ
ナホーンの電波到来方向の積雪を防止できてアン
テナ特性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はパラボラアンテナ受信装置の斜視図、
第2図はオフセツトパラボラアンテナ受信装置の
側面図、第3図及び第4図はそれぞれ従来のアン
テナホーンの縦断面図、第5図は本考案の実施例
を示す縦断面図、第6図はオフセツトパラボラア
ンテナ受信装置使用時における本考案の傾き状態
を示す側面図である。 3……周波数変換器、6……アンテナホーン、
12……防雪カバー、15……ホーン本体、19
……周面部、20……円錐面、21……前面、2
2……防雪薄膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンテナホーンのホーン本体の前端部に周面部
    をホーン本体の円錐面の延長と略平行な円錐面に
    形成した防雪カバーを取付け、この防雪カバーの
    開口面を閉塞する防雪薄膜の傾きを、オフセツト
    パラボラアンテナ受信装置使用時鉛直状ないし下
    向きとなるように設定したことを特徴とする防雪
    カバーを備えた防雪カバー付アンテナホーン。
JP7631184U 1984-05-24 1984-05-24 防雪カバ−付アンテナホ−ン Granted JPS60189104U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7631184U JPS60189104U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 防雪カバ−付アンテナホ−ン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7631184U JPS60189104U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 防雪カバ−付アンテナホ−ン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60189104U JPS60189104U (ja) 1985-12-14
JPH024483Y2 true JPH024483Y2 (ja) 1990-02-02

Family

ID=30618332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7631184U Granted JPS60189104U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 防雪カバ−付アンテナホ−ン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60189104U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60189104U (ja) 1985-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3239030B2 (ja) パラボラアンテナ用一次放射器
JP4260186B2 (ja) 多機能アンテナ装置
JP2003324309A (ja) パラボラアンテナ用一次放射器
IE45106L (en) Rotationally-symmetrical antenna
JPH024483Y2 (ja)
JPH04506740A (ja) アンテナ装置
JP2558554B2 (ja) 電波の誘電体透過損失防止具
JPH0641363Y2 (ja) パラボラアンテナのフィードホーンカバー
GB2225902A (en) Dish antenna
US5926146A (en) Dual-band feed for microwave reflector antenna
JP2738143B2 (ja) 衛星受信アンテナ
JPS646577Y2 (ja)
JPH066575Y2 (ja) パラボラアンテナの仰角調整機構
JPS639133Y2 (ja)
GB2272578A (en) Antenna
MIELKE An outdoor unit for Direct Broadcast Satellite(DBS) digital sound reception(Final Report, Mar. 1985)
JPH024493Y2 (ja)
JPH0635530Y2 (ja) 平面アンテナ
JPS5819852Y2 (ja) パラボラアンテナにおける一次放射器
JPH07283637A (ja) アンテナ装置のレドーム
JPS5921521Y2 (ja) マイクロ波受信装置
Chaturvedi et al. Design of near-field Cassegrainian antennas
JPS6017923Y2 (ja) 可搬形ミリ波帯無線装置
JPS6387805A (ja) Shfパラボラアンテナの一次放射器
JPH0568884B2 (ja)