JPS639133Y2 - - Google Patents

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JPS639133Y2
JPS639133Y2 JP5940482U JP5940482U JPS639133Y2 JP S639133 Y2 JPS639133 Y2 JP S639133Y2 JP 5940482 U JP5940482 U JP 5940482U JP 5940482 U JP5940482 U JP 5940482U JP S639133 Y2 JPS639133 Y2 JP S639133Y2
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JP
Japan
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horn
primary radiator
waterproof membrane
electromagnetic wave
opening
Prior art date
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JP5940482U
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JPS58161309U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はオフセツトアンテナ、カセグレンア
ンテナ等に使用するに適したホーン型一次放射器
に関する。
従来、第1図に示すようにホーン型一次放射器
1をオフセツトアンテナ4の一次放射器として使
用した場合、このホーン型一次放射器1は反射鏡
6の下端付近で所定の仰角を与えられて固定され
ているコンバータ8の短かい導波管9の先端に固
定されているので、ホーン2の開口部10から雨
水等が侵入し、コンバータ8が故障したり、導波
管9内、ホーン2内に溜り、これに電磁波が吸収
されてアンテナ自体の電気的特性が低下すること
がある。
同様に第2図に示すように副反射鏡12及び主
反射鏡14からなるカセグレンアンテナ16の一
次放射器としてホーン型一次放射器1を使用し、
このカセグレンアンテナに仰角を与えた場合に
も、開口部10から侵入した雨水が導波管18内
に溜り電気的特性が低下することがある。
したがつて雨水等の侵入を防止するために、第
3図に拡大して示すようにホーン2の開口部10
に防水膜20を張付けたり、第4図に示すように
ホーン2の内部に樹脂22を充填することが必要
である。
ところがホーン2の開口部10に防水膜20を
張付けるためには、ホーン2の開口部10付近
を、防水膜20が取付けられるような複雑な構造
にしなければならない。さらに防水膜20によつ
てホーン型一次放射器1としての電気的特性が低
下する欠点がある。
また樹脂22を充填すると、この樹脂22が硬
化するまでにかなりの時間を必要とするので、生
産性が低いという欠点がある。さらにこの樹脂2
2の誘電率による位相差及び誘電正接により電気
的特性も低下する。
また第5図に示すようにホーン2の基端に形成
されたフランジ部21の端面と、このフランジ部
21の端面と密着する導波管18のフランジ部2
3の端面との間に、テフロン、シリコンゴム等で
シート状に形成された防水膜24を挾み込む方法
では、第3図に図示した防水膜20を開口部10
に張付けたホーン2に比べて、防水膜24による
電気的特性の低下は少ないが、雨水や結露がホー
ン2内部に溜り、これに電磁波が吸収されてホー
ン型一次放射器1としての電気的特性が低下する
ことがある。
この考案は防水膜及び雨水、結露等による電気
的特性の低下が極力少なく、構造の簡単なホーン
型一次放射器を提供しようとするものである。
以下、この考案を図示の一実施例に基づいて説
明する。
第6図において防水膜24は、第5図に示した
従来例と同様にホーン2の基端に形成されたフラ
ンジ部21の端面と、導波管18のフランジ部2
3の端面との間に挾み込まれている。この防水膜
24としては防水性に富み損失の小さいテフロ
ン、シリコンゴムが用いられる。
またホーン2の内側の防水膜24近傍から、こ
の防水膜24と平行な貫通孔26が穿設されてお
り、この貫通孔26はこのホーン2を実際にホー
ン型一次放射器1としてオフセツト型、カセグレ
ン型等のアンテナに取付けた際に、内部に溜る雨
水等が排出されると共に、その長さlがホーン2
内を通過する電磁波の波長λの1/2と等しくなる
ような位置及び方向に設けられている。
このように構成されたホーン型一次放射器1は
ホーン2と導波管18との間に防水膜24が位置
しているので構造が簡単になり、また開口部10
に防水膜20を張付ける方法に比べて防水膜24
による電気的特性の低下が少ない。またホーン2
内に侵入した雨水、結露等は内部に溜ることなく
貫通孔26から外部に排出され、これら雨水、結
露等によつて生ずる電気的特性の低下を防止する
ことができる。さらにこの貫通孔26はその長さ
lがホーン2内を通過する電磁波の波長λの1/2
とされているので、貫通孔26のホーン2内から
見たインピーダンスは充分高く、ここから電磁波
がもれることはない。したがつてこの貫通孔26
を穿設したことによつてホーン型一次放射器1と
しての電気的特性が低下することはない。
以上説明したようにこの考案によれば雨水、結
路等が内部に侵入したり、これら雨水、結露等が
内部に溜ることによつて生ずる電気的特性の低下
を防止でき、オフセツト型パラボラアンテナ、カ
セグレンアンテナ等、一次放射器が上向きに取付
けられるアンテナとして最適なホーン型一次放射
器1が実現できる。
なお、上記実施例ではホーン2と導波管18と
の間に防水膜24を設けたが、ホーン2が、偏波
変換器と直接接続されている場合には偏波変換器
との間に、またコンバータと直接接続されている
場合はコンバータとの間にそれぞれ防水膜24を
設ければよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はオフセツト型パラボラアンテナの縦断
面図、第2図はカセグレンアンテナの縦断面図、
第3図乃至第5図は従来のホーン型一次放射器の
縦断面図、第6図はこの考案に基づくホーン型一
次放射器の拡大縦断面図である。 1……ホーン型一次放射器、2……ホーン、1
8……導波管(電磁波通路)、21,23……フ
ランジ部、24……防水膜、26……貫通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁波を所定方向に反射する反射鏡に向つて開
    口する開口部を有するホーンと、このホーンの基
    端とこのホーンに連続する電磁波通路との間にあ
    つてこの電磁波通路の開口を水密的に閉塞してい
    る防水膜と、この防水膜の近傍において上記ホー
    ンをその内面から外面の最下方位置へ貫通してい
    る貫通孔とからなり、この貫通孔はその長さlが
    上記ホーン内を通過する上記電磁波の波長λの1/
    2に等しいことを特徴とするホーン型一次放射器。
JP5940482U 1982-04-22 1982-04-22 ホ−ン型一次放射器 Granted JPS58161309U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5940482U JPS58161309U (ja) 1982-04-22 1982-04-22 ホ−ン型一次放射器

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JP5940482U JPS58161309U (ja) 1982-04-22 1982-04-22 ホ−ン型一次放射器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58161309U JPS58161309U (ja) 1983-10-27
JPS639133Y2 true JPS639133Y2 (ja) 1988-03-18

Family

ID=30069710

Family Applications (1)

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JP5940482U Granted JPS58161309U (ja) 1982-04-22 1982-04-22 ホ−ン型一次放射器

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0339922Y2 (ja) * 1986-05-28 1991-08-22
CN101842938B (zh) * 2007-09-13 2014-11-05 天文电子学爱罗莎特股份有限公司 有宽带天线的通信系统

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Publication number Publication date
JPS58161309U (ja) 1983-10-27

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