JPS58196222A - 難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物 - Google Patents

難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物

Info

Publication number
JPS58196222A
JPS58196222A JP8103482A JP8103482A JPS58196222A JP S58196222 A JPS58196222 A JP S58196222A JP 8103482 A JP8103482 A JP 8103482A JP 8103482 A JP8103482 A JP 8103482A JP S58196222 A JPS58196222 A JP S58196222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unsaturated
resin composition
polyester resin
unsaturated polyester
halogen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8103482A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0251446B2 (ja
Inventor
Seiichi Mori
誠一 森
Kazuhide Fujimoto
和秀 藤本
Kakushi Karaki
唐木 覚志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP8103482A priority Critical patent/JPS58196222A/ja
Priority to CA000427914A priority patent/CA1230439A/en
Priority to DE8383104756T priority patent/DE3382552D1/de
Priority to EP83104756A priority patent/EP0094650B1/en
Publication of JPS58196222A publication Critical patent/JPS58196222A/ja
Publication of JPH0251446B2 publication Critical patent/JPH0251446B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物および該
樹脂組成物を使用した電気用積層板に関する1゜こ\で
いう電気用積層板とは、例えば各種電子部品の基板とし
て用いられる積層板および・金属箔張り積層板を意味し
、その形状は厚みが0.5ないし5mmであるような板
状物をいう。
近年不飽和ポリエステル樹脂を原料とした電気用積層板
が注目され、これはあらかじめメチロール化合物等で予
備処理されたセルロース系基材に不飽和ポリエステル樹
脂を含浸させ、複数枚を積層し、硬化成型することによ
って製造される。例えば特開昭56−98136号公報
参照。そのうち難燃性電気用積層板(UL−94VO相
当)は1ミとしてハロゲン含有不飽和ポリエステル樹脂
を硬さ調整用樹脂との混合物よりなる樹脂組成物を基材
の含浸に使用する。
ハロゲン3有不飽和ポリエステル樹脂は、樹脂の・f<
飽和アルキド分子構造中にノ10ゲンを含有し、1:(
ハロゲン含有不飽和アルキドはポリオール成分および/
または多価カルボン酸自体が)・ロゲンを含むものを使
用して合成するか、または通常の成分から不飽和アルキ
ドを合成した後ノ・ロゲンを導入(、後ハロゲン化)し
て合成される。よく使用されるハロゲン含有ポリオール
としては、2,2−ジブ1」ムネオペンチルグリコール
、ノ10ゲン含有多6111カルホ゛ン酸としてはテト
ラブロムフタル酸、テトラクロルフタル醸、クロルエン
ド酸、およびそれらの酸無水物などである。
ハロゲン含有不飽和ポリエステル樹脂は上記のようなハ
ロゲン含有不飽和アルキドと架橋用単量体との混合物で
ある。架橋用単量体としては一般の不飽和ポリエステル
樹脂と同様のものを使用することができる。
しかしながら従来技術によるノ・ロゲン含有不飽和ポリ
エステルと硬さ調整用樹脂との混合物を、予備処理した
セルロース系基材に含浸し、積層硬化させて製造した難
燃性電気用積層板は種々の難点を有する。すなわち従来
技術によるノ・ロゲン含有不飽和ポリエステル樹脂自体
、従って含浸樹脂組成物の粘度が高いため、基材への含
浸性が十分でなく、含浸時間が長い。そのため生産性が
低い。
また得られる積層板は260°Cにも達する半田浴に浸
漬されるが、その場合熱電化によりたわみを生じたり、
寸法に狂いが生ずることがあり、また吸湿時の電気特性
が十分でないこと等性能的に満足でない。
従って本発明の目的は、前述のような欠点のない難燃性
電気用積層板を製造するための新規な難燃性不飽和ポリ
エステル樹脂組成物および該樹脂組成物を使った電気用
積層板を提供することである。
本発明によれば、(a)少なくともジシクロペンタジェ
ン(DCPDと略称)と不飽和多価カルボン酸と多価ア
ルコールとを反応させて得られる不飽和アルキドを後ハ
ロゲン化して得られるハロゲンなイfイく飽和アルキド
と、(bl架橋用単量体とを含む佛燃性不飽和ポリエス
テル樹脂組成物が提供される。、:々樹脂組成物は組成
物全体の60%以下、好ましくは10ないし40%の硬
さ調整用樹脂、例えば通常の不飽和ポリエステル樹脂を
含むことができる。
tGif記DCPDと少なくとも一部の不飽和多価カル
ボン酸はマレイン化I) CP Dの形で後ハロゲン(
l;i’jlの不飽和アルキドに導入されていることが
好ましく、該マレイン化DCPDは残余の飽和もしくは
+飽和多価カルボン酸と多価アルコールとのオリコニス
テルと縮合させた後、ハロゲン化してハロゲン含有不飽
和アルキドとすることが好ましい。ハロゲンは臭素が好
ましい。
仮発明のその他の特徴は特許請求の範囲および以下の詳
細な説明から明らかであろう。
DCPDを含む不飽和アルキドは公知である。
これらはDCPDと、不飽和多価カルボン酸と、多価ア
ルコールと、場合により飽和多価カルボン酸とを反応さ
せて得られる。
不飽和多価カルボン酸としては無水マレイン酸、フマル
酸等の不飽和ジカルボン酸が一般的であり、多価アルコ
ールとしては、エチレングリコール、プレピレングリコ
ール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール
、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトール等カ用いられる。飽和多価カルボン酸としては
、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、アゼライン酸、トリメリット酸、ピ
ロメリット酸等が用いられる。
DCPD含有不飽和アルキドを得るには、DCPDとマ
レイン酸(または無水マレイン酸と水)とを140”C
以Fで反応させて得られるマレインを使用するのが便利
である。このマレイン化DCP Dと、残余の多価カル
ボン酸成分と多価アルコールとを約150〜210 ”
Cで脱水縮合することえよって不飽和アルキドが得られ
る。さらに前記多filliカルボン酸成分と多価アル
コールとをあらかじめ脱水縮合してオリゴエステルとし
てからマレイン化D CP Dを加え、さらに縮合を進
めることにより、淡色でスケール発生の少ない不飽和ア
ルキドが得られる。
このようにして得られる不飽和アルキドを適当な溶媒、
例えば塩化メチレン、ベンゼン等に溶解し、これにハロ
ゲンを吹き込むかilMFしてノ・ロゲシ化を行うこと
ができる。溶媒を留去した後、架橋用Q4.j+1体に
溶解することによって7・ロゲン含有イ:、飽和ポリエ
ステル栃脂組成物を得ることができる。
架橋11屯1社体としてはスチレンが代表的であるが、
α−メチルスチレン、ビニルトルエン、クロルスチレン
、ジビニルベンゼン、Cユ〜C’lOアル−Xルアクリ
レート、C工〜C1o アルキルメタクリレート、フタ
ル酸ジアリル、シアヌル酸トリアリル等の単量体および
それらのスチレンとの混合物も使用することができる。
架橋用単量体の使用量は、難燃性不飽和ポリエステル樹
脂組成物としてのハロゲン含量や、粘度等を勘案して決
めれば良いが、一般に組成物全体の10〜50%が好ま
しい。
マレイン化B CP D(a)に、多価アルコール(b
)と残余の多価カルボン酸成分(c)とを直接またはオ
リコニステルとした後反応させるに当っては、酸成分の
合計モル数に占めるマレイン化1) CP I)のモル
数の割合(a) / (a) + (clは40〜80
モル%が好ましい。
マレイン化I) CP Dが40モル%以Fであると非
α、β−不飽和エチレン基の密度が低くなり、ハロゲン
含量が不十分となって難燃性を保つhめ高価な添加型難
燃剤が多量に必要となり、コストがかさみ、また低分子
量の難燃剤は加熱時のブリードや過度の可塑化をおこし
物性上も好ましくない。他方80モル%以上であると得
られる樹脂は極めて固くなり、低温打ち抜き加工性を維
持するため多電の硬さ調整用樹脂が必要となり、本発明
の特徴が薄くなる。酸成分中に占めるマレイン化1) 
CP Dの割合が40〜80モル%のとき難燃性を維持
しながら低温打ち抜き加工性が良好で、電気特性の改良
された電気用積層板を作るのに最も好ましい。
本発明においては不飽和ポリエステルの特性を変えるた
め、縮合に際し少量の単官能の有機酸やアルコールを用
いることも可能である。これらのJtl+例としては炭
素数8〜22程度の脂肪酸およびアルコールを挙げるこ
とができ、例えばラウリン酸1.ルミチン酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、ラウリルアルフール、オレイルアル
コール等が良い。
前記のようにマレイン化DCPDに、多価アルコールと
残余の酸成分と′□を直接またはオリゴエステルとして
から反応させて得られる不飽和アルキドは、各分子末端
が主としてマレイン化DCPDで封市されており、かつ
低分子電であるため、シクロヘンテン環の非α、β不飽
和エチレン基にハロゲンを付加させることによってハロ
ゲンを多量に含有させることが可能になり、しかも低粘
度のハロゲン含有不飽和ポリエステル樹脂組成物が得ら
れる。またその硬化物はバルキーなりCPD骨格を保有
するため耐熱性にすぐれ、またその疎水性によって吸湿
しに<<、吸湿負荷後の緒特性が向上するものと考えら
れる。
ハロゲンはマレイン化DCPDのシクロペンテン環に存
在する二重結合に任意の量を付加することができるが、
難燃化効果から該二重結合の80〜100%にハロゲン
を付加させるのが好ましい。
ハロゲンとしては臭素が好ましい。
本発明の難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物は組成物
全体の60%以下の硬さ調整用樹脂をブレンドして含む
ことができる。この目的に使用し得るものとしては、″
:アジピン酸、フタル酸等とグリコール類から合成され
た市販のエステル系可塑剤、エポキシ化大豆油、軟質の
不飽和ポリエステル樹脂などを挙げることができるが、
とりわけ軟質の不飽和ポリエステル樹脂が好適である。
特にポリオール成分または酸成分としてソフトセグメン
トとなるようなものを含む不飽和ポリエステルが好まし
い結果を与える。例えば軟質樹脂として市販されている
武田薬品製ポリマール6320F。
IM(f1+ 1t%分子禦リブラック70F、三井東
圧製ニスターF2240等を使用することができる。こ
の硬さ調整用f飽和ポリエステル樹脂のブレンド猷は、
得られる樹脂組成物に望まれる物性のレベルによって異
なるのは当然であるが、一般に10%以ト40%以ドが
良い。
さらに本発明の樹脂組成物は添加型難燃剤を含むことが
できる。なかでも三酸化アンチモン、ホウ酸111(鉛
、水酸化アルミニウムなどの無機難燃剤が好ましい。そ
のほか非ハロゲンリン酸エステルや1lli、リン酸エ
ステル、および含ハロゲンリン酸エステルも好ましい。
その例としては、トリオクチルホスフェート、トリフェ
ニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、トリフ
ェニルホスファイト、トリス(クロルエチル)ホスフェ
ート、トリス(クロルプロピル)ホスフェートなどを挙
げることができる。
また必要に応じ充填剤、酸化防止剤、潤滑剤、無機顔料
などの各種の添加剤を含有させることができる。
本発明の樹脂組成物は汎用の有機過酸化物を用いて硬化
させることができる。特にパーオキシケタール類、ジア
ルキルパーオキサイド類、パーオキシエステル類から選
ばれた一種または複数種の過酸化物を用いることが積層
板のノ・シダ耐熱性、電気絶縁特性、接着性において特
に好ましい結果を与える。好ましい有機過酸化物の例は
、パーオキシケタール類として1.1−ビス(む−ブチ
ルパーオキシ) −3,3,5−)リメチルジクロヘキ
サン、1.1−ビス(1−ブチルパーオキシ)シクロヘ
キサン等、ジアルキルパーオキサイド類としてジ−t−
ブチルパーオキサイド、パーオキシエステル類としてt
−ブチルパーオキシベンゾエート等がある。これらは樹
脂組成物に対して0.5ないし20部程度用いる。
本発明の難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物は、公知
方法に従って難燃性電気用積層板の製造に使用すること
ができる。すなわち基材に樹脂組成物を含浸し、含浸し
た基材を複数枚積層し、金属箔張り積層板にあっては片
面または両面に金属2i’iを市ね、硬化成型すること
によって電気用積層板を得ることができる。基材はセル
ロース系基材、例えばクラフト紙やリンター紙を用いる
ことができ、その場合例えば特開昭57−15962号
に記載の方法で予備含浸することか好ましい。
4・発明の樹脂組成物は基材への含浸性がよく、f(浸
時間が速やかであり、得られた積層板は難燃性を保ちな
がら低温打ち抜き加工性にすぐれ、耐熱軟化性および電
気特性にもすぐれている。
以ド実施例により本発明の詳細な説明する。実施例中部
および%は重電基準による。
合成例1 I) CP I) 264 y、無水マレイン酸196
y。
水38pをかくはん機、温度計、還流器、窒素導入管を
取り付けた500mf!フラスコに入れ、窒素気流下1
30〜140℃で2時間半加熱かくはんし、酸価226
のマレイン化DCPD(Alを定量的に得た。
別に同様のフラスコに、フマル酸69.6 y、エチレ
ングリコール39. l f7 、ジエチレングリコー
ル66.8 yを入れ、窒素気流)”150〜200°
Cで7時間反応させ、酸価8.8のオリゴエステルの)
を得た。これにマレイン化DCPD(3)297.6y
を加え、150〜200’Cで8時間反応させ、酸価2
0.5の不飽和アルキド(C) 404 yを得た。
かくはん機、温度計、側管付滴下ロート、窒素導入管を
備えた1/フラスコに上の不飽和アルキド(0404f
!、塩化メチレン438yを仕込み、かくはん溶解して
から氷水で20℃以下に冷却し、窒素気流下16〜20
℃に保ちながら滴下ロートから臭素82yを1時間半を
要して滴ドした。反応終了−滴Fロートを取り除き、蒸
留装置を取り付け、浴温60℃以下でゆるく減圧しなが
ら塩化メチレンを留去した。塩化メチレンがほぼ留去さ
れてから、ハイドロキノン70fngを加えたスチレ>
150!/を加え、さらに浴yM 60 ”Cて約40
mmH’/のMJEFで塩化メチレンを完全に除去した
スチレンをさらに加え、スチレン濃度28%の臭素aイ
1不飽和ポリエステル樹脂(1)675yを得た。
合成例2 合成例1と同様にしてイソフタル酸74.7y。
エチレングリコール29.3 y、グリセリン43.5
yを190〜200 ’Cで8時間脱水縮合させ、酸価
が11.8になったところでマレイン化DCPD334
、89を加え、さらに6時間反応させて酸価425の不
飽和アルキド(r)1416yを得た。次にα)+41
1’と塩化メチレン451yの溶液を20C以1・°に
冷却し、184.5yの臭素を反応温度16〜20Cに
保ちながら1時間15分を要して滴ドした。塩化メチレ
ンを除去し、ハイドロキノン70mqおよびスチレン2
34yを加えてスチレン濃度28%の臭素含有不飽和ポ
リエステル樹脂(ロ)834yを得た。
合成例3 合成例1および2と同様にして、イソフタル酸166y
、エチレングリコール93yを190〜200 ”Cで
6時間反応させ、酸価17.0になったところでマレイ
ン化DCPD248yを加えてさらに6時間反応させ、
酸価29.7の不飽和アルキド(E)430yを得た。
(E)430yと塩化メチレン467yの溶液を20℃
以Fに冷却し、反応温度を16〜20 ”Cに保ちなが
ら臭素137yを1時間20分を要してit!’Fした
。塩化メチレンを除去し、ハイドロキノン70■および
スチレン220yを加えてスチレン濃度28%の臭素含
有不飽和ポリエステル樹脂(Ill) 787 yを得
た。
合成例1ないし3で得た臭素含有不飽和ポリエステル樹
脂の性質を次表に示す。
表  1 粘度、ボイス20’C3,708,009,70臭素含
量7%      21   22   17.5酸価
        21.1  26,3  29.0基
材のP備処理 オレイン酸モノグリセライド(理研ビタミン油製、リケ
マール0L−100)1.5重量部を溶解したメタノー
ル65重量部に、メチロールメラミン(11本カーバイ
ト工業製、ニカレジンS −305)1011′<+1
1部を溶解した水35重歓部を強くかきまぜながら注入
し、懸濁状態の処理液を調製した。
この処理液に厚み285μのクラフト紙を浸漬し、取り
出した後120℃で20分間加熱乾燥し、処理紙基材を
得た。このとき処理剤の紙への付着量は9.7%であっ
た。
その1 合成例1で得た臭素含有不飽和ポリエステル樹脂(+)
55.9部、武田薬品製軟質不飽和ポリエステル樹脂ボ
ILマールs:1zop26.o部、水酸化アルミニウ
ム7部、二酸化アンチモン3.5部、日本油脂製有機過
酸化物硬化触媒パーへキサ3M1部、スチレン66部を
ロールで十分に混練し、難燃性不飽和ポリエステル樹脂
組成物(3)を得た。
この樹脂組成物を前記予備処理紙基材に含浸し、含浸基
材5枚を積層し、両面を厚さ35/Iのポリエチレンテ
レフタレートフィルムでカバーシ、100°Cで15分
、160℃で10分加熱硬化させて厚さ1.52!Iw
の積層板(Aりを得た。
その2 合成例2で得た臭素含有不飽和ポリエステル樹脂(ロ)
527部、ポリマールF34.0部、水酸化アルミニウ
ム7部、三酸化アンチモン3.5部、スチレン1.8部
、パーへキサ3M1部を混練し、離燃性不飽和ポリエス
テル樹脂組成物03)を得た。そのlと同様にして厚さ
1.52mの積層板(Bりを得た。
その3 合成例3で得た臭素含有不飽和。ポリエステル樹脂(1
11167,4部、ポリマール6320F15.0部、
水酸化アルミニウム7部、三酸化アンチモン3.5部、
パーへキサ3M1部、スチレン61部よりその1と同様
にして無燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物(C)を得
た。そのlと同様にして厚さ1.52門の積層板(C′
)を得た。
その1ないしその3で得た鑓燃性不飽和ポリエステル樹
脂組成物の性質を表2に、積層板の物性を表3に示す。
表  2 スチレン濃度1%     31.9   29.1 
  30.6見素;′¥111%      11.7
   11.6   11.8粘度、ボイス、20℃ 
   3.4    5.5    5.7含浸時間°
秒     28   39   47・:・メラミン
処理紙基桐に樹脂が完全に含浸するまでの時間 (以F余白) 表  3 絶縁抵抗、Ω (D−2/1oo)9.77X10 1.27X10 
1.67X10”曲げ弾性率。
Kg〜、1oo−c335252216UL−94VO
VOVO 打抜加工性: 打抜温度、”C50〜8050〜80 50〜80端而
、−可  優  可 表面   優  優  可 孔        優゛     優     優試験
法: 絶縁抵抗  JIS C−6481 曲げ弾性率   同 上 打抜加工性 1部mmφ、2.54mmピッチの連続ビ
ン23個を含む金型使用 手  続  補  正  書 1. 11件の表示  昭和57年特許願第81034
 号2 発明の名称 何E燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物および積層板3
 補市をする者 IS件との関係  特許出願人 名 称  (094)鐘淵化学工業株式会社4 代理人 昭和  年  月  11  自発 6、  ili I臼こよ1)増和する発明の数 なし
7、 1llt 11:の対9王 発明の詳細な説明 補  正  の  内  容 1、明細書簡5頁5行目「を硬さ調整用」とあるを、「
と硬さ調製用」と訂正する。
2、同第16頁4行目「別に同様のフラスコに」とある
を、「環流管のかわりに全コンテンサーを接続した分留
管を取り付けたフラスコに」と訂正する。
3、同頁第16行「臭素82y」を「臭素164y」と
訂正する。
4、同第17頁4行目「675yJを「788y−」と
訂正する。
5、同第18頁11行目と122行目の間にF記を挿入
する。
[合成例4 マレイン化DCPD300y、無水マレイン酸59、3
 f7 、エチレングリコール40y、ジエチレングリ
コール67yを150〜210℃で酸価26.3になる
まで反応させ、不飽和アルキド鉦)420yを得た。C
F)421’と塩化メチレン4202の溶液を20゛℃
以下に冷却し、反応温度を18〜20℃に保ちながら臭
素170yfl−1時間で滴ドした。塩化メチレンを除
去し、ハイドロキノン80pyおよびスチレン229y
を加えてスチレン濃度28%の臭素含有不飽和ポリエス
テル樹脂(If)819yを得た。」 6、同第18Ql 2行目「合成例工ないし3」を1合
成例1ないし4」と訂正する。
7、同t4表1を次のように訂正する。
1            表  1 粘度、ボイズ20’C3,708,009,704,2
5!;!:素;′¥[111%’    21   2
2  17.5 20.8酸filli       
 21.1  26゜3 29.0 20.1・1・ 
l赳素化不飽和アルキドに対する重N%  」8 同第
20頁9行目「ポリマールF」を[ポリマール6320
 FJと訂正する。
9、同第21α1行目と2行目との間に下記を挿入する
「その4 合成例4で得た臭素含有不飽和ポリエステル樹脂(IV
) 55.9部、ポリ?−ル6320 F 26.0部
、水酸化アルミニウム7部、三酸化アンチモン3.5部
、パーへキサ3M1部、スチレン6.6部より、その1
と同様にして難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物υ)
を得た。そのlと同様にして厚さ1.52mmの積層板
(D′)を得た。」 10、同第21頁2行目「そのlないしその3」を「そ
の工ないしその4」と訂正する。
11、  第21頁表2を以下のように訂正する。
「            表  2 難燃性樹脂組成物 スチレン濃度9%   31.9  29.1  30
.6  31.9臭素含量1%    11.7  1
1.6  11.8  11.6粘度、ボイズ20°C
3,45,55゜73.6含′浸時間 “秒    2
8  39  47   30※ メラミン処理紙基材
に樹脂が完全に含浸するまでの時間 12、同第22頁表3(試験法を除く)を以下のように
訂正する。
[表  3 UL−94VOVOVOVO 打抜加−E性:

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (If(al少なくともジシクロペシタジエン(以下D
    CPDと略す)と不飽和多価カルボン酸と多価アルコー
    ルとを反応させて得られる不飽和アルキドを後ハロゲン
    化して得られるハロゲン含有不飽和アルキドと、(b)
    架橋用+tt i体とを含む難燃性不飽和ポリエステル
    樹脂組成物。 (2)組成物全体の60%以下の量の硬さ調整用樹脂を
    さらに含む特許Bt[求の範囲第1項の樹脂組成物。 (:(l  I) CP Dおよび少なくとも一部の不
    飽和多価カルボン酸がマレイン化DCFDの形で後ハロ
    ゲン化前の不飽和アルキドに導入されている特許請求の
    範囲第1項または第2項の樹脂組成物。 (4)後ハロゲン化前の不飽和アルキドが、(a)マレ
    インfヒD CP Dと、(b)飽和もしくは不飽和多
    価カルボン酸と多価アルコールとのオリゴエステルとの
    縮合反応生成物である特許請求の範囲第3項の樹脂組成
    物。 (5)マレイン化DCPDの全体の酸成分に占める割合
    が40ないし80モル%である特許請求の範囲第3項ま
    たは第4項の樹脂組成物。 (6)ハロゲンが臭素である特許請求の範囲第1項ない
    し第5項のいずれかの樹脂組成物。 (7)硬さ調整用樹脂が不飽和ポリエステル樹脂である
    特許請求の範囲第2項の樹脂組成物。 (8)不飽和ポリエステル樹脂の全体の樹脂組成物に占
    める割合が10ないし40%である特許請求の範囲第7
    項の樹脂組成物。 (91添加型難燃剤をさらに含む特許請求の範囲第1項
    ないし第8項のいずれかの樹脂組成物。 QO(a)少なくともDCPDと不飽和多価カルボン酷
    と多価アルコールとを反応させて得られる不飽和アルキ
    ドを後ハロゲン化して得られるハロゲン含有不飽和アル
    キドと、(b)架橋用単量体とを含む難燃性不飽和ポリ
    エステル樹脂を含浸した基材の複数枚を積層硬化してな
    る電気用積層板。 ′川 樹脂組成物が組成物全体の60%以下の量の硬さ
    調整用樹脂をさらに含む特許請求の範囲第10項の電気
    用積層板。 1121  r)CP I)および少なくとも一部の多
    価カルボン酸がマレイン化DCPDの形で後ハロゲン化
    前の不飽和アルキドに導入されている特許請求の範囲第
    1O項または第11項の電気用積層板。 !l:l  後ハロゲン化前の不飽和アルキドが、(a
    )マレイン化DCPDと、(b)飽和もしくは不飽和多
    価カルボン醐と多価アルコールとのオリゴエステルとの
    縮合生成物である特許請求の範囲第12項の電気用積層
    板。 ′141  マレイン化DCPDの全体のrs成分に占
    める割合が40ないし80モル%である特許請求の範囲
    第12項または第13項の電気用積層板。 、15)  ・・ロゲンが臭素である特許請求の範囲第
    1O項ないし第14項のいずれかの電気用積層板。 (口;・ 硬さ調整用樹脂が不飽和ポリエステル樹脂で
    ある特許請求の範囲第11項の電気用積層板。 Oη 不飽和ポリエステル樹脂の全体の樹脂組成物に占
    める割合がIOないし40%である特許請求の範囲第1
    6項の電気用積層板。 (18i  樹脂組成物が添加型難燃剤をさらに含む特
    許請求の範囲第1O項ないし第17項のいずれかの電気
    用積層板。 Q9+  基材の原料がセルロース繊維である特許請求
    の範囲第10項ないし第18項のいずれかの電気用積層
    板。
JP8103482A 1982-05-13 1982-05-13 難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物 Granted JPS58196222A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8103482A JPS58196222A (ja) 1982-05-13 1982-05-13 難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物
CA000427914A CA1230439A (en) 1982-05-13 1983-05-11 Halogen-containing unsaturated alkyds and flame- retardant polyesters containing the same
DE8383104756T DE3382552D1 (de) 1982-05-13 1983-05-13 Feuerhemmende, halogen enthaltende, ungesaettigte alkydharze und daraus hergestellte gegenstaende.
EP83104756A EP0094650B1 (en) 1982-05-13 1983-05-13 Flame-retardant halogen-containing unsaturated alkyds resins and articles made therefrom

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8103482A JPS58196222A (ja) 1982-05-13 1982-05-13 難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58196222A true JPS58196222A (ja) 1983-11-15
JPH0251446B2 JPH0251446B2 (ja) 1990-11-07

Family

ID=13735168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8103482A Granted JPS58196222A (ja) 1982-05-13 1982-05-13 難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58196222A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60184519A (ja) * 1984-02-29 1985-09-20 Takeda Chem Ind Ltd ハロゲン含有不飽和ポリエステルの製造法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552211A (en) * 1978-06-20 1980-01-09 Copal Co Ltd Processing system of photographic printing information

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS552211A (en) * 1978-06-20 1980-01-09 Copal Co Ltd Processing system of photographic printing information

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60184519A (ja) * 1984-02-29 1985-09-20 Takeda Chem Ind Ltd ハロゲン含有不飽和ポリエステルの製造法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0251446B2 (ja) 1990-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0336360A2 (en) Process for producing prepreg and laminated sheet
US4990397A (en) Unsaturated polyester resin compositions and electrical laminates made therefrom
US4990409A (en) Flame retardant electrical laminate
US5270104A (en) Unsaturated polyester resin composition and laminates
EP0094650B1 (en) Flame-retardant halogen-containing unsaturated alkyds resins and articles made therefrom
JPS58225112A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂電気用積層板
JPS58196222A (ja) 難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物
BRPI0511944B1 (pt) formulação de resina de impregnação de baixa viscosidade, isenta de comonômeros, e seus usos
US5238730A (en) Electrical laminate with dibasic acid-modified epoxy (meth)acrylate
JPS5930813A (ja) 難燃性不飽和ポリエステル樹脂積層板の製造法
JPH06136075A (ja) 硬化性樹脂組成物および硬化性複合材料
JPS6130904B2 (ja)
BR112013027412B1 (pt) composição de resina, composição de revestimento e seus usos
JPS61275347A (ja) 電気用積層板用不飽和ポリエステル樹脂組成物
JPS59191709A (ja) 難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物及びその成形物品
JPS59166519A (ja) 難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物
JPS606715A (ja) 不飽和ポリエステル樹脂積層板
JPH03182515A (ja) 積層板用樹脂組成物
JPS62283132A (ja) 電気用積層板の製造法
JP2000336108A (ja) 硬化性ポリフェニレンエーテル系樹脂組成物、その硬化物、その製造方法及びプリント配線基板用積層板
JPH0579257B2 (ja)
JPH0588723B2 (ja)
JPH03182514A (ja) 積層板用樹脂組成物
JPH04129738A (ja) 難燃性電気用積層板
JPH02127415A (ja) エポキシ樹脂組成物と、プリプレグ及び積層板の製法